JPH03270390A - 擬似動画ｔｖ電話 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔目次〕 概要 産業上の利用分野 従来の技術 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段（第１図） 作用 実施例 （ａｌ−実施例の説明（第２図、第３図）（ｂｌ他の実
施例の説明 発明の効果 〔概要〕 電話回線からの音声により擬似動画表示する擬似動画Ｔ
Ｖ電話に関し、 画像を転送することなく擬似的に通話相手を動画表示す
ることによって、低価格で動画表示を実現することを目
的とし、 電話回線とのインタフェース部と、該インタフェース部
を介し音声の送受を行う送受話部と、通話相手の個々の
音声を発した顔を含む複数の画像を記憶した画像記憶部
と、該インタフェース部からの音声を解析し、解析結果
に応した画像を選択する画像選択部と、該選択された画
像を表示する表示部とを有する。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、電話回線からの音声により擬似動画表示する
擬似動画ＴＶ電話に関する。

通信技術の発達に伴い電話通信にも種々の要求がされて
おり、特に相手話者の顔が動画表示できるテレビ（ＴＶ
）ｉｉ話が要求されている。

〔従来の技術〕

従来、相手話者の顔を動画表示するものとして、相手話
者をテレビカメラで撮像し、画像圧縮して音声信号の空
き間に電話回線上で転送し、受話側で画像伸長し、テレ
ビジョン等の表示部に表示するものが用いられている。

又、他の従来のものとして、高速回線を用いて動画を転
送するものも提案されている。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら、従来技術には次の問題があった。

■　電話回線を用いるものは、１画面を転送するのに約
６秒程度かかり、動画というより静止画に近いものであ
る上に、高価な画像圧縮及び伸長のための回路を必要と
する。

■　高速回線を用いるものは、動画表示できるものの特
別の高速回線を新たに付設せねばならず、極めて高価格
する。

従って、本発明は、画像を転送することなく擬似的に通
話相手を動画表示することによって、低価格で動画表示
を実現することのできる擬似動画ＴＶ電話を提供するこ
とを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

第１図は本発明の原理図である。

本発明は、第１図に示すように、電話回線とのインタフ
ェース部１と、該インタフェース部１を介し音声の送受
を行う送受話部２と、通話相手の個々の音声を発した顔
を含む複数の画像を記憶した画像記憶部４と、該インタ
フェース部１からの音声を解析し、解析結果に応した画
像を選択する画像選択部３と、該選択された画像を表示
する表示部５とを有するものである。

〔作用〕

本発明は、通話相手側の個々の音声を発した顔を含む画
像を複数記憶した画像記憶部４を設け、相手側の音声を
解析し、解析結果に応した画像を選択して表示するので
、通信時の相手側でないが予じめ記憶した相手側を動画
表示できる。

即ち、通信時の実際の相手状況とは相違するが、少なく
とも通話相手が表示され、しかも音声に合わせた顔が動
画表示されるので、擬似的に通話相手とＴＶ電話で通話
しているような感覚で通話できる。

しかも、通常の電話回線を用い、画像の転送なしに実現
でき、簡易に且つ低価格で実現できる。

〔実施例〕

（ａｌ　　一実施例の説明 第２図は本発明の一実施例構成図、第３図はその変換テ
ーブル構成国である。

図中、第１図で示したものと同一のものは、同一の記号
で示してあり、ｌａは回線インタフェース回路であり、
着信／発呼等の電話回線とのインタフェースを行うもの
、１ｂは音声インタフェース回路であり、回線インタフ
ェース回路１ａを介し電話回線と送受話部２との音声の
やりとりを行うものである。

３ａは音声解析回路であり、回線インタフェース回路１
ａからの相手音声を解析し、解析結果に応じて後述する
変換テーブル３ｂより読み出し画像を決定し、画像記憶
回路４から対応する画像を読み出すものである。

３ｂは変換テーブルであり、第３図に示すように、解析
結果である入力音声に対応して表示する画像の対応表を
格納しておくものであり、この例では、母音「あ」、「
い」、「う」、「え」、「お」と「ん」を発音している
顔の画像と何も発音してない顔の画像の７つの画像が用
意されており、７つの画像に対する各入力音声が対応付
けられている。

これは、母音が共通な音声を発音した時の顔はほとんど
同一であることから、母音が共通する音声は同一の母音
を発音している顔で代表させても違和感がないことによ
る。

従って、５つの母音を発音している画像に、母音の共通
な入力音声をグループ化している。

これらで対応できない表情、即ち「ん」を発音している
顔と、何も発音してない顔の画像を追加し、相手１人に
対し７つの画像で対応している。

これによって、画像記憶部４のメモリ容量を大幅に減少
できる。

即ち、画像記憶部４には、各相手に対し７つの画像を格
納しである。

次に、この構成の動作について説明する。

電話口線を介する相手音声は、回線インタフェース回路
１ａより音声解析回路３ａに人力され、音声が解析され
る。

音声解析回路３ａは、解析した音声によって変換テーブ
ル３ｂを参照し、表示すべき表情の画像を求め、画像記
憶部４より対応する画像を取り出し、表示装置５で表示
される。

音声解析回路３ａは、各音声毎にこれを実行するので、
表示装置５には人力音声に応じた表情の相手話者の顔が
動画表示される。

これと同時に、回線インタフェース回路１ａから音声イ
ンタフェース回路１ｂへ相手音声が与えられ、送受話部
２の受話器より音声が聞こえ、送受話部２の送話器（マ
イク）から入力された音声は音声インタフェース回路１
ｂを通り回線インタフェース回路１ａから回線に出力さ
れる。

この画像記憶部４の相手画像は、例えば前述の７つの音
声を発した顔を予しめテレビカメラで撮像し、画像記憶
回路４に記憶させおけばよい。

この場合、電話の相手は不特定多数であり、全ての相手
の画像を記憶することは不可能であるが、必ずしも全て
の相手の表情を見たい訳ではないし、見る必要もない。

そこで、予め見たい特定の相手、親しい仲間等の１又は
複数の相手の画像を記憶させておけばよい。

（ｂ）　　他の実施例の説明 本発明は、上述の実施例の他に、次のような変形が可能
である。

■　全ての通話相手に対し動画表示することは不可能な
ため、特定相手のみ動画表示することになるが、発呼時
は入力電話番号によって特定相手を識別し、動画表示を
動作させるようにすればよい。

この場合短縮ダイヤル機能と同一になり、短縮ダイヤル
キーの入力によってもよい。

又、動画表示を動作させる特定キーを設けてもよい。

着信の場合は、相手電話番号を回線より受け、これによ
って動画表示を動作させてもよい。

■　複数の相手の画像を記憶した場合には、相手画像の
選択を電話番号や特定キーによって行うことができる。

■　予しめ相手画像を記憶するようにしているが、例え
ば登録機能を設け、相手側から画像を転送して記憶する
ようにしてもよい。

■　メモリ容量の減少のため、７つの表情の画像を記憶
したが、必要であれば、それ以上の数の表情の画像を記
憶してもよい。

以上本発明を実施例により説明したが、本発明は本発明
の主旨に従い種々の変形が可能であり、本発明からこれ
らを排除するものではない。

〔発明の効果〕

以上説明した様に、本発明によれば、次の効果を奏する
。

■　通話相手の音声に合わせた通話相手の表情の画像を
表示するので、通話時の実際の画像ではないが、通話相
手の表情が動画表示され、あたかも相手と動画表示して
通話している感覚が得られる。

■　しかも、通常の電話回線を使用して、低価格で動画
のＴＶｔ話が実現できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理図、 第２図は本発明の一実施例構成図、 第３図は第２図の変換テーブル構成図である。 図中、１−インタフェース部、 ２−・−送受話部、 ３−画像選択部、 ４−画像記憶部、 ５・−表示部。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 電話回線とのインタフェース部（１）と、 該インタフェース部（１）を介し音声の送受を行う送受
   話部（２）と、 通話相手の個々の音声を発した顔を含む複数の画像を記
   憶した画像記憶部（４）と、 該インタフェース部（１）からの音声を解析し、解析結
   果に応じた画像を選択する画像選択部（３）と、 該選択された画像を表示する表示部（５）とを有するこ
   とを 特徴とする擬似動画ＴＶ電話。