JPH01202086A - テレビ電話装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、駒数シ静止画を組合わせて、映像で相手に電
話回線を介して送信することによって、自分の考えや意
志を伝えるようにしたテレビ電話装置に関するもので、
特に、聾唖者の手話による通信に適するものである。

従来の技術 近年、テレビカメラによる画像情報を一般電話回線を通
じて、通話している相手に伝送するようにし、相互に配
置されたモニター装置によシ、互いに通話している相手
側をモニター画面上で確認しながら場合によっては、そ
の他の画像情報を伝送しながら内容を伝えることもでき
、従来の音声のみに頼った通話方式から画像情報が加わ
った事によシ、よシ詳しい、臨場感のある通話のやりと
りができるようになった。

発明が解決しようとする課題 ところがこのようなテレビ電話においても、画像伝送に
長く時間がかがシ（一般に１フレームの映像信号の伝送
開始から相手側モニターに出画されるまでの時間は５秒
〜９秒位）、送られてくる画像は、動き、顔の表情を伴
なわない静止画となる。従って互いに相手からの画像情
報の交換によって、相手の顔や着ている服を知るのみに
とどまることか多く、そのような場合でも、長年会って
いない友人の顔を見るだけでも、音声のみの通話の無味
乾燥なのに比べて、色どりをつける効果がある等のよい
事もあるが、画像情報をフルに活用した情報の交換とい
う意味においては、非常に情報不足であり、多くの改良
の余地を残したものＫなっていた。

特に、画像情報が伝送できる機能を使用して、聾唖者に
よる手話による通信が出来れば、その効果は倍増される
こととなる。

課題を解決するための手段 本発明は、テレビカメラからの連続する映像信号から、
１画面の映像信号を順次抽出して記憶する手段と、その
記憶された複数画面の映像信号を記憶した順番に所定の
比率に圧縮した後、一画面の映像信号に配列構成するた
めの制御手段とよシなり、その配列された映像信号を電
話回線を介して通話相手に送信するようにしたものであ
る。

作　　　用 上記構成によれば、被写体である人がその内容に応じて
手ぶシ、動作の変化によシ手話形式の表現を行なうこと
により、その複数の画面の映像信号が一画面に順次配列
され、それを相手先に送ることが出来るため、すなわち
複数の画面が一画面として伝送されるために、実質的な
伝送時間が短縮され、一連の手話による通話が行なえる
ものである０ 実施例 以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する
。第１図は本発明の一実施例におけるテレビ電話装置の
要部を示す電気的ブロック図であ！ＩＩ、１ｆｄテレビ
カメラであシ、２はテレビカメラ１で得られたアナログ
被写体情報をディジタル信号に処理するためのＡ／Ｄ変
換回路、６はスイッチ１４の抑圧によってＡ／Ｄ変換回
路２からのディジタル情報を著積するだめのメモリ、６
はメモリ６に順次蓄積された画像情報を、画面毎に帯域
圧縮し、メモリ７に蓄積するための帯域圧縮回路、８は
メモリ７から読み出されたディジタル画像情報をアナロ
グ画像情報に再生するためのＤ／Ａ変換回路、９はＡＭ
変調回路、１６は手話開始スイッチ、１１は通話相手先
に映像を伝送する送信スイッチ、１０はＶＴＲである。

手話による伝送時には、まず手話開始スイッチ１５が閉
成されると、通常の静止画伝送モードから手話モードに
切替えられ、Ａ／Ｄ変換回路２によってディジタル処理
された撮像信号をスイッチ１４が押圧されるごとにメモ
リｅに順次蓄積し、そのメモリ６から順次読み出された
画面毎に帯域圧縮回路６で所定の比率の帯域圧縮を受け
、複数枚の画面が一定の順序で配列された第２図の映出
面１３に示すように２４の画面が１枚の画面となり、メ
モリ７に蓄積される。このメモリ７に記憶された画面は
、スイッチ１１の抑圧により読み出されＤ／八へ換回路
８、ＡＭ変調回路９を介して電話回線を通して相手先に
伝送される。ここでスイッチ１４は手話動作を行なうた
め、足踏み式のスイッチを用いている。

なお、実際の会話形態においては、予じめ、手話を開始
するという旨を最初に表現しておく事が必要で、予じめ
ＲＡＭなどの専用メモリやＶＴＲ１０に情報を蓄積して
、手話開始のつど、読み出すようにしておいた方が、会
話の必要性がひんばんに生ずる場合には望ましく、また
予じめ相手に伝えたい内容も前記専用メモリやＶＴＲ１
０に録画しておき、それを読み出し、相手先へ伝送する
といった方法も可能で、長い内容を伝えたい場合や、複
数の相手に伝えたい場合に、相手が変わるたびにスイッ
チ１４の押釦をくシ返して画面を構成する方法に較べて
内容がすみやかに伝わり有効であると思われる。

次に第３図は本発明の第２の実施例におけるテレビ電話
装置を示し、第１図とのちがいはテレビカメラに近年周
知の技術として製品化されている高速シャッターカメラ
１６を用い、そのシャッター速度の設定に応じた予じめ
定められた所定のタイミングでカメラ内部に配置された
専用メモリに順次録画する点であシ、手話者の習熟度に
応じて動作を速めることによシ内容を早く伝えることを
意図したものであり、カメラ内に一時蓄積された画像情
報は、順次画像メモリ６に転送され、前記手順にて帯域
圧縮され、複数の画面からなる画面として配列構成され
、電話回線を通して相手先に送られる。

ここでシャッター速度のタイミングは手話者が判かるよ
うに外部に点灯表示等にて知らされるようになっていて
、手話者がそのタイミングに合わせて動作が行なえるよ
うになっている。

発明の効果 以上のように本発明によれば、従来、音声電話を使用し
て会話のやシとりを行なうことができなかった難聴者に
とって、一連の手話会話が電話線を介して映像にて相互
伝達することが可能になシ、従来にない会話形態をうみ
だした点で実用上極めて有効なものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のテレビ電話装置の電気的ブ
ロック図、第２図は同外観図、第３図は他の実施例を示
すブロック図である。 １・・・・・・テレビカメラ、２・・・・・・Ａ／Ｄ変
換回路、６・・・・・・帯域圧縮回路、６，７・・・・
・・メモリ、８・・・・・・Ｄ／Ａ変換回路。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 第３図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）テレビカメラからの映像情報から一画面単位で間
   欠的に抽出して記憶する手段と、その記憶された映像情
   報を記憶した順番に所定の比率に圧縮し、複数の画面が
   一画面に配列された映像信号に変換する制御手段とを有
   し、前記配列された映像信号を電話回線を介して通話相
   手側のモニター画面に映出することを特徴とするテレビ
   電話装置。
2. （２）テレビカメラからの映像情報の選択を予じめ設定
   されたタイミング毎に行ない、そのタイミングで選択し
   た映像情報を表示する表示手段を付加したことを特徴と
   する特許請求の範囲第１項記載のテレビ電話装置。