JPH05137137A - テレビ会議システム - Google Patents

テレビ会議システム

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Publication number
JPH05137137A
JPH05137137A JP3297364A JP29736491A JPH05137137A JP H05137137 A JPH05137137 A JP H05137137A JP 3297364 A JP3297364 A JP 3297364A JP 29736491 A JP29736491 A JP 29736491A JP H05137137 A JPH05137137 A JP H05137137A
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JP
Japan
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video
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conference room
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JP3297364A
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English (en)
Inventor
Masayuki Takano
昌幸 高野
Tomiichi Ishikawa
富一 石川
Shohei Hatake
尚平 畠
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Priority to EP92310323A priority patent/EP0542537B1/en
Publication of JPH05137137A publication Critical patent/JPH05137137A/ja
Priority to US08/392,489 priority patent/US5565911A/en
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
    • H04N7/14Systems for two-way working
    • H04N7/15Conference systems

Abstract

(57)【要約】 【目的】 プレゼンテーションなどが簡単な操作で良好
に行えるテレビ会議システムを提供する。 【構成】 映像送出機器を備えた第1の位置10と、映
像受像機器を備えた第2の位置30との間で映像情報を
伝送して、第1の位置10に居る者と第2の位置30に
居る者との間で会議を行うテレビ会議システムにおい
て、第2の位置30に、第1の位置10から伝送される
映像情報を記憶する映像記憶手段35,40,43と、
この記憶手段に記憶された映像情報の表示順序情報を記
憶する制御情報記憶手段34とを設け、第1の位置10
から予め映像情報と表示順序情報とを第2の位置30に
伝送させた後、第1の位置10から第2の位置30に表
示切換え情報を伝送させることで、制御情報記憶手段3
4に記憶された表示順序情報に従って、映像記憶手段に
記憶された映像を順次表示させるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種テレビジョン受像
機を使用して会議を行うテレビ会議システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、テレビ会議システムと称するもの
が、各種開発されている。このテレビ会議システムは、
例えば図2に示すように、第1の会議室10と第2の会
議室30とのそれぞれに、モニタ受像機18a,38a
などを設置し、それぞれの会議室の様子などを他の会議
室のモニタ受像機に表示させ、2箇所の会議室の間で会
議を進めることができるようにしたものである。この場
合、2箇所の会議室の間は、ISDN(Integra
ted Services Digital Netw
ork:サービス総合デジタル通信網)などの電話回線
で映像データなどを伝送するようにしてあるものが一般
的である。従って、伝送できるデータ量には回線で決ま
る制限があり、通常のテレビジョン放送のような解像度
の高い画像をリアルタイムで伝送させることは困難であ
り、映像信号に何らかの圧縮を行って相手側に伝送させ
ている。
【0003】このため、このようなシステムで相手側に
表示される画像は、解像度が劣化したり、動きの速い物
体に対しての追随性が悪くなる不都合があったが、相手
側に当方の会議室の様子などを表示させる程度の使用状
態では、解像度の劣化などはそれほど問題にはならな
い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
システムで電子会議を行う場合には、通常は、単に相手
側のモニタ受像機に当方の会議室の様子を表示させるだ
けでなく、予め用意された資料などを撮影して相手側に
表示させることが屡々行われており、単に会議を行うだ
けでなく、各種プレゼンテーションなどもスムーズにで
きるようにしてある。
【0005】ところが、このような各種資料の表示を行
う場合には、上述した解像度などの劣化が問題になる。
即ち、文書などを相手側に伝送して表示させる場合に
は、この文書に書かれた文字などが表示画像から判読で
きる程度の解像度を必要とするので、解像度の劣化が問
題になる。また、ビデオテープから再生された映像を相
手側に伝送させる場合には、このようなシステムで映像
信号を圧縮して伝送させると、動きの速い物体が撮影さ
れた映像などが特に劣化してしまう。
【0006】また、このようなプレゼンテーションを行
う場合には、操作に手間がかかる不都合があった。即
ち、各種映像情報を会議などの進行に従って順次相手側
に伝送させる操作が必要で、従来のシステムの場合に
は、通常は説明を行う者の他に、伝送装置を操作する専
門のオペレータが必要であった。
【0007】本発明はこれらの点に鑑み、プレゼンテー
ションなどが簡単な操作で良好に行えるテレビ会議シス
テムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、例えば図1に
示すように、映像送出機器を備えた第1の位置10と、
映像受像機器を備えた第2の位置30との間で、少なく
とも映像情報を伝送して、第1の位置10に居る者と第
2の位置30に居る者との間で会議を行うテレビ会議シ
ステムにおいて、第2の位置30に、第1の位置10か
ら伝送される映像情報を記憶する映像記憶手段35,4
0,43と、この記憶手段35,40,43に記憶され
た映像情報の表示順序情報を記憶する制御情報記憶手段
34とを設け、第1の位置10から予め映像情報と表示
順序情報とを第2の位置30に伝送させた後、第1の位
置10から第2の位置30に表示切換え情報を伝送させ
ることで、制御情報記憶手段34に記憶された表示順序
情報に従って、映像記憶手段35,40,43に記憶さ
れた映像を映像受像機器で順次表示させるようにしたも
のである。
【0009】また本発明は、例えば図1に示すように、
映像受像機器18を備えた所定箇所10に居る者で会議
を行うテレビ会議システムにおいて、映像情報を記憶す
る映像記憶手段15,20,23と、この記憶手段1
5,20,23に記憶された映像情報の表示順序情報を
記憶する制御情報記憶手段14とを設け、制御情報記憶
手段14に記憶された表示順序情報に従って、映像記憶
手段15,20,23に記憶された映像を映像受像機器
18で順次表示させるようにした
【0010】
【作用】このようにしたことで、予め用意された資料な
どの映像は、会議が始まる前に第1の位置から第2の位
置に伝送させておくことで、会議の進行中は表示を切換
えさせる操作だけを行うことで、順次セットされた映像
が第2の位置側に表示される。また、第1の位置側にも
表示映像と表示順序の情報を記憶させておくことで、セ
ットされた映像が第1の位置側にも表示される。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面を参照し
て説明する。
【0012】本例においては、図1に示すようにシステ
ム構成する。この図1において、10は第1の会議室,
30は第2の会議室を示し、両会議室10,30はIS
DNなどの電話回線1を介して接続してある。この場
合、第1の会議室10と第2の会議室30とは、基本的
な構成は同じとされ、以下の構成の説明では両会議室の
構成について同時に説明する。
【0013】即ち、それぞれの会議室10,30には、
電話回線1に回線終端装置2,3が接続され、それぞれ
の回線終端装置2,3に、システムコントローラ11,
31が接続してある。このシステムコントローラ11,
31は、それぞれの会議室での映像や音声の送出,受
像,再生などの各種動作を制御する。この場合、各シス
テムコントローラ11,31には、タッチパネル12,
32とシンプルコマンダ13,33が接続してあり、タ
ッチパネル12,32の操作により各種設定が行えるよ
うにしてあると共に、簡単な操作がシンプルコマンダ1
3,33で行えるようにしてある。さらに、各システム
コントローラ11,31には、シナリオ記憶用メモリ1
4,34が接続してあり、タッチパネル12,32など
の操作に基づいて設定された表示順序などのシナリオに
関する情報や、他の会議室側から電話回線1を介して伝
送されるシナリオに関する情報を記憶することができる
ようにしてある。
【0014】また、各会議室のシステムコントローラ1
1,31には、各種映像機器や音声機器が接続してあ
る。即ち、静止画としての数十フレームの映像信号が記
録できるビデオフロッピーディスクが装填される静止画
ファイル装置15,35と、会議室内などを撮影するビ
デオカメラ16,36と、会議室内の音声を拾うマイク
17,37と、各種映像を表示するモニタ受像機18,
38と、音声を出力させるスピーカ装置19,39と、
ビデオテープカセットが装填されるVTR20,40と
が、システムコントローラ11,31に接続してある。
この場合、モニタ受像機18,38などの機器は、それ
ぞれの会議室に複数台設置されている。そして、システ
ムコントローラ11,31の制御で、各映像機器から得
られる映像信号と音声信号とを、他の会議室側に伝送さ
せることができるようにしてある。この場合の伝送とし
ては、高い圧縮率でデータを圧縮させてリアルタイムで
伝送させる場合と、後述するように予め用意された映像
などを圧縮させずに時間をかけて伝送させる場合とがあ
る。
【0015】また、各システムコントローラ11,31
にはドキュメントプロセッサ21,41が接続してあ
り、このドキュメントプロセッサ21,41により文書
類の表示,記録,伝送などの処理の制御が行われるよう
にしてある。即ち、各会議室のドキュメントプロセッサ
21,41には、文書類を読み取るスキャナ22,42
と、読み取られたデータや伝送される文書データ(ドキ
ュメントデータ)を文字コードデータやグラフィックデ
ータとして記憶するドキュメントファイルとしての光磁
気ディスク装置23,43が接続してある。また、ドキ
ュメントプロセッサ21,41は、回線終端装置2,3
とも直接接続してあり、ドキュメントプロセッサ21,
41で得たデータを、直接電話回線1で他の会議室に伝
送できるようにしてある。また、光磁気ディスク装置2
3,43より得た文字コードデータやグラフィックデー
タを、ドキュメントプロセッサ21,41で表示のため
の映像データに変換して、システムコントローラ11,
31に供給できるようにしてあり、システムコントロー
ラ11,31に接続されたモニタ受像機18,38に文
書データが映像として表示される。
【0016】これらの映像機器や光磁気ディスク装置
は、それぞれの機器に装填された記録媒体から映像信号
などのデータを再生できると共に、他の会議室側から電
話回線1を介して伝送される対応したデータをそれぞれ
の記録媒体に記録することができるようにしてある。こ
の記録は、システムコントローラ11,31やドキュメ
ントプロセッサ21,41の制御で行われ、それぞれの
会議室10,30のタッチパネル12,32などの操作
で行われると共に、他の会議室側から電話回線1を介し
て伝送される制御データによっても出来るようにしてあ
る。
【0017】ここで、実際の会議室の例を図2に示す
と、例えば第1の会議室10には、壁面に大型のモニタ
受像機18aが複数台設置されていると共に、テーブル
上にも小型のモニタ受像機18bが複数台設置されてい
る。また、操作卓24が設けられ、図3に示すように、
この操作卓24にタッチパネル12とシンプルコマンダ
13とが配置してあると共に、この操作卓24上にもモ
ニタ受像機18cが設置してある。この場合、タッチパ
ネル12は、画面上に表示される各部を押すことで、表
示に従った操作が可能になるものである。また、シンプ
ルコマンダ13には、順送りキー13aと後退キー13
bとが設けてあり、予め設定されたシナリオに従って映
像の順方向及び逆方向の切換えができるようにしてあ
る。このようにして操作卓24が構成されることで、操
作者は、モニタ受像機18cに表示される映像を確認し
ながら、タッチパネル12やシンプルコマンダ13を操
作することで、映像の送出などの各種指示ができる。
【0018】次に、このように構成されるテレビ会議シ
ステムを使用して会議を行う場合の例について、図4以
降を参照して説明する。
【0019】ここでは、何らかのプレゼンテーションを
行うために、第1の会議室10の操作卓24の操作で、
第1の会議室10の各モニタ受像機18と、第2の会議
室30の各モニタ受像機38に映像を表示させるものと
して説明する。
【0020】まず本例では、会議を行う前にシナリオを
設定する必要がある。即ち、プレゼンテーションを行う
場合に必要な映像とその表示順序をシナリオとしてセッ
トしておく。この場合にセットできる映像は、静止画フ
ァイル装置15にセットされたビデオフロッピーディス
クに記録された静止画と、VTR20にセットされたビ
デオテープに記録された映像(動画)と、光磁気ディス
ク装置23により記録された文書類である。ここで本例
では、ビデオフロッピーディスクに記録された静止画の
場合には、フレーム番号で個別の指示ができ、ビデオテ
ープに記録された動画の場合には、インデックス番号で
個別の指示ができ、光磁気ディスクに記録された文書の
場合には、文書番号で個別の指示ができる。従って、シ
ナリオとして、対応した映像を再生する機器のIDと、
上述した各番号を指示することで、表示させる映像を特
定させることができる。
【0021】例えば、光磁気ディスクに記録された文書
番号1の文書,ビデオフロッピーディスクに記録された
フレーム番号4の静止画,光磁気ディスクに記録された
文書番号3の文書,ビデオテープに記録されたインデッ
クス番号4の動画‥‥と言う順序で表示させるとする。
このとき、操作卓24のタッチパネル12の操作で、第
1の会議室10のシステムコントローラ11に接続され
たシナリオ記憶用メモリ14に、このシナリオ(即ち表
示順序と機器のIDとデータの番号)を記憶させる。こ
こで、このメモリ14への記憶状態を図4に示すと、メ
モリ14にはシナリオ番号(表示順序)毎に機器のID
とデータの番号を記憶するエリアが設けられ、上述した
順序で各データが記憶される。
【0022】このようにしてシナリオの設定作業が終わ
ると、次はそれぞれの機器に装填された記録媒体に記録
された該当する画像データ或いはドキュメントデータ
を、システムコントローラ11やドキュメントプロセッ
サ21の制御で読出し、電話回線1を介して第2の会議
室30側に伝送する。この場合、アナログデータとして
記録されたデータの場合には、デジタルデータに変換し
て伝送させる。このときには、各映像機器から読出した
画像データを、圧縮させずに(或いは比較的低い圧縮率
で)伝送させる。従って、伝送時間は比較的長時間必要
とする。
【0023】このときの伝送データの構成を図5に示す
と、1単位の画像データ(ドキュメントデータも含む)
毎に機器ID,個別番号,シナリオ番号などのデータを
付加したものを1フレーム(このフレームは映像信号の
フレームとは無関係)としたフレーム構造として伝送さ
せる。
【0024】そして、第2の会議室30では、第1の会
議室10側から伝送された画像データを受信すると、シ
ステムコントローラ31及びドキュメントプロセッサ4
1の制御で、付加データで示される機器に装填された記
録媒体に記録させる。また、画像データに付加されたデ
ータで示される機器ID,個別番号,シナリオ番号など
のシナリオに関するデータを、システムコントローラ3
1に接続されたシナリオ記憶用メモリ34に記憶させ
る。従って、全ての画像データの伝送が終了した時点
で、第2の会議室30側のシナリオ記憶用メモリ34に
は、第1の会議室10側のシナリオ記憶用メモリ14と
同じデータが記憶されていることになる。
【0025】このようにして第2の会議室30側に画像
データなどを伝送させることで事前の準備が終了する。
【0026】次に、このようにして準備された映像を使
用して会議を行うときの制御状態を、図6のフローチャ
ートを参照して説明する。ここでは、第1の会議室10
側の制御で、両会議室10,30での表示映像の切換制
御を行うものとする。
【0027】まず、最初に予め用意された映像を表示さ
せるモードか、或いはビデオカメラ等が撮影したリアル
タイムの映像を表示させるモードかの選択を行う(ステ
ップ101)。この場合の選択操作は、第1の会議室1
0の操作卓24上のタッチパネル12を使用して行われ
る。そして、リアルタイムの映像を表示させるモードで
あるときには、ビデオカメラ等が撮影して得た映像信号
を圧縮して、両会議室10,30から相互に電話回線1
を介して伝送させ、他方の会議室のモニタ受像機18,
38に表示させる(ステップ102)。
【0028】そして、予め用意された映像を表示させる
モードであるときには、第1の会議室10側のシステム
コントローラ11で、操作卓24上のシンプルコマンダ
13の操作が行われたか否か判断する(ステップ10
3)。そして、シンプルコマンダ13の順送りキー13
a又は後退キー13bが操作されたときには、この操作
されたキーに応じた方向に進めた番号(但し最初は何れ
の方向でも1番)のシナリオ番号データを、システムコ
ントローラ11から電話回線1を介して第2の会議室3
0のシステムコントローラ31に伝送する(ステップ1
04)。そして、第2の会議室30のシステムコントロ
ーラ31にこのシナリオ番号データが届くと、接続され
たシナリオ記憶用メモリ34に記憶された該当する番号
のデータを読出す(ステップ105)。そして、システ
ムコントローラ31から、読出したデータで示される映
像機器(第2の会議室30側)に、記録された映像信号
を出力させる指令を送る。この場合、読出したデータで
示される映像番号(文書番号,フレーム番号,インデッ
クス番号)の映像を出力させる。そして、この出力映像
を第2の会議室30の各モニタ受像機38に表示させ
る。例えば、図4に示す順序でメモリにデータが記憶さ
れている場合に、シナリオ番号1が指示されたとき、光
磁気ディスク装置23により、文書番号1のデータが読
出されて映像として表示される。
【0029】そして、モードの切換えがない限りは、第
1の会議室10側のシンプルコマンダ13の順送りキー
13a又は後退キー13bが操作される毎に、操作され
たキーに応じた方向に進めた番号のシナリオ番号データ
を伝送させて、シナリオに従った映像の表示切換えが行
われる。
【0030】また、フローチャートには示さなかった
が、第1の会議室10のシステムコントローラ11から
シナリオ番号データが伝送されるとき、この第1の会議
室10側のシナリオ記憶用メモリ14に記憶された該当
する番号のデータもシステムコントローラ11に読出
し、このデータで示される機器の対応する番号の映像を
出力させ、この映像を第1の会議室10の各モニタ受像
機18に表示させる。従って、第1の会議室10の各モ
ニタ受像機18に表示される映像と、第2の会議室30
の各モニタ受像機38に表示される映像とは、同じもの
になる。
【0031】このようにして、予め用意された映像が、
両会議室10,30で同時に表示されることで、両会議
室10,30に居る者に、同時にプレゼンテーションを
行うことができる。この場合、表示される映像は、予め
時間をかけて圧縮させずに(或いは低い圧縮率で圧縮さ
せて)伝送させたものであるので、解像度の高い鮮明な
映像を表示させることができる。特に、文字などが書か
れた文書のような静止画を表示させる場合に、解像度が
高いと内容の判読が容易にでき、会議の進行がスムーズ
になる。また、実際に会議を行うときに必要とする操作
は、操作卓24上のシンプルコマンダ13の順送りキー
13aと後退キー13bだけの操作であり、簡単な操作
だけで良く、プレゼンテーションを行う者が会議中に簡
単に操作でき、専用のオペレータを必要としない。
【0032】なお、上述実施例においては、全ての映像
を予め伝送させておくようにしたが、例えばVTRから
再生した映像のような動画を圧縮させずに伝送させる
と、データ量が非常に多くなり伝送時間が長くなるの
で、あまり解像度を必要としない動画は、上述したシナ
リオに従った表示でもリアルタイムで伝送させるように
しても良い。この場合には、シナリオ記憶用メモリに、
該当するシナリオ番号の映像が、リアルタイムで伝送さ
れる信号であることを記憶させておくことで、対処でき
る。
【0033】また、上述実施例ではシナリオに従って順
番に表示させる場合についてだけ説明したが、シナリオ
番号順とは異なる順序で表示させることも可能である。
この場合には、単にシンプルコマンダ13の順送りキー
13aや後退キー13bを複数回押して、対応したシナ
リオ番号の画像が出るまで操作させることでも可能であ
るが、タッチパネル12の操作で、直接シナリオ番号を
指示させて対応した画像を表示させることも可能であ
る。また、シンプルコマンダ側に、直接シナリオ番号の
指示ができるテンキーなどを設けて、シンプルコマンダ
の操作で表示画像の選択が任意の順序で出来るようにし
ても良い。
【0034】また、上述実施例では第1の会議室10側
と第2の会議室30の双方に同じ表示をさせるようにし
たが、単に第1の会議室10の操作卓24上での操作
で、この第1の会議室10の各モニタ受像機18だけ
に、セットしたシナリオに従った表示をさせるようにし
ても良い。この場合には、メモリへのシナリオの記憶作
業だけを予め行えば良く、電話回線により他の会議室側
に予め伝送させる必要がない。
【0035】或いは逆に、第1の会議室10から2箇所
以上の会議室に同じ制御データなどを伝送して、3箇所
以上の会議室間での、シナリオに従ったプレゼンテーシ
ョンも可能である。
【0036】また、上述実施例では単に映像機器からの
映像の送出だけをシナリオに従って制御するようにした
が、他の制御を行うようにしても良い。例えば、映像を
プロジェクタを使用して投射して表示させるタイプのモ
ニタ受像機が使用される場合には、表示時に会議室を暗
くする必要があるので、メモリに記憶させるシナリオと
して照明装置を制御するデータを付加し、表示時にこの
データにより会議室を自動的に暗くするようにしても良
い。
【0037】また、上述実施例では単に映像を表示させ
ることについてだけ説明したが、この表示映像をハード
コピーとしてプリントアウトさせたり、表示映像中に何
らかの書込みを行うなどの処理をすることも可能であ
る。このときには、映像の送出を制御している第1の会
議室10の操作卓24上での操作で、全ての会議室に対
して集中制御で行う場合と、各会議室の操作卓を使用し
て、会議室毎に個別に行う場合が考えられる。但し、集
中制御で行う場合には、このことを示す制御データ(画
面中に書込まれたデータなど)を電話回線1で伝送させ
る必要がある。
【0038】また、上述実施例では電話回線により複数
の会議室間のデータ伝送が行われるようにしたが、各種
無線通信(電波による地上系の通信,衛星通信,赤外線
信号による通信など)など、他の通信方式により伝送が
行われるものにも適用できる。
【0039】さらにまた、上述実施例では会議室間の通
信による電子会議システムに適用したが、会議室以外の
箇所で表示される映像を、電話回線などを使用して同様
に制御させることも可能である。
【0040】
【発明の効果】本発明によると、予め用意された資料な
どの映像が、表示を切換えさせる操作を行うだけで、順
次離れた位置に表示される。また、操作を行っている位
置側でも、この予め用意された資料などの映像を表示さ
せることが簡単にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す構成図である。
【図2】一実施例によるシステムの使用状態を示す説明
図である。
【図3】一実施例による操作卓を示す斜視図である。
【図4】一実施例によるシナリオ記憶用メモリの記憶例
を示す構成図である。
【図5】一実施例による画像データの伝送状態を示す説
明図である。
【図6】一実施例の説明に供するフローチャート図であ
る。
【符号の説明】
1 電話回線 10 第1の会議室 11,31 システムコントローラ 12,32 タッチパネル 13,33 シンプルコマンダ 14,34 シナリオ記憶用メモリ 15,35 静止画ファイル装置 18,38 モニタ受像機 20,40 VTR 21,41 ドキュメントプロセッサ 22,42 スキャナ 23,43 光磁気ディスク装置 30 第2の会議室

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像送出機器を備えた第1の位置と、映
    像受像機器を備えた第2の位置との間で、少なくとも映
    像情報を伝送して、上記第1の位置に居る者と上記第2
    の位置に居る者との間で会議を行うテレビ会議システム
    において、 上記第2の位置に、上記第1の位置から伝送される映像
    情報を記憶する映像記憶手段と、該記憶手段に記憶され
    た映像情報の表示順序情報を記憶する制御情報記憶手段
    とを設け、 上記第1の位置から予め映像情報と表示順序情報とを上
    記第2の位置に伝送させた後、上記第1の位置から上記
    第2の位置に表示切換え情報を伝送させることで、上記
    制御情報記憶手段に記憶された表示順序情報に従って、
    上記映像記憶手段に記憶された映像を上記映像受像機器
    で順次表示させるようにしたテレビ会議システム。
  2. 【請求項2】 映像受像機器を備えた所定箇所に居る者
    で会議を行うテレビ会議システムにおいて、 映像情報を記憶する映像記憶手段と、該記憶手段に記憶
    された映像情報の表示順序情報を記憶する制御情報記憶
    手段とを設け、 上記制御情報記憶手段に記憶された表示順序情報に従っ
    て、上記映像記憶手段に記憶された映像を上記映像受像
    機器で順次表示させるようにしたテレビ会議システム。
JP3297364A 1991-11-13 1991-11-13 テレビ会議システム Pending JPH05137137A (ja)

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