JPH08507093A - フォトレジスト用ノボラック樹脂混合物 - Google Patents

フォトレジスト用ノボラック樹脂混合物

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JPH08507093A JP6515367A JP51536794A JPH08507093A JP H08507093 A JPH08507093 A JP H08507093A JP 6515367 A JP6515367 A JP 6515367A JP 51536794 A JP51536794 A JP 51536794A JP H08507093 A JPH08507093 A JP H08507093A
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ジェイ. ソボダチヤ,チェスター
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ヘキスト、セラニーズ、コーポレーション
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、異なった相対分子量および類似の溶解速度を有する、水に不溶で、水性アルカリに可溶なノボラック樹脂混合物、その様な樹脂混合物の製造法、その様な樹脂混合物を含むフォトレジスト、およびその様なフォトレジストを使用する半導体デバイスの製造法に関する。

Description

【発明の詳細な説明】 フォトレジスト用ノボラック樹脂混合物 発明の背景 本発明は、異なった相対分子量および類似の溶解速度を有するノボラック樹脂 の混合物およびそれらの感光性組成物における使用に関する。また本発明は、ポ ジ型フォトレジスト組成物に有用な感光性組成物にも関する。さらに本発明は、 これらのフォトレジスト組成物で被覆した基材、ならびにこれらの基材上に感光 性混合物を被覆し、画像形成し、現像する方法にも関する。 フォトレジスト組成物は、小型の電子部品の製造、例ぇばコンピュータチップ および集積回路の製造、のためのマイクロ平版印刷に使用される。一般的にこれ らの方法では、まずフォトレジスト組成物の薄い被膜を基材、例えば集積回路の 製造に使用するシリコンウエハー、に施す。次いで被覆した基材を焼き付け、フ ォトレジスト組成物中の溶剤をすべて蒸発させ、被覆を基材上に固定する。次に 、基材の焼き付けた被覆表面を放射線で像様露光する。 この放射線露光により、被覆表面の露光区域で化学的な変換が起こる。可視光 、紫外(UV)光、電子線およびX線の放射エネルギーが、現在のマイクロ平版 印刷製 法で一般的に使用されている種類の放射線である。この像様露光の後、被覆され た基材を現像剤溶液で処理し、基材の被覆表面の、放射線に露出された、または 露出されていない区域を溶解し、除去する。 2種類のフォトレジスト組成物、ネガ型およびポジ型、がある。ネガ型フォト レジスト組成物を放射線で像様露光する場合、レジスト組成物の放射線で露光さ れた区域が現像剤溶液に対して難溶性になる(例えば架橋反応が起こる)のに対 し、フォトレジスト被覆の非露光区域はその様な溶液に対して比較的可溶性のま まである。そのため、露光したネガ型レジストを現像剤で処理することにより、 フォトレジスト被覆の非露光区域が除去され、被覆中に陰画像が形成され、それ によって、フォトレジスト組成物が載っていた下側基材表面の所望の部分がむき 出しになる。 他方、ポジ型フォトレジスト組成物を放射線で像様露光する場合、フォトレジ スト組成物の放射線に露出された区域が現像剤溶液に対してより可溶性になる( 例えば転位反応が起こる)のに対し、フォトレジスト被覆の非露光区域は現像剤 溶液に対して比較的不溶性のままである。そのため、露光したポジ型フォトレジ ストを現像剤で処理することにより、被覆の露光区域が除去され、フォトレジス ト被覆中に陽画像が形成される。やはり、下側基材表面の所望の部分がむき出し になる。 この現像作業の後、部分的に保護されていない基材を基材エッチング剤溶液ま たはプラズマガス、等で処理することができる。エッチング剤溶液またはプラズ マガスは、基材の、現像の際にフォトレジスト被覆が除去された部分を腐食させ る。フォトレジスト被覆がまだ残っている基材区域は保護され、したがって放射 線の像様露光に使用したフォトマスクに対応する、エッチングされたパターンが 基材中に形成される。その後、フォトレジスト被覆の残留区域が剥離作業の際に 除去され、清浄なエッチングされた基材表面が残る。場合により、現像工程の後 で、エッチング工程の前に、残留するフォトレジスト層を加熱処理し、その下に ある基材に対する密着性およびエッチング溶液に対する耐性を強化することが望 ましい。 ポジ型フォトレジスト組成物は、一般的に解像度およびパターン転写特性がよ り優れているので、現時点ではネガ型レジストよりも好まれている。フォトレジ ストの解像度は、露光および現像の後に、レジスト組成物がフォトマスクから基 材に高度の画像縁部の鋭さをもって転写できる最小の形状として定義される。今 日の多くの製造用途で、1ミクロン以下のオーダーのレジスト解像度が必要であ る。その上、現像されたフォトレジスト壁の輪郭は基材に対して垂直に近いこと がほとんど常に望まれる。レジスト被覆の現像された区域と現像されていな い区域のその様な境界により、マスク画像が基材上に精確にパターン転写される 。発明の概要 本発明は、同じ様な溶解速度を有するが、相対分子量が異なったノボラック樹 脂の混合物およびそれらのフォトレジスト組成物における使用に関する。本発明 はさらにこれらのノボラック樹脂混合物および光増感剤を含むポジ型フォトレジ スト、およびその様なフォトレジストの、半導体デバイスの製造における使用に も関する。 フォトレジスト組成物用に適当なノボラック樹脂の製造における問題点の一つ は、バッチ毎に一定した樹脂を製造するのが困難なことである。この不安定性の ために最終フォトレジストの平版印刷特性が不十分になることが多い。この不安 定性は、ノボラック樹脂の幾つかのバッチを混合し、妥当な一定性を有するフォ トレジスト配合物を形成することにより、ある程度解決している。本発明は、異 なった相対分子量および類似の溶解速度を有するノボラック樹脂を混合し、改良 された、安定した平版印刷特性を有するフォトレジスト組成物を製造するのに有 用なノボラック樹脂混合物を提供することに関する。 本発明は、異なった相対分子量および類似の溶解速度を有するノボラック樹脂 の混合物を使用することにより、フォトレジスト組成物用の改良されたノボラッ ク樹脂が得られる、という驚くべき発見に関連している。2種類 のノボラック樹脂の相対分子量の差は約5%を超え、好ましくは約10%を超え 、より好ましくは約10%〜60%、最も好ましくは約25%〜約50%、であ る。溶解速度の差は2.0未満、好ましくは約1.5未満、より好ましくは約1 .0未満、最も好ましくは約0.5未満、である。 焦点震度および露光寛容度に関するフォトレジストの平版印刷性能(「L」) はRMWa−RMWb/DRa−DRbに等しいが、ここでRMWは相対分子量であ り、DRは溶解速度である。Lは2.0以上、好ましくは≧4.0、より好まし くは≧6.0、であり、最も好ましくは相対分子量の大きな差、および溶解速度 の小さな差がより高い平版印刷性能を与える。 本発明は、同じ、または異なった化学的組成を有し、相対分子量の差が5%を 超え、溶解速度の差が2.0未満である、少なくとも2種類のノボラック樹脂の 混合物を含んでなる、水に不溶で、水性アルカリに可溶な、被膜を形成するノボ ラック樹脂を提供する。 また、本発明は、同じ、または異なった化学的組成を有し、相対分子量の差が 5%を超え、溶解速度の差が2.0未満である、少なくとも2種類のノボラック 樹脂を混合することにより、本質的に均一なフォトレジスト組成物の製造に有用 な、水に不溶で、水性アルカリに可溶な、被膜形成性ノボラック樹脂混合物を製 造する方法 にも関する。 また、本発明は、 a)フォトレジスト組成物を均一に感光性にするのに十分な量の感光性成分、お よび b)同じまたは異なった化学的組成を有し、相対分子量の差が5%を超え、溶解 速度の差が2.0未満である、少なくとも2種類のノボラック樹脂の混合物を含 んでなり、本質的に均一なフォトレジスト組成物を形成するのに十分な量で存在 する、水に不溶で、水性アルカリに可溶な、被膜形成性ノボラック樹脂、および c)適当な溶剤 の混合物を形成することを含んでなる、ポジ型フォトレジスト組成物の製造法も 提供する。 本発明はさらに、 a)フォトレジスト組成物を均一に感光性にするのに十分な量の感光性成分、お よび b)同じまたは異なった化学的組成を有し、相対分子量の差が5%を超え、溶解 速度の差が2.0未満である、少なくとも2種類のノボラック樹脂の混合物を含 んでなり、本質的に均一なフォトレジスト組成物を形成するのに十分な量で存在 する、水に不溶で、水性アルカリに可溶な、被膜形成性ノボラック樹脂、および c)適当な溶剤 を混合して製造したポジ型フォトレジスト組成物で適当 な基材を被覆し、次いで被覆した基材を本質的にすべての溶剤が除去されるまで 加熱処理し、感光性組成物を像様露光し、その様な組成物の像様露光した区域を 水性アルカリ現像剤で除去し、基材上にフォトレジスト画像を形成することによ る、半導体デバイスの製造法も提供する。所望により除去工程の直前または直後 に基材を焼き付けることもできる。好ましい実施態様の詳細な説明 本発明のレリーフ画像の製造では、上記のフォトレジスト組成物を適当な基材 に塗布し、乾燥させる。 ノボラック樹脂は、“Chemistry and APPliCation of Phenolic Resins”,Kn op A.およびScheib,W.;Springer Verlag,New York,1979、第4章に説明され ているように、フォトレジスト製造の分野で一般的に使用されている。同様に、 o−キノンジアジドも、“Light Sensitive Systems”、Kosar,J.;John Will ey & Sons,New York,1965、第7.4章に記載されている様に、当業者には良 く知られている。しかし、本発明は、先行技術で開示されていることと反対に、 特定のノボラック樹脂混合物を使用することにより、焦点震度および露光寛容度 が優れたフォトレジストを製造できることを見出だした。 本発明のノボラック樹脂混合物の製造に使用するノボラック樹脂は、ホルムア ルデヒドおよび1種またはそれ より多いフェノール性化合物、例えばメタークレゾール(m−クレゾール)、パ ラークレゾール(p−クレゾール)3,5−キシレノールおよび3,4−キシレ ノール、および触媒量の適当な触媒、好ましくは酸触媒、例えばシュウ酸または 無水マレイン酸、の混合物が形成され、この混合物を約60℃〜約150℃の温 度に約1時間〜約12時間加熱することにより製造することができる。 本発明のフォトレジスト組成物の1成分を構成する増感剤は、1種またはそれ より多い多価フェノール性またはアルコール性化合物のエステル、好ましくはヒ ドロキシベンゾフェノン、およびスルホン酸またはスルホン酸誘導体、例えば塩 化スルホニルである。その様な増感剤の例は、ここに参考として含める米国特許 第3,106,465号および第4,719,167号に記載されている。 フォトレジスト組成物は、これらの成分を適当な溶剤中で混合することにより 得られる。好ましい実施態様では、フォトレジスト中のノボラック樹脂混合物の 量は、固体、すなわちフォトレジストの非溶剤成分、の重量に対して好ましくは 60%〜約95%、より好ましくは約70%〜約90%、である。好ましい実施 態様では、光増感剤は固体フォトレジスト成分の重量に対して約5%〜約40% 、好ましくは約10%〜約30%、の量で存在する。フォトレジスト組成物を製 造する際、ノボラッ ク樹脂混合物および増感剤を溶剤、例えば特にプロピレングリコールモノ−アル キルエーテル、プロピレングリコールアルキルエーテルアセテート、酢酸ブチル 、キシレン、エチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、プロピレング リコールモノ−メチルエーテルアセテート、乳酸エチル、エチル−3−エトキシ プロピオネート、乳酸エチルとエチル−3−エトキシプロピオネートの混合物、 と混合する。 ノボラック樹脂混合物、増感剤および溶剤の溶液を基材に塗布する前に、他の 所望により使用する成分、例えば着色剤、染料、縞防止剤、レベリング剤、可塑 剤、接着促進剤、速度増加剤、溶剤、および界面活性剤、例えば非イオン系界面 活性剤、をその溶液に加えることができる。本発明のフォトレジスト組成物と共 に使用できる染料添加剤の例は、ノボラックおよび増感剤の合計重量に対して1 〜10重量%の量の、メチルバイオレット2B(C.I.No.42535)、ク リスタルバイオレット(C.I.42555)、マラカイトグリーン(C.I. No.42000)、ビクトリアブル−B(C.I.No.44045)およびニュ ートラルレッド(C.I.No.50040)である。染料添加剤は、基材による 光の後方散乱を防止することにより、解像度を増加するのに役立つ。 縞防止剤は、樹脂と増感剤の合計重量に対して約5重 量%まで使用することができる。使用可能な可塑剤には、例えば、ノボラックと 増感剤の合計重量に対して約1〜10重量%の量の、リン酸トリ−(ベーターク ロロエチル)−エステル、ステアリン酸、ジカンファー、ポリプロピレン、アセ タール樹脂、フェノキシ樹脂、およびアルキル樹脂がある。可塑剤は材料の被覆 特性を改良し、平滑で均一な厚さの被膜を基材に塗布できる様にするものである 。 使用可能な接着促進剤には、例えば樹脂と増感剤の合計重量に対して約4重量 %までのベーター(3,4−エポキシ−シクロヘキシル)−エチルトリメトキシ シラン、1,1,1,3,3,3−ヘキサメチルジシラザン、p−メチル−ジシ ラン−メチルメタクリル酸エステル、ビニルトリクロロシラン、およびガンマ− アミノ−プロピルトリエトキシシランがある。使用可能な現像速度増加剤には、 例えばノボラックと増感剤の合計重量に対して約20重量%までの量のピクリン 酸、ニコチン酸またはニトロケイ皮酸がある。これらの増加剤は、露光区域と非 露光区域の両方でフォトレジスト被覆の溶解性を増加する傾向があり、したがっ て、コントラストをある程度犠牲にしても現像速度の方が重要である場合に使用 される。すなわち現像剤により、フォトレジスト被覆の露光区域がより急速に溶 解するが、速度増加剤により、非露光区域からもフォトレジスト被覆が大量に失 われる。 被覆溶剤は組成物全体の中に、組成物中の固体の95重量%までの量で存在す ることができる。溶剤は、無論、フォトレジスト溶液を基材上に塗布した後、乾 燥により実質的に除去される。使用可能な非イオン系界面活性剤には、例えば樹 脂と増感剤の合計重量に対して約10重量%までの量のノニルフェノキシポリ( エチレンオキシ)エタノール、オクチルフェノキシエタノールがある。 製造されたフォトレジスト溶液は、浸し塗り、吹き付け、回転、およびスピン コーティングを包含する、フォトレジスト分野で使用される通常の方法により、 基材に塗布することができる。例えば、スピンコーティングする場合、使用する スピニング装置の種類およびスピニング工程に許される時間に対して、所望の厚 さの被覆を得るために、レジスト溶液を固体含有量の百分率に関して調整するこ とができる。適当な基材には、シリコン、アルミニウム、重合体状樹脂、二酸化 ケイ素、ドーピングされた二酸化ケイ素、窒化ケイ素、タンタル、銅、ポリシリ コン、セラミック、アルミニウム/銅混合物、ヒ化ガリウム、および他の、その 様なIII/V族化合物がある。 上記の手順により製造されたフォトレジスト組成物は、マイクロプロセッサー 、その他の小型集積回路部品の製造に使用されている様な、熱的に成長させたケ イ素/二酸化ケイ素被覆したウエハーの被覆に特に適当である。アルミニウム/ 酸化アルミニウムウエハーも使用できる。 基材は、各種の重合体状樹脂、特に透明重合体、例えばポリエステル、でもよい 。基材は適当な組成物、例えばヘキサ−アルキルジシラザンを含む組成物、の接 着促進層を有することができる。 次いで、フォトレジスト組成物溶液を基材上に塗布し、基材を約70℃〜約1 10℃の温度で、ホットプレート上で約30秒間から約180秒間、あるいは対 流加熱炉中で約15〜約90分間処理する。この温度処理は、フォトレジスト中 の残留溶剤の濃度を下げるが、光増感剤の著しい熱劣化を引き起こさない様に選 択する。一般的に、溶剤の濃度を最少にすることが望ましく、この最初の熱処理 は、実質的にすべての溶剤が蒸発し、厚さ1ミクロンのオーダーのフォトレジス ト組成物の薄い被覆が基材上に残るまで行なう。好ましい実施態様では、温度は 約85℃〜約95℃である。この処理は、溶剤除去の変化率が比較的問題になら なくなるまで行なう。温度と時間の選択は、使用者が望むフォトレジストの特性 、ならびに使用する装置および商業的に望ましい被覆時間により異なる。次いで 、被覆基材を化学放射線、例えば約300nm〜約450nmの波長の紫外線、X線 、電子線、イオン線またはレーザー放射線、に、適当なマスク、ネガ、ステンシ ル、テンプレート、等を使用して形成した所望のパターンで露光することができ る。 次いで、フォトレジストに必要に応じて、現像の前ま たは後に、露光後の第二焼き付けまたは熱処理を行なう。加熱温度は約90℃〜 約120℃、より好ましくは約100℃〜約110℃、である。加熱はホットプ レート上で約30秒間〜約2分間、より好ましくは約60秒間〜約90秒間、ま たは対流加熱炉中で約30〜約45分間行なう。 露光したフォトレジスト被覆基材は、アルカリ性現像溶液に浸漬するか、ある いはスプレー現像工程で現像し、像様露光した区域を除去する。溶液は、例えば 窒素噴流攪拌により攪拌するのが好ましい。基材は、露光区域からすべての、ま たは本質的にすべてのフォトレジスト被覆が溶解するまで、現像剤中に入れてお く。現像剤は、アンモニウムまたはアルカリ金属の水酸化物の水溶液を含むこと ができる。好ましい水酸化物は、水酸化テトラメチルアンモニウムである。被覆 したウエハーを現像溶液から取り出した後、所望により現像後の熱処理または焼 付けを行ない、被覆の密着性、およびエッチング溶液、その他の物質に対する耐 薬品性を向上させることができる。現像後の熱処理は、被覆の軟化点より低い温 度で被覆および基材を加熱炉焼付けすることができる。工業用途、特にケイ素/ 二酸化ケイ素型基材上の微小回路装置の製造では、現像した基材を、緩衝したフ ッ化水素酸系のエッチング溶液で処理することができる。本発明のフォトレジス ト組成物は、酸を基剤とするエッチング溶液 に耐性があり、基材の非露光フォトレジスト被覆区域を効果的に保護する。 下記の諸例により、本発明の組成物を製造および使用する方法を詳細に説明す る。しかし、これらの例は、本発明の範囲を制限または限定するものではなく、 本発明を実行するために必ず使用しなければならない条件、パラメータ、または 値を与えるものではない。 例1 低相対分子量の低M−クレゾール/3,5−キシレノール(Lo-Cre/Xyl)ノボラ ックの製造法 2リットルのフラスコ中で、m−クレゾール(162g)、3,5−キシレノ ール(110g)、ジグライム(300g)、ホルムアルデヒド(水中37.3 %、290g)およびシュウ酸(0.54g)を混合し、95℃に1時間加熱し た。この反応混合物に、m−クレゾール(162g)および3,5−キシレノー ル(110g)を1時間かけて加えた。95℃における加熱を3時間続行した。 残留物が200℃になるまで、反応混合物から揮発性成分を留去した。35mmH gおよび220℃の両方に達するまで、蒸留に真空を徐々に印加して、15分間 維持した。次いで反応フラスコ中のノボラック樹脂を室温に冷却した。RMW= 8.1、DR=5.44。 例2 中間相対分子量のLo-Cre/Xylノボラックの製造法 5リットルのフラスコ中で、m−クレゾール(338g)、3,5−キシレノ ール(229g)、ジグライム(625g)、ホルムアルデヒド(水中37.3 %、603g)およびシュウ酸(1.13g)を混合し、95℃に1時間加熱し た。この反応混合物に、m−クレゾール(338g)および3,5−キシレノー ル(229g)を1時間かけて加えた。95℃における加熱を4時間続行した。 残留物が200℃になるまで、反応混合物から揮発性成分を留去した。35mmH gおよび220℃の両方に達するまで、蒸留に真空を徐々に印加した。次いで反 応フラスコ中のノボラック樹脂を室温に冷却した。RMW=9.0、DR=2. 88。 例3 高相対分子量のLo−Cre/Xylノボラックの製造法 2リットルのフラスコ中で、m−クレゾール(162g)、3,5−キシレノ ール(110g)、ジグライム(300g)、ホルムアルデヒド(水中37.3 %、348g)およびシュウ酸(0.54g)を混合し、95℃に1時間加熱し た。この反応混合物に、m−クレゾール(162g)および3,5−キシレノー ル(110g)を1時間かけて加えた。95℃における加熱を2時間続行した。 残留物が200℃になるまで、反 応混合物から揮発性成分を留去した。35mmHgおよび220℃の両方に達する まで、蒸留に真空を徐々に印加して、15分間維持した。次いで反応フラスコ中 のノボラック樹脂を室温に冷却した。RMW=10.2、DR=1.63。 例4 低相対分子量のHi-Cre/Xylノボラックの製造法 フラスコ中で、m−クレゾール(114g)、3,5−キシレノール(42. 8g)、ジグライム(50.0g)、および無水マレイン酸(3.13g)を混 合し、95℃に加熱した。この溶液を窒素で3分間掃気した。ホルムアルデヒド (水中37.2%、83.7g)を75分間かけて徐々に加えた。95℃におけ る加熱を4時間続行した。残留物が200℃になるまで、反応混合物から揮発性 成分を留去した。35mmHgおよび220℃の両方に達するまで、蒸留に真空を 徐々に印加した。次いで反応フラスコ中のノボラック樹脂を室温に冷却した。R MW=9.2、DR=10.4。 例5 高相対分子量のノボラックの製造法 フラスコ中で、m−クレゾール(113g)、3,5−キシレノール(42. 8g)、ジグライム(70.0g)、および無水マレイン酸(3.13g)を混 合し、95℃に加熱した。この溶液を窒素で3分間掃気した。 ホルムアルデヒド(水中37.2%、87.1g)を75分間かけて徐々に加え た。95℃における加熱を4時間続行した。残留物が200℃になるまで、反応 混合物から揮発性成分を留去した。35mmHgおよび220℃の両方に達するま で、蒸留に真空を徐々に印加した。次いで反応フラスコ中のノボラック樹脂を室 温に冷却した。RMW=11.4、DR=4.14。 例6 高相対分子量のノボラックの製造法 フラスコ中で、m−クレゾール(113g)、3,5−キシレノール(42. 8g)、ジグライム(90.0g)、および無水マレイン酸(3.13g)を混 合し、95℃に加熱した。この溶液を窒素で3分間掃気した。ホルムアルデヒド (水中37.2%、90.5g)を75分間かけて徐々に加えた。95℃におけ る加熱を4時間続行した。残留物が200℃になるまで、反応混合物から揮発性 成分を留去した。35mmHgおよび220℃の両方に達するまで、蒸留に真空を 徐々に印加した。次いで反応フラスコ中のノボラック樹脂を室温に冷却した。 RMW=13.7、DR=2.31。 例7〜26 例1のLo-Cre/Xylノボラック樹脂を例4のH1-Cre/Xylノボラック樹脂と組み合 わせることにより、ノボラック樹脂混合物を製造した。両ノボラック樹脂を、0 .02%界面活性剤(3M Corp.から市販のFC-430)を含むプロピレングリコール メチルエーテルアセテート150mlに溶解させた。表2は2種類のノボラック成 分および例7〜26の配合に使用したそれぞれの百分率は表2に示す通りである 。 例27 ノボラック樹指配合物の溶解速度手順 26%樹脂固体をアセテート(PGMEA)に溶解させる。0.2μmの使い 捨てAcrodiscフィルターを通して濾過する。1.5μm被膜を得るためのスピン速度決定 各試料に対して、3枚のウエハーを速度、1500、2500、および350 0rpm/30秒間で回転させる。すべてのウエハーを強制空気加熱炉中、90℃で 30分間焼き付ける。被膜厚を、Rudolf Film Thickness Monitorを使用してn =1.64で測定し、対数(底10)回帰により1.5μm被膜に必要な速度を 内挿する。溶解速度手順 1.各試料に対して3枚のウエハーを、1.5μm被膜を得るのに適切な速度で スピンコーティングする。 2.すべてのウエハーを90±1℃で30分間焼き付ける。 3.各被膜の厚さ(μm)はRudolf Film Thickness Monitorを使用してn=1. 64で測定する。 4.すべての試料被膜を2.38%水酸化テトラメチルアンモニウム中、25+ /−0.5℃で攪拌せずに現像する。現像中の被膜損失は、XINIX End-Point Co ntrollerを使用する干渉計法により監視し、溶解速度は干渉計グラフから計算す る。各試料に対する平均溶解 度を求める。例7〜26に対する溶解速度は表2に示す通りである。 例28 樹脂のシクロヘキサノン溶剤中7%溶液(25.00mlメスフラスコ中1.7 5グラム)を製造する。この溶液を5ミクロン薄膜シリンジフィルターを通して 濾過する。サイズ#100/#200粘度計を逆位置で第二線まで満たす。粘度計を2 5℃(一定温度)の粘度浴中に15〜20分間入れる。樹脂溶液の流動時間(秒 )を測定し、2つの一定した読みが得られるまで繰り返す。溶剤の流動時間も同 様に測定する。 計算: RMW=[log(樹脂溶液の流動時間/溶剤の流動時間)/conc.(0.0 7)]2 例29〜48 例7〜26で製造したノボラック樹脂混合物20gを、1,1,1−トリス( 4−ヒドロキシフェニル)エタンの、30重量%2,1,4−および70重量% 2,1,5−ジアゾナフトキノンエステル5gと共に、溶剤としてプロピレング リコールメチルエーテルアセテート75gを使用して溶解することにより、レジ ストを製造した。スピンキャスト被膜中の縞形成を防止するために、界面活性剤 (3M Corp.から市販のFC-430)300ppmを加えた。 例49 例29〜48で製造したフォトレジストを4インチのシリコンウエハー上にス ピンコーティングし、1.29μm被膜を得た。これらのウエハーを90℃で4 5秒間焼き付けた。これらのウエハー上に、均一な線/空間を有するNikon i −線ステッパーを使用し、焦点/露光マトリックスを画像形成した。露光エネル ギーを21x21露光マトリックスの1方向で増加させ、一方、焦点は、最適焦 点を中心にして、反対方向で変化させた。次いで、45秒間の露光後焼付けに続 いて、2.38%水酸化テトラメチルアンモニウム水溶液で60秒間パドル現像 した。フォトレジストの線が、中央の最適焦点の両側で、露光線量の増加と共に 薄れていった。マトリックスの、現像後に線を維持している露光/焦点区域が大 きい程、レジストの焦点震度および露光寛容度は大きい。例29〜48に対する 露光/焦点区域は表3に示す通りである。 例50 例7〜26は、3つの軸がLo-Cre/XylのRMW、Hi-Cre/XylのRMW、および Lo-Cre/Xyl−対−Hi-Cre/Xylの%混合物である、図1の立方体の角、面および中 央を表わす。 20種類の混合例7〜26の溶解速度を測定し、図2a、2bおよび2cにお ける応答表面を得るのに使用した。 これらの応答表面は、図1の立方体の前面、中央の垂直面、および後面に対応 する。輪郭プロットの試験から、混合物のDRは主として個々のノボラックのR MWにより調整されることが分かる。例えば、最も低いDRは、RMWが最も高 い両ノボラック成分を含むノボラック混合物に相関する。すなわち、80%のLo -Cre/Xyl(図2c)では、DRは大部分がLo-Cre/XylのRMWの関数として変化 し、旧-Cre/XylのRMWからは僅かに影響されるだけである。反対に、80%の Hi-Cre/Xyl(図2a)では、DRは主としてHI-Cre/XylのRMWにより制御され る。 例51 20種類のノボラック混合例29〜48に対して測定した第二の応答は、それ らの平版印刷性能である。フォトレジストの平版印刷性能を例49における様に 測定した。混合したノボラックからの20種類のフォトレジスト試料に対する、 ウエハー上の保持されたフォトレジスト区域を使用して図3a、3bおよび3c における応答表面を得た。これらの表面は例外的な、予期せぬ形状を有している 。最適な平版印刷特性は、立方体中央の右縁部にある。性能が劣った混合物は立 方体の上側左縁部にある。 DR表面(図2b)を平版印刷表面(図3b)と比較すると、DRが平版印刷 性能に直接関連していないことは明らかである。しかし、実験で驚く程良い適合 性を示した、RMWとDRの組合せの一つは、(RMWA−RMWB)÷(DRA −DRB)であった。すなわち、最良の平版印刷性能は、ノボラックのRMWが 最も異なっている時に得られるが、同様に重要なことは、同様の溶解速度を有し ていることである。(MWA−MWB)÷(DRA−DRB)の理論的な応答表面は 図4に示す通りである。 非常に良い適合性は、DRは同様だが、RMWは非常に異なっているノボラック を混合することにより、最適な平版印刷性能が得られるという事実を強く支持し ている。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 同じ、または異なった化学的組成を有し、相対分子量の差が約5%を超 え、溶解速度の差が2.0未満である2種類のノボラック樹脂を混合することを 特徴とする、水に不溶で、水性アルカリに可溶なノボラック樹脂混合物の製造法 。 2. 平版印刷性能Lが、RMWa−RMWb/DRa−DRbに等しく、Lが2 .0以上である、請求項1に記載の方法。 3. 2種類のノボラック樹脂の相対分子量の差が約10%を超える、請求項 1に記載の方法。 4. 2種類のノボラック樹脂の相対分子量の差が約10%〜約60%である 、請求項1に記載の方法。 5. 2種類のノボラック樹脂の相対分子量の差が約25%〜約50%である 、請求項1に記載の方法。 6. 2種類のノボラック樹脂の溶解速度の差が約1.5未満である、請求項 1に記載の方法。 7. 2種類のノボラック樹脂の溶解速度の差が約1.0未満である、請求項 1に記載の方法。 8. 2種類のノボラック樹脂の溶解速度の差が約0.5未満である、請求項 1に記載の方法。 9. Lが4.0を越えるか、等しい、請求項2に記載の方法。 10. Lが6.0を越えるか、等しい、請求項2に記載の方法。 11. Lが8.0を越えるか、等しい、請求項2に記載の方法。 12. 下記a)〜c)の混合物を含んでなることを特徴とする、ポジ型フォ トレジスト組成物。 a)フォトレジスト組成物を均一に感光性にするのに十分な量の感光性成分、 および b)同じ、または異なった化学的組成を有し、相対分子量の差が5%を超え、 溶解速度の差が2.0未満である、2種類のノボラック樹脂の混合物を含んでな る、水に不溶で、水性アルカリに可溶なノボラック樹脂混合物、および c)適当な溶剤。 13. 平版印刷性能LがRMWa−RMWb/DRa−DRbに等しく、Lが2 .0を越えるか、等しい、請求項12に記載の方法。 14. 2種類のノボラック樹脂の相対分子量の差が約10%を超える、請求 項12に記載の方法。 15. 2種類のノボラック樹脂の相対分子量の差が約10%〜約60%であ る、請求項12に記載の方法。 16. 2種類のノボラック樹脂の相対分子量の差が約25%〜約50%であ る、請求項12に記載の方法。 17. 2種類のノボラック樹脂の溶解速度の差が約 1.5未満である、請求項12に記載の方法。 18. 2種類のノボラック樹脂の溶解速度の差が約1.0未満である、請求 項12に記載の方法。 19. 2種類のノボラック樹脂の溶解速度の差が約0.5未満である、請求 項12に記載の方法。 20. Lが4.0を越えるか、等しい、請求項13に記載の方法。 21. Lが6.0を越えるか、等しい、請求項13に記載の方法。 22. Lが8.0を越えるか、等しい、請求項13に記載の方法。 23. 前記感光性成分が、アルコール性またはフェノール性残基およびスル ホン酸またはスルホン酸誘導体のエステルである、請求項12に記載のフォトレ ジスト組成物。 24. 前記溶剤が、プロピレングリコールモノーアルキルエーテル、プロピ レングリコールアルキルエーテルアセテート、酢酸ブチル、キシレン、エチレン グリコールモノエチルエーテルアセテート、乳酸エチル、エチル−3−エトキシ プロピオネート、および乳酸エチルとエチル−3−エトキシプロピオネートの混 合物からなる群から選択される、請求項12に記載のフォトレジスト組成物。 25. 前記溶剤がプロピレングリコールモノ−メチ ルエーテルアセテートである、請求項12に記載のフォトレジスト組成物。 26. a)フォトレジスト組成物を均一に感光性にするのに十分な量の感光 性成分、および b)同じ、または異なった化学的組成を有し、相対分子量の差が5%を超え、溶 解速度の差が2.0未満である、2種類のノボラック樹脂の混合物を含んでなる 、水に不溶で、水性アルカリに可溶な、被膜形成性ノボラック樹脂混合物、およ び c)適当な溶剤 の混合物を含んでなるポジ型フォトレジスト組成物で適当な基材を被覆し、 d)被覆した基材を本質的にすべての溶剤が除去されるまで加熱処理し、感光性 組成物を像様露光し、その様な組成物の像様露光した区域を水性アルカリ現像剤 で除去する、 ことにより、基材上にフォトレジスト画像を形成させることを特徴とする、半導 体デバイスの製造法。 27. 平版印刷性能Lが、RMWa−RMWb/DRa−DRbに等しく、Lが 2.0を越えるか、等しい、請求項26に記載の方法。 28. 2種類のノボラック樹脂の相対分子量の差が約10%を超える、請求 項26に記載の方法。 29. 2種類のノボラック樹脂の相対分子量の差が 約10%〜約60%である、請求項26に記載の方法。 30. 2種類のノボラック樹脂の相対分子量の差が約25%〜約50%であ る、請求項26に記載の方法。 31. 2種類のノボラック樹脂の溶解速度の差が約1.5未満である、請求 項26に記載の方法。 32. 2種類のノボラック樹脂の溶解速度の差が約1.0未満である、請求 項26に記載の方法。 33. 2種類のノボラック樹脂の溶解速度の差が約0.5未満である、請求 項26に記載の方法。 34. Lが4.0を越えるか、等しい、請求項27に記載の方法。 35. Lが6.0を越えるか、等しい、請求項27に記載の方法。 36. Lが8.0を越えるか、等しい、請求項27に記載の方法。 37. 前記感光性成分が、アルコール性またはフェノール性残基およびスル ホン酸またはスルホン酸誘導体のエステルである、請求項26に記載の方法。 38. 前記溶剤が、プロピレングリコールモノ−アルキルエーテル、プロピ レングリコールアルキルエーテルアセテート、酢酸ブチル、キシレン、エチレン グリコールモノエチルエーテルアセテート、乳酸エチル、エチル−3−エトキシ プロピオネート、および乳酸エチルとエチル−3−エトキシプロピオネートの混 合物からなる 群から選択される、請求項26に記載の方法。 39. 前記溶剤がプロピレングリコールモノ−メチルエーテルアセテートで ある、請求項26に記載の方法。
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