JPH084914A - 高温用スライド弁 - Google Patents
高温用スライド弁Info
- Publication number
- JPH084914A JPH084914A JP13475294A JP13475294A JPH084914A JP H084914 A JPH084914 A JP H084914A JP 13475294 A JP13475294 A JP 13475294A JP 13475294 A JP13475294 A JP 13475294A JP H084914 A JPH084914 A JP H084914A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- high temperature
- porous plate
- port
- slide valve
- plate
- Prior art date
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- Pending
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- Sliding Valves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 流路断面に沿って複数のポート1を形成する
固定多孔板2と、各ポート1を閉塞または開放する弁体
4とを設けた高温用スライド弁において、固定多孔板2
に枢支して、固定多孔板2の各ポート1に対応する複数
のオリフィス7と、各オリフィス7間に固定多孔板2の
各ポート1を閉塞可能な止水部8とを有する可動オリフ
ィス板6を揺動自在に設ける。 【効果】 可動オリフィス板6を揺動させることによ
り、各ポート1のサイズを調整して流路断面積を変更で
きるので、被制御流体の流量や圧力に変動が生じても一
定の差圧を確保できる。
固定多孔板2と、各ポート1を閉塞または開放する弁体
4とを設けた高温用スライド弁において、固定多孔板2
に枢支して、固定多孔板2の各ポート1に対応する複数
のオリフィス7と、各オリフィス7間に固定多孔板2の
各ポート1を閉塞可能な止水部8とを有する可動オリフ
ィス板6を揺動自在に設ける。 【効果】 可動オリフィス板6を揺動させることによ
り、各ポート1のサイズを調整して流路断面積を変更で
きるので、被制御流体の流量や圧力に変動が生じても一
定の差圧を確保できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、流動式化学触媒などの
流量を制御するために用いられる高温用スライド弁に関
する。
流量を制御するために用いられる高温用スライド弁に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、石油精製施設などにおいては、流
動式化学触媒など、粉液体を含む高温流体を流通させる
流路の途中に流量や圧力を制御する高温用スライド弁を
設けている。高温用スライド弁は、たとえば図3に示し
たようなものであり、被制御流体の流路が形成された弁
箱の内部に、流路断面に沿って複数のポート1を形成す
る固定多孔板2を設け、この固定多孔板2の下流側に、
図外のシリンダー装置の駆動により弁棒3を介し流路を
横断する方向(矢印Aで示す)に出退して固定多孔板2
の各ポート1を閉塞または開放する平板状の弁体4を設
けて、流路断面を調節することにより被制御流体の流量
および圧力を制御するようにしている。
動式化学触媒など、粉液体を含む高温流体を流通させる
流路の途中に流量や圧力を制御する高温用スライド弁を
設けている。高温用スライド弁は、たとえば図3に示し
たようなものであり、被制御流体の流路が形成された弁
箱の内部に、流路断面に沿って複数のポート1を形成す
る固定多孔板2を設け、この固定多孔板2の下流側に、
図外のシリンダー装置の駆動により弁棒3を介し流路を
横断する方向(矢印Aで示す)に出退して固定多孔板2
の各ポート1を閉塞または開放する平板状の弁体4を設
けて、流路断面を調節することにより被制御流体の流量
および圧力を制御するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の高温用スライド弁は固定多孔板を用いているた
め被制御流体の流量や圧力の変動に十分対応できず、一
定の差圧を確保することができないという問題がある。
た従来の高温用スライド弁は固定多孔板を用いているた
め被制御流体の流量や圧力の変動に十分対応できず、一
定の差圧を確保することができないという問題がある。
【0004】本発明は上記課題を解決するもので、被制
御流体の流量や圧力に変動が生じても一定の差圧を確保
できる高温用スライド弁を提供することを目的とするも
のである。
御流体の流量や圧力に変動が生じても一定の差圧を確保
できる高温用スライド弁を提供することを目的とするも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の高温用スライド弁は、粉液体を含む高温の
被制御流体の流路を形成する弁箱の内部に、流路断面に
沿って複数のポートを形成する固定多孔板と流路を横断
する方向に出退して固定多孔板の各ポートを閉塞または
開放する弁体とを設けた高温用スライド弁において、固
定多孔板に枢支して、固定多孔板の各ポートに対応する
複数のオリフィスと各オリフィス間に固定多孔板の各ポ
ートを閉塞可能な止水部とを有し、固定多孔板の各ポー
トを止水部において閉塞する位置とオリフィスにおいて
開放する位置とにわたって揺動する可動オリフィス板を
設けたものである。
に、本発明の高温用スライド弁は、粉液体を含む高温の
被制御流体の流路を形成する弁箱の内部に、流路断面に
沿って複数のポートを形成する固定多孔板と流路を横断
する方向に出退して固定多孔板の各ポートを閉塞または
開放する弁体とを設けた高温用スライド弁において、固
定多孔板に枢支して、固定多孔板の各ポートに対応する
複数のオリフィスと各オリフィス間に固定多孔板の各ポ
ートを閉塞可能な止水部とを有し、固定多孔板の各ポー
トを止水部において閉塞する位置とオリフィスにおいて
開放する位置とにわたって揺動する可動オリフィス板を
設けたものである。
【0006】
【作用】上記構成により、可動オリフィス板を揺動させ
ることによって、固定多孔板のポートサイズ調節し、流
路断面積を変更できるので、被制御流体の流量や圧力が
変動しても一定の差圧を確保できる。
ることによって、固定多孔板のポートサイズ調節し、流
路断面積を変更できるので、被制御流体の流量や圧力が
変動しても一定の差圧を確保できる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。図1は本発明の一実施例の高温用スライド弁
を上流側から示した正面図であり、図2は同高温用スラ
イド弁の断面図である。この実施例の高温用スライド弁
においては、図3を用いて説明した従来の高温用スライ
ド弁と同一構成および同一作用を有する部材に同じ符号
を付して説明する。
説明する。図1は本発明の一実施例の高温用スライド弁
を上流側から示した正面図であり、図2は同高温用スラ
イド弁の断面図である。この実施例の高温用スライド弁
においては、図3を用いて説明した従来の高温用スライ
ド弁と同一構成および同一作用を有する部材に同じ符号
を付して説明する。
【0008】高温用スライド弁は、被制御流体の流路が
形成された弁箱の内部に、流路断面に沿って複数のポー
ト1を形成する固定多孔板2を設け、固定多孔板2の下
流側に、図外のシリンダー装置の駆動により弁棒3を介
し流路を横断する方向(矢印Aで示す)に出退して固定
多孔板2の各ポート1を閉塞または開放する平板状の弁
体4を設けている。
形成された弁箱の内部に、流路断面に沿って複数のポー
ト1を形成する固定多孔板2を設け、固定多孔板2の下
流側に、図外のシリンダー装置の駆動により弁棒3を介
し流路を横断する方向(矢印Aで示す)に出退して固定
多孔板2の各ポート1を閉塞または開放する平板状の弁
体4を設けている。
【0009】そして、固定多孔板2の上流側に、固定多
孔板2の縁部において枢支部5により枢支して可動オリ
フィス板6を設けている。可動オリフィス板6は、固定
多孔板2の各ポート1に対応する複数のオリフィス7と
固定多孔板2の各ポート1を閉塞可能な止水部8とを有
し、図1において矢印Bで示したように、枢支部5を中
心として、固定多孔板2の各ポート1を止水部8におい
て閉塞する位置とオリフィス7において開放する位置と
にわたって揺動自在である。
孔板2の縁部において枢支部5により枢支して可動オリ
フィス板6を設けている。可動オリフィス板6は、固定
多孔板2の各ポート1に対応する複数のオリフィス7と
固定多孔板2の各ポート1を閉塞可能な止水部8とを有
し、図1において矢印Bで示したように、枢支部5を中
心として、固定多孔板2の各ポート1を止水部8におい
て閉塞する位置とオリフィス7において開放する位置と
にわたって揺動自在である。
【0010】上記構成における作用を説明する。通常、
たとえば、弁体4が図2に示した位置にあって固定多孔
板2のポート1aを閉塞するとともにポート1bを開放
し、可動オリフィス板6が図1に点線で示した位置にあ
って各オリフィス7が固定多孔板2の各ポート1を全面
的に開放する状態において、一定の差圧を得ている。
たとえば、弁体4が図2に示した位置にあって固定多孔
板2のポート1aを閉塞するとともにポート1bを開放
し、可動オリフィス板6が図1に点線で示した位置にあ
って各オリフィス7が固定多孔板2の各ポート1を全面
的に開放する状態において、一定の差圧を得ている。
【0011】この状態において、被制御流体の流量が低
下して所定の値より小さい差圧しか得られなくなった場
合は、可動オリフィス板6を図1に実線で示した位置に
揺動させ、可動オリフィス板6の止水部8により固定多
孔板2のポート1を部分的に閉塞させて流路断面積を絞
ることにより、差圧を所定の値まで上昇させる。
下して所定の値より小さい差圧しか得られなくなった場
合は、可動オリフィス板6を図1に実線で示した位置に
揺動させ、可動オリフィス板6の止水部8により固定多
孔板2のポート1を部分的に閉塞させて流路断面積を絞
ることにより、差圧を所定の値まで上昇させる。
【0012】上記した状態において、被制御流体の流量
が増大した場合あるいはより小さい差圧が必要になった
場合は、可動オリフィス板6を上記と逆の方向に揺動さ
せるとともに、必要に応じて弁体4を後退させ、ポート
1の開放割合を大きくして流路断面積を大きくすること
により、差圧を所定の値まで低減する。
が増大した場合あるいはより小さい差圧が必要になった
場合は、可動オリフィス板6を上記と逆の方向に揺動さ
せるとともに、必要に応じて弁体4を後退させ、ポート
1の開放割合を大きくして流路断面積を大きくすること
により、差圧を所定の値まで低減する。
【0013】このように、弁体4と可動オリフィス板6
を移動自在としたことによってポート1の開放割合を調
整できるので、被制御流体の流量や圧力の変動に応じた
流路断面積として一定の差圧を得ることができる。
を移動自在としたことによってポート1の開放割合を調
整できるので、被制御流体の流量や圧力の変動に応じた
流路断面積として一定の差圧を得ることができる。
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、固定多孔
板に枢支して可動オリフィス板を設け、この可動オリフ
ィス板を揺動させることによって、固定多孔板の各ポー
トを可動オリフィス板の止水部において閉塞するかある
いはオリフィスにおいて開放できるようにしたため、被
制御流体の流量や圧力の変動に応じて流路断面積を調整
でき、この結果、一定の差圧を確保できる。
板に枢支して可動オリフィス板を設け、この可動オリフ
ィス板を揺動させることによって、固定多孔板の各ポー
トを可動オリフィス板の止水部において閉塞するかある
いはオリフィスにおいて開放できるようにしたため、被
制御流体の流量や圧力の変動に応じて流路断面積を調整
でき、この結果、一定の差圧を確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の高温用スライド弁を上流側
より示した正面図である。
より示した正面図である。
【図2】図1に示した高温用スライド弁の概略断面図で
ある。
ある。
【図3】従来の高温用スライド弁の概略断面図である。
1 ポート 2 固定多孔板 4 弁体 6 可動オリフィス板 7 オリフィス 8 止水部
Claims (1)
- 【請求項1】 粉液体を含む高温の被制御流体の流路を
形成する弁箱の内部に、流路断面に沿って複数のポート
を形成する固定多孔板と流路を横断する方向に出退して
固定多孔板の各ポートを閉塞または開放する弁体とを設
けた高温用スライド弁において、固定多孔板に枢支し
て、固定多孔板の各ポートに対応する複数のオリフィス
と各オリフィス間に固定多孔板の各ポートを閉塞可能な
止水部とを有し、固定多孔板の各ポートを止水部におい
て閉塞する位置とオリフィスにおいて開放する位置とに
わたって揺動する可動オリフィス板を設けたことを特徴
とする高温用スライド弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13475294A JPH084914A (ja) | 1994-06-17 | 1994-06-17 | 高温用スライド弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13475294A JPH084914A (ja) | 1994-06-17 | 1994-06-17 | 高温用スライド弁 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH084914A true JPH084914A (ja) | 1996-01-12 |
Family
ID=15135744
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13475294A Pending JPH084914A (ja) | 1994-06-17 | 1994-06-17 | 高温用スライド弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH084914A (ja) |
-
1994
- 1994-06-17 JP JP13475294A patent/JPH084914A/ja active Pending
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