JPH08508476A - アリール−およびヘテロアリール硫黄ペンタフルオリド類の製造方法 - Google Patents

アリール−およびヘテロアリール硫黄ペンタフルオリド類の製造方法

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JPH08508476A JP6521880A JP52188094A JPH08508476A JP H08508476 A JPH08508476 A JP H08508476A JP 6521880 A JP6521880 A JP 6521880A JP 52188094 A JP52188094 A JP 52188094A JP H08508476 A JPH08508476 A JP H08508476A
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Abstract

(57)【要約】 アリール硫黄ペンタフルオリドおよびヘテロアリール硫黄ペンタフルオリドの製造方法は、無水条件下で100℃以上の温度でかつ沸点が反応温度と同じかそれ以上の非水性溶媒(この溶媒は反応条件下で実質的に安定である)の存在下で、二硫化アリールまたは二硫化ヘテロアリールを二フッ化銀と反応させることを含む。

Description

【発明の詳細な説明】 アリール−およびヘテロアリール硫黄ペンタフルオリド類の製造方法 本発明はアリール硫黄ペンタフルオリド(aryl sulphurpentafluoride)の工 業的製造方法、特にベンゼン硫黄ペンタフルオリド系化合物およびピリジン硫黄 ペンタフルオリド系化合物の工業的製造方法に関する。 アリール−およびヘテロアリール硫黄ペンタフルオリド系化合物は、例えば、 国際出願No.GB92/01636に記載されているように、農薬の工業的製 造に有用である。しかしながら、そのような化合物は妥当な収率、すなわち工業 的に実施可能な方法で製造することが極めて困難であることが示されていた。 J.Am.Chem.Soc.(84),1964,第3064頁(ウイリア ム・シェパード(Wi11iam Sheppard)の論文)にはメタおよびパラニトロベンゼ ン硫黄ペンタフルオリドのようなフェニル硫黄ペンタフルオリド系化合物の製造 方法が記載されている。その論文には50−60℃で二硫化フェニルまたは三硫 化フェニルを”フレオン(Freon)”溶媒に溶解した二フッ化銀と還流させ ながら反応させ、次いで120℃で加熱することが記載されている。さらに詳し く述べると、二硫化−ビス−(メタ−ニトロフェニル)または二硫化−ビス−( パラ−ニトロフェニル)をそれぞれCCl2FCClF2の存在下に二フッ化銀と 還流させながら1時間反応さることによって、メタおよびパラニトロベンゼン硫 黄ペンタフルオリドを製造した。次にCCl2FCClF2を溜去して反応混合物 を2時間かけて120°−135℃に加熱した。冷却後、反応混合物を四塩化炭 素とクロロホルムで抽出し、抽出物を一緒にまとめて蒸溜して目的生成物を得た 。メタニトロベンゼン硫黄ペンタフルオリドの場合の収率は28−30%であり 、パラニトロベンゼン硫黄ペンタフルオリドの場合の収率はよくても16%であ った。 ところで、われわれは、改善された製法における適切な溶媒の使用がアリール ーおよびヘテロアリール硫黄ペンタフルオリド系化合物の工業的に魅力ある製造 方法を見いだした。 本発明によれば、二硫化アリールまたは二硫化ヘテロアリールを無水条件下で 、100℃以上の温度で、沸点がこの反応温度と同じかそれ以上の非水性溶媒( この溶媒は反応条件下で実質的に安定である)の存在下で反応させることを含む 、アリール硫黄ペンタフルオリドおよびヘテロアリール硫黄ペンタフルオリドの 製造方法が提供される。 本発明は何らかの一つの特定の理論によって限定されるものと解されるべきで はないが、その反応スキームはスキーム1に示した通りであると思われる。スキ ーム1には、式中においてRnが以下に述べるようなn個の適当な置換基Rを表 すベンゼン硫黄ペンタフルオリドの製造について例示されている。(I)に対応 する二硫化ヘテロアリール出発物質におけるヘテロ原子は、その環上の任意の適 切な位置に存在しうることが理解されよう。(II)のようなアリール−または ヘテロアリール硫黄トリフルオリド中間体を単離する必要はなく、実際この中間 体は一般的に不安定である。 この反応は110℃以上の温度で行われるのが好ましい。もし必要ならば16 0℃よりも高い温度を用いることが可能であるが、副生物の生成によって収率が 低下する可能性があり、しかも溶媒の安定性が低下する虞れもある(特に、炭化 水素溶媒を用いた場合)。110−150℃の範囲の温度、例えば、120−1 40℃が特に好ましい。 溶媒は、反応温度と同じか好ましくはそれ以上の温度を有するものが選択され る。したがって、好ましい溶媒は120℃以上の沸点、より好ましくは130℃ 以上の沸点を有するものであり、反応温度は溶媒の沸点にしたがって選択される 。溶媒は反応条件下において実質的に安定であることが必要となる。「実質的に 安定である(”substantially stable”)」ということは、溶媒が反応条件下で 実質的に不活性であるか、または溶媒がフッ素化反応を受けても生成する溶媒の フッ素化誘導体(この誘導体はそれ自身はこの反応に適する溶媒である)の割合 が小さい(例えば、5%未満)か、いずれかを意味する。二フッ化銀とまたはア リール−若しくはヘテロアリール硫黄トリフルオリド中間体と実質的に反応する 溶媒は適切ではない。この理由で、カルボニル、ヒドロキシ、カルボキシレート また はニトリル部分を有する溶媒は適当とは考えられない。 溶媒が効果的な反応媒体として作用するならば、当該溶媒がすべての反応物と 最終生成物を溶解する必要があるということは本質的なことではない。実際、反 応溶媒における二フッ化銀の溶解性は小さいものと思われる。 適切な沸点を有する炭化水素溶媒、例えば、オクタン、ノナンまたは高級炭化 水素溶媒は本発明の製法に適当である。そのような溶媒は反応過程において何ら かのフッ素化を受ける可能性があるが、上で述べたように、結果として得られた 小さい割合のフッ素化溶媒は一般的に元の溶媒と同様に効果的であるという性質 があり、そのためかかる溶媒は、本願明細書中で使用されている意味で「安定的 (“stable”)」であると見なされる。以下で述べるように、この溶媒が再循環 される連続的製法においては、フッ素化炭化水素溶媒が蓄積される可能性があり 、非フッ素化炭化水素溶媒の適切な比率を維持するために適当な放出が必要であ るかもしれない。炭化水素溶媒は安価であるという利点を有する。 一般に、クロロフルオロ炭化水素溶媒とペルフルオロ炭化水素溶媒は炭化水素 溶媒よりも高価であるが、本発明の反応条件下で実質的に不活性であるという利 点を有する。好適なクロロフルオロ炭化水素溶媒として、適当な沸点を有する「 アークトン(“arcton”)」溶媒が挙げられる。好適なペルフルオロ炭化 水素溶媒は炭化水素溶媒として、ペルフルオロアルカン、ペルフルオロデカリン のようなペルフルオロ水素化芳香族化合物およびペルフルオロエチルエーテルの ような重合性若しくは非重合性ペルフルオロアルキルエーテルが挙げられる。 二フッ化銀の化学量論的割合は、二硫化アリールまたは二硫化ヘテロアリール 出発物質1モルにつき二フッ化銀10モルである。しかしながら、過剰の二フッ 化銀、例えば、二硫化アリールまたは二硫化ヘテロアリール1モルにつき二フッ 化銀12モル以上を使用することが好ましい。もし望むならば使用しても構わな い過剰の二フッ化銀に対する真の上限はないが、二硫化アリールまたは二硫化ヘ テロアリール1モルにつき20モルより多くの二フッ化銀の使用は何らかの利点 をもたらす可能性はなく溶媒のフッ素化若しくは反応容器に対する侵食の可能性 が増大する虞れがある。われわれは、シェパード(Sheppard)の論文に記載され ている二フッ化銀の量よりもはるかに過剰の二フッ化銀を用いると予期せぬ優れ た収率が得られることを発見した。二硫化アリールまたは二硫化ヘテロアリール 1モルにつきニフッ化銀が14モルないし18モルの割合が特に好ましい。 この反応は、優れた熱伝達特性を有する耐フッ素性反応器において行うことが 好都合である。反応が無水条件下で行われかつ反応が乾燥した不活性雰囲気中で 行われることを保証するために、適切な対策を講ずるべきである。二フッ化銀は 反応溶媒に大部分は溶解せず、効果的な反応時の接触を保証するために反応混合 物はかきまぜるかまたは撹拌することが好都合である。反応中に消費される二フ ッ化銀はフッ化銀(silver fluoride)に転化され、このフッ化銀も反応条件下 においては不溶性である。このため、フッ化銀および反応が終了した後に残った あらゆる未反応の二フッ化銀は濾過によって容易に回収され、必要に応じて適当 な溶媒を用いて洗浄される。フッ化銀をフッ素ガスのようなフッ素化剤をもちい て処理することによって二フッ化銀が容易に再生成される。したがって、本発明 の製法において使用される過剰の二フッ化銀は過剰の出費を表すが、一方で銀は 硫黄ペンタフルオリド部分の生成において用いられるフッ素のための担体よして 効果的に使用し得るものであり、また重大な損失なしに繰り返して再循環するこ とが可能である。 このようにして、本発明のさらに別の態様によれば、以下の段階を含むアリー ル硫黄ペンタフルオリドまたはヘテロアリール硫黄ペンタフルオリドの製造方法 が提供される。 a)二硫化アリールまたは二硫化ヘテロアリールを二フッ化銀と、無水条件下 で100℃以上の温度で沸点が反応温度と同じかそれ以上である非水性溶媒(こ の溶媒は反応条件下っで実質的に安定である)の存在下で反応させる段階; b)フッ化銀および反応段階(a)の完了時に残ったあらゆる未反応の二フッ 化銀を回収する段階; c)段階(b)において回収したフッ化銀とあらゆる未反応の二フッ化銀をフ ッ素化剤を用いて処理しフッ化銀を二フッ化銀に再度転化する段階;および d)段階(c)において生成した二フッ化銀を反応段階(a)に再循環する段 階。 この反応は、連続的に行っても、また半連続的方法で行いバッチ反応段階(a )から回収したフッ化銀/二フッ化銀を二フッ化銀に再度転化し(段階c)、か つ新たなバッチ反応段階(a)に再循環してもよい。 反応時間は一般に6時間ないし12時間の範囲である。反応の成行きは、中間 体であるアリール−またはヘテロアリール硫黄トリフルオリドの存在を検出する ための分析を行うことによって好都合に調べることができ、さらにアリール−ま たはヘテロアリール硫黄トリフルオリドが検出されなくなったらこの反応は完了 したと見なされる。 生成物は、全反応物(reaction mass)からフッ化銀とあらゆる未反応の二フ ッ化銀を濾過によって除去した後に回収するのが好都合である。生成物が反応混 合物中に完全に溶解しているということは本質的なことではない。そして、生成 物が完全に溶解していない場合には、ある生成物はフッ化銀/二フッ化銀ととも に固体として除去することが可能である。フッ化銀/二フッ化銀は反応において 使用したのと同じ溶媒または異なる溶媒を用いて洗浄し、濾液を集めて一緒にす る。生成物は、分別蒸溜のような慣用手段によって一緒にした濾液から回収する ことが可能である。 この生成物の従来の製造(work-up)に対する代替方法として、生成物が選択 的に溶解し反応溶媒とは不混和性である第二の低沸点溶媒の使用によって生成物 を回収してもよい。濾過されたフッ化銀/二フッ化銀は低沸点溶媒で洗浄してそ の中に含まれる生成物をすべて回収することが好都合であり、その後この低沸点 溶媒は溶媒抽出工程において反応溶媒とともに撹拌すると、それによって生成物 が低沸点溶媒中へ抽出される。生成物はこの低沸点溶媒から慣用手段により容易 に回収され、一方反応溶媒は連続反応において若しくは半連続反応における次の バッチ反応段階へ再循環することが可能である。好適な反応溶媒と不混和性低沸 点溶媒との組み合わせは当業者の心に思い浮かぶであろう。本発明のこの実施態 様は、反応溶媒としてはペルフルオロデカリンまたはペルフルオロエチルエーテ ルの使用によって、反応溶媒とは不混和性で生成物は選択的に溶解する低沸点溶 媒としては塩化メチレンの使用によって本明細書中で例示される。 本発明の方法は、例えば、ベンンゼン硫黄ペンタフルオリド系化合物およびピ リジン硫黄ペンタフルオリド系化合物の製造に適用することが可能である。本明 細書中に例示されているように、芳香環またはヘテロ芳香環に置換基が存在して いてもよい。置換基の中には反応中にフッ素化剤による作用を受けやすいものも 有り得るし、また置換基の中にはフッ素化剤による作用を受けて芳香環またはヘ テロ芳香環を活性化するものも有り得るので、すべての置換アリール−またはヘ テロアリール硫黄ペンタフルオリド化合物が直接的に本発明の製法によって製造 され得るものではないことを、当業者は理解するであろう。したがって、例えば 、環のフッ素化を最小限に抑えるために、ニトロ、トリフルオロメチル、ペンタ フルオロエチル、若しくは(ジ)−ハロゲンのような非活性化置換基(de-activ ating substituent)がベンゼン環に存在することが好ましい。ヒドロキシ、エ ステル、ニトリルおよびカルボン酸のような置換基はフッ素化剤による作用を受 け易いものと予測することができ、本発明の製法を用いて製造される化合物には 一般的に存在すべきでない。当業者ならば、本発明の製法による工業的製造に適 するそのような置換アリール硫黄ペンタフルオリド化合物および置換ヘテロアリ ール硫黄ペンタフルオリド化合物を選択することができるはずである。もし何等 かの疑いがある場合は、置換基そのものにまたは芳香環もしくはヘテロ芳香環に 、フッ素化剤による望ましくない作用が起こるかどうかを決定するために日常的 な実験(routine experiment)を利用することが可能である。 本発明の製法による工業的製造に適する化合物の具体例として、4−ニトロベ ゼン硫黄ペンタフルオリド、3−ニトロベゼン硫黄ペンタフルオリド、2−ニト ロベゼン硫黄ペンタフルオリド、ピリジン硫黄ペンタフルオリド、2,3−ジク ロルピリジン−5−硫黄ペンタフルオリドを挙げることができる。 本発明によって製造された化合物は、本発明の製法を直接用いる製造にそれ自 体は適さないと考えられる他の化合物に転化することが可能であることが理解さ れよう。したがって、例えば、ニトロベンゼン硫黄ペンタフルオリド系化合物は 容易にアミノベンゼン硫黄ペンタフルオリド系化合物に転化することが可能であ り、この化合物は、同様にして、例えば、国際出願No.GB92/01636 および他の同時係属中の出願に例示されているような他の化合物に転化すること が可能である。多くの他のそのような転化反応が当業者の心に思い浮かぶであろ う。 二硫化アリール出発原料および二硫化ヘテロアリール出発原料は周知の技術を 用いて製造することが可能な公知化合物である。当該二硫化化合物は、もし必要 な場合は、例えば、対応するチオールを用いてその場で製造することが可能であ る。多くの場合、その対応するチオールは液体であるか、または典型的な反応溶 媒に容易に溶ける。もし当該チオールを、例えば、反応発熱量を最小限にするた めに反応混合物に供給することが必要な場合に、このことは利点をもたらす。 本発明を以下の実施例によって具体的に説明する。特に断らない限りすべての 部および百分率は重量に基づくものである。 実施例1 この実施例は4−ニトロベンゼン硫黄ペンタフルオリドの製造を例証する。 オクタン(450ml)を銅製反応容器(1500ml容量)に装入した。こ の反応容器は銅製冷却器と銅製熱電対ポケットを受け入れるべく規格化されたP TFEクロージャー(closure)が取り付けられており、固体および液体の装入 用の入口(entry point)と回転シール(rotary seal)を有する機械撹拌器が備 え付けられていた。二硫化4−ニトロフェニル(50g)を上記反応容器に装入 して撹拌を開始した。 装入操作中に内容物に対する不活性雰囲気を維持するためにデザインされた固 体転化漏斗から二フッ化銀(400g)を一部ずつ撹拌された混合物に室温で加 えた。最後に残った微量の二フッ化銀は50mlのオクタンを用いて反応容器に 流し込んだ。反応容器および内容物の温度を2時間にわたって122−124℃ に上昇させ、この温度に6時間半維持した。 反応物全体からサンプルを採取して、HPLCにより塩化メチレン/アセトニ トリル混合物(2:1 v/v)で溶離して254nmにおけるUV検出を用い て分析した。中間体であるベンゼン硫黄トリフルオリドがすべて目的のペンタフ ルオリドに転化されたときに反応が完了したものと見なした。 全反応物を室温まで冷却し、次いで反応容器を開放して内容物を濾過し、フッ 化銀およびあらゆる未反応の二フッ化銀を除去した。このフッ化銀を塩化メチレ ンで洗浄して洗浄液を濾液と一緒にして、次に減圧蒸溜を行って揮発性の洗浄溶 媒を除去して生成物のオクタン溶液を残した。 次いで、生成物のオクタン溶液を乾燥シリカ充填カラム(直径100mm×6 5mm)の上部に装入して溶離させ、カラムの上部に生成物を保持させて残した 。次に、カラムをn−ヘキサンで溶離して最後に残ったの微量のオクタンを除去 し、最後に生成物をクロロホルムで溶離した。クロロホルム溶離剤を蒸溜して7 4グラムの生成物を得た。この生成物の純度はHPLCによれば99%であると 推定され、一方GC分析はオクタン/炭化水素含有量が16%であることを示し た。収率は78%であった(装入した二硫化物とGCによる純度分析に基づく) 。 実施例2 この実施例は4−ニトロベンゼン硫黄ペンタフルオリドの製造のための代替溶 媒の使用を例証する。 すべて同じ重量の反応物とオクタンの代わりに同じ容量のノナンを用いて実施 例1の一般的操作を繰り返した。反応容器と内容物の温度を2時間にわたって1 25−130℃に上昇させ、3時間半この温度に維持した。 実施例1と同様にして生成物を単離し58グラムの生成物を得た。生成物の純 度はHPLCによって99%と推定され、一方GC分析は溶媒の揮発物を全く検 出しなかった。収率は72%であった(装入した二硫化物とGCによる純度分析 に基づく)。 実施例3 この実施例は代替溶媒を用いた4−ニトロベンゼン硫黄ペンタフルオリドの製 造を例証する。 より小さい反応容器(220ml容量)を用いたことを除いて実施例1の一般 的方法を用いて二硫化4−ニトロフェニル(1.54g)を二フッ化銀(12g )と反応させた。溶媒は、「Galden HT135」という商品名で販売されており13 5 ℃の沸点を有するペルフルオロエチルエーテル(perfluoroethylether)溶媒で あった。最初に反応容器に装入するに際して20mlの溶媒を使用し、二フッ化 銀を反応容器に流し込むために追加の15mlを使用した。反応容器と内容物の 温度を1時間半にわたって125−130℃に上昇させ、その温度に7時間保持 した。 全反応物を室温まで冷却し、反応容器を開放して内容物を濾過してフッ化銀/ 二フッ化銀を除去した。濾過して取り除いた固形物を塩化メチレン(4×20m l)で洗浄し、濾液を新しい塩化メチレン(2×20ml)で抽出した。ペルフ ルオロエチルエーテル溶媒は別の反応に利用できた。集めた塩化メチレン抽出液 /洗浄液を減圧蒸溜して揮発性の溶媒を除去した。2.4gの生成物を得た。生 成物の純度はHPLCにより99%と推定された。一方、GCは11%の揮発性 溶媒、9%の他の揮発物および65%の生成物の存在を示した。したがって、収 率(装入した二硫化物および純度のGC分析に基づく)は64%であった。 実施例4 この実施例は、代替溶媒を用いた4−ニトロベンンゼン硫黄ペンンタフルオリ ドの製造を例証する。 より小さな(220ml容量)反応容器を使用した点を除き実施例1の一般的 方法を用いて二硫化4−ニトロフェニル(1,54g)を二フッ化銀(12g) と反応させた。溶媒はヘキサフルオロ−1,1,3,4−テトラクロロブタンで あった。反応容器への最初の装入に際して18mlの溶媒を使用し、二フッ化銀 を反応容器へ流し込むために追加の12mlを用いた。反応容器と内容物の温度 を1時間半にわたり125−129℃に上昇させ、その温度に7時間維持した。 全反応物を室温まで冷却し、反応容器を開放して内容物を濾過しフッ化銀/二 フッ化銀を除去した。固形物を塩化メチレン(5×20ml)で洗浄して得られ た洗液を減圧蒸溜し、回収した生成物を反応濾液に再度溶解した。この溶液を乾 燥シリカ充填カラム(50mm直径×85mm)の上に加え、ヘキサンを用いた 溶離によってフルオロカーボンを除去した。フルオロカーボンをすっかり除去し た後で、このシリカをクロロホルム中で2度懸濁液化することにより抽出した。 このクロロホルムを蒸溜して、目的の生成物(2.18g)を得た。この生成物 の純度はHPLCにより91%で隣接する9%のピーク(シリカカラム処理前の アリール硫黄トリフルオリド不純物から誘導されたスルホニルフルオリド(sulp honyl fluoride)化学種)を有しているものと推定された。GCは低い含有量の 揮発性溶媒を有する84%の純度であることを示した。したがって、収率(装入 した二硫化物と純度のGC分析に基づく)は75%であった。 実施例5 同じ重量の反応物とペルフルオロエチルエーテルの代わりに同じ容量のペルフ ルオロデカリンを用いて実施例3の操作を繰り返した。反応容器と内容物の温度 は1時間半にわたって127−130℃に上昇させ、その温度に10時間維持し た。 全反応物を室温まで冷却し、次いで反応容器を開放して内容物を濾過しフッ化 銀/二フッ化銀を除去した。固形物を塩化メチレンで洗浄して濾液を抽出するた めに洗液を用いた。次いで濾液を新しい塩化メチレンで更に抽出した。残ったペ ルフルオロデカリンは別の反応に再循環するために利用できた。抽出物を一緒に して減圧蒸溜し揮発性溶媒を除去した結果、2.4グラムの生成物を得た。 生成物の純度は、HPLCにより99%と推定され、一方GCは揮発性溶媒を 4%含有する純度88%を示した。したがって、収率(装入された二硫化物と純 度のGC分析に基づく)は77%であった。 実施例6 この実施例は、3−ニトロベンンゼン硫黄ペンンタフルオリドの製造を例証す る。 二硫化4−ニトロフェニルの代わりに二硫化3−ニトロフェニルを用いたこと と二フッ化銀の重量を410gに増やしたことを除いて、同じ量の反応物を使用 して実施例1の操作を繰り返した。オクタンの代わりに等容量のノナンを用いた 。 反応容器と内容物の温度を60℃に上昇させ、この温度に35分間維持した。 次いでその温度を更に75分間にわたって125−130℃に上昇させた。温度 をこの範囲に10時間維持した。この間に7%未満のアリール硫黄トリフルオリ ド中間体が残った。 実施例1の場合と同様にして生成物を回収し、39グラムの生成物を得た。生 成物の純度はHPLCにより99%と推定され、一方GCはノナン/炭化水素を 低レベルで検出した。 実施例7 この実施例は2−ピリジル硫黄ペンタフルオリドの製造を例証する。 実施例3に記載した反応容器にノナン(40ml)を装入した。撹拌を始めて 二フッ化銀(18.0g)を室温下で加えた。20mlのノナンを用いて最後に 残った微量の二フッ化銀を反応容器に流し込んだ。二フッ化銀の撹拌したスラリ ーに二硫化2−ピリジルを室温下で装入した。反応容器と内容物を120℃にゆ っくりと加熱し、この温度に5時間維持した。この後でサンプルを採取し19F NMRによって分析した。当該NMRはほとんどすべての硫黄トリフルオリド 中間体が目的の生成物に転化されていたことを示した。 全反応物を室温まで冷却し、次いで反応容器を開放して内容物をデカントした 。残ったフッ化銀/二フッ化銀を3×20mlの塩化メチレンで洗浄して保管し た。次に生成物のノナン溶液を乾燥シリカ充填カラム(直径5cm×11cm) の上に装入して溶離し、生成物をカラムの上に残して保持した。次いで、カラム をn−ヘキサン(150ml)で溶離して、最後に残った微量の反応溶媒を除去 し、最後に生成物を塩化メチレンで溶離した。すべての塩化メチレン溶液を集め て大気圧で蒸溜して7mlの粗生成物を得た。これを更に精製して2.7gの淡 黄色液体を得た。この液体の純度はGC荷より70%と推定された。収率(装入 した二硫化物とGCによる純度測定に基づく)は68%であった。 この生成物の構造はNMRおよび19F NMRによって確認された:− 19F NMR 51.3−51.8(4Fd)77.1−79.4(1Fペン タフルオロ)1 H NMR δ(CDCl3)7.37−7.43(1H,m)7.67−7. 7(1H,d)7.84−7.89(1Hm)8.51−8.54(1H,m) 比較例 4−ニトロベンゼン硫黄ペンタフルオリドをシェパード(Sheppard) W.A.J.A Chem Soc 84 3064,(1962)に記載され ている方法を用いて製造した。 実施例3に記載した銅製反応容器に1,1,2−トリクロロトリフルオロエタ ン(18ml)を装入した。二硫化4−ニトロフェニル(6g)を装入して撹拌 を始めた。装入操作の間は内容物に対して不活性雰囲気を維持するためにデザイ ンされた固形物添加漏斗から、二フッ化銀(35.1g)を一部ずつ撹拌された 溶媒/分散剤に室温で添加した。最後に残った微量の二フッ化銀を溶媒/分散剤 (8ml)で反応容器に流し込んだ。 反応容器と内容物は50℃に加熱し、この温度に1時間維持した。1,1,2 −トリクロロトリフルオロエタンを溜去し、次いで反応容器を125−131℃ に加熱し、この温度に2時間維持した。加熱を止めて反応容器と内容物を35℃ に冷却した。次に塩化メチレン(25ml)を装入し5分間撹拌した。反応容器 を開放してフッ化銀を濾去した。これをより多くの塩化メチレン(3×25ml )で、次にクロロホルム(2×25ml)で洗浄した。 単離された収量の公平な比較を可能にするため、最後の製造と単離を元の文献 の方法から変更した。したがって、塩化メチレンとクロロホルム濾液/洗液を一 緒にして減圧蒸溜を行い、ノナンに溶解された生成物(8.28g)を得た。生 成物のノナン溶液を乾燥シリカ充填カラム(直径43mm×45mm)の上に装 入し溶離して、カラムの上に生成物を残した。次いで、カラムをn−ヘキサンで 溶離して最後に残った微量のノナンを除去し、最後に生成物をクロロホルムで溶 離した。 クロロホルム溶離液(eluent)を蒸溜して2.4gの生成物を得た。この生成 物の純度はHPLCにより99%と推定され、一方GCは検出可能な溶媒は全く 示さなかった。かくて、収率(装入した二硫化物とGCによる純度の推定に基づ く)は25%であった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AU,BB,BG,BR,BY,CA, CN,CZ,FI,GE,HU,JP,KG,KP,K R,KZ,LK,LV,MD,MG,MN,MW,NO ,NZ,PL,RO,RU,SD,SK,TJ,UA, US,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 無水条件下で100℃以上の温度でかつ沸点が反応温度と同じかそれ以上 の非水性溶媒(この溶媒は反応条件下で実質的に安定である)の存在下で、二硫 化アリールまたは二硫化ヘテロアリールを二フッ化銀と反応させることを含むア リール硫黄ペンタフルオリドおよびヘテロアリール硫黄ペンタフルオリドの製造 方法。 2. 反応温度が110℃ないし150℃である請求項1記載の製造方法。 3. 反応温度が120℃ないし140℃である請求項2記載の製造方法。 4. 溶媒が反応温度と同じかそれ以上の沸点を有する炭化水素、クロロフルオ ロ炭化水素またはペルフルオロ炭化水素である請求項1ないし3のいずれか1項 記載の製造方法。 5. 溶媒がオクタン、ノナン、ルフルオロエチルエーテル、ヘキサフルオロ− 1,2,3,4−テトラクロロブタンまたはペルフルオロデカリンである請求項 1ないし4のいずれか1項記載の製造方法。 6. 二硫化アリールまたは二硫化ヘテロアリール1モルにつき12モル以上の 二フッ化銀を用いる請求項1ないし5のいずれか1項記載の製造方法。 7. 二硫化アリールまたは二硫化ヘテロアリール1モルにつき14モルないし 18モルの二フッ化銀を用いる請求項6載の製造方法。 8. 二硫化アリールまたは二硫化ヘテロアリールが二硫化4−ニトロフェニル 、二硫化3−ニトロフェニル、二硫化2−ニトロフェニルまたは二硫化2−ピリ ジ ルであり、それぞれの生成物が4−ニトロベンンゼン硫黄ペンタフルオリド、3 −ニトロベンンゼン硫黄ペンタフルオリド、2−ニトロベンンゼン硫黄ペンタフ ルオリド、ピリジン硫黄ペンタフルオリドおよび2,3−ジクロロピリジン−5 −硫黄ペンタフルオリドである請求項1ないし7のいずれか1項記載の製造方法 。 9. アリール硫黄ペンタフルオリドまたはヘテロアリール硫黄ペンタフルオリ ドの製造方法であって、 a) 無水条件下で100℃以上の温度でかつ沸点が反応温度と同じかそれ以上 の非水性溶媒(この溶媒は反応条件下で実質的に安定である)の存在下で、二硫 化アリールまたは二硫化ヘテロアリールを二フッ化銀と反応させること; b) フッ化銀と反応段階(a)の完了時に残ったあらゆる未反応の二フッ化銀 を回収すること; c) 段階(b)において回収したフッ化銀と未反応の二フッ化銀をフッ素化剤 で処理して前者を二フッ化銀に再度転化すること;および d) 段階(c)において形成された二フッ化銀を段階(a)に再循環すること 、 を含む上記製造方法。
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