JPH08510219A - 固溶体の形の調剤 - Google Patents

固溶体の形の調剤

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JPH08510219A JP6524942A JP52494294A JPH08510219A JP H08510219 A JPH08510219 A JP H08510219A JP 6524942 A JP6524942 A JP 6524942A JP 52494294 A JP52494294 A JP 52494294A JP H08510219 A JPH08510219 A JP H08510219A
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Abstract

(57)【要約】 a) 作用物質としての、複素環により置換されたアルコキシクマリンもしくはスルホン酸でエステル化されたヒドロキシクマリンの群からのクマリン誘導体A1〜90重量%及びb) 担体物質としての、少なくとも1つの水溶性重合体B10〜99重量%を含有している、固溶体の形の調剤。

Description

【発明の詳細な説明】 固溶体の形の調剤 本発明は、 a) 作用物質としての、複素環により置換されたアルコキシクマリンもしくは スルホン酸でエステル化されたヒドロキシクマリンの群からのクマリン誘導体A 1〜90重量%及び b) 担体物質としての、少なくとも1つの水溶性重合体B10〜99重量% を含有している、固溶体の形の新規の調剤に関する。 その上、本発明は、上記調剤の製法ならびに医薬品としての使用に関する。 作用物質が水溶性重合体中に均一に分散して存在している調剤は、数多くの形 で一般的に公知である。例えば欧州特許出願公開第240773号明細書、同第 462066号明細書、欧州特許第521310号明細書及びDrug Development and Industrial Pharmacy,6(2),137〜160頁(1980)には、ヒドロキシプロ ピルメチルセルロースないしはポリビニルピロリドンを担体物質として含有する 調剤が記載されている。 複素環により置換されたアルコキシクマリン 〔式中、RI、RII、RIII、RIVは置換基を表わし、HetはN原子、S原子及 びO原子を有する複素環式基を表わす〕 及びヒドロキシクマリンのスルホン酸エステル 〔式中、RI、RII、RIIIは置換基を表わす〕 ならびにこれら物質を作用物質として含有する医薬品調剤は、公知であり、かつ 米国特許第5073563号明細書の場合には中枢神経系の疾患、殊に神経変性 疾患及びパーキンソン症候群の治療に提案されており、かつ欧州特許第1117 46号明細書の場合には心理学障害、殊に欝病の治療に提案されている。上記作 用物質及び該作用物質の上記文献に記載された医薬品調 剤の欠点は、これら物質及び医薬品調剤が該物質及び医薬品調剤の僅かな水溶性 のために該物質及び医薬品調剤の生物有効性(Bioverfuegbarkeit)に関してな お問題を有していることである。従って結晶の形で存在するこのクマリン誘導体 は、服用後に不完全に、かつ著しく緩慢にしか吸収されることができない。 従って本発明の課題は、クマリン誘導体Aの良好な可溶性及び生物有効性なら びに迅速な吸収性を有する固溶体の形の調剤を提供することであった。 これに対して、冒頭で定義された調剤が見いだされた。 さらに、本発明は、該調剤の製法及び該調剤の医薬品としての使用ならびに該 調剤の投与形に関する。 本発明による調剤は、 a) 作用物質としての、複素環により置換されたアルコキシクマリンもしくは スルホン酸でエステル化されたヒドロキシクマリンの群からのクマリン誘導体A 1〜90重量%、有利に10〜40重量%及び b) 担体物質としての、少なくとも1つの水溶性重合体B10〜99重量%、 有利に60〜90重量% を含有している。 複素環により置換されたアルコキシクマリンA′として米国特許第50735 63号明細書に記載された化合物は考慮の対象となり、この場合、本発明の場合 には、チアジアゾール基を複素環式置換基として有し かつ上記の米国特許明細書において特許の保護が請求されている化合物は、好適 である。特に、 − 4−トリフルオロメチル−7−(2−メチル−1,3,4−チアジアゾール −5−イル)−メトキシクマリン − 3,4−ジメチル−7−(2−イソプロピル−1,3,4−チアジアゾール −5−イル)−メトキシクマリン − 3,6−ジクロロ−4−メチル−7−(2−シクロプロピルチアゾール−4 −イル)−メトキシクマリン − 3,4−ジメチル−7−(2−メチルチアゾール−4−イル)−メトキシク マリン − 3,4−ジメチル−7−(2−フェニルチアゾール−4−イル)−メトキシ クマリン − 3,4−ジメチル−7−(2−ベンジルチアゾール−4−イル)−メトキシ クマリン − 3,4−ジメチル−7−(2−イソプロピルチアゾール−4−イル)−メト キシクマリン − 3,4−ジメチル−7−(2−シクロプロピルチアゾール−4−イル)−メ トキシクマリン − 3,6−ジクロロ−4−メチル−7−(2−イソプロピルチアゾール−4− イル)−メトキシクマリン − 6−ブロモ−3−クロロ−4−メチル−7−(2−イソプロピルチアゾール −4−イル)−メトキシク マリン は、適当である。 スルホン酸でエステル化されたヒドロキシクマリンA″として欧州特許第11 1746号明細書に記載されている化合物は、考慮の対象となる。 本発明による原理は、複素環により置換されたアルコキシクマリンA′の群か らの3,4−ジメチル−7−(2−イソプロピル−1,3,4−チアジアゾール −5−イル)−メトキシクマリンA′/1 及びスルホン酸でエステル化されたヒドロキシクマリンA″の群からの7−ヒド ロキシ−3,4−ジメチルクマリンエタンスルホン酸エステルA″/1 を有する作用物質としての調剤に、殊に適当である。水溶性重合体Bとして次の 化合物が挙げられる: − アルキルセルロース、例えばメチルセルロース − ヒドロキシアルキルセルロース、例えばヒドロキシメチルセルロース、ヒド ロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース及びヒドロキシブチル セルロース − ヒドロキシアルキルアルキルセルロース、例えばヒドロキシエチルメチルセ ルロース及びヒドロキシプロピルメチルセルロース − カルボキシアルキルセルロース、例えばカルボキシメチルセルロース − カルボキシアルキルヤルロースのアルカリ金属塩、例えばナトリウムカルボ キシメチルセルロース − カルボキシアルキルセルロースエステル − N−ビニルピロリドン−酢酸ビニル共重合体 − ポリビニルピロリドン − ポリビニルアルコール − ポリアクリル酸及びその塩 − ポリメタクリル酸及びその塩 − ポリアルキレンオキシド、例えばポリエチレンオキシド及びポリ、プロピレ ンオキシドならびにエチレンオキシドとのプロピレンオキシドの共重合体 − 多糖類、例えばアルギン酸、そのアルカリ金属塩及びアンモニウム塩、カラ ジーナン、ガラクトマンナ ン、トラガント、寒天、アラビアゴム、グアーゴム(Guargummi)及びキサンタ ンゴム − キチン誘導体、例えばキトサン − ペクチン、例えばナトリウムカルボキシメチルアミルペクチン − 澱粉 ならびにこれら水溶性重合体の混合物。 重合体Bとしてメチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒ ドロキシプロピルセルロース、ポリビニルピロリドン及びN−ビニルピロリドン −酢酸ビニル共重合体、特にポリビニルピロリドン及びN−ビニルピロリドン4 0〜70重量%及び酢酸ビニル30〜60重量%からなる共重合体は、有利であ る。 水溶性とは、水100g中20℃で重合体少なくとも0.5g、有利に2gが 場合によってはコロイド状に溶解するか、もしくはゲル形成下に溶解することと 理解される。 この場合には固溶体は、作用物質が本質的に分子分散している形で重合体マト リックス中に分散している場合に存在する(J.Pharm.Sci.60,1281-1302,19 71)。 本発明による調剤を製造するために、クマリン誘導体Aを直接、重合体Bとの 物理的な混合物の形で溶融することもできるし、既に存在している重合体溶融物 と混合することもできる。 通常、クマリン誘導体Aと溶融物との混合は、自体公知の方法で押出機、有利 に一軸−もしくは二軸スクリュー押出機で50〜200℃の温度範囲内で行なわ れる。本発明による調剤へのクマリン誘導体Aを含有する重合体溶融物の成形は 、例えば、欧州特許出願公開第240906号明細書に記載された方法に従って 押出物の圧延によって行なうことができ、かつドイツ国特許出願公開第3830 355号明細書から公知である加工方法に従って押出物を回転ナイフで、硬化さ れた表面を有する同じ容量の、なお成形可能な切片に粉砕しかつ引き続き常用の タブレット成形機でタブレットに圧縮成形することによって行なうことができる 。 作用物質と溶融物との混合は、この混合に適当である他の、通常はプラスチッ クの加工が行なわれる装置、例えば圧延機及び射出成形金型で行なうこともでき る。 本発明による調剤を製造するためにクマリン誘導体Aは、揮発性溶剤中に溶解 された形で重合体溶融物と混合することもできる。さらにクマリン誘導体Aと重 合体Bとの混合、物は、揮発性溶剤中への一緒の溶解及び引き続いての溶剤の蒸 発によって得ることもできる。冷却された残留物は、成形下での溶融物に相応し て常用の装置で固体の投与形に後加工される。 場合によっては成形前に、AとBの混合物を溶融物の形ならびに溶液の形で、 例えば微細に分散された多孔質の担体材料、例えばシリカゲル上に施与すること ならびに、例えばシクロデキストリン及びその誘導体を含有する最終化合物を形 成することは、有利である。 その上、本発明による調剤は、常用の医薬品助剤、例えば充填剤、滑剤、離型 剤、流れ調整剤、可塑剤、着色剤及び安定剤を約60重量%までの量で含有して いてもよい。上記及び後記の量は、それぞれ調剤の全体重量(=100%)に対 するものである。 充填剤として、例えばマグネシウム、アルミニウム、珪素及びチタンの酸化物 ならびにラクトース、マンニトール、ソルビトール、キシリトール、ペンタエリ トリトール及びその誘導体が挙げられ、この場合、充填剤の量は、約0.02〜 50重量%、有利に0.2〜20重量%である。 流れ調整剤として、例えば、長鎖脂肪酸、例えばC12−、C14−、C16−及び C18−脂肪酸のモノグリセリド、ジグリセリド及びトリグリセリド、蝋、例えば カルナバ蝋ならびにレシチンが挙げられ、この場合、量は、約0.1〜30重量 %、有利に0.1〜5重量%である。 可塑剤として、例えば、低分子量ポリ酸化アルキレン、例えばポリエチレング リコール、ポリプロピレン グリコール及びボリエチレンプロピレングリコールとともにさらに多価アルコー ル、例えばプロピレングリコール、グリセリン、ペンタエリトリトール及びソル ビトールならびにナトリウムジエチルスルホスクシネート、グリセリンのモノア セテート、ジアセテート及びトリアセテート、ポリエチレングリコールステアリ ン酸エステルが挙げられる。この場合、可塑剤の量は、約0.5〜15重量%、 有利に0.5〜5重量%である。 滑剤として、例えば、アルミニウムもしくはカルシウムのステアレートならび にタルク及びシリコーンが挙げられ、この場合、滑剤の量は、約0.1〜5重量 %、有利に0.1〜3重量%である。 安定剤として、例えば光安定剤、酸化防止剤、ラジカル捕捉剤微生物の攻撃に 抗する安定剤が挙げられ、この場合、安定剤の量は、約0.01〜0.05重量 %である。 助剤をクマリン誘導体Aと重合体Bからなる溶融物もしくは溶液中に混合する ことは、可能である。さらに助剤は、クマリン誘導体Aとともに重合体溶融物又 は重合体Bの溶液中に混入することができる。その上、助剤、クマリン誘導体A 及び重合体Bからなる混合物は、直接溶融することもできるし、一緒に溶剤中に 溶解することもできる。一般的には、助剤、クマリン誘導体A及び重合体Bから なる物理的混合物を一緒に溶 融するのが通常である。 本発明による調剤は、医薬品として使用され、かつ散剤、顆粒剤、タブレット 、ペレット、坐薬の形でか又はカプセル中で使用される。 経口投与に対しては調剤を公知方法で、外観を改善するために、例えば二酸化 チタンからの着色被覆及び着色顔料からの着色被覆で被覆することが推奨される 。味覚の改善には、例えばグルコース、ショ糖、キシリトール及びマンニトール の被覆が適当である。 固溶体の形の新規の調剤は、公知技術水準と異なり、クマリン誘導体Aがより 良好に遊離され、このことによってクマリン誘導体Aの生物有効性及び吸収性が 著しく上昇するという利点を有している。重合担体材料B中での非晶質クマリン 誘導体Aのほぼ均一な分布によって、結晶質クマリン誘導体Aについての可溶性 の改善が達成される。 例 1〜9 本発明による調剤の製造に作用物質 A′/1 3,4−ジメチル−7−(2−イソプロピル−1,3,4−チアジ アゾール−5−イル)−メトキシクマリン及び A″/1 7−ヒドロキシ−3,4−ジメチルークマリン−エタンスルホン酸 エステル を使用した。上記作用物質の合成は、米国特許第5073563号明細書及び欧 州特許第111746号明 細書に記載された方法に従って行なった。 次の市販の重合体Bを使用した: (毛管法ASTM D 2365−72によって測定された相対粘度(Europaei sches Arzneibuch,第III巻,37頁)) B/1 N−ビニルピロリドン(NVP)60重量%と酢酸ビニル40重量% からの共重合体;V=1.18〜1.31cps(水中の1%の溶液、25℃) B/2 ポリビニルピロリドン;V=1.430〜1.585cps(水中の 5%の溶液、25℃)(BA B/3 ポリビニルピロリドン;V=1.201〜1.276cps(水中の 1%の溶液、25℃)(BA (V=粘度) 助剤Cとして次の物質を使用した: C/1 ポリ酸化エチレン、Mw=6000(BASF C/2 ポリ酸化エチレン、Mw=1500(BASF C/3 ラクトース−水和物、微粉末;DAB,Ph Eur,BP,USPによる(Meggle 社) (Mw=平均分子量、重量平均) 例1〜6及び9に記載された量のクマリン誘導体A、 重合体B及び部分的に助剤Cを混合し、引き続き、二軸スクリュー押出機に入れ 、かつ60〜130℃の5つの温度帯域を経て押し出した。出てくる重合体スト ランドを圧延機中で、ロール外被(Walzenmaenteln)において、相互に向き合っ た内側に向かつてアーチ状になっている凹所に導入し、かつ1000mgのタブ レットに型押成形した。明黄色の透明なタブレットが得られた。 例1〜6の場合には作用物質の遊離を撹拌翼方法(Ruehrfluegelmethode)(U SP XXI,US-Arzneibuchによるpaddle-Methode)を用いて測定した。この生体外 試験方法は、作用物質を含有する成形体(例えばタブレット)の溶解率の測定に 使用される。 この試験のために、0.1Nの塩酸900mlをナトリウムラウリルスルフェ ート0.05モル/lとともに丸底の1lの容器中で37℃に温度調節した。試 験の進行中、試験すべき1000mgのタブレットは、容器の丸底の中央に、1 00rpmの回転数で動く撹拌翼の下に存在していた。各1時間の試験時間後に 遊離した作用物質の量を紫外分光学的に測定した。 例7〜9の場合には、生体内試験方法を用いて絶対生物有効性Fを、測定した 。 医薬品の生物有効性(生物学的有効性(biologische Verfuegbarkeit);F) とは、治療的作用を有する成分が医薬品成形体から遊離し、吸収されかつ最終的 に作用箇所で有効になる速度及び程度のことである。静脈内投与の場合には生物 有効性は、100%である。 絶対生物有効性Fは、次の方程式で決定される: AUC=area under the curve;濃度一時間曲線(血漿含量曲線(Plasmaspiegelku rve)の下の面積 AUCx=任意の投与の場合の曲線の下の面積 AUCi.v.=静脈内投与の場合の曲線の下の面積 生体内試験方法の場合には各1回につき、犬(ビーグル種)1頭あたり、作用 物質300mgを含有するタブレット1錠を投与した。24時間にわたって血液 試料を定義された時間間隔(Zeitraster)で採取し、血液中の作用物質の濃度を 測定した。 上記試験の詳細ならびにその結果は、表1に記載されている。 例 10 さらなる例の場合には、本発明による組成物のA″/lの生物有効性を測定し た。このために、犬(ビーグル)からの押出物組成物(固溶体、作用物質は非晶 質状態で存在している)の薬物キネティクス(Pharmakokinetik)を試験した。 達成された血漿含量は、表2に示されている。比較のために、顆粒剤を用いて得 られた値(作用物質は、磨砕されているがしかし結晶状態で存在している)も測 定した。 押出物組成(タブレット、約1g): A″/1 18.87重量% ビニルピロリドン−酢酸ビニル共重合体(60:40) ラクトース 40.00重量% 顆粒剤組成(カプセル、大きさ 0): A″/1 77.55重量% ラクトース 11.64重量% 微晶質セルロース 7.75重量% ポリビニルピロリドン、K値30 2.58重量% ステアリン酸マグネシウム 0.48重量% 結果は、表2に示されている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ローゼンベルク,イエルク ドイツ連邦共和国 D―67158 エラーシ ュタット ブルッフシュトラーセ 29 (72)発明者 ビンダー,ルドルフ ドイツ連邦共和国 D―67551 ヴォルム ス オストプロイセンシュトラーセ 18 (72)発明者 ザンナー,アクセル ドイツ連邦共和国 D―67227 フランケ ンタール ロルシャー リング 2ツェー

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.a) 作用物質としての、複素環により置換されたアルコキシクマリンもし くはスルホン酸でエステル化されたヒドロキシクマリンの群からのクマリン誘導 体A1〜90重量%及び b) 担体物質としての、少なくとも1つの水溶性重合体B10〜99重量% を含有している、 固溶体の形の調剤。 2.a) クマリン誘導体A10〜40重量%及び b) 水溶性重合体B60〜90重量% を含有している、請求項1記載の調剤。 3.クマリン誘導体Aとして3,4−ジメチル−7−(2−イソプロピル−1, 3,4−チアジアゾール−5−イル)−メトキシクマリン又は7−ヒドロキシ− 3,4−ジメチルクマリンエタンスルホン酸エステルを含有している、請求項1 又は2記載の調剤。 4.重合体Bとしてポリビニルピロリドン及び/又はN−ビニルピロリドン−酢 酸ビニル共重合体を含有している、請求項1から3までのいずれか1項に記載の 調剤。 5.請求項1から4までのいずれか1項に記載の調剤を製造する方法において、 クマリン誘導体Aを 重合体Bの溶融物もしくは溶液と混合し、かつ溶融物又は、溶剤の除去後に残っ た残留物を成形下で粒子に後加工することを特徴とする、調剤の製法。 6.医薬品としての、請求項1から4までのいずれか1項に記載の調剤の使用。 7.請求項1から4までのいずれか1項に記載の調剤を含有している散剤、顆粒 剤、タブレット、ペレット、坐薬及び注射溶液。
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