JPH08505197A - エバポレイティブエミッション制御システムの漏洩に対する完全性を確認すること - Google Patents

エバポレイティブエミッション制御システムの漏洩に対する完全性を確認すること

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JPH08505197A
JPH08505197A JP6514624A JP51462493A JPH08505197A JP H08505197 A JPH08505197 A JP H08505197A JP 6514624 A JP6514624 A JP 6514624A JP 51462493 A JP51462493 A JP 51462493A JP H08505197 A JPH08505197 A JP H08505197A
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ジョン イー クック,
マレイ, エフ バサト,
ガリー, エル ケイシー,
ジョン, ディー ハンソン,
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シーメンス エレクトリック リミテッド
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Abstract

(57)【要約】 内燃機関によって動力を供給される車両のエバボレイティブエミッション制御システムのための搭載形診断装置は、エバポレイティブエミッションスペース内に周囲の大気圧とは著しく異なる圧力を形成するために容量形往復動ポンプを使用する。ポンプはエンジンインテークマニホルド真空を使用することによって運転されて吸引行程を実施せしめられ、この間に内部のばねも次第に圧縮され、かつ周囲の大気空気のチャージも空気圧送室スペース内で形成される。次いで真空を除かれ、かつばねが弛緩して圧縮行程を実施せしめ、ここで空気チャージの部分がエバポレイティブエミッションスペース内へ押し出される。ポンプが交互に吸引と圧縮の行程のために往復運動する速度がエバポレイティブエミッションスペース内の圧力と漏洩を通る流れを示す。この速度の検出が、エバポレイティブエミッションスペースの完全性を不完全性から識別する目的のための漏洩の測定として役立つ。

Description

【発明の詳細な説明】 エバポレイティブエミッション制御システムの 漏洩に対する完全性を確認すること 発明の分野 本発明は、内燃機関によって運転される自動車の燃料システムのためのエバポ レイティブエミッション制御システム、特にエバポレイティブエミッション制御 システムの漏洩に対する完全性を確認するための装置と方法に関する。 発明の背景と要約 現代的な自動車の代表的なエバポレイティブエミッション制御システムは、蒸 気捕集キャニスタを備えており、キャニスタは燃料タンク内の液体燃料の蒸発に よって該タンクの頭部スペース内に発生した蒸発燃料蒸気を捕集する。パージに 導く条件の間は、タンクの頭部スペースおよびキャニスタと一緒に形成されたエ バポレイティブエミッションスペースはキャニスタパージシステムによってエン ジンインテークマニホルドへパージされる。キャニスタパージシステムはキャニ スタとエンジンインテークマニホルドとの間に結合され、かつエンジン管理コン ピュータによって操作されるキャニスタパージソレノイド弁を備えている。キャ ニスタパージソレノイド 弁はエンジン管理コンピュータからの信号によって、許容可能な車両運転性およ び許容可能な排気放出レベルの両方を提供するエンジン操作に適合する割合でイ ンテークマニホルド真空がエンジン燃焼室スペース内へ入る燃焼混合気と一緒に 連行するために蒸発蒸気をキャニスタから引くのを許す量で開放される。 米国政府の規制は、ガソリンのような揮発性の燃料で操作される内燃機関によ って動力を供給される自動車は将来的に、搭載形の、エバポレイティブエミッシ ョンスペース内における漏洩の存在の有無を測定するための診断能力を持つエバ ポレイティブエミッション制御システムを備えることを要求する。これまではエ バポレイティブエミッションスペース内に周囲の大気圧とは著しく異なる圧力を 一時的に形成し、次いでこの著しく異なる圧力における漏洩を示す変化の出現を 観察することによってこのような測定を行うことが提案されていた。 普通に譲渡された米国特許第5146902号:“正圧キャニスタパージシス テム完全性確認”は、エバポレイティブエミッションスペース内に一定の正圧( 周囲の大気圧に対して)を形成することによってエバポレイティブエミッション スペースを加圧し、次いでこの圧力において漏洩を示す降下の出現を観察するこ とによってこのような測定を行うため の装置と方法を開示する。エバポレイティブエミッションスペースを正圧に加圧 することによる対漏洩完全性確認は関連特許に記載されているような負圧に加圧 することによる対漏洩完全性確認に対して利点を与える。 本発明はいくつかの面では米国特許第5146902号の正圧に加圧する装置 と方法の改良に関するが、別の面ではより一般的な原理を具現するものである。 本発明の1つの面は、一旦ほぼ周囲の大気圧とは著しく異なる所定の大きさの 圧力にもたらしてエバポレイティブエミッションスペースからの比較的小さな漏 洩の実孔径を測定するための新規で独自の装置と技術に関する。一般的に言って これは、このような大きさの圧力をエバポレイティブエミッションスペース内に 形成するための往復動ポンプおよびポンプ機構の往復動に応答するスイッチの使 用を包含する。より具体的にはポンプは可動壁を備え、可動壁は吸引行程および 圧縮行程から成る周期にわたって往復動せしめられてこのような大きさの圧力を エバポレイティブエミッションスペース内に形成する。吸引行程時に大気のチャ ージがポンプの空気圧送室スペース内に引き込まれる。引続く圧縮行程時に可動 壁は機械的なばねによって、チャージ空気を圧縮し、そのために圧縮された空気 チャージの一部が エバポレイティブエミッションスペース内へ押し出されるように作用される。続 く吸引行程時には別の大気のチャージが形成される。 完全性確認手続きの開始時にポンプは圧力を所定のレベルにしようとして迅速 に往復運動する。粗大な漏洩が存在する場合にはポンプはエバポレイティブエミ ッションスペースを所定のレベルに加圧することが不可能になり、そのために迅 速な往復運動を保持する。したがってそれまでに所定の圧力がほぼ達成されるは ずの時間を越えてのポンプの迅速な往復運動の継続は粗大な漏洩の存在を示すも のであり、したがってエバポレイティブエミッション制御システムは完全性が欠 如していると考えられよう。 ポンプが達成しようと努める圧力は実質的に上記の機械的なばねによって設定 される。粗大な漏洩が存在しない場合には圧力は所定のレベルに向かって形成さ れ、かつ往復運動の速度は相応して低下しよう。漏洩ゼロの理論的条件について は往復運動はばねが空気をエバポレイティブエミッションスペース内へもはや押 し出すことが不可能になった時点でストップしよう。 粗大な漏洩よりも小さな漏洩が、漏洩の実孔径の測定を与えることが可能であ る形式で検出され、結果的に本発明は許容可能と考えられるきわめて小さな漏洩 およびこれよりも若干大きな、粗大な漏洩よ りも小さいと思われるが許容不可と考えられる漏洩の識別が可能である。ただ完 全性と不完全性を識別するだけでなく、粗大な漏洩よりも小さな漏洩の実孔径の 測定を与える能力は一定の自動車には重要と考えられ、この点で本発明は特に有 利である、それというのも測定が得られる手段が別個の圧力センサーによってで はなく、ポンプの一体の構成部材によって達成されるからである。 測定を得る手段は、スイッチを備えており、スイッチはポンプの一体の構成部 材としてポンプ機構の往復運動を感知するために配置されている。このようなス イッチは例えばリードスイッチ、光学スイッチ、またはホールセンサーであって よい。スイッチは、圧縮行程の終点でポンプ機構に往復運動させるためと、いか に速く空気がエバポレイティブエミッションスペース内へ圧送されているかを示 すものとしての両方に使用される。ポンプ往復運動の速度は圧力が形成し始める と低下し始めるので、スイッチ操作の速度の検出は第1に粗大な漏洩の有無を突 き止めるために使用することができる。上述のように粗大な漏洩はスイッチ操作 の速度が一定量の時間以内で一定の頻度を下回らないことによって示される。粗 大な漏洩がない場合にはスイッチ操作の頻度は漏洩の測定を与え、この測定はエ バポレイティブエミッションスペースの完全性および不完全性の識別 に使用することができる(この漏洩が粗大な漏洩よりは小さなことは既に突き止 められてはいるのだが)。1度エバポレイティブエミッションスペース圧力がほ ぼ所定の圧力に形成されると、一定の頻度よりも小さなポンプ往復運動速度をス イッチが示すことはエバポレイティブエミッションスペースの完全性を示し、他 方より大きな頻度は不完全性を示そう。 本発明の別の面はポンプ(ポンプ自体および他の構成部材との協働時)の構成 および装置に関する。一般的に言って、これらはつぎのものを包含する:ポンプ の構造上の詳細;エバポレイティブエミッションスペースのための通気弁のポン プとの一体化;エンジンインテークマニホルドからポンプを動かすための選択的 に操作可能なソレノイド弁;およびソレノイド弁とポンプとの一体化。一体にさ れた通気弁と選択的に操作可能なソレノイド弁両方の2つの異なる形が開示され る。 本発明はエンジン稼働中の完全性確認の実施を可能にする。本発明はまた燃料 タンクの満タンから空までの広い充填範囲にわたって完全性確認の実施を可能に し、そのために手続きがおおむねタンクの寸法および充填レベルから独立してい る。同様に手続きはほぼ使用される揮発性燃料の具体的なタイプに無関係である 。本発明は、エバポレイティブエミッ ション制御システムの対漏洩完全性を保証するための搭載形診断手続き要求に応 じた信頼性の高い、コスト効率的な手段を提供する。 付加的な特徴とともに上記の利点および本発明の利益は、添付の図面との関連 で考慮されるべき以下の説明と請求の範囲に見られよう。図面はこの時点で本発 明を実施するのに最良のモードによる本発明の現在の所優れた実施形を開示する 。 図面の簡単な説明 図1は、本発明の原理を具現したエバポレイティブエミッション制御システム を車両の関連部分とともに示した概略図である。 図2は、図1の構成部材の1つの縦断面図である。 図3は、別の実施例の、図2と同様の図である。 図4は、さらにもう1つの実施例の、図2と同様の図である。 図5は、さらに別の実施例の、図4と同様の図である。 図6は本発明の使用に由来する若干の利点を評価するのに有用である図表であ る。 優れた実施例の説明 図1は、内燃機関によって運転される自動車のためのエバポレイティブエミッ ション制御(EEC)システム10を示す。EECシステムは、車両のエ ンジン12、燃料タンク14、およびエンジンを管理するコンピュータ16と関 連して、蒸気を集める一般的なキャニスタ(チャコールキャニスタ)18、キャ ニスタパージソレノイド(CPS)弁20、キャニスタ通気ソレノイド(CVS )弁22、および漏洩検出用のポンプ24を備えている。燃料タンク14の頭部 スペースは管路26を介してキャニスタ18の入口ポートと流体連通しており、 そのためにこれらは一緒にエバポレイティブエミッションスペースを形成してい る。タンク内の燃料の蒸発によって生じた燃料蒸気はエンジン12のインテーク マニホルド28へパージされるまでこのエバポレイティブエミッションスペース 内に一時的に集められ、保留される。第2の管路30はキャニスタ18の出口ポ ートとCPS弁20の入口ポートとを流体接続しており、他方第3の管路32は CPS弁20の出口ポートとインテークマニホルド28とを流体接続している。 第4の管路34はキャニスタ18の通気ポートとCVS弁22の入口ポートとを 流体接続している。CVS弁22はまた出口ポートを有し、これは直接大気と連 通している。 エンジンを管理するコンピュータ16はエンジンおよびその関連システム(E ECシステム10を含む)の制御に関連する多数のインプット(エンジンパラメ ータ)を受取る。コンピュータのアウトプッ トポートの1つは回路36を介してCPS弁22を、別の1つは回路38を介し てCVS弁22を、別の1つは回路40を介して漏洩検出用のポンプ24を制御 する。回路40は漏洩検出用のポンプ24のインプットポート42に接続してい る。 ポンプ24は、周囲の大気に開いた空気入口ポート44と、T形部材を介して 管路34へ流体接続された出口ポート46とを有している。このポンプはまた真 空入口ポート48を有し、このポートは管路50を介してインテークマニホルド 28と接続されている。さらにポンプ24はアウトプットポート52を有してお り、このアウトプットポート52においてポンプは信号を出し、信号は回路54 を介してコンピュータ16へ伝送される。 エンジン稼動中ポンプ24の操作は、EECシステム10の対漏洩完全性を確 認するための時々の診断手続きの部分としてコンピュータ16によって時折コマ ンドされる。このような診断手続きの続行中コンピュータ16はCPS弁20と CVS弁22の両方に閉鎖のコマンドを出す。エンジン稼動中でこのような診断 手続きの行われていない時にはポンプ24は作動せず、コンピュータ16はCV S弁20を開き、かつコンピュータ16は選択的にCPS弁20を、このCPS 弁20がパージに導く条件下で開き、パージに導かない条件下で閉じるように操 作 する。したがって自動車の運転中はキャニスタパージ機能は、診断手続きが行わ れていない間は個々の車両およびエンジンに通常の形式で行われる。診断手続き が行われている時にはエバポレイティブエミッションスペースは閉じられ、した がってポンプ24によって加圧することができる。 次に図2を参照しながらポンプ24の詳細が説明される。ポンプ24はいくつ かのプラスチック部材から組立られたハウジング56を備えている。ハウジング の内部では可動壁58がハウジング56を真空室スペース60と空気圧送室スペ ース62とに分割している。可動壁58はほぼ円形のダイヤフラム64から成り 、ダイヤフラムは柔軟だが、実質的に伸延不可であり、かつ外周縁で2つのハウ ジング部分間にシールされた形式で捕捉されている。インサート68のほぼ円形 のベース66が組立に際してダイヤフラム64の真空室スペース60側の面の中 央領域に保持される。円筒形の軸70が中央でベース66からハウジング部分の 1つ内に形成された円筒形のスリーブ72内へ突入している。らせん形金属コイ ルの形状の機械的なばね74が真空室スペース60内に軸70の外周を包囲する ように配置されており、かつ軸端部はベース66内およびスリーブ72にの隣り のハウジングの部分内にそれぞれ形成された座に支持されている。ばね74は可 動壁58を 軸方向に真空室スペース62に向かって移動させるように作用し、一方で軸70 とスリーブ72との協働作用は可動壁の中央領域の運動を仮想軸線75に沿った 直線運動に制約する働きをする。図2によって示された位置は、ばね74がダイ ヤフラムの空気圧送室スペース62側の面の中央部分をストッパ76に対して押 圧している状態を示し、かつこれはこのポンプが運転されていない時にこの機構 が取る位置を示す。 入口ポート44は空気圧送室スペース62に通じており、かつ出口ポート46 は空気圧送室スペース62から導かれている。入口ポート44はキャップ78を 備え、キャップとハウジング56のネック80とが、周囲の空気が空気圧送室ス ペース62内へ入る前に通過しなければならない、若干曲がりくねっているが、 著しく狭められてはいない空気のための通路を形成するように、キャップはネッ ク上に取付けられている。フィルタ部材82もキャップ78およびネック80と 協働して、空気がフィルタ部材を通過した後にのみ空気圧送室スペース62内へ 入ることができるように配置されている。このようにして濾過された空気のみが ポンプの内部機構内に到達することができる。 入口からの空気が空気圧送室スペース62に入る箇所のハウジング56の壁は 1方向弁84を備えて おり、この弁は空気が入口ポート44を介して空気圧送室スペース内へ流入する のは許すが、ここから出るのは許さない。図示の弁は普通の傘形の弁であり、柄 と円蓋とを有しており、柄はハウジングの壁内の穴に取付け保持され、かつ円蓋 の周縁は壁内の数個の貫通孔に対して外方へ距離を置いて壁に対して選択的にシ ールする。出口ポート46は1方向弁86を有しており、この弁はハウジングの 壁に配置されており、まさに弁84と同様であるが、ただしこの弁は空気が空気 圧送室スペース62から出口ポート46を介して出るのを許すが、空気圧送室ス ペースへ入るのは許さない。 ソレノイド弁88が図2に示されているようにハウジング56の上面に配置さ れている。ソレノイド弁88はソレノイド90を備え、ソレノイドはインプット ポート42と接続されている。真空ポート48の他にソレノイド弁88は周囲大 気との連通のために大気ポート92と、内部通路96を介して真空室スペース6 0と連通した出口ポート94とを備えている。内部通路は図示の目的のためにの み図2に略示されている。ソレノイド弁88はさらに可動子98を備え、可動子 はばね99によって図2でみて左へ予荷重されており、したがって可動子の左端 部の弁部材は真空ポート48を閉鎖し、可動子の右端部の弁部材はソレノイド9 0と同軸的に配置された ステータ100の左端部から距離を置いている。大気ポート92は内部通路構造 体を介してステータ100の左端部と連通している。内部通路構造体は大気ポー ト92とステータ右端部との間のフィルタ部材102と、ステータを右から左へ 貫通した中央貫通孔とを有している。 図2によって示された位置では、ソレノイド90は励磁されていず、そのため に大気ポート92は真空室スペース60と連通しており、真空室スペースは大気 圧下にある。ソレノイド90が励磁されると、可動子98は右方へ移動して大気 ポート92を閉鎖し、かつ真空ポート48を開く、これによって真空ポート48 は真空室スペース60と連通する。 ポンプはさらに2つの構成部材、すなわち永久磁石104とリードスイッチ1 06を備えている。2つの部材はハウジングの壁の外側で、しかもスリーブ72 の閉鎖端部が突出した箇所に互いに反対側に取付けられている。軸70は強磁性 材料であり、かつ図2の位置において永久磁石とリードスイッチの下方に配置さ れており、この位置では軸はリードスイッチに対する磁石の作用を干渉しない。 しかし軸70がスリーブ72内を上方へ移動すると、軸が永久磁石104からの 十分な磁束を分流させ、リードスイッチ106はもはや磁石の影響下になく、し たがってリードスイッチは1つの状態から他の状態へ 切換わる地点に達する。リードスイッチがこのような切換え点で開成から閉成へ 、すなわち切換え点の下方の地点では開成であり、かつ切換え点の上方の地点で は閉成であると仮定しよう。しかしこの切換え点は軸の移動の上限地点より著し く下方であり、このような上限はこの特別な実施例では軸70の上端がスリーブ 72の閉鎖端壁と当接することによって規定される。軸70の切換え点から上方 への移動の間はずっとリードスイッチ106は閉成のままである。軸70が再び 下方へ移動して、切換え地点に到達すると、リードスイッチ106は開成に戻る 。リードスイッチ106はアウトプットポート52と接続されているので、リー ドスイッチの状態はコンピュータ16によってモニターすることができる。 図2に関して十分に詳細に記述されたので、次に本発明の操作について説明が される。最初にコンピュータ16がCPS弁20およびCVC弁22の両方に閉 鎖のコマンドを出す。コンピュータは次にソレノイド90を励磁してインテーク マニホルドの真空をソレノイド弁88を介して真空室スペース60へ伝えられる ようにする。エンジンの稼働中に存在するインテークマニホルドの真空の代表的 な大きさについては可動壁58の面積はばね74によって及ぼされる力に比べて 十分に大きいので可動壁58は上方へ移動せしめられ、これによりこの過程で真 空 室スペース60の容積は減少し、他方同時に空気圧送室スペース62の容積を増 大させる。可動壁58の上昇は任意の適当な当接手段によって制限され、この実 施例では記述のように軸70の端部がスリーブ72の閉鎖端壁に当接することに よって行われている。 可動壁58の上昇中に空気圧送室スペース62の容積が増大すると、1方向弁 84の両側間に差圧が形成され、これは比較的小さな差圧でこの弁を開放して大 気が入口ポート44を通過して空気圧送室スペース62内へ入るのを許す。十分 な量の周囲大気が空気圧送室スペース62内へ引込まれて1方向弁84の両側間 の差圧をこの弁を開放維持するのに不十分なレベルに減少させると、弁は閉じる 。この時点で空気圧送室スペース62はほぼ周囲の大気の圧力、すなわち大気圧 マイナス1方向弁84の両側間の差圧の圧力にある空気のチャージを含む。 通常の運転条件下において、空気圧送室スペース62内に形成されるべき大気 のチャージに要する時間は規定される。この情報はコンピュータ16内に含有さ れ、かつこの情報はコンピュータによって、可動壁がその移動路の最上位置にあ る時に空気圧送室スペース62があらゆる予想される運転条件下でほぼ大気圧に チャージされるのを保証するのに十分に長い、しかし著しくは長すぎない時間の 後にソレ ノイド90の励磁を終了させるのに利用される。コンピュータ16によるソレノ イド弁88の励磁の終了は直ちに真空室スペース60をして大気と通気せしめる 。真空室スペース60内の圧力は今や急速に周囲大気圧へ戻り、可動壁58へ作 用する実際の力をほぼ単にばね74の力だけにする。 今やこのばねの力は可動壁58を下降させて、空気圧送室スペース62内の空 気を圧縮する。チャージ空気が1方向弁86の両側間において一定の差圧を形成 するのに十分圧縮されると、この弁が開く。ばね74による可動壁58の移動の 続行は空気圧送室スペース62内の圧縮空気の若干を出口ポート46を通ってエ バポレイティブエミッションスペース内へ出す。 軸70がリードスイッチ106を閉成状態に維持するのを止める地点に可動壁 58が降下すると、リードスイッチは開成する。スイッチの開成は直ちにコンピ ュータ16によって検出され、コンピュータは直ちにソレノイド90を再度励磁 する。ソレノイド90の励磁はインテークマニホルドの真空をもう1度真空室ス ペース60へ適用せしめ、可動壁58の運動を下方から上方へと逆転させる。軸 70がスリーブ72の閉鎖端壁に当接する位置からリードスイッチ106が閉成 から開成へ切換わる位置への可動壁58の下降運動は圧縮行程であり、ここでは 空 気圧送室スペース62内のチャージ空気が圧縮され、かつこの圧縮量の一部がエ バポレイティブエミッションスペースへ圧送される。リードスイッチ106が開 成から閉成へ切換わる位置から軸70がスリーブ72の閉鎖端壁に当接する位置 への可動壁58の上昇運動は吸入行程である。可動壁58が下限のストッパ62 に当接する前にリードスイッチ106が開成することに注意すべきである。この ようにして、可動壁が圧縮行程の後に往復運動を続行することが意図されている 時に吸引行程を邪魔する位置を可動壁が取らないことが保証される。 診断手続きの開始時にはエバポレイティブエミッションスペース内の圧力はほ ぼ大気圧に近く、したがってばね74が空気圧送室スペース62からチャージの 一部をエバポレイティブエミッションスペース内へ圧送するのに要する時間は比 較的短いであろう。これは、一旦真空室スペース60がソレノイド弁88を介し て大気と連通されると、可動壁58が比較的急速な圧縮行程を行うことを意味す る。この場合、真空室スペース60がソレノイド弁88を介して再度インテーク マニホルドの真空と連通される前に可動壁58がストッパ76上へ当接すること が起こり得るが、可動壁が当接するかも知れないという事実はこの手続きのこの 部分の間は重大ではない。 粗大な漏洩がエバポレイティブエミッションスペース内に存在する場合には、 ポンプ24が圧力をほぼ所定の、一度粗大な漏洩の可能性が除かれた場合に当該 手続きで利用されるレベルに形成することは不可能であろう。したがってエバポ レイティブエミッションスペース内の圧力をほぼこの手続きの後の方の部分がさ もなければ実施されるレベルに形成するのに十分であるように予め決められた長 さの時間にわたって可動壁58の速い往復運動が続くことは、粗大な漏洩の存在 を示し、かつ手続きはこの時点で終了されよう。すなわちリードスイッチ106 の動作頻度が先ず第1に粗大な漏洩が存在するか否かを測定するのに使用され、 かかる粗大な漏洩は所定の長さの時間にわたって続くスイッチの速い動作によっ て示される。 粗大な漏洩が存在しない場合にはエバポレイティブエミッションスペースの圧 力はほぼ所定の大きさ、または目標レベルになるであろう、これは実質的には単 にばね74の関数である。エバポレイティブエミッションスペースの漏洩がゼロ の理論的場合にはばね74がもはや圧縮空気をエバポレイティブエミッションス ペース内へ圧送するのに十分な力を提供できなくなる地点に到達しよう。したが ってこれが生じた時にリードスイッチ106は切換えを止めよう。 一度目標圧力がほぼ到達されて、しかも粗大な漏洩よりも小さな漏洩が存在す る場合には、ポンプ24は漏洩による損失を再補充しようとエバポレイティブエ ミッションスペース内の圧力を維持しようと働こう。ポンプ24が往復運動する 速度は漏洩の大きさに関係し、漏洩が大きい程ポンプは速く往復運動し、かつ漏 洩が小さい程ポンプは緩慢に往復運動する。往復運動の速度はリードスイッチ1 06が切換わる速度をモニターすることによってコンピュータ16によって検出 される。本発明の卓越した性能の1つは、スイッチ動作の速度が漏洩の実孔径の かなり正確な測定を与えることができることである。予め規定された実孔径より も大きい漏洩は許容不可と考えられ、一方比較的小さな漏洩は許容可能と考えら れよう。このようにしてエバポレイティブエミッションスペースの完全性が、比 較的小さな実孔径についても確認または否定される。この手続きの終了時には、 コンピュータ16はポンプ24を閉じ、かつ引続くコマンドでCPS弁20およ びCVS弁22を再開放させる。 完全性の欠如は多数の原因のいずれか1つ、またはいずれか複数によろう。例 えば燃料タンク14、キャニスター18または管路26,30および34のいず れかに漏洩があろう。同様にこの手続き中CPS弁20またはCVS弁22のい ずれかが完全に 閉鎖しなかったこともまた漏洩源となり、かつ検出されよう。エバポレイティブ エミッションスペース内へ圧送される空気量はある程度はこのスペース内の圧力 の逆関数であるとしても、ポンプは、これがかなり良く規定された行程にわたっ て往復運動するという事実のために容量形ポンプと考えられよう。 図3は別の実施例のポンプ24Aを示す。図2に関連した既述の部材と同一の 図3内の部材には同じ符号が使用されており、簡潔さのためにこのような部材の 詳しい説明は繰返されない。2つの図のある部材に構造的な相違があっても同じ 符号で示されている場合には、このような構造的な相違はポンプ24Aの基本的 な操作をポンプ24に記載されたそれから変えるものではない。 ポンプ24と24Aとの主な相違は、ポンプ24Aが別個のCVS弁22の代 わりに一体のキャニスタ通気(CVS)弁22Aを包含していることである。C VS弁22Aは、弁108を有しており、弁108はハウジング内部の壁内に形 成された弁座110と協働するように配置されている。図3では弁108は弁座 110に着座していず、したがって出口ポート46は、1端が弁座110によっ て包囲された内部通路112を介して入口ポート44と流体連通している。 弁108は弁頭部116から真空操作機構118 へ延びたステム114を有している。真空操作機構118はダイヤフラム120 を備え、このダイヤフラムにステム114の直径方向に拡大したベース121が 中央に密に取付けられている。ダイヤフラム120の外周縁がシール形式に2つ のハウジング部分間に捕捉されている。ダイヤフラム120は入口ポート44を 制御室スペース122から分離している。制御室スペース122は並列に組合さ れたブリードオリフィス122とチェック弁アセンブリ128を介して突起部1 24と連通している。 チェック弁アセンブリ128は上記の1方向弁と同様の1方向弁である。この 弁は比較的剛性の本体部材130を有しており、これに傘形の弁部材132が取 付けられている。チェック弁アセンブリはステムのベース121の直接下方に配 置されるように、ハウジング部分の1つの壁に取付けられている。図示されてい るようにらせんコイルばね134が本体部材130とステムのベース121との 間に配置されており、弁108は図示の開放状態に予荷重されている。突起部1 24は管路136を介して別の突起部138へ連通しており、突起部138は真 空室スペース60へ通じている。 診断手続きが実施されていない時間は、弁108は開いた状態に維持されるの で、エバポレイティブエミッションスペースは出口ポート46、通路11 2および入口ポート44を介して大気と通気されている。診断手続きが実施され る時は、ソレノイド90の励磁による真空室スペース60への真空の適用が同時 に真空を突起部124へ適用せしめる。制御室スペース122が当初大気圧にあ ると仮定すると、突起部14への真空の適用は弁128の両側間に差圧を生ぜし め、弁を直ちに開放せしめる。その結果制御室スペース122が真空に引かれ、 ダイヤフラム120を下方へ移動せしめて弁頭部116を弁座110に対して閉 鎖する。これによって通路112を介しての入口ポート44と出口ポート46と の間の流体連通を終了させる。したがってCVS弁22Aは診断手続きの開始時 に直ぐに閉鎖される。 可動壁58の圧縮行程の終了時にソレノイド90は励磁停止され、直ちに真空 室スペース60を大気へ通気する。真空室スペースと突起部124とは連通して いるので大気圧が直ちに突起部124へ伝えられる。これが次に弁部材132を 直ちに閉鎖させ、かつブリードオリフィス126をして突起部124から制御室 スペース122内へ空気のブリードを開始させる。ブリードオリフィス126は 、ポンプの次ぎの圧縮行程の前に制御室スペース122内へ通過し得るブリード 空気の量が、ソレノイド90が再度励磁される前に弁108を開くには不十分で あるように設計されている。このようにして弁108 は診断手続きの間ずっと閉鎖されたままである、それというのもブリードオリフ ィス126が、ポンプの往復運動の間のリードスイッチ106の閉成から開成へ の連続操作の予測される最長時間の間制御室スペース122内で十分な真空を維 持するように作用するからである。診断手続きの終了時には、十分な空気が制御 室スペース122内へブリードして弁108を再度開放させる。エバポレイティ ブエミッションスペースの加圧に関するポンプ24Aの圧送作用はポンプ24に ついて既述されてのと同じである。 図4は3番目の実施例のポンプ24Bを示し、ここでも既述の部材に等しい部 材は構造的に細部に違いがあるにしても同一の符号で示されており、かつ詳しく は繰返さない。ポンプ24Bも、ポンプ24A内へのCVS弁22Aの組込みと は異なる形式であるが、一体の通気弁22Bを組込んでいる。 ポンプ24Bにおいて、通路96が弁88からスリーブ72の側壁内に形成さ れた軸方向のスロット96Bへ延びた水平のセグメント96Aを有していること が見られる。円筒形のガイドスリーブ142が空気圧送室スペース62の底部を 形成するハウジング56の壁内に形成されている。可動壁58に同軸的な、しか しこれに取付けられてはいない円筒形の軸144が軸線75に沿って運動するよ うにガイ ドスリーブ142によって案内されている。軸144の中央部分に環状部材14 6が配置されており、環状部材の上面はエラストマー(ゴム)の環状のシール1 48を有している。ばね150がハウジング56の壁部分と環状部材146との 間で作用して軸144および環状部材146を上方へばね弾性的に押しているの で、少なくとも図4に示された位置に関して軸114の上端は可動壁58の中央 に支持されている。この位置でシール148は環状のリップ152の下方に若干 距離を置いており、リップは、軸144が貫通したスリーブ142内の開口を包 囲する位置にあり、かつシール148に対面している。弁108は軸144の下 方のハウジング56の部屋内に配置されており、かつこの同じ位置でばね134 が弁108を、弁頭部116の中央部分が軸144の下端に支持され、かつ弁頭 部が弁座110から下方に若干距離を置いて位置するように、上方へ予荷重して いる。弁108を有した部屋の横隣りには空気の入口ポート44があり、フィル タ82を含有している。部屋とフィルタとの間の壁には穴154があるので、ポ ンプと通気弁とが図4に示された位置にある時には周囲の空気は入口ポートの入 口を形成する数個の小さな開口からフィルタ82を通過し、穴154を通り、弁 108を有した部屋を通り、通路112を通って、かつ出口ポート46へ達す ることができる。したがってこの位置は、通気弁22Bが開いているのでキャニ スタの通気ポートが大気へ通気される通気位置を示す。 ポンプ24Bが作動すると、通気弁22Bが閉じられ、かつポンプはポンプ2 4および24Aと同じ形式でエバポレイティブエミッションスペース内へ空気を 圧送する。通気弁22Bは次の形式で閉じる。弁88が作動されて真空を真空室 スペース60へ適用すると、可動壁58が吸引行程の方向に上昇する。この上昇 運動はスリーブ72の下端と当接することによって停止される。可動壁58が上 昇するとばね134と150は両方とも弁108および軸144を一致して上昇 させ、そのために軸144は可動壁58に、弁頭部116が弁座110に当接し て入口ポート44と出口ポート46との間の通路112を閉鎖するまで追従する 。この後シール148がリップ152に当接するまで、ばね150が軸144を して可動壁に追従せしめる。この後は可動壁は上限ストッパに達するまで上昇し 続ける。シール148とリップ152との当接は、空気圧送室スペース62から 軸144とスリーブとの間に存在する隙間を通って出口ポート46へ達する漏洩 を阻止する。ばね134によって及ぼされる力は、出口ポート46と入口ポート 44との間に生じ得る可能性のある差圧範囲に関して弁108を閉じたままに保 つの に十分な大きさである。 永久磁石104およびリードスイッチ106は、ポンプの圧縮行程時にリード スイッチ106が閉成から開成へ作動して可動壁58の運動を、可動壁58が軸 144を下方へ押してシール148か弁頭部116のいずれかから離座させる前 に逆転させ、そうして吸引行程を開始させるように(したがってシールも弁頭部 もポンプ機構の圧縮/吸引の往復運動の間閉じられてシール下にある)、軸70 の上端に対して配置されている。 ソレノイド弁88が作動されてポンプ24Bの往復運動を終了させると、真空 室スペース60は再び大気と通気される。その結果可動壁58は下方へ移動せし められて軸144へ係合する。ばね74によって及ぼされる力は、これが可動壁 58をして軸144を下方へ押さしめ、ばね150および134の両方をこの工 程で圧縮させ、こうしてシール148をリップ152から離座させて、通気弁2 2Bを開くのに十分な大きさである。 図5はポンプ24Cを示す。このポンプは以下の点を除けば他は図4のものと 全く同様である。ポンプ24Cは、3ポートソレノイド弁88の代わりに真空ポ ートと出口ポートしか持たない2ポートソレノイド弁88Cを備えている。真空 室スペース60はこの真空室スペース60を制限するハウジングの 壁の部分に形成されたオリフィス160を介して大気と不断に通気されている。 ソレノイド弁88Cのソレノイドが励磁されていない時には真空室スペース60 はソレノイド弁88Cの出口に対して閉じられており、かつこの状態が十分に長 く存在するためには真空室スペース60内の圧力はオリフィス160を介しての 通気によって大気圧で安定化しよう。ソレノイド弁88Cが励磁されると、真空 が真空室スペース60内に導入されて可動壁をその上限ストッパに向かって引上 げる、それというのもオリフィス160は単に形成された真空の即座の消失を阻 止するブリードにすぎないからである。スリーブ72に面した可動壁58の面は 円環状のシール162を有し、シールは軸70を周方向に制限しているので、可 動壁がスリーブの下端に当接した時に真空室スペース60は真空源から閉鎖され る。これは真空室スペース60内に引かれる真空の量を制限する役目をし、かつ オリフィス160は不断の大気へのブリードを行うが、真の効果は、ソレノイド 弁88Cの励磁が止められる時まで、可動壁58をその移動の上限で維持するこ とである。 このような励磁停止が起こった時に形成された真空はオリフィス160を通っ てブリードすることによって消失し、そのために真空室スペース60内の圧力は 大気圧に戻る。その結果可動壁58の互いに 反対の側には等しい流体圧が形成され、したがって可動壁に作用する純粋な力は ほぼばね74だけのものになる。したがってばねは可動壁をして圧縮行程を行わ せしめる。リードスイッチ106が開成し、かつコンピュータ16が再度ソレノ イド弁88Cを励磁すると、圧縮行程は終了せしめられ、かつ吸引行程が引続き 行われる。この工程は、この手続きでコンピュータがソレノイド弁88Cの励磁 続行をコマンドしなくなる時に達するまで繰返され、この時点ではブリードが真 空室スペース60内の真空を消失させ、その結果ポンプは図5に示された状態に 戻る。 図6は、本願発明がどのようにして漏洩の測定を提供することができるかを示 した典型的な図である。横軸は漏洩の実径の範囲を示し、かつ縦軸はパルス持続 時間の範囲を示す。上記のポンプの場合にはパルス持続時間はリードスイッチの 閉成から開成への連続動作間の時間と定義されるが、この方法に実質的に等しい かまたは実質的に同じ情報を与える別の方法で定義することができる。グラフは 4つの曲線を有し、各曲線は3つの試験条件の具体的な組合せに関する漏洩径の 関数としてのパルス持続時間を表す。3つの条件とは燃料タンク内の燃料レベル 、意図的に形成した漏洩オリフィスの位置、および試験時間である。4つのグラ フは互いに緊密に調和し ており、一定の関係が存在していて本発明がきわめて小さな実孔径のサイズのも のに至るまで相応に正確な漏洩の測定を提供することを与える。この測定能力は 、エンジンを管理するコンピュータまたは他の任意の搭載データ記録計が各試験 の結果を記録し、かつこうして種々の目的に有用であろう試験履歴を形成するこ とを可能にする。コンピュータのメモリーは試験結果を記録するための表示手段 として使用してもよい。自動車はまた運転者の注意を試験結果に向けるために表 示手段を備えていてよく、このような表示手段は計器パネルディスプレイである 。診断手続きがエバポレイティブエミッションシステムは完全と表示した場合に は結果を自動的に運転者に表示するのは不要と思われよう;換言すれば試験結果 の自動表示は不完全の表示の場合にのみ運転者に与えられる。試験結果は実測値 の形かかつまたは単に完全か不完全かを示す形で与えられよう。 漏洩の実孔径の測定を提供することができるために、このポンプは上述の診断 手続きの最後にCPS弁20の性能を測定し、かつシステムを通して貫流するた めに使用してもよい。これを実施するための1つの方法は、コンピュータ16に CPS弁20をある程度開くことをコマンドする信号を出させることであり、こ うして意図的に導入される漏洩に相当するものを形成する。CPS弁が忠実に応 答する場 合にはポンプはコマンドされたCPS弁開放の量にほぼ相当する速度で往復運動 しよう。不一致があった場合にはコンピュータによって検出され、かつ適切な表 示がなされよう。不一致が検出されない場合にはCPS弁とこのシステムが適正 に機能していることを示す。 本発明の目下の所優れた実施例が図示され、かつ説明されたが、原理は特許請 求の範囲内に含まれる他の構成に応用可能であることは認められよう。このよう な構成の例は可動壁を行程運動させるために電気アクチュエータを備えていてよ い。もちろん特別な用途のための本発明の特別な構成は確立された工学的計算お よび技術に従って目的に適当な材料を用いて設計される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ケイシー, ガリー, エル アメリカ合衆国 48098 ミシガン トロ イ ケイトリン コート 5609 (72)発明者 ハンソン, ジョン, ディー アメリカ合衆国 48301 ミシガン ブル ームフィールド ヒルズ ノーラム ロー ド 6490

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.自動車であって、内燃機関およびエンジンのための燃料システムおよびエバ ポレイティブエミッション制御システムおよび弁手段を備えており、燃料システ ムがエンジン用の揮発性液体燃料を貯蔵するための燃料タンクを備えており、エ バポレイティブエミッション制御システムが捕集キャニスタを備えており、捕集 キャニスタが燃料タンクの頭部スペースと協働して一緒にエバポレイティブエミ ッションスペースを形成しており、燃料タンク内の燃料の蒸発によって発生した 燃料蒸気が、エンジンの燃焼室スペース内へ燃焼混合気の誘導流と一緒に連行さ れ、かつ引続き燃焼室スペース内で燃焼されるためにエンジンのインテークマニ ホルドへキャニスタパージ弁によって周期的にパージされるまで一時的に上記エ バポレイティブエミッションスペース内に集められ、かつ保留されるようになっ ており、上記の弁手段を介してエバポレイティブエミッションスペースが選択的 に大気と連通されるようになっており、自動車がさらに、エバポレイティブエミ ッション制御システムの完全性と不完全性とを、燃料タンク、キャニスタ、弁手 段およびキャニスタパージ弁を含む部分からの揮発性燃料蒸気の漏洩に対してこ のような完全性と不完全性とを信頼性高く識別することに 導く条件下で識別するための、ポンプ手段を包含した手段を備えている形式のも のにおいて、ポンプ手段が容量形往復動ポンプを備えており、該容量形往復動ポ ンプが機構を有しており、該機構が、弁手段が閉じられてエバポレイティブエミ ッションスペースと大気との連通を阻止し、かつキャニスタパージ弁が閉じられ てエバポレイティブエミッションスペースとインテークマニホルドとの連通を阻 止している間に吸引行程と圧縮行程から成る往復運動を行うようになっていて、 しかも各吸引行程の行われる時に所与の圧力における被測定チャージ空気量を形 成するために空気を吸引する手段と、この被測定チャージ空気量を圧縮して上記 の所与の圧力よりも高い圧力にし、かつこの一部分を各圧縮行程の行われている 間にエバポレイティブエミッションスペース内へ押し出す手段とを備えているこ とを特徴とする、自動車。 2.容量形往復動ポンプがハウジング、入口手段、出口手段を備えており、ハウ ジングが可動壁によって空気圧送室スペースと真空室スペースとに分割されてお り、入口手段が、空気がこの入口手段を介して空気圧送室スペースへ入ることが できるが、出ることができないように空気圧送室スペースの入口を大気と連通す る1方向弁を備えており、出口手段が、空気がこの出口手段を介して空気圧送室 スペースか ら出ることができるが、入ることができないように空気圧送室スペースの出口を エバポレイティブエミッションスペースと連通する第2の1方向弁を備えており 、ポンプがさらに、可動壁を空気圧送室スぺース内で空気を圧縮するように移動 させる方向に可動壁に作用する機械的なばねを備えており、かつポンプがさらに 、真空室スペースがインテークマニホルド真空と連通されている間に可動壁が自 身に及ぼされる機械的なばねの力に抗して吸引行程を実施して空気を大気から入 口手段を介して空気圧送室スペース内へ引込み、かつ真空室スペースが大気と連 通されている間に機械的なばねが可動壁をして圧縮行程を行わしめて若干の空気 を空気圧送室スペースから出口手段を介してエバポレイティブエミッションスペ ース内へ押し出すように、繰返し真空室スペースを交互にインテークマニホルド 真空および大気と連通せしめるための手段を備えている、請求項1記載の自動車 。 3.ばねが真空室スペース内に配置されており、かつハウジングが、可動壁と協 働して可動壁の吸引行程の終端の限界を規定するために真空室スペース内に配置 されたリミットストッパを備えている、請求項2記載の自動車。 4.さらに可動壁が吸引および圧縮行程を行う時に直線運動するように可動壁の 中央領域を案内するガイ ド手段を備えており、かつかかる直線運動の方向に沿った可動壁の中央領域の位 置を感知するためにガイド手段の近くに配置されたセンサー手段を備えている、 請求項3記載の自動車。 5.センサー手段がスイッチを備えており、スイッチが、可動壁の中央領域が圧 縮行程の終点および吸引行程の開始点近くの特別な位置にある時にスイッチ状態 間で切換わるように配置されている、請求項4記載の自動車。 6.さらに完全性と不完全性とを識別するための手段を備えており、該手段が、 1つの特別なスイッチ状態から別の特別なスイッチ状態へ連続的に起こるスイッ チ動作間の時間を検出する検出手段と、かつこの検出された、1つの特別なスイ ッチ状態から別の特別なスイッチ状態へ連続的に起こるスイッチ動作間の時間を 利用するための利用手段とを備えている、請求項5記載の自動車。 7.センサー手段が圧縮行程に従った機構の所定の移動の実行を感知するために 配置されており、かつセンサー手段が圧縮行程に従った機構の所定の移動の実行 を感知した時にセンサー手段に応答する手段が機構をして吸引行程を行わせるよ うになっている、請求項1記載の自動車。 8.完全性と不完全性とを識別するための手段が、圧縮行程に従った機構の所定 の移動の実行を感知する センサー手段の連続的な感知間の時間を検出する手段と、かつこの検出された、 圧縮行程に従った機構の所定の移動の実行を感知するセンサー手段の連続的な感 知間の時間を利用する利用手段とを備えている、請求項7記載の自動車。 9.センサー手段がスイッチを備えており、スイッチが機構が圧縮行程に従った 所定の移動を行ったことを感知した時に1つの特別なスイッチ状態から別の特別 なスイッチ状態へ切換わるように配置されており、かつ利用手段が、検出された 、1つの特別なスイッチ状態から表示手段を操作する別の特別なスイッチ状態へ 連続的に起こるスイッチ動作間の時間を利用する手段を備えている、請求項8記 載の自動車。 10.ポンプ機構が、可動部材に力を及ぼして該可動部材をして圧縮行程の間に被 測定空気チャージ量を圧縮せしめる機械的なばねを備えている、請求項9記載の 自動車。 11.ポンプ機構が、圧縮行程の間に被測定空気チャージ量を圧縮せしめるように 可動部材に力を及ぼす機械的なばねを備えている、請求項7記載の自動車。 12.機構が、吸引および圧縮行程を行う可動部材を備えており、かつポンプが可 動部材と協働して吸引行程の最終限界を規定するために配置されたリミットスト ッパを備えており、引続き圧縮行程が行われる 前に大気圧で被測定チャージ空気量が形成されることを保証するのに十分である よりも若干大きい量の時間の間可動部材をして吸引行程の最終限界を占めさせる ための手段が設けられており、かつセンサー手段が圧縮行程に従った可動部材の 所定の移動の実行を感知するために配置されており、かつ可動部材が吸引行程の 最終限界からの圧縮行程に従った所定の移動を実行したことをセンサー手段が感 知した時に、センサー手段に応答する手段が可動部材をして吸引行程を行わしめ るようになっている、請求項1記載の自動車。 13.ポンプ機構が、圧縮行程の間に被測定空気チャージ量を圧縮せしめるように 可動部材に力を及ぼす機械的なばねを備えている、請求項12記載の自動車。 14.容量形往復動ポンプがハウジング、入口手段、出口手段を備えており、ハウ ジングが可動壁によって空気圧送室スペースと真空室スペースとに分割されてお り、入口手段が、空気がこの入口手段を介して空気圧送室スペースへ入ることが できるが、出ることができないように空気圧送室スペースの入口を大気と連通す る1方向弁を備えており、出口手段が、空気がこの出口手段を介して空気圧送室 スペースから出ることができるが、入ることができないように空気圧送室スペー スの出口をエバポレイティブエミ ッションスペースと連通する第2の1方向弁を備えており、かつ弁手段が、エバ ポレイティブエミッションスペースと出口手段の1方向弁との間の位置で出口手 段と流体連通した通気弁入口と、大気と入口手段の1方向弁との間の位置で入口 手段と流体連通した通気弁出口とを持った通気弁を備えている、請求項1記載の 自動車。 15.ポンプがさらに、可動壁を空気圧送室スペース内で空気を圧縮するように移 動させる方向に可動壁に作用する機械的なばねを備えており、かつポンプがさら に、真空室スペースがインテークマニホルド真空と連通されている間に可動壁が 自身に及ぼされる機械的なばねの力に抗して吸引行程を実施して空気を大気から 入口手段を介して空気圧送室スペース内へ引込み、かつ真空室スペースが大気と 連通されている間に機械的なばねが可動壁をして圧縮行程を行わしめて若干の空 気を空気圧送室スペースから出口手段を介してエバポレイティブエミッションス ペース内へ押し出すように、繰返し真空室スペースを交互にインテークマニホル ド真空および大気と連通せしめるための手段を備えており、ばね手段が通気弁を ばね弾性的に開放状態に予荷重しており、かつ真空操作手段が真空室スペースと 真空操作手段の真空操作部材との間に互いに並列に流体連通されたチェック弁と オリフィスを備えていて、真空が真空室ス ペースに適用されると真空は同時に真空操作部材に適用されて通気弁を直ちに閉 鎖させ、かつ通気弁を閉じた状態で保持せしめるのに十分な真空が真空室スペー スへの真空の適用が止まった後一定時間の間真空操作部材に適用され続けせしめ るようになっている、請求項14記載の自動車。 16.弁手段が通気弁を備えており、通気弁が、ポンプの入口ポートとポンプの出 口ポートとの間に延びた通路を選択的に開閉するように配置されることによって 該ポンプと一体に結合されている、請求項1記載の自動車。 17.容量形往復動ポンプがハウジング、1方向弁、第2の1方向弁を備えており 、ハウジングが可動壁によって空気圧送室スペースと真空室スペースとに分割さ れており、上記の1方向弁を介して入口ポートが、空気がこの入口ポートを介し て空気圧送室スペースへ入ることができるが、出ることができないように空気圧 送室スペースと連通されており、上記の第2の1方向弁を介して出口ポートが、 空気がこの出口ポートを介して空気圧送室スペースから出ることができるが、入 ることができないように空気圧送室スペースと連通されており、ポンプがさらに 、可動壁を空気圧送室スペース内で空気を圧縮するように移動させる方向に可動 壁に作用する機械的なばねを備えており、かつポンプがさらに、真空室スペー スがインテークマニホルド真空と連通されている間に可動壁が自身に及ぼされて いる機械的なばねの力に抗して吸引行程を実施して空気を大気から入口ポートお よび第1の1方向弁を介して空気圧送室スペース内へ引込み、かつ真空室スペー スが大気と連通されている間に機械的なばねが可動壁をして圧縮行程を行わしめ て若干の空気を空気圧送室スペースから第2の1方向弁および出口ポートを介し てエバポレイティブエミッションスペース内へ押し出すように、繰返し真空室ス ペースを交互にインテークマニホルド真空および大気と連通せしめるための手段 を備えており、かつ真空室スペースが真空操作部材と連通されていて、真空が真 空室スペースに伝達されると、真空は真空操作部材へも伝えられて通気弁を閉鎖 せしめるようになっている、請求項1記載の自動車。 18.真空が並列に組合されたオリフィスと第3の1方向弁を介して真空操作部材 へ伝えられ、第3の1方向弁が、真空操作部材内への通過を許すが、ここから出 るのは許さずに、そのために真空室スペースが真空へ連通されると直ちに真空が 真空操作部材へ伝えられるが、真空室スペースが大気へ連通された時に真空操作 部材を去るのは遅延されるように構成され、かつ配置されている請求項17記載 の自動車。 19.自動車であって、内燃機関およびエンジンのため の燃料システムおよびエバポレイティブエミッション制御システムおよび弁手段 を備えており、燃料システムがエンジン用の揮発性液体燃料を貯蔵するための燃 料タンクを備えており、エバポレイティブエミッション制御システムが捕集キャ ニスタを備えており、捕集キャニスタが燃料タンクの頭部スペースと協働して一 緒にエバポレイティブエミッションスペースを形成しており、燃料タンク内の燃 料の揮発によって発生した燃料蒸気が、エンジンの燃焼室スペース内へ燃焼混合 気の誘導流と一緒に連行され、かつ引続き燃焼室スペース内で燃焼されるために エンジンのインテークマニホルドへキャニスタパージ弁によって周期的にパージ されるまで一時的に上記エバポレイティブエミッションスペース内に集められ、 かつ保留されるようになっており、上記の弁手段を介してエバポレイティブエミ ッションスペースが選択的に大気と連通されるようになっており、自動車がさら に、燃料タンク、キャニスタ、弁手段およびキャニスタパージ弁を含む部分から の揮発性燃料蒸気の漏洩に対するエバポレイティブエミッションスペースの完全 性と不完全性とを、このような完全性と不完全性とを信頼性高く識別することに 導く条件下でエバポレイティブエミッションスペース内に周囲の大気圧とは著し く異なる圧力を形成することによって識別するための、ポンプ手段を包含した 手段を備えている形式のものにおいて、ポンプ手段が、エンジンインテークマニ ホルドの真空に由来し、しかも選択的操作可能な、電気的に操作される弁によっ て選択的にポンプ手段と連通される真空によって作動されることを特徴とする、 自動車。 20.ポンプ手段が機構を備えており、該機構が、弁手段が閉じられてエバポレイ ティブエミッションスペースと大気との連通を阻止し、かつキャニスタパージ弁 が閉じられてエバポレイティブエミッションスペースとインテークマニホルドと の連通を阻止している間に吸引行程と圧縮行程から成る往復運動を行うようにな っていて、しかも各吸引行程の行われている間に所与の圧力における被測定チャ ージ空気量を形成するために空気を吸引する手段と、この被測定チャージ空気量 を圧縮し、かつこの一部分を各圧縮行程の行われる時にエバポレイティブエミッ ションスペース内へ押し出す手段とを備えている、請求項19記載の自動車。 21.ポンプがハウジング、入口手段、出口手段を備えており、ハウジングが可動 壁によって空気圧送室スペースと真空室スペースとに分割されており、入口手段 が、空気がこの入口手段を介して空気圧送室スペースへ入ることができるが、出 ることができないように空気圧送室スペースの入口を大気と連通する1方向弁を 備えており、出口手段が、空気がこの出 口手段を介して空気圧送室スペースから出ることができるが、入ることができな いように空気圧送室スペースの出口をエバポレイティブエミッションスペースと 連通する第2の1方向弁を備えており、ポンプがさらに、可動壁を空気圧送室ス ペース内で空気を圧縮するように移動させる方向に可動壁に作用する機械的なば ねを備えており、かつ選択的に操作可能であり、電気的に操作される弁が、真空 室スペースがインテークマニホルド真空と連通されている間に可動壁が自身に及 ぼされる機械的なばねの力に抗して吸引行程を実施して空気を大気から入口手段 を介して空気圧送室スペース内へ引込み、かつ真空室スペースが大気と連通され ている間に機械的なばねが可動壁をして圧縮行程を行わしめて若干の空気を空気 圧送室スペースから出口手段を介してエバポレイティブエミッションスペース内 へ押し出すように、繰返し真空室スペースを交互にインテークマニホルド真空お よび大気と連通せしめるための手段を備えている、請求項20記載の自動車。 22.エンジン用の揮発性液体燃料を貯蔵するための燃料タンクおよびエバポレイ ティブエミッション制御システムおよび弁手段が備えられており、エバポレイテ ィブエミッション制御システムが捕集キャニスタを備えており、捕集キャニスタ が燃料タンクの頭部スペースと協働して一緒にエバポレイティブエミ ッションスペースを形成しており、燃料タンク内の燃料の揮発によって発生した 燃料蒸気が、エンジンの燃焼室スペース内へ燃焼混合気の誘導流と一緒に連行さ れ、かつ引続き燃焼室スペース内で燃焼されるためにエンジンのインテークマニ ホルドへキャニスタパージ弁によって周期的にパージされるまで一時的に上記エ バポレイティブエミッションスペース内に集められ、かつ保留されるようになっ ており、上記の弁手段を介してエバポレイティブエミッションスペースが選択的 に大気と連通されるようになっていて、しかも内燃機関によって運転される自動 車のエバポレイティブエミッション制御システムの完全性および不完全性を識別 するための方法において、弁手段およびキャニスタパージ弁の両方を閉じ、かつ これらが閉じられている間にエバポレイティブエミッションスペース内に往復動 ポンプを用いて大気圧と著しく異なる圧力を形成し、ポンプの往復運動間の時間 を測定し、かつこの測定された時間をエバポレイティブエミッション制御システ ムの完全性および不完全性を識別するために利用することを特徴とする、方法。 23.測定工程がポンプの連続的な往復運動間の時間を測定することより成る、請 求項22記載の方法。 24.エンジン用の揮発性液体燃料を貯蔵するための燃料タンクおよびエバポレイ ティブエミッション制御 システムおよび弁手段が備えられており、エバポレイティブエミッション制御シ ステムが捕集キャニスタを備えており、捕集キャニスタが燃料タンクの頭部スペ ースと協働して一緒にエバポレイティブエミッションスペースを形成しており、 燃料タンク内の燃料の揮発によって発生した燃料蒸気が、エンジンの燃焼室スペ ース内へ燃焼混合気の誘導流と一緒に連行され、かつ引続き燃焼室スペース内で 燃焼されるためにエンジンのインテークマニホルドへキャニスタパージ弁によっ て周期的にパージされるまで一時的に上記エバポレイティブエミッションスペー ス内に集められ、かつ保留されるようになっており、上記の弁手段を介してエバ ポレイティブエミッションスペースが選択的に大気と連通されるようになってい て、しかも内燃機関によって運転される自動車のエバポレイティブエミッション 制御システムの完全性および不完全性を識別するための方法において、弁手段お よびキャニスタパージ弁の両方を閉じ、かつこれらが閉じられている間に完全性 および不完全性の信頼性のある識別を得る条件下にエバポレイティブエミッショ ンスペース内に大気圧と著しく異なる圧力を形成し、エバポレイティブエミッシ ョンスペース内に大気圧と著しく異なる圧力を形成する工程がエンジンのインテ ークマニホルドの真空に由来する真空を用いてポンプを操作することより成る ことを特徴とする、方法。 25.内燃機関によって運転される自動車のエバポレイティブエミッション制御シ ステムの完全性および不完全性を識別するために使用されるポンプにおいて、ポ ンプがハウジングを備えており、ハウジングが大気と連通するための入口手段と エバポレイティブエミッション制御システムのエバポレイティブエミッションス ペースと連通するための出口手段、およびハウジングの空気圧送室スペースをハ ウジングの真空室スペースから分離する可動壁を備えており、入口手段が、空気 がこの入口手段を介して空気圧送室スペースへ入ることができるが、出ることが できないように空気圧送室スペースの入口を大気と連通する1方向弁を備えてお り、出口手段が、空気がこの出口手段を介して空気圧送室スペースから出ること ができるが、入ることができないように空気圧送室スペースの出口をエバポレイ ティブエミッションスペースと連通する第2の1方向弁を備えており、ポンプが さらに、可動壁を空気圧送室スペース内で空気を圧縮するように移動させる方向 に可動壁に作用する機械的なばねを備えており、かつポンプがさらに、真空室ス ペースがインテークマニホルド真空と連通されている時に可動壁が自身に及ぼさ れる機械的なばねの力に抗して吸引行程を実施して空気を大気から入口手段を介 して空気圧送室スペース内へ 引込み、かつ真空室スペースが大気と連通されている時に機械的なばねが可動壁 をして圧縮行程を行わしめて若干の空気を空気圧送室スペースから出口手段を介 してエバポレイティブエミッションスペース内へ押し出すように、真空室スペー スを交互にインテークマニホルド真空および大気と連通するための手段を備えて おり、かつポンプがさらに可動壁がほぼその往復運動の一方のリミット位置にあ る時に感知するために配置されたセンサー手段を備えていることを特徴とする、 ポンプ。 26.センサー手段が、可動壁が圧縮行程を完了した時に感知するスイッチを備え ている、請求項25記載のポンプ。 27.スイッチが、空気圧送室スペースと該スイッチとの間に真空室スペースがあ るようにハウジングに配置された、請求項26記載のポンプ。 28.自動車であって、内燃機関およびエンジンのための燃料システムおよびエバ ポレイティブエミッション制御システムおよび弁手段を備えており、燃料システ ムがエンジン用の揮発性液体燃料を貯蔵するための燃料タンクを備えており、エ バポレイティブエミッション制御システムが捕集キャニスタを備えており、捕集 キャニスタが燃料タンクの頭部スペースと協働して一緒にエバポレイティブエミ ッションスペースを形成しており、燃料タンク内の燃料の蒸発 によって発生した燃料蒸気が、エンジンの燃焼室スペース内へ燃焼混合気の誘導 流と一緒に連行され、かつ引続き燃焼室スペース内で燃焼されるためにエンジン のインテークマニホルドへキャニスタパージ弁によって周期的にパージされるま で一時的に上記エバポレイティブエミッションスペース内に集められ、かつ保留 されるようになっており、上記の弁手段を介してエバポレイティブエミッション スペースが選択的に大気と連通されるようになっており、自動車がさらに、エバ ポレイティブエミッション制御システムの完全性と不完全性とを、燃料タンク、 キャニスタ、弁手段およびキャニスタパージ弁を含む部分からの揮発性燃料蒸気 の漏洩に対してこのような完全性と不完全性とを信頼性高く識別することに導く 条件下で識別するための、ポンプ手段を包含した手段を備えている形式のものに おいて、ポンプ手段が往復動ポンプを備えており、該往復動ポンプが、弁手段が 閉じられてエバポレイティブエミッションスペースと大気との連通を阻止し、か つキャニスタパージ弁が閉じられてエバポレイティブエミッションスペースとイ ンテークマニホルドとの連通を阻止している間に往復運動を行って、エバポレイ ティブエミッションスペース内に、粗大な漏洩の不在下において周囲の大気圧と 著しく異なる圧力を形成する機構と、この機構の往復運動を制御するため、か つエバポレイティブエミッション制御システムの完全性および不完全性を識別す るための両方に使用される信号を与えるための、該機構と協働するセンサー手段 とを備えていることを特徴とする、自動車。
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