JP2003018644A - 国際ローミングシステム - Google Patents

国際ローミングシステム

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JP2003018644A
JP2003018644A JP2001197602A JP2001197602A JP2003018644A JP 2003018644 A JP2003018644 A JP 2003018644A JP 2001197602 A JP2001197602 A JP 2001197602A JP 2001197602 A JP2001197602 A JP 2001197602A JP 2003018644 A JP2003018644 A JP 2003018644A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来は、国際ローミング移動局に仮の現地電
話番号を割り当てるのは、国際ローミング移動局の自宅
電話番号に着信があったときだけであるため、既存の第
1国国際番号と携帯電話番号をダイアルしなければ移動
局に着信できない。 【解決手段】 自国であるA国の通信事業者移動通信網
に加入している移動機500が、訪問国であるB国のB
A移動通信網へ移動しBA側ビジターロケーションレジ
スタ201に登録された時、移動機500の求めにより
特別なアクセスコードをダイアルする事により、予めこ
のサービスのために確保されていたBA移動通信網用携
帯電話番号を国際ローミング用リザーブ電話番号203
より選び、移動してきた移動機500に割り振り、BA
側ホームロケーションレジスタ200内に記録し使用可
能にする。これにより、移動機500はB国内で国際ロ
ーミング用電話番号を着信電話番号として使用できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は国際ローミングシス
テムに係り、特に異なる国の移動通信網の間で移動機の
通信路設定を行う国際ローミングシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の国際ローミングシステムの一例
が、特表2000−515333号公報(発明の名称
「セルラー電話網の経路指定方法および国際ローミング
移動局用装置」)に記載されている。この従来の国際ロ
ーミングシステムにおける国際ローミング移動局への着
信呼転送転送について、図6と共に説明するに、国際ロ
ーミング移動局701の自宅電話番号への他の加入者か
らの呼901が、第1の国の相互接続交換ノード801
で受信されたものとすると、相互接続交換ノード801
からホームロケーションレジスタ(HLR)802に対
して位置要求信号で問い合わせが行われる。
【0003】HLR802は、この位置要求信号に対す
る処理803を行い、移動局701の位置、すなわち、
第2の国に属するセルラー電話網内の在圏交換ノード7
02を求め、続いて、移動局701に対する呼の経路選
択を要求するために、在圏交換ノード702に経路設定
要求信号902を発信する。在圏交換ノード702は、
経路設定要求信号902を受信すると、国際ローミング
移動局701に仮の現地電話番号(TLDN)を割り当
てる処理703を行い、TLDNを含む経路指定要求返
信信号903を国際ゲートウェイ(IGW)704経由
でHLR802に送る。
【0004】HLR802は、これにより在圏交換ノー
ド702の所在国を識別し、国コード、都市コード、事
業者コード等を取り込み、国際電話番号を作成する処理
804、805を行う。この国際電話番号を経路指定要
求返信信号904が相互接続交換ノード801へ送信さ
れる。この国際電話番号によって、交換ノード801
は、国際ゲートウェイ704経由で着信呼901を在圏
交換ノード702へ転送し、交換ノード702は移動局
701に呼接続を行い、呼の転送を終了する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記の従来
の国際ローミングシステムでは、国際ローミング移動局
701に仮の現地電話番号(TLDN)を割り当てるの
は、国際ローミング移動局701の第1国の自宅電話番
号(携帯電話番号)に着信があったときだけであるた
め、移動局701がローミング先の第2国の移動通信網
のどこにいても、既存の第1国国際番号と携帯電話番号
をダイアルしなければ移動局701に着信できないとい
う問題がある。
【0006】また、上記の従来の国際ローミングシステ
ムでは、相互接続交換ノード702のロケーションレジ
スタ内に記録された移動局701の情報は、移動局70
1の移動により変化し、移動局701が交換ノード70
2のサービスエリアから同じ国の他の交換ノードのサー
ビスエリアに移動すると消滅し、その在圏交換ノードの
ロケーションレジスタ内に再度記録し直され、仮番号を
採番しても移動することにより使えなくなるという問題
がある。
【0007】本発明は以上の点に鑑みなされたもので、
携帯電話の国際ローミングであっても訪問先の国番号+
携帯電話番号が使える国際ローミングシステムを提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するため、第1国通信事業者移動通信網内に、第1
のホームロケーションレジスタと第1のビジターロケー
ションレジスタとを有するホーム網交換機と、第2国通
信事業者移動通信網内に、第2のホームロケーションレ
ジスタと第2のビジターロケーションレジスタと国際ロ
ーミング用リザーブ電話番号を有するビジター網交換機
と、第1国通信事業者移動通信網に加入しているローミ
ング移動機とから少なくとも構成されており、ホーム網
交換機とビジター網交換機は通信回線で接続され,第1
及び第2のホームロケーションレジスタと第1及び第2
のビジターロケーションレジスタとがデータ回線で接続
された国際ローミングシステムであって、ビジター網交
換機は、ローミング移動機が第1国通信事業者移動通信
網から第2国通信事業者移動通信網へ国際ローミングす
るときの、ローミング移動機からのビジター網交換機へ
の位置登録要求に従い、第1のホームロケーションレジ
スタに第2のビジターロケーションレジスタへローミン
グしていることを書き込むと共に、第2のビジターロケ
ーションレジスタにローミング用電話番号と国際番号を
格納させる国際ローミング登録手段と、国際ローミング
登録手段による登録完了と第2国通信事業者移動通信網
で使用可能なアクセスコードをローミング移動機へ通知
する通知手段と、ローミング移動機からのアクセスコー
ドのダイアル入力により、第2国通信事業者移動通信網
の電話番号を一時的に取得して第2のホームロケーショ
ンレジスタに格納すると共に、第1のホームロケーショ
ンレジスタに格納する国際ローミング用電話番号格納手
段とを具備する構成としたものである。
【0009】この発明では、第1国通信事業者移動通信
網に加入しているローミング移動機が、自国である第1
国の通信事業者移動通信網から訪問国である第2国の通
信事業者移動通信網へ国際ローミングするときには、ロ
ーミング移動機からのビジター網交換機への位置登録要
求というローミング移動機(加入者)の意思により、第
2国通信事業者移動通信網の電話番号を一時的に取得し
て第2のホームロケーションレジスタに格納すると共
に、第1のホームロケーションレジスタに格納すること
ができる。また、この発明では、第1のホームロケーシ
ョンレジスタの内容は、第2国通信事業者移動通信網へ
国際ローミングしていることが書き込まれるだけで自国
の電話番号は同時に使用可能とされる。
【0010】また、上記の目的を達成するため、本発明
は、ビジター網交換機が、ローミング移動機が取得した
第2国通信事業者移動通信網の電話番号の解放要求をロ
ーミング移動機からダイアル入力されたときは、第2の
ホームロケーションレジスタへ解放要求をして、第2の
ホームロケーションレジスタに書き込まれている第2国
通信事業者移動通信網の電話番号を削除するレジスタ内
容削除手段を有し、第1のホームロケーションレジスタ
が、レジスタ内容削除手段による電話番号削除後に第2
のホームロケーションレジスタから入力される登録解放
要求に従い第1のホームロケーションレジスタに書き込
まれているローミング移動機の国際ローミング情報を削
除する削除手段を有する構成としたものである。
【0011】この発明では、第2のホームロケーション
レジスタに書き込まれている移動機の情報と取得した国
際ローミング用電話番号は、移動機から解放要求をダイ
アル入力したときに限り削除されるようにしたため、移
動機から解放要求をダイアル入力しない限り第2のホー
ムロケーションレジスタに書き込まれている情報を保持
することができる。
【0012】また、上記の目的を達成するため、本発明
は、第1国通信事業者移動通信網内に、第1のホームロ
ケーションレジスタと第1のビジターロケーションレジ
スタとを有するホーム網交換機と、第2国通信事業者の
第1の移動通信網内に、第2のホームロケーションレジ
スタと第2のビジターロケーションレジスタと国際ロー
ミング用リザーブ電話番号を有する第1のビジター網交
換機と、第2国通信事業者の第2の移動通信網内に、第
3のホームロケーションレジスタと第3のビジターロケ
ーションレジスタとを有する第2のビジター網交換機
と、第1国通信事業者移動通信網に加入しているローミ
ング移動機とからなり、ホーム網交換機、第1のビジタ
ー網交換機及び第2のビジター網交換機は通信回線で接
続され,第1乃至第3のホームロケーションレジスタと
第1乃至第3のビジターロケーションレジスタとがデー
タ回線で接続された国際ローミングシステムであって、
第1のビジター網交換機は、ローミング移動機が第1国
通信事業者移動通信網から第2国通信事業者の第1の移
動通信網へ国際ローミングするときの、ローミング移動
機からの第1のビジター網交換機への位置登録要求に従
い、第1のホームロケーションレジスタに第2のビジタ
ーロケーションレジスタへローミングしていることを書
き込むと共に、第2のビジターロケーションレジスタに
ローミング用電話番号と国際番号を格納させる第1の国
際ローミング登録手段と、第1の国際ローミング登録手
段による登録完了と第1の移動通信網で使用可能なアク
セスコードをローミング移動機へ通知する第1の通知手
段と、ローミング移動機からのアクセスコードのダイア
ル入力により、第2国通信事業者の第1の移動通信網の
電話番号を一時的に取得して第2のホームロケーション
レジスタに格納すると共に、第1のホームロケーション
レジスタに格納する第1の国際ローミング用電話番号格
納手段とを具備する構成としたものである。
【0013】この発明では、第1国通信事業者移動通信
網に加入しているローミング移動機が、自国である第1
国の通信事業者移動通信網から訪問国である第2国の第
1通信事業者移動通信網へ国際ローミングするときに
は、ローミング移動機からのビジター網交換機への位置
登録要求というローミング移動機(加入者)の意思によ
り、第2国の第1通信事業者移動通信網の電話番号を一
時的に取得して第2のホームロケーションレジスタに格
納すると共に、第1のホームロケーションレジスタに格
納することができる。
【0014】また、上記の目的を達成するため、本発明
は、第2のビジター網交換機を、第2国通信事業者の第
1の移動通信網の電話番号を取得しているローミング移
動機が、第2国通信事業者の第1の移動通信網から第2
国通信事業者の第2の移動通信網へ移動するときの、ロ
ーミング移動機からの第2のビジター網交換機への位置
登録要求に従い、第2のホームロケーションレジスタの
ローミング先情報を更新させると共に、第3のビジター
ロケーションレジスタにローミング用電話番号と国際番
号を格納させる第2の国際ローミング登録手段を更に有
する構成としたものである。
【0015】この発明では、第1国通信事業者移動通信
網に加入しているローミング移動機が、自国である第1
国の通信事業者移動通信網から訪問国である第2国の第
1の通信事業者移動通信網へ国際ローミングし、更に、
同じ第2国の異なる第2の通信事業者移動通信網へ国際
ローミングするときには、第1及び第2のホームロケー
ションレジスタと第3のビジターロケーションレジスタ
の計3箇所に移動機の情報を格納すると共に、第2のホ
ームロケーションレジスタに第2国の国際ローミング用
電話番号が格納させておくことができる。
【0016】更に、本発明は上記の目的を達成するた
め、第1国通信事業者移動通信網内に、第1のホームロ
ケーションレジスタと第1のビジターロケーションレジ
スタとを有するホーム網交換機と、第2国通信事業者移
動通信網内に、第2のホームロケーションレジスタと第
2のビジターロケーションレジスタを有する第1のビジ
ター網交換機と、第3国通信事業者移動通信網内に、第
3のホームロケーションレジスタと第3のビジターロケ
ーションレジスタと国際ローミング用リザーブ電話番号
を有する第2のビジター網交換機と、第1国通信事業者
移動通信網に加入しているローミング移動機とから少な
くとも構成されている国際ローミングシステムであっ
て、第2のビジター網交換機は、ローミング移動機が第
2国通信事業者移動通信網から第3国通信事業者移動通
信網へ移動した時に第1のホームロケーションレジスタ
へ位置登録要求を行う位置登録要求手段を備え、第1の
ホームロケーションレジスタは、位置登録要求手段によ
る位置登録要求時に、第2のホームロケーションレジス
タに格納された情報及び国際用ローミング電話番号の解
放要求を第2のホームロケーションレジスタに送信して
第2のホームロケーションレジスタに格納された情報及
び国際用ローミング電話番号を削除させる削除手段と、
削除手段による削除後に第2のビジター網交換機へ認証
要求を返送して、第2のビジター網交換機による第3の
ビジターロケーションレジスタへのローミング用電話番
号の格納を可能とする返送手段とを備える構成としたも
のである。
【0017】この発明では、第1国通信事業者移動通信
網に加入しているローミング移動機が、自国である第1
国の通信事業者移動通信網から訪問国である第2国通信
事業者移動通信網へ国際ローミングし、更に、異なる国
である第3国の通信事業者移動通信網へ移動したときに
は、それまでの訪問国であった第2国の第2のホームロ
ケーションレジスタに格納された情報及び国際用ローミ
ング電話番号を削除させ、現在の訪問国である第3国の
第2のビジター網交換機による第3のビジターロケーシ
ョンレジスタへのローミング用電話番号の格納を可能と
するようにしたため、過去の訪問国の国際ローミング用
電話番号は削除して常に現在の訪問国での国際ローミン
グ用電話番号のみを取得することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施の形態につ
いて図面と共に説明する。図1は本発明になる国際ロー
ミングシステムの一実施の形態のシステム構成図を示
す。同図において、A国通信事業者移動通信網内に、A
側ホームロケーションレジスタ(HLR)100と、A
側ビジターロケーションレジスタ(VLR)101とを
有するA側ホーム網交換機102と、B国通信事業者B
A移動通信網内に、BA側ホームロケーションレジスタ
200と、BA側ビジターロケーションレジスタ201
と国際ローミング用リザーブ電話番号203を有するB
A側ビジター網交換機202と、B国通信事業者BB移
動通信網内に、BB側ホームロケーションレジスタ30
0と、BB側ビジターロケーションレジスタ301とを
有するBB側ビジター網交換機302と、携帯電話加入
者(移動機)500とにより構成されている。
【0019】図1では移動機500は、A国通信事業者
からB国通信事業者BA移動通信網を経由してBB移動
通信網のサービスエリアへ国際ローミングしている事を
示している。また、A側ホーム網交換機102とBA側
ビジター網交換機202とBB側ビジター網交換機30
2間は、通信回線600で相互接続されている。また、
A側ホーム網交換機102、A側ホームロケーションレ
ジスタ100、A側ビジターロケーションレジスタ10
1、BA側ビジター網交換機202、BA側ホームロケ
ーションレジスタ200、BA側ビジターロケーション
レジスタ201、BB側ビジター網交換機302、BB
側ホームロケーションレジスタ300、及びBB側ビジ
ターロケーションレジスタ301は、相互にデータ回線
400により接続されている。なお、国際ローミング用
リザーブ電話番号203は、BA側ホームロケーション
レジスタ200に直接接続されている。
【0020】次に、図1の実施の形態の動作について、
図2乃至図5のシーケンス図を併せ参照して詳細に説明
する。まず、図1の移動機500がA国通信事業者移動
通信網からB国通信事業者BA移動通信網へ国際ローミ
ングする場合の一般的な例を図2を使って説明する。
【0021】まず、移動機500がA国通信事業者移動
通信網からBA側ビジター網交換機202に位置登録要
求を行うと(ステップ10)、BA側ビジター網交換機
202がデータ回線400を通じてA側ホームロケーシ
ョンレジスタ100へ認証情報を要求する(ステップ1
1)。これにより、A側ホームロケーションレジスタ1
00がデータ回線400を通じてBA側ビジター網交換
機202に認証情報応答を行い(ステップ12)、この
応答を待ってBA側ビジター網交換機202がローミン
グ移動機500へ認証要求を行う(ステップ13)。移
動機500は、この認証要求を受信すると、BA側ビジ
ター網交換機202へ認証応答を行う(ステップ1
4)。
【0022】BA側ビジター網交換機202は移動機5
00からの認証応答の認証チェックを行い(ステップ1
5)、認証OKのときにはデータ回線400を通じてA
側ホームロケーションレジスタ100へ位置登録要求を
行う(ステップ16)。これにより、A側ホームロケー
ションレジスタ100はローミング先情報を更新した後
(ステップ17)、位置登録要求をBA側ビジター網交
換機202へ行う(ステップ18)。この位置登録要求
により、BA側ビジター網交換機202は、BA側ビジ
ターロケーションレジスタ201にローミング書き込み
要求を行って(ステップ19)、ローミング用電話番号
と国際番号を格納する(ステップ20)。
【0023】BA側ビジターロケーションレジスタ20
1は、ローミング書き込みを終了すると、ローミング書
き込みOKをBA側ビジター網交換機202に行い(ス
テップ21)、BA側ビジター網交換機202が移動機
500に対して位置登録受付を行う(ステップ22)。
【0024】この移動機500がA国通信事業者移動通
信網からB国通信事業者BA移動通信網へ国際ローミン
グする動作自体は一般的であるが、ここでの大事なポイ
ントは国際ローミングが完了した時点で、A側ホームロ
ケーションレジスタ100内にどこへローミングしてい
るか(BA側ビジターロケーションレジスタ201へロ
ーミングしていること)が書き込まれており、BA側ビ
ジターロケーションレジスタ201には移動機500に
関する情報がA側ホームロケーションレジスタ100か
ら一時にコピーされて格納されているという点である。
【0025】しかし、この時点では移動機500は、A
国移動通信網用の携帯電話番号しかもっておらず、B国
BA移動通信網内から電話する場合でも、A国移動通信
網用の携帯電話番号をダイアルしなければいけなかっ
た。そこで、この実施の形態では,上記の既存の国際ロ
ーミング完了後に、図3のシーケンス図に従って、移動
機500からの要求によりB国国際ローミング用携帯電
話番号を一時的に取得する。
【0026】すなわち、図3に示すように、図2と共に
説明した既存の国際ローミング完了後に、BA側ビジタ
ー網交換機202からショートメッセージが移動機50
0に送信され(ステップ23)、このB国BA移動通信
網で使用できる携帯電話番号取得用アクセスコードを移
動機500へ通知してくる。それを受けた移動機500
は、指定されたアクセスコードをダイアルする(ステッ
プ24)ことにより、BA側ビジター網交換機202
は、国際ローミング用電話番号(DN)の取得要求をB
A側ホームロケーションレジスタ200に要求する(ス
テップ25)。
【0027】BA側ホームロケーションレジスタ200
はこのDN取得要求を受けると、BA側ビジターロケー
ションレジスタ201へ移動機500の関連データを読
み出すための加入者情報要求を出力し(ステップ2
6)、BA側ビジターロケーションレジスタ201は、
その移動機500の関連データを読み出して返信後、そ
の情報をロケーションレジスタ内から削除する(ステッ
プ27)。
【0028】BA側ホームロケーションレジスタ200
は、移動機500の関連データがBA側ビジターロケー
ションレジスタ201から入力されるのを待ってから、
国際ローミング用電話番号を国際ローミング用リザーブ
電話番号203内から取得し、BA側ホームロケーショ
ンレジスタ200内に書き込む(ステップ28)。
【0029】その後、BA側ホームロケーションレジス
タ200は、A側ホームロケーションレジスタ100へ
新しく取得したB国BA移動通信網の国際ローミング用
携帯電話番号を通知するため、DN登録要求を送信する
(ステップ29)。A側ホームロケーションレジスタ1
00は、ローミング先DN登録を行ってから(ステップ
30)、DN登録の応答をBA側ホームロケーションレ
ジスタ200へ行う(ステップ31)。これにより、B
A側ホームロケーションレジスタ200は、BA側ビジ
ター網交換機202へDN取得完了通知を返送し(ステ
ップ32)、取得されたDNが移動機500へ通知され
る(ステップ33)。移動機500は今後B国内に居る
間、この電話番号を着信電話番号として使うことができ
る。
【0030】次に、図4を参照して図3で取得したB国
国際ローミング用携帯電話番号の解放シーケンスを説明
する。図4に示すように、B国BA移動通信網内に在圏
している移動機500がDN解放をダイアルする(ステ
ップ34)ことにより、BA側ビジター網交換機202
は、国際ローミング用電話番号(DN)の解放要求をB
A側ホームロケーションレジスタ200に要求する(ス
テップ35)。
【0031】BA側ホームロケーションレジスタ200
はこのDN解放要求を受けると、DNを解放し、ホーム
レジスタを解放した後(ステップ36)、DN登録解放
要求をA側ホームロケーションレジスタ100にデータ
回線400を通じて送信する(ステップ37)。A側ホ
ームロケーションレジスタ100は、ローミング先DN
登録解放を行ってから(ステップ38)、DN登録解除
の応答をBA側ホームロケーションレジスタ200へ行
う(ステップ39)。これにより、BA側ホームロケー
ションレジスタ200は、BA側ビジター網交換機20
2へDN解放応答を返送し(ステップ40)、DN登録
解放が移動機500へ通知される(ステップ41)。
【0032】このように、移動機500がDN解放をダ
イアルすると、DN解放と同時にBA側ホームロケーシ
ョンレジスタ200内に登録されていたローミング移動
機500の内容を全て消し、DNも解放し、A側ホーム
ロケーションレジスタ200内に書き込まれていた内容
(国際ローミングしていることも)を消し去ることで国
際ローミングする前の状態へ持っていき、必要なら再度
既存の国際ローミング登録手順(図2)を起動する。
【0033】最後に、移動機500がB国のBA側移動
通信網国際ローミング用携帯電話番号をもったまま、B
国BB移動通信網へローミングした場合を、図5のシー
ケンス図を参照して説明する。
【0034】まず、移動機500がBA側移動通信網か
らBB側ビジター網交換機302に位置登録要求を行う
と(ステップ42)、BB側ビジター網交換機302が
データ回線400を通じてBA側ホームロケーションレ
ジスタ200へ認証情報を要求する(ステップ43)。
これにより、BA側ホームロケーションレジスタ200
がデータ回線400を通じてBB側ビジター網交換機3
02に認証情報応答を行い(ステップ44)、この応答
を待ってBB側ビジター網交換機302がローミング移
動機500へ認証要求を行う(ステップ45)。移動機
500は、この認証要求を受信すると、BB側ビジター
網交換機302へ認証応答を行う(ステップ46)。
【0035】BB側ビジター網交換機302は移動機5
00からの認証応答の認証チェックを行い(ステップ4
7)、認証OKのときにはデータ回線400を通じてB
側ホームロケーションレジスタ200へ位置登録要求を
行う(ステップ48)。これにより、B側ホームロケー
ションレジスタ200はローミング先情報を更新した後
(ステップ49)、位置登録要求をBB側ビジター網交
換機302へ行う(ステップ50)。この位置登録要求
により、BB側ビジター網交換機302は、BB側ビジ
ターロケーションレジスタ301にローミング書き込み
要求を行って(ステップ51)、ローミング用電話番号
と国際番号を格納する(ステップ52)。
【0036】BB側ビジターロケーションレジスタ30
1は、ローミング書き込みを終了すると、ローミング書
き込みOKをBB側ビジター網交換機302に行い(ス
テップ53)、BB側ビジター網交換機302が移動機
500に対して位置登録受付を行う(ステップ54)。
【0037】この移動機500がB国のBA側移動通信
網国際ローミング用携帯電話番号をもったまま、B国B
B移動通信網へローミングした場合の動作は、図2と共
に説明した移動機500がA国通信事業者移動通信網か
らB国通信事業者BA移動通信網へ国際ローミングする
動作とあまり変わらないが、重要な事はA側ホームロケ
ーションレジスタ100とBA側ホームロケーションレ
ジスタ200とBB側ビジターロケーションレジスタ3
01の3カ所に移動機500のデータを持っており、B
国内ではBA側ホームロケーションレジスタ200がB
国国際ローミング用携帯電話番号を持っているというこ
とである。
【0038】従って、本実施の形態によれば,自国であ
るA国の通信事業者移動通信網に加入している携帯電話
加入者(移動機500)が、訪問国であるB国の通信事
業者のBA移動通信網へ移動しBA側ビジターロケーシ
ョンレジスタ201に登録された時、携帯電話加入者の
求めにより特別なアクセスコードをダイアルする事によ
り、予めこのサービスのために確保されていたBA移動
通信網用携帯電話番号を国際ローミング用リザーブ電話
番号203より選び、移動してきた移動機500に割り
振り、BA側ホームロケーションレジスタ200内に記
録し使用可能にする。
【0039】これにより、この実施の形態では、B国に
滞在している限り、又は移動機500の携帯電話加入者
が望む内(国際ローミング用電話番号を解放要求しない
内)は、このB国内で国際ローミング用電話番号を着信
電話番号として使用できる。このようにして、現在使用
している移動機500(携帯電話)を自国から海外へ持
ち出した時、海外の訪問国の電話番号を一時的に移動機
500に割り当てることができ、このことから訪問先の
B国内の携帯電話通話として利用できる。
【0040】また、本実施の形態によれば、A国内のA
側ホームロケーションレジスタ100の内容(B国BA
移動通信網へ国際ローミングしている事)を変更してい
ないため、A国の携帯電話番号も同時に使用できるた
め、A国の人からの電話も元の電話番号でかけることが
できる。
【0041】更に,本実施の形態によれば、BA側ホー
ムロケーションレジスタ200に移動機500の情報と
取得した国際ローミング用携帯電話番号と共に格納され
ており、携帯電話加入者が望まない限り解放されないた
め、B国内で他事業者のBB側移動通信網へ移動したと
きに携帯電話所有者の意志が無い限り、B国で取得した
電話番号が変わらないで使用できる。
【0042】次に、本発明の他の実施の形態について説
明する。A国携帯電話機が、B国BA移動通信網で国際
ローミング用の電話番号を取得し、BB移動通信網へ移
動して行った後、さらに第3のC国へ移動した場合の事
を考えてみる。
【0043】移動機がC国へ移動した場合、C国のビジ
ター網交換機はA側ホームロケーションレジスタへ位置
登録要求を行うが、A側ホームロケーションレジスタは
移動機がB国BA移動通信網用国際ローミング用電話番
号を持っている事を知っているので、BA側ホームロケ
ーションデータおよび国際ローミング用電話番号解放要
求を出し、それらの解放完了後、位置登録承認要求をC
国のビジター網交換機へ返送する。
【0044】このように、本実施の形態によれば、訪問
した国の(国内)電話番号を使って携帯電話が使用でき
ることにあり、沢山の国々の電話番号を同時に持つ事は
無い。もし、BA側ホームロケーションレジスタを解放
しないで、C国でも国際ローミング用携帯電話番号を取
得すると、1つの携帯電話機が3個のホームロケーショ
ンレジスタ内に3個のそれぞれの国の携帯電話番号を同
時に持つ事になり、その国へ戻らない限り携帯電話機か
ら解放要求出せないのでどんどん貯まっていってしま
い、資源の無駄使いになってしまう。これに対し、上述
したように、本実施の形態によれば、沢山の国々の電話
番号を同時に持つ事は無いようにしているので、上記の
資源の無駄使いを防止できる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
第1国通信事業者移動通信網に加入しているローミング
移動機が、自国である第1国の通信事業者移動通信網か
ら訪問国である第2国の通信事業者移動通信網へ国際ロ
ーミングするときには、ローミング移動機からのビジタ
ー網交換機への位置登録要求というローミング移動機
(加入者)の意思により、第2国通信事業者移動通信網
の電話番号を一時的に取得して第2のホームロケーショ
ンレジスタに格納すると共に、第1のホームロケーショ
ンレジスタに格納することにより、訪問国(第2国)の
移動通信網の電話番号を取得できるので、訪問国(第2
国)の国内の他の人からの電話が国内電話として簡単に
できる。
【0046】また、本発明によれば、第1のホームロケ
ーションレジスタの内容は、第2国通信事業者移動通信
網へ国際ローミングしていることが書き込まれるだけで
自国の電話番号は同時に使用可能とされるため、自国
(第1国)の移動通信網の電話も元の電話番号でかける
ことができる。
【0047】更に、本発明によれば、訪問国の第2国通
信事業者移動通信網の第2のホームロケーションレジス
タに、移動機の情報と取得した国際ローミング用電話番
号とが格納されており、移動機の電話加入者が望まない
限りその電話番号が解放されないため、訪問国の国内で
他事業者へ移動したときに、電話加入者の意志が無い限
り、訪問国で取得した電話番号が変わらないで使用でき
る。
【0048】また、更に、本発明によれば、第1国通信
事業者移動通信網に加入しているローミング移動機が、
自国である第1国の通信事業者移動通信網から訪問国で
ある第2国通信事業者移動通信網へ国際ローミングし、
更に、異なる国である第3国の通信事業者移動通信網へ
移動したときには、それまでの訪問国であった第2国の
第2のホームロケーションレジスタに格納された情報及
び国際用ローミング電話番号を削除させ、現在の訪問国
である第3国の第2のビジター網交換機による第3のビ
ジターロケーションレジスタへのローミング用電話番号
の格納を可能とすることで、常に現在の訪問国での国際
ローミング用電話番号のみを取得するようにしたため、
過去の訪問国に戻って電話番号の解放要求をしなくても
自動的に過去の訪問国で取得した電話番号を解放するこ
とができ、資源の無駄使いを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の国際ローミングシステムの一実施の形
態のシステム構成図である。
【図2】本発明の国際ローミング登録手順を示す図であ
る。
【図3】図1のB国BA移動網電話番号取得シーケンス
を示す図である。
【図4】図1のB国BA移動網電話番号解放シーケンス
を示す図である。
【図5】図1のB国内BA移動通信網からBB移動通信
網へのローミング時のシーケンス図である。
【図6】従来の国際ローミングシステムの一例の説明図
である。
【符号の説明】
100 A側ホームロケーションレジスタ 101 A側ビジターロケーションレジスタ 102 A側ホーム網交換機 200 BA側ホームロケーションレジスタ 201 BA側ビジターロケーションレジスタ 202 BA側ビジター網交換機 203 国際ローミング用リザーブ電話番号 300 BB側ホームロケーションレジスタ 301 BB側ビジターロケーションレジスタ 302 BB側ビジター網交換機 400 データ回線 500 ローミング移動機 600 通信回線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K051 AA01 AA08 BB01 CC06 CC07 DD01 DD15 EE01 EE02 FF01 FF11 FF16 GG01 HH12 HH15 HH18 HH26 JJ04 KK01 5K067 AA34 BB04 DD11 DD16 DD20 DD57 EE02 EE16 FF07 GG11 HH23

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1国通信事業者移動通信網内に、第1
    のホームロケーションレジスタと第1のビジターロケー
    ションレジスタとを有するホーム網交換機と、 第2国通信事業者移動通信網内に、第2のホームロケー
    ションレジスタと第2のビジターロケーションレジスタ
    と国際ローミング用リザーブ電話番号を有するビジター
    網交換機と、 前記第1国通信事業者移動通信網に加入しているローミ
    ング移動機とから少なくとも構成されており、前記ホー
    ム網交換機と前記ビジター網交換機は通信回線で接続さ
    れ,前記第1及び第2のホームロケーションレジスタと
    前記第1及び第2のビジターロケーションレジスタとが
    データ回線で接続された国際ローミングシステムであっ
    て、 前記ビジター網交換機は、前記ローミング移動機が第1
    国通信事業者移動通信網から第2国通信事業者移動通信
    網へ国際ローミングするときの、前記ローミング移動機
    からの前記ビジター網交換機への位置登録要求に従い、
    前記第1のホームロケーションレジスタに前記第2のビ
    ジターロケーションレジスタへローミングしていること
    を書き込むと共に、前記第2のビジターロケーションレ
    ジスタにローミング用電話番号と国際番号を格納させる
    国際ローミング登録手段と、該国際ローミング登録手段
    による登録完了と該第2国通信事業者移動通信網で使用
    可能なアクセスコードを前記ローミング移動機へ通知す
    る通知手段と、前記ローミング移動機からの前記アクセ
    スコードのダイアル入力により、前記第2国通信事業者
    移動通信網の電話番号を一時的に取得して前記第2のホ
    ームロケーションレジスタに格納すると共に、前記第1
    のホームロケーションレジスタに格納する国際ローミン
    グ用電話番号格納手段とを具備することを特徴とする国
    際ローミングシステム。
  2. 【請求項2】 前記国際ローミング用電話番号格納手段
    は、前記ローミング移動機からの前記アクセスコードの
    ダイアル入力により、前記第2国通信事業者移動通信網
    の電話番号の取得要求を前記第2のホームロケーション
    レジスタへ要求するDN取得要求手段と、該電話番号の
    取得要求に従い、前記第2のホームロケーションレジス
    タに前記第2国通信事業者移動通信網の電話番号を格納
    させると共に、前記第1のホームロケーションレジスタ
    にローミング先の電話番号を登録させる電話番号登録手
    段とよりなることを特徴とする請求項1記載の国際ロー
    ミングシステム。
  3. 【請求項3】 前記ビジター網交換機は、前記ローミン
    グ移動機が取得した前記第2国通信事業者移動通信網の
    電話番号の解放要求を該ローミング移動機からダイアル
    入力されたときは、前記第2のホームロケーションレジ
    スタへ解放要求をして、該第2のホームロケーションレ
    ジスタに書き込まれている前記第2国通信事業者移動通
    信網の電話番号を削除するレジスタ内容削除手段を有
    し、前記第1のホームロケーションレジスタは、前記レ
    ジスタ内容削除手段による電話番号削除後に前記第2の
    ホームロケーションレジスタから入力される登録解放要
    求に従い該第1のホームロケーションレジスタに書き込
    まれている前記ローミング移動機の国際ローミング情報
    を削除する削除手段を有することを特徴とする請求項1
    記載の国際ローミングシステム。
  4. 【請求項4】 第1国通信事業者移動通信網内に、第1
    のホームロケーションレジスタと第1のビジターロケー
    ションレジスタとを有するホーム網交換機と、 第2国通信事業者の第1の移動通信網内に、第2のホー
    ムロケーションレジスタと第2のビジターロケーション
    レジスタと国際ローミング用リザーブ電話番号を有する
    第1のビジター網交換機と、 第2国通信事業者の第2の移動通信網内に、第3のホー
    ムロケーションレジスタと第3のビジターロケーション
    レジスタとを有する第2のビジター網交換機と、 前記第1国通信事業者移動通信網に加入しているローミ
    ング移動機とからなり、前記ホーム網交換機、前記第1
    のビジター網交換機及び前記第2のビジター網交換機は
    通信回線で接続され,前記第1乃至第3のホームロケー
    ションレジスタと前記第1乃至第3のビジターロケーシ
    ョンレジスタとがデータ回線で接続された国際ローミン
    グシステムであって、 前記第1のビジター網交換機は、前記ローミング移動機
    が第1国通信事業者移動通信網から第2国通信事業者の
    第1の移動通信網へ国際ローミングするときの、前記ロ
    ーミング移動機からの前記第1のビジター網交換機への
    位置登録要求に従い、前記第1のホームロケーションレ
    ジスタに前記第2のビジターロケーションレジスタへロ
    ーミングしていることを書き込むと共に、前記第2のビ
    ジターロケーションレジスタにローミング用電話番号と
    国際番号を格納させる第1の国際ローミング登録手段
    と、該第1の国際ローミング登録手段による登録完了と
    該第1の移動通信網で使用可能なアクセスコードを前記
    ローミング移動機へ通知する第1の通知手段と、前記ロ
    ーミング移動機からの前記アクセスコードのダイアル入
    力により、前記第2国通信事業者の第1の移動通信網の
    電話番号を一時的に取得して前記第2のホームロケーシ
    ョンレジスタに格納すると共に、前記第1のホームロケ
    ーションレジスタに格納する第1の国際ローミング用電
    話番号格納手段とを具備することを特徴とする国際ロー
    ミングシステム。
  5. 【請求項5】 前記第1の国際ローミング用電話番号格
    納手段は、前記ローミング移動機からの前記アクセスコ
    ードのダイアル入力により、前記第2国通信事業者の第
    1の移動通信網の電話番号の取得要求を前記第2のホー
    ムロケーションレジスタへ要求するDN取得要求手段
    と、該電話番号の取得要求に従い、前記第2のホームロ
    ケーションレジスタに前記第2国通信事業者の第1の移
    動通信網の電話番号を格納させると共に、前記第1のホ
    ームロケーションレジスタにローミング先の電話番号を
    登録させる電話番号登録手段とよりなることを特徴とす
    る請求項4記載の国際ローミングシステム。
  6. 【請求項6】 前記第2のビジター網交換機は、前記第
    2国通信事業者の第1の移動通信網の電話番号を取得し
    ている前記ローミング移動機が、前記第2国通信事業者
    の第1の移動通信網から前記第2国通信事業者の第2の
    移動通信網へ移動するときの、前記ローミング移動機か
    らの前記第2のビジター網交換機への位置登録要求に従
    い、前記第2のホームロケーションレジスタのローミン
    グ先情報を更新させると共に、前記第3のビジターロケ
    ーションレジスタにローミング用電話番号と国際番号を
    格納させる第2の国際ローミング登録手段を更に有する
    ことを特徴とする請求項4記載の国際ローミングシステ
    ム。
  7. 【請求項7】 第1国通信事業者移動通信網内に、第1
    のホームロケーションレジスタと第1のビジターロケー
    ションレジスタとを有するホーム網交換機と、 第2国通信事業者移動通信網内に、第2のホームロケー
    ションレジスタと第2のビジターロケーションレジスタ
    を有する第1のビジター網交換機と、 第3国通信事業者移動通信網内に、第3のホームロケー
    ションレジスタと第3のビジターロケーションレジスタ
    と国際ローミング用リザーブ電話番号を有する第2のビ
    ジター網交換機と、 前記第1国通信事業者移動通信網に加入しているローミ
    ング移動機とから少なくとも構成されており、前記ホー
    ム網交換機と前記第1及び第2のビジター網交換機は通
    信回線で接続され,前記第1乃至第3のホームロケーシ
    ョンレジスタと前記第1乃至第3のビジターロケーショ
    ンレジスタとがデータ回線で接続された国際ローミング
    システムであって、 前記第1のビジター網交換機は、前記ローミング移動機
    が前記第1国通信事業者移動通信網から前記第2国通信
    事業者移動通信網へ国際ローミングするときの、前記ロ
    ーミング移動機からの前記第1のビジター網交換機への
    位置登録要求に従い、前記第1のホームロケーションレ
    ジスタに前記第2のビジターロケーションレジスタへロ
    ーミングしていることを書き込むと共に、前記第2のビ
    ジターロケーションレジスタにローミング用電話番号と
    国際番号を格納させる国際ローミング登録手段と、該国
    際ローミング登録手段による登録完了と該第2国通信事
    業者移動通信網で使用可能なアクセスコードを前記ロー
    ミング移動機へ通知する通知手段と、前記ローミング移
    動機からの前記アクセスコードのダイアル入力により、
    前記第2国通信事業者移動通信網の電話番号を一時的に
    取得して前記第2のホームロケーションレジスタに格納
    すると共に、前記第1のホームロケーションレジスタに
    格納する国際ローミング用電話番号格納手段とを具備
    し、 前記第2のビジター網交換機は、前記ローミング移動機
    が前記第2国通信事業者移動通信網から前記第3国通信
    事業者移動通信網へ移動した時に前記第1のホームロケ
    ーションレジスタへ位置登録要求を行う位置登録要求手
    段を備え、前記第1のホームロケーションレジスタは、
    前記位置登録要求手段による位置登録要求時は、前記第
    2のホームロケーションレジスタに格納された情報及び
    国際用ローミング電話番号の解放要求を該第2のホーム
    ロケーションレジスタに送信して該第2のホームロケー
    ションレジスタに格納された情報及び国際用ローミング
    電話番号を削除させる削除手段と、該削除手段による削
    除後に前記第2のビジター網交換機へ認証要求を返送し
    て、該第2のビジター網交換機による前記第3のビジタ
    ーロケーションレジスタへのローミング用電話番号の格
    納を可能とする返送手段とを備えることを特徴とする国
    際ローミングシステム。
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