JPH08507405A - アノードでの水分離を含む個体ポリマー燃料電池設備 - Google Patents

アノードでの水分離を含む個体ポリマー燃料電池設備

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JPH08507405A JP6511303A JP51130394A JPH08507405A JP H08507405 A JPH08507405 A JP H08507405A JP 6511303 A JP6511303 A JP 6511303A JP 51130394 A JP51130394 A JP 51130394A JP H08507405 A JPH08507405 A JP H08507405A
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Abstract

(57)【要約】 個体ポリマー燃料電池発電設備(10)は、カソードに蓄積された水の実質的な部分を出口燃料流(18)へと取り除く。この設備は、酸化剤供給源(54)として実質的に純粋な酸素か用いられる行き詰まり方式での、又は希釈された酸化剤源、炭化水素基酸素含有空気が酸化剤の供給源として用いられる低酸素化学量論(stoichiometry)を用いての、水素/酸素燃料電池(1)の作動を可能にする。この供給方式は、これによって、実質的に純粋な酸素で作動する方式においては、酸素再循環ポンプの必要性を排除し、希釈された酸化剤流で作動する方式において酸化剤流を圧縮する寄生の負荷を実質的に減らす。

Description

【発明の詳細な説明】 アノードでの水分離を含む個体ポリマー燃料電池設備 発明の分野 本発明は電気化学的燃料電池に関する。より詳しくは、本発明は実質的に純粋 な及び/又は不純な燃料及び酸化剤流を用いる個体ポリマー燃料電池設備であっ て、カソードに蓄積される実質的な部分の水をアノードの出口燃料流中に除くも のに関する。 発明の背景 電気化学的燃料電池は燃料と酸化剤を電気及び反応生成物に変換する。燃料と して水素を、酸化剤として酸素を用いる電気化学的燃料電池においては、反応生 成物は水である。そのような燃料電池は、一般に個体ポリマー電解質又はイオン 交換膜が多孔性の導電性のシート材料、典型的には炭素繊維紙から形成された2 つの電極の間に配置されてなる、膜電極集成体(「MEA」)を用いる。このM EAは、望みの電気化学的反応を引き起こすために、典型的には微細な粉末状の 白金の形をした触媒層を、各膜/電極界面に含む。前記電極は電気的に接続され て、両電極の間の外側負荷に電子を導通させる通路を提供する。 アノードにおいて、この燃料は多孔性電極材料を透過し、触媒層で反応してカ チオンを形成し、このカチオンはこの膜を通ってカソードへ移行する。カソード において、酸素含有ガス供給体は、触媒層で反応しアニオンを形成する。カソー ドで形成されたアニオンは前記カチオンと反応して反応生成物を形成する。 燃料として水素を、酸化剤として酸素含有空気(又は実質的に純 粋な酸素)を用いる電気化学的燃料電池においては、アノードにおける触媒反応 は、燃料供給物から水素カチオン(プロトン)を生成する。前記イオン交換膜は アノードからカソードへの水素イオンの移動を促進する。水素イオンを導通する ことに加えて、この膜は水素含有燃料流を酸素含有酸化剤流から隔離する。カソ ードにおいて、酸素は触媒層において反応してアニオンを形成する。カソードで 形成されるアニオンは膜を横切ってきた水素イオンと反応し、反応生成物として 液体の水を形成する。 ペルフルオロスルフォンイオン交換膜、例えば商品名NafionのもとにD uPont社から販売されているものは、イオン輸送を起こすためには、水和さ れているか、又は水分子で飽和されていなければならない。カチオンがそのよう なペルフルオロスルフォン膜を通って輸送されるときは、これらカチオンに会合 している水分子も輸送されることは、一般に認められている。この現象は、とき どき「水ポンピング(water pumping)」と呼ばれ、膜のアノード 側からカソード側への正味の水の流れをもたらす。従って、水ポンピング現象を 示す膜は、もし水素イオン(プロトン)と共に輸送される水が補給されなければ 、アノード側を乾燥させてしまう。そのような補給は、典型的には、燃料流を電 池中に導入する前に水素含有燃料流を加湿することによって、提供される。同様 に、カソード側で膜が乾燥するのを防ぐために、燃料電池中に酸化剤流を導入す るに先立って酸素含有酸化剤流を一般に加湿する。それ故、これらカチオン交換 膜を用いる燃料電池は、水ポンピング現象によって膜を横切って輸送される水、 及び水素イオンと酸素の反応からカソードで形成される生成水の両方によって蓄 積される水をカソード(酸化剤)側から除く必要がある。 カソードでの水の蓄積は、いくつかの理由で問題がある。第1に 、触媒層の近くに液体の水があると、触媒の反応体への接近が減り、その結果、 燃料電池の電力が減る。この現象はときどき「フラッディング(floodin g)」と呼ばれている。第2に、カソードでの液体水の蓄積は水がカソードを透 過して触媒に行くのを妨げ、やはり燃料電池の電力の損失をもたらす。第3に、 カソードで液体水が過剰に蓄積すると、付近の膜に物理的変化を生じ、膜の局部 的膨潤及び膨張を引き起こす。これとは反対に、脱水は膜の乾燥と収縮を引き起 こし、電極触媒の界面において対応する機械的応力を生じる。 従来の水除去法は、一般にカソードに蓄積した水を、カソード触媒層からカソ ードを出る酸化剤流へ連れ去るものである。従来の水除去法の1つは、カソード に入れた毛細管を用いてカソードから、蓄積された水を吐かせる、即ち送りだす ことである。従来の水除去法の他の1つは、カソード内に網を用いて触媒層から 水を連れ去ることである。従来の水除去法のさらに他の方法は、組成物水性物質 、例えばポリテトラフルオロエチレン(「PTFE」;商品名テフロン)を、カ ソードシート材料中に入れ、蓄積された水をカソードから去るように強制するこ とである。これらの従来の水除去法は次の理由で不利である: (1)それらは、膜/電極触媒層からカソードの多孔性構造体へ水を追い出 す必要がある; (2)液体の水が存在すると、多孔性ガス拡散電極の隙間を通る酸化剤の流 れを制限する; (3)酸化剤流通路中に液体水が存在すると、この流路中の酸化剤ガスの流 れを制限するおそれがある。 アノードでの水除去を含む設備において、水はカソード側から膜を通って引き 離されてアノード出口流中へ入り、一方、水は膜/電 極触媒の界面で形成され、酸化剤ガスが自由に活性触媒部位に拡散するようにな っている。 米国特許出願No.07/641,601は(1991年1月15日)には、X US 13204.10なる商品名の下にDow社から販売されている新しいタ イプの実験用ペルフロオロスルフォンイオン交換膜は、膜を通しての水素イオン の輸送に結びついた水ポンピング現象をさほど示さないようであることが開示さ れた。従って、Dowの実験用膜は、Nafion型の膜のように大きな水素イ オンの輸送力を持っていないようである。このDowの実験用膜における水ポン ピングの減少は輸送された水のカソードでの蓄積を減らし、通常はカソードで生 じる全ての水の除去を単にアノード側で生じさせる。先の特許出願に示したよう に、アノード側での水の除去もNafion型膜でも行われる。 上に論じたように、イオン交換膜をとおしての水素イオン伝導率は、一般に水 分子の存在を必要とする。燃料と酸化剤ガスは、それ故それらを電池に導入する 前に加湿してMEA内の膜の水飽和を維持する。通常、燃料と酸化剤ガスは、各 ガスを水交換膜の片側に流し、脱イオン水をこの膜の反対側に流すことによって 加湿する。膜が望ましくないイオンによって汚染されるのを防止するために、脱 イオン水が好ましい。そのような膜ベースの加湿装置において、水は膜を通って 燃料及び酸化剤ガスに移行する。Nafionは、そのような用途において適当 で便利な加湿膜材料であるが、他の商業的に入手可能な水交換膜も適当である。 他の非膜ベースの加湿法も用いうる。例えば、前記ガスを蒸発室中で直接水に暴 露しこのガスに蒸発した水を吸収させることができる。 燃料電池の作動温度及び圧力で、又はこれにできるだけ近い温度及び圧力で、 燃料及び酸化剤ガスを加湿するのが一般に好ましい。 空気のようなガスが水を吸収する能力は温度及び圧力の変化と共に大幅に変化す る。燃料電池作動温度より大幅に低い温度での空気(酸化剤)流の加湿は、結局 は膜を脱水するであろう。従って、加湿機能を燃料電池の積み重ねの活性部分に 集中し、燃料と酸化剤流を前記積み重ねの活性区画とほぼ同じ温度及び圧力の条 件にすることが好ましい。そのような集中された装置においては、前記電池の作 動温度であるかこれに近い温度である、活性区画からの冷却水流が加湿用水流と して用いられる。同様に、燃料及び酸化剤流を一般にはマニホルド又はヘッダー を経由して活性区画へ送り、それぞれを電池温度に条件付け、その後それらを加 湿区画へ送る。 活性区画の冷却水流を加湿区画の加湿水と集積することに加えて、燃料電池生 成水流を冷媒流と集積し、これによって燃料電池の積み重ね中で電気化学的に発 生する生成水をこの積み重ねの温度を調節するのに用いるのも有利である。これ に関して、生成水を冷媒として使用すると別な外からの冷却流体を供給する必要 性を回避することができる。それは、前記電池で発生した水はそれ自体適当な冷 却流体であるからである。比較的温かい生成水流を用いて活性区画を作動温度に 上げることができる始動時には、生成水を冷却流体として用いることは有利であ る。 アノードの出口燃料流において、蓄積された水を除去させるような燃料電池の 設計と作動条件を使用すれば、いくつかの利点が得られる。特に、アノード側で の水除去は、水素/酸素燃料電池の作動をカソード即ち酸素側において「行き詰 まり(dead−ended)」状態にさせる。即ち、酸素含有酸化剤流はカソ ードに供給されて実質的に完全に消費され、本質的にカソードから出口流を生成 しない。従って、行き詰まり作動は酸素再循環ポンプの必要性をなくす。酸素の 再循環ポンプは高価であり、水素/酸素燃料電池を通 って循環する加湿された酸化剤流のような湿った酸素含有流の腐食作用の故に、 維持が困難である。燃料電池設備から酸素再循環ポンプを除去することは、この 設備の全体のコストを下げ、酸素の漏れ及び燃焼の可能性を減らすので、燃料電 池の信頼性を改善する。酸素再循環ポンプを除くことは、この燃料電池設備の寄 生の(ホテル(hotel))負荷を減らし、酸素再循環ポンプの作動によって 消費される代わりに外部負荷へ送りだすのに役立つ燃料電池設備からの電力の割 合を高くする。 この燃料電池のアノード側から蓄積された水を除去すると、また、酸化剤とし て空気を用いるときに設備に利点をもたらす。以下により詳細に説明するように 、アノードから水を除去すると、比較的低い空気流速で燃料電池を効率的に作動 することができる。用語「化学量論(stoichiometry)」を、ガス 流速を特徴付けるために用いる。ここで用いるように、化学量論は燃料電池に供 給された反応体の量対燃料電池で消費された反応体の量の比をいう。H2化学量 論1.0とは、燃料電池で消費された水素の量が燃料電池に供給された水素の量 に等しいことをいう。行き詰まりの酸素で作動される燃料電池においては酸素の 化学量論は1.0であり、燃料電池に供給された酸素の量は実質的に完全に消費 されている。同様に、H2化学量論2.0は燃料電池に供給された水素の量は燃 料電池で消費された水素の量の2倍であることを意味する。 アノードでの水の除去によって可能になる低い酸素流の化学量論は、酸素流を 圧縮するのに必要な寄生の負荷を減らす。薄い酸化剤流、例えば酸素含有空気で 作動する設備中において、酸化剤流を圧縮するに必要な電力は実質的で大きな寄 生の負荷の代表である。寄生の負荷は酸化剤化学量論に直接比例するので、酸化 剤化学量論における減少は寄生の負荷を減らし、これによって外部の電気負荷に 対してこの設備から引き出しうる正味の電力を改善する。 最近、燃料として不純な水素を用いる電気化学的燃料電池を作動するための方 法を識別するための努力が払われてきた。実質的に純粋な水素を用いて作動する 燃料電池設備は、純粋な水素ガスを製造し貯蔵するのが高価であるから、一般に 不利である。加えて自動車の及び輸送機関への電気化学的燃料電池の使用におけ る純粋で瓶詰された水素にとって、液体燃料を使用するのが好ましい。 アノードでの水除去も、不純な水素が燃料源として用いられるとき、設備に利 益をもたらす。燃料電池の適正な設計及び作動条件によって、蓄積された水は排 出燃料流中に除かれ、これによってそのような燃料電池設備において、上記の設 備の利点を維持させたまま行き詰まりの酸素又は低化学量論での作動を可能にす る。 従って、本発明の1つの目的は、カソードに蓄積された水をアノードの出口燃 料流中に除き、これによって酸化剤流の再循環を避ける個体ポリマー燃料電池設 備を提供することである。 本発明の他の目的は、アノード側での水の除去を含む個体ポリマー燃料電池設 備であって、実質的に純粋な燃料流、例えば瓶詰した水素、及び不純な燃料流、 例えば炭化水素の水素への転化から生ずるものを用いて作動しうるものを提供す ることである。 本発明の更に他の目的は、アノード側での水の除去を含む個体ポリマー燃料電 池設備であって、実質的に純粋な酸化剤流、例えば瓶詰した酸素、及び不純な酸 化剤流、例えば酸素含有空気を用いて作動しうるものを提供することである。 発明の要約 上記及び他の目的は、カソードに蓄積された水がアノードの出口燃料流中に除 かれる、個体ポリマー燃料電池発電設備によって達成 される。 この設備は次のものを含む: (A)水素含有入口燃料流; (B)酸素含有入口燃料流; (C)次のものを含む少なくとも1つの燃料電池を含む燃料電池の積み重ね : (1)入口燃料流をアノードの触媒活性部分に送ってこの燃料流からカチ オンを生成するための入口及び出口燃料流を有する前記アノード; (2)入口酸化剤流をカソードの触媒活性部分に送ってこの酸化剤流から アニオンを生成するための入口を有するカソード(前記アニオンは前記カチオン と反応してカソードで水を生成する); (3)前記アノード及びカソードの間に配置されたイオン交換膜であって 、アノードからカソードへのカチオンの移動を促進し、入口燃料流を入口酸化剤 流から隔離するもの;並びに (4)アノードとカソードの間で電流を導通させる電気流路;並びに (D)出口燃料流から水を除いて除湿された燃料流及び分離された水流を作 るための水分離器。 カソードに蓄積された水の実質的な部分は出口燃料流中に吸収される。 ここで用いている「除湿された」とは、流体流の相対湿度(与えられた温度及 び圧力でガスが水で飽和されているときの同じ割合に対するこのガスのモル当た りの水のモル量)が減ったことを意味する。換言すれば、除湿された流れは未だ 流れ中に水を持っているが、存在する水の相対量は除湿される前の流れ中に含ま れているもの よりも少ない。 好ましい設備において、入口酸化剤流の化学量論は約2.0よりも少ない。入 口燃料流が実質的に純粋な水素ガスを含む設備においては、除湿された燃料流は 、好ましくは入口燃料流へ再循環される。ときどき、再循環水素のいくらかをパ ージし、これによって、例えばカソードからの膜を横断して拡散した窒素のよう な蓄積したアノードからの不純物を排出するのが望ましいであろう。 入口燃料流が水素ガス及び炭化水素変換過程からの副生物である設備であると きは、除湿された燃料流は好ましくはこの設備からガス抜きをし、これによって 蓄積された不純物、例えば二酸化炭素、をアノードから排出する。入口酸化剤流 が実質的に純粋な酸素である設備においては、入口酸化剤流の化学量論は好まし くは約1.0であり、従って酸素ガスはカソードで実質的に完全に消費されてい る。そのような好ましい設備において、カソードは好ましくは更に通常は閉じて いるパージバルブを有し、これはこの装置から入口酸化剤流を周期的にガス抜き し、これによって蓄積された不純物をカソードから排出するものである。入口酸 化剤流が酸素含有空気を含み、カソードが更に出口酸化剤流を生成するときは、 この出口酸化剤流は、好ましくはこの設備からガス抜きされる。 アノードでの水除去を含む設備において、カソードに蓄積された水のいくらか は、カソード出口流でも除去されるが、同時にカソードに蓄積された水のいくら かは、アノード出口流で除去される。そのような例において、好ましい設備は更 に出口酸化剤流からの水を水を除くための水分離器を含み、除湿された酸化剤流 及び除去された水流を生成する。 他の態様においては、カソードに蓄積した水はアノード出口流中に除かれ、そ のように除かれた水は冷却剤及び反応体加湿用水源の 両方として用いられる。そのような設備は次のものを含む: (A)水素含有入口燃料流; (B)酸素含有入口燃料流; (C)入口冷却水流; (D)次のものを含む加湿組み立て品: (1)燃料加湿水供給源と、この燃料加湿水供給源から入口燃料流へ水を 与えて加湿された燃料流を生成する手段とを含む少なくとも1つの燃料加湿区画 ; (2)酸化剤加湿水供給源と、この燃料加湿水供給源から入口酸化剤流へ 水を与えて加湿された酸化剤流を生成する手段とを含む少なくとも1つの酸化剤 加湿区画; (E)次のものを含む燃料電池の積み重ね: (1)少なくとも1つの燃料電池を含む電気化学的に活性な区画であって 、前記燃料電池は次のものを含む: (a)加湿された燃料流からカチオンを生成するための、加湿された燃 料流をアノードの触媒活性な部分に送る入口と、出口燃料流とを有するアノード ; (b)加湿された酸化剤流からアニオンを生成するための、加湿された 酸化剤流をカソードの触媒活性な部分に送る入口を有するアノード(このアニオ ンは前記カチオンと反応してこのカソードで水を形成する); (c)前記アノード及びカソードの間に介在するイオン交換膜であって 、アノードからのカチオンのカソードへの移行を促進し、前記加湿された燃料流 を前記加湿された酸化剤流から隔離するもの;並びに (d)前記アノードと前記カソードとの間で電流を導通する電気流路; (2)入口冷却水流を電気化学的に活性な区画に送ってこれと熱接触させ て、前記活性区画内で発生した熱を吸収し出口冷却水流を生成する入口を有する 少なくとも1つの冷却剤通路; (F)前記出口冷却水流から熱を除いて冷やされた冷却水流を作りだすための 熱交換器; (G)出口燃料流から水を除き、除湿された燃料及び分離された水流を生成す るための水分離器;並びに (H)前記水分離器からの分離された水流及び前記熱交換器からの冷やされた 冷却水流を受け取るための貯蔵器。 前記入口冷却水流は前記貯蔵器から引き出される。 好ましい設備において、前記出口冷却水流は、燃料加湿水供給源及び酸化剤加 湿水供給源のうちの少なくとも1つに供給される。前記冷却材流は、最も好まし くは燃料加湿水供給源及び酸化剤加湿水供給源の両方に供給される。 好ましい設備において、前記水分離器及び貯蔵器は一体であり、貯蔵器内に含 まれる水は出口燃料流からの水の凝縮を促進する。 各反応体の加湿水供給源から入口反応体流に水を与える好ましい手段は、反応 体加湿水供給源を受け取る室、前記入口反応体流を受け取る室、及び前記両室の 間に配置された、反応体の加湿水供給源から入口反応体流に水を輸送して、加湿 された反応体流を生成する水輸送膜を含む。 更に他の態様においては、カソードに蓄積した水はアノード出口流中に除かれ 、そのように除かれた水は加湿水源として用いられる。そのような設備は次のも のを含む: (A)水素含有入口燃料流; (B)酸素含有入口燃料流; (C)次のものを含む加湿組み立て品: (1)燃料加湿水供給源と、この燃料加湿水供給源から入口燃料流へ水を 与えて加湿された燃料流を生成する手段とを含む少なくとも1つの燃料加湿区画 ; (2)酸化剤加湿水供給源と、この燃料加湿水供給源から入口酸化剤流 へ水を与えて加湿された酸化剤流を生成する手段とを含む少なくとも1つの酸化 剤加湿区画; (D)次のものを含む燃料電池の積み重ね: (1)少なくとも1つの燃料電池を含む電気化学的に活性な区画であって 、前記燃料電池は次のものを含む: (a)加湿された燃料流からカチオンを生成するための、加湿された燃 料流をアノードの触媒活性な部分に送る入口と、出口燃料流とを有するアノード ; (b)加湿された酸化剤流からアニオンを生成するための、加湿された 酸化剤流をカソードの触媒活性な部分に送る入口を有するアノード(このアニオ ンは前記カチオンと反応してこのカソードで水を形成する); (c)前記アノード及びカソードの間に介在するイオン交換膜であって 、アノードからのカチオンのカソードへの移行を促進し、前記加湿された燃料流 を前記加湿された酸化剤流から隔離するもの;並びに (d)前記アノードと前記カソードとの間で電流を導通する電気流路; (E)出口燃料流から水を除き、除湿された燃料及び分離された水流を生成す るための水分離器;並びに (F)前記水分離器からの分離された水流を受け取るための貯蔵器。 燃料加湿水供給源の少なくとも1つ及び酸化剤加湿水供給源の内 の少なくとも1つは前記貯蔵器から取り出される。 更に他の態様においては、カソードに蓄積した水はアノード出口流中に除かれ 、そのように除かれた水は冷却水源として用いられる。そのような設備は次のも のを含む: (A)水素含有入口燃料流; (B)酸素含有入口燃料流; (C)入口冷却水流; (E)次のものを含む燃料電池の積み重ね: (1)少なくとも1つの燃料電池を含む電気化学的に活性な区画であって 、前記燃料電池は次のものを含む: (a)入口燃料流からカチオンを生成するための、入口燃料流をアノー ドの触媒活性な部分に送る入口と、出口燃料流とを有するアノード; (b)入口酸化剤流からアニオンを生成するための、入口酸化剤流をカ ソードの触媒活性な部分に送る入口を有するアノード(このアニオンは前記カチ オンと反応してこのカソードで水を形成する); (c)前記アノード及びカソードの間に介在するイオン交換膜であって 、アノードからのカチオンのカソードへの移行を促進し、前記入口燃料流を前記 入口酸化剤流から隔離するもの;並びに (d)前記アノードと前記カソードとの間で電流を導通する電気流路; (2)入口冷却水流を電気化学的に活性な区画に送りこれと熱接触させて 、前記活性区画内で発生した熱を吸収し出口冷却水流を生成する入口を有する少 なくとも1つの冷却材通路; (F)前記出口冷却水流から熱を除いて冷やされた冷却水流を作 りだすための熱交換器; (G)出口燃料流から水を除き、除湿された燃料及び分離された水流を生成す るための水分離器;並びに (H)前記水分離器からの分離された水流及び前記熱交換器からの冷やされた 冷却水流を受け取るための貯蔵器。 前記入口冷却水流は前記貯蔵器から引き出される。 図面の簡単な説明 図1は、Dowの実験用膜を用いた燃料電池についての時間の関数としての電 池電圧のプロットであり、従来の燃料電池におけるカソード出力流(outpu t stream)をとおる流れ(flow)の停止の電池電圧に対する影響を 示すものである。 図2は、2つの異なったH2化学量論及び圧力低下のもとで作動する、従って アノードでの水除去の2つの異なった速度で作動する燃料電池についての空気の 化学量論の関数としての電池電圧の2つのプロットを示す。 図3は、アノードでの水除去を含み、燃料流として実質的に純粋な水素を、そ して酸化剤流として実質的に純粋な酸素を用いる燃料電池発電設備の概略流れ図 である。 図4は、アノードでの水除去を含み、燃料流として実質的に純粋な水素を、そ して酸化剤流として酸素含有空気を用いる燃料電池発電設備の概略流れ図である 。 図5は、アノードでの水除去を含み、燃料流として不純な水素を、そして酸化 剤流として実質的に純粋な酸素を用いる燃料電池発電設備の概略流れ図である。 図6は、アノードでの水除去を含み、燃料流として不純な水素を、そして酸化 剤流として酸素含有空気を用いる燃料電池発電設備の 概略流れ図である。 図7は、図3〜6に概略的に示された個体ポリマー燃料電池の積み重ねの分解 組み立て側面図である。 好ましい態様の詳細な説明 先ず図1にかえって、Dowの実験用膜を用いた燃料電池についての時間の関 数としての電池電圧のプロットは、アノード水の除去を伴い又は伴わずに、カソ ード出力流(output stream)をとおる流れ(flow)の停止の 電池電圧に対する影響を示す。図1の燃料電池において、Dowの実験用膜はカ ソードとして働く多孔性ガス拡散電極に6%のPTFEを含有せしめたものを用 いた。加湿した実質的に純粋な酸素及び水素反応体流を用い、一定の250am ps(電極触媒面積の平方フィートあたり1000アンペア)で運転される。実 験の最初の部分(点A及びBの間)において、酸素は行き詰まりとなり、以下の 一定の運転条件を維持した:電池温度=80℃、30/30psig(0.21 /0.21MPaゲージ)O2/H2(入口圧力)、H2化学量論=約2.0、H2 圧力低下=3.2psi(22kPa)(前記アノードの入口と出口の間で)。 この実験の第2の部分では(点B及びCの間)、H2化学量論を約6.7に調節 し、アノードの入口と出口の間での圧力低下が約28.8psi(0.199M Pa)であることを除いて、上記条件を維持した。 図1の点A及びBの間の部分に示すように、行き詰まりの運転は電池電圧の急 勾配の低下を示しており、これはおそらくカソード触媒部位のフラッディングに よるものであろう。しかしながら、高速度での水素流(H2化学量論=6.7; H2圧力低下=28.8psi(0.199MPa))の使用によって、点Bで 大きな圧力低 下が開始し、次いで点Cを通って維持されるとき、カソードに蓄積された水のア ノード出口流中への除去の故に、電池の電圧は回復し安定化する。 図2を参照してアノードでの水の分離を含む燃料電池について空気の化学量論 の関数としての電池電圧の2つのプロットが示されている。図2の燃料電池にお いて、Dowの実験用膜がカソードとして奉仕する多孔性ガス拡散電極中に6% のPTFEを配合して用いられた。この燃料電池は、加湿された実質的に純粋な 水素と酸素含有空気反応体流を用いて、一定の250amps(電極触媒面積平 方フィートあたり1000アンペア)で運転された。この実験において、次の一 定の運転条件を維持した:電池温度=80℃、30/30psig(0.21/ 0.21MPaゲージ)空気/H2(入口圧力)。プロットEにおいて、H2化学 量論は、約6.7に維持され、H2圧力低下はアノードの入口及び出口の間で2 8.8psi(0.199MPa)であった。プロットEは、これらの条件下に おいて、水がカソードからアノード排出流中へ効率的に除かれるならば、空気の 化学量論が約1.0に下がるまで好ましい燃料流が維持される。空気の化学量論 の比較的高いところでの電圧低下は、おそらく、アノード及びカソードの出口流 の両方における過剰の水に起因するイオン伝導膜の脱水のためであろう。 図2のプロットFにおいて、H2化学量論を約2.0に調節しアノードの入力 及び出口の間のH2圧力低下を約4.5psi(31kPa)に調節した他は、 プロットEの条件を維持した。水がカソードに蓄積され、アノード出口流中に除 かれないときは、空気の化学量論が小さくなるに連れて、電池電圧は実質的に小 さくなることをプロットFは示している。従って、プロットFによって特徴付け られるようにアノードでの水除去がないときは、低い空気化学量論 での燃料電池の性能はプロットEに示されたものよりも大幅に劣っている。条件 Fの下で効率的に燃料電池を作動させるためには、比較的高い空気の化学量論が 必要で(約2.0)、望ましくなく高い寄生の負荷をもたらす。 図3〜6には、アノードでの水除去を含む燃料電池の発電設備概略流れ図が示 されている。図3は、そのような設備10の1つの態様の概略流れ図で、反応体 源として、実質的に純粋な水素供給源12及び実質的に純粋な酸素供給源54を 用いる。設備10は、3つの主要なサブシステムを含む:(1)燃料サブシステ ム、(2)酸化剤サブシステム、及び(3)冷却剤サブシステムである。 前記燃料電池サブシステムは、水素供給源12から始まり、これは、図3に示 す圧力調製バルブ13を通って新しい水素流14を供給する。新しい水素流14 は、脱イオン化され再循環された水素流30と結合され、入口燃料流16を形成 し、これは燃料電池の積み重ね40への供給源である。 図3に示すように、燃料電池の積み重ね40は活性区画44及び加湿区画42 を含む。活性区画44は、好ましくは複数の膜電極組み立て品(「MEA」)、 流体流通領域板、冷却剤流通板、個々の燃料電池の間の電気的接続、及び水素及 び酸素の電極反応によって反応生成物として水を形成することにより、電力を発 生する制御回路を含む。各MEAは、好ましくは、個体ポリマーイオン交換膜; 前記膜の両側に配置された2枚の多孔質導電性材料;並びに各多孔質導電性シー ト及び前記膜の間に配置された電気化学的に有効な量の触媒、好ましくは水素/ 酸素燃料電池の場合には白金、を含む。それに触媒の組み合わされた1つの多孔 質導電性シートはアノードであり、他のシートはカソードである。MEA構造体 の詳細な説明は米国特許出願No.07/641,601(1991年1月15 日 出願)特に図1及び明細書中に伴われたテクストに述べられている。米国特許出 願No.07/641,601(1991年1月15日出願)を、ここに引用す ることによりその全部を記載に含める。 加湿区画42は、好ましくは、入口燃料流及び入口酸化剤流のそれぞれに水を 与える複数の膜加湿電池を含む。以下により詳しく論じるように、加湿区画にお ける水の好ましい源は、活性区画44を出た冷却水であり、活性区画44の好ま しい冷却水の源は、燃料電池の積み重ね40を出た出口燃料流18である。 燃料電池の積み重ね40に入る入口燃料流16は、加湿区画42にて加湿され 、次いで活性区画44中の複数の個々のMEAに送られ、ここで水素は電極触媒 反応に参加して水を生成し、電力を可変外部電気負荷46に送る。燃料電池の積 み重ね40を出た出口燃料流18は、入口流の加湿からの水に加えて、カソード に蓄積され、濃度勾配によって前記膜を横切ってアノードへ引き移され、活性区 画44を循環する水素流中へ水として吸収された生成水を含む。 更に図3に示すように、出口燃料流18は、水分離器70に送られ、この分離 器は好ましくは凝縮した水72及びガスを集めるための蒸気空間73からなる。 分離器70中で水が分離されて得られたガスは、水素再循環流20を経由して水 素再循環圧縮機又はポンプ22へ送られる。圧縮機22を出た圧縮された再循環 水素流24は、脱イオンフィルター26及び逆止め弁28を通して送られ、脱イ オン化された再循環水素流30を形成する。前述のように、流れ30は新しい水 素ガス流14と合流して、燃料電池の積み重ね40に入る入口燃料流16を形成 する。 図3中の設備10の酸化剤サブシステムは、酸素供給源54から出発し、この 供給源は圧力調製弁55を通って入口酸化剤流56を供給する。燃料電池の積み 重ね40に入る入口酸化剤流56は、加 湿区画42で加湿され、次いで活性区画44中の個々のMEAに送られ、ここで 酸素は電極触媒反応に参加して水及び可変外部電気負荷46への電力を生成する 。図3の設備において、入口酸化剤流56は、実質的に行き詰まりであり、この ことは燃料電池の積み重ね40のカソードに供給される酸素は、活性区画44で 実質的に完全に消費され、それ故に酸素の化学量論は本質的に1.0である。燃 料電池の積み重ね40中のカソードと流体連通関係にある酸素パージ流58は蓄 積された不純物を周期的に排除する手段を提供する。酸素パージ流58は、通常 は流れを止めているパージバルブ60の作動によって開始される。 図3中の設備10の冷却剤サブシステムは、分離器70の貯蔵器中の水72に よって開始される。貯蔵器水流74は、再循環水弁80が開くことによって、再 循環水流82に送られる。パージ水バルブ76を開けると、貯蔵器流74からの 水の一部が排水流78として送られ、これによって過剰の水は外へ抜き出される 。再循環水流82は、水循環ポンプ84を通して圧縮された再循環水流86へ送 られる。水流86は、次いで、脱イオンフィルター88を通って水入口流90へ 送られる。入口流90中の水は、燃料電池の積み重ね40の活性区画44用の好 ましい冷却流体である。この冷却水は一旦活性区画44を通過すると、電池温度 に近づき、それ故燃料電池の積み重ね40の加湿区画42用の好ましい水源とな る。加湿区画42を通過したのち、水流は出口水流92を経由して熱交換器94 に送られ、ここで水から熱が除かれて冷えた水流96になる。冷えた水流96は 、次いで、水分離器70に送られ、ここで出口燃料流18から水の凝縮に参加す る。 図4は、アノードに水分離を含む燃料電池発電設備110の第2の具体例であ る。設備110は、反応体源として実質的に純粋な水 素供給源112及び酸素含有空気供給源154を用いる。加湿区画142及び1 44を含み、可変の外部負荷146に電力を供給する設備110の燃料電池の積 み重ね140は、図3の燃料電池の積み重ね40と実質的に同じである。図3の 設備10と同様に、設備110は燃料、酸化剤及び冷却剤の各サブシステムを含 む。 図4の設備110の燃料サブシステムは、図3の設備10の燃料サブシステム と同じであり、図4の流れ114、116、118、120、124及び130 は、図3の設備10の流れ14、16、18、20、24及び30とそれぞれ対 応し、同様な機能を有する。同様に、図4の燃料電池の積み重ね140は活性区 画144及び加湿区画142を有し、電力を可変の外部負荷146に供給し、図 3の燃料電池の積み重ね40と実質的に同じである。同様に、図4の圧力調製弁 113、水分離器170、水素再循環圧縮機122、脱イオンフィルター126 及び逆止め弁128は、図3中の設備10のバルブ13、分離器70、圧縮機2 2、脱イオン用フィルター26及び逆止め弁28に、それぞれ対応し同様な機能 を有する。 図4の設備110の酸化剤サブシステムは、酸素含有空気供給源154から出 発し、この供給源154は、圧縮機155及び圧力調節器157を通って入口酸 化剤流156に送られる。入口酸化剤流156は、約1.1〜2.0という比較 的低い酸素化学量論を用いる燃料電池140に供給される。燃料電池の積み重ね 140に入る入口酸化剤流156は、加湿区画142で加湿され、次いで活性区 画144中の複数の個々のMEAに送られ、ここで加湿された空気中の酸素は電 極触媒反応に参加して、水、及び可変の外部負荷146への電力を生産する。出 口酸化剤流158は、燃料電池の積み重ね140中のカソードと流体として連通 している。出口酸化剤流158を通る流れはバルブ160の作動によって流れ1 59を排出す る。排出流159中の水は、この設備から排出流を放出するに先立って、任意に 、分離器170におけるように、ガス成分から分離される。 図4の設備110の冷却サブシステムは、図3の設備10の冷却サブシステム と実質的に同じであり、図4の設備110の流れ174、178、182、18 6及び190は、図3の設備10の流れ74、78、82、86及び90と、そ れぞれ対応し、同様な機能を有する。同様に、図4の設備110のバルブ176 及び180、水再循環ポンプ184、脱イオンフィルター188並びに熱交換器 194は、図3の設備10のバルブ76及び80、ポンプ84、脱イオンフィル ター88並びに熱交換器94に、それぞれ対応し、同様な機能を有する。 図5は、アノードに水分離を含む燃料電池発電設備210の第3の具体例であ る。設備210は、反応体源として不純な水素供給源212及び実質的に純粋な 酸素供給源254を用いる。加湿区画242及び244を含み、可変の外部負荷 246に電力を供給する設備210の燃料電池の積み重ね240は、図3及び4 の燃料電池の積み重ね40及び140とそれぞれ実質的に同じである。それぞれ 図3及び4の設備10及び110と同様に、設備210は燃料、酸化剤及び冷却 剤の各サブシステムを含む。 設備210の酸化剤サブシステムは、図3の設備10のそれと実質的に同じで あり、図5の設備210の流れ256及び258は、図3の設備10の流れ56 及び58とそれぞれ対応し、図5の設備210の実質的に純粋な酸素供給源25 4は、図3の設備10の酸素供給源54に対応し、そして図5の設備210のバ ルブ255及び260は、図3の設備10のバルブ55及び60に対応し、同様 な機能を有する。 図5の設備210の冷却サブシステムは、図3の設備10の冷却サブシステム と実質的に同じであり、図5の設備210の流れ274、278、282、28 6及び290は、図3の設備10の流れ74、78、82、86及び90と、そ れぞれ対応し、同様な機能を有する。同様に、図5の設備210のバルブ276 及び280、水再循環ポンプ284、脱イオンフィルター288並びに熱交換器 294は、図3の設備10のバルブ76及び80、ポンプ84、脱イオンフィル ター88並びに熱交換器94に、それぞれ対応し、同様な機能を有する。 前記図5の設備210の燃料サブシステムは、不純な水素の供給源212から 始まる。この不純な水素は、例えば炭化水素の水素並びに二酸化炭素及び痕跡量 の一酸化炭素のような他の副生物への変換から得られるものである。不純な水素 供給源212は、図5に示すような圧力調製弁213を通して入口燃料流216 を供給する。入口燃料流216は、燃料電池240への入口燃料流216と出口 燃料流218の間の比較的大きな圧力低下を用いて燃料電池の積み重ね240に 供給される。燃料電池の積み重ね240に入る入口燃料流216は、加湿部24 2で加湿され、次いで活性区画244の複数の個々のMEAに送られ、ここで不 純で加湿された流れ中の電極触媒反応に酸化して水及び可変の外部負荷246へ の電力を生産する。燃料電池の積み重ね240から出る出口燃料流218は、口 燃料流216の加湿からの水に加えてカソードに蓄積され濃度勾配により膜を横 切ってアノードへ引き寄せられ、活性区画244を循環する水素流中へ水として 吸収された生成水を含む。 図5に更に示されているように、出口燃料流218は水分離器270に送られ 、この分離器は好ましくは、凝縮した水272を集めるための貯蔵容器及びガス を集めるための蒸気空間273からなる 。分離器270中に水を除いて得られたガスは、設備210から排出される。 図6は、アノードに水分離を含む燃料電池発電設備310の第4の具体例であ る。設備310は、反応体源として不純な水素供給源212及び酸素含有空気供 給源254を用いる。加湿区画342及び344を含み、可変の外部負荷346 に電力を供給する設備310の燃料電池の積み重ね340は、図3、4及び5の 燃料電池の積み重ね40、140及び240とそれぞれ実質的に同じである。そ れぞれ図3、4及び5の設備10、110及び210と同様に、設備310は燃 料、酸化剤及び冷却剤の各サブシステムを含む。 図6の設備310の燃料サブシステムは、図5の設備210の燃料サブシステ ムと実質的に同じであり、図6の設備310の流れ316、318及び320は 、図6の設備310の流れ216、218及び220とそれぞれ対応する。図6 の設備310の不純な水素源312、圧力調節器313、及び水分離器370は 、図5の設備210の不純な水素源212、圧力調節器213、及び水分離器2 70に対応し、同様な機能を有する。 図6の設備310の酸化剤サブシステムは、図4の設備110の酸化剤サブシ ステムと実質的に同じであり、図6の設備310の流れ356、358及び35 9は、図4の設備110の流れ156、158及び159とそれぞれ対応する。 同様に、図6の設備310の空気供給354、圧縮機355、圧力調節器357 及びバルブ360は、図4の設備110の空気供給154、圧縮機155、圧力 調節器157及びバルブ160に対応し、同様な機能を有する。 図6の設備310の冷却サブシステムは、図3の設備10の冷却サブシステム と実質的に同じであり、図6の設備310の流れ374、378、382、38 6及び390は、図3の設備10の流れ 74、78、82、86及び90と、それぞれ対応し、同様な機能を有する。同 様に、図6の設備310のバルブ376及び380、水再循環ポンプ384、脱 イオンフィルター388並びに熱交換器394は、図3の設備10のバルブ76 及び80、ポンプ84、脱イオンフィルター88並びに熱交換器94に、それぞ れ対応し、同様な機能を有する。 図7を参照して、ここに図3〜6にそれぞれ燃料電池の積み重ね40、140 、240及び340として参照したタイプの燃料電池の積立の組み立て部品を一 般的に分解組み立て図として示す。燃料電池の積み重ね組み立て品410は、一 対の末端プレート411、412を有し、これらはそれぞれ都合よく流体末端プ レートへ411及び圧縮末端プレート412である。プレート411及び412 は積み重ねの組み立て体410の末端部をなす。末端プレート411及び412 の間に貫通した連結棒415が伸びている。連結棒415は連結棒ナット445 で締めつけられて積み重ね組み立て品410を組み立てられた状態に保持する。 電気的絶縁プレート414が末端プレート411の内側に配置されている。末 端プレート412内にピストン417が配置されている。図7に示すように、積 み重ね組み立て体410の活性区画の相対する端部に、バスプレート(bus plate)420、421が配置されており、積み重ね組み立て体410で発 生した電流を外部電気負荷(図示せず)に配電する。冷却水ジャケット422、 423がバスプレート420、421のすぐ内側に配置されている。 この積み重ね組み立て体410は、一般に424で示された活性区画、及び一 般に430で示された加湿区画を含む。前記活性区画424は、バスプレート4 20、421及び冷却水ジャケット42 2、423に加えて、431で一般に示された複数の同じ組み立て体を含み、各 組み立て体は3つの流体流れ領域プレート432、433、434及び2つの膜 電極組み立て体(MEA)440からなり、この膜電極組み立て体は流れ領域プ レート432、433、434の間に介在する。各組み立て体431において、 最も左の流れ領域プレート432は一つの側に実質的に純粋な水素ガスの形をし た燃料を輸送し、任意にプレート432の反対側の導管内に冷却流体を輸送する 。MEA440はプレート432及び433の間に介在させる。中央の流れプレ ート433は実質的に純粋な酸素ガス又は酸素含有空気を一の側に、水素を反対 側に輸送する。最も右のプレート434は、MEA440に隣接する側に酸化剤 を、任意にプレート434の反対側に冷却流体(好ましくは水)を輸送する。こ の組み立て体431の形状は、各MEA440の反対側に水素及び酸化剤を配置 し、望むならば、各MEAに隣接して冷却流体プレートを配置する。この形状は 、燃料電池の積み重ね410の活性区画424を通して伸びている。 燃料電池の積み重ね410の加湿区画430は、図7に示された加湿区画43 0の左側に一般に位置している複数の酸化剤加湿流領域プレート441、及びこ の加湿区画430の右側に一般に位置している複数の燃料加湿流領域プレート4 42を含む。加湿区画430は、それぞれ燃料加湿流領域プレート442及び酸 化剤加湿流領域プレート441の間に、複数の燃料加湿膜437及び複数の酸化 剤加湿膜436有する。 本発明の特別の要素、具体例及び応用を示し、説明したが、勿論、当業者は変 更をすることができ、特に上述の開示内容から変更をすることができるのである から、本発明はこれらに限定されるものではないことが理解されよう。添付の特 許請求の範囲は本発明の精 神及び範囲に属する態様を含むものと考えられる。
【手続補正書】特許法第184条の7第1項 【提出日】1994年3月1日 【補正内容】 請求の範囲 1.次のものを含む発電設備: (A)水素含有入口燃料流; (B)酸素含有入口燃料流; (C)次のものを含む少なくとも1つの燃料電池を含む燃料電池の積み重ね : (1)前記入口燃料流を前記アノードの触媒活性部分に送るための入口を 有するアノードであって、前記燃料流からカチオンを及び出口燃料流を生成する もの; (2)前記入口酸化剤流を前記カソードの触媒活性部分に送ってこの酸化 剤流からアニオンを生成するための入口を有するカソード(前記アニオンは前記 カチオンと反応して前記カソードで水を生成する); (3)前記アノード及び前記カソードの間に配置されたカチオン交換膜で あって、前記アノードから前記カソードへのカチオンの移動を促進し、前記入口 燃料流を前記入口酸化剤流から隔離するもの; (4)前記アノードと前記カソードの間で電流を導通させる電気流路;並 びに (5)前記出口燃料流中の水蒸気の分圧を、その中に含まれる水蒸気の飽 和蒸気圧未満に維持する手段; (D)前記出口燃料流から水を除いて除湿された燃料流及び分離された水流 を作るための水分離器; ここに、前記カソードに蓄積された水の実質的な部分は前記出口燃料流中に吸 収される。 2.前記入口酸化剤流の化学量論か約2.0未満である請求の範 囲1の設備。 3.前記入口燃料流が実質的に純粋な水素ガスからなり、前記除湿された燃料 流が前記入口燃料流に再循環される請求の範囲1の設備。 4.前記入口燃料流が水素ガス及び炭化水素の変換過程からの副生物であり、 前記除湿された燃料流がこの設備からガス抜きされる請求の範囲1の設備。 5.前記入口酸化剤流が実質的に純粋な酸素ガスであり、前記入口酸化剤流の 化学量論が約1.0であり、前記酸素ガスが前記カソードで実質的に完全に消費 される請求の範囲1の設備。 6.前記カソードが更に通常は閉じたパージバルブを有し、前記パージバルブ は周期的に開いて前記入口酸化剤流を前記設備からガス抜きし、これによって蓄 積した不純物を前記カソードから排出する請求の範囲5の設備。 7.前記入口酸化剤流が酸素含有空気を含み前記カソードか更に出口酸化剤流 を生成し、前記酸化剤流が前記装置からガス抜きされる請求の範囲1の設備。 8.更に前記出口酸化剤流から水を除いて除湿された酸化剤流及び除去された 水流を生成するための水分離器を含む請求の範囲7の設備。 9.次のものを含む発電設備: (A)水素含有入口燃料流; (B)酸素含有入口燃料流; (C)入口冷却水流; (D)次のものを含む加湿組み立て品: (1)燃料加湿水供給源と、この燃料加湿水供給源から入口燃料流へ水を 与えて加湿された燃料流を生成する手段とを含む少な くとも1つの燃料加湿区画; (2)酸化剤加湿水供給源と、この燃料加湿水供給源から入口酸化剤流へ 水を与えて加湿された酸化剤流を生成する手段とを含む少なくとも1つの酸化剤 加湿区画; (E)次のものを含む燃料電池の積み重ね: (1)少なくとも1つの燃料電池を含む電気化学的に活性な区画であって 、前記燃料電池は次のものを含む: (a)加湿された燃料流からカチオンを生成するための、加湿された燃 料流をアノードの触媒活性な部分に送る入口と、出口燃料流とを有するアノード ; (b)加湿された酸化剤流からアニオンを生成するための、加湿された 酸化剤流をカソードの触媒活性な部分に送る入口を有するアノード(このアニオ ンは前記カチオンと反応してこのカソードで水を形成する); (c)前記アノード及びカソードの間に介在するカチオン交換膜であっ て、アノードからのカチオンのカソードへの移行を促進し、前記加湿された燃料 流を前記加湿された酸化剤流から隔離するもの;並びに (d)前記アノードと前記カソードとの間で電流を導通する電気流路; 並びに (e)前記出口燃料流中の水蒸気の分圧を、その中に含まれる水蒸気の 飽和蒸気圧未満に維持する手段; (2)入日冷却水流を電気化学的に活性な区画に送ってこれと熱接触させ て、前記活性区画内て発生した熱を吸収し出口冷却水流を生成する入口を有する 少なくとも1つの冷却剤通路; (F)前記出口冷却水流から熱を除いて冷やされた冷却水流を作りだすための 熱交換器; (G)出口燃料流から水を除き、除湿された燃料及び分離された水流を生成す るための水分離器;並びに (H)前記水分離器からの分離された水流及び前記熱交換器からの冷やされた 冷却水流を受け取るための貯蔵器; ここに、前記入口冷却水流は前記貯蔵器から引き出され、前記カソードに蓄積 された水の実質的部分は前記出口燃料流中に吸収される。 10.前記出口冷却水流が、前記燃料加湿供給源及び前記酸化剤加湿水供給源 の内の少なくとも1つに供給される請求の範囲9の設備。 11.前記冷却水流が、前記燃料加湿供給源及び前記酸化剤加湿水供給源の両 方に供給される請求の範囲9の設備。 12.前記水分離器及び前記貯蔵器が一体であり、前記貯蔵器内に含まれる水 か前記出口燃料流からの水の凝縮を促進する請求の範囲9の設備。 13.前記燃料加湿水供給源から前記入口燃料流へ水蒸気を与える手段が、前 記燃料加湿水供給源をうけとるための室、前記入口燃料流を受け取るための室、 及び前記燃料加湿水供給源から前記入口燃料流へ水蒸気を輸送して加湿された燃 料流を生成するための前記両室の間に介在する水蒸気輸送膜を含む請求の範囲9 の設備。 14.前記酸化剤加湿水供給源から前記入口酸化剤流へ水蒸気を与える手段が 、前記酸化剤加湿水供給源をうけとるための室、前記入口酸化剤流を受け取るた めの室、及び前記酸化剤加湿水供給源から前記入口酸化剤流へ水蒸気を輸送して 加湿された酸化剤流を生成するための前記両室の間に介在する水蒸気輸送膜を含 む請求の範囲9の設備。 15.前記入口燃料流が実質的に純粋な水素ガスからなり、前記 除湿された燃料流が前記入口燃料流に再循環される請求の範囲9の設備。 16.前記入口燃料流が水素ガス及び炭化水素の変換からの副生物であり、前 記除湿された燃料流が前記設備からガス抜きされる請求の範囲9の設備。 17.前記入口酸化剤流が実質的に純粋な酸素であり、前記酸素ガスが前記カ ソードで実質的に完全に消費される請求の範囲9の装置。 18.前記カソードが更に通常は閉じたパージバルブを有し、前記パージバル ブは周期的に開いて前記入口酸化剤流を前記設備からガス抜きし、これによって 蓄積した不純物を前記カソードから排出する請求の範囲17の設備。 19.前記入口酸化剤流が酸素含有空気を含み前記カソードが更に出口酸化剤 流を生成し、前記酸化剤流が前記装置からガス抜きされる請求の範囲9の設備。 20.更に前記出口酸化剤流から水を除いて除湿された酸化剤流及び除去され た水流を生成するための水分離器を含み、前記貯蔵器か前記除去された水流を前 記水分離器から受け取る請求の範囲9の設備。 21.次のものを含む発電設備: (A)水素含有入口燃料流; (B)酸素含有入口燃料流; (C)次のものを含む加湿組み立て品: (1)燃料加湿水供給源と、この燃料加湿水供給源から入口燃料流へ水を 与えて加湿された燃料流を生成する手段とを含む少なくとも1つの燃料加湿区画 ; (2)酸化剤加湿水供給源と、この燃料加湿水供給源から入 口酸化剤流へ水を与えて加湿された酸化剤流を生成する手段とを含む少なくとも 1つの酸化剤加湿区画; (D)次のものを含む燃料電池の積み重ね: (1)少なくとも1つの燃料電池を含む電気化学的に活性な区画であって 、前記燃料電池は次のものを含む: (a)加湿された燃料流からカチオンを生成するための、加湿された燃 料流をアノードの触媒活性な部分に送る入口と、出口燃料流とを有するアノード ; (b)加湿された酸化剤流からアニオンを生成するための、加湿された 酸化剤流をカソードの触媒活性な部分に送る入口を有するアノード(このアニオ ンは前記カチオンと反応してこのカソードで水を形成する); (c)前記アノード及びカソードの間に介在するカチオン交換膜であっ て、アノードからのカチオンのカソードへの移行を促進し、前記加湿された燃料 流を前記加湿された酸化剤流から隔離するもの; (d)前記アノードと前記カソードとの間で電流を導通する電気流路; 並びに (e)前記出口燃料流中の水蒸気の分圧を、その中に含まれる水蒸気の 飽和蒸気圧未満に維持する手段; (E)出口燃料流から水を除き、除湿された燃料及び分離された水流を生成す るための水分離器;並びに (F)前記水分離器からの分離された水流を受け取るための貯蔵器; ここに、燃料加湿水供給源の少なくとも1つ及び酸化剤加湿水供給源の内の少 なくとも1つは前記貯蔵器から取り出され、前記カソードに蓄積された水の実質 的部分は前記出口燃料流中に吸収される 。 22.前記燃料加湿水供給源から前記入口燃料流へ水蒸気を与える手段が、前 記燃料加湿水供給源をうけとるための室、前記入口燃料流を受け取るための室、 及び前記燃料加湿水供給源から前記入口燃料流へ水蒸気を輸送して加湿された燃 料流を生成するための前記両室の間に介在する水蒸気輸送膜を含む請求の範囲2 1の設備。 23.前記酸化剤加湿水供給源から前記入口酸化剤流へ水蒸気を与える手段が 、前記酸化剤加湿水供給源をうけとるための室、前記入口酸化剤流を受け取るた めの室、及び前記酸化剤加湿水供給源から前記入口酸化剤流へ水蒸気を輸送して 加湿された酸化剤流を生成するための前記両室の間に介在する水蒸気輸送膜を含 む請求の範囲21の設備。 24.前記入口燃料流か実質的に純粋な水素ガスからなり、前記除湿された燃 料流が前記入口燃料流に再循環される請求の範囲21の設備。 25.前記入口燃料流か水素ガス及び炭化水素の変換からの副生物であり、前 記除湿された燃料流が前記設備からガス抜きされる請求の範囲21の設備。 26.前記入口酸化剤流が実質的に純粋な酸素であり、前記酸素ガスが前記カ ソードで実質的に完全に消費される請求の範囲21の装置。 27.前記カソードが更に通常は閉じたパージバルブを有し、前記パージバル ブは周期的に開いて前記入口酸化剤流を前記設備からガス抜きし、これによって 蓄積した不純物を前記カソードから排出する請求の範囲26の設備。 28.前記入口酸化剤流か酸素含有空気を含み前記カソードが更に出口酸化剤 流を生成し、前記酸化剤流が前記装置からガス抜きさ れる請求の範囲21の設備。 29.次のものを含む発電設備: (A)水素含有入口燃料流; (B)酸素含有入口燃料流; (C)入口冷却水流; (E)次のものを含む燃料電池の積み重ね: (1)少なくとも1つの燃料電池を含む電気化学的に活性な区画であって 、前記燃料電池は次のものを含む: (a)入口燃料流からカチオンを生成するための、入口燃料流をアノー ドの触媒活性な部分に送る入口と、出口燃料流とを有するアノード; (b)入口酸化剤流からアニオンを生成するための、入口酸化剤流をカ ソードの触媒活性な部分に送る入口を有するアノード(このアニオンは前記カチ オンと反応してこのカソードで水を形成する); (c)前記アノード及びカソードの間に介在するイオン交換膜であって 、アノードからのカチオンのカソードへの移行を促進し、前記入口燃料流を前記 入口酸化剤流から隔離するもの;並びに (d)前記アノードと前記カソードとの間で電流を導通する電気流路; 並びに (e)前記出口燃料流中の水蒸気の分圧を、その中に含まれる水蒸気の 飽和蒸気圧未満に維持する手段; (2)入口冷却水流を電気化学的に活性な区画に送りこれと熱接触させて 、前記活性区画内で発生した熱を吸収し出口冷却水流を生成する入口を有する少 なくとも1つの冷却材通路; (F)前記出口冷却水流から熱を除いて冷やされた冷却水流を作 りだすための熱交換器; (G)出口燃料流から水を除き、除湿された燃料及び分離された水流を生成す るための水分離器;並びに (H)前記水分離器からの分離された水流及び前記熱交換器からの冷やされた 冷却水流を受け取るための貯蔵器; ここに、前記入口冷却水流は前記貯蔵器から引き出され、前記カソードに蓄積 された水の実質的部分は前記出口燃料流中に吸収される。 30.前記水分離器及び前記貯蔵器か一体であり、前記貯蔵器に含まれる水が 前記出口燃料流からの水の凝縮を促進する請求の範囲29の設備。 31.前記アノードか、更に前記出口燃料流を前記アノードから送り出す出口 を含み、ここに、前記水蒸気分圧維持手段が前記アノード入口及び前記アノード 出口の間の前記燃料電池の中で圧力低下を与えるための手段を含む、請求の範囲 1の設備。 32.前記圧力低下付与手段が前記アノードの入口の少なくとも1つの付形さ れたオリフィスを含む請求の範囲31の設備。 33.前記圧力低下付与手段が、前記入口燃料流を前記アノード内に送る長く 伸びた流体流通路を含む請求の範囲31の設備。 34.前記圧力低下付与手段が、前記入口燃料流を前記アノード内に送る変化 する断面積を有する流体流通路を含む請求の範囲31の設備。 35.前記アノードが更に前記出口燃料流を前記アノードから送り出すための 出口を含み、前記水蒸気分圧維持手段が前記アノード入口及び前記アノード出口 の間の前記入口燃料流の温度を制御して前記温度をその中に含まれる水蒸気の凝 縮温度より高く維持する手段を含む請求の範囲1の設備。 36.前記水蒸気分圧維持手段が、前記アノード入口及び前記アノード出口の 間の前記入口燃料流の圧力を制御して、前記温度をその中に含まれる水蒸気の凝 縮温度より高く維持する手段を更に含む請求の範囲35の設備。 37.前記アノードが更に前記出口燃料流を前記アノードから送り出す出口を 含み、前記水蒸気分圧維持手段が前記アノード入口及び前記アノード出口の間の 前記燃料電池内に圧力低下を付与する手段を含む請求の範囲9の設備。 38.前記圧力低下付与手段が、少なくとも1つの付形されたオリフィスを前 記アノード入口に有する請求の範囲37の設備。 39.前記圧力低下付与手段が、前記入口燃料流を前記アノード内に送るため の長く伸びた流体流路を含む請求の範囲37の設備。 40.前記圧力低下付与手段が、前記入口燃料流を前記アノード内に送る流体 流路を含む変化する断面積を有する流体流路を含む請求の範囲37の設備。 41.前記アノードが更に前記出口燃料流を前記アノードから送り出すための 出口を含み、前記水蒸気分圧維持手段が前記アノード入口及び前記アノード出口 の間の前記入口燃料流の温度を制御して前記温度をその中に含まれる水蒸気の凝 縮温度より高く維持する手段を含む請求の範囲9の設備。 42.前記水蒸気分圧維持手段が、前記アノード入口及び前記アノード出口の 間の前記入口燃料流の圧力を制御して、前記温度をその中に含まれる水蒸気の凝 縮温度より高く維持する手段を更に含む請求の範囲41の設備。 43.前記アノードが更に前記出口燃料流を前記アノードから送り出す出口を 含み、前記水蒸気分圧維持手段が前記アノード入口及 び前記アノード出口の間の前記燃料電池内に圧力低下を付与する手段を含む請求 の範囲21の設備。 44.前記圧力低下付与手段が、少なくとも1つの付形されたオリフィスを前 記アノード入口に有する請求の範囲43の設備。 45.前記圧力低下付与手段が、前記入口燃料流を前記アノード内に送るため の長く伸びた流体流路を含む請求の範囲43の設備。 46.前記圧力低下付与手段が、前記入口燃料流を前記アノード内に送る流体 流路を含む変化する断面積を有する流体流路を含む請求の範囲43の設備。 47.前記アノードが更に前記出口燃料流を前記アノードから送り出すための 出口を含み、前記水蒸気分圧維持手段が前記アノード入口及び前記アノード出口 の間の前記入口燃料流の温度を制御して前記温度をその中に含まれる水蒸気の凝 縮温度より高く維持する手段を含む請求の範囲21の設備。 48.前記水蒸気分圧維持手段が、前記アノード入口及び前記アノード出口の 間の前記入口燃料流の圧力を制御して、前記温度をその中に含まれる水蒸気の凝 縮温度より高く維持する手段を更に含む請求の範囲47の設備。 49.前記アノードが更に前記出口燃料流を前記アノードから送り出す出口を 含み、前記水蒸気分圧維持手段が前記アノード入口及び前記アノード出口の間の 前記燃料電池内に圧力低下を付与する手段を含む請求の範囲29の設備。 50.前記圧力低下付与手段が、少なくとも1つの付形されたオリフィスを前 記アノード入口に有する請求の範囲49の設備。 51.前記圧力低下付与手段が、前記入口燃料流を前記アノード内に送るため の長く伸びた流体流路を含む請求の範囲49の設備。 52.前記圧力低下付与手段が、前記入口燃料流を前記アノード内に送る流体 流路を含む変化する断面積を有する流体流路を含む請求の範囲49の設備。 53.前記アノードが更に前記出口燃料流を前記アノードから送り出すための 出口を含み、前記水蒸気分圧維持手段か前記アノード入口及び前記アノード出口 の間の前記入口燃料流の温度を制御して前記温度をその中に含まれる水蒸気の凝 縮温度より高く維持する手段を含む請求の範囲29の設備。 54.前記水蒸気分圧維持手段が、前記アノード入口及び前記アノード出口の 間の前記入口燃料流の圧力を制御して、前記温度をその中に含まれる水蒸気の凝 縮温度より高く維持する手段を更に含む請求の範囲53の設備。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AT,AU,BB,BG,BR,CA, CH,CZ,DE,DK,ES,FI,GB,HU,J P,KP,KR,KZ,LK,LU,MG,MN,MW ,NL,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD, SE,SK,UA (71)出願人 ボス,ヘンリー エイチ. カナダ国,ブリティッシュ コロンビア ブイ7ティー 1エイチ1,ウエスト バ ンクーバー,ダッチェス アベニュ 1163 (71)出願人 ワトキンス,デビッド エス. カナダ国,ブリティッシュ コロンビア ブイ3ジェイ 2エヌ3,コキトラム,フ ォスター アベニュ 1581 (71)出願人 プラター,キース ビー. カナダ国,ブリティッシュ コロンビア ブイ6エヌ 1エヌ2,バンクーバー,プ レスコット ストリート 7049 (72)発明者 ウィルキンソン,デビッド ピー. カナダ国,ブリティッシュ コロンビア ブイ7ケー 1ダブリュ4,ノース バン クーバー,コールマン ストリート 1391 (72)発明者 ボス,ヘンリー エイチ. カナダ国,ブリティッシュ コロンビア ブイ7ティー 1エイチ1,ウエスト バ ンクーバー,ダッチェス アベニュ 1163 (72)発明者 ワトキンス,デビッド エス. カナダ国,ブリティッシュ コロンビア ブイ3ジェイ 2エヌ3,コキトラム,フ ォスター アベニュ 1581 (72)発明者 プラター,キース ビー. カナダ国,ブリティッシュ コロンビア ブイ6エヌ 1エヌ2,バンクーバー,プ レスコット ストリート 7049

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.次のものを含む発電設備: (A)水素含有入口燃料流; (B)酸素含有入口燃料流; (C)次のものを含む少なくとも1つの燃料電池を含む燃料電池の積み重ね : (1)前記入口燃料流を前記アノードの触媒活性部分に送るための入口を 有するアノードであって、前記燃料流からカチオンを及び出口燃料流を生成する もの; (2)前記入口酸化剤流を前記カソードの触媒活性部分に送ってこの酸化 剤流からアニオンを生成するための入口を有するカソード(前記アニオンは前記 カチオンと反応して前記カソードで水を生成する); (3)前記アノード及び前記カソードの間に配置されたイオン交換膜であ って、前記アノードから前記カソードへのカチオンの移動を促進し、前記入口燃 料流を前記入口酸化剤流から隔離するもの;並びに (4)前記アノードと前記カソードの間で電流を導通させる電気流路; (D)前記出口燃料流から水を除いて除湿された燃料流及び分離された水流 を作るための水分離器; ここに、前記カソードに蓄積された水の実質的な部分は前記出口燃料流中に吸 収される。 2.前記入口酸化剤流の化学量論が約2.0未満である請求の範囲1の設備。 3.前記入口燃料流が実質的に純粋な水素ガスからなり、前記除 湿された燃料流が前記入口燃料流に再循環される請求の範囲1の設備。 4.前記入口燃料流が水素ガス及び炭化水素の変換過程からの副生物であり、 前記除湿された燃料流がこの設備からガス抜きされる請求の範囲1の設備。 5.前記入口酸化剤流が実質的に純粋な酸素ガスであり、前記入口酸化剤流の 化学量論が約1.0であり、前記酸素ガスが前記カソードで実質的に完全に消費 される請求の範囲1の設備。 6.前記カソードが更に通常は閉じたパージバルブを有し、前記パージバルブ は周期的に開いて前記入口酸化剤流を前記設備からガス抜きし、これによって蓄 積した不純物を前記カソードから排出する請求の範囲5の設備。 7.前記入口酸化剤流が酸素含有空気を含み前記カソードが更に出口酸化剤流 を生成し、前記酸化剤流が前記装置からガス抜きされる請求の範囲1の設備。 8.更に前記出口酸化剤流から水を除いて除湿された酸化剤流及び除去された 水流を生成するための水分離器を含む請求の範囲7の設備。 9.次のものを含む発電設備: (A)水素含有入口燃料流; (B)酸素含有入口燃料流; (C)入口冷却水流; (D)次のものを含む加湿組み立て品: (1)燃料加湿水供給源と、この燃料加湿水供給源から入口燃料流へ水を 与えて加湿された燃料流を生成する手段とを含む少なくとも1つの燃料加湿区画 ; (2)酸化剤加湿水供給源と、この燃料加湿水供給源から入 口酸化剤流へ水を与えて加湿された酸化剤流を生成する手段とを含む少なくとも 1つの酸化剤加湿区画; (E)次のものを含む燃料電池の積み重ね: (1)少なくとも1つの燃料電池を含む電気化学的に活性な区画であって 、前記燃料電池は次のものを含む: (a)加湿された燃料流からカチオンを生成するための、加湿された燃 料流をアノードの触媒活性な部分に送る入口と、出口燃料流とを有するアノード ; (b)加湿された酸化剤流からアニオンを生成するための、加湿された 酸化剤流をカソードの触媒活性な部分に送る入口を有するアノード(このアニオ ンは前記カチオンと反応してこのカソードで水を形成する); (c)前記アノード及びカソードの間に介在するイオン交換膜であって 、アノードからのカチオンのカソードへの移行を促進し、前記加湿された燃料流 を前記加湿された酸化剤流から隔離するもの;並びに (d)前記アノードと前記カソードとの間で電流を導通する電気流路; (2)入口冷却水流を電気化学的に活性な区画に送ってこれと熱接触させ て、前記活性区画内で発生した熱を吸収し出口冷却水流を生成する入口を有する 少なくとも1つの冷却剤通路; (F)前記出口冷却水流から熱を除いて冷やされた冷却水流を作りだすための 熱交換器; (G)出口燃料流から水を除き、除湿された燃料及び分離された水流を生成す るための水分離器;並びに (H)前記水分離器からの分離された水流及び前記熱交換器からの冷やされた 冷却水流を受け取るための貯蔵器; ここに、前記入口冷却水流は前記貯蔵器から引き出される。 10.前記出口冷却水流が、前記燃料加湿供給源及び前記酸化剤加湿水供給源 の内の少なくとも1つに供給される請求の範囲9の設備。 11.前記冷却水流が、前記燃料加湿供給源及び前記酸化剤加湿水供給源の両 方に供給される請求の範囲10の設備。 12.前記水分離器及び前記貯蔵器が一体であり、前記貯蔵器内に含まれる水 が前記出口燃料流からの水の凝縮を促進する請求の範囲9の設備。 13.前記燃料加湿水供給源から前記入口燃料流へ水を与える手段が、前記燃 料加湿水供給源をうけとるための室、前記入口燃料流を受け取るための室、及び 前記燃料加湿水供給源から前記入口燃料流へ水を輸送して加湿された燃料流を生 成するための前記両室の間に介在する水輸送膜を含む請求の範囲9の設備。 14.前記酸化剤加湿水供給源から前記入口酸化剤流へ水を与える手段が、前 記酸化剤加湿水供給源をうけとるための室、前記入口酸化剤流を受け取るための 室、及び前記酸化剤加湿水供給源から前記入口酸化剤流へ水を輸送して加湿され た酸化剤流を生成するための前記両室の間に介在する水輸送膜を含む請求の範囲 9の設備。 15.前記入口燃料流が実質的に純粋な水素ガスからなり、前記除湿された燃 料流が前記入口燃料流に再循環される請求の範囲9の設備。 16.前記入口燃料流が水素ガス及び炭化水素の変換からの副生物であり、前 記除湿された燃料流が前記設備からガス抜きされる請求の範囲9の設備。 17.前記入口酸化剤流が実質的に純粋な酸素であり、前記酸素ガスが前記カ ソードで実質的に完全に消費される請求の範囲9の装 置。 18.前記カソードが更に通常は閉じたパージバルブを有し、前記パージバル ブは周期的に開いて前記入口酸化剤流を前記設備からガス抜きし、これによって 蓄積した不純物を前記カソードから排出する請求の範囲17の設備。 19.前記入口酸化剤流が酸素含有空気を含み前記カソードが更に出口酸化剤 流を生成し、前記酸化剤流が前記装置からガス抜きされる請求の範囲9の設備。 20.更に前記出口酸化剤流から水を除いて除湿された酸化剤流及び除去され た水流を生成するための水分離器を含み、前記貯蔵器が前記除去された水流を前 記水分離器から受け取る請求の範囲9の設備。 21.次のものを含む発電設備: (A)水素含有入口燃料流; (B)酸素含有入口燃料流; (C)次のものを含む加湿組み立て品: (1)燃料加湿水供給源と、この燃料加湿水供給源から入口燃料流へ水を 与えて加湿された燃料流を生成する手段とを含む少なくとも1つの燃料加湿区画 ; (2)酸化剤加湿水供給源と、この燃料加湿水供給源から入口酸化剤流へ 水を与えて加湿された酸化剤流を生成する手段とを含む少なくとも1つの酸化剤 加湿区画; (D)次のものを含む燃料電池の積み重ね: (1)少なくとも1つの燃料電池を含む電気化学的に活性な区画であって 、前記燃料電池は次のものを含む: (a)加湿された燃料流からカチオンを生成するための、加湿された燃 料流をアノードの触媒活性な部分に送る入口と、出口 燃料流とを有するアノード; (b)加湿された酸化剤流からアニオンを生成するための、加湿された 酸化剤流をカソードの触媒活性な部分に送る入口を有するアノード(このアニオ ンは前記カチオンと反応してこのカソードで水を形成する); (c)前記アノード及びカソードの間に介在するイオン交換膜であって 、アノードからのカチオンのカソードへの移行を促進し、前記加湿された燃料流 を前記加湿された酸化剤流から隔離するもの;並びに (d)前記アノードと前記カソードとの間で電流を導通する電気流路; (E)出口燃料流から水を除き、除湿された燃料及び分離された水流を生成す るための水分離器;並びに (F)前記水分離器からの分離された水流を受け取るための貯蔵器; ここに、燃料加湿水供給源の少なくとも1つ及び酸化剤加湿水供給源の内の少 なくとも1つは前記貯蔵器から取り出される。 22.前記燃料加湿水供給源から前記入口燃料流へ水を与える手段が、前記燃 料加湿水供給源をうけとるための室、前記入口燃料流を受け取るための室、及び 前記燃料加湿水供給源から前記入口燃料流へ水を輸送して加湿された燃料流を生 成するための前記両室の間に介在する水輸送膜を含む請求の範囲21の設備。 23.前記酸化剤加湿水供給源から前記入口酸化剤流へ水を与える手段が、前 記酸化剤加湿水供給源をうけとるための室、前記入口酸化剤流を受け取るための 室、及び前記酸化剤加湿水供給源から前記入口酸化剤流へ水を輸送して加湿され た酸化剤流を生成するための前記両室の間に介在する水輸送膜を含む請求の範囲 21の設備。 24.前記入口燃料流が実質的に純粋な水素ガスからなり、前記除湿された燃 料流が前記入口燃料流に再循環される請求の範囲21の設備。 25.前記入口燃料流が水素ガス及び炭化水素の変換からの副生物であり、前 記除湿された燃料流が前記設備からガス抜きされる請求の範囲21の設備。 26.前記入口酸化剤流が実質的に純粋な酸素であり、前記酸素ガスが前記カ ソードで実質的に完全に消費される請求の範囲21の装置。 27.前記カソードが更に通常は閉じたパージバルブを有し、前記パージバル ブは周期的に開いて前記入口酸化剤流を前記設備からガス抜きし、これによって 蓄積した不純物を前記カソードから排出する請求の範囲26の設備。 28.前記入口酸化剤流が酸素含有空気を含み前記カソードが更に出口酸化剤 流を生成し、前記酸化剤流が前記装置からガス抜きされる請求の範囲21の設備 。 29.次のものを含む発電設備: (A)水素含有入口燃料流; (B)酸素含有入口燃料流; (C)入口冷却水流; (E)次のものを含む燃料電池の積み重ね: (1)少なくとも1つの燃料電池を含む電気化学的に活性な区画であって 、前記燃料電池は次のものを含む: (a)入口燃料流からカチオンを生成するための、入口燃料流をアノー ドの触媒活性な部分に送る入口と、出口燃料流とを有するアノード; (b)入口酸化剤流からアニオンを生成するための、入口酸化剤流をカ ソードの触媒活性な部分に送る入口を有するアノード(このアニオンは前記カチ オンと反応してこのカソードで水を形成する); (c)前記アノード及びカソードの間に介在するイオン交換膜であって 、アノードからのカチオンのカソードへの移行を促進し、前記入口燃料流を前記 入口酸化剤流から隔離するもの;並びに (d)前記アノードと前記カソードとの間で電流を導通する電気流路; (2)入口冷却水流を電気化学的に活性な区画に送りこれと熱接触させて 、前記活性区画内で発生した熱を吸収し出口冷却水流を生成する入口を有する少 なくとも1つの冷却材通路; (F)前記出口冷却水流から熱を除いて冷やされた冷却水流を作りだすための 熱交換器; (G)出口燃料流から水を除き、除湿された燃料及び分離された水流を生成す るための水分離器;並びに (H)前記水分離器からの分離された水流及び前記熱交換器からの冷やされた 冷却水流を受け取るための貯蔵器; ここに、前記入口冷却水流は前記貯蔵器から引き出される。 30.前記水分離器及び前記貯蔵器が一体であり、前記貯蔵器に含まれる水が 前記出口燃料流からの水の凝縮を促進する請求の範囲29の設備。
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