JPH08504212A - 抗ウイルス特性を有する置換1,3‐オキサチオランを調製する方法 - Google Patents
抗ウイルス特性を有する置換1,3‐オキサチオランを調製する方法Info
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Description
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.式(I)のオキサチオラン、その薬学的に受容可能な塩またはエステル、 ならびにそれらの幾何および光学異性体を調製する方法であって: ここで: R2は、プリンまたはピリミジン塩基、あるいはそれらのアナログまたは誘導体で あり;Zは、S、S=0またはSO2であり;メルカプトアセトアルデヒドと、式RwOCH2 CHOの化合物とを中性または塩基性条件下で反応させ、式(XIII)の中間体を得 る工程を包含し、 ここで、Rwは水素またはR1であり、ここでR1はヒドロキシル保護基である、方法 。 2.式(I)において、R2が以下からなる群から選択される、請求項1に記載 の方法: ここで: Xは酸素または硫黄であり;Yは酸素または硫黄であり; R3およびR4は、独立して、水素、ヒドロキシル、アミノ、置換または未置換の C1-6アルキルまたはC2-6アルケニルまたはC2-6アルキニル、および置換または未 置換のC1-10アシルまたはアラシルからなる群から選択され; R5およびR6は、独立して、水素、ハロゲン、ヒドロキシル、アミノ、シアノ、 カルボキシ、カルバモイル、アルコキシカルボニル、ヒドロキシメチル、トリフ ルオロメチル、チオアリール、置換または未置換のC1-6アルキルまたはC2-6アル ケニルまたはC2-6アルキニル、および置換または未置換C1-10ア シルオキシからなる群から選択される;および ここで: R7およびR8は、独立して、水素、ヒドロキシ、アルコキシ、チオール、チオア ルキル、アミノ、置換アミノ、ハロゲン、シアノ、カルボキシ、アルコキシカル ボニル、カルバモイル、置換または未置換のC1-6アルキルまたはC2-6アルケニル またはC2-6アルキニル、および置換または未置換C1-10アシルオキシからなる群 から選択され;そして R9およびR10は、独立して、水素、ヒドロキシ、アルコキシ、アミノ、置換ア ミノ、ハロゲン、アジド、置換または未置換 のC1-6アルキルまたはC2-6アルケニルまたはC2-6アルキニル、および置換または 未置換C1-10アシルオキシからなる群から選択される。 3.式(XIII)の中間体のヒドロキシルが、適切な脱離官能基Lに変換され、 式(XIV)の中間体を得る、請求項1または2に記載の方法: ここで、Rwは水素またはR1であり、ここでR1はヒドロキシル保護基であり、そし てLはORであり、ここでRは未置換またはヘテロ原子で置換された1〜16個の炭素 原子を有するアシルである。 4.式(XIV)の中間体と、シリル化したピリミジンまたはプリン塩基あるい はそのアナログとをルイス酸の存在下で反応させ、式(IX)の化合物を生成する 工程をさらに包含する、請求項3に記載の方法: ここで、R2およびRwは、請求項3におけるのと同じ意味を有し、そしてZはSであ る。 5.式(IX)の中間体の硫黄が酸化され、ZがS=0またはSO2である式(IX)の 中間体を得る、請求項4に記載の方法。 6.前記メルカプトアセトアルデヒドが、不活性溶媒中に溶解したメルカプト アセトアルデヒドダイマーから得られる、請求項1または2に記載の方法。 7.前記不活性溶媒が、ピリジン、トルエンおよびDMSOからなる群から選択さ れる、請求項6に記載の方法。 8.式(I)のオキサチオラン、その薬学的に受容可能な塩またはエステル、 およびそれらの幾何異性体、ならびにそれらの異性体の混合物を調製する方法で あって: ここで: R2は、プリンまたはピリミジン塩基、あるいはそれらのアナログまたは誘導体で あり;そしてZはS、S=0またはSO2であり;メルカプトアセトアルデヒドと、式Ry OOCCHOの化合物とを反応させ、式(XV)の中間体を得る工程を包含し、ここで、 Ryは置換または未置換C1-12アルキルあるいは置換または未置換C6-20アリールで あり: そして、 (a)式(XV)の中間体のヒドロキシルを適切な脱離官能基Lに変換し、式(XX I)の中間体を得る工程であって: ここでRyが、置換または未置換C1-12アルキルあるいは置換または未置換C6-20ア リールであり、LがORであり、ここでRは未置換またはヘテロ原子で置換された1 〜16個の炭素原子を有するアシルである、工程; (b)該エステルをヒドロキシメチル官能基に変換する工程; および (c)得られた該ヒドロキシメチルを適切な保護官能基R1で保護し、式(XXII )の中間体を得る工程であって: ここでR1が、C1-6アシル、t-ブチルジメチルシリル、およびt-ブチルジフェニ ルシリルからなる群から選択される、工程、をさらに包含する、方法。 9.前記式(I)において、R2が以下からなる群から選択される、請求項8に 記載の方法: ここで: Xは酸素または硫黄であり;Yは酸素または硫黄であり; R3およびR4は、独立して、水素、ヒドロキシル、アミノ、置換または未置換の C1-6アルキルまたはC2-6アルケニルまたはC2-6アルキニル、および置換または未 置換のC1-10アシルまたはアラシルからなる群から選択され; R5およびR6は、独立して、水素、ハロゲン、ヒドロキシル、アミノ、シアノ、 カルボキシ、カルバモイル、アルコキシカルボニル、ヒドロキシメチル、トリフ ルオロメチル、チオアリール、置換または未置換のC1-6アルキルまたはC2-6アル ケ ニルまたはC2-6アルキニル、および置換または未置換C1-10アシルオキシからな る群から選択される;および ここで: R7およびR8は、独立して、水素、ヒドロキシ、アルコキシ、チオール、チオア ルキル、アミノ、置換アミノ、ハロゲン、シアノ、カルボキシ、アルコキシカル ボニル、カルバモイル、置換または未置換のC1-6アルキルまたはC2-6アルケニル またはC2-6アルキニル、および置換または未置換C1-10アシルオキシからなる群 から選択され;そして R9およびR10は、独立して、水素、ヒドロキシ、アルコキシ、 アミノ、置換アミノ、ハロゲン、アジド、置換または未置換のC1-6アルキルまた はC1-6アルケニルまたはC2-6アルキニル、および置換または未置換C1-10アシル オキシからなる群から選択される。 10.式(XXII)の中間体と、シリル化したピリミジンまたはプリン塩基ある いはそのアナログとをルイス酸の存在下で反応させ、式(XXIII)の中間体を得 る工程をさらに包含する、請求項8または9に記載の方法: ここで、R1は請求項8において定義され、R2はプリンまたはピリミジン塩基、そ れらのアナログまたは誘導体であり、そしてZはSである。 11.式(XXIII)の中間体が酸化され、ZがS=0またはSO2である式(XXIII) の中間体を得る、請求項10に記載の方法。 12.前記ヒドロキシル保護官能基R1を化合物(XXIII)から除去し、式(I) の化合物を得る工程をさらに包含する、請求項10または11に記載の方法: ここで、ZはS、S=0またはSO2であり、そしてR2は、プリンまたはピリミジン塩基 あるいはそれらのアナログまたは誘導体である。 13.前記ルイス酸が、TMSOTf、TMSI、TiCl4およびSnCl4からなる群から選択 される、請求項4または10に記載の方法。 14.式(I)のオキサチオラン、その薬学的に受容可能な塩またはエステル 、およびそれらの幾何異性体、ならびにそれらの異性体の混合物を調製する方法 であって: ここで: R2は、プリンまたはピリミジン塩基、あるいはそれらのアナログまたは誘導体で あり;そしてZはS、S=0またはSO2であり; (a)メルカプトアセトアルデヒドと、式RyOOCCHOの化合物とを反応させ、式 (XV)の中間体を得る工程であって、ここでRyが置換または未置換C1-12アルキ ルあるいは置換または未置換C6-20アリールである、工程: (b)式(XV)の中間体のヒドロキシルを適切な脱離官能基Lに変換し、式(XV I)の中間体を得る工程であって: ここでLが脱離基ORであり、ここでRが未置換またはヘテロ原子で置換された1〜1 6個の炭素原子を有するアシルである、工程; (c)式(XVI)の中間体と、ハロゲン含有シリルルイス酸とを反応させ、式( XXVI)の中間体を得る工程であって: ここでHalがハロゲンである、工程;および (d)式(XXVI)の中間体と、塩基またはそのアナログR2とを塩基性条件下で カップリングし、式(XVII)の中間体を得る工程: を包含する、方法。 15.式(I)において、R2が以下からなる群から選択される、請求項14に 記載の方法: ここで: Xは酸素または硫黄であり;Yは酸素または硫黄であり; R3およびR4は、独立して、水素、ヒドロキシル、アミノ、置換または未置換の C1-6アルキルまたはC2-6アルケニルまたはC2-6アルキニル、および置換または未 置換のC1-10アシルまたはアラシルからなる群から選択され; R5およびR6は、独立して、水素、ハロゲン、ヒドロキシル、アミノ、シアノ、 カルボキシ、カルバモイル、アルコキシカルボニル、ヒドロキシメチル、トリフ ルオロメチル、チオアリール、置換または未置換のC1-6アルキルまたはC2-6アル ケ ニルまたはC2-6アルキニル、および置換または未置換C1-10アシルオキシからな る群から選択される;および ここで: R7およびR8は、独立して、水素、ヒドロキシ、アルコキシ、チオール、チオア ルキル、アミノ、置換アミノ、ハロゲン、シアノ、カルボキシ、アルコキシカル ボニル、カルバモイル、置換または未置換のC1-5アルキルまたはC2-6アルケニル またはC2-6アルキニル、および置換または未置換C1-10アシルオキシからなる群 から選択され:そして R9およびR10は、独立して、水素、ヒドロキシ、アルコキシ、 アミノ、置換アミノ、ハロゲン、アジド、置換または未置換のC1-6アルキルまた はC1-6アルケニルまたはC2-6アルキニル、および置換または未置換C1-10アシル オキシからなる群から選択される。 16.前記ルイス酸がTMSIである、請求項14または15に記載の方法。 17.前記R2塩基またはそのアナログがプリンである、請求項15または16 に記載の方法。 18.前記プリンが6-クロロプリンである、請求項17に記載の方法。 19.オキサチオラン化合物の調製に有用な中間体であって、以下からなる群 から選択される、中間体: トランス-2-ヒドロキシメチル-5-アセトキシ-1,3-オキサチオフン; シス-2-ベンゾイルオキシメチル-5-ヒドロキシ-1,3-オキサチオラン、トランス -2-ベンゾイルオキシメチル-5-ヒドロキシ-1,3-オキサチオランおよびそれらの 混合物; シス-2-ベンゾイルオキシメチル-5-(4’,5’-ジクロロベンゾイルオキシ)-1 ,3-オキサチオラン、トランス-2-ベンゾイルオキシメチル-5-(4’,5’-ジク ロロベンゾイルオキシ)-1,3-オキサチオランおよびそれらの混合物; シス-2-ベンゾイルオキシメチル-5-トリメチルアセトキシ-1,3-オキサチオラン 、トランス-2-ベンゾイルオキシメチル-5-トリメチルアセトキシ-1,3-オキサチ オランおよびそれらの混 合物; シス-2-ベンゾイルオキシメチル-5-(2’,2’,2’-トリクロロエトキシカルボ ニルオキシ)1,3-オキサチオラン、トランス-2-ベンゾイルオキシメチル-5-(2 ’,2’,2’-トリクロロエトキシカルボニルオキシ)1,3-オキサチオランおよ びそれらの混合物; シス-2-ベンゾイルオキシメチル-5-エトキシカルボニルオキシ-1,3-オキサチオ ラン、トランス-2-ベンゾイルオキシメチル-5-エトキシカルボニルオキシ-1,3- オキサチオランおよびそれらの混合物; シス-2-ベンゾイルオキシメチル-5-メトキシカルボニルオキシ-1,3-オキサチオ ラン、トランス-2-ベンゾイルオキシメチル-5-メトキシカルボニルオキシ-1,3- オキサチオランおよびそれらの混合物; シス-2-ベンゾイルオキシメチル-5-アセトキシ-1,3-オキサチオラン、トランス -2-ベンゾイルオキシメチル-5-アセトキシ-1,3-オキサチオランおよびそれらの 混合物; シス-2-カルボエトキシ-5-メトキシカルボニルオキシ-1,3-オキサチオラン、ト ランス-2-カルボエトキシ-5-メトキシカルボニルオキシ-1,3-オキサチオランお よびそれらの混合物; シス-2-カルボエトキシ-5-アセトキシ-1,3-オキサチオラン、トランス-2-カル ボエトキシ-5-アセトキシ-1,3-オキサチオランおよびそれらの混合物; シス-2-カルボエトキシ-5-(N4’-アセチルシトシン-1’-イル)-1,3-オキサチ オラン; シス-2-カルボエトキシ-5-(シトシン-1’-イル)-1,3-オキサチオラン; シス-2-カルボエトキシ-5-(ウラシル-1’-イル)-1,3-オキサチオラン; シス-2-ベンゾイルオキシメチル-5-(シトシン-1’-イル)-1,3-オキサチオラ ン; シス-2-エチル-5-ヨード-1,3-オキサチオラン-2-カルボキシレート、トランス- 2-エチル-5-ヨード-1,3-オキサチオラン-2-カルボキシレートおよびそれらの混 合物; シス-2-エチル-5-(6’-クロロプリン-9’-イル)-1,3-オキサチオラン-2-カル ボキシレート、トランス-2-エチル-5-(6’-クロロプリン-9’-イル)-1,3-オ キサチオラン-2-カルボキシレートおよびそれらの混合物;および シス-2-エチル-5-(6’-クロロプリン-7’-イル)-1,3-オキサチオラン-2-カル ボキシレート、トランス-2-エチル-5-(6’-クロロプリン-7’-イル)-1,3-オ キサチオラン-2-カルボキシレートおよびそれらの混合物;および シス2-カルボエトキシ-5-ヒドロキシ-1,3-オキサチオラン、トランス2-カルボ エトキシ-5-ヒドロキシ-1,3-オキサチオランおよびそれらの混合物;および シス2-ベンゾイルオキシメチル-5-ベンゾイルオキシ-1,3-オキサチオラン、ト ランス2-ベンゾイルオキシメチル-5-ベンゾイルオキシ-1,3-オキサチオランお よびそれらの混合物;および シス2-アセトキシメチル-5-アセトキシ-1,3-オキサチオラン、トランス-アセト キシメチル-5-アセトキシ-1,3-オキサチオランおよびそれらの混合物。 20.オキサチオラン化合物の調製に有用な中間体であって、式(XIII)を有 する中間体: ここで、Rwは水素またはR1であり、ここでR1はヒドロキシル保護基である。 21.オキサチオラン化合物の調製に有用な中間体であって、式(XXVI)を有す る中間体: ここで、Ryは、置換または未置換C1-12アルキルあるいは置換または未置換C6-20 アリールであり、そしてHalはハロゲンである。 22.前記メルカプトアセトアルデヒドが、不活性溶媒中に溶解したメルカプ トアセトアルデヒドダイマーから得られる、請求項8または9に記載の方法。 23.前記不活性溶媒が、ピリジン、トルエンおよびDMSOからなる群から選択 される、請求項22に記載の方法。
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