JPH084667B2 - サイクルミシン - Google Patents

サイクルミシン

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JPH084667B2
JPH084667B2 JP2192569A JP19256990A JPH084667B2 JP H084667 B2 JPH084667 B2 JP H084667B2 JP 2192569 A JP2192569 A JP 2192569A JP 19256990 A JP19256990 A JP 19256990A JP H084667 B2 JPH084667 B2 JP H084667B2
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sewing machine
shaft
cam
lever
main shaft
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佑平 保屋野
正彦 佐藤
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ジューキ株式会社
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B3/00Sewing apparatus or machines with mechanism for lateral movement of the needle or the work or both for making ornamental pattern seams, for sewing buttonholes, for reinforcing openings, or for fastening articles, e.g. buttons, by sewing
    • D05B3/12Sewing apparatus or machines with mechanism for lateral movement of the needle or the work or both for making ornamental pattern seams, for sewing buttonholes, for reinforcing openings, or for fastening articles, e.g. buttons, by sewing for fastening articles by sewing
    • D05B3/14Sewing apparatus or machines with mechanism for lateral movement of the needle or the work or both for making ornamental pattern seams, for sewing buttonholes, for reinforcing openings, or for fastening articles, e.g. buttons, by sewing for fastening articles by sewing perforated or press buttons

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  • Textile Engineering (AREA)
  • Sewing Machines And Sewing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、ボタン縫着動作に加え、1縫製サイクル
終了直前で、ミシン主軸とミシン駆動源との連結解除、
ボタン保持部材の上昇、ミシン主軸の停止などを自動的
に実行するようにしたサイクルミシンに関する。
[従来技術] 現在、この種のミシンとしては、第5図に示すような
ものが知られている。
このミシンにおいては、1縫製サイクルの終了時に
は、ミシン停止の半針前、すなわち、主軸1上の偏心カ
ム2の回転に基づいて揺動される揺動レバー3の先端作
動部4が針下死点に対応して第1図の実線位置に配置さ
れている時、前記主軸1に連動して減速回転する制御円
板5に向かって回動付勢されたレバー6上のコロ7がそ
の制御円板5の凹所8に相対し、前記レバー6に対する
付勢力に基づき、そのレバー6が第1図に鎖線で示す位
置から同図に実線で示す位置まで回動される。このレバ
ー6の回動に伴い、図示しない停止機構が作動され、主
軸1が減速回転される。
また、前記レバー6の回動に伴い、連結リンク9,10を
介して作動杆11の下端が第1図に鎖線で示す位置から実
線で示す位置まで移動され、その係合凹部12が前記揺動
レバー3が針下死点に対応する第1図の実線位置から針
上死点に対応する第1図の鎖線位置まで移動されること
により、前記作動杆11が下方へ移動され、その下方移動
に伴ってミシンのベッド面上の下降物保持手段がそのベ
ッド面上から上方へ離間する位置に配置される。その
後、主軸1が停止されるようになっている。
ところが、この従来のサイクルミシンにおいては、ミ
シン停止までの主軸の減速期間が半針分であるため、停
止機構に大きな衝撃が加わり、その停止機構が破損する
虞があった。
そこで、上記コロ7が凹所8に嵌入するタイミング
を、ミシン停止の一針手前に設定し、減速期間を長くす
ることも考えられるが、上記従来のミシンでは、前記作
動杆11が第5図の鎖線位置にある揺動レバー3の先端作
動部4と干渉するため、係止レバー11を凹所8に嵌入さ
せることができず、一針前からの減速を実行することは
不可能であった。
そこで、1針前からのミシンの減速を実現するものと
して第6図に示すようなものが提案されている。なお、
図中、第5図に示したものと同一もしくは相当部分に
は、同一符号を付してある。
このミシンでは、制御円板5の凹所8をミシン停止の
1針手前から形成する一方、連結リンク9と連結リンク
10とを、長溝9aとこれに挿通させた段ねじ10aとにより
連結し、さらに、前記連結リンク10を引張りバネ13によ
り図において左方へ付勢させるようになっている。
この場合にも、作動杆11がミシン停止1針前の状態
で、一点鎖線に示す揺動レバー3の先端作動部4に作動
杆11が当接するが、連結リンク9は、これに拘りなく長
孔10aに沿って一点鎖線に示す位置まで回転するため、
レバー6はころ6が凹所8に嵌入する位置(一点鎖線に
て示す)まで回転する。これにより、ミシンは1針前か
ら減速され、ミシン停止時において停止機構などに加わ
る衝撃は、第5図に示したものに比べて緩和される。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、第6図に示した従来のサイクルミシン
にあっても、ミシンの作動速度が高い場合には、十分な
減速効果が得られず、停止機構に加わる衝撃を十分に緩
和するには至らなかった。
つまり、1針前から開始する程度の減速動作では、十
分な減速効果は期待できず、従来のサイクルミシンで
は、1針前よりさらに前から減速動作を開始させること
は、不可能であった。すなわち、上記従来のミシンで
は、制御円板5の凹所8により前記減速開始だけでな
く、ボタン保持部材の上昇や停止機構の作動などの制御
も行っていたため、凹所8を1針より手前から形成した
場合には、ボタン保持部材や停止機構の作動タイミング
が早すぎる結果となり、適正な縫着動作及び停止動作が
実現できないという新たな問題が発生した。さらに、第
6図に示すミシンにあっては、バネ13の付勢力によって
作動杆11の係合凹部12と揺動レバー3の先端作動部4と
が係合するようになっているため、何らかの振動がミシ
ンに加わった場合等に、その振動によって係合凹部4が
先端作動部4から離脱する場合があり、動作不良を起こ
すことがあった。
この発明は、前記課題を解決するために成されたもの
で、ミシン主軸と駆動源との連結、遮断を、ボタン保持
部材の上昇、停止機構の作動などに拘りなく、ミシンの
駆動速度に応じて任意のタイミングでミシン主軸と駆動
源との連結、遮断を実行することができ、十分な減速効
果を得ることができると共に、外部からの振動等に全く
影響されることなく、適確な動作を実行することができ
るサイクルミシンの提供を目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明は、ミシン主軸を係止する遮断フレームを第
2の揺動軸に固定すると共に、糸切断機構及びボタン保
持部材を作動させる作動杆を前記第2の揺動軸に固定し
た第2の作動レバーに連結し、この第2の作動レバー
を、1縫製サイクル中1回転する回転軸に固定した第2
の制御カムによって制御するようにする一方、前記回転
軸に固定した第1の制御カムによって第1の揺動軸に固
定された第1の作動レバーの作動を制御し、その第1の
揺動レバーの作動によってクラッチ機構を制御するよう
にしたものである。
また、上記サイクルミシンにおいて、第1の揺動軸
と、第2の揺動軸とを互いに回動自在に嵌合する二重軸
構造に形成しても良い。
[作用] この発明においは、1縫製サイクル中、クラッチ機構
によるミシン主軸とミシン駆動源との断続制御と、その
他の制御、すなわち、糸切り機構の作動、ボタン保持部
材の昇降、及び遮断フレームの作動等をそれぞれ第1,第
2の制御カムによって独立に制御するようになっている
ため、ミシン主軸とミシン駆動源との断続をその他の制
御動作に拘りなく実行させることができる。従って、例
えばミシンを高速駆動する場合には、ミシン主軸とミシ
ン駆動源との接続を早めに遮断するよう第1の制御カム
を設定しておくことで、ボタン保持部材の作動を初めと
するその他の作動に全く影響を与えることなく、ミシン
主軸を十分に減速させた状態で停止させることができ、
停止時の衝撃を大幅に緩和することができる。
[発明の実施例] 以下、この発明の一実施例を第1図ないし、第4図に
基づき説明する。
図において、21aは図外の縫針等を有するミシンアー
ム、21bは布押え下板22等を有するミシンベッド、23は
ミシンベッド21b上を摺動する送り台、24は支点軸24dに
より回動可能に支持されたボタン保持部材であり、常に
は、バネ24eにより下方に付勢されている押圧棒24fによ
って下方へ押圧されている。このボタン保持部材24は一
端部(図では右端部)にボタンの外周を挟持する一対の
ボタン挟持足24a,24bが布押え下板22に対向して設けら
れており、また、その上面には、屈曲した引掛け部24c
が形成されている。25は中央部を軸27によってミシンア
ーム21aに回動自在に支持された押え上げレバーで、そ
の一端部には、ミシンアーム21aに軸28aにて回動自在に
支持された回動リンク28が連結されており、また、他端
部には、引き上げ部材26が下方へ向けて突設されてい
る。そして回動リンク28には作動杆51の上端部が連結さ
れており、この作動杆51が下降することにより、前記回
動リンク28は矢符a方向へ回転し、それに伴って押え上
げレバー25の引き上げ部材26がボタン保持部材24に設け
られた前記引っ掛け部24cを上方へ引き上げ、ボタン挟
持足24a,24bを布押え下板22から上方へ離間させるよう
になっている。また、29は針板21cの下面に位置する糸
切りメスで、前記回動リンク28に連動するリンク30,31,
32,33を介して前記回動リンク28に連結されており、回
動リンク28が矢符a方向へ回転することにより、水平移
動し、図外の固定刃との間で布からルーパに連なる糸を
切断するようになっている。なお、前記29〜33により糸
切り機構を構成している。
また、34はミシンベッド21bに支持されたミシン主軸
であり、このミシン主軸34には第3図に示すクラッチ機
構35を介してミシンモータ等の駆動源(図示せず)から
の回転力が伝達されるようになっている。すなわち、前
記クラッチ機構35はミシン主軸に固定した円錐台状の制
動部35a1を有する遮断プーリ35aと、ミシン主軸34に対
し回動及び軸方向への移動を可能とした駆動プーリ35b
とよりなっており、前記駆動プーリ35bには前記制動部3
5a1に対して嵌脱可能な凹面部35b1が形成されている。
また、駆動プーリ35bはその外周面に架装されたベルト3
5cによって図外の駆動源と連結されており、前記制動部
35a1と駆動プーリ35bとを嵌合させることにより、モー
タの回転力をミシン主軸34に伝達させ得るようになって
いる。
また、36は前記ミシン主軸34に固定した偏心カムであ
り、その外周面には、二股形状を成す揺動リンク37の一
対の摺接部37a,37bが接触している。そして、前記偏心
カム36がミシン主軸34と共に1回転することにより揺動
リンク37は軸38を中心に1往復揺動し、その一端部に形
成された係止部37aが上下に往復動するようになってい
る。
また、39は前記ミシン主軸に平行して設けられた駆動
制御軸で、図外の連動機構によって前記ミシン主軸34に
連動させてあり、ミシン主軸が1縫製サイクル分回転す
ることにより、1回転するようになっている。40はこの
駆動制御軸39に固定した第1の制御カムであり、その外
周面には第1の凹所(第1の作動部)39a,39bが180゜の
角度間隔をもって形成されている。そして、前記凹所39
a,39bはそれぞれ制御カム39の1針分の回転角度範囲
(ミシン主軸34の1回に対応する駆動制御軸39の回転角
度範囲)以上に渡って形成されている。例えば1.5針分
の角度範囲に渡って形成されている。また、41は同じく
駆動制御軸39に固定した第2の制御カムであり、この第
2の制御カム41の外周部には、第2の凹所(第2の作動
部)41a,41bがそれぞれ180゜の角度間隔をもって形成さ
れている。
43はミシンベッド21bに回動自在に支持させた中空形
状を成す第2の回転揺動軸であり、前記駆動制御軸39と
平行に配設されている。42はこの第2の回転揺動軸43の
中空部内に回転自在に挿通させてなる第1の回転揺動軸
であり、前記第2の回転揺動軸43と共に二重軸構造をな
している(第2図参照)。また、44は第1の回転揺動軸
42に固定した第1の作動レバー、45は第2の回転揺動軸
43に固定した第2の作動レバーであり、各作動レバーは
図外の付勢手段によって常時第1,第2の制御カム40,41
に向けて付勢されており、第1の作動レバー43はコロ43
aを介して第1の制御カム40に、第2の作動レバー44は
コロ44aを介して第2の制御カム41にそれぞれ圧接して
いる。
46は前記第1の回転揺動軸42に固定したクラッチ制御
レバーであり、その一端部には前記駆動プーリ35bに対
向して、高低、高さの異なる2種類のカム部46a,46bが
形成されており、これらカム部46a,46bには、駆動プー
リ35bの一側面に設けた球体47が選択的に接するように
なっている。そして、高いカム部46aが球体47に接した
場合には、球体47を介して駆動プーリ35が遮断カム35a
に向かって移動し、前記駆動プーリ35とミシン主軸とが
接合してミシン主軸34とミシン駆動源とが連結されるよ
うになっており、また、低いカム部46bが球体47に接し
た場合には、駆動プーリ35は図外の付勢手段によって制
動部35a1から離間し、ミシン主軸34と駆動源との連結を
遮断するようになっている。
48は前記第1の回転揺動軸42に固定した遮断レバーで
ある。この遮断レバー48の先端部には係止片48aが突設
されており、この係止片48aは前記遮断レバー48の回転
により、前記遮断カム35aの外周面に設けた係止端面35a
2に対しし得るようになっている。
49は一端部を前記第2の回転揺動軸43に固定した連結
リンクであり、この連結リンク49の他端部には、さらに
連結リンク50を介して作動杆51の下端部が軸着されてい
る。そして、前記第2の回転揺動軸43と共に連結リンク
49が回転揺動することにより、前記作動杆51が図中c,d
方向に揺動し、前記揺動リンク37の係止部37cに対して
係脱可能となっている。
次に、上記構成に基づき作用を説明する。
第1,第2の作動レバー44,45のコロ44a,45aが制御カム
40,41の外周面に接している場合には、第1の回転揺動
軸42と共にクラッチ制御レバー46の高いカム部46aが駆
動プーリ35bの球体47に接し、ミシン主軸34とミシン駆
動源とは連結状態にあり、また、遮断レバー48は遮断カ
ム35aの係止部35a2との非当接位置にあって、ミシンは
駆動状態にある。そしてまた、このミシン駆動状態にお
いて、連結リンク49,50は第1の作動杆51をc方向へ移
動させた状態になり、作動杆51の係合部51aは揺動リン
ク37の係止部37cから離脱した状態にある。
ここで、縫製動作がミシン停止の1.5針手前まで進行
すると、まず、第1の作動レバー44のコロ44aが第1の
制御カム40の凹所40aに嵌入し、第1の回転揺動軸42を
第1図の矢符e方向へ回転させる。これにより、クラッ
チ制御レバー46も同方向へ回転し、球体47と接触するカ
ム部が高いカム部46aから低いカム部46bに切り替わる。
その結果、駆動プーリ35bは駆動プーリ35a1から離間
し、ミシン主軸34とミシン駆動源との連結は遮断され、
ミシン主軸34は減速回転を行う。そして、第1の作動レ
バー44が凹所40aに嵌入してから1針後、つまりミシン
停止の半針手前となった時点で、第2の作動レバー45の
コロ45aが第2の制御カム41の凹所41aに嵌入し、第2の
回転揺動軸43が第1図中矢符e方向へ回転する。これに
より、連結リンク49が同方向へ回転し、連結リンク50を
介して作動杆51が第1図に示す矢符d方向へと移動す
る。この移動によって作動杆51の係合部51aが揺動リン
ク37の係止部37cに係合する。なお、このミシン停止の
半針手前の状態においては、先の従来技術にて述べたよ
うに、針の上死点に応じて揺動リンク37の係止部37cが
上昇状態にあるため、前記係止部37cが、作動杆51の係
合部51a以外の部分と干渉することはなく、確実に両部
分51a,37cは係合する。また、これと同時に、遮断フレ
ーム48が遮断カム35に向かって回転し、その先端に設け
られた係止片48aが遮断カム35の係止端面35aとの当接位
置まで回転する。
この後、残りの半針で、揺動リンク37の係止部37cは
針の下降に伴って下降し、これに係合している作動杆51
を押し下げる。作動杆51が下降することにより、回動リ
ンク28は矢符a方向へ回転する。
この回動リンク28の回転により、糸切りメス29がリン
ク33,32,31,30を介して作動し、布とミシン釜との間の
糸を切断する一方、押え上げレバー25の引き上げ部材26
が上方へ移動し、ボタン保持部材24の引掛け部24cを上
方へ引き上げてボタン挟持足24a,24bを上方へ離間さ
せ、ボタンと共に布を上方へ移動させる。
また、ミシン主軸34が残りの半針分回転すると、遮断
カム35の係止端面35aが遮断レバー48の係止片48aと当接
し、その回転は停止する。このとき、ミシン主軸34は1.
5針前からミシン駆動源との連結を遮断されているた
め、十分に減速されており、係止片48aと係止端面35a2
とが当接した際の衝撃はごく僅かなものとなり、装置の
破損等を招くことはない。
なお、上記実施例においては、第1,第2の作動リンク
44,45が、第1,第2の制御カム40,41に形成された一方の
凹所44a,45aにそれぞれ嵌入した場合を例に取り説明し
たが、他方の凹所44b,45bに対して各作動リンク44,45が
嵌入した場合にも同様に、糸きり動作及びボタン保持部
材24の上昇、及びミシン主軸34の停止等が行われる。す
なわち、この実施例では、4つ孔ボタンの縫着動作にお
いて、1/2サイクル毎に、糸きり動作、布押え上げ部材
の上昇、及びミシン主軸の停止等を行い得るようになっ
ている。これに対し、1縫製サイクルを連続的に行う場
合には、一方の凹所44b,45bに図外の弧状部材を取り付
けることにより、各作動レバー44,45を作動させないよ
うにすれば良い。
また、上記実施例においては、第1の制御カム40の凹
所40a,40bをミシン停止の1.5針前に設定した場合を例に
取り説明したが、この凹所40a,40bをそれ以上の幅に渡
って形成しても良く、ミシン主軸の回転速度に応じて適
宜変更可能である。
さらに、上記実施例においては、第1の揺動軸42と第
2の揺動軸43とを二重軸構造にした場合を示したが、両
揺動軸42,43を二重軸構造とせず、異なる軸線状に配置
しても良い。
[発明の効果] 以上説明したとおり、この発明に係るサイクルミシン
においては、クラッチ機構によるミシン主軸とミシン駆
動源との断続制御と、糸切り機構の作動、ボタン保持部
材の昇降、及び遮断フレームの作動等の制御とをそれぞ
れ第1,第2の制御カムによって独立に行うようになって
いるため、ミシン主軸とミシン駆動源との断続をその他
の制御動作に拘りなく実行させることができる。このた
め、例えばミシンを高速駆動する場合には、ミシン主軸
とミシン駆動源との接続を早めに遮断するよう第1の制
御カムを設定しておくことで、ボタン保持部材の作動を
初めとするその他の作動に全く影響を与えることなく、
ミシン主軸を十分に減速させた状態で停止させることが
でき、停止時の衝撃を大幅に緩和することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す側面図、第2図は同
実施例の要部を示す分解斜視図、第3図は第2図に示し
たものの平面図、第4図は第3図に示したものの平面
図、第5図は従来のサイクルミシンにおける要部を示す
側面図、第6図は従来の他のサイクルミシンにおける要
部を示す側面図である。 図において 21b……ミシンベッド 24……ボタン挟持足(ボタン保持部材) 29……糸切りメス(糸切り機構) 30〜33……リンク(糸切り機構) 34……ミシン主軸 35a……駆動プーリ(クラッチ機構) 35b……遮断カム(クラッチ機構) 36……偏心カム 37……揺動リンク 39……駆動制御軸 40……第1の制御カム 40a,40b……凹所 41……第2の制御カム 41a,41b……凹所 42……第1の回転揺動軸 43……第2の回転揺動軸 44……第1の作動レバー 45……第2の作動レバー
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−185288(JP,A) 特開 昭54−44959(JP,A) 実開 昭61−130167(JP,U) 特公 昭46−25305(JP,B1) 特公 昭57−41274(JP,B2) 特公 平2−61278(JP,B2) 特公 昭59−23835(JP,B2) 特公 平5−75439(JP,B2) 特公 昭57−41276(JP,B2) 特公 昭56−13480(JP,B2) 特公 昭53−30054(JP,B2) 特公 平5−69560(JP,B2) 特公 平1−37584(JP,B2) 実公 昭58−56629(JP,Y2) 実公 平1−17262(JP,Y2) 実公 平4−15177(JP,Y2) 実公 昭60−40212(JP,Y2) 実公 平2−17572(JP,Y2)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ミシン駆動源とミシン主軸とを断続させる
    クラッチ機構と、 ミシン主軸に固定した遮断カムに対して進退可能に設け
    られ、前進時には遮断カムに設けられた係止部に当接し
    て遮断カムの回転を係止し、ミシン主軸を所定の回転位
    相に係止する遮断フレームと、 ミシン主軸に同期して回転する偏心カムと、 この偏心カムの回転により揺動する揺動リンクと、 この揺動リンクに対して係脱可能な係合部を有し、この
    係合部を前記揺動リンクに係合させることにより揺動リ
    ンクの揺動に伴って昇降する作動杆と、 ミシンベッドに対し、昇降可能に設けられ、前記作動杆
    の昇降動作によって昇降するボタン保持部材と、 前記作動杆の昇降動作によって縫製物と糸供給源とに連
    なる糸を切断する糸切断機構と、 1縫製サイクル中、前記作動杆の係合部と揺動リンクと
    の係脱、及び前記クラッチ機構の作動をを制御する制御
    機構と、を備えたサイクルミシンにおいて、 前記制御機構を、 ミシン主軸に連動し、ミシン主軸が1縫製サイクル分回
    転することにより1回転する駆動制御軸と、 この回転軸に固定され、外周面の所定の回転角度位置に
    作動部を形成してなる第1,第2の制御カムと、 ミシン機枠に回動自在に支持された第1の回転揺動軸
    と、 この第1の回転揺動軸に固定されると共に、前記第1の
    制御カムの外周面に常時当接よう付勢され、前記第1の
    制御カムの作動部と当接することにより、前記第1の揺
    動軸を回転させる第1の作動レバーと、 ミシン機枠に回転自在に支持されると共に、前記遮断フ
    レームを固定してなる第2の回転揺動軸と、 この第2の回転揺動軸に固定されると共に、前記第2の
    制御カムの外周面に常時当接する付勢され、前記第2の
    制御カムの作動部と当接することにより、前記回転揺動
    軸を回転させる第2の作動レバーと、を備え、 前記第1の作動レバーを前記クラッチ機構に連動させ、
    前記第1の制御カムの作動部に前記第1の作動腕が当接
    した時点で、クラッチ機構を介してミシン主軸と駆動ク
    ラッチとを連結させるようにする一方、 前記第2の作動レバーを前記作動杆に連結させ、前記第
    2の作動レバーが前記第2の制御カムに当接した時点で
    作動杆の係合部を揺動リンクに係合させるようにすると
    共に、前記遮断フレームを前進させるようにしたことを
    特徴とするサイクルミシン。
  2. 【請求項2】請求項1記載のサイクルミシンにおいて、
    第1の回転揺動軸と、第2の回転揺動軸とを互いに回動
    自在に嵌合する二重軸構造に形成してなることを特徴と
    するボタン供給装置。
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