JPH08509337A - マルチメディア・ビデオプロダクション・システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 マルチメディア・ビデオプロダクション制御システムは対応するカメラ（20）とパン・チルト台（25）をインタフェースで接続するアダプタ装置（29）を持ち、更にケーブル補償と増幅回路（48）を持つカメラ・インタフェース・モジュール（50）に接続され、そこから順次、映像スイッチャ（34）に接続されている。各カメラ・インタフェース装置（48）はコンピュータ・インタフェース装置（111）に信号を送り、コンピュータがカメラ・インターフェース・モジュール（50）と通信できるようにする。コンピュータ・インタフェース・モジュールは対応するカメラ（20）の関連の時間軸補正器とフレーム記録器を持ち、そして操作者がマルチメディア環境中のコンピュータ・モニタ（118）の別々のウィンドウの中に各映像を表示しながら、種々のカメラ（20）とそれに対応するパン・チルト台（25）を制御できるように、コンピュータ（112）から操作者が制御できる。

Description

【発明の詳細な説明】 マルチメディア・ビデオプロダクション・システム発明の分野 この発明は、一般的に、ビデオカメラやその関連機器をまとめて使うシステム に関し、特に、各種製造会社より供給される違った設計のカメラやカムコーダか らのビデオ（映像）やオーディオ（音声）信号が、マルチメディア設備の中の汎 用パーソナル・コンピュータにより編集し纏めることができるシステムに関する 。発明の背景 業務用（放送用）品質のビデオ制作用機器には有用なものが多いが、平均的消 費者の経済的予算の枠を越えている。同時に、一般用のコンピュータ技術が非常 に進み、極めて複雑な映像効果や画像処理をすることができる機器のコストが下 がり、平均的消費者でも自分達自身のビデオプログラムを制作できるようになり つつある。それらの機器のコストはもはや障壁ではなくなるに至ったが、未だあ らゆる種類の機器をまとめて使いこなすには多くの技術的挑戦が必要である。 消費者が有用な機能を確実に適切に使いこなすためには、これらの機器の接続 や操作が非常に簡単にできなく てはならず、しかも、それは何の技術訓練や経験を持たない人でも満足な結果が 得られるものでなくてはならない。特に、１つ以上の映像ソースが必要なときに は、必ずそのソースのタイミングを調整して、夫々の電気信号を同期させる必要 がある。これらの必要な調整機能は、民生用の機器に用意されているわけではな く、この種の機器は、一般に、ビデオカメラと、カメラに付属するか又は外部の ＶＣＲとから構成する独自のシステムで使うことを目的としている。現在、マル チメディア・ベースのビデオ制作システムでカメラ、あるいはカムコーダからの 多数の”生の”信号を扱うことができる機器は存在しない。そこで、業務用タイ プの性能でしか利用できなかった、より複雑なシステムの一部として、これら民 生用のカメラやカムコーダを使って必要な設備を提供するシステムが要求されて いる。発明の要約 この発明は、ビデオ（映像）スイッチャ、オーディオ（音声）ミキサ、映像表 示手段、電動式のパン・チルト・カメラ台を含む、各種製造会社から供給された 機器を組み合わせて、マルチメディア・プロダクション制御システムを提供する ものであり、更に、リモート制御された パン・チルト台、ビデオカメラ、リモート制御されたカメラ、ＶＣＲを内蔵した カメラも含む。ユーザがまとめるのに必要な機器として、この発明は、カメラを システム中で使えるようにインタフェースで接続する為のアダプタ装置を追加し ている。又、ケーブルは各アダプタ装置と別々に分かれたカメラ・インタフェー ス・モジュール（構成部分）とつながり、このカメラ・インタフェース・モジュ ールはケーブル補償と増幅回路を持ち、そして映像スイッチャ、音声ミキサ、表 示装置に信号を送るようになっている。 この発明において、好ましくは、表示装置はプログラムされたパーソナル・コ ンピュータのモニタによって表示され、コンピュータ・インタフェース・モジュ ールはカメラ・インタフェース・モジュールとコンピュータの間を接続し、この 結合が複数のカメラから送られた映像をコンピュータ・モニタ上の別々のウィン ドウに表示できるようになっていて、カメラとパン・チルト台を制御できるよう にコンピュータから制御信号が送られる。コンピュータ・インタフェース・モジ ュールはカメラ・インタフェース・モジュールの中でケーブル補償され、利得調 整された映像信号を受ける。そして、その交替に、時間軸補正とフレーム記録さ れ映像が標準インタフェー スを通してコンピュータに転送される。コンピュータ・インタフェース・モジュ ールは、標準インタフェースを通してコンピュータより制御信号を受ける回路を 持っていて、映像を表示する同じスクリーン上の制御に関連したアイコンを通し て操作者が、各カメラとパン・チルト台を選択して好きなように制御できるよう になっている。 別実施形態としては、コンピュータを使わないで、別々のビデオモニタをカメ ラ・インタフェース・モジュールに接続する。これらカメラとパン・チルト台の 制御はカメラ・インタフェース・モジュールが設置されているコンソールにより 行われる。どのような方法にしても、カメラやパン・チルト台の制御は、各製造 会社より供給される無線リモート制御装置を使って行う。そのような場合、この 発明はコンソールに近い場所に無線のリモート制御受信機を持ち、各カメラやパ ン・チルト台を制御する指令を受け、これらの無線指令を電気的信号に換えてケ ーブルとアダプタ装置を通して、またそこで、電気信号を無線信号に戻し、各カ メラとパン・チルト台のリモート制御受信機が受け取れるようにする。図面の簡単な説明 図１は２台のカメラ・システムを使ったこの発明の好 適実施形態の全体接続図、 図２は２台のカメラ制御インタフェースの概略接続図、 図３は別実施形態の発明である、２台のカメラ・システムにより、完全なマル チメディア・ビデオ制作システムとして、コンピュータを使った全体ブロック図 、 図４はコンピュータ・インタフェース・モジュールの内部回路の概略接続図、 図５はマルチメディア・ビデオ制作による２台のカメラシステムの典型的スク リーン表示を示す図、 図６は４台のカメラのマルチメディア・システムを使ったビデオ技術者と監督 のスクリーン表示を示す図である。好適実施形態の詳細な説明 図１は、ＰＣマルチメディア機器を使わない場合のこの発明の好適実施形態を 示す。このシステムは、１つの専用インタフェースに２台のカメラが働くように なっている。これらのカメラは、同じ製造会社による同じモデルである必要はな いが、夫々共通の機能を持っている。例えば、カメラ２０はプログラム信号とし て選ばれたカメラからの信号を表示して発光するタリーランプ（ｔａｌｌｙ−ｌ ａｍｐ）２１とリモート制御ズームレ ンズ２２とを備える。更に、カメラは電動式のパン・チルト・カメラ台（ｐａｎ ／ｔｉｌｔ ｃａｍｅｒａ ｍｏｕｎｔ）２５をオプションで備え付けることが でき、以下に述べる設備によりリモート制御され、方向と傾斜角を調整できる。 システムの機能として必要としているものではないが、大抵のカメラはビデオ・ テープレコーダ（ＶＴＲ）を内蔵していて、操作している間に、そのカメラの映 像出力を記録できる。音声と映像出力信号は専用アダプタ２９よりマルチ・コン ダクタ・ケーブル４２を通って、専用インタフェース５０に向って送られる。又 、このケーブルはインタフェースからカメラにリモート制御信号（レンズ制御、 ＶＴＲ制御など）を送る。もしあれば、パン・チルト台の制御信号も送る。更に 、ケーブルは機器の全てに必要な電力を供給し、必要ならば、専用アダプターに て種々の機器に必要な電圧変換も行う。カメラ・アダプタの中には、インターカ ムの配線２７が用意されていて、プログラム監督が制作の間、何人かのカメラ・ オペレータを指導することができる。両方のカメラは同じような設備を持ち、２ つの専用インタフェースは１つの装置４８中に配置されていて、その中に必要な 回路、電源供給回路を持ち、そして、システムの他の機器とカメラを接続できる ようになっている。 専用インタフェース装置４８の内部ブロック図の詳細な説明を、図２に示す。 前述した種々の接続を通してインタフェースに入・出する全ての信号は、専用イ ンタフェースの後部パネル４９に配置されたコネクタを通してつながっている。 この専用インタフェースは外部カメラ制御４４からケーブル４５とコネクタ５４ を通して信号を受けることができ、そして外部のパン・チルト台制御４６からケ ーブル４７とコネクタ５８を通して信号を受けることができる。更に、プロダク ション・スイッチャ３４からの”タリーランプ”信号がコネクタ６０を通して、 各インターフェースに入る。カメラ映像はコネクタ５６より出力され、ケーブル １０２を通してビデオ・モニタ３２と映像スイッチャに送られる。映像スイッチ ャからのタリーランプ出力信号は、ケーブル１０４とコネクタ６０を通して専用 インタフェースに返される。音声信号はコネクタ６２より出力され、ケーブル１ ０６を通して音声ミキサ３６に送られる。これらの音声と映像信号は、ケーブル ４０と４１を通してマスター記録ＶＣＲ３８に送られて、そのＶＣＲはプログラ ム信号を記録する。２台のカメラのインターカムの配線は、外部通信設備に接続 するための専用インタフェース・コネクタ６３で働くようになっている。 カメラ制御４４とパン・チルト台制御４６は、”無線”制御機能を有するもの が一般的であり、それらは手持ち型の赤外線送信機と、カメラ及びパン・チルト 台の赤外線受信機とから構成されている。これらの制御器にインタフェースで接 続するには、赤外線送信機中の回路に直接配線して接続することもできるが、赤 外線送信機から発生するパルスを受け取れるよう直接に手持ち送信機に取り付け た外部赤外線検出器を使って行うこともできる。リモート制御信号は入力コネク タ５４と５８を通り、そして専用インタフェース５０を通って、更にマルチ・コ ンダクタ・ケーブル４２を通して専用アダプタ２９に送られる。長距離の場合は 、専用アダプタ内に増幅器を備えることもできる。ここで制御信号は、各機器を 制御できるように、各機器の赤外線受信機に直接取り付けた赤外線送信機のＬＥ Ｄに送られる。また別な形として、工業規格のＲＳ−２３２かＲＳ４２２インタ フェースのような直列データ入力を通してリモート制御信号を受け付けるように してある機器も制御でき、専用アダプタに付属しているいくつかの赤外線送信機 のＬＥＤは、カメラやパン・チルト台に直接接続できるように適切なケーブルと コネクタで取り替えられるようになっている。 図２は、専用インタフェース装置５０の内部ブロック 図を表す。カメラ音声やインターカムなどの一部の信号は、マルチ・コンダクタ ・ケーブル・コネクタ５２から直接に個別の出力コネクタ６２と６３に夫々送ら れる。カメラ映像信号出力はケーブル補償回路７２に接続され、長いケーブルの 使用による高周波信号の損失を補正するように調整される。前面パネル５１に配 置されている粗と微の調整制御装置７６は、適切なケーブル長の切り替えスイッ チと、より正確な調整をする微調整制御により可能となる。好適な実施形態とし て、実際の回路は二重平衡変調／復調器ＭＣ１４９６のような商業的に実用な高 域オペアンプやトランジスタにより構成する。粗調整として、その選択スイッチ ７６でコンデンサ／抵抗／トランジスタ・ネットワークを切り替えて入力映像信 号の周波数特性を調整する。微調整制御として、二重平衡変調／復調器がＤＣ電 圧の制御により周波数特性（高周波数レスポンス）を調整する。増幅器（アンプ ）７４は、直線特性のトランジスタ出力バッファで構成されている。内部電源供 給ユニット９２は、両方の専用インタフェースに配線９４を通してＤＣ電源（力 ）を供給する。両インタフェースからのインターカム配線９９は、後部パネル４ ９のコネクタ６３に接続されている。映像スイッチャによって選択されたカメラ を示す”タリー入力”ラン プ９０は前面パネル５１に配置されていて、入力コネクタ６０より供給される信 号により点灯する。カメラ制御とパン・チルト台の制御信号は、各外部制御器よ り、それに対応するコネクタ５４と５８を通して送られる。 カメラ制御、パン・チルト台制御、そしてタリー入力などの信号は、コネクタ ６４を通して外部コンピュータから供給することもできる。この操作を、図３〜 ６の説明により、一層詳しく述べる。 コンピュータ・インタフェースの機能が満たされれば、このシステムのパフォ ーマンスは飛躍的に良くなる。図３は、コンピュータ・ベースのマルチメディア ・ビデオ制作システムを構成する種々の構成部分を示す。このシステムは、カメ ラから専用インタフェースまでは前述した基本システムを構成する機器と共通す る。しかし、映像表示、映像スイッチング、そして音声ミキシングの機能はＰＣ ・コンピュータ機器により改善された機能によって入れ替えられる。機器のシャ ーシ１１０は、マルチメディア・ビデオ制作システムを構成する種々のプリント 回路基盤を入れる筐体として用意されている。このシャーシは、専用インタフェ ース・ユニット４８からの信号をまとめてＰＣ・ベース信号処理機器に送ること ができ、制御ソフトウェアによりコンピュータ１１２を実行 することができる。別実施形態として、シャーシ１１０は、コンピュータの中に 必要なプリント回路基板を収納するスペースが十分あれば、その中に内蔵するこ ともできる。 好適なコンピュータ制御形態としては、インタフェース・ケーブル１２０はコ ンピューター１１２をコネクタ７７によりコンピュータ・インタフェース１１１ に接続する。コンピュータ・インタフェースの内部回路の詳細は、図４で詳細に 対比して説明する。そして、実際にはそれらの内部回路は、映像スイッチャ３４ と音声ミキサ３６の機能を重複して備える。これまで同様、音声と映像信号は、 マスター記録ＶＣＲ３８にケーブル４０と４１によって夫々送られる。しかし、 別々に分かれたいくつかのビデオ・モニタではなくて、コンピュータ・モニタ１ １８の”ウィンドウ”上に種々の映像信号が表示され、そして、音声ミキサと映 像スイッチャを別々に制御するのではなく、コンピュータ・モニタのスクリーン 上の”ウィンドウ”に制御機能を図示して、キーボード１１４か”マウス”１１ ６を通して入るデータで調整される。カメラ制御とパン・チルト台制御の夫々４ ４と４６は、コンピュータ・モニタのスクリーン上の”ウィンドウ”上に表示さ れ、その機能が重複するので、これらの別々 の制御器をなくすことができる。コンピュータ・モニタのスクリーン上の夫々の 機能は、図５と対比して説明されている。図３は、２台のカメラ操作の構成の全 体のシステムを表しているが、２台目のコンピュータ・インタフェース・モジュ ール（図示せず）とその関連の専用インタフェース装置を追加すれば、更に２台 のカメラを適応させ、拡張できる。 コンピュータ・インタフェース・ユニットの内部回路を、図４に示す。２台カ メラ用の専用インタフェースからの夫々の映像信号は、マルチコンタクト・コネ クタ７８を通して、複合の時間軸補正器（ｃｏｍｂｉｎａｔｉｏｎｔｉｍｅ ｂ ａｓｅ ｃｏｒｒｅｃｔｏｒ：ＴＢＣ）とフレーム記録器８０に接続されている 。ＴＢＣ／フレーム記録器の目的は、夫々の映像信号をカメラに同期させて、映 像スイッチャで切り替えたり、ミックスしたりできることである。これはまた、 カメラＶＣＲ（カムコーダ）の再生信号を安定させて同様の目的に使えて、これ らの信号はマルチメディア・ビデオ制作システムのポスト・プロダクションに使 える。全体の映像同期は、映像ブラックバースト発生機により合わせられ、各イ ンターフェース１１１の両方のＴＢＣ／フレーム記録器に接続され、更にコンピ ュータ制御された映像スイッチャ８２ がコンピュータ・インタフェース・フレーム１１０に備えられている。各ソース からの音声信号は、コネクタ７８を通して音声ミキサ８４に送られる。処理され た音声と映像出力信号は、マルチコンタクト・コネクタ７９に供給され、ケーブ ル４０と４１を通してマスター記録ＶＣＲ３８に接続される。２台のカメラソー スのタリー出力信号８９（典型的にはデジタル”Ｈｉｇｈ”信号か”Ｌｏｗ”信 号）は、コンピュータ制御によりコネクタ７８を通して供給される。いくつかの 実際に販売されている映像スイッチャにおいては、タリー信号は映像スイッチャ 自身によって作られる。同様にインタフェースは、パン・チルト台制御８６とカ メラ制御８８に必要な直列データ信号を作る。ポスト・プロダクションを製作す る場合には、ＶＣＲの再生はその関連のカメラリモート制御器を通して制御され る。カメラとパン・チルト台を制御する信号は、専用インタフェース・コネクタ ６４を通してケーブル１０８により供給される。音声、映像、そしてタリー信号 は専用インタフェースに用意されている個別の適切なコネクターに分けて別々に 送られる。インタフェースの各回路は、マルチコンタクト・コネクタ７７により 外部コンピュータ１１２が制御する。特別なソフトウェアが設計されていて、夫 々の関連インタフェースと各回路 を制御するのに必要な機能を備えている。 図５は、コンピュータ・モニタのスクリーン表示の組み合わせの多くの可能性 を表わす。いずれの場合においても、マイクロソフト社の”ウィンドウ”のよう な工業規格ＧＵＩ（ｇｒａｐｈｉｃａｌ−ｕｓｅｒ−ｉｎｔｅｒｆａｃｅ）によ って創られた専用ソフトウェアにより制御され、夫々の示された部分が”ウィン ドウ”として表示される。又、多くのそれに代わるソフトウェアのインタフェー スも実用化され市販されている。図番１２１の領域は、一般的にカメラ１（又は 、ポスト・プロダクション用のカムコーダ１）からの映像信号を表示するウィン ドウを表わす。図番１２４の領域は、カメラ２（又は、カムコーダ２）に関連し た映像を表示する。これら２つのソースの夫々に対するカメラとパン・チルト台 の制御操作は、夫々ウィンドウ１２２と１２６で行う。音声ミキサと映像スイッ チャの機能は、ウィンドウの１３０の領域に表示された制御により操作できる。 そして、映像スイッチャの出力は１２８に示す領域のウィンドウに”プログラム 映像”として表示される。 ４台のカメラシステムを実現するには、２台目のオプションのコンピュータと 共に、２台目のコンピュータ・インタフェース・モジュールを必要とする。電気 的ハー ド機能の拡張については明瞭であるので、図６に関して機能的な相違点について のみ説明する。別々の技術者と監督用のコンピュター表示スクリーンも可能であ るが、１台のコンピュータで２つのスクリーンを操作することも可能である。” ビデオ技術者”用に用意された表示スクリーンは、伝統的に１４６の領域にカメ ラ制御装置を配する。そして、”監督”用に用意される表示スクリーンは、同じ 領域に音声・映像のスイッチャ制御装置を表わす。けれども、これらの機能は１ 人の熟練した操作者により２つの表示スクリーンを切り替えることによって可能 であるし、ウィンドウの大きさを調整してカメラとスイッチャの制御を同時に表 示できるようにすることも可能である。更に、４つのカメラでの制作までもテー プの記録をしながら、１人の熟練したオペレータで全体を制御することもできる 。そして、いくつかのカムコーダの再生を制御するシステムでポスト・プロダク ションの編集操作を行える。 図６の２つの別々のコンピューターで技術者と監督用に分ける場合、４つのカ メラの出力は、図番１３２，１３４，１３６，１３８で示されるウィンドウに表 示される。映像スイッチャからの”プリビュー・ビデオ（映像）”はウィンドウ １４０に表示され、”プログラム・ ビデオ（映像）”はウィンドウ１４２に表示される。追加の機能として、ウィン ドウ１４２は操作時のシステムのセットアップ用に、そして監視用に必要な映像 信号を表示することにも使える。この機能は、一般に”ウェーブフォーム・モニ タ”（ＷＦＭｓ）のような特殊な機器を使って行われる。種々のカメラとパン・ チルト台の制御が、”技術者”用コンピュータの図番１４６としてウィンドウ領 域に備えられていて、音声ミキサと映像スイッチャの制御が”監督”用コンピュ ータの同じウィンドウ領域に備えられる。

【手続補正書】特許法第１８４条の７第１項 【提出日】１９９４年１０月３１日 【補正内容】 １． 映像スイッチャ、音声ミキサ、映像表示手段、電動式パン・チルトカメラ 台を備え、リモート制御装置、ビデオカメラを備え、リモート制御カメラ及びビ デオ・テープ・ユニットを含むカメラを備える、各種設計装置との接続用に使用 されるビデオプロダクション制御システムであって、 この制御システムは、 据え付け用フレームと、 このフレームに配置された電源供給装置と、 各アダプタ装置が関連するカメラに電気的、機械的インターフェースを操作 するように、異なる製造会社から供給された異なるモデルとカメラを備える、こ のシステムに使用される各カメラに付加されるアダプタ・ユニットと、 各アダプタ・ユニットに関連するケーブルと、 前記フレームに配置された複数のカメラ・インタフ ェース・モジュールとを備えていて、 各モジュールは電源供給装置、映像スイッチャ、音声ミキサ、アダプタ装置 に、ケーブルを介して接続されていると共に、 各モジュールは前記ケーブルとアダプタ装置を通して前記カメラとパン・チ ルト台に電力と制御信号を送り、 前記アダプタ装置とケーブルを通して前記カメラから変調されていない映像 信号を受け取って、操作者の制御にしたがい周波数補正と前記変調されていない 信号の利得を調整し、調整された映像スイッチャと映像信号を表示手段に送るよ うになっている、 ビデオプロダクション制御システム。 ２． 請求項１に記載のビデオプロダクション制御システムであって、 各カメラ・インタフェース・モジュールがリモート制御受信機を備え、カメ ラまたはパン・チルト台に関する無線リモート制御信号を受信して、この無線信 号を電気的信号に変換し、この電気的信号をケーブルとアダプタ装置を通して関 連のカメラまたはパン・チルト台に送るようになっている。 ３． 請求項２に記載のビデオプロダクション制御シス テムであって、 電気的信号を関連のカメラまたはパン・チルト台にインタフェースで接続す る前記手段が無線リモート制御送信機を備え、この送信機が前記電気的信号から 無線リモート制御信号を発生させて、その関連のカメラまたはパン・チルト台に 受けるようになっている。 ４． 請求項１に記載のビデオプロダクション制御システムであって、 更に、パーソナル・コンピュータとコンピュータ・モニタへの使用に適した コンピュータ・インターフェース・モジュールを備えていて、このコンピュータ ・インタフェースはカメラ・インタフェース・モジュールとパーソナル・コンピ ュータ間を接続し、このコンピュータ・インターフェースはその関連のカメラ・ インターフェース・モジュールとアダプタ装置を通して前記コンピュータから各 カメラとパン・チルト台を制御する信号を受けるようになっていて、映像信号と 、カメラ・インターフェース・モジュール、映像スイッチャ、音声ミキサのから の状態表示とを前記コンピュータに送り、これをコンピュータ・モニタに表示す るようになっている。 ５． 請求項４に記載のビデオプロダクション制御シス テムであって、 コンピュータ・インターフェース・モジュールは、同期信号発生機、時間軸 補正、フレーム記録回路を備えていて、各カメラ・インタフェース・モジュール から受けた映像信号を同期させて、同期した映像信号を映像スイッチャに送るよ うになっている。 ６． 請求項５に記載のビデオプロダクション制御システムであって、 パーソナル・コンピュータは、モニタ・スクリーン領域の映像を表示できる ウィンドウソフトウェアを有する。 ７． 請求項６に記載のビデオプロダクション制御システムであって、 ソフトウェアは、更に、操作者がモニタのスクリーン上に、システムの制御 に関連したアイコンを処理できるようにするインタフェースを有する。 ８． 請求項１に記載のビデオプロダクション制御システムであって、 各インタフェース・モジュールは、更に、映像スイッチャから別々に分かれ たタリー入力信号を接続するタリー・ランプを備え、更に、各モジュールはアダ プタ装置を通してカメラにタリー出力信号を供給して、 操作者により選択されたカメラのインタフェース・モジュールにタリー出力信号 が挿入されて、前記カメラのタリーランプが表示されるようになっている。 ９． 異なる製造会社から供給された機器を接続して使うに適しており、ビデオ カメラとモニタ付きのプログラムされたコンピュータを含むパーソナル・コンピ ュータベースのビデオプロダクション制御システムであって、 この制御システムは、 各アダプタ装置が関連するカメラに電気的、機械的インターフェースを操作 するように、異なる製造会社から供給された異なるモデルとカメラを備える、こ のシステムに使用される各カメラにインタフェースで接続されたアダプタ装置と 、 各アダプタ装置を、ケーブル補償と増幅回路を有する別々のカメラ・インタ フェース・モジュールに接続するケーブルと、 各カメラ・インタフェース・モジュールとプログラムされたコンピュータ間 を接続するコンピュータ・インタフェース・モジュールとを備えていて、 前記カメラから生じた映像をコンピュータ・モニタの異なるウィンドウに表 示して、コンピュータより入 力された制御信号によって、カメラの夫々の機能を制御するようになっている、 ビデオプロダクション制御システム。 １０．請求項９に記載のマルチメディア・ビデオプロダクション制御システムで あって、 各コンピュータ・インタフェース・モジュールは、更に、時間軸補正とフレ ーム記録回路とを備えていて、全てのインターフェース・モジュールに共通な映 像スイッチャに送り、このスイッチャにより生じた出力映像をモニタの別々に分 かれたウィンドウに表示できるようにコンピュータに送る。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １． 映像スイッチャ、音声ミキサ、映像表示手段、電動式パン・チルトカメラ 台を備え、リモート制御装置、ビデオカメラを備え、リモート制御カメラ及びビ デオ・テープ・ユニットを含むカメラを備える、各種設計装置との接続用に使用 されるマルチメディア・ビデオプロダクション制御システムであって、 この制御システムは、 据え付け用フレームと、 このフレームに配置された電源供給装置と、 このシステムに使用される各カメラに付加されるアダプタ・ユニットと、 各アダプタ・ユニットに関連するケーブルと、 前記フレームに配置された複数のカメラ・インタフェース・モジュールとを 備えていて、 各モジュールは電源供給装置、映像スイッチャ、音声ミキサ、アダプタ装置 に、ケーブルを介して接続されていると共に、 各モジュールは前記ケーブルとアダプター装置を通して前記カメラとパン・ チルト台に電力と制御信号を送り、 前記アダプタ装置とケーブルを通して前記カメラか ら映像信号を受け取って、操作者の制御にしたがいケーブル補償と利得を調整し 、調整された映像スイッチャと映像信号を表示手段に送るようになっている マルチメディア・ビデオプロダクション制御システム。 ２． 請求項１に記載のマルチメディア・ビデオプロダクション制御システムで あって、 各カメラ・インタフェース・モジュールが、少なくとも１のリモート制御受 信機を備え、カメラまたはパン・チルト台に関する無線リモート制御信号を受信 して、この無線信号を電気的信号に変換し、この電気的信号をケーブルとアダプ タ装置を通して関連のカメラまたはパン・チルト台に送るようになっている。 ３． 請求項２に記載のマルチメディア・ビデオプロダクション制御システムで あって、 電気的信号を関連のカメラまたはパン・チルト台にインタフェースで接続す る前記手段が、無線リモート制御送信機をアダプタの近くに備え、この送信機が 前記電気的信号から無線リモート制御信号を発生させて、その関連のカメラまた はパン・チルト台に受けるようにしている。 ４． 請求項３に記載のマルチメディア・ビデオプロダ クション制御システムであって、 更に、パーソナル・コンピュータとコンピュータ・モニタへの使用に適した コンピュータ・インターフェース・モジュールを備えていて、このコンピュータ ・インタフェースはカメラ・インタフェース・モジュールとパーソナル・コンピ ュータ間を接続し、このコンピュータ・インターフェースはその関連のカメラ・ インターフェース・モジュールとアダプタ装置を通して前記コンピュータから各 カメラとパン・チルト台を制御する信号を受けるようになっていて、映像信号と 、カメラ・インターフェース・モジュール、映像スイッチャ、音声ミキサのから の状態表示とを前記コンピュータに送り、これをコンピュータ・モニタに表示す るようになっている。 ５． 請求項４に記載のマルチメディア・ビデオプロダクション制御システムで あって、 コンピュータ・インターフェース・モジュールは、同期信号発生機、時間軸 補正、フレーム記録回路を備えていて、各カメラ・インタフェース・モジュール から受けた映像信号を同期させて、同期した映像信号を映像スイッチャに送るよ うになっている。 ６． 請求項５に記載のマルチメディア・ビデオプロダ クション制御システムであって、 パーソナル・コンピュータは、モニタ・スクリーン領域のシステムに接続さ れたカメラあるいは記録装置からの映像を表示できるウィンドウソフトウェアを 有する。 ７． 請求項６に記載のマルチメディア・ビデオプロダクション制御システムで あって、 ソフトウェアは、更に、操作者がモニタのスクリーン上に、システムの制御 に関連したアイコンを処理できるようにマウスタイプの入力装置のインタフェー スを有する。 ８． 請求項１に記載のマルチメディア・ビデオプロダクション制御システムで あって、 アダプタ装置は、更に、インタフェースに接続されるカメラの操作に必要と される１あるいはそれ以上の電圧を電源供給器より送るようになっている。 ９． 請求項１に記載のマルチメディアビデオプロダクション制御システムであ って、 各インタフェース・モジュールは、更に、映像スイッチャからのタリー入力 信号を接続するタリー・ランプを備え、更に、各モジュールはアダプタ装置を通 してカメラにタリー出力信号を供給して、操作者により 選択されたカメラのインタフェース・モジュールにタリー出力信号が挿入されて 、前記カメラのタリーランプが表示されるようになっている。 １０．異なる製造会社から供給された機器を接続して使うに適しており、ビデオ カメラとモニタ付きのプログラムされたコンピュータを含むマルチメディア・ビ デオプロダクション制御システムであって、 この制御システムは、 このシステムに使用される各カメラにインタフェースで接続するアダプタ装 置と、 各アダプタ装置を、ケーブル補償と増幅回路を有する別々のカメラ・インタ フェース・モジュールに接続するケーブルと、 各カメラ・インタフェース・モジュールとプログラムされたコンピュータ間 を接続するコンピュータ・インタフェース・モジュールとを備えていて、 前記カメラから生じた映像をコンピュータ・モニタの異なるウィンドウに表 示して、コンピュータより入力された制御信号によって、カメラの夫々の機能を 制御するようになっている マルチメディア・ビデオプロダクション制御システム。 １１．請求項１０に記載のマルチメディア・ビデオプロダクション制御システム であって、 各コンピュータ・インタフェース・モジュールは、更に、時間軸補正とフレ ーム記録回路とを備えていて、全てのインターフェース・モジュールに共通な映 像スイッチャに送り、このスイッチャにより生じた出力映像をモニタの別々に分 かれたウィンドウに表示できるようにコンピュータに送る。 １２．請求項６に記載のマルチメディア・ビデオプロダクション制御システムで あって、 ソフトウエアは、更に、操作者がモニタのスクリーン上にシステムの制御に 関連したアイコンを処理できる入力装置のインタフェースを有する。