JPH08505069A - 感光剤を活性化する方法 - Google Patents

感光剤を活性化する方法

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JPH08505069A JP6512602A JP51260294A JPH08505069A JP H08505069 A JPH08505069 A JP H08505069A JP 6512602 A JP6512602 A JP 6512602A JP 51260294 A JP51260294 A JP 51260294A JP H08505069 A JPH08505069 A JP H08505069A
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Abstract

(57)【要約】 フォトダイナミック治療を行なう方法は、感光剤に対して通常臨床で使われる投与量のおよそ2分の1未満である有効量の感光剤を動物に投与することで始まる。次いで、通常投与後にあける時間間隔のおよそ4分の1未満である投与後の時間間隔をおいて、感光剤と共に通常臨床で使われる光量のおよそ2分の1未満である有効量の光量が動物に照射される。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の名称] 感光剤を活性化する方法 [発明の分野] 本発明は一般に感光剤を用いた薬と薬物治療の領域に関わる。特に、本発明は 標的組織を選択的に害う又は破壊するために、感光剤を投与して光照射を行うこ とをふくむ標的組織を破壊する方法である。 [発明の背景] フォトダイナミック治療(photodynamic therapy)(PDT)は感光性化合物を 投与し、続いて該感光性化合物が濃縮した組織に光を照射することを含む。十分 に高濃度の感光性化合物を含む標的組織は選択的に光を吸収し、すぐまわりの細 胞を害う又は破壊されるように誘導される。1992年3月10日発行のLevyの 米国特許5,095,030は、感光剤を動物に投与し、続いて外部光源を使っ て光を照射するという手順について記載している。例えば、この特許の実施例5 は、触診して分かる腫瘍にまで大きくなるP815腫瘍細胞をマウスに皮下注射する ことについて記載している。次いで、感光性化合物が注射される。次いで、その 動物は暗所に2時間置かれる。次に、その腫瘍に強い光が照射された。その処理 をされた動物の生存率は未処理のコントロール動物よりも有意に高かった。同様 に、 同特許の実施例8は、同様のプロトコールを使ったマウスの横紋筋腫の系の使用 について記載している。しかしながら、この場合、光照射は、注射後24時間経 って開始した。さらに、トリチウム化BPD-MA及びBPD-HBの体内分布は注射して3 〜168時間にわたる範囲の時間で決定された。静脈内(IV)投与して3時間後 が腫瘍−皮膚の割合は好ましいものであった。生物分解性はP815腫瘍をもつマウ スに静脈注射されたトリチウム化BPD-MAを用いて決定された。マウスは、BPD-MA 注射後3時間又は24時間経ったときに殺された。腫瘍、肝臓、及び腎臓が調べ られた。3時間では、腫瘍において100%のBPD-HAが活性があったが、24時 間では39%しか活性がなかった。肝臓及び腎臓は両方とも腫瘍よりも急速にBP D-MAを分解した。 Kostronら(J.Neuro-0ncology(1988)6:185-91)は、ラットのグリオサル コーマ(gliosarcomas)に直接ヘマトポルフィリン誘導体を皮下注射し、注射後 48時間で光を照射した。Kostronは、直接注射は非経口注射より安全であるよ うであると報告した。Kostronはまた注射後、光照射を行うまでに少なくとも2 日、好ましくは3〜4日おくべきであり、なぜなら、そうすることによって、ヘ マトポルフィリン誘導体が腫瘍組織に濃縮するようになるからであると示した以 前の研究を述べた。 BPDは正常の非悪性細胞に対してよりも白血病細胞をふくめた腫瘍組織に対し てより高い親和性があることが示された(Jamieson et al.,Leukemia Res. 1 4 :209-19,1990)。感光剤はまた米国特許番号4,521,762及び4,5 77,636の中で述べられているように、アテローム性動脈硬化症プラーク( plaque)の検出と治療において有用である。ウィルス性疾病の治療はJudyらの1 989年11月7日発行の米国特許番号4,878,891及び shikowitzの 1990年5月15日発行の4,925,736及び4,935,498の中で 開示されている。乾癬(psoriasis)の治療はWeinsteinらの1988年6月28 日発行の米国特許番号4,753,958の中で開示されている。関節炎(arth ritis)の治療はCarsonの1991年7月2日発行の米国特許番号5,028, 994の中で開示されている。ポートワイン斑点(portwine stain)の治療はカ ナダ特許公報CA2,012,175の中で開示されている。 1992年3月10日発行の米国特許番号5,095,030(その全文は本 願中に引用をもって組み込まれている)は一般に「緑色ポルフィリン」と述べら れている様々な波長特異的細胞毒性物質について開示し、かつクレームに記載し ている。これら化合物は吸収波長を長波長側へ効率よくシフトするディールス・ アルダー(Diels-Alder)反応により修飾されるポルフィリン誘導体である。こ れにより、これら化合物が一般にフォトダイナミック治療に使われるとき、例え ば、ヘマトポルフィリン誘導体と比較されると、いくつかの好ましい性質をもつ ようになる。同特許中に述べられているように、これら細胞毒性のある物質は、 組織に投与されるとき、望ましくない細胞、特に腫瘍細胞やウィルスにとどまる (home)。続いてこれらの化合物によって吸収される光の照射が行われ、細胞毒 性を帯る。 1992年2月5日提出の出願中の出願番号07/832,542(その全文 は本願中に引用をもって組み込まれている)は、ポルフィリン感光剤のリポソー ムの調整について開示している。 出願中の出願番号07/948,113(その全文は本願中に引用をもって組 み込まれている)は、血液−骨の標的絹胞を治療するために、マウスにBPDを注 射することについて開示している。同出願はまた注射後、15分から2時間の間 の間隔をあけたときの薬物動態学上のデータについても開示している。6.32 μg/mlという量を投与され、投与後15分から光照射を始めたマウスは全て 死亡した。しかしながら、低量のBPD注射又は注射後の時間を長くした(例えば 1時間)他のマウスは健康なままであった。 って起こる有害な影響はダウアーティ(Dougherty)らにより詳細に報告された 。Lasers in Surg.Med.(1990)10:485-88;及びHarty et al.J.Urology( 1989)141:1341-1346。Doughertyはポルファイマーナトリウムを投与された一 連の180名の患者において、患者達は多様なガンを治療するために0.5〜2 .0mg/kgの投与をうけたと報告したが、光照射量又は注射して照射するま での時間については述べなかった。しかしながら、同薬剤に対して推薦される注 射後の間隔は24〜48時間である。Doughertyは「全ての患者はPhotofrinの注 射に伴って感光性となる。」と警告している。治療を受けた患者は感光性反応に ついて面接でかつアンケートを通して調査された。反応についての面接報告では 、患者が1ヶ月間、日光を避ける旨の医療指示を守らなかったことを自認するこ とを避けたかもしれないので、非常に低いと信じられていた。にもかかわらず、 患者のほぼ4分の1は反応を報告しており、その大部分は投与を行って1ヶ月以 内に起っていた。「より低い量の薬剤ではより軽症の反応となる傾向があるかも しれないが、感光性と注射薬剤量とには見かけ上関係はなかった。」さらに、感 光性を失う時間の長さは5mg/kgのグループに対してはやや短かったかもし れないが、統計学上、有意ではなか った。Doughertyは患者は感光性は6週間続くと警告されるべきであると結論づ けている。 ハーティ(Harty)らは、膀胱癌の7人の患者に2.0mg/kgのPH0T0FRIN ポルファイマーナトリウムを静脈注射をして投与し(1人の患者は適量の2/3 の投与を受けた)、72時間後、100J/cm2のエネルギー密度に光を照ら した。「6人の患者は皮膚に光毒性を示し、各々の場合でこの現象は[薬剤]の 投与後10日以内のうちに起こった。4人の場合は、手や顔に紅斑及び浮腫から 成る軽度(mild)に分類され、治療を必要とはしなかった。2人の患者において は光毒性が手や顔の2度のやけどから成る、中程度の症状であり、局所的治療を 必要とした。」5人の患者は平滑筋を失い、繊維組織でおき代わっている刺激性 膀胱症状(irritative bladder symptoms)を示した。 必要とされているのは、正常組織の破壊や感光性反応のような有害な副作用は さけるようにフォトダイナミック治療(photodynamic therapy)を行うのにより よい方法である。改良された治療方法は、より低量の光を使って、処置(treatm ent)はより速やかに効率よく施される(administer)ようになるだろう。光源 が限定された力で放射するとき、改良方法により、より短い光照射時間でよくな り、同じ光源で多くの患者 を処置できるようになるだろう。別の改良は、感光剤をより低量にして、投与の コストを下げ、また副作用を避けるのに役立つだろう。 [発明の概要] 本発明は動物にフォトダイナミック治療(photodynamic therapy)を行う方法 を提供する。本方法は2ステップを含む。第1に、有効量の感光剤が動物に投与 される。本方法における感光剤の有効量は同じ感光剤に対して通常臨床で用いら れる量のおよそ2分の1未満である。第2に、注射後に通常あける時間間隔のお よそ4分の1未満の間隔をおいて、有効量の光が動物に施される。光の有効投与 (照射)量(effective dose)は特定の感光剤とともに、通常臨床で使われる量 のおよそ2分の1未満である。 別の実施態様としては、本発明は、腫瘍、アテローム性動脈硬化症、局所ウィ ルス感染、乾癖(psoriasis)、関節炎をおこしている関節、目及び他の血管新 生又は血管過剰形成をふくむが、これらに限定されない標的に対して適用される 。 本発明は任意の感光剤の使用を提供するが、好ましくは、かかる薬剤はクロリ ン(クロリンe6のような)、バクテリオクロリン、フタロシアニン、ポルフィ リン、プルプリン、メロシアニン、フェオホルビド、ソラレン及び組織の中でプ ロトポルフィリンのような薬 剤をつくることのできるδ−アミノレブリン酸のようなプロドラッグ(pro-drug s)より選択される。他の実施態様によれば、BPD−MA、モノアスパルチル クロリンe6、亜鉛フタロシアニン、スズエチオプルプリン、テトラヒドロキシ テトラフェニルポルフィリン及びポルファイマーナトリウムが感光剤である。 別の実施態様においては、動物にフォトダイナミック治療(photodynamic the rapy)を行うために2ステップの方法が提供される。第1に、感光剤はフォトダ イナミック効果を生み出すのに十分な量を動物に投与される。第2に、投与後、 およそ2時間未満経った後に、およそ75Joules/cm2未満の光が動物に照射され る。 [図面の簡単な説明] 図1は、1mg/kgのBPD−MAを注射し、BPD−MA注射後15分より1 00Joules/cm2の光照射を行って、48時間後のマウスを表す。 図2は、0.5mg/kgのBPD−MAを注射し、BPD−MA注射後15分よ り75Joules/cm2の光照射を行って、24時間後のマウスを表す。 図3は、2.0mg/kgのBPD−MAを注射し、BPD−MA注射後3時間よ り100Jou1es/cm2の光照射を行って、4日後のマウスを表す。 図4はBPD-MA量0.5、1.0、1.5、2. 0mg/kg(リポソーム調製)のときのBPD−MA量応答カーブを示すグラフで ある。光照射は注射後3時間より行われた。 図5は光量50,75,100,125,150J/cm2(690nmで)のと きの光量応答カーブを示すグラフである。光照射は2mg/kgのBPD−MA注射 後3時間より行われた。 [発明の簡単な説明] 本発明はフォトダイナミック治療(photodynamic therapy)を行う方法である 。本方法は感光剤を投与し、完全な(intact)動物の少くとも一部分に標的組織 を選択的に害う又は破壊するのに有効な強度で光照射を行うことをふくむ。 本明細書中で使われているように、「標的」とは、本処理方法により害われる 又は破壊されるよう意図されている組織である。標的は感光剤をとりこむ。次い で、十分な光照射が行われると、標的組織は害われるか又は破壊される。標的は 、腫瘍、アテローム性動脈硬化症デポジット(deposits)、パピローマウィルス に感染した細胞(いぼwarts)のようなウィルス含有細胞、乾癬(psoriasis)、 及び関節炎を含むがこれらに限定されない。また標的細胞には、特に目で急速に 発達している毛細血管及び血管新生のおこっている部分もふくまれる。本改良方 法は、従来よりフォトダイ ナミック治療が用いられていたタイプの腫瘍に用いることができる。これらの腫 瘍は一般に光が透過するはずの全身のむしろ表層部にあるものである。これらは 、皮膚、膀胱(bladder)、顎部の様々な腫瘍、カポシ肉腫(Kaposi's sarcoma )、いくつかの食道腫瘍をふくむ。 「非標的細胞」とは本処理方法により害われない又は破壊されないよう意図さ れている完全な動物の細胞全てである。これら非標的細胞は上をおおっている正 常皮膚をふくめて、他の健康組織の細胞をふくむが、これに限定されない。 「破壊する」(destroy)は、望まれる標的組織を殺すという意味で使われる 。「害う」(impair)は、その機能を妨げるように、標的組織を変えてしまうこ とを意味する。例えば、ノース(North)らは、BPDを投与したウィルス感染T細 胞に光を照射した後では、T細胞の膜上に穴があき、膜が完全に分解されるまで その穴の大きさが大きくなっていくことを観察した(Blood Cells 18:129-40, 1992)。標的細胞は、たとえ最終的にはマクロファージにより、やられるとして も、標的組織は害われる又は破壊されると解される。 「感光剤」は1以上のタイプの選ばれた標的組織にとどまるないしとりこまれ る(home)化学化合物であり、光照射により、光に接すると、その光を吸収し、 標的 組織を害い又は破壊を誘導する。実際、選ばれた標的にとどまり、光を吸収する 任意の化合物が本発明で使われることができる。かかる化合物はこれが投与され る動物に対して毒性がなく、又は毒性のでない組成で調合することができること が好ましい。その光分解型の化合物も毒性がないことが好ましい。感光物質の総 合的なリストは、Kreimer-Birnbaum,Sem.Hematol.26:157-73,1989に記載さ れている。感光物質は、クロリン、バクテリオクロリン、フタロシアニン、ポル フィリン、プルプリン、メロシアニン、フェオホルビド(pheophorbides)、ソ ラレン及びプロトポルフィリンのような薬剤をつくることのできるδ−アミノレ ブリン酸のようなプロドラッグ(pro-drugs)をふくむがこれらに限定されない 。新しいクラスの感光剤である、波長特異的感光性ポルファシアニン及び拡大さ れた(expanded)ポルフィリン様化合物が、1992年10月30日に提出され 、その全文が本願中に引用をもって組み込まれている米国出願(ケース番号 do cketNo.27301−20078.00)の中で開示されており、その開示され た方法で用いることができる。好まれる感光剤は、ベンゾポルフィリン誘導体( BPD)、モノアスパルチルクロリンe6、亜鉛フタロシアニン、スズエチオプ ルプリン、テトラヒドロキシテトラフェニルポルフィリン及びポルファイマーナ トリ 導体モノアシッドリングA(BPD−MA)が最も好まれる。 本明細書中で用いている、「照射」(radiation)又は「光」(light)の語は 全波長をふくむ。好ましくは、照射波長は感光剤を励起する波長に適合するよう に選ばれる。より好ましくは照射波長は感光剤の励起波長に適合していて、非標 的組織や完全な動物の残余部分にはあまり吸収されないものとする。たとえば、 BPD−MAにとって好ましい波長は685〜695nmの範囲である。好ましい 光源はおよそ690nmで放射を始めるアルゴンポンプド色素レーザー(argonpum ped dye laser)である。また、光の蛍光アレイ、LEDパネルやフィルターを 通した完全スペクトルのアーク灯も有用である。 本発明において、光照射は、その強度、継続時間、感光剤投与とのタイミング (投与後照射までにあける時間間隔)によってさらに規定される。強度は、照射 の際、皮膚を透過し、及び/又は処置されるべき標的組織に到達するのに十分な ものでなければならない。継続時間は感光剤が標的組織に対し作用するのに十分 な光活性化能をもつような十分な長さでなければならない。強度と継続時間は両 方とも動物に過剰処置となることは避けるように限定されなければならない。投 与後、光照射を行うまでの時間間隔は重要である。なぜなら、感光剤が投与され た後、一般に光照射が速く行われるほど、1)必要とされる光量は少なくなり、 2)感光剤の有効投与量も少なくてすむからである。 本発明はヒト及び他の哺乳類をふくむが、これに限定されない動物を処置する 方法を与える。「哺乳類」という語はまた、馬、犬、猫のようなペット、娯楽用 動物(愛玩用動物)と同様に、牛、豚、羊のような家畜動物もふくむ。 「完全な動物」とは、全体の分割されていない動物のことであり、それに光照 射を行うことができるものである。動物の血液が光を照射されるため体の外を循 環しているようなフォトフォレシス(photophoresis)とは対照的に、本動物の どの部分も、光照射のために取り除くことはしない。動物全体が光に照らされる 必要はない。完全な動物の一部分のみが照射されればよい、又はされる必要があ る。孤立した腫瘍や比較的小さい体積に影響が及ぶその他の状態のものにとって 、腫瘍又はその他の状態のものの上にある皮膚のみに光を照射することが好まし い。 「皮膚を通して」とは、本明細書中で動物の皮膚を通してという意味として使 われている。 本処置の代表的効能例は固形腫瘍における腫瘍組織の破壊、血管におけるアテ ローム性動脈硬化症プラー クの分解、局所腫瘍、又はパピローマウィルス感染(例えばいぼwarts)を含め た皮膚病の処置、乾癬(psoriasis)、関節炎、特に目の血管新生又は、血管過 剰形成を特徴とする症状の処置をふくむ。 簡単に言って、動物が光照射をうける前に、その動物に感光剤が一般に投与さ れる。好ましくは、感光剤は投与してから動物に光があてられるまでの通常の時 間間隔の4分の1未満の間隔で行われる。 好まれる感光剤は、クロリン、バクテリオクロリン、フタロシアニン、ポルフ ィリン、プルプリン、メロシアニン、フェオホルビド(pheophorbides)、ソラ レン、及びプロトポルフィリンのような薬剤をつくることのできるδ−アミノレ ブリン酸のようなプロドラッグ(pro-drugs)をふくむがそれらに限られたもの ではない。ベンゾポルフィリン誘導体(BPD)やポルファイマーナトリウムが より好まれる。ベンゾポルフィリン誘導体において、モノアシッドリングA(mo noacid ring A)(BPD−MA)が最も好まれる。他の好まれる感光剤はモノア スパルチルクロリンe6、亜鉛フタロシアニン、スズエチオプルプリン、及びテ トラヒドロキシテトラフェニルポルフィリンを含むが、これらに限定されない。 感光剤は局所的に又は全身的に投与される。感光剤は胃腸内に投与又は静脈、 皮下、筋肉、又は腹膜内注 射される。感光剤はまたパッチ(patches)や移植片を使って腸や局所に投与す ることもできる。最も好まれる投与方法は静脈注射である。 感光剤はダイマーとして合成され、それにより1モル単位あたりより多くの光 を吸収することができる。 感光剤は、丸薬、カプセル、坐薬、又は貼布薬(パッチ)のような乾燥状態と して投与することができる。感光剤は水のみもしくはレミントン−ファルマス− ティカル・サイエンシズ(Remington's Pharmaceutical Sciences)の中で開示 されているような製薬的に許容される賦形薬のような液体状態の処方で投与され てもよい。液体状の調合はまた、懸濁状又は乳濁状にすることもできる。特に、 リポソーム状又は脂肪親和性の調合が最も好まれる。もし、懸濁状又は乳濁状が 利用されると、適当な賦形薬としては、水、生理的食塩水、ブドウ糖、グリセロ ールなどのようなものを含む。これらの組成物は湿潤剤又は乳化剤、酸化防止剤 、pH緩衝剤などの少量の無毒性補助物質を含んでいてもよい。 感光剤の投与量は、目的とする標的細胞、動物の体重、光照射のタイミングに より変わる。よく知られている感光剤に対して、本方法で必要とされる感光剤の 有効量はよく知られている通常臨床で使われる投与量のおよそ2分の1未満であ る。例えば、通常臨床で使 われる量は、ポルファイマーナトリウムでは2.5mg/kgであり、BPDで は0.25mg/kgである。本方法におけるポルファイマーナトリウムの有効 量はおよそ0.3〜1.25mg/kgである。本発明におけるBPDの有効量 はおよそ0.01〜0.125mg/kgである。通常臨床で使われる量、即ち モノアスパルチルクロリンe6(0.1〜2.5mg/kg)、亜鉛フタロシア ニン(0.5〜2mg/kg)、スズエチオプルプリン(0.5〜2mg/kg )及びテトラヒドロキシテトラフェニルポルフィリン(1〜5mg/kg)とい う投与量は本方法において使用する際は半分にされる。 照射光量もまた、フォトダイナミック治療に対して知られている方法よりも本 方法ではかなり少ない。一般に、光量は以前の方法の光量の約2分の1未満であ る。例えば以前はBPDと共に150Joules/cm2使われていた場合で、本発明 の方法ではわずか75Joules/cm2以下しか必要としない。以前モノアスパル チルクロリンe6と一緒に10〜50Jou1es/cm2使われていたところで、本発 明の方法では以前の光量のわずか約2分の1以下しか必要としない。 照射を行なう時間は照射源のパワーに依存して5〜30分の間が好まれる。 本発明における投与後照射までの時間は感光剤によ って変わる。しかしながら、1つの実施態様における投与後照射までの時間間隔 はよく知られている感光剤のときに用いられていた通常臨床で使われる投与後の 時間のおよそ4分の1未満である。例えば、通常臨床で使われる投与後の時間間 隔はBPDではおよそ3時間である。対照的に本発明における投与後の時間間隔 はBPDではそのおよそ4分の1未満或いはおよそ45分未満である。通常臨床 で使われる投与後の時間間隔はポルファイマーナトリウムでは24〜48時間で ある。対照的に、本発明における投与後の時間間隔はポルファイマーナトリウム でおよそ6時間未満であり、好ましくはおよそ4時間未満である。 本発明は、投与後照射までの時間がはるかに短く、かつ感光剤投与量と光量の 両方が半分でよいため、より安全で有害な影響がほとんどない有効なフォトダイ ナミック治療(PDT)法である。対照的に、感光剤は最初は非選択的に全身に わたって分布し、感光剤が選択的に標的細胞に蓄積するには数時間から数日かか ると以前は考えられていた。選択的な分布は、標的組織と循環している感光剤分 子のプール(pool)との間でのかなりの量の交換に伴って、徐々に起こると考え られていた。このため投与後に光照射を数時間から数日に遅らせて行うことが必 須であると考えられた。 しかしながら、最近の薬物動態研究ではこの長く受 け入れられていた考えに疑問が投じられた。Richterらは(Biochem.Pharmacol (1992)43:2349-58)、投与されたBPDには、等濃度の2つのレジオアイソ マー(two regioisomers in equal concentrations)があることを報告した。投 与後3時間まではプラズマ中のアイソマーの割合は肝臓で代謝されるためおよそ 1:1から1:0.28へと変化する。しかしながら、投与後3時間15分で腫 瘍組織を取出しそこからBDPを抽出すると、アイソマーは実質的に等率(1: 1.15)であることが見出された。 理論により限定することは意図しないが、本発明者は、これらのデータにより 、BPDは速やかに腫瘍中に蓄積し、そこにBPDはとどまり、そのため投与後 照射までの時間をより短くすることができるという可能性が示唆されるというこ とを提唱する。 投与後、感光剤はまず標的組織にも正常組織にも等しく分布すると以前は仮定 されていた。このことは投与後の時間を短くすれば正常組織、特に皮膚に対して 広範囲のダメージを与えるだろうという仮定の基礎であった。 しかし、米国出願番号948,311の実施例3の中で開示されているように 、BPDを投与されたマウスは、光照射が投与後の最初の2時間以内に行なわれ る限りは(通常の3時間とは対照的に)、見かけ上病 的な影響なく、その毛を刈られた背中に比較的高レべルの光(およそ150J/ cm2)を受けることができる。これらの処理されたマウスの血液を採取して循 環しているBPDのほぼ80%がこの処理により光漂白される(photobleached )ことが示され光が薬剤を活性化したことを示している。それゆえ、まわりの細 胞に十分な感光剤が存在していない限りは、たとえ光により活性化されても感光 剤は全身にわたる組織ダメージを作り出すことはない。 このような2つの驚くべき結果は、PDTに際して腫瘍治療において初期に、 低量の光照射を行なう(つまり、感光剤が皮膚や他の正常組織に浸透していく前 に)という試みを奨励した。マウスにおける実験的な証拠(下記に示す)より、 本発明の方法は安全であり有効であることが示される。 後述の実施例は、本発明の効果を立証し、本発明の実施の手助けとなるべきも のである。次の実施例は1つの感光剤をカバーし、本発明の方法に使用するため 、他の感光剤又は新しい化合物を選び出すための手段を与える。以下の実施例は 実施例としてのみ意図したものであり、決して本発明を限定しようと意図したも のではない。 「一般的コメント」 材料と手順についての以下の一般的コメントは、特 段の記載のない限りは実施例1及び2に関する。 BPD−MAは本願中に引用により組み込まれている米国特許番号4,920 ,143及び4,883,790に述べられているようにして合成された。BP D−MAはクアドラロジック・テクノロジーズ社(QuadraLogic Technologies, Inc.)により得られ、DMSOに溶かして(4.5mg/ml)、−70℃で 保存された。リポソームBPD(4.95mg/ml)は1992年2月5日に 提出された米国出願番号07/832,542の中で述べられているようにして 調製された。次の処方が使われた。 成分 量(mg/ml) BPD−MA 4.95 ジミリストイルフォスファチジルコリン 23.27 エッグホスファチジルグリセロール 16.09 ラクトース又はトレハロース 148.50 アスコルビルパルミテート 0.05 ブチル化ハイドロキシトルエン 0.005 注射用水 十分量 リポソームBPDは乾燥させ、1mlの分取サンプルにして−20℃で凍らせて 保存された。適当数のサンプルが動物に注射するため、使う直前に解凍され、水 に溶かした5%ブドウ糖で希釈された。 特段の指定のない限り、オスのDBA/2マウス(週令7〜11週;Charles River Laboratories,St.Constant,Quebec,Canada)が本研究で用いられた。 毛を刈り除毛して適当な体表面より非常に効果的に体毛を除いた。マウスは実験 に使われる少なくとも1日 を使って、体毛を刈り取られ除毛された。注射を行なって、マウスは以下のよう に様々な長さの時間、暗所に置かれた。実験の前後で、マウスは毎日12時間明 所、12時間暗所という条件で動物施設に置かれた。 パワー供給源がSpectraPhysics(Series 2000,Mountain View,CA)より得 られ、5Wアルゴンイオンポンプド色素レーザーがCoherent社(Model 599,Pal o A1to,CA)より得られたアルゴンポンプド色素レーザーが690(±3)nm の波長を持つ光の円柱ビームを供給するのに使われた。アルゴンレーザーが腫瘍 を照らすように皮膚に向けられた。光照射の時間を変化させ、50、75、10 0Joules/cm2といった異なる光量を与えられるようにした。 [実施例1]投与後の時間間隔をより短くする実験的研究 DBA/2マウス(体重22±1g)が本研究で使 われた。まず、Richterらのプロトコール(Br.J.Cancer (1991)63;87-93) に従って、マウスは脇腹にM−1(マウス横紋筋腫)腫瘍細胞を注射され、その 腫瘍は直径およそ5mm位まで成長された。マウスはリポソームBPD−MAを 注射され、光を照射する前に15分間暗所に置かれた。そして、そのマウスはレ ーザー光を照射された。 図1は、マウスが1mg/kgのBPD−MAと100J/cm2の光で処理 されてから48時間後に撮られた写真を示している。このマウスは生きており、 腹部を下にして、静止した姿勢でいるところが示された。その背中はきれいに体 毛を刈り取られているようにまだ見え、大きな三日月型の焼痂(eschar)(その 耳の大きさ位のもの)があることが示された。この焼痂は腫瘍が根絶されたマウ スの脇腹に存在した。腫瘍は触診で分からなかった。 図2は、マウスが0.5mg/kgのBPD−MAと75J/cm2の光で処 理されてから24時間後に撮られた写真を示している。このマウスは生きており 腹部を下にして静止した姿勢でいるところが示された。その背中はきれいに体毛 を刈り取られているようにまだ見え、腫瘍が根絶されたマウスの脇腹に存在する 、小さく丸い炎症又は黒っぽい色をした部分を示していた。焼痂はなかった。腫 瘍は触診では分からなかった。 図2は24時間後、腫瘍の周りの正常皮膚はわずかに炎症を起こしただけであっ たということを示している。 両方の動物とも、2週間置いた。腫瘍は大きくなっていなかったし(not grow back)、皮膚の部分は治っており、平らになっていた。 図3はM1腫瘍をマウスに注射して4日後に撮られた写真を示している。その 処理については前の2つの方法とは多少異なっていた。このマウスは2.0mg /kgのBPD−MAを投与され、投与後3時間経ってから100Joules/cm2 の光を照射した。このマウスは生きており、腹部を下にして静止した姿勢でい るところが示された。その背中はきれいに体毛を刈り取られているようにまだ見 え、大きな三日月型の焼痂(eschar)(その耳の大きさ位のもの)を示していた 。この焼痂は腫瘍が根絶されたマウスの脇腹に存在した。腫瘍は触診して分から なかった。 図1と図3を図2と比較すると、投与後の時間が短縮され、BPD−MA量と 光量が低いとき、皮膚のダメージが小さくなることが図を用いて立証される。 [実施例2]投与量を変化させる研究 別のDBA/2マウスが前記のようにしてM−1腫 瘍細胞を注射された。腫瘍は直径およそ5mm位まで成長された。そして、マウ スは2つの異なるBPD−MA量(0.5及び1.0mg/kg)のうちの一方 の量を投与され、3つの異なる照射光量(50、75及び100J/cm2)の うちの1つの量を、3つの異なる投与後の時間(1、15及び30分)のうちの 1つの時間をおいて光を照射された。投与後照射までの15分と30分の間の時 間は、マウスは暗所に置かれた。 表1は各薬剤投与量と各光量及び各投与後の時間に対する各観察時期での腫瘍 のない動物の数を示している。多くの動物が最近テストを開始したものである。 ほんのわずかの動物だけが14日目までたどれる位十分前に処理されたものであ る。それらのうち多くは腫瘍がない。 0.5mg/kgのBPD−MA量を投与され、投与後30分して50J/cm2 の光を照射されたとき、全てのマウスは腫瘍を進行させた。0.5mg/kg のBPD−MAと、投与後15分して100J/cm2の光で処理された5匹の マウスのうち3匹もまた7日目にはみな腫瘍はなかったが14日までに腫瘍を進 行させた。 比較のため、図4と5が与えられる。図4は4点の異なるBPD−MA量が与 えられた(0.5,1.0,1.5及び2.0mg/kg)、同じマウス−腫瘍 モデルを含むテストの結果を要約している。投与後3時間暗所に置いてから、1 50J/cm2の光照射が行なわれた。現在の臨床に使われる方法と似ている同 方法のもとでは、14日目まで50%超が腫瘍のなかった唯一のグループは2. 0mg/kgの投与を受けたマウスのグループであった。この投与量は表1の中 で示されている有効量の少なくとも2倍であった。 図5は5点の異なる光量(50,75,100,125及び150J/cm2 )が、2mg/kgのBPD−MA投与後3時間して光照射に使われたときにお ける、同じマウス−腫瘍モデルを含むテストの結果を要約している。現在の臨床 に使われる方法と似ている同方法のもとでは、150J/cm2の照射を受けて いるマウスの75%と125J/cm2の照射を受け ているマウスの50%が14日目に腫瘍がなかった。これらの光量は表1に示さ れた最も低い有効量よりも有意に高いものであった。 本発明は直接の記載と実施例により示されてきた。上記のように実施例は実施 例であるということのみが意図されており、決してその発明を限定することを意 味しているのではない。さらに本明細書と後続の請求の範囲(クレーム)につい て検討する際、本分野で通常の技術を持っている人は、本発明のクレームされた 特徴に均等なものがあるということを認めるだろう。発明者は、クレームされた 発明の妥当な範囲内で均等なものを含めることを意図している。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1994年6月3日 【補正内容】 請求の範囲 1 血管新生中の領域と正常組織の両方を含んでいる動物において、血液新生中 の領域を破壊する又は害う方法であって、 (a)前記動物に対し、有効量の前記感光剤を投与し、 (b)前記血管新生中の領域に対し、前記感光剤により吸収される有効光量の光 を照射し、前記感光剤が前記正常組織に浸透する前に、前記血管新生中の領域に 前記光が照射される ことを特徴とする方法。 2 感光剤の有効投与量が前記感光剤の臨床で使われる投与量のおよそ2分の1 未満である請求項1に記載の方法。 3 光の有効光量がフォトダイナミック治療における感光剤の活性化にとって臨 床で使われる光量のおよそ2分の1未満である請求項1に記載の方法。 4 感光剤がクロリン、バクテリオクロリン、フタロシアニン、ポルフィリン、 プルプリン、メロシアニン、フェオホルヒド、ソラレン、及びポルファシアニン からなる群より選ばれる請求項1に記載の方法。 5 血管新生中の領域が腫瘍、アテローム性動脈硬化症デポジット(deposits) 、いぼ(wart)、及び乾癬病変からなる群より選ばれる請求項1に記載の方法。 6 前記感光剤がポルフィリンである請求項4に記載 の方法。 7 ポルフィリンがBPD又はポルファイマーナトリウムである請求項6に記載 の方法。 8 動物が哺乳類である請求項1に記載の方法。 9 哺乳類がヒトである請求項8に記載の方法。 10 固形腫瘍と正常組織の両方を含んでいる動物において、固形腫瘍を破壊す る又は害う方法であって、 (a)前記動物に対して、有効投与量のべンゾポルフィリン誘導体−モノアシッ ド(BPD−MA)を投与し、 (b)前記腫瘍に対して、前記BPD−MAにより吸収される有効光量の光を照 射し、前記BPD−MAが前記正常組織に浸透する前に、前記腫瘍に対し前記光 が照射される、 ことを特徴とする方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウォーターフィールド、エリザベス カナダ ヴィ6エル 3エー4、ブリティ ッシュ コロンビア、バンクーバー、ブレ ナム ストリート 4610 (72)発明者 レヴィ、ジュリア ジー. カナダ ヴィ6エム 1ケー9、ブリティ ッシュ コロンビア、バンクーバー、ウェ スト サーティシックスス アヴェニュー 2034

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 対象(subject)に対してフォトダイナミック治療を施す方法であって、 (a)前記対象に感光剤に対して通常臨床に使われる投与量のおよそ2分の1未 満である有効量の感光剤を投与すること、 (b)前記対象に前記感光剤とともに通常臨床に使われる光量のおよそ2分の1 未満である有効量の光量で通常投与後にあける時間間隔のおよそ4分の1未満で ある投与後時間間隔をおいて前記光量で照射を行なうこと、 のステップを含む前記方法。 2 前記感光剤がクロリン、バクテリオクロリン、フタロシアニン、ポルフィリ ン、プルプリン、メロシアニン、フェオホルヒド、又はソラレンからなる群より 選ばれる請求項1に記載の方法。 3 前記ポルフィリンがベンゾポルフィリン誘導体モノアシッド(BPD−MA )ポルファイマーナトリウム又はテトラヒドロキシテトラフエニルポルフィリン である請求項2に記載の方法。 4 前記光量がおよそ75Joules/cm2未満であるか又は前記時間間隔がおよ そ2時間未満である請求項1に記載の方法。 5 対象に対してフォトダイナミック治療を行なう方 法であって、 (a)前記対象におよそ0.125mg/kg未満である投与量でベンゾポルフ ィリン誘導体モノアシッドを投与すること、 (b)前記対象に前記ベンゾポルフィリン誘導体モノアシッドとともに通常臨床 で使われる光量のおよそ2分の1未満である有効光量で、およそ30分未満であ る投与後の時間間隔をおいて前記光量で光照射を開始すること、 のステップを含む前記方法。
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