JPH08502871A - 位置登録システムおよび方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 少なくとも２つの無線ネットワーク（１０１、ＰＭＲ１、ＰＭＲ２）を備え、加入者（ＳＢＲ１、ＳＢＲ２、ＳＢＲ３）の少なくともある者がそのホームネットワークから離れて移動でき、別の無線ネットワークに無線路を介して登録されるようにした一群の無線ネットワークの間で加入者の位置を管理する方法およびシステムにおいて、加入者位置を集中的に管理できるようにするために、１つの無線ネットワーク（１０１）の加入者データベース（ＨＬＲ）は、ホームネットワークの外に移動して別の無線ネットワーク（ＰＭＲ２）に登録された加入者（ＳＢＲ１）のすべての位置データを少なくとも無線ネットワークの精度で集中的に維持するように構成される。

Description

【発明の詳細な説明】 位置登録システムおよび方法 発明の分野 本発明は、少なくとも第１の無線ネットワークおよび第２の無線ネットワーク を備え、加入者の少なくともある者がその加入者のホームネットワークである前 記第１の無線ネットワークから離れて移動でき且つ無線路を介して前記第２の無 線ネットワークに登録されるようにした１群の無線ネットワークの間での加入者 の位置を管理するためのシステムおよび方法に関するものである。 発明の背景 従来公知の移動電話ネットワークは、典型的には、位置管理のために他の無線 ネットワークとは通信しないようなそれ自身の独立の位置管理システムを有して いる。そして、いくつかの無線システムを組み合わせて単一の無線ネットワーク を構成しているような場合であっても、そのようであった。ＧＳＭシステムにお いては、位置管理は、異なるオペレータのすべてのＧＳＭシステムが位置管理の ために互いに通信できるように、標準化されている。ＧＳＭシステムにおいては 、ある１つの移動電話の位置管理は、その移動電話のホームネットワークによっ て行われている。この場合において、異なる種類のいくつかの移動電話ネットワ ークが組み合わされるとき、例えば、ＧＳＭ型無線ネットワークとＰＭＲ型（私 設移動無線）ネットワークの如き私設無線ネットワークとが組み合わされるよう なときには、その状況はより複雑となる。異なる型のネットワークは、通常では 、位置管理のために互いに通信することはできないものであった。 これら従来の方法の一つの欠点は、各ネットワークがそれ自身の位置管理シス テムを必要としているということである。これでは、当然のことながら、各加入 者の位置を連続的に知っておくために各無線システムはそれ自身の位置管理レジ スタを有していなければならないので、非常に費用のかかるものとなってしまう 。 発明の概要 本発明の目的は、従来方法の問題点を解消しうるように、相互に接続される無 線システムの加入者のための効果的な位置管理方法およびシステムを提供するこ とである。 本発明によれば、無線ネットワークの間の位置管理を行うための新しいシステ ムは、前記第１の無線ネットワークおよび第２の無線ネットワークと同じ群の無 線ネットワークに属しておらず、且つ前記第１の無線ネットワークおよび第２の 無線ネットワークの加入者が登録できない第３の無線ネットワークの加入者デー タベースが、ホームネットワークから離れて移動し第２の無線ネットワークに登 録される加入者のすべての位置データを、少なくとも無線ネットワークの精度で もって集中的に維持するような構成とされていることを特徴とする。 本発明によれば、無線ネットワークの間の位置管理を行うための新しい方法は 、前記第１の無線ネットワークおよび第２の無線ネットワークと同じ群の無線ネ ットワークに属しておらず、且つ前記第１の無線ネットワークおよび第２の無線 ネットワークの加入者が登録できない第３の無線ネットワークの加入者データベ ースが、ホームネットワークから離れて移動し第２の無線ネットワークに登録さ れる加入者のすべての位置データを、少なくとも無線ネットワークの精度でもっ て集中的に維持するような構成とされていることを特徴とする。 本発明は、相互に接続された無線システムにおける位置および加入者データ管 理が、必要ならば、集中ネットワーク要素によって行われうるという技術的思想 に基づくものである。本発明のシステムは、位置および加入者データを管理する ための局部レジスタを備えうる。これらレジスタは、加入者のホームネットワー クの領域内の位置および加入者データを局部的に維持する。加入者がその加入者 のホームネットワークのサービスエリアの外で移動するとき、その加入者の位置 管理は、そのホームネットワークの外で、ある場合には、別の無線ネットワーク に配置される位置管理レジスタによって行われる。 無線ネットワークの間での加入者位置管理を行うための本発明によるシステム および方法の一の利点は、それ自身で位置および／または加入者データ管理を行 わず、また、そのような目的のレジスタを備えないように、移動電話ネットワー クを構成することができるということである。別の移動電話ネットワークの位置 および加入者データ管理の機能およびレジスタを利用することが可能であり、 したがって、構成すべきネットワークにこれらの機能を持たせる必要はない。こ うすることにより、当然に、コストを削減できる。 本発明のさらに別の利点は、構成すべき領域内にある１つの無線ネットワーク が既にある場合には、その既存の位置および加入者データ管理レジスタおよび機 能を利用することが可能であるということである。既存のシステムを使用するこ とができるので、設計の手間もあまりかからない。 本発明のさらに別の利点は、加入者のホームネットワークの外に位置している それら加入者の位置データを集中加入者データベースに記憶させることができる ということである。この場合において、加入者のホームネットワークの交換機は 、集中データベースにその位置データを要求することができる。このようにして 、加入者のホームの交換機は、呼びの経路指示を行うための経路指示データを得 る。 図面の簡単な説明 次に、添付図面に関して本発明をより詳細に説明する。 第１図は、本発明の構成を例示する図である。 第２図は、ある加入者が第１の私設無線ネットワークから第２の私設無線ネッ トワークヘ移動するときの本発明のシステムの動作を例示する図である。 発明の詳細な説明 第１図は、本発明によるシステムを例示している。ＰＭＲ２は、位置管理機能 を有していないＰＭＲシステムを表している。ネットワーク要素、すなわち、交 換機ＭＸ２は、ＧＳＭネットワークのホーム位置レジスタＨＬＲによって与えら れる位置管理サービスを使用する。このＰＭＲ２ネットワークは、例えば、ＴＥ ＴＲＡ型ネットワーク（ＴＥＴＲＡ＝Trans European Trunked Radio）でありう る。ＰＭＲ２ネットワークの加入者ＳＢＲ２がＰＭＲ２ネットワークにおける基 地局ＢＳ２を通して且つの交換機ＭＸ２を用いて登録されているときには、無線 ネットワークの交換機ＭＸ２は、移動局、すなわち、加入者ＳＢＲ２の位置を更 新し、すなわち、実際には、ＧＳＭネットワークのホーム位置レジスタＨＬＲに 、移動局、すなわち、加入者ＳＢＲ２の位置を更新するように要求する。次に、 ＭＸ２のサービスエリア内にいる加入者ＳＢＲ２が、同じ無線ネットワークのサ ービスエリア内にある加入者ＳＢＲ３に、または、別の無線ネットワーク、 例えば、別のＴＥＴＲＡシステムのサービスエリア内にある加入者ＳＢＲ１に、 電話をしたいときの、呼びをつなぐ動作について説明する。呼びのつなぎは、先 ず、加入者ＳＢＲ２がそれ自身が位置する領域内の交換機ＭＸ２へ呼びセットア ップメッセージを送ることで開始される。そのＭＸ２は、その呼ばれている加入 者ＳＢＲ３またはＳＢＲ１の位置データ、すなわち、ＳＢＲ３またはＳＢＲ１の 位置情報を、別の無線ネットワーク、この場合においてはＧＳＭネットワークの 加入者データベース、すなわち、ＨＬＲに要求する。ＧＳＭシステムのホーム位 置レジスタＨＬＲは、それに応答して、その呼ばれている加入者、すなわち、Ｂ 加入者の位置データを交換機ＭＸ２へ送る。このような応答を受信したとき、そ のＭＸ２は、その呼ばれている加入者ＳＢＲ１が位置しているサービスエリア内 の交換機ＭＸ１に接続し、または、もし、その呼ばれている加入者がＰＭＲ２ネ ットワークの領域内に位置しているならば、交換機ＭＸ２は、呼んでいるＳＢＲ ２と呼ばれているＳＢＲ３との間の電気通信接続を行う。このような呼びのつな ぎは、適当な信号路を介して行われうる。 前述したような場合においては、呼ばれている加入者ＳＢＲ３が呼んでいる加 入者ＳＢＲ２と同じ交換機ＭＸ２のサービスエリア内に位置していたときには、 その交換機ＭＸ２が、その呼ばれている加入者、すなわち、Ｂ加入者の位置デー タを、ＧＳＭネットワークのホーム位置レジスタＨＬＲに要求していた。次に、 ＰＭＲ１ネットワークを用いた別の方法について例示する。ＰＭＲ１ネットワー クは、ＰＭＲ１ネットワークをホームネットワークとする加入者と、そのＰＭＲ １ネットワークのサービスエリア内に入ってきている加入者との両者に対して共 通な局部データベースである局部データベースＤＢ１を維持している。もし、そ のＰＭＲ１ネットワークのサービスエリア内に位置する加入者に対する電気通信 接続がなされるべき場合には、呼ばれている加入者のデータは、その局部データ ベースＤＢ１から得られないときだけ、ＧＳＭネットワーク１０１のホーム位置 レジスタＨＬＲに要求される。このように、ＧＳＭネットワークのホーム位置レ ジスタＨＬＲは、異なるシステムのすべてのためのデータベースとして機能する 。そして、ＰＭＲ１ネットワークの局部データベースは、加入者ＳＢＲ１が同じ ネットワークＰＭＲ１または交換機ＭＸ１のサービスエリア内に位置するときに 、 呼びのつなぎを速く行えるようにしている。 本発明の構成では、ＰＭＲ１ネットワークおよびＰＭＲ２ネットワークの加入 者は、ＰＭＲネットワークの加入者番号の少なくともあるものがＧＳＭ番号であ り、また、ＰＭＲネットワークの加入者番号のあるものがＰＭＲネットワーク、 例えば、ＴＥＴＲＡネットワークの番号であるように、ＧＳＭネットワークの位 置管理機構を利用することができる。あるＧＳＭ番号がある加入者に割り当てら れているとしても、その加入者が、１つのみ、または、それ以上のＰＭＲネット ワークのサービスを利用しうるようにすることが可能である。本発明によれば、 あるＰＭＲネットワークは、別の無線ネットワーク、例えば、あるＧＳＭネット ワークのホーム位置レジスタＨＬＲの機能の一部を利用できる。このことは、Ｇ ＳＭネットワークのホーム位置レジスタのリソースの一部、すなわち、コンピュ ータタイムおよび記憶場所は、ＴＥＴＲＡネットワークの如きＰＭＲネットワー クの加入者にのみ専用とされているものであり、例えば、ＰＭＲネットワークに 専用とされたレジスタの部分に記憶された位置データは、ＰＭＲネットワークの 加入者、すなわち、ＴＥＴＲＡ加人者のみをカバーしているということを、意味 している。 もし、第１図に示したＰＭＲＩネットワークの加入者データベースＤＢＩが使 用されているならば、ＧＳＭネットワークのホーム位置レジスタＨＬＲは、その 加入者が一つの交換機から別の交換機へと移動するときに、そのデータベースを 更新するべきである。一方、ＧＳＭネットワークのＨＬＲは、加入者がＰＭＲネ ットワークまたはその交換機の領域内のどこに位置しているかを、基地局の精度 でもって知る必要はないが、このデータは、ＰＭＲネットワークの局部データべ ースＤＢ１に記憶されうる。これらのデータベースの機能は、ＧＳＭネットワー クの仮想データベース機能と称されうる。 少なくとも、もし、ＰＭＲネットワーク、例えば、ＴＥＴＲＡネットワークの 交換機が局部位置データベースＤＢ１を備えていないならば、ＧＳＭネットワー クのビジター位置レジスタＶＬＲが、入ってきている加入者（ビジター）に関し て使用される。この場合において、ビジターとしての加入者は、ＧＳＭネットワ ークのホーム位置レジスタＨＬＲによって知られていない加入者である。したが って、ＧＳＭネットワークに接続されているＰＭＲネットワークのすべては、Ｇ ＳＭネットワークのＨＬＲにおける別々のアドレッシング区域、すなわち、サブ ドメインを構成するが、その他の点では等しいものであるとされる。従って、も し、ある加入者が１つの接続されたＰＭＲ１ネットワークから別の１つの接続さ れたＰＭＲ２ネットワークへと移動しても、その加入者データは、ＧＳＭネット ワークのビジター位置レジスタＶＬＲに記憶される必要はない。 本発明によれば、加入者のホームネットワークは、その加入者を、それ自身の 加入者の一つとして認識しているネットワークであるとされる。これは、ある特 定の無線ネットワークをホームネットワークとしている加入者が、その無線ネッ トワークの加入者データベースにおいて指示されるようにして、実施されうる。 第２図は、加入者ＳＢＲ１が第１のネットワークＰＭＲ１から第２のネットワ ークＰＭＲ２へ移動するような状況における、本発明によるシステムの動作を例 示している。その加入者は、初めでは、その加入者自身のＰＭＲ１、すなわちＴ ＥＴＲＡネットワークのサービスエリアに登録されている。ＧＳＭネットワーク １０１のホーム位置レジスタＨＬＲは、この加入者の加入者データおよびこの加 入者がこの加入者自身のＰＭＲネットワークＰＭＲ１の交換機ＭＸ１のサービス エリア内に位置している事実についての情報を含む。さらに、そのＴＥＴＲＡネ ットワークの局部位置データベースＤＢ１は、その加入者の実際の正確な位置領 域に関するデータ（ＬＡＩ＝位置領域識別）またはその加入者が位置するカバー 領域における基地局ＢＳ１に関するデータを含む。加入者ＳＢＲ１が、参照番号 １１０で示すように、第２のＰＭＲネットワークＰＭＲ２の領域へと移動し、こ のネットワークの基地局、例えば、基地局ＢＳ２へ登録メッセージを送信する。 基地局ＢＳ２は、その新しい加入者の登録に関するデータをその交換機ＭＸ２に 送信する。交換機ＭＸ２は、そのＰＭＲ２ネットワークがその加入者ＳＢＲ１の ホームネットワークでないことを検出する。その後、交換機ＭＸ２は、その加入 者の加入者データを、ＧＳＭネットワークのホーム位置レジスタＨＬＲに要求す る。もし、その加入者データに基づいて、加入者ＳＢＲ１がＰＭＲ２ネットワー クのサービスを受ける資格があるならば、交換機ＭＸ２は、その加入者ＳＢＲ１ に登録の確認を送り、その加入者によって使用される基地局または位置領域に関 するデータＬＡＩを局部レジスタ、すなわちデータベースＤＢ２に記憶させる。 または、このデータは、ＧＳＭネットワークのホーム位置レジスタＨＬＲへ送ら れる。ＧＳＭネットワークのＨＬＲは、その加入者が出てきたＰＭＲネットワー クＰＭＲ１に対して、その加入者がそのネットワークのサービスエリアから出て いったことを知らせ、且つ、現在では、ＧＳＭネットワークのＨＬＲに記憶され たデータに基づいてその加入者をつきとめることができることを知らせる。その 後、ＰＭＲ１は、その加入者ＳＢＲ１の位置データをそれ自身の局部データベー スＤＢ１から除去し、ある場合には、このことを、ＧＳＭネットワークのＨＬＲ に対して確認する。 本発明の一つの特徴は、加入者の位置データに加えて、集中データベースは、 その他の加人者データ、例えば、加人者が使用できるサービスに関するデータを も保持するということである。このようなデータとしては、例えば、どのネット ワークにその加入者が登録できるかに関する情報や、どのネットワークへその加 入者が呼びをかけることができるかに関する情報がある。また、これらデータと しては、その加人者がどの付加的なサービスを受けられるか、または、どのサー ビス上の制約を課されているかに関する情報がある。 本発明のもう一つ別の特徴は、加入者の位置データおよび、ある場合には、加 入者の加入者データを保持する集中データベースが、前述した群の無線ネットワ ークのうちの一つではなく、前述した無線ネットワークの加入者を無線路を介し ては登録できないようにする無線ネットワークのデータベースであるということ である。 添付図面およびこれら図面に関して説明してきたことは、単に本発明を例示し ようとしているだけのものである。無線ネットワークの間で加入者の位置を管理 するための本発明のシステムおよび方法は、それらの細部においては、請求の範 囲の記載による範囲内において変更可能なものである。ＧＳＭおよびＴＥＴＲＡ ネットワークに関して主として本発明を説明してきたのであるが、本発明は、そ の他の種類の移動電話および無線ネットワークにも適用しうるものである。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 テュオヒノ マルック フィンランド エフイーエン‐02130 エ スプー コイヴューシリエ 25 エフ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．少なくとも第１の無線ネットワーク（ＰＭＲ１）および第２の無線ネットワ ーク（ＰＭＲ２）を備え、加入者（ＳＢＲ１、ＳＢＲ２、ＳＢＲ３）の少なくと もある者が、それら加入者のホームネットワークである前記第１の無線ネットワ ーク（ＰＭＲ１）から離れて移動できて、無線路を介して前記第２の無線ネット ワーク（ＰＭＲ２）に登録されうるようにした、一群の無線ネットワークの間で の加入者の位置を管理するシステムにおいて、前記第１の無線ネットワークおよ び前記第２の無線ネットワークと同じ群の無線ネットワークに属さず且つ前記第 １の無線ネットワークおよび前記第２の無線ネットワークの加入者を登録できな いような第３の無線ネットワーク（１０１）の加入者データベース（ＨＬＲ）が 、ホームネットワークから離れて移動して前記第２の無線ネットワーク（ＰＭＲ ２）に登録された加入者（ＳＢＲ１）のすべての位置データを、少なくとも無線 ネットワークの精度で集中的に維持するように構成されていることを特徴とする システム。 ２．前記第３の無線ネットワーク（１０１）の前記集中加入者データベースは、 ある加入者（ＳＢＲ１、ＳＢＲ２、ＳＢＲ３）が前記第１のネットワークおよび 第２のネットワークのうちのどちらに位置しているかに関する情報およびそのネ ットワーク内の加入者の位置に関するより正確な情報を維持するように構成され ている請求項１記載のシステム。 ３．各第１および第２の無線ネットワークは、その無線ネットワーク（ＰＭＲ１ 、ＰＭＲ２）のサービスエリア内に位置する１つまたはそれ以上の加入者（ＳＢ Ｒ１、ＳＢＲ２、ＳＢＲ３）の位置データを維持するように構成された少なくと も１つの加入者データベース（ＤＢ１、ＤＢ２）を備えており、前記第３の無線 ネットワークの前記集中データベース（ＨＬＲ）は、加入者（ＳＢＲ１、ＳＢＲ ２、ＳＢＲ３）が前記第１および第２の無線ネットワーク（ＰＭＲ１、ＰＭＲ２ ）のうちのどちらに位置しているかに関する情報を維持するように構成されてい る請求項１記載のシステム。 ４．ある加入者（ＳＢＲ１、ＳＢＲ２、ＳＢＲ３）の位置データに加えて、前記 集中データベース（ＨＬＲ）は、その他の加入者データをも維持する請求項１ま たは２または３記載のシステム。 ５．前記加入者データは、その加入者（ＳＢＲ１、ＳＢＲ２、ＳＢＲ３）が使用 できるサービスを定める請求項１または２または３または４記載のシステム。 ６．少なくとも第１の無線ネットワーク（ＰＭＲ１）および第２の無線ネットワ ーク（ＰＭＲ２）を備え、加入者（ＳＢＲ１、ＳＢＲ２、ＳＢＲ３）の少なくと もある者が、それら加入者のホームネットワークである前記第１の無線ネットワ ークから離れて移動できて、無線路を介して前記第２の無線ネットワークに登録 されうるようにした、一群の無線ネットワークの間での加入者の位置を管理する 方法において、前記第１の無線ネットワークおよび前記第２の無線ネットワーク と同じ群の無線ネットワークに属さず且つ前記第１の無線ネットワークおよび前 記第２の無線ネットワークの加入者を登録できないような第３の無線ネットワー ク（１０１）の加入者データベース（ＨＬＲ）が、ホームネットワークから離れ て移動して前記第２の無線ネットワークに登録された加入者（ＳＢＲ１）のすべ ての位置データを、少なくとも無線ネットワークの精度で集中的に維持すること を特徴とする方法。 ７．ホームネットワークからそのホームネットワークの外に位置する加入者へ呼 びをつなぐために、そのホームネットワーク（ＰＭＲ１）における呼びを受信し 、その呼ばれている加入者（ＳＢＲ１）がそのホームネットワーク（ＰＭＲ１） のサービスエリア内に位置していないので、前記集中加入者データベース（ＨＬ Ｒ）に経路指定データを要求し、前記集中加入者データベース（ＨＬＲ）から経 路指定データを受信し、前記呼びを前記ホームネットワーク（ＰＭＲ１）から前 記経路指定データによって指示される無線ネットワークへと経路指定する請求項 ６記載の方法。 ８．前記第１および第２の無線ネットワーク（ＰＭＲ１、ＰＭＲ２）のうちの少 なくとも一方の１つまたはそれ以上のデータベース（ＤＢ１、ＤＢ２）は、前記 ネットワークのサービスエリア内に位置する１つまたはそれ以上の加入者（ＳＢ Ｒ１、ＳＢＲ２、ＳＢＲ３）の位置データおよび／または加入者データを維持す る請求項６記載の方法。 ９．前記無線ネットワーク（ＰＭＲ１、ＰＭＲ２）のサービスエリア内に位置す るある加入者（ＳＢＲ１、ＳＢＲ２、ＳＢＲ３）への電気通信接続がなされると き、その加入者（ＳＢＲ１）への電気通信接続は、その加入者のホームネットワ ーク（ＰＭＲ１）の交換機（ＭＸ１）に対して形成され、前記加人者（ＳＢＲ１ ）の位置領域における無線ネットワークの交換機（ＭＸ１）は、その無線ネット ワークの加入者データベース（ＤＢ１）に前記加入者（ＳＢＲ１）の位置データ および／または加入者データを要求し、前記加入者の位置領域における無線ネッ トワークの交換機（ＭＸ１）は、前記加入者の位置データおよび／または加人者 データを受信して、前記加入者（ＳＢＲ１）への電気通信接続を形成する請求項 ８記載の方法。 10．前記加人者データは、前記加入者（ＳＢＲ１、ＳＢＲ２、ＳＢＲ３）が使用 できるサービスを定める請求項１から９のうちのいずれかに記載の方法。