JPH0847180A - 自動車用発電機 - Google Patents

自動車用発電機

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JPH0847180A
JPH0847180A JP6181498A JP18149894A JPH0847180A JP H0847180 A JPH0847180 A JP H0847180A JP 6181498 A JP6181498 A JP 6181498A JP 18149894 A JP18149894 A JP 18149894A JP H0847180 A JPH0847180 A JP H0847180A
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signal
circuit
input
output
terminal
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JP6181498A
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English (en)
Inventor
Kenichi Watanabe
健一 渡辺
Yuji Maeda
裕司 前田
Sakae Hikita
栄 引田
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Hitachi Ltd
Hitachi Automotive Systems Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Automotive Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
Hitachi Car Engineering Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】自動車用発電機の電圧調整装置において、デジ
タル・アナログ混在回路のテスティングの時間短縮、テ
スティングの簡略化及びテスティングに必要な外部端子
の削減を図る自動車用発電機を提案する。 【構成】デジタル・アナログ混在回路により構成されて
いる電圧調整装置3を有する自動車用発電機において、
通常使用しているクロックより短い周期のクロックへの
切り替えを行うクロック回路20と、外部出力端子の1
つの端子で複数のデジタル回路出力の検出を行い、外部
入力端子の1つの端子からの入力でデジタル回路の出力
に接続されている複数のアナログ回路入力信号の設定を
外部入力端子に入力する信号に応じて実行するテスティ
ング回路22で構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デジタル・アナログ混
在回路で構成された電圧調整装置を有する自動車用発電
機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の自動車用発電機に搭載されている
電圧調整装置は、特開昭62−81939号公報記載の
ように、バイポーラトランジスタによるアナログ回路で
構成されており、発電異常時に、車両に搭載された警告
灯の点灯を制御するランプ駆動用パワートランジスタの
スイッチング及び蓄電池の端子電圧を検出していた。特
に電機子巻線より交流出力を出力するための回転磁束を
供給する回転子への界磁電流を調整する界磁電流駆動用
パワートランジスタのスイッチングはアナログ回路のみ
で行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
バイポーラトランジスタによるアナログ回路のみで構成
されていた電圧調整装置では、前述した発電異常時にお
ける警告灯の点灯及び界磁電流制御用パワートランジス
タのスイッチングを時間的に制御しようとした場合、内
部にクロック回路を持っていないため実現が困難であっ
た。
【0004】時間的制御の実現は、従来のアナログ回路
のみの回路構成に対し、CMOSロジックにより構成さ
れたデジタル回路(すなわち、デジタル回路内にクロッ
ク回路を設け、このクロック回路から出力されるクロッ
クによりデジタル回路を動作し、デジタル回路の出力を
もとにアナログ回路を介してランプ駆動用パワートラン
ジスタ及び界磁電流制御用パワートランジスタのスイッ
チングを行う)を加えたデジタル・アナログ混在の回路
構成を採用することにより、可能にすることはできる。
【0005】しかし、このデジタル・アナログ混在回路
では、従来のアナログ回路のみの構成には必要とされな
かったテスティング回路が必要となる。従来のアナログ
回路のみの場合のテスティングは、入力端子にアナログ
信号を入力し、その入力をアナログ回路で処理し出力端
子に出力されたアナログ信号の状態を判定し回路のテス
ティングを行っているので、アナログ回路内にテスティ
ング用の回路を設ける必要はなかった。一方、デジタル
・アナログ混在回路の場合には、入力端子にアナログ信
号を入力し、アナログ回路によりA/D変換したデジタ
ル信号をデジタル回路に入力し、そのデジタル信号をデ
ジタル回路内で信号処理し出力されたデジタル信号は、
デジタル回路によりD/A変換された後アナログ信号と
して外部端子より出力され、その出力の状態を判定して
回路のテスティングを行わなければならないため、デジ
タル回路内にテスティング回路が必要である。
【0006】しかしながら、従来のアナログ回路のみの
電圧調整装置に比較して、テスティング回路を設けるデ
ジタル・アナログ混在回路の電圧調整装置は複数のデジ
タル回路の出力を確認する外部端子が多くなり、テステ
ィングプログラムが複雑になり、また、内部クロックに
よりデジタル回路の出力にディレイ時間を設けているた
めテスティング時間が長くなるという問題がある。
【0007】本発明の目的は、自動車用発電機の電圧調
整装置において、デジタル・アナログ混在回路のテステ
ィングの時間短縮、テスティングの簡単化及びテスティ
ングに必要な外部端子の削減を図る自動車用発電機を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を解決するため
に、本発明は、クロックで動作するデジタル回路と該デ
ジタル回路の出力で動作するアナログ回路とを含むデジ
タル・アナログ混在回路で構成された電圧調整装置を有
し、外部より信号を入力するための外部入力端子と前記
電圧調整装置の内部回路内の信号を外部に出力するため
の外部出力端子を備えた、自動車用発電装置において、
前記デジタル回路は、前記外部入力端子に入力する信号
に応じて前記内部回路内で予め選定してある異なる複数
の信号から1つの信号を選択し前記内部回路内に供給す
るクロック回路と、前記外部入力端子に入力する信号に
応じて前記内部回路内で予め選定してある複数の信号を
任意に設定すると共に前記内部回路内で予め選定してあ
る複数の信号を前記外部出力端子の1つの端子より出力
するテスティング回路を備えたことを特徴とする自動車
用発電機を提供する。
【0009】
【作用】本発明によれば、デジタル回路において、選択
回路(以下、マルチプレクサと称す)を用いて外部入力
端子に入力する信号に応じて通常使用しているクロック
信号に替えて短い周期のクロック信号を選択し供給可能
とすることで、デジタル回路の動作速度を通常より上げ
ることができ、電圧調整装置の動作確認を行う場合に時
間短縮を図ることができる。また、伝達手段(以下、シ
フトレジスタと称す)を用いてデジタル回路の出力信号
を任意のタイミングで引き出し確認可能としたことで、
デジタル回路の回路動作をデジタル回路の出力を入力と
するアナログ回路を介して出力された信号により確認す
る場合に比べ、デジタル回路の回路動作確認を容易にす
るとともにデジタル回路への入力信号の設定を容易にす
る。さらに、通常上記手段を用いることなくデジタル回
路の出力を接続しているアナログ回路の入力を設定しよ
うとした場合には、デジタル回路の入力信号に対する出
力信号のディレイ時間及び複雑なデジタル回路の動作を
考慮した上でデジタル回路への入力信号を設定する。そ
してデジタル回路内で信号処理した後アナログ回路に入
力するという複雑な作業を伴うが、シフトレジスタおよ
びマルチプレクサを組み合わせ、通常のデジタル回路の
出力信号の代わりに外部入力端子より入力される信号に
応じて任意にアナログ回路の入力を設定可能とする。こ
れにより、デジタル回路出力のための複雑な入力信号の
設定を省き、アナログ回路の動作を容易かつ確実に確認
することができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例に係る自動車用発電
機を図面を用いて説明する。
【0011】図1は、本発明の一実施例に係る自動車用
発電機の構成を示す。1は発電機を示しており、発電機
1は電圧調整装置3、電機子巻線からなる三相電機子巻
線4、ツェナーダイオードからなる三相全波整流器5、
界磁巻線6で構成されている。電圧調整装置3は、アナ
ログ回路で構成され端子Sの電圧を検出しデジタル信号
に変換する電圧検出回路11、電圧検出回路11の出力
であるデジタル信号を入力とし信号処理を行うデジタル
回路部12、アナログ回路で構成されデジタル回路部1
2のデジタル出力によりパワートランジスタ8のスイッ
チングを制御する駆動回路13、フライホイールダイオ
ード7、外部端子14,15,16,17,18,19
により構成される。電圧調整装置3は、端子Sの電圧を
電圧検出回路11で検出し、駆動回路13により界磁制
御用パワートランジスタ8を制御して界磁巻線6に流れ
る界磁電流を調整することで三相電機子巻線4より出力
される交流出力を調整する。
【0012】デジタル回路12は、周期の異なるクロッ
ク信号を出力するクロック回路20、クロック回路20
より出力されるクロック信号に同期して動作し、主に信
号処理を行う演算回路21、演算回路21の出力を加工
し外部端子に引き出し確認するとともに駆動回路13に
信号を入力するテスティング回路22より構成される。
【0013】図2は、図1のクロック回路20の内部回
路を示す。101,102,103,104はそれぞれ
周期の異なるクロック信号を発生するクロック発生回
路、105,106,107はマルチプレクサ、10
8,109,110はインバータである。
【0014】マルチプレクサ105でマルチプレクサの
動作原理を説明する。ANDゲート111は外部端子1
4への入力信号とクロック発生回路101の出力との積
をとり、ANDゲート112はインバータ108の出力
とクロック発生回路102の出力との積をとり出力す
る。インバータ108は外部端子14への入力信号を反
動させた信号を出力する。ORゲート113はANDゲ
ート111,112からの出力信号の和をとり出力信号
を端子aに出力する。前記ANDゲート111,11
2、ORゲート113をマルチプレクサ105の様に構
成することにより、外部端子14への入力信号が”Lo
w”の場合は端子aにクロック発生回路102の出力信
号を選択し、外部端子14が”High”の場合は端子
aにクロック回路101の出力信号を選択し出力するこ
とが可能となる。マルチプレクサ106、107もマル
チプレクサ105と動作原理は同様である。
【0015】通常の動作時、外部端子14は”Low”
に設定しており、この場合、マルチプレクサ105はク
ロック発生回路102の出力信号を選択し端子aに出力
し、マルチプレクサ106はクロック発生回路103の
出力信号を選択し端子bに出力し、マルチプレクサ10
7はクロック発生回路104の出力信号を選択し端子c
に出力する。これに対し、テスティングの時間短縮等を
目的とし、演算回路の動作速度を上げようとする場合
は、外部端子14を”High”に設定することにより
マルチプレクサ105,106,107はクロック回路
101の出力信号を選択し、端子a,b,cにクロック
発生回路102,103,104より周期の短いクロッ
ク信号101の出力信号を出力することが可能となる。
【0016】図3は、図1のテスティング回路22の内
部回路を示す。テスティング回路22は、入力端子とし
て用いる外部端子15,16,17、出力端子として用
いる外部端子19、シフトレジスタ201,202,2
03、マルチプレクサ204,205,206、インバ
ータ207,208,209で構成されている。
【0017】はじめに、外部端子15,16,17へ入
力する信号によりシフトレジスタ201,202,20
3を制御し、演算回路21からの出力である端子d,
e,fの信号を外部端子19の出力により検出する方法
について説明する。
【0018】外部端子15はシフトレジスタ201,2
02,203の入力Lに接続され、外部端子15に入力
する信号によりシフトレジスタ201,202,203
それぞれの入力Dと入力LDのどちらから信号を取り込
むかを切り替える。
【0019】外部端子15に入力する信号が”Low”
の場合、信号はシフトレジスタ201,202,203
の入力Dより取り込まれ、シフトレジスタ201の入力
Dには外部端子16より信号が入力され、シフトレジス
タ202の入力Dにはシフトレジスタ201の出力Qよ
り信号が入力され、シフトレジスタ203の入力Dには
シフトレジスタ202の出力Qより信号が入力される。
【0020】外部端子15に入力する信号が”Hig
h”の場合、信号はシフトレジスタ201,202,2
03の入力LDより取り込まれ、シフトレジスタ201
の入力LDには端子dの信号が入力され、シフトレジス
タ202の入力LDには端子eの信号が入力され、シフ
トレジスタ203の入力LDには端子fの信号が入力さ
れる。
【0021】外部端子17はシフトレジスタ201,2
02,203の入力CKに接続され、外部端子17に入
力された信号が”High”から”Low”に変化した
時シフトレジスタ201,202,203の入力D、ま
たは入力LDに入力されている信号はシフトレジスタ2
01,202,203の出力Qに出力され、次に外部端
子17に”High”から”Low”に変化する信号が
入力されるまで出力Qは保存される。
【0022】図4は、演算回路21の出力である端子
d,e,fの信号を外部端子19から出力する場合のテ
スティング回路22の動作波形図を示す。
【0023】信号(a)は端子15よりシフトレジスタ
201,202,203の入力Lに入力される信号を示
し、信号(b)は外部端子16よりシフトレジスタ20
1の入力Dに入力される信号を示し、信号(c)には外
部端子17よりシフトレジスタ201,202,203
の入力CKに入力される信号を示し、信号(d)は端子
dよりシフトレジスタ201の入力LDに入力される信
号を示し、信号(e)は端子eよりシフトレジスタ20
2の入力LDに入力される信号を示し、信号(f)は端
子fよりシフトレジスタ203の入力LDに入力される
信号を示し、信号(g)はシフトレジスタ201の出力
Qから出力される信号を示し、信号(h)はシフトレジ
スタ202の出力Qから出力される信号を示し、信号
(i)はシフトレジスタ203の出力Qから外部端子1
9を介して出力される信号を示す。
【0024】図4の時間t1からt6の間で回路動作を
説明する。時間t1、t3間の信号(a)が”Hig
h”の場合、シフトレジスタ201,202,203の
入力LDからそれぞれ、端子dの信号である信号
(d)”High”、端子eの信号である信号(e)”
Low”、端子fの信号である信号(f)”Low”が
選択され入力される。そして、時間t2の様に信号
(a)が”High”で、かつ、シフトレジスタ20
1,202,203の入力CKに入力される信号(c)
を”High”から”Low”に変化させた場合、入力
LDから入力された端子dの信号すなわち信号(d)”
High”がシフトレジスタ201の出力Qから信号
(g)として出力される。同様にシフトレジスタ202
では、端子eの信号すなわち信号(e)”Low”が出
力Qから信号(h)として出力され、シフトレジスタ2
03では、端子fの信号すなわち信号(f)”Low”
が出力Qから信号(i)として出力される。時間t2で
の出力Qからの信号(g),(h),(i)は、次に信
号(c)すなわち入力CKに”High”から”Lo
w”に変化する信号が入力される時間t4まで状態を保
持される。
【0025】信号(a)すなわち入力Lは時間t1か
ら”High”とし、時間t2で入力LDから入力した
信号を出力Qに出力した後、時間t4の前に時間t3
で”Low”とし、入力を入力LDから入力Dに切り替
える。
【0026】シフトレジスタ201の入力Dには外部端
子16より信号が入力され、信号(b)に示される様に
常時”Low”を入力する。時間t2からシフトレジス
タ201は入力Dより外部端子16すなわち信号
(a)”Low”を入力し、シフトレジスタ202は入
力Dよりシフトレジスタ201の出力Qすなわち信号
(g)”High”を入力し、シフトレジスタ203は
入力Dよりシフトレジスタ202の出力Qすなわち信号
(h)を入力する。そして、時間t4で信号(c)が”
High”から”Low”に変化した時、シフトレジス
タ201の入力Dから入力された外部端子16の信号す
なわち信号b”Low”が、シフトレジスタ201の出
力Qから信号(g)として出力される。同様にシフトレ
ジスタ202では、シフトレジスタ201の出力Qすな
わち信号(g)”High”が、出力Qから信号(h)
として出力され、シフトレジスタ203では、シフトレ
ジスタ202の出力Qすなわち信号(h)”Low”
が、出力Qから信号(i)として出力される。時間t4
での出力Qからの信号(g),(h),(i)は、次に
信号(c)すなわち入力CKに”High”から”Lo
w”に変化する信号が入力される時間t5までに状態を
保持される。時間t5、t6においても時間t4におけ
る回路動作と同様の動作を示す。
【0027】時間t1からt6までの一連の動作によ
り、外部端子15への入力信号すなわち信号(a)が”
High”で、かつ、外部端子17への入力信号すなわ
ち信号(c)に”High”から”Low”に変化する
信号が入力される時間t2の端子d”High”、e”
Low”、f”Low”を外部端子19すなわち信号
(i)で確認できる。端子dすなわち信号(d)”Hi
gh”は外部端子19すなわち信号(i)のt5、t6
間に出力される”High”で、端子eすなわち信号
(e)”Low”は外部端子19すなわち信号(i)の
t4、t5間に出力される”Low”で、端子fすなわ
ち信号(f)”Low”は外部端子19すなわち信号
(i)のt3、t4間に出力される”Low”で確認す
る。時間t6以降に示す端子d、e、fの信号も前述し
た方法により確認できる。
【0028】本実施例のテスティング回路22の入力信
号は端子d、e、fの3入力であるが外部端子15、1
7への入力信号の設定を変えれば、演算回路21からテ
スティング回路22に入力される信号が4入力以上の場
合でも外部端子19で確認可能である。
【0029】次に、図3のテスティング回路22の回路
図において、外部端子15,16,17,18へ入力す
る信号によりシフトレジスタ201,202,203、
マルチプレクサ204,205,206、インバータ2
07,208,209を制御し、駆動回路13の入力す
なわち、端子g、h、iの信号を任意に設定する方法に
ついて説明する。マルチプレクサ204,205,20
6は前述した図2のマルチプレクサ105と動作原理は
同様である。
【0030】マルチプレクサ204は端子dの信号とシ
フトレジスタ201の出力Qのどちらかを選択し端子g
より出力する。マルチプレクサ205は端子eの信号と
シフトレジスタ202の出力Qのどちらかを選択し端子
hより出力する。マルチプレクサ206は端子fの信号
とシフトレジスタ203の出力Qのどちらかを選択し端
子iより出力する。外部端子18は図3に示すように、
マルチプレクサ204,205,206に対し直接、ま
たはインバータ207,208,209を介して接続さ
れている。
【0031】通常、外部端子18には”Low”が入力
され、マルチプレクサ204は端子dの信号を選択し端
子gに出力し、マルチプレクサ205は端子eの信号を
選択し端子hに出力し、マルチプレクサ206は端子f
の信号を選択し端子iに出力する。
【0032】テスティング時、外部端子18には”Hi
gh”が入力され、マルチプレクサ204はシフトレジ
シタ201の出力Qを選択し端子gに出力し、マルチプ
レクサ205はシフトレジスタ202の出力Qの信号を
選択し端子hに出力し、マルチプレクサ206はマルチ
プレクサ203の出力Qの信号を選択し端子iに出力す
る。
【0033】図5は、駆動回路13の入力信号g,h,
iをテスティング回路より任意に出力する場合の動作波
形を示す。
【0034】信号(a)には端子15よりシフトレジス
タ201,202,203の入力Lに入力される信号を
示し、信号(b)には外部端子16よりシフトレジスタ
201の入力Dに入力される信号を示し、信号(c)に
は外部端子17よりシフトレジスタ201,202,2
03の入力CKに入力される信号を示し、信号(d)に
は外部端子18よりマルチプレクサ204,205,2
06及びインバータ207,208,209に入力され
る信号を示し、信号(e)にはマルチプレクサ204か
らの出力である端子gの信号を示し、信号(f)にはマ
ルチプレクサ205からの出力である端子hの信号を示
し、信号(g)にはマルチプレクサ206からの出力で
ある端子iの信号を示す。
【0035】図5に示す様に、テスティング時は信号
(a)すなわち外部端子15には常時”Low”を入力
し、シフトレジスタ201,202,203には入力D
からのみ信号を入力するようにする。また、信号(d)
すなわち外部端子18には”High”を入力し、マル
チプレクサ204はシフトレジスタ201の出力Qを選
択し端子gに出力し、マルチプレクサ205はシフトレ
ジスタ202の出力Qの信号を選択し端子hに出力し、
マルチプレクサ206はマルチプレクサ203の出力Q
の信号を選択し端子iに出力する。
【0036】信号(e)すなわち端子g、信号(f)す
なわち端子h、信号(g)すなわち端子iに図5に示す
様にパターン1から8の信号を出力し設定する場合、信
号(b)すなわち外部端子16への入力信号を図5に示
す様に設定し、信号(c)すなわち外部端子17への入
力信号を図5に示す様なタイミングで入力する。
【0037】パターン4の信号(e)”High”、信
号(f)”High”、信号(g)”High”に設定
する場合について説明する。
【0038】まず、パターン1で端子(a)すなわち外
部端子16を介してシフトレジスタ201の入力Dに”
High”を入力しておく。
【0039】パターン1では、シフトレジスタ201の
入力Dには”High”、シフトレジスタ202の入力
Dにはシフトレジスタ201の出力Q”Low”、シフ
トレジスタ203の入力Dにはシフトレジスタ202の
出力Q”Low”が入力されている。パターン2のはじ
めで信号(c)すなわち外部端子17を介してシフトレ
ジスタ201,202,203の入力CKに”Hig
h”から”Low”に変化する信号を入力することで、
パターン1でシフトレジスタ201,202,203の
入力Dに入力していた信号が、パターン2で信号(e)
すなわちシフトレジスタ201の出力Qでマルチプレク
サ204を介した端子gが”High”、信号(f)す
なわちシフトレジスタ202の出力Qでマルチプレクサ
205を介した端子hが”Low”、信号(g)すなわ
ちシフトレジスタ203の出力Qでマルチプレクサ20
6を介した端子iが”Low”に設定される。
【0040】パターン2では、シフトレジスタ201の
入力Dには”High”、シフトレジスタ202の入力
Dには”High”、シフトレジスタ203の入力Dに
は”Low”が入力されている。パターン3のはじめで
信号(c)すなわち外部端子17を介してシフトレジス
タ201,202,203の入力CKに”High”か
ら”Low”に変化する信号を入力することで、パター
ン2で入力Dに入力していた信号がシフトレジスタ20
1,202,203の出力Qに出力され、パターン3で
信号(e)すなわちシフトレジスタ201の出力Qでマ
ルチプレクサ204を介した端子gが”High”、信
号(f)すなわちシフトレジスタ202の出力Qでマル
チプレクサ205を介した端子hが”High”、信号
(g)すなわちシフトレジスタ203の出力Qでマルチ
プレクサ206を介した端子iが”Low”に設定され
る。
【0041】パターン3では、シフトレジスタ201の
入力Dには”High”、シフトレジスタ202の入力
Dには”High”、シフトレジスタ203の入力Dに
は”High”が入力されている。パターン4のはじめ
で信号(c)すなわち外部端子17を介してシフトレジ
スタ201,202,203の入力CKに”High”
から”Low”に変化する信号を入力することで、パタ
ーン2で入力Dに入力していた信号がシフトレジスタ2
01,202,203の出力Qに出力されパターン4で
信号(e)すなわちシフトレジスタ201の出力Qでマ
ルチプレクサ204を介した端子gが”High”、信
号(f)すなわちシフトレジスタ202の出力Qでマル
チプレクサ205を介した端子hが”High”、信号
(g)すなわちシフトレジスタ203の出力Qでマルチ
プレクサ206を介した端子iが”High”に設定さ
れる。パターン5以降も前述した方法により設定する。
【0042】本実施例のテスティング回路22の出力信
号は端子g、h、iの3出力であるが外部端子16、1
7への入力信号の設定を変えればテスティング回路22
から出力する信号が4出力以上でも可能である。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、デジタル・アナログ混
在回路のテスティングを行う場合、クロックの周期を切
り替えデジタル回路の動作速度を上げたことによりテス
ティング時間の短縮化が図れる。また、複数のデジタル
回路の出力を任意のタイミングで1外部端子で確認可能
とすると共に、複数のアナログ回路の入力信号を1端子
からの入力で任意に設定可能とすることができる。これ
により、テスティングの簡単化及び外部端子の削減が図
れ、しいては電圧調整回路の小型化を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る自動車用発電機の構成
を示す回路ブロック図である。
【図2】図1のクロック回路の内部回路を示す図であ
る。
【図3】図1のテスティング回路の内部回路を示す図で
ある。
【図4】演算回路の信号を外部端子から出力する場合の
テスティング回路の動作波形図である。
【図5】駆動回路の入力信号をテスティング回路より任
意に出力する場合の動作波形図である。
【符号の説明】
1…発電機、3…電圧調整装置、11…電圧検出回路、
12…デジタル回路部、13…駆動回路、14,15,
16,17,18,19…外部端子、20…クロック回
路、21…演算回路、22…テスティング回路、10
1,102,103,104…クロック発生回路、10
5,106,107,204,205,206…マルチ
プレクサ、201,202,203…シフトレジスタ。
フロントページの続き (72)発明者 前田 裕司 茨城県勝田市大字高場2520番地 株式会社 日立製作所自動車機器事業部内 (72)発明者 引田 栄 茨城県勝田市大字高場字鹿島谷津2477番地 3 日立オートモティブエンジニアリング 株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】クロックで動作するデジタル回路と該デジ
    タル回路の出力で動作するアナログ回路とを含むデジタ
    ル・アナログ混在回路で構成された電圧調整装置を有
    し、外部より信号を入力するための外部入力端子と前記
    電圧調整装置の内部回路内の信号を外部に出力するため
    の外部出力端子を備えた、自動車用発電装置において、 前記デジタル回路は、前記外部入力端子に入力する信号
    に応じて前記内部回路内で予め選定してある異なる複数
    の信号から1つの信号を選択し前記内部回路内に供給す
    るクロック回路と、前記外部入力端子に入力する信号に
    応じて前記内部回路内で予め選定してある複数の信号を
    任意に設定すると共に前記内部回路内で予め選定してあ
    る複数の信号を前記外部出力端子の1つの端子より出力
    するテスティング回路を備えたことを特徴とする自動車
    用発電機。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記クロック回路は、
    出力する周期の異なる複数のクロック信号を前記外部入
    力端子に入力する信号に応じて選択回路により選択し前
    記クロック信号の周期を切り替え前記内部回路に供給す
    ることを特徴とする自動車用発電機。
  3. 【請求項3】請求項2において、前記選択回路により選
    択されたクロック信号は、通常より短いクロック信号で
    あることを特徴とする自動車用発電機。
  4. 【請求項4】請求項1において、前記テスティング回路
    は、前記外部入力端子のうちの第1の外部入力端子に入
    力する信号を変化させ、前記外部入力端子のうちの第2
    の外部入力端子に入力した信号に同期して前記第1の外
    部入力端子に入力した信号を前記電圧調整装置の内部回
    路に取り込み伝達、保持する伝達手段を介して複数の伝
    達手段の出力を設定し、前記選択回路により通常選択し
    ている内部信号に替えて、前記外部入力端子のうちの第
    3の外部入力端子に入力する信号に応じて前記伝達手段
    の出力を選択し内部回路に供給することで内部回路の信
    号を任意に設定することを特徴とする自動車用発電機。
  5. 【請求項5】請求項1において、前記テスティング回路
    は、前記外部入力端子のうちの第4の外部入力端子に入
    力する信号に応じて予め選定した前記電圧調整装置の内
    部回路の複数の信号を前記伝達手段に取り込み、前記第
    2の外部入力端子に入力する信号に同期して前記伝達手
    段により取り込んだ信号を伝達し前記伝達手段に接続さ
    れた前記外部出力端子の1つの端子より出力することを
    特徴とする自動車用発電機。
  6. 【請求項6】クロックで動作するデジタル回路と該デジ
    タル回路の出力で動作するアナログ回路とを含むデジタ
    ル・アナログ混在回路で構成された電圧調整装置を有
    し、外部より信号を入力するための外部入力端子と前記
    電圧調整装置の内部回路内の信号を外部に出力するため
    の外部出力端子を備えた、自動車用発電装置において、 前記電圧調整装置のデジタル回路は、外部入力端子に入
    力する信号に応じて通常使用しているクロック信号より
    短い周期のクロック信号へ切替え、外部出力端子の1つ
    の端子で複数のデジタル出力信号の検出を行い、外部入
    力端子の1つの端子からの入力で前記デジタル回路の出
    力に接続されている複数のアナログ回路入力信号の設定
    を外部入力端子に入力する信号に応じて実行することを
    特徴とする自動車用発電機。
JP6181498A 1994-08-02 1994-08-02 自動車用発電機 Pending JPH0847180A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7477493B2 (en) 2006-11-07 2009-01-13 Mitsubishi Electric Corporation Alternator control device for vehicle

Cited By (2)

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US7477493B2 (en) 2006-11-07 2009-01-13 Mitsubishi Electric Corporation Alternator control device for vehicle
DE102007023946B4 (de) * 2006-11-07 2014-12-04 Mitsubishi Electric Corp. Drehstromgenerator-Steuervorrichtung für ein Kraftfahrzeug mit einer Umschalteinrichtung für einen Lastreaktionskoeffizienten

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