JPH08509109A - 同期信号圧縮型暗号化ビデオ信号における補助ビデオ情報コードの訂正 - Google Patents

同期信号圧縮型暗号化ビデオ信号における補助ビデオ情報コードの訂正

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JPH08509109A JP6523139A JP52313994A JPH08509109A JP H08509109 A JPH08509109 A JP H08509109A JP 6523139 A JP6523139 A JP 6523139A JP 52313994 A JP52313994 A JP 52313994A JP H08509109 A JPH08509109 A JP H08509109A
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(57)【要約】 クローズド・キャプション情報(非公開字幕情報)のような補助ビデオ情報を処理するシステムであって、同期圧縮ビデオ信号の暗号化が原因のビデオ信号歪み効果によって起こり得る無効パリティエラーを検出する能力を包含する。同期圧縮歪みは映像表示には影響しないが、フィールド1のライン21にそれぞれ出現する2つのクローズド・キャプション文字のうちで第2のパリティビットを変形して無効パリティエラーをもたらす可能性がある。第1の文字についてのパリティエラーは、同期圧縮歪みによって影響されないので、有効なパリティエラーが第2の文字に存在するかどうかを指示する。第1の文字にパリティエラーが生じない場合には、第2の文字に生起したパリティエラーは無効であるとみなされる。

Description

【発明の詳細な説明】 同期信号圧縮型暗号化ビデオ信号における 補助ビデオ情報コードの訂正 本発明はクローズド・キャプションデータ(closed caption data;非公開字 幕データ)のような補助ビデオ情報を複号化するための機能を有するビデオ信号 処理システムに関する。 ビデオ信号はビデオ情報の無許可での可視化を防ぐように符号化されることが ある。符号化は、「暗号化(scrambling)」として時々言及されるが、ペイ・パ ー・ビュー式プログラミング(“pay-per-view”programming)のようなアプリ ケーションに有用である。暗号化へのアプローチ(到達手法)の一つは同期パル スの振幅を縮小することによって水平同期パルスを圧縮することである。パルス 振幅を縮小することはビデオ受信器にとってビデオ表示をビデオ信号に同期させ ることを不可能にする。この結果、ビデオ受信器は暗号化されたビデオ信号から ビデオプログラミングを抽出できない。 同期信号の圧縮は、同期パルス期間(interval)に架かる圧縮「ウインドウ」 (suppression window)(window;限定された期間または時間帯)の間に、固定 のファクタ、例えば6ないし10dB(デシベル)でビデオRF(無線周波数)搬送波 振幅を縮小することによって成就することができる。その符号化した信号は、ま た同期パルス期間に架かる「伸長」ウインドウ(expansion window)の間に、変 調RF信号の振幅を増大することによって複号化される。伸長ウインドウでの信号 増幅は圧縮ウインドウでの振幅縮小と等しい。信号圧縮によって生じる歪みは、 圧縮ウインドウと伸長ウインドウとが一致する場合にのみ、完全に除去され得る 。 圧縮ウインドウと伸長ウインドウが正確に一致することは極端にありそうもな いことである。米連邦通信委員会(United States Federal Communications Com mission)(FCC)によって公布されたビデオ信号標準規格のような規格では、同 期信号圧縮符号化に対する要求については規定していない。その結果として、圧 縮ウインドウのタイミングと継続時間は、使用している個々の符号化装置にかか っている。複号化システムのバリエーション(変化・差異)は符号化ウインドウ と複号化ウインドウとが正確に一致する可能性をさらに減少する。符号化と複号 化のシステムはウインドウ・タイミングを修正する調整機能を包含することがで きる。しかしながら、圧縮と伸長のウインドウの正確な一致が色々なシステムの 構成において絶えず達成することができるということは、ありそうもない。 符号化と複号化のウインドウが一致していない場合には、複号化の後で圧縮歪 みの残部がビデオ信号内に残る。例えば、伸長ウインドウは、図1に示すように 伸長期間の左側エッジと右側エッジの両方を越えて延びる圧縮期間となる圧縮ウ インドウ内に生じることがある。圧縮ウインドウ内であって伸長ウインドウの外 側にあるビデオ信号の部分は、伸長後に、歪んだ、すなわち圧縮されたRF振幅の ままで残る。2つの歪んだ部分は各同期パルス、すなわち図1に示す各同期パル スの両側のパルスと関連する。この歪んだ部分は図1において「ラビット・イヤ ー」(rabbit ear;うさぎの耳)と命名されている。 図1に示すウインドウ・タイミングに関して、「ラビット・イヤー」期間の間 の信号レベルは、RF搬送波の圧縮がビデオ信号のIREレベルを増加させるので、1 00IREの最大ビデオ信号レベルまたはそれ以上のレベルとなる。これは、図1に 描写されたRF搬送波とビデオ信号間の関係を参照することによってさらに良く理 解される。とりわけ、IREレベルは、ビデオ信号レベルがRF搬送波振幅の中点( 図1の再上部に断続線で示す)に近づくにつれて増加する。符号化期間の圧縮ウ インドウにおけるRF搬送波の振幅の減少は、RF搬送波振幅の中点(図1の再上部 の破線)へ向かって移動するビデオ信号波形の符号化された部分をもたらす。こ の結果、IREレベルは圧縮ウインドウの間で増加する。例えば、6ないし10dBの 圧縮は圧縮ウインドウ内のアクティブビデオ期間で50IREを超えるビデオ信号レ ベルをもたらす。複号化期間でのRF搬送波振幅の増加は、RF搬送波振幅の中点か ら離れるように移動してIREレベルの増加を消去する伸長ウインドウ内のビデオ 信号をもたらす。しかしながら、増加したIREレベルのところで複号化されない 符号化信号部分が残る。 可視(ビジブル)ビデオ表示は「ラビット・イヤー」期間での歪みによって直 接影響を受けることはない。同期圧縮システムの試験によって、圧縮と伸長のウ インドウのエッジ(縁、端)が各水平線期間内のアクティブビデオ期間の対応す るエッジの約4μs(マイクロ秒)以内で生じることとなるということが示され る。このタイミングはいずれの「ラビット・イヤー」の効果もビデオ表示のオー バースキャン領域内にあることを保証する。この結果、「ラビット・イヤー」の 効果は可視表示の領域内に含まれるビデオラインに可視的な影響を生じさせこと はない。 「ラビット・イヤー」期間での歪みはビデオ信号中に含まれるクローズド・キ ャプションデータのような補助ビデオ情報を破壊するであろう。FCCクローズド ・キャプション規格に記載されているように、クローズド・キャプションデータ はフィールド1のライン21の間に含まれる。クローズド・キャプションデータは 、ライン21が垂直帰線消去期間内にあるから、直接表示されない。このデータは ビデオ信号から抽出されて複号化される。複号化されたデータは、複号化された データを通常のビデオ表示内にマージ(結合)する、ビデオシステム内の画面上 表示(on-screen display)(OSD)ユニットを介して表示される。FCC規格に記 載されているように、各ライン21インターバルの後半の情報は、2つの8ビット バイナリ・ワード(2進ワード)を表す16バイナリ・ビットを含む。各8ビット ワードは1パリティビットと、1つのクローズド・キャプション文字を表すASCI Iフォーマット(アスキー形式)でコード化された7ビットを含む。各ライン21 インターバル内の最終ビットは第2の文字のパリティビットである。ライン21の アクティブビデオ期間の最終時期に生じる「ラビット・イヤー」期間は、第2の クローズド・キャプション文字のパリティビットを乱れさせて、クローズド・キ ャプションデータの間違った複号化を引き起こすであろう。 この問題は、図1に示す「ラビット・イヤー」期間のタイミングと、図2に示 すクローズド・キャプションデータのタイミングとを比較することによってより 良く理解できるであろう。上述のように、1つの「ラビット・イヤー」は水平同 期パルスに先行する水平線期間内のアクティブビデオ期間の最後の4μsの間で 生じるであろう(図1の左側の「ラビット・イヤー」)。図2において、最後の クローズドキャプションデータのビット、すなわち文字2用のパリティビットも またアクティブビデオ期間の最後の4μsの間で生じるであろう。したがって、 「ラビット・イヤー」期間の間の信号レベルはパリティビットと干渉し得る。 ライン21内のクローズド・キャプションビット期間での50IREの信号レベルは 、論理1としてクローズド・キャプションデータ・デコーダ(復号器)によって 解釈される。上記したように、「ラビット・イヤー」期間の間の信号レベルは圧 縮工程により50IRE以上のレベルにシフトする。したがって、「ラビット・イヤ ー」とパリティビット間の干渉は、本来の意図するパリティビット(intended p arity bit)の信号レベルに拘らず、論理1である複号化されたパリティビット を生ずることとなる。偽のパリティエラー(spurious parity errors)その結果 として生じ、すなわち文字2用の文字コードが正しい時に、パリティエラーが文 字2に対して生ずる。 「ラビット・イヤー」期間の再出現が論理1で「張り付け(stuck)」される 各ライン21内の第2のクローズド・キャプション文字に関するパリティビットを 生ずる。その結果、全てのもう一方の表示されたクローズド・キャプション文字 、すなわちクローズド・キャプション表示の約50%のものは、論理1と等しいパ リティビットに関係する。文字2のコードの約50%が倫理0と等しい正しいパリ ティビットを有すべきであると想定すると、表示されたクローズド・キャプショ ン文字の約25%は偽のパリティエラーを生ずることになる。OSDユニットはパリ ティエラーをもたらす文字コードを、特定の「置換(substitute)」文字コード 、例えば「ブランク(空白)」文字の文字コードで取り替えることができる。し たがって、同期圧縮ビデオ信号暗号化の不完全な複号化により、クローズド・キ ャプション文字の約25%が間違ってブランク文字として表示されることが起こり 得るであろう。 本発明は、1つには上述の課題を評価(recognition)することにあり、1つ にはこの課題の解決策を提供することにある。本発明の原理にしたがう、補助情 報成分を含むテレビジョン信号を処理するためのシステムは、補助情報にエラー が発生するときを見つけるために補助情報を評価し、有効エラーが発生するとき に補助情報を変更し、かつ無効エラーが発生するときにおいて補助情報の変更を 実 質的に防ぐものである。無効エラーは、補助情報の第1の2進ワードにエラーが 検出されないで、第2の2進ワードにエラーが検出されるときに、存在する。 本発明は以下の添付図面を参照することにより更に良く理解できるであろう: 図1は本発明が取り組む課題の状況を示すビデオ信号波形を示し; 図2はこの課題の他の状況を説明するクローズド・キャプションデータを含む ビデオ信号の波形を示し; 図3は本発明の原理にしたがって構成されたビデオ信号処理システムの一部の ブロック図を示し; 図4は図3に示したシステムの作用を理解するのに有用な信号波形を示し; 図5は図3に示したシステムの作用を理解するのに有用なフローチャートを示 し;および 図6Aおよび図6Bは本発明の原理にしたがって構成されたビデオ信号処理システ ムの他の実施態様を示す。 図3に示すシステムにおいて、信号SERIAL DATA(シリアルデータ)はビデオ 信号から抽出された直列2進データ(シリアル・バイナリデータ)を備えている 。データ抽出はデータスライサー(図3に図示していない)を使用して成し遂げ られるが、このデータスライサーはビデオ信号レベルをスライシングレベルとし て参照される閾値レベルよりも大きいか、小さいかによってそれぞれ2進論理1 または論理2のレベルに変換する。ライン21の1発生中のシリアルクローズド・ キャプションデータの16ビットは、クロック信号SERCLK上の16クロックパルスに 応じて図3中の16ビットレジスタ310内に記録される。 信号SERCLKは、クローズド・キャプションデータがビデオ信号中に現れている ときの(図2参照)ライン21部分の期間において、タイミング信号発生器300か ら発生される。発生器300は信号HOR内の水平同期パルスによって示されるビデオ 信号中の水平線をカウントすることによって、ライン21がビデオ信号中に現存す るときを見つける。水平線カウントは垂直同期信号VERT上の垂直同期パルスによ って示されるビデオフィールドの開始時点で初期化される。信号VERTとHORは ビデオシステム内の偏向回路(deflection circuitry)により生成される。位相 偏移は偏向回路によって生成された同期信号とアクチャルビデオ信号(実ビデオ 信号)VIDEOのタイミング間に存在することができる。発生器300内のシンク・セ パレータ(同期分離回路)は複合ビデオ信号VIDEOから分離した同期信号を生成 するが、この同期信号は信号SERCLKの生成をライン21内のクローズド・キャプシ ョン期間のアクチャルタイミング(実効タイミング)に対して同期させるのに使 用される。 レジスタ310内のデータの16ビットは図3中にビット1から16で示されている 。ビット7から1はライン21内の第1のクローズド・キャプション文字(図2お よび3に「文字#1」と記載した)についての文字コードを収納し、またビット 15から9は第2のクローズド・キャプション文字(「文字#2」と記載した)に ついての文字コードである。ビット16および8はそれぞれ第2と第1の文字につ いてのパリティビット(「P」と記載した)である。 シリアルデータをパラレル(並列)データに変換するレジスタ310から16個の パラレルが出力するが、レジスタ310はパリティチェッカ320および330に連結さ れている。各文字についての文字コードと対応するパリティビットはそれぞれの パリティチェッカ320および330に連結される。パリティチェッカは第1と第2の 文字に関する文字コードとパリティビットとを評価して、それぞれのパリティエ ラー信号P1ERRおよびP2ERRを発生する。パリティエラー信号が論理1のときは、 対応する文字コードにパリティエラーが存在する。 パリティエラー情報は、レジスタ310内の文字コードまたは「ブランク」用コ ードのような置換文字コードのいずれか一方を選択的に画面上表示(OSD)プロ セッサ(図3に図示しない)へ連結するための制御出力マルチプレクサ(muxes )380および390に後述のように使用される。上記の「ラビット・イヤー」効果は 文字1に影響を与えないので、信号P1ERRは文字1にエラーが生じた場合を正確 に示すとみなされている。したがって、信号P1ERRは次のようにマルチプレクサ3 80を直接制御する。信号P1ERRは論理0(文字1のコードは正しい)のとき、マ ルチプレクサ380のAの文字1のコードをマルチプレクサ380のアウトプットに、 さらにOSDプロセッサにつなげさせる。信号P1ERRが論理1(文字1のコー ドは誤り)の場合には、マルチプレクサ380のB入力の「ブランク」用コードが マルチプレクサ380のアウトプットに、さらにOSDプロセッサに連結される。 文字2に関しては、「ラビット・イヤー」が前述したように文字2のパリティ ビットを破損し、信号P2ERRによって誤りと示されたパリティチェック結果をも たらす可能性がある。信号P2ERRの妥当性(有効性)、したがって文字2につい てのコードの妥当性は、文字2のパリティエラーが「ラビット・イヤー」効果に より生ずる偽りの擬似結果(spurious result)になりそうなのはいつかを決定 するために、後述のように評価される。擬似パリティエラーは無視されて、文字 2についてのコード(マルチプレクサ390の“A”入力)がマルチプレクサ390の アウトプットに、さらにOSDプロセッサに結合される。文字2のコード内の有効 のパリティエラーは、マルチプレクサ390の入力Bの「ブランク」コードをマル チプレクサ380のアウトプットに、さらにOSDプロセッサに連結させる。 文字2内のパリティエラーの妥当性の評価は文字1内のパリティエラーの出現 に基づいている。更に詳しくは、文字1と文字2に発生するパリティエラーの可 能性は同じであると想定している。その上、文字1は「ラビット・イヤー」効果 により影響を受けないので、文字1のパリティは有効なパリティエラーが生じた 時についての信頼できる指示を提供する。例えば、強力なビデオ信号、例えばケ ーブルテレビジョン(CATV)信号は、一般的に、特に文字1に、有効なパリティ エラーを生じるということはありそうもない。従って、文字1にパリティエラー がない無いことは、文字2のパリティエラーが「ラビット・イヤー」効果により 生じた擬似エラーであるであろうことを示す。もし、信号が弱く、あるいはノイ ズのある場合は、有効なパリティエラーがいずれの文字にも発生しやすい。従っ て、文字1に発生するパリティエラーは文字2のパリティエラーが有効であろう ということを示す。 図3に示す実施例は文字2のパリティエラーの妥当性を決定するための既述の アプローチ(到達手法)を実行するものである。まず、文字2にパリティエラー が存在しない場合(信号P2ERRが論理0のとき)は、文字2のコードは正しいと 想定される。図3において、論理0の信号P2ERRはANDゲート370を介してマルチ プレクサ390に対する選択信号を論理0にする。マルチプレクサ390はマルチ プレクサ390の“A”入力の文字2のコードをOSDプロセッサに結合することで応 ずる。従って、文字2にパリティエラーがないときには、OSDプロセッサへ渡さ れた文字2は変更されない。 文字2にパリティエラーが存在するときには、論理1の信号P2ERRが、ANDゲー ト370の出力でのマルチプレクサ390に対する選択信号の値を、アップダウン・カ ウンタ340およびゲート350〜365を包含する回路により決定されるようにさせる 。この回路は文字2のパリティエラーの妥当性を評価する。カウンタ340は3ビ ットカウンタであって、各入力INC(インクリメント端子)とDEC(デクリメント 端子)でのパルスに応じてカウント値をインクリメント(増分)あるいはデクリ メント(減分)する。このカウント値は以下のように文字1および文字2のパリ ティエラーの発生を記録する。 カウント値はカウンタの入力CLR(クリア端子)でのパルスに応じて0に初期 化される。図3において、タイミング信号発生器300からの信号CLEARはシステム がクローズド・キャプションデータの処理を最初に開始するとき、あるいはビデ オ信号源が変化するときに、初期化パルスを供給する。 カウンタ340の出力はANDゲート370の入力に接続する1ビット信号であって、 カウント値が0の初期値よりも大であるときにのみ論理1である。カウンタ340 の出力での論理1は文字2のパリティエラーが有効であることを示し、信号P2ER Rをマルチプレクサ390に対する選択信号として供給させる。この結果、信号P2ER R上の論理1(パリティエラー)はマルチプレクサ390のB入力において、OSDプ ロセッサへ接続される「ブランク」コードを生じさせる。論理0(エラー無し) は文字2のコードをOSDプロセッサへ接続させる。 カウント値は文字1および2についてのパリティエラーに応じてインクリメン トおよびデクリメントされる。カウント値が0と7のカウント限界値(3ビット カウンタで可能な最小カウント値と最大カウント値)の間にある場合において、 ANDゲート350および360の出力からの論理1に対するパルスは、それぞれカウン ト値のインクリメントおよびデクリメントを生じさせる。カウンタの設計が「循 環」を許していないので、カウンタはカウンタ値が7のときにインクリメントを 禁止(インハビット)し、カウント値が0のときにデクリメントを禁止する。 ANDゲート350と360は、タイミング信号発生器300からのサンプリング信号SMPLに よって規定されるライン21の信号終了後の期間でのみ論理1にパルス出力できる 。このタイミングは、パリティエラー信号P2ERRおよびP2ERRが、インクリメント あるいはデクリメント信号が発生できる前に、安定することを保証する。ライン 21と信号SMPL間のタイミングの関係は図4に示されている。 インクリメント信号は、文字1にパリティエラーがあって文字2にパリティエ ラーがない(信号P1ERRが論理1で、信号P2ERRが論理0)場合に、信号SMPLにパ ルスが出ている間にANDゲート350の出力から発生される。ライン21の現発生の間 、文字2にパリティエラーが存在してはいないけれども、文字1のパリティエラ ーは有効なパリティエラーが信号中に多分存在しているであろうこと、例えば、 その信号がノイズ信号であって文字2の後続のパリティエラーが有効であろうこ とを示す。この状態の発生はカウント値のインクリメントによって記録される。 デクリメント信号は、文字1にパリティエラーがなくて文字2にパリティエラ ーが存在している(信号P1ERRが論理0で、信号P2ERRが論理1)場合に、信号SM PLにパルスが出ている間にANDゲート360の出力から発生される。カウント値は、 現カウント値が0よりも大であるならば、デクリメント信号に応答してデクリメ ントする。デクリメント信号は文字2についての現パリティエラーが多分無効で あろうことを示す。カウント値によって示された文字1のパリティエラーの履歴 は、文字2のパリティエラーが有効なエラーとして見なされるか否かを決定する 。 0よりも大のカウント値は、パリティエラーが文字1に発生しており、それ故 に有効なパリティエラーが信号中に存在していることを示す。この結果、文字2 のパリティチェックは正であると推定している。カウンタ340の出力は、ANDゲー ト370を通ってマルチプレクサ390を制御する信号P2ERRをイネーブルする論理1 である。 0のカウント値はパリティエラーが文字1に発生していないか、あるいは文字 1のパリティエラーが頻繁に文字2のパリティエラーよりもより少い発生である ことを示す。どちらの状態においても、文字2についてのパリティエラーは無効 である、すなわち文字2のコードは正しい、と推定される。論理0がカウンタ34 0の出力から発生され、パリティエラーが示されているにも拘らず、マルチプレ クサ390をして文字2をOSDプロセッサへ連結させる。ライン21の同じ発生時に文 字1と文字2にパリティエラーが発生したならば、カウント値は変化しない。マ ルチプレクサ390の制御はライン21の前の発生についてと同じである。 既述したカウンタの配置構成の効果は、文字1のエラーの数を記憶し、文字2 の同じ数の有効エラーのみを認識する「メモリ」機能を提供する。これは、文字 2の有効エラーが文字1の有効エラーと同じように起こるであろうという上述の 基本的前提事項に従っている。この結果は、強い信号、弱い信号、および「ラビ ット・イヤー」効果が存在するか否かについての文字2のエラーを効果的に処理 する、文字2の統計的エラー処理の一形態となる。特に、エラー処理結果は、文 字2のエラーの全てを処理したり、あるいはそれらエラーを処理しないのいずれ かの代替処理よりも、色々な信号形態の全てについて良好である。例えば、信号 が弱く、かつ「ラビット・イヤー」効果が無い場合に、エラーを処理しないこと は、混乱するクローズド・キャプション表示(非公開字幕表示)を引き起こす多 くの誤字を表示する結果となろう。信号が強く、かつ「ラビット・イヤー」効果 がある場合に、全ての文字2のエラーを処理することは、多くの不必要な空白文 字をもたらすであろう。 図3に示した装置によって産出されるそれらの結果と同様な結果が、図5のフ ローチャートで示したソフトウェア処理系(implementation)で達成することが できる。図5に示した手順はステップ500から入り、引き続いてカウント値(図 5でRECNTとして識別される)の初期値を0にする。ステップ500は、図3につい て上述したように、クローズド・キャプションデータの処理が最初に開始した時 か、あるいは信号源が変る時に入る。ステップ515で、新規データ、すなわちラ イン21の新たな出現が検出されるまで、処理は停止する。文字1のパリティがス テップ520でテスト(検査)される。文字1におけるパリティエラーはカウント 値がステップ525でインクリメント(増分)される結果となり、文字1のコード がステップ530で「ブランク」コード(空白コード)へ設定される。ステップ530 の完了の後で、あるいはステップ520でパリティエラーが検出されない場合 は、処理はステップ540に継続する。 文字2のパリティがステップ540でチェック(検査)される。文字2に関する 正しいパリティは、文字1のコード(オリジナルな文字1のコードあるいはステ ップ530からの「ブランク」コードのいずれか)および文字2のコードをステッ プ545でOSDプロセッサへ転送する原因となる。文字2のパリティがステップ540 で誤りである場合は、カウント値がステップ550でテストされる。0よりも大の カウント値は、ステップ560でカウント値がデクリメント(減分)され、引き続 いて文字2のコードがステップ565で「ブランク」コードに設定され、ステップ5 45でその文字のコードをOSDプロセッサへ転送することをもたらす。もし、カウ ント値がステップ550で0よりも大でない(すなわち0に等しい)場合には、文 字2のパリティを正しいとし、その文字のコードをステップ545でOSDプロセッサ へ転送する。ステップ545の次ぎに、処理はステップ515へ継続し、ここでライン 21の別の新たな出現が検出されるまで、処理は停止する。 図5に示したソフトウェア手順は、クローズド・キャプション信号を処理する 能力を包含するモトローラ社のMC68HC05CC1マイクロプロセッサを用いて効果的 に実行することが可能である。図5に示したルーチンはROMの18バイトとRAMの1 バイトだけを必要とする。RAMのバイトは、変更され(初期化され、インクリメ ントされ、およびデクリメントされ)ることの可能なカウント値を格納するため に必要である。 図5に示したソフトウェアのアプローチ(手法)は、図3で示したハードウェ アの実施形態で行うよりも少々異なる機能を提供する。図5においては、各文字 コードのパリティが連続的に評価される、すなわち文字コード1のパリティが最 初に評価され、続いて文字コード2のパリティが評価される。図3においては、 2つのパリティチェッカが両方の文字のパリティを同時に評価する。連続的なパ リティチェックは、図3に示したシステムにおいても、単一のパリティチェッカ だけを用いて、ライン21内の異なるインターバル(期間)の間で各ワード(語) のパリティを評価することによって実行することは可能であろう。しかしながら 、マルチプレクサが各文字コードをパリティチェッカへ選択的に連結する必要が あろう、また追加的な制御信号が必要となろう。 さらに、図3と図5におけるアプローチは無効なパリティエラーの取扱いにつ いての方法で相違がある。図5において、文字2に関する無効パリティエラーは 、OSDプロセッサは文字コードを受け渡す前に、文字2のパリティをステップ555 で訂正させる原因となる。図3においては、パリティビットは「はぎ取られ(st ripped off)」、各文字についての7ビット文字コードのみがOSDプロセッサへ 転送される。カウント値が無効パリティを示している場合にパリティビットを反 転することにより、図3においてパリティ訂正を含ませることはできるであろう 。 今までに記述した本発明の実施形態は、弱信号(weak signals)あるいは強信 号(strong signals)のいずれも処理するシステムに適用可能な、無効パリティ エラーの課題に対する解決策を提供するものである。図3に示した装置は、強信 号あるいは弱信号のどちらが含まれているかに関係なく同じ方法で可動する。従 って、受信する信号のタイプを検知することは必要ない。異なる操作モードも不 要である。信号のタイプが変わったときに操作モードを切り替えるというような 調整についてのユーザ介入は要求されない。しかしながら、もしシステムが強信 号だけを処理するものであれば、強信号が存在するときにはエラーは発生しそう もないので、図3に示した装置は著しく簡単にすることができる。 厳密に強い信号の処理に対する一つのアプローチは、第1の文字のパリティエ ラーに対してのみ、すなわち第2の文字についてのパリティエラーは無視して、 チェックすることである。もし、第2の文字をチェックしないならば、パリティ チェッカ320、マルチプレクサ390、およびデバイス340から360までは除去してよ い。文字2のコードは常にOSDプロセッサへ連結されることとなる。この配置構 成が図6Aに示されている。 またその代わりに、ANDゲート370を用いて信号P2ERRとP1ERRの論理的AND(論 理積)によってマルチプレクサ390に対する選択信号を発生することにより、図 3は強信号用に変形できる。この構成は、図6Bに示したが、文字1と文字2の両 方にエラーが検出された場合にのみ「ブランク」コードが選択されるようにして いる。カウンタ340が文字1のエラーの「履歴(history)」を記録するところの 図3におけるようなエラーの「統計的(statistical)」処理は生じない。 しかしながら、図6Bに示すアプローチは文字2について例のエラーを検出するが 、一方、図6Aに示す配置構成ではエラーを検出しない。 これまでに述べた実施例の更に他の変形(modifications)は可能である。例 えば、図3に示したカウンタは既述した3ビット構成以上のビット数を用いて実 行しても良い。一つの可能性としては単ビットを「フラグ」ビットとして用いる ことである。このフラグビットは文字1にパリティエラーが検出されたときに設 定されることであろう。これにより、文字2の後続のエラーは有効エラーとして 扱われ、それからフラグビットがクリア(消去)されることとなろう。もし、文 字2にエラーが生じた時にフラグビットが設定されてない場合は、文字2につい てのエラーは無効であるとみなされるであろう。既述した3ビットカウンタのよ うな多ビットカウンタはノイズ信号や弱信号に直面して単ビットアプローチ(手 法)よりもより良い性能を提供することができ得る。カウンタの初期値を変え、 インクリメントおよびデクリメント機能の役割を入れ替え(すなわち、文字2の エラーについてインクリメント、文字1のエラーについてデクリメントする)、 およびカウンタ値のテスト条件を変えることにより、カウンタを本発明の原理か ら離れることなしに更に変形させることができる。 付加的な変形もまた可能である。例えば、本発明はクローズド・キャプション データ以外の補助ビデオ情報の形態に関して役立つことができる。特に、「拡張 データサービス」アプリケーション(すなわち、フィールド2のライン21内の補 助ビデオ情報)に関係するデータは、本発明によって取り組むことのできる「ラ ビット・イヤー」効果によって生じたエラーを示すこともできる。更にまた、図 3と図5におけるハードウェアとソフトウェアのアプローチは、各種の方法、即 ちハードウェア内のある機能とソフトウェア内の他の機能を組み合わせて、本発 明の原理に沿ったシステムを提供することができる。これらの変形例や更に他の 変形は次の請求の範囲に記載されているように意図されている。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1995年4月13日 【補正内容】 請求の範囲 1.第1および第2の2進コードから構成されている補助情報成分を含むテレビ ジョン信号を処理するシステムにおいて、 前記2進コードにエラーがあるときを検出する検出手段と、 前記検出手段に接続されてエラーが発生しているならば前記第2の2進コード を修正する修正手段と、 前記検出手段および前記修正手段に接続されて前記第1の2進コードにエラー が検出されない場合には前記修正手段が前記第2の2進コードのエラーの検出に 応じて前記第2の2進コードを修正するのを防止する防止手段と から構成されていることを特徴とするシステム。 2.請求項1に記載のシステムにおいて、 前記防止手段は、前記検出手段に接続されてカウント値を提供するカウンタか ら構成され、かつ 前記カウント値は前記補助情報成分の処理の開始のときに初期値で初期化され 、 前記カウント値は、前記第1の2進コードのエラー検出のみに応じて前記カウ ント値をインクリメントすることにより、また前記第2の2進コードのエラー検 出のみに応じて前記カウント値をデクリメントすることにより、変化させられて 新たなカウント値を生じ、かつ 前記新たなカウント値は、前記第2の2進コードにはエラーがあって前記第1 の2進コードにはエラーがない場合か否かを判定するために、前記初期値と比較 されることを特徴とするシステム。 3.請求項1に記載のシステムにおいて、 前記修正手段は前記第1の2進コードを修正する手段を含み、また 前記第1および第2の2進コードはそれぞれパリティビットを含み、また前記 検出手段はパリテイチェッカーを含むことを特徴とするシステム。 4.請求項3に記載のシステムにおいて、前記修正手段は前記検出手段と前記防 止手段とに応答して、エラーが存在している前記2進コードの前記1つを代替え 2進コードに選択的に置き換えるためのスイッチを有することを特徴とするシス テム。 5.請求項4に記載のシステムにおいて、前記第1と第2の2進コードはクロー ズド・キャプション・キャラクタを表し、前記代替え2進コードはブランク・キ ャラクタを表すことを特徴とするシステム。 6.請求項1に記載のシステムにおいて、 前記2進ワードのそれぞれはそれぞれの補助情報成分と該それぞれの補助情報 が正しいかどうかを示すエラー情報とを含み、また、 前記検出手段は前記第1と第2の2進ワードのエラー情報を評価して前記それ ぞれの補助情報が正しい時を決定する評価手段を含み、 前記修正手段は前記それぞれの補助情報について操作可能であることを特徴と するシステム。 7.請求項6に記載のシステムにおいて、 前記各2進ワード内の前記エラー情報はパリティビットを含み、 前記評価手段は各2進ワードの該パリティを評価するパリティチェッカーから 成り、および 前記修正手段は前記第2の2進ワードの前記補助情報を置換補助情報に置き換 えることを特徴とするシステム。 8.請求項6に記載のシステムにおいて、 前記防止手段は前記評価手段による前記エラー情報の評価に応答して以下のよ うに変化するカウント値を供給するカウンタから成り、 前記補助情報の処理の開始のときに前記カウント値は初期値に初期化され、 前記第1の2進ワードの前記補助情報は誤っているが前記第2の2進ワードの 前記補助情報は正しいと前記エラー情報の評価が示すときに前記カウント値はイ ンクリメントされ、 前記第1の2進ワードの前記補助情報は正しいが前記第2の2進ワードの前記 補助情報は誤っていると前記エラー情報の評価が示すときに前記カウント値はデ クリメントされ、また 前記防止手段は、前記第1と前記第2の2進ワードの前記エラー情報の評価の 後に前記カウント値と前記初期値とを比較して、該カウント値と該初期値が等し い場合には前記第2の2進ワードの前記補助情報を前記修正手段が修正するのを 防ぐことを特徴とするシステム。 9.請求項1に記載のシステムにおいて、 前記検出手段は前記第1および第2の2進ワードについてのエラーの発生をそ れぞれ個別に示す第1および第2の制御信号を発生し、かつ 前記修正手段は前記第1の2進ワードを修正する手段を含み、 前記修正手段は前記第1および第2の制御信号を受けるための第1および第2 の入力を有して前記第2の2進コードが修正されるべきである場合であることを 示す中間信号を生成する論理積機能からなることを特徴とするシステム。 10.前記補助情報成分はクローズド・キャプション信号であることを特徴とする 請求項9に記載のシステム。 11.第1および第2の2進ワードから構成されている補助情報成分を含み、各々 のこれら2進ワードは補助情報と、この各自の補助情報が正しいかどうかを示す のに役立つエラー情報とを含む、テレビジョン信号を処理するシステムにおいて 、 前記2進ワードを評価して、前記エラー情報が前記第1の2進ワードの補助情 報は正しいが前記第2の補助情報は誤りであることを示す時に実在するデータ状 態を検出する評価手段と、および 前記評価手段と接続して、前記データ状態が存在するとき前記第2の2進ワー ド内の前記補助情報は正しいということを示すように前記第2の2進ワードのエ ラー情報を修正する修正手段と から構成されていることを特徴とするシステム。 12.請求項11に記載のシステムにおいて、 各2進ワード内の前記エラー情報はパリティビットを含み、 前記評価手段は各2進ワードの該パリティを評価するパリティチェッカーから 成り、および 前記修正手段は前記データ状態が存在するときに前記第2の2進ワードの前記 パリティビットを修正して前記第2の2進ワードに対して訂正パリティを生成す ることを特徴とするシステム。 13.請求項12に記載のシステムにおいて、前記評価手段はカウント値を供給する カウンタから成り、 該カウント値は前記補助情報成分の処理の開始のときに初期値で初期化され、 前記カウント値は、前記第1の2進ワードのエラー情報が該第1の2進ワード の前記補助情報は誤りであるということを示すときにインクリメントされ、 前記カウント値は、前記データ状態を検出するために前記第1と第2の2進ワ ードのエラー情報の評価の後に前記初期値と比較され、かつ 前記カウント値は、前記カウント値が前記初期値と比較された後において前記 データ状態が検出されない場合にデクリメントされることを特徴とするシステム 。 14.第1および第2の2進ワードから構成されている補助情報成分を含むテレビ ジョン信号を処理するシステムにおいて、 前記補助情報成分のエラーを検出する検出手段と、 該検出手段と接続してエラーの検出に応じて前記補助情報成分を修正する修正 手段とを具備し、 前記第1の2進ワードは前記第1の2進ワードのエラーの検出に応じて前記修 正手段により修正されるが、前記第2の2進ワードは前記第2の2進ワードのエ ラーの検出に応じて前記修正手段により修正されないことを特徴とするシステム 。 15.前記補助情報成分はクローズド・キャプション信号であることを特徴とする 請求項14に記載のシステム。 16.前記検出手段はパリティチェッカーであり、また 前記修正手段はスイッチであって該スイッチは前記検出手段と接続する制御入 力を有し前記第1の2進ワードのエラーの検出に応答して前記第1の2進ワード を置換2進ワードと置き換えることを特徴とする請求項14に記載のシステム。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.第1(文字#1)および第2(文字#2)の2進コードから構成されている 補助情報成分を含むテレビジョン信号を処理するシステムにおいて、前記2進コ ードの1つにエラーがあるときを検出する検出手段(320,330)と、 前記検出手段に接続されてエラーの発生している前記2進コードを修正する修 正手段(380,390)と、 前記検出手段および前記修正手段に接続されて前記第1の2進コードにエラー が検出されない場合には前記修正手段が前記第2の2進コードのエラーの検出に 応じて前記第2の2進コードを修正するのを防止する防止手段(340〜370)と から構成されていることを特徴とする装置。 2.請求項1に記載の装置において、前記防止手段は、前記検出手段に接続され てカウント値を提供するカウンタ(340)から構成され、かつ 前記カウント値は前記補助情報成分の処理の開始のときに初期値で初期化され 、 前記カウント値は、前記第1の2進コードのエラー検出のみに応じて前記カウ ント値をインクリメントすることにより、また前記第2の2進コードのエラー検 出のみに応じて前記カウント値をデクリメントすることにより、変化させられて 新たなカウント値を生じ、かつ 前記新たなカウント値は、前記第2の2進コードにはエラーがあって前記第1 の2進コードにはエラーがない場合か否かを判定するために、前記初期値と比較 されることを特徴とする装置。 3.請求項1に記載の装置において、前記第1および第2の2進コードはそれぞ れパリティビットを含み、また前記検出手段はパリティチェッカーを含むことを 特徴とする装置。 4.請求項3に記載の装置において、前記修正手段(380,390)は前記検出手段 と前記防止手段とに応答して、エラーが存在している前記2進コードの前記1つ を代替え2進コードに選択的に置き換えるためのスイッチを有することを特徴と する装置。 5.請求項4に記載の装置において、前記第1と第2の2進コードはクローズド ・キャプション・キャラクタを表し、前記代替え2進コードはブランク・キャラ クタを表すことを特徴とする装置。 6.第1および第2の2進ワードから構成されている補助情報成分を含み、各々 のこれら2進ワードは補助情報と、この各自の補助情報が正しいかどうかを示す のに役立つエラー情報とを含む、テレビジョン信号を処理するシステムにおいて 、 前記2進ワードを評価して、前記エラー情報が前記第1の2進ワードの補助情 報は正しいが前記第2の補助情報は誤りであることを示す時に実在するデータ状 態を検出する評価手段と、および 前記評価手段と接続して、前記データ状態が存在するとき前記第2の2進ワー ド内の前記補助情報は正しいということを示すように前記第2の2進ワードのエ ラー情報を修正する修正手段と から構成されていることを特徴とする装置。 7.請求項6に記載の装置において、各2進ワード内の前記エラー情報はパリテ ィビットを含み、 前記評価手段は各2進ワードの該パリティを評価するパリティチェッカーから 成り、および 前記修正手段は前記データ状態が存在するときに前記第2の2進ワードの前記 パリティビットを修正して前記第2の2進ワードに対して訂正パリティを生成す ることを特徴とする装置。 8.請求項6に記載の装置において、前記評価手段はカウント値を供給するカウ ンタから成り、 該カウント値は前記補助情報成分の処理の開始のときに初期値で初期化され、 前記カウント値は、前記第1の2進ワードのエラー情報が該第1の2進ワード の前記補助情報は誤りであるということを示すときにインクリメントされ、 前記カウント値は、前記データ状態を検出するために前記第1と第2の2進ワ ードのエラー情報の評価の後に前記初期値と比較され、かつ 前記カウント値は、前記カウント値が前記初期値と比較された後において前記 データ状態が検出されない場合にデクリメントされることを特徴とする装置。 9.第1および第2の2進ワードから構成されている補助情報成分を含み、各々 のこれら2進ワードは各自の補助情報と、この各自の補助情報が正しいかどうか を示すのに役立つエラー情報とを含む、テレビジョン信号を処理するシステムに おいて、 前記第1および第2の2進ワード内の前記エラー情報を評価して前記各自の補 助情報が正しいときを見付ける評価手段と、 該評価手段に接続して前記第2の2進ワード内の前記エラー情報の評価が前記 第2の2進ワードの前記補助情報が誤りであるということを示すときに前記第2 の2進ワードの前記補助情報を修正する修正手段と、および 前記修正手段と前記評価手段とに接続して前記エラー情報の評価が前記第1の 2進ワードの補助情報は正しいが前記第2の2進ワードの補助情報は誤りである ことを示すときに前記第2の2進ワードの補助情報を前記修正手段が修正するの を防止する防止手段と から構成されていることを特徴とする装置。 10.請求項9に記載の装置において、各2進ワード内の前記エラー情報はパリテ ィビットを含み、 前記評価手段は各2進ワードの該パリティを評価するパリティチェッカーから 成り、および 前記修正手段は前記第2の2進ワードの前記補助情報を置換補助情報に置き換 えることを特徴とする装置。 11.請求項9に記載の装置において、前記防止手段は前記評価手段による前記エ ラー情報の評価に応答して以下のように変化するカウント値を供給するカウンタ から成り、 前記補助情報の処理の開始のときに前記カウント値は初期値に初期化され、 前記第1の2進ワードの前記補助情報は誤っているが前記第2の2進ワードの 前記補助情報は正しいと前記エラー情報の評価が示すときに前記カウント値はイ ンクリメントされ、 前記第1の2進ワードの前記補助情報は正しいが前記第2の2進ワードの前記 補助情報は誤っていると前記エラー情報の評価が示すときに前記カウント値はデ クリメントされ、また 前記防止手段は、前記第1と前記第2の2進ワードの前記エラー情報の評価の 後に前記カウント値と前記初期値とを比較して、該カウント値と該初期値が等し い場合には前記第2の2進ワードの前記補助情報を前記修正手段が修正するのを 防ぐことを特徴とする装置。 12.第1および第2の2進ワードから構成されている補助情報成分を含むテレビ ジョン信号を処理するシステムにおいて、 前記第1および第2の2進コードのそれぞれのエラーを検出する検出手段と、 該検出手段に接続して前記エラーの検出手段が同時に前記第1および第2の2 進コードのそれぞれにエラーを検出したならば前記第2の2進コードのみを修正 する修正手段と から構成されていることを特徴とする装置。 13.前記検出手段は前記第1および第2の2進ワードについてのエラーの発生を それぞれ個別に示す第1および第2の制御信号を発生し、かつ 前記修正手段は前記第1および第2の制御信号を受けるための第1および第2 の入力を有して前記第2の2進コードが修正されるべきである場合であることを 示す中間信号を生成する論理積機能からなることを特徴とする請求項12に記載の システム。 14.前記補助情報成分はクローズド・キャプション信号であることを特徴とする 請求項13に記載のシステム。 15.第1および第2の2進ワードから構成されている補助情報成分を含むテレビ ジョン信号を処理するシステムにおいて、 前記補助情報成分のエラーを検出する検出手段と、 該検出手段と接続してエラーの検出に応じて前記補助情報成分を修正する修正 手段とを具備し、 前記第1の2進ワードは前記第1の2進ワードのエラーの検出に応じて前記修 正手段により修正されるが、前記第2の2進ワードは前記第2の2進ワードのエ ラーの検出に応じて前記修正手段により修正されないことを特徴とする装置。 16.前記補助情報成分はクローズド・キャプション信号であることを特徴とする 請求項15に記載のシステム。 17.前記検出手段はパリティチェッカーであり、また 前記修正手段はスイッチであって該スイッチは前記検出手段と接続する制御入 力を有し前記第1の2進ワードのエラーの検出に応答して前記第1の2進ワード を置換2進ワードと置き換えることを特徴とする請求項15に記載のシステム。
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