JPH08500794A - 海上で遭難したタンカーのタンクを緊急に空にする装置および方法 - Google Patents

海上で遭難したタンカーのタンクを緊急に空にする装置および方法

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JPH08500794A JP7502312A JP50231295A JPH08500794A JP H08500794 A JPH08500794 A JP H08500794A JP 7502312 A JP7502312 A JP 7502312A JP 50231295 A JP50231295 A JP 50231295A JP H08500794 A JPH08500794 A JP H08500794A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は船舶、特に対応した装置の技術分野に関し、事故が発生した状況において船の側部を開口し、そして操作用ロープ、独立したエネルギ源を有するホース駆動装置およびエアバッグを備えたコイル状に巻かれた二重壁を有する可撓性ホースが船の側部とタンクとの間に配置されるように連結ホースを設けることによりタンカーを緊急に空にする装置および方法を記載したものである。事故発生後に爆発力によりはずすことができるハッチカバーがこれらの位置に設けられる。船の側部がこの方法で開口された後、ホースが魚雷のように外海に向かって発進され、そしてホースの端部および操作用ロープがエアバッグの作用により水面まで運ばれ、水面からホース/ロープが容易に拾い上げられ、ホースがタンクと連結される。すべての必要な指令は遠隔無線制御により実行される。タンカーの貨物は主として圧縮空気により二重壁を有するホースを経て排出される。

Description

【発明の詳細な説明】 海上で遭難したタンカーのタンクを緊急に空にする装置および方法技術分野 本発明は船舶、特に直接関係のある装置の技術的な分野に関し、そしてこの点 について事故の場合に遭難した船のタンクに近い船の側部に開口部および連結ホ ースを設け、これらの開口部およびホースを通して輸送される商品、危険な液体 、特に原油、燃料、化学製品を該タンカーから除去することができるようにタン クを緊急に空にする装置および方法に関する。従来技術 タンカー事故に関する現在の知識および技術により必要な排出および/または 緊急に空にする作業が下記の条件のうちの少なくとも一つが満たされることによ り左右されることが一般に知られている。 −関連する船は依然として少なくとも部分的に操縦可能でなければならない。 −乗組員は必要な措置をとるために船内にいなければならない。 −その船は船内の装置、例えば、ポンプ、ドリル、クレーンブームおよび施設ま たはウインチのための動力源を依然として有し、かつこれらの装置が機能可能な 状態で自由に使用可能でなければならない。 ドイツ実用新案第10090.5号明細書には、もしも爆発のおそれが少なけ れば、タンクを緊急に空にするためにタンカーの側部に穴をあける装置が開示さ れている。このために、同様な容量のタンカーを遭難したタンカーに横付けし、 二隻の船を繋留索、フェンダおよび隔離装置により相互に繋留することが必要で ある。船の側部に穴をあけることは特にこのような事故の場合に利用できる時間 の枠を考慮するとあまりにも複雑すぎ、この時間の枠はしばしばこの技術的な解 決方法により克服することができない制約を克服するための重要な要素である。 同様に、遭難した船がおそらくはもはや必要な安定性を有していないので、二隻 のタンカーをこの方法で相互に繋留することは殆ど不可能である。遭難した船の エネルギ源が完全に破壊、故障している場合には、もしも二隻の船の間にホース による連結を確立することが実際に可能であっても多数のホースを配置すること はもはや不可能である。ドイツ特許公開第29 16 489号明細書に記載の 遭難したタンカーの荷を軽くするために油を引き取る装置は各々が注入ライン、 操作用ラインまたは曳航索または注入装置を備えた数本のホースからなっている 。注入ラインおよび操作用ロープを備えた前記ホースは船のデッキ上の好適な斜 面上にリールに巻き取られた状態で配置される。事故の場合には、前記ホースが リールからくりひろげられ、水面に降ろされ、油が注入される。くりひろげられ たホースの中に所要量の油を注入するためにかなりの時間が必要である以外に、 これらの装置を船のデッキ上に配置するために非常に大きいスペースが必要であ る。そのうえ、この技術的な解決方法はもしもタンカー上のエネルギ源が事故の 間に完全に破壊していれば、もはや目的をはたすことができない。ドイツ特許公 開第30 26 836号明細書には、可撓性ホースを使用しかつ陸上の定置プ ラントの形態を有するタンカーに液体を移送しかつタンカーから液体を移送する 装置が開示されている。ドイツ実用新案第78 03 631号明細書にも記載 されたこのような技術的な解決方法は事故の状況で海上のタンカーを空にするた めに不適当である。ドイツ特許第37 25 307号明細書には、硬質の配管 および関節連結された複数本の硬質の管の封入成形(encapsulatio n)が記載されている。しかしながら、この装置は海底管に関し、海底管を漏洩 から保護するために意図されている。発明の説明 本発明の目的は事故発生後に遭難した船に人々が乗らず、かつ任意の種類の補 助タンカー、アイランドまたは施設を遭難船に繋留する必要なく、または遭難船 に極めて近い箇所に行く必要なく、タンカーを緊急に空にすることができる装置 および方法を考案することにある。この目的は前記の装置により以下述べるよう に達成される。船のすべてのタンクは圧縮ガスシリンダを備えかつ相互に連絡し ている。相互に連絡した配管には、遠隔制御される弁が設けられている。通常時 、カバーにより水密に閉ざされているハッチが好ましくは各々のタンクにおいて 船の側部のキール線よりも下方に配置され、前記カバーは無線遠隔制御により作 動する開錠ピンと、偏心して配置されたピボット継手とを有している。リール上 に 巻かれ、すなわち、ジグザグに配置されたホースがタンクとハッチカバーとの間 またはタンク自体の間の内側空間内で連結され、前記ホースの各々は一つのタン クと恒久的に連結されかつホースの他方の端部においてホースカップリング、ホ ース推進装置およびエアバッグを備え、かつホースの全長にわたって平行に延び る操作用ラインを備えている。また、その代わりに、操作用ラインを別個のドラ ム上に巻き取ることができる。すべての弁駆動装置、ハッチ開錠装置ならびにホ ースおよび操作用ロープ駆動装置は相互に独立した外部エネルギ源と接続されて いる。これらの外部エネルギ源は船の通常の運航の間に常に十分に充電される。 独特の別個の無線信号周波数(coded radio frequency) が種々の駆動装置の各々の別個の機能に割り当てられている。船内の中央受信ス テーションを有する並列の配線装置がすべての無線指令を別個の駆動装置に中継 するために設けられている。事故発生時にウインチ、ポンプ、圧縮機を備えたカ タパルトで発進されるボート、救命いかだおよび頂部において空気を通すことが できる膨脹可能な恒久的に錨で固定可能な可撓性ポンツーンタンクまたは気球を タンカーに設けることができる。これらのタンクは好ましくは誘導作用に基づい て動作しかつ高周波電磁波、すなわち、蓄電池または発電機からエネルギが供給 されるマイクロ波の既知の作用を利用する加熱装置を備えている。このために、 輸送される商品を比較的に短い時間内で容易にポンプ輸送可能である。タンクを 相互に連絡する配管内の弁およびハッチの無線遠隔制御される開錠ピンは電機機 械式、電空式、電気液圧式および/または爆発駆動装置および/またはトリップ 装置を備えている。弾性材料からなるホースは体積および直径が膨脹可能であり かつ二重壁を有し、内側ホースが輸送される商品をマイクロ波により加熱して、 商品のポンプ輸送可能性を維持する金網、ブレードまたはネットを備えかつ約3 00メートルの長さを有している。ホースの両方の壁部は輸送される商品のポン プ輸送可能性を維持する作用をもする外側および内側に作用する熱反射/絶縁層 を有している。ホースの操作用ラインもまた約300メートルの長さを有しかつ 高力材料、好ましくは、ナイロンからなり、または薄いスチールロープの形態を 有している。操作用ロープの両端には、ガスカートリッジにより駆動される発射 体および無線制御により膨脹可能なエアバッグが設けられている。弁駆動装置お よびハッチ開錠装置のための外部エネルギ源は蓄電池またはガスカートリッジの 形態を有し、かつホースおよび操作用ロープ駆動装置のための外部エネルギ源は ガスカートリッジの形態を有し、すべての駆動装置自体および駆動装置における 無線受信装置は蓄電池エネルギ供給装置の場合には別個の配線回路網により接続 されている。 上記の方法により、本発明の目的はこの目的のために好適な位置に配置されか つ無線信号により開錠ピンをハッチ開錠装置により作動することにより開かれる ハッチにより達成される。操作用ラインを備えたホースまたは操作用ラインが単 独でハッチの開放後に同様に無線信号により作動するそれらのホース駆動装置に より、またはガスカートリッジにより外海中に推進され、それにより船上のドラ ムからくりひろげられる。これらのホースまたは操作用ラインが船体から十分に 遠い距離に達した後、ホースおよび/または操作用ラインの端部に取り付けられ たエアバッグに無線制御によりガスが満たされ、それによりカップリング装置を 備えたホース端部または操作用ラインが単独で水面まで運ばれる。ホースは補助 タンカー、補助プラットホーム、またはアイランド、または任意のその他の種類 の施設の海難救助クルーにより操作用ラインを使用して回収され、そしてタンク と接続され、またはもしもタンクが容易に利用できなければ、一時的な貯蔵装置 、例えば、ポンツーンタンクまたは気球と接続される。二重壁ホースは海難救助 装置上の圧縮機により外側室に圧縮空気を送入することにより予め規定された直 径までふくらまされる。遭難したタンカーの所定位置における相互に連絡したタ ンクを最適に空にすることを可能にする配管内の弁はさらに一つの無線信号によ り作動する弁駆動装置により開かれる。圧縮空気が海難救助装置上で作動する圧 縮機によりホースの外側ホース室を経てタンクの中に押し込まれ、またはガスが 関連したタンクに取り付けられた圧縮ガスシリンダによりタンクの中に押し込ま れる。圧縮空気またはガスは海難救助装置の三方弁およびポンプと共に加熱され たタンク内容液をホースの内側ホース室を通して海難救助タンクまたは一時的な 貯蔵装置の中に押し込む。ポンプ排出の間、水面内に浸漬されたホースの深さが タンク内容液が流れる内側ホース室の重量と流れる圧縮空気で満たされる外側ホ ース室の浮力との釣合いを変更することにより海の状態に適合するように調節さ れ、 そして取り扱われる商品がマイクロ波暴露により好適な温度に保持される。本発 明による解決方法は以下の有利な作用、効果を特徴とするものである。遭難した タンカーの機械装置およびエネルギ供給システムはしばしば破壊または故障して いる。本発明により指定された開放装置および駆動装置のエネルギ貯蔵器および 無線受信プラントが通常の運転中に恒久的に充電される状態に保たれるので、タ ンカーの無線遠隔制御による操縦を行うことができ、かつ接続および移送システ ムを遭難したタンカーから補助施設に運搬することができる。この補助施設は接 続および移送システムを容易に拾い上げ、それらを接続しかつ使用してタンカー から内容液をポンプで輸送すると共に、ポンプによる輸送の間にホースを安定さ せることができる。それゆえに、海難救助前に遭難した船に人員、クルーまたは 装置を最初に移送することが不必要であり、そしてさらに重要なことは危険な液 体貨物を移送することが不必要であることである。海難救助クルーに対する危険 が少ないことは同時に労務費の節減を意味する。本発明により提供された解決方 法が大規模の環境破壊、特に油の汚染による損傷ならびに植物相(flora) および動物相(fauna)の損傷を十分に阻止し、かつ船の貨物が完全な状態 に保たれ、従って、天然資源がより良好に使用され、またはより集中的に使用さ れなくなるので、生態学的な利点が極めて重要である。海上、海岸および動物の 高価な掃除作業が不必要である。その結果、保険会社にとって補償金を支払う必 要がなく、その結果保険料が減少し、従って、船主にとってコストが減少するの で、かなりのコストの節減が得られる。その結果、輸送コストが減少する。また 、大多数の場合には、重量の系統的な減少および移動により、船を安定させかつ 海難救助する結果、船を救助することが可能になる。このシステムは再使用する ことができるので、タンカーを運航可能な状態に復旧するコストが低減する。船 は例えば既知の明細書から予測されるように船の側部に穴をあけることにより大 規模の損傷をうけない。図面の簡単な説明 第1図はタンカーの側面図である。第1図は特にタンクおよびキール線の位置 、タンク間を相互に連絡する管の位置ならびに弁およびホース駆動装置の位置に 対するハッチカバーを備えたハッチの配置を示す。 第2図はタンカーの平面図における本発明による装置の種々の構成部分を示す 。 第3図は特に発射体およびエアバッグを備えかつホース駆動装置およびホース パッケージを備えた船の一方の側部における閉ざされた状態で示したハッチの配 置を示す。 第4図は船の側部における開いたハッチを側面図で示しかつ作動中の開錠機構 を正面図で示す。発明を実施するための最良のアプローチ 任意のトン数のタンカーが遭難し、自然環境保存地域に近い岩の多い領域に漂 流し、もはや操船が不可能な状態にある。そのタンカーの乗組員の大部分は事故 のために活動することができず、かつすべての機械が故障している。同時に、デ ッキ上では局部的な火災が発生し、その船の使用可能な装置により抑制すること ができない。その船の乗組員は余儀なく船を見捨てている。その船から十分に大 きい安全距離に達した後、本発明による装置が依然として操作が可能でありかつ 操作することが認可された乗組員により無線信号指令により次の方法で作動せし められる。 一つまたはそれ以上のハッチ8がボルト9により開錠され、そしてその重心の 意図された位置のために偏心ピボット10のまわりに下方に移動する。主室の手 前の小室に浸水した後に、発射体25が駆動されて、操作用ロープ16を外海中 に引っ張る。発射体25が意図された距離に達した後、発射体25のエアバッグ 26が作動する。操作用ロープ16は乗組員により回収される。同時に、船外に カタパルトで発進されたポンツーンタンク23が錨で固定される。二重壁ホース 12はおそらくは操作用ロープ16と同様にそれ自体の駆動装置14により外海 中にその船から発進することができる。ホース12はウインチおよび/または人 力により操作用ロープ16を介して引っ張られ、かつそのカップリング装置13 によりポンツーンタンク23と連結されている。適切な弁4と、必要であれば、 それぞれの圧縮ガスシリンダ27が無線指令により開かれる。タンクの内容液は 外部への熱損失に対して適切に熱絶縁されかつおそらくはマイクロ波暴露により 常に加熱される二重壁ホース12の内側ホース室中に押し込まれ、そしてマイク ロ波暴露により予め加熱された選択されたタンク中に放出された圧縮ガスにより 、 おそらくは二重壁ホース12の外側ホース室を通してタンカーに向かって押し込 まれた圧縮空気または発熱反応ガスによりポンツーンタンク23に押し込まれ、 すなわち、タンカーのタンクの内容液は殆どひとりでに流出する。必要であれば 、タンクの内容液は無線制御により、そのタンクの圧縮ガスシリンダにより、種 々のタンクを相互に連絡する配管装置を経て既に空になったタンクの中に移送さ れ、そのタンクを介してタンカーから除去される。もちろん、状況が許せば、い くつかのタンクをそれらの別個の緊急にタンクを空にする装置を通して同時に空 にすることができる。火災により最も危険に陥るタンクを最初に空にすることが 好ましい。このタンクを空にする方法のすべての段階は後程到着する救援チーム によりまだ空になっていないタンクに対しても同様に実施することができる。す べての必要な無線指令は、また、へリコプター、支援船またはその他の手段から 並列の無線遠隔制御装置により開始しまたは実施することができる。商業用の適用可能性 従って、本発明は乗組員、個々の人または装置を危険に陥れることなく、遭難 したタンカーを遠隔制御により緊急に空にすることができる過去に満たされなか った要求を満たすことができる装置および方法の段階に関するものである。この 技術的な解決方法は既存のタンカー、特に古いタンカーを改装するための装置と して使用することができ、かつ建設しようとするタンクのための最初の装置とし て使用することができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 遭難したタンカーから緊急の場合に輸送される商品、危険な液体、特に 原油、燃料、化学製品を排出することができるタンクに近い船の側部を開口しか つホースを連結することからなる遭難したタンカーのタンクを緊急に空にする装 置にして、船(2)のすべてのタンク(1)が圧縮ガスシリンダ(27)を備え かつ弁(4)を備えた配管(3)により相互に連絡され、弁(4)が前記の相互 に連絡する配管(3)内に配置された遠隔制御装置により作動可能であり、それ により通常の状態でカバー(7)により水密に閉ざされたハッチ(8)が好まし くは各々のタンク(1)において船の側部(5)のキール線(6)よりも下方に 配置され、ハッチ(8)の前記カバー(7)が無線により遠隔制御される開錠ボ ルト(9)と、偏心して配置されたピボット(10)とを備え、ドラム上に巻か れ、すなわち、ジグザグに配置されたホース(12)が前記タンク(1)と前記 ハッチカバー(7)との間、またおそらくは前記タンク(1)それら自体の間の 内側空間(11)内に配置され、このような1本のホース(12)が前記の各々 のタンク(1)に恒久的に連結されかつホースの他方の端部(15)においてカ ップリング装置(13)、ホース駆動装置(14)およびエアバッグ(26)を 備えかつホース(12)に平行に該ホースの長さ全体にわたって延びる操作用ロ ープ(16)を備え、別の態様として前記操作用ロープ(16)が別個のドラム 上に巻かれ、すべての弁駆動装置(17)、ハッチ開錠装置(18)ならびにホ ースおよびロープ駆動装置(14)が相互に独立したエネルギ源(19)と接続 され、前記エネルギ源(19)は船の通常の運航中にその船のエネルギ供給装置 により十分に充電された状態に保たれ、1回だけ使用される別個の無線信号周波 数が前記駆動装置(14,17,18)における各々の別個の機能に割り当てら れ、中央受信ステーション(21)を有する並列の配線系統(20)がすべての 無線指令を種々の駆動装置に中継するために船上に配置され、事故発生時にウイ ンチ、ポンプおよび圧縮機を備えたカタパルトで発進されるボート(22)、救 命いかだおよび頂部から空気を通すことができる膨脹可能な恒久的に錨で固定可 能な弾性を有するポンツーンタンク(23)または気球(24)がタンカー (2)上に設けられていることを特徴とする遭難したタンカーのタンクを緊急に 空にする装置。 2. 請求の範囲第1項に記載の装置において、タンクが好ましくは高周波電 磁波によりマイクロ波を発生する誘導作用に基づいて作用する加熱装置を備え、 前記加熱装置が蓄電池または発電機により動作することを特徴とする装置。 3. 請求の範囲第1項に記載の装置において、タンクを相互に連絡する配管 (3)内の前記弁(4)およびハッチ(8)の前記の無線で制御される開錠ボル ト(9)が電気機械式、電空式、電気液圧式および/または花火技術駆動装置お よび/または分離装置(17)、(18)を備えていることを特徴とする装置。 4. 請求の範囲第1項に記載の装置において、前記ホース(12)が弾性材 料からなり、それゆえに容積および直径が膨脹可能でありかつ二重壁に構成され かつ約300メートルの長さを有することを特徴とする装置。 5. 請求の範囲第4項に記載の装置において、前記二重壁ホースの内側ホー スが電圧を発生するマイクロ波を好適な結線を介して印加することができる金網 、ブレード(braiding)および/またはネットを備えていることを特徴 とする装置。 6. 請求の範囲第4項に記載の装置において、前記二重壁ホースのホースス キンの両方が外側および内側に熱反射/絶縁層を備えていることを特徴とする装 置。 7. 請求の範囲第1項に記載の装置において、前記ホース(12)の前記操 作用ロープ(16)もまた約300メートルの長さを有し、高力材料、好ましく はナイロンからなり、または薄いスチールロープの形態を有し、かつ該ロープの 端部にガスカートリッジ(14)により駆動される発射体(25)と無線制御に よりふくらまされるエアバッグ(26)とを備えていることを特徴とする装置。 8. 請求の範囲第1項に記載の装置において、前記弁駆動装置(17)およ びハッチ開錠装置(18)のための前記外部エネルギ源(20)が蓄電池または ガスカートリッジからなり、かつ前記ホースおよび操作用ロープ駆動装置(19 )のための外部エネルギ源がガスカートリッジからなり、かつもしもエネルギが 蓄電池により供給されれば、すべての駆動装置自体および駆動装置における無 線信号受信装置が別個の配線回路網により接続されていることを特徴とする装置 。 9. 船のタンクに近い船の側部を開口し、そして危険な液体、特に原油、燃 料、化学製品を連結ホースを介して排出することからなる海上で遭難したタンカ ーのタンクを緊急に空にする方法において、この目的のために対応した好ましい 位置にある前記ハッチ(8)が無線信号により前記開錠ボルト(9)を前記ハッ チ開錠装置(18)により作動させることにより開かれ、前記操作用ロープ(1 6)を備えた前記ホース(12)または前記操作用ロープ(16)が単独でハッ チの開放後に同様に無線信号により作動する前記ホース駆動装置(14)により かつ/またはガスカートリッジにより外海中に発進され、そしてそれにより船内 のドラムからくりひろげられ、前記ホースおよび/または操作用ロープ端部(1 5)における前記エアバッグ(26)が船の舷側から十分に大きい距離に達した 後にさらに一つの遠隔無線指令によりガスを充填され、それにより前記カップリ ング装置(13)を備えたホース端部または操作用ロープ(16)が単独で水面 まで運ばれ、前記ホース(12)が補助タンカー、支持プラットホームまたはア イランドの海難救助乗組員によりまたは任意の種類の補助装置から前記操作用ロ ープ(16)により拾い上げられ、そしてタンクと接続され、またはタンクが直 ちに利用できなければ一時的な貯蔵施設、例えば、ポンツーンタンク(23)ま たは気球(24)と接続され、前記二重壁ホース(12)が海難救助装置上の圧 縮機から外側ホース室に流入する圧縮空気により予め規定された直径までふくら まされ、遭難したタンカーの所定位置に対して前記の相互に連絡したタンク(1 )を最適に空にすることを可能にする前記配管(3)内の前記弁(4)がさらに 一つの無線信号を受けたときに前記弁駆動装置(17)により開かれ、海難救助 装置上で作動する圧縮機により圧縮空気が前記ホース(12)の外側ホース室を 通してタンクの中に押し込まれ、または別の態様としてガスが関連したタンクに 配置された前記圧縮ガスシリンダによりタンクの中に押し込まれ、前記圧縮空気 またはガスは海難救助装置の三方弁およびポンプと共にタンクの内容液を前記ホ ース(12)の内側の室を通して海難救助タンクまたは一時的な貯蔵施設の中に 流し、この排出工程の間に前記ホース(12)が液中に浸漬された深さがタンク の内容液が流れるホースの内側の室の重量とホースの外側の室を流れる圧縮空 気で満たされた外側室の浮力との比率を調節することにより海の状態に適合する ように調節されることを特徴とする方法。
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