JPH0847943A - 複合体の成形方法 - Google Patents

複合体の成形方法

Info

Publication number
JPH0847943A
JPH0847943A JP18483394A JP18483394A JPH0847943A JP H0847943 A JPH0847943 A JP H0847943A JP 18483394 A JP18483394 A JP 18483394A JP 18483394 A JP18483394 A JP 18483394A JP H0847943 A JPH0847943 A JP H0847943A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
thermoplastic resin
silicone rubber
injection
molded body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP18483394A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Ueno
秀樹 上野
Tatsuhiko Sawamura
立彦 沢村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Momentive Performance Materials Japan LLC
Original Assignee
Toshiba Silicone Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Silicone Co Ltd filed Critical Toshiba Silicone Co Ltd
Priority to JP18483394A priority Critical patent/JPH0847943A/ja
Publication of JPH0847943A publication Critical patent/JPH0847943A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/16Making multilayered or multicoloured articles
    • B29C45/1675Making multilayered or multicoloured articles using exchangeable mould halves
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/16Making multilayered or multicoloured articles
    • B29C45/1676Making multilayered or multicoloured articles using a soft material and a rigid material, e.g. making articles with a sealing part
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29KINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES B29B, B29C OR B29D, RELATING TO MOULDING MATERIALS OR TO MATERIALS FOR MOULDS, REINFORCEMENTS, FILLERS OR PREFORMED PARTS, e.g. INSERTS
    • B29K2083/00Use of polymers having silicon, with or without sulfur, nitrogen, oxygen, or carbon only, in the main chain, as moulding material
    • B29K2083/005LSR, i.e. liquid silicone rubbers, or derivatives thereof
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29KINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES B29B, B29C OR B29D, RELATING TO MOULDING MATERIALS OR TO MATERIALS FOR MOULDS, REINFORCEMENTS, FILLERS OR PREFORMED PARTS, e.g. INSERTS
    • B29K2283/00Use of polymers having silicon, with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon only, in the main chain, as reinforcement

Abstract

(57)【要約】 【構成】 二色射出成形機によって熱可塑性樹脂を射出
して成形体を得、ついで二次射出のためのキャビティを
成形体との間に形成する金型片を挿入して、該金型片と
該成形体との間に形成されたキャビティに液状シリコー
ンゴム組成物を二次射出し、60〜250℃で、かつ上
記の熱可塑性樹脂の熱変更温度未満の温度で硬化させ
る、熱可塑性樹脂とシリコーンゴムからなる複合体の成
形方法。 【効果】 大型で構造の複雑な成形部を有する射出成形
機を用いず、成形部の金型取付面積を有効に活用して、
従来の熱可塑性樹脂成形用金型を大幅に改造せずに、効
率よく、かつ寸法精度よく、熱可塑性樹脂とシリコーン
ゴムからなる複合体が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複合体の成形方法に関
し、さらに詳しくは、熱可塑性樹脂とシリコーンゴムか
らなる複合体の成形方法に関する。
【0002】
【従来の技術】熱可塑性樹脂とシリコーンゴムからなる
複合体は、シール、パッキンなどに広く用いられてい
る。このような複合体を得るには、従来から、次のよう
な方法が用いられてきた。 (1)熱可塑性樹脂成形体と硬化済みシリコーンゴム成
形体とをはめ合わせる方法。 (2)あらかじめ成形した熱可塑性樹脂成形体と、未硬
化シリコーンゴムとを同一の金型内部に投入して、加圧
下で一体に成形する方法。 (3)あらかじめ成形した熱可塑性樹脂成形体を、液状
シリコーンゴム用射出成形機に取り付けてあるインサー
ト成形用金型に挿入した後に型締めを行い、ここに液状
シリコーンゴムを射出、硬化させて複合体を得る方法。 (4)二色射出成形機で熱可塑性樹脂を射出成形した
後、たとえば金型回転装置により金型を回転させるなど
の方法によって、液状シリコーンゴムの射出成形のため
のキャビティを有する金型にセットし、ついで液状シリ
コーンゴムを射出、硬化させて複合体を一体成形する方
法。
【0003】しかしながら、(1)、(2)の方法で
は、寸法精度の高い複合体が得られないことが多く、ま
た生産性が極めて低いという問題点があった。また、
(3)の方法では、熱可塑性樹脂の射出成形と液状シリ
コーンゴムの射出成形のために、最低2台の射出成形機
が必要なので不経済であり、しかも生産性が低いという
問題点があった。
【0004】そこで、二色射出成形機を用いて、上記の
ような複合体を得る(4)の方法が検討されてきた。こ
こでいう二色射出成形機とは、材質および/または色相
の異なる2種以上の高分子材料を一体成形できるよう
に、複数の射出機構を有する射出成形機をさす。
【0005】たとえば、特開昭60−52322号公報
には、たがいに置き換えが可能な一対の金型を備えた1
台の二色射出成形機を用い、その一方の金型を用いて、
シール面を有する熱可塑性樹脂成形物本体を成形し、つ
いでこの成形物本体を前記金型の片側内に保持したま
ま、たとえば金型を載置した回転板を回転させることに
より、該片側と他方の金型の片側とをたがいに置き換
え、この置き換えられた位置で、該成形物本体のシール
面に、シリコーンゴムのような弾性シール材を成形する
ことを特徴とする、上記の成形物本体と弾性シール材が
一体成形された複合体の製造方法を開示している。この
方法によれば、1台の二色射出成形機を用いることで、
複合体を得ることが可能となる。しかし、このような複
数の金型を必要とする射出成形機においては、たとえば
該金型が2個の場合を例にとると、一次、二次の2回の
成形のためのそれぞれの金型には、成形部の金型取付面
積の1/2しか使えないので、大型の部品の成形または
多数個取りの成形の際には、成形部の体積が巨大とな
り、実際的でない。そのうえ、複数の金型を用いて成形
するために、金型の移動、代表的には金型の回転のため
の装置を成形部に取り付ける必要があり、射出成形機の
構造が複雑になるばかりか、一次射出する際の金型温度
と、金型を回転した後の二次射出する際の金型温度の制
御が難しくなるという問題点がある。さらには、金型も
二色成形用金型を新たに設計しなければならないという
問題点があった。
【0006】特開昭62−264920号公報には、同
様に二色射出成形機を用いて、1個の金型のキャビティ
に熱可塑性樹脂を一次射出した後、金型を開き、その熱
可塑性樹脂成形品を含む金型に、別の成形凹部を有する
金型を密着してはめ合わせ、液状シリコーンゴム組成物
を二次射出する、複合体の製造方法が開示されている。
しかし、一次、二次の2回の成形のための2個の移動金
型が必要で、それぞれの成形のための金型には成形部の
金型取付面積の1/2しか利用できず、しかもこの方法
で複合体を連続的かつ効率的に得ようとすると、移動金
型を回転させるための金型回転装置が必要であり、大型
の製品を得ることや、多数個取りの成形が困難であると
いう問題点があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、二色
射出成形機を用いて、金型回転装置のような複雑な機構
を用いることなく、金型取付面積を有効に活用でき、し
かも金型は従来の熱可塑性樹脂成形用金型を大きく改造
することなく、寸法精度の優れた、熱可塑性樹脂とシリ
コーンゴムからなる複合体が効率よく得られる成形法を
提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の目
的を達成するために鋭意検討した結果、二色射出成形機
に熱可塑性樹脂成形体を成形するための金型を取付け、
成形後、その金型を型開きした状態で、その金型の間
に、二次射出させるためのキャビティを前記成形体との
間に形成する別の金型片を挿入し、型締めすることによ
り、シリコーンゴムの二次射出が可能となり、寸法精度
よく、かつ効率よく複合体を成形しうることを見出し
て、本発明を完成するに至った。
【0009】すなわち、本発明の複合体の成形方法は、 (A)二色射出成形機の雌雄金型のキャビティに、溶融
した熱可塑性樹脂を射出して、熱可塑性樹脂成形体を成
形し; (B)前記雌雄金型の間に、液状シリコーンゴム組成物
を二次射出するためのキャビティを前記成形体との間に
形成するような別の金型片を挿入し; (C)前記雌雄金型の一方に熱可塑性樹脂が装着された
状態で、前記別の金型片と前記成形体との間に形成され
たキャビティに液状シリコーンゴム組成物を二次射出
し; (D)60〜250℃で、かつ前記熱可塑性樹脂の熱変
形温度未満の温度で該組成物を硬化させて;熱可塑性樹
脂とシリコーンゴムの複合体を成形することを特徴とす
る。
【0010】本発明の成形方法は、基本的に、まず
(A)熱可塑性樹脂を射出成形した後、(B)別の金型
片を挿入し、(C)(A)工程で得られた成形体と、
(B)工程で挿入した金型片とで形成されるキャビティ
に液状シリコーンゴム組成物を二次射出し、ついで
(D)該液状シリコーンゴムを加熱硬化させることを特
徴としている。
【0011】本発明のひとつの好ましい実施態様では、
工程(A)の後に型開きして、成形された熱可塑性樹脂
成形体をいったん取り出した後、工程(B)の金型片の
挿入を行い、ついで(A)に用いた雌雄金型のいずれか
一方に上記成形体を再び装着して(C)の二次射出のた
めのキャビティを形成させ、工程(C)に進んでもよ
い。この場合、成形体を取り出して工程(A)を実施す
ることを反覆して、熱可塑性樹脂の射出成形を複数回行
った後に、(B)以降の工程に進んでもよい。このよう
な方法は、熱可塑性樹脂成形体とシリコーンゴムを接着
させるためにプライマー処理を施すことが可能になるの
で、そのようなプライマー処理が必要な場合に有利であ
る。
【0012】もうひとつの好ましい実施態様では、工程
(A)の後に型開きして、熱可塑性樹脂成形体を雌雄金
型のいずれか一方に装着した状態のまま、工程(B)の
金型片の挿入に進んでもよい。このような方法は、工程
(A)の余熱を工程(B)に利用して、成形サイクルを
短縮でき、しかも寸法精度を上げることができるので、
短い成形サイクル、または優れた寸法精度が必要な場合
に有利である。
【0013】以下、図1〜3を参照しつつ、本発明の成
形方法を説明する。図2および図3に示される金型は、
本発明のひとつの実施態様を示すものであって、本発明
を限定するものではない。
【0014】本発明に用いられる二色射出成形機は、前
述のように、異材料からなる製品を成形するため、たと
えば図1の(11)、(12)に示される2組の射出機構よ
り、成形部(13)に収容された金型に、異なる材料を射
出できる射出成形機である。本発明には、どのような方
式の二色射出成形機を用いても差支えないが、本発明に
おいて特徴的なことは、金型取付面積を有効に活用し
て、小さい成形部でも大型部品の成形や、多数個取りの
成形が可能であり、また特に金型を回転させるような複
雑な機構を必要としないことである。
【0015】工程(A)において、まず上記の二色射出
成形機に、熱可塑性樹脂を成形するための雌雄金型、た
とえば図2に断面を示す雄型(21)と雌型(23)の組合
せを図3のように取り付けて型締めを行い、形成された
キャビティ、すなわち図3の(31)に、一方の射出機
構、たとえば(11)より、溶融した熱可塑性樹脂を射出
し、冷却して熱可塑性樹脂を硬化させて、熱可塑性樹脂
成形体を得る。射出成形条件は、使用される熱可塑性樹
脂の種類に応じて、射出成形に一般に用いられる条件で
差支えない。
【0016】本発明に使用される熱可塑性樹脂は、射出
成形が可能なものであればよく、特に限定されない。こ
のような樹脂として、たとえばナイロン6、ナイロン6
6、ナイロン610、ポリプロピレン、ポリスチレン、
ABS樹脂、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタ
レート、ポリブチレンテレフタレートなどから、適宜選
択することができる。また、これらの熱可塑性樹脂のガ
ラス繊維強化品を使用することも可能であり、熱変形温
度が高いことから好ましい。
【0017】ついで、型開きを行う。前述のように、工
程(A)で得られた熱可塑性樹脂成形体は、いったん取
り出してもよく、雌雄金型のいずれか一方に装着したま
ま工程(B)に進んでもよい。
【0018】ついで、工程(B)で、二次射出のための
キャビティを前記熱可塑性樹脂成形体との間に形成する
ような別の金型片(22)を挿入する。該金型片(22)
は、工程(A)で得られた熱可塑性樹脂成形体との間
に、所望の形状のキャビティを形成する形状を有するも
のであれば、どのような形状のものでもよく、たとえば
図2に断面を示すようなものである。工程(A)で使用
した雌雄金型のうち、熱可塑性樹脂成形体が装着されて
いる(または装着される)側の反対側の金型片は、その
ままの位置で新しく挿入する金型片(22)の固定に用い
られる。ここで金型や、それを含む成形部を回転させる
必要はない。ついで、いったん熱可塑性樹脂成形体を取
り出した場合は前記雌雄金型の一方に装着した後、型締
めを行って、該成形体と新しく挿入した金型片(22)と
の間、たとえば該成形体と該金型片の凹部(24)との間
に、二次射出用のキャビティを形成させる。図4はその
一例であって、成形体(41)は雌型(23)に装着され、
新しく挿入する金型片(22)は雄型(21)に固定された
実施態様を示す。ここで、金型片(22)の凹部(24)と
成形体(41)との間に二次射出用のキャビティ(42)が
形成される。
【0019】この場合、二次射出のために挿入する金型
片(22)に、断熱板を設けることも可能であり、このこ
とによって、金型の温度制御をより容易に行うことがで
きる。このことは、液状シリコーンゴム組成物を高いサ
イクル速度で射出成形するために、二次射出の温度を上
げる必要があるときに、特に有利である。
【0020】工程(C)において、上記のように形成さ
れた二次射出のためのキャビティに、液状シリコーンゴ
ム組成物を射出する。
【0021】液状シリコーンゴム組成物は、反応性基を
有する液状ポリオルガノシロキサン、架橋剤および/ま
たは硬化触媒を主剤とする、常温で液状またはペースト
状の組成物であり、常温で放置または加熱すると硬化し
てゴム状弾性体になるものである。その硬化機構によっ
て、付加反応型、ラジカル反応型、縮合反応型が挙げら
れるが、加熱によって速い硬化速度が得られることや、
硬化の均一性に優れる点から、付加反応型液状シリコー
ンゴム組成物が好ましい。
【0022】このような付加反応型液状シリコーンゴム
組成物は、代表的には、 (a)1分子中に少なくとも2個のアルケニル基を有す
るポリオルガノシロキサン; (b)1分子中に少なくとも2個の、ケイ素原子に結合
した水素原子を有するポリオルガノハイドロジェンシロ
キサン;および (c)白金化合物 を含み、かつ、(a)成分と(b)成分の反応によって
網状の分子骨格を形成するために、(a)成分の1分子
あたりのアルケニル基の数、および(b)成分の1分子
あたりのケイ素原子に結合した水素原子の数のうち少な
くともいずれか、好ましくは後者が、平均2を越える数
であり、射出成形品に適した優れた硬化性と物性のゴム
状弾性体を与えるために、さらに好ましくは平均3以上
であるような組成物である。
【0023】(a)成分において、アルケニル基として
は、ビニル、アリル、1−ブテニル、1−ヘキセニルな
どが例示されるが、合成が容易で、また硬化前の組成物
の流動性や、硬化後の組成物の耐熱性を損ねないという
点から、ビニル基が最も好ましい。
【0024】(a)成分のケイ素原子に結合した他の有
機基としては、メチル、エチル、プロピル、ブチル、ペ
ンチル、ヘキシル、オクチル、デシル、ドデシルなどの
アルキル基;フェニルなどのアリール基;2−フェニル
エチル、2−フェニルプロピルなどのアラルキル基;ク
ロロメチル、クロロフェニル、3,3,3−トリフルオ
ロプロピルなどの置換炭化水素基が例示される。これら
のうち、合成が容易であって、機械的強度および硬化前
の流動性などの特性のバランスが優れているという点か
ら、メチル基が最も好ましい。
【0025】シロキサン骨格は、直鎖状でも分岐状であ
ってもよい。硬化後の組成物の機械的特性を向上させ、
複雑な形状の射出成形に用いるためには、直鎖状のポリ
ジオルガノシロキサンと分岐状のポリオルガノシロキサ
ンとを混合して用いることが好ましい。アルケニル基
は、ポリオルガノシロキサン(a)の分子鎖の末端また
は途中のいずれに存在してもよく、その双方に存在して
もよいが、硬化後の組成物に優れた機械的性質を与える
ためには、直鎖状の場合、少なくともその両末端に存在
していることが好ましい。
【0026】(a)成分の重合度は特に限定されない
が、硬化前の組成物が良好な流動性および作業性を有
し、硬化後の組成物が適度の弾性を有するには、25℃
における粘度が500〜500,000cPのものが好ま
しく、1,000〜100,000cPのものが特に好ま
しい。
【0027】(b)成分のポリオルガノハイドロジェン
シロキサンは、分子中に含まれるヒドロシリル基が
(a)成分中のアルケニル基への付加反応を行うことに
より、(a)成分の架橋剤として機能するものである。
(b)成分におけるシロキサン骨格は、直鎖状、分岐状
および環状のいずれであってもよい。また、これらの混
合物を用いてもよい。
【0028】シロキサン単位のケイ素原子に結合した有
機基としては、前述の(a)成分におけるアルケニル基
以外の有機基と同様のものが例示され、それらの中で
も、合成が容易な点から、メチル基が最も好ましい。
【0029】(b)成分の重合度は特に限定されない
が、同一のケイ素原子に2個以上の水素原子が結合した
ポリオルガノハイドロジェンシロキサンは合成が困難な
ので、硬化物を網状化して優れた物性のシリコーンゴム
を得るためには、3個以上のシロキサン単位からなるこ
とが好ましい。
【0030】(b)成分の配合量は、(a)成分中のア
ルケニル基1個に対して(b)成分中のケイ素原子に結
合した水素原子が好ましくは0.5〜5個、さらに好ま
しくは1〜3個となるような量である。上記の水素原子
の存在比が0.5未満となる量では、硬化が完全に完了
しない。逆に、該存在比が5を越える量の場合は、射出
成形品の圧縮永久ひずみが増加するばかりでなく、硬化
の際に発泡が起こりやすく、表面状態の良くない成形品
を与えることがある。
【0031】本発明で用いられる(c)成分の白金化合
物は、(a)成分中のアルケニル基と(b)成分中のヒ
ドロシリル基との間の付加反応を促進させるための触媒
であり、常温付近において硬化反応の触媒能が良好であ
るという点で優れている。
【0032】白金系化合物としては、塩化白金酸、塩化
白金酸とアルコールの反応生成物、白金−オレフィン錯
体、白金−ビニルシロキサン錯体、白金−ホスフィン錯
体などが例示される。
【0033】このうち、(a)成分および(b)成分へ
の溶解性や、触媒活性が良好な点から、塩化白金酸とア
ルコールの反応生成物および白金−ビニルシロキサン錯
体などが好ましい。
【0034】(c)成分の配合量は、(a)成分に対
し、白金原子換算で好ましくは0.1〜500重量ppm
、さらに好ましくは1〜100重量ppm である。0.
1重量ppm 未満の場合は、硬化速度が遅くて射出成形の
サイクル時間が長くなり、効率的でない。一方、500
重量ppm を越えると、硬化速度が過度に早まるために、
各成分を配合した後の作業性が損なわれ、また不経済で
もある。
【0035】このような(a)、(b)および(c)成
分を含む液状シリコーンゴム組成物に、流動性を調節し
たり、成形品の機械的強度を向上させるために、通常、
充填剤を配合する。充填剤としては、沈殿シリカ、煙霧
質シリカ、焼成シリカ、シリカエアロゲル、煙霧質酸化
チタンのような補強性充填剤;および粉砕石英、けいそ
う土、アルミノケイ酸、酸化鉄、酸化亜鉛、炭酸カルシ
ウムのような非補強性充填剤が例示され、そのままで
も、ヘキサメチルジシラザン、トリメチルクロロシラ
ン、ポリメチルシロキサンのような有機ケイ素化合物で
表面処理したものでもよい。
【0036】液状シリコーンゴム組成物の室温における
硬化を抑制して、貯蔵安定性および作業性を改善するた
めに、アセチレンアルコール化合物、ビニル基含有低分
子シロキサン化合物、マレイン酸ジアリル、トリアリル
イソシアヌレート、ニトリル化合物または有機過酸化物
のような硬化遅延剤を配合してもよい。
【0037】そのほか、必要に応じて顔料、耐熱性向上
剤、難燃化剤、可塑剤などを配合してもよい。また、接
着性向上剤を配合して、自己接着性を有する液状シリコ
ーンゴム組成物としてもよい。
【0038】このような付加反応型液状シリコーンゴム
組成物は、(a)〜(c)成分の所定量を、必要に応じ
て任意に配合される他の成分とともに、機械混合するこ
とによって調製される。上記の3成分を混合すると、常
温でも徐々に硬化反応が進行するので、通常は、(b)
成分を含む成分群と(c)成分を含む成分群とをそれぞ
れ別個に保存しておき、たとえば射出成形機に備えられ
た混合手段により、使用直前に両成分を均一に混合して
から使用するが、硬化遅延剤の存在下に全成分を同一容
器内に保存することも可能である。混合温度は好ましく
は−45〜+5℃、より好ましくは−30〜0℃であ
る。−45℃より低温では組成物が流動性を失い、+5
℃を越えると硬化反応が進行して粘度が上昇し、いずれ
も射出成形が困難になって、寸法精度の優れた複合体が
得られないからである。
【0039】また、別の好ましい液状シリコーンゴム組
成物として、有機過酸化物によるラジカル反応型の液状
シリコーンゴム組成物がある。これは、常温で液状のビ
ニル基含有ポリジオルガノシロキサンをベースポリマー
とし、触媒量の有機過酸化物を配合し、さらに必要に応
じて煙霧質シリカ、沈殿シリカのような無機質充填剤;
顔料;耐熱化剤などを添加したものである。用いる有機
過酸化物としては、分解温度が25〜100℃の範囲に
あるもの、たとえばベンゾイルペルオキシド、m−トル
イルペルオキシド、2,4−ジクロロベンゾイルペルオ
キシドなどを選択することが好ましい。
【0040】本発明において、二次射出によりシリコー
ンゴムを形成させる部位は、熱可塑性樹脂成形体の表面
の少なくとも一部であり、金型に装着されている面を除
く全面でも差支えない。
【0041】必要に応じて、二次射出の型締めの前に、
熱可塑性樹脂成形体の表面のシリコーンゴムを形成させ
る部位に、プライマー処理を行ってもよい。プライマー
としては、チタン酸エステル、炭素官能性シラン、およ
びこれらの混合物の有機溶媒溶液が挙げられる。プライ
マー処理は、塗布、吹き付けなどによって行うことがで
きる。
【0042】一方、液状シリコーンゴム組成物として、
自己接着性を有するものを用いてもよい。この場合、プ
ライマーを施す必要はないが、第2の射出装置、ゲート
および金型の表面や、熱可塑性組成物表面のうちシリコ
ーンゴムを形成させない部位を、フッ素樹脂のような離
型剤でコーティングするか、金型の一部、たとえば中央
金型片(22)にフッ素樹脂を用いることが望ましい。
【0043】ついで、射出された液状シリコーンゴムの
硬化(D)を行う。硬化温度は60〜250℃、好まし
くは120〜200℃であり、かつ熱可塑性樹脂の熱変
形温度未満の温度である。60℃未満では液状シリコー
ンゴムの硬化に長時間を要し、250℃を越えるとスコ
ーチの原因となる。また、熱可塑性樹脂の熱変形温度ま
で硬化温度を上げると、変形やバリを生じて、好ましく
ない。
【0044】
【発明の効果】本発明によって、大型の、また構造の複
雑な成形部を有する射出成形機を用いることなく、成形
部の金型取付面積を有効に活用して、そのうえ従来の熱
可塑性樹脂成形用金型を大幅に改造することなく、熱可
塑性樹脂とシリコーンゴムからなる複合体を、効率よく
製造することができる。本発明によって得られる複合体
は、大型の成形品が得られ、しかも寸法精度に優れ、バ
リの発生がない。このような複合体は、ガスケット、シ
ール、パッキンなどとしてきわめて有用である。
【0045】
【実施例】以下、実施例によって、本発明をさらに具体
的に説明する。本発明は、これらの実施例によって限定
されるものではない。以下の実施例において、部は重量
部を表し、粘度は25℃における値を示す。
【0046】実施例において、複合体の成形に使用した
射出成形装置は、概略を図1に示すように、第1射出部
(11)および第2射出部(12)の2組の射出装置を備え
た二色射出成形機(アーブルグ社製)である。また、使
用した金型は、図2に示すように、左部金型片(21)、
中央部金型片(22)および右部金型片(23)からなり、
中央部金型片(22)は、手動または自動取付け装置よ
り、射出装置外部より取付けることができる。
【0047】実施例に使用した液状シリコーンゴム組成
物は、下記のようにして調製した。すなわち、両末端が
ジメチルビニルシリル基で封鎖された、粘度10,00
0cPのポリジメチルシロキサン100部をベースポリマ
ーとし、これに煙霧質シリカ20部および石英粉末60
部を混和して、ベース混和物を調製した。これに、両末
端がトリメチルシリル基で封鎖され、ケイ素原子に結合
した水素原子の含有量が0.9重量%で、粘度20cPの
ポリメチルハイドロジェンシロキサン1.1部、および
白金−ポリメチルビニルシロキサン錯体の、ベースポリ
マーに対して白金原子が10ppm になる量を添加し、均
一になるまで混合して、液状シリコーンゴム組成物を調
製し、ただちに二次射出に供した。
【0048】実施例1 図2に示す左部金型片(21)と右部金型片(23)を用い
て、図3に示す熱可塑性樹脂成形用金型を組み立てて型
締めを行った。日本ジーイープラスチック株式会社製の
ポリカーボネートを、射出成形装置の第1射出部(11)
に投入し、270〜320℃の温度で溶融させ、この溶
融物を該射出部のノズルから、温度を150℃に設定し
た上記の熱可塑性樹脂成形用金型のキャビティ(31)
に、約6秒かけて射出成形した後、約35秒かけて冷却
して硬化させるサイクルにより、図5に示すような箱形
のポリカーボネート成形体を連続的に成形しては取り出
して、100個のポリカーボネート成形体を製造した。
【0049】次に、図3の金型を型開きした状態で、
(21)と(23)の間に、図4に示すように、二次射出す
るための凹部(24)を備えた中央部金型片(22)を、左
部金型片(21)に固定して取り付けた。
【0050】さらに、右部金型片(23)の凹部に、先に
成形した図5のポリカーボネート成形体(41)を取り付
け、型締めを行って、該成形体と中央部金型片(22)の
凹部(24)とでキャビティ(42)を形成させた。この状
態で、金型温度を120℃に設定し、二色射出成形装置
の第2射出部(12)のノズルから、前述の液状シリコー
ンゴム組成物を6秒かけて射出し、上記の金型温度で約
60秒かけて加熱、硬化させて、図6に示すような、箱
形のポリカーボネート成形体(61)の開口周縁部の上面
にシリコーンゴムガスケット(62)を形成させ、ポリカ
ーボネート−シリコーンゴム複合体とした。これを反覆
して、先に製造した100個のポリカーボネート成形体
のすべてに、シリコーンゴムガスケットを形成させた。
【0051】このようにして得られたポリカーボネート
−シリコーンゴム複合体は、シリコーンゴムがポリカー
ボネートに密着して、複合体の寸法精度は良好であっ
た。
【0052】実施例2 実施例1と同様にして、図3に示す熱可塑性樹脂成形用
金型を組立てて型締めを行った。三菱瓦斯化学株式会社
製の、ガラス繊維含有率50%の繊維強化ナイロン6を
第1射出部(11)に投入し、270〜300℃の温度で
樹脂を溶融状態とし、これをノズルから、温度140℃
に設定した上記の熱可塑性樹脂成形用金型のキャビティ
(31)に、約6秒かけて射出成形した後、約35秒かけ
て冷却して硬化させることにより、図5に示すような箱
形の繊維強化ナイロン6成形体を得た。
【0053】次に、金型を型開きして、右部金型片(2
3)の凹部に該成形体を装着した状態のまま、実施例1
で用いたのと同様の中央部金型片(22)を、自動取付け
装置を用いて取り付けて型締めを行った。
【0054】この状態で、金型温度を150℃に設定
し、実施例1と同様にして液状シリコーンゴム組成物を
6秒かけて射出した後、約40秒かけて加熱、硬化させ
て、図6に示すような補強ナイロン6−シリコーンゴム
複合体を得た。
【0055】このようにして得られた補強ナイロン6−
シリコーンゴム複合体は、シリコーンゴムが補強ナイロ
ン6に密着して、複合体の寸法精度は良好であった。
【図面の簡単な説明】
【図1】二色射出成形機の該略図である。
【図2】本発明に用いられる金型の一例を示す断面図で
ある。
【図3】図2に示された金型片を組み合わせて構成され
た熱可塑性樹脂成形用金型の一例を示す断面図である。
【図4】二次射出成形のための金型構成とキャビティの
一例を示す断面図である。
【図5】実施例の第1段階で得られた熱可塑性樹脂成形
体の斜視図である。
【図6】実施例で得られた複合体の斜視図である。
【符号の説明】
11 第1射出部 12 第2射出部 13 成形部 21 雄型 22 中央部金型片 23 雌型 24 中央部金型片の凹部 31 一次射出成形用キャビティ 41 熱可塑性樹脂成形体 42 二次射出成形用キャビティ 61 熱可塑性樹脂成形体 62 シリコーンゴム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29L 9:00

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)二色射出成形機の雌雄金型のキャ
    ビティに、溶融した熱可塑性樹脂を射出して、熱可塑性
    樹脂成形体を成形し; (B)前記雌雄金型の間に、液状シリコーンゴム組成物
    を二次射出するためのキャビティを前記成形体との間に
    形成するような別の金型片を挿入し; (C)前記雌雄金型の一方に熱可塑性樹脂が装着された
    状態で、前記別の金型片と前記成形体との間に形成され
    たキャビティに液状シリコーンゴム組成物を二次射出
    し; (D)60〜250℃で、かつ前記熱可塑性樹脂の熱変
    形温度未満の温度で該組成物を硬化させて;熱可塑性樹
    脂とシリコーンゴムの複合体を成形することを特徴とす
    る複合体の成形方法。
JP18483394A 1994-08-05 1994-08-05 複合体の成形方法 Withdrawn JPH0847943A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18483394A JPH0847943A (ja) 1994-08-05 1994-08-05 複合体の成形方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18483394A JPH0847943A (ja) 1994-08-05 1994-08-05 複合体の成形方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0847943A true JPH0847943A (ja) 1996-02-20

Family

ID=16160109

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18483394A Withdrawn JPH0847943A (ja) 1994-08-05 1994-08-05 複合体の成形方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0847943A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0761406A1 (de) * 1995-09-07 1997-03-12 Krauss-Maffei Aktiengesellschaft Vorrichtung zur Herstellung eines Thermoplast-Silikon-Verbundspritzgiessteils
JP2002542432A (ja) * 1999-02-19 2002-12-10 キュソウ インク. 低圧ガスケットの現場成形と方法
WO2006000535A1 (de) * 2004-06-29 2006-01-05 Robert Bosch Gmbh Gehäuseteil für eine antriebseinheit, sowie verfahren und werkzeug zur herstellung eines solchen
JP2010540787A (ja) * 2007-09-27 2010-12-24 エイチディー インスピレーション ホールディング ビー.ヴィ. バイザ及びその製作方法
CN103624922A (zh) * 2013-11-25 2014-03-12 王助正 注塑包胶方法
WO2015048483A1 (en) * 2013-09-27 2015-04-02 Saint-Gobain Performance Plastics Corporation Apparatus and method for making an article
US9982809B2 (en) 2015-12-30 2018-05-29 Saint-Gobain Performance Plastics Corporation Composite tubing and method for making and using same

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0761406A1 (de) * 1995-09-07 1997-03-12 Krauss-Maffei Aktiengesellschaft Vorrichtung zur Herstellung eines Thermoplast-Silikon-Verbundspritzgiessteils
US5788995A (en) * 1995-09-07 1998-08-04 Krauss-Maffei Ag Apparatus for making a composite thermoplastic and silicone article
JP2002542432A (ja) * 1999-02-19 2002-12-10 キュソウ インク. 低圧ガスケットの現場成形と方法
JP4895425B2 (ja) * 1999-02-19 2012-03-14 キュソウ インク. 低圧ガスケットの現場成形と方法
WO2006000535A1 (de) * 2004-06-29 2006-01-05 Robert Bosch Gmbh Gehäuseteil für eine antriebseinheit, sowie verfahren und werkzeug zur herstellung eines solchen
US7748717B2 (en) 2004-06-29 2010-07-06 Robert Bosch Gmbh Housing part for a drive unit, as well as method and mold for manufacturing same
JP2010540787A (ja) * 2007-09-27 2010-12-24 エイチディー インスピレーション ホールディング ビー.ヴィ. バイザ及びその製作方法
WO2015048483A1 (en) * 2013-09-27 2015-04-02 Saint-Gobain Performance Plastics Corporation Apparatus and method for making an article
JP2016530139A (ja) * 2013-09-27 2016-09-29 サン−ゴバン パフォーマンス プラスティックス コーポレイション 物品を製作するための装置及び方法
CN103624922A (zh) * 2013-11-25 2014-03-12 王助正 注塑包胶方法
CN103624922B (zh) * 2013-11-25 2015-11-25 王助正 注塑包胶方法
US9982809B2 (en) 2015-12-30 2018-05-29 Saint-Gobain Performance Plastics Corporation Composite tubing and method for making and using same

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0276790B1 (en) Integral molded article of polyolefin resin and silicone rubber and method for its production
EP1172413B1 (en) Silicone rubber adhesive composition and integrally molded article thereof
EP1172414B1 (en) Silicone rubber adhesive composition and integrally molded article thereof
EP0686671B1 (en) Adhesive silicone compositions
KR0127914B1 (ko) 사출성형용 실리콘 고무 조성물
EP1225210B1 (en) Silicone rubber adhesive composition and integrally molded article of silicone rubber and thermoplastic resin
EP0722990B1 (en) Thermoplastic resin compositions for use in integral molding with silicone rubber and integrally molded parts
EP2858803B1 (de) Verfahren zur herstellung von kunststoff-verbundformkörpern
CA1291609C (en) Method for producing a silicone rubber and thermoplastic resin composite
US5904887A (en) Molding method of composite
JPH0847943A (ja) 複合体の成形方法
JPH06207104A (ja) シリコーン樹脂とシリコーンゴムとの複合体及びその製造方法
JP2010509088A (ja) 立体成型品及びその製造方法並びにその用途
EP0477984B1 (en) Use of a compression-resistant silicone rubber composition
JPH06114845A (ja) シリコーンゴム型
JPH0699549A (ja) シリコーンゴムと不飽和ポリエステル樹脂との複合体及びその製造方法
JP2002020720A (ja) オイルブリード性シリコーンゴム接着剤組成物及び該接着剤組成物と熱可塑性樹脂との一体成形体
JPH089188B2 (ja) エンジニアリングプラスチックとシリコーンゴムからなる接着複合体の製造方法
JPS6017428B2 (ja) 射出成形用一液型オルガノポリシロキサン組成物
JPH08294939A (ja) シリコーンゴム成形品の製造方法
JPH0218453A (ja) 型取材料およびそれを用いた成形型の製造方法
JPH1142679A (ja) 芳香族ポリアミド樹脂とシリコーンゴムとの接着複合体の製造方法
JPH07113045A (ja) 付加反応型シリコーンゴム組成物
JPH07314614A (ja) 複合成形体及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20011106