JPH0846611A - パーソナル通信システムにおける認証情報の事前配置 - Google Patents

パーソナル通信システムにおける認証情報の事前配置

Info

Publication number
JPH0846611A
JPH0846611A JP7162731A JP16273195A JPH0846611A JP H0846611 A JPH0846611 A JP H0846611A JP 7162731 A JP7162731 A JP 7162731A JP 16273195 A JP16273195 A JP 16273195A JP H0846611 A JPH0846611 A JP H0846611A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switching node
node
priority
switching
authentication information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7162731A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3586001B2 (ja
Inventor
Bruce Merrill Bales
メリル ベイルス ブルース
Stephen Max Thieler
マックス ズィーラー スチーヴン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AT&T Corp
Original Assignee
AT&T Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by AT&T Corp filed Critical AT&T Corp
Publication of JPH0846611A publication Critical patent/JPH0846611A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3586001B2 publication Critical patent/JP3586001B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W12/00Security arrangements; Authentication; Protecting privacy or anonymity
    • H04W12/06Authentication

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 移動電話機が交換ノードへの登録を開始する
前に、前記交換ノードへの認証情報の事前配置を可能に
する。 【構成】 交換ノードが複数の交換ノードを有する認証
階層構造野一部である場合、認証情報の事前配置は、通
話量がピークになる前に分散通信交換システムの交換ノ
ードに認証情報を分配することができる。移動電話機の
ユーザーは、認証情報の事前配置の時間及び場所を直接
指定することができるか、または、移動電話機が割り当
てられる交換ノードは、認証情報が事前配置される他の
交換ノードと、事前配置の日時を統計的に決定すること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は移動電話機に関し、特
に、分散パーソナル通信システムにおける迅速な電話機
登録の提供に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来技
術では、移動電話通信システムには一般に2つのタイプ
がある。すなわち、セルラー通信システムと、テレポイ
ントシステムとも呼ばれるパーソナル通信システム(P
CS)である。セルラー通信システムは、移動電話機を
持ったユーザーが事務所、住宅地域内、車内で電話をか
けて連続的にサービスを受けることができる広い地域を
カバーしている。セルラー通信システムの欠点は、高い
コスト、電話機の重量及びサイズ、このようなシステム
のユーザーになるために経営者より請求される高い料
金、固定通信システムと比べた場合の分当たりの高い電
話料金である。PCSは、固定通信システムの低コスト
及び自由度の欠如とセルラー通信システムの高コスト及
び自由度との中間のものである。PCSの概念は、固定
場所にテレポイント無線送受信機があるどこにでも電話
をかけることができる小型軽量バッテリ式携帯電話機を
ユーザーに提供する。テレポイント送受信機は、鉄道
駅、空港、歩行区域、オフィスビル、住宅区域等の種々
の場所に配置される。住宅区域にテレポイントを用意す
ると、PCS電話機のユーザーが自分の住宅から電話を
かけることができると共に、固定通信システムで提供さ
れるものに代わる通信サービスを提供する。PCSの概
念は、セルラー電話機と比べてPCS電話機の電力消費
が比較的少ないことを要求する。
【0003】従来のPCSシステムにはいくつかの問題
があった。その1つは、PCS電話機のユーザーが電話
をかけようとするかまたは自分の電話機を登録しようと
する時にはテレポイント制御装置へ認証情報を供給する
という問題である。所定地域のセルラー電話機及びセル
と比べた場合、PCS電話機及びテレポイント制御装置
の数は非常に多いため、PCS電話機がある場所を追跡
し続けて電話機の認証情報を提供するための中央コンピ
ュータの使用は、費用がかかると共に非常に時間を消費
する。WIPO特許出願第WO94/01976号はこのようなシステ
ムを開示しており、ここでは、認証情報は管理システム
内に保存される。米国特許第5,040,177号は、独立した
交換網とサービス制御ポイント網を用いるテレポイント
システムを開示している。このサービス制御ポイント網
は認証情報の分配を扱う。従来のシステムは、前記問題
の部分的な解決を提供するが、多数の登録を含む大通話
量状態の下ではうまく機能しない。分散交換通信システ
ムで必要とされるのは、分散交換通信システムを構成す
る交換ノード間の認証情報の分配方法である。
【0004】
【課題を解決するための手段】PCS電話機が交換ノー
ドへの登録を開始する前に、その交換ノードに認証情報
の事前配置を考慮する装置及び方法によって、上記の問
題は解決されると共にこの技術分野が進歩する。認証情
報の事前配置は、通話量がピークになる前に分散通信交
換システムの交換ノードに認証情報を分配することがで
きる。PCS電話機のユーザーは認証情報の事前配置の
時間と場所を直接指定することができるか、または、P
CS電話機が登録されている交換ノードは、認証情報が
事前配置される他の交換ノードと、事前配置の日時とを
統計的に決定することができる。
【0005】
【実施例】図1は、PCSサービスを提供するために複
数の交換ノード101乃至112を有する通信交換シス
テムを示す。交換ノードはPRIリンク157、160
及び161を介して公衆網114に相互接続される。ま
た、交換ノードはPRIリンクを介して基地局120〜
123及び125〜130に相互接続される。各基地局
はテレポイントであり、PCS電話機164〜170等
の複数のPCS電話機(図ではPCSTを指す)にサー
ビスすることができる。PCS電話機は、電話をかけた
り、他のPCS電話機や、公衆網114に直接接続され
る端末機器例えばBRI端末機器124からの電話を受
けたりすることができる。さらに、公衆網114に接続
されたアナログ電話機はPCS電話機に電話をかけるこ
とができる。各PCS電話機は、宅内交換ノードと、P
CS電話機の加入者電話番号が割り当てられる基地局を
備えているとみなされる。各加入者電話番号は特定のP
CS電話機に割り当てられる。通常、これはPCS電話
機のある家のユーザーに役立つ基地局である。図1で
は、交換ノード101、102、104、105、10
9、110、111及び112はメトロポリタンエリア
のワークセンターに配置されているが、交換ノード10
6、107及び108はメトロポリタンエリアの住宅部
分に配置されている。住宅地域にはもっと多くの交換ノ
ードが存在し得る。
【0006】PCS電話機168の宅内交換ノードは交
換ノード108であり、PCS電話機168のユーザー
は、通常、例として交換ノード110よりサービスされ
る自分の事務所で月曜から金曜までの午前8時から午後
5時30分まで過ごすと仮定する。交換ノード108
は、PCS電話機168の認証情報を、月曜から金曜の
午前8時に交換ノード110に認証情報を送信すること
により事前配置する。PCS電話機168のユーザーが
基地局127を介して交換ノード110に登録する場
合、交換ノード110はすでに認証情報を持っており、
交換ノード108または中央データベースから認証情報
を要求する必要がない。これから説明するように、認証
情報の事前配置は、図1の入力端末110のオペレータ
との対話によりユーザーが指定することができるか、ま
たは、交換ノード108がPCS電話機168の登録の
統計的分析を実行することによって自動的に決定するこ
とができる。この作業は、事前は位置情報をNMS11
5に入力し、NMS115はそれを適当な交換ノードに
分配する。また、PCS電話機168は、その認証情報
を異なる日または時間に他の交換ノードに事前配置する
こともできる。さらに、交換ノードが認証情報の蓄積に
関して認証階層構造に構成されている場合は、認証情報
は特定の認証階層構造において高い交換ノードに事前配
置することができ、そのため、PCS電話機168は多
くの交換ノードに登録することができ、認証情報は認証
階層構造内で利用可能となる。
【0007】認証情報の事前配置の詳細は、“認証情報
の事前配置を伴う登録”と題する節で与えられる。認証
情報がPCS電話機の登録開始前に事前配置されていな
かった場合に図1の交換ノードがどのように登録手順を
開始するかの詳細は、“認証情報の事前配置を伴わない
登録”と題する節で与えられる。定義ジェネリックII
通信システムの網のような交換ノードからなる従来シス
テムと違って、図1の交換ノードは、どんな通信リンク
がノード上で終端しているか、どんなインターフェース
がこれらのリンクを終端させるために用いられている
か、交換ノードの物理的構成、端末機器の形式及び特徴
と共に、このシステムが初期化前にどのように構成され
ているかを定義する、予め定められ蓄積された情報を持
っていない。さらに、各交換ノードに接続された通信端
末機器を識別するために用いられる加入者ダイヤリング
プランを示す予め定められた情報もない。最後に、各交
換ノードは、どんな通信端末がそれに接続されているの
かの予め定められた認識も持っていない。
【0008】各交換ノードは、完全なシステムに基づく
上記情報が初期化されるかまたは個々の交換ノードが初
期化されているかすなわち新しい電話通信端末の初期化
を確認する。さらに、個々の交換ノードは、交換ノード
が初期化された後能動状態になる個々の通信リンクによ
り、システムを介する新しい経路を確認し始める。この
情報を得るために、各交換ノードは能動状態になる時以
下の機能を実行しなければならない。すなわち、(1)
それ自身の内部構成の確立、(2)基地局を含むインタ
ーフェースの識別及び初期化、(3)交換ノード階層に
おけるその位置の確立、(4)加入者ダイヤリングプラ
ンの一部の所有権の獲得、(5)システムを介する電話
の経路指示の仕方の習得である。さらに、NMS115
は、交換ノード間で加入者ダイヤリングプランを分配し
かつ他の管理機能を提供するために、各交換ノードへの
電話を確立しなければならない。これらの機能は各々、
本出願と同じ譲受人に譲渡され、参照によりここに含ま
れる、ビー・エム・ベイルズ(B.M.Bales) 等による19
91年12月30日出願の第07/816360 号“分散通信シ
ステムの自動初期化”という特許出願に開示されてい
る。図2は交換ノード階層を示し、図3は加入者ダイヤ
リングプラン階層を示す。
【0009】次に、PCS電話機がまずその宅内交換ノ
ードに登録している場合を考える。例えば、PCS電話
機168が最初交換ノード108に登録している場合、
交換ノード108の移動管理アプリケーションは、PC
S電話機168からサービスプロファイルI.D.(S
PID)情報を要求する。SPID情報は、宅内交換ノ
ード番号を含む端末サービスプロファイル(TSP)を
識別する。このため、移動管理アプリケーションは交換
ノード番号も要求している。また、SPID情報は加入
者電話番号と宅内交換ノード番号も定義する。移動管理
アプリケーションは、宅内交換ノード番号から、PCS
電話機168が交換ノード108に割り当てられている
ことを確認する。移動管理アプリケーションは、PCS
電話機168の端末サービスプロファイルの内部表に質
問する。端末サービスプロファイルを見出せないと、移
動管理アプリケーションは、網管理システム(NMS)
115にTSPを要求するメッセージを送信する。TS
Pが網管理システム115から受信されると、交換ノー
ド108は登録手順を進める。後でもっと詳細に説明さ
れるように、交換ノード108は加入者電話番号を所有
しておらず、この番号を扱うためには交換ノード102
からの許可を要求しなければならない。宅内交換ノード
番号が交換ノード108を指定せず、認証情報が事前配
置されなかった場合は、移動管理アプリケーションは、
宅内交換ノード番号を用いて、PCS電話機168の認
証情報を要求するメッセージを宅内交換ノードに送信す
る。また、このメッセージは、交換ノード108のノー
ド番号とPCS電話機168の加入者電話番号も含む。
【0010】例えば、PCS電話機168が交換ノード
110に登録している場合、認証情報を要求し、交換ノ
ード110のノード番号と加入者電話番号を含むメッセ
ージが、交換ノード110より交換ノード108に送信
される。このメッセージは交換ノード108の移動管理
アプリケーションに転送される。移動管理アプリケーシ
ョンは、その内部表に質問して、PCS電話機168の
TSPを持っているかどうかを確認する。TSPを持っ
ていない場合は、移動管理アプリケーションはTSPを
網管理システム115から入手する。とにかく、移動管
理アプリケーションは、PCS電話機168の認証情報
を含むメッセージを交換ノード110に送信する。移動
管理アプリケーションは、PCS電話機168が交換ノ
ード110に登録されていることを内部表に記録する。
交換ノード108からのメッセージの受信に基づき、交
換ノード110の移動管理アプリケーションは、交換ノ
ード108が宅内交換ノードであるという事実と共に認
証情報を内部表に蓄積する。
【0011】PCS電話機168のために着信した電話
が交換ノード108で受信された場合、この電話は結局
移動管理アプリケーションに転送される。移動管理アプ
リケーションは、PCS電話機がどの交換ノードに登録
されているかを確認する。電話機が基地局130を介し
て交換ノード108に登録されていれば、電話は基地局
130に転送される。しかしながら、PCS電話機16
8が交換ノード110に登録されていると、移動管理ア
プリケーションは、着信した電話が交換ノード110に
向け直されるよう要求する。
【0012】ソフトウェア構造 図4は、図1の交換ノードのソフトウェアアーキテクチ
ャを示す。このアーキテクチャは、従来のOSIモデル
に基づいてISDNプロトコルを実行するように修正さ
れている。ここに説明されるように本発明にしたがっ
て、ISDNの利用可能性を含めるために、標準モデル
にさらにいくつかの修正が行われる。物理層401の主
機能は物理的リンクを終端させることである。詳細に
は、物理層401は、物理チャンネルを維持し、その上
の物理サブチャンネルを制御する責を負う。物理層40
1は、ソフトウァア部分と物理インターフェースからな
る。さらに、物理層401のソフトウェア部分はPRI
及びBRI情報を通信する物理リンクが終端する物理イ
ンターフェースの直接制御の責を負う。物理層401
は、リンク層412に、該リンク層412で制御可能な
エンティティとして物理サブチャンネルと物理チャンネ
ルを提供する。
【0013】リンク層412の主機能は、物理チャンネ
ルを介して送信された情報が損なわれずに正しい順番に
再生されるのを保証することである。これは、多重通信
パス−−通常論理リンクと呼ばれる−−がパケット化さ
れたデータを通信する所定の物理チャンネルまたは物理
サブチャンネルにより確立されるのを許す他のプロトコ
ル層を用いて達成される。これらの論理リンクは、リン
ク層412と物理層401間で通信されるデータを識別
して処理するために用いられる。(このタイプのプロト
コルの一例はISDN Q.921に用いられるLAP
Dパケットプロトコルである。このISDN規格では、
リンク層412はLAPDプロトコルを終端させる。)
リンク層412は、上部の層が異なるプロトコルが使用
されることにより無効になるように多数のプロトコルを
支援することができる。さらに、リンク層412は、よ
り高いソフトウェア層に思想的な仕方で物理層401を
制御させる。
【0014】図4に見られるように、リンク層412
は、リンクインターフェース402とリンク管理403
に分割される。この分割の理由は以下に示される。この
時点で、例えば、Dチャンネルを介するISDN信号の
通信のほんの基本的な知識がある読者を助けるために、
Dチャンネルを介するISDN信号の通信について説明
するのが役に立つ。リンク層412では、複数の論理リ
ンクがDチャンネル上に確立される。これらの論理リン
クのうちの1つだけがISDN制御信号を通信し、この
論理リンクはここでは論理Dチャンネル(LDC)と呼
ばれる。LDCは論理Dチャンネル番号(LDCN)で
識別される。リンクインターフェース402は、論理リ
ンクの確立を含む、リンク層412で実行される機能の
大部分を行なう。リンク管理403はより高いソフトウ
ェア層のための種々のリンクインターフェースを識別す
る。さらに、リンク管理は論理リンクとより高いソフト
ウェア層間で情報を通信する。
【0015】ネットワーク層404は、LDCで通信さ
れる情報を処理し、それによりISDN Q.931プ
ロトコルを終らせる。したがって、この層は、交換ノー
ドの外部の発呼の終点または起点のシステム供給源の使
用を協議する責を負う。ネットワーク層は、発呼が受信
または設定されるインターフェースへのチャンネルの割
当てを制御する。例えば、交換ノード110がPRIリ
ンク150を介して交換ノード102から電話を受信し
た場合、交換ノード110のネットワーク層404は、
PRIリンク150のBチャンネルの割当てを得るため
に、その同等の層(対応する交換ノード102のネット
ワーク層404)と協議する−−第2のBチャンネルが
望ましい場合にあとで繰り返されるべき手順−−。この
協議は、標準的なISDN Q.931メッセージ例え
ばPRIリンク150のDチャンネルに設定されるLD
Cを介する呼設定及び接続メッセージを用いて実行され
る。ネットワーク層404は、LDCを有する所定のイ
ンターフェースの全Bチャンネルを識別する。ネットワ
ーク層404は、あるポイントから他のポイントへ(例
えば交換ノード対交換ノード)の呼の確立でのみ接続さ
れる。ネットワーク層は、発呼が特定の交換ノードへ内
部的にどのように経路指示されるかに関係せず、むし
ろ、より高い層まで情報を転送して、発呼が交換ノード
においてどのように経路指示されるかを確認する。しか
しながら、ネットワーク層は、接続管理者アプリケーシ
ョンとしてここ及び以下に言及される1つのアプリケー
ションが交換ノード内の接続を切り換えるために物理イ
ンターフェースの設備を追加または削除することを要求
しない。
【0016】詳細には、ネットワーク層は、まず、呼の
確立のための要求が有効なことと2つの交換ノード間の
供給源がこの呼を扱うために利用可能であることを確認
することにより呼設定を実行する。この確認後、発呼に
関する情報はより高いソフトウェア層に転送される。ネ
ットワーク層がより高いソフトウェア層から他の交換モ
ードとの接続を確立するための要求を受信した時は、そ
の逆も当てはまる。ネットワーク層404は、他のノー
ドからLDCを介して発呼に関する情報を受信する。情
報がLDCを介して受信される時、このメッセージと関
連する発呼を識別するために発呼参照番号が用いられ
る。発呼参照番号は、ISDN規格にしたがって呼設定
の間に始めのネットワーク層で選択される。この識別の
詳細は図14に関して与えられる。
【0017】トランスポート層405は、図1に示され
るように多数のノードを有する複合システムを介する発
呼の経路指示を許す基本構成要素である。その主機能
は、外部的にすなわち交換ノード間で発呼の経路指示を
管理することである。トランスポート層405は、ノー
ドの点から図1のシステムを見て、それ自身のノードか
ら他のノードまたはエンドポイントへ発呼を経路指示す
ることに関連している。(セション層406の詳細な説
明に述べられるように、この層は、トランスポート層4
05でなく、電話番号のような論理宛先情報を翻訳して
発呼の宛先ノードを確認し、接続管理者アプリケーショ
ンを用いてノード間経路を確立する。)交換ノード10
1等の多数の交換ノードからなる全体システムにおい
て、多数のトランスポート層は互いに通信し合い、多数
の交換ノードを介して発呼を確立する。このトランスポ
ート層間の通信は、中間ノードを介して発呼を経路指示
して宛て先ノードに届けることを要するために必要であ
る。トランスポート層は交換ノード間に確立される信号
経路(LDC)を用いて通信し合う。
【0018】ノード間経路指示に関して、トランスポー
ト層405は、図1に示される全体システムの全体観察
を行ない始める最初の層である。トランスポート層40
5は、セション層406より与えられる情報を用いてノ
ード間経路を選択する。トランスポート層は、利用可能
な経路とこれらの経路のオプションとを定義する表を使
用して多数のノード間の経路指示のタスクを実行する。
これらの表は全経路を定義しないが、ノードが前に用い
られた経路のみを定義する。トランスポート層間の通信
は、確立されたLDCを用いてネットワーク層404で
行われる。トランスポート層405は、その同等層行き
の情報をネットワーク層404に通信し、ネットワーク
層404は、この情報をISDN Q.931メッセー
ジの情報エレメントIE内に納める。ネットワーク層4
04は、この情報を同等のネットワーク層に通信するた
めに特定のノードに設定されたLDCを用いる。同様
に、他のネットワーク層は、このタイプの情報を受信し
た時は、この情報を組み入れずにトランスポート層に送
る。
【0019】セション層406の主機能は、例えば1つ
のアプリケーションとみなされるBRI端末機器を含む
アプリケーションとみなされる全てのエンドポイントと
エンドポイント間の通信を確立することである。重要
に、これらのエンドポイントは、発呼処理特徴を実行す
るアプリケーションやダイヤリングプランアプリケーシ
ョンのようなアプリケーションとすることができる。い
ずれにしても前記エンドポイント間の接続は発呼とみな
される。セション(発呼)は、2つのアプリケーション
が互いに通信を要求している時はいつもセション層40
6で設定される。前に述べたように、セション層406
は、交換ノードと該交換ノードのアプリケーションに関
してのみ処理し、他の交換ノードへの経路を確立するた
めにトランスポート層405に頼る。セション層406
は、以前に通信技術においては電話番号だけとして意図
されたがQ.931プロトコルでは非常に広い概念を持
つアドレスによって被呼アプリケーションを識別する。
このアドレスから、セション層406は宛て先交換ノー
ドを確認する。セション層406は、宛て先交換ノード
のセション層と通信することによって宛て先交換ノード
への発呼を設定する。他のセション層との通信は、特定
のアドレスについての接続を行なうことができるように
他の交換ノードへの発呼をかけるためにそのトランスポ
ート層を要求するセション層を持つことによって達成さ
れる。トランスポート層は、セション層で確認されたノ
ード番号に頼って発呼をかける。これらの要求はネット
ワーク層を用いて行われ、標準ISDN Q.931呼
設定メッセージを発生させる。他の交換ノードがアドレ
スを翻訳できない場合は、その交換ノードのセション層
は、発呼が中断されることを要求する情報をそのトラン
スポート層に送信する。セション層は、アドレスを翻訳
できた場合は、そのトランスポート層に、発呼処理メッ
セージがそのネットワーク層より要求している交換ノー
ドへ送信されることを要求するメッセージを送信する。
【0020】図4のプレゼンテーション層407は、ア
プリケーションが情報を通信するために用いられるプロ
トコルから全体として分離されるように、アプリケーシ
ョン間で通信される情報を手入れするために複合プロト
コルを呼び出す。プレゼンテーションレベルプロトコル
は、アプリケーションにトランスポート経路を横切って
同等のアプリケーションと通信させる。最後に、応用層
408は、ソフトウェア層409でランするアプリケー
ションで必要とされる供給源を管理する。ソフトウェア
層409のアプリケーションは、他の同等のアプリケー
ションと通信する場合、どのくらい多くの他のアプリケ
ーションが存在するかまたはこれらの他のアプリケーシ
ョンがどこに配置されているのかを知らない。応用層4
08の機能は、前記の詳細を確認して使用することによ
り、アプリケーションが非常に理想的な仕方で書き込ま
れるようにすることである。
【0021】認証情報の事前配置を伴わない登録 次に、非宅内ノードはどのようにして宅内交換ノードを
用いる認証情報を入手するのか、また発呼はどのように
して宅内ノードから非宅内ノードへ向けられるのかにつ
いてより詳細に考察する。これらの動作が行われる仕方
は、非宅内ノードが、認証情報の蓄積に関して交換ノー
ドの認証階層構造内にあるのかまたは独立モードにある
のかによって決まる。ベイルズ等の米国特許出願に開示
されているように、図1の交換ノードは、加入者電話番
号と交換ノードのノード番号の両方に基づいて交換ノー
ドからなるシステムを介して発呼を経路指示する仕方を
すばやく習得する。図5〜図8の表502〜504、5
07〜509、602〜604、607〜609、70
2〜704、707〜709及び802〜804は、そ
れぞれ交換ノード108、102、101、104、1
09、110及び106のダイヤルプラン、レベル5ル
ーティング、及びレベル5ルーティングの表を示す。電
話番号4401について示されている記載事項は、この
説明におけるこの時点ではまだ表にないことに注意され
たい。図5〜図8に示される表は、この例に関するデー
タを示しているにすぎず、当業者は、これらの表は他の
PCS電話機及び交換ノードに関するより多くの情報を
含むことが容易にわかるだろう。また、PCS電話機が
どの基地局に登録されているかについて所定の交換ノー
ド内で定義する表は示されていない。
【0022】次に、図1の交換ノードがどの認証階層構
造にも配置されておらず、PCS電話機168を用いる
前の例の処理を使用し続ける独立の場合を考察する。P
CS電話機168が交換ノード108に登録する前は、
PCS電話機164〜166、169及び170は図1
に示されるように宅内交換ノードに登録していた。これ
らのPCS電話機はすべて、各交換ノードで所有される
ダイヤリングプランの一部である電話番号が割り当てら
れる。これらのノードの電話番号は、図5〜図8の移動
表への最初の記載事項になる。例えば、ノード108の
移動表501の電話番号“3130”はPCS電話機1
66である。ダイヤリングプラン、レベル5ルーティン
グ及びレベル4ルーティングにおける多数の記載事項の
目的は、前に引用したベイルズ等の米国特許出願に詳細
に述べられている。
【0023】次に、移動表の記入事項の意味を考察す
る。状態という記入事項は、電話番号が交換ノードに関
して宅内(1)なのか非宅内(0)なのかを表わす。
“2”の状態は、交換ノードは電話番号の認証階層構造
内にあるが宅内ノードでも非宅内ノードのどちらでもな
いことを表わす。ノード番号という記入事項は電話番号
の宅内ノードを示す。ノードポインタは、認証階層構造
において、認証情報を有する構造における次の下部ノー
ドを示すために用いられる。認証ポインタは、認証情報
の交換ノード内のメモリ位置を示すために用いられる。
認証ポインタが0ならば、これは、認証情報がこのノー
ドにないことを表わす。時間という区分は、認証情報が
受信された時間を表わす。能動という区分は、PSC電
話機が交換ノードを介して発呼を行なったかまたは受信
した時間を含む。
【0024】次に、CS電話機168が初めて基地局1
30を介して交換ノード108に登録すると仮定する。
交換ノード108の移動管理アプリケーションは、登録
に応答して、加入者電話番号4401と宅内交換ノード
108のノード番号を入手する。移動管理アプリケーシ
ョンは移動表501に質問するが、512の記載がまだ
行なわれていないので、電話番号4401に関する記載
事項を見出せない。次いで、移動管理アプリケーション
は、認証情報とTSPの残部とを要求するメッセージを
NMS115に送信する。交換ノード108のトランス
ファー層は、表504を調べて使用されるべきリンクが
163であることを確認することにより、このメッセー
ジをNMS115に容易に送る。このメッセージが交換
ノード102で受信されると、交換ノード102は、図
5の表509を調べ、このメッセージをリンク148を
介してNMS115に直ちに送る。次いで、NMS11
5は認証情報を含むTSPを交換ノード108に返送す
る。
【0025】交換ノード108は、加入者電話番号40
1を使用できるようになる前は、図3から察できるよ
うに4401を含むダイヤリングプランのこの部分を持
っていないので、この番号を世話する許可を要求しなけ
ればならない。前に引用したベイルズ等の米湖奥特許出
願により詳細に説明されているように、交換ノード10
8は、電話番号4401を含むダイヤリングプランの部
分を持つ交換ノード102からこの番号を用いる許可を
受信する。この番号を世話する許可の入手は、移動管理
アプリケーションの要求で交換ノード108のダイヤリ
ングプランアプリケーションによって行なわれる。この
番号を世話するための許可が受信された後、移動管理ア
プリケーションは表501に512の記載を入れる。ノ
ード108は電話番号4401の宅内ノードなので、状
態は“1”となる。また、交換ノード108のダイヤリ
ングプランアプリケーションは表503に514の記載
を入れる。ノード501のノードポインタは、ノードの
認証階層構造がないので“0”に設定される。次いで、
表501の認証ポインタは実際の認証情報が蓄積されメ
モリの位置を示し、それから時間区分情報が入れられ
る。これらの作業が達成された後、移動管理アプリケー
ションはPCS電話機168の再登録を完了する。
【0026】次に、PCS電話機168のユーザーは、
交換ノード108よりサービスされる自分の家を出て、
交換ノード110よりサービスされる自分の事務所に行
くと仮定する。PCS電話機168が基地局127を介
して交換ノード110に登録する場合、交換ノード11
0の移動管理アプリケーションは、PCS電話機168
から宅内交換ノード番号と加入者電話番号を入手する。
まず、移動管理アプリケーションは、図7の移動表70
6に質問して電話番号4401に関する記載があるかど
うかを調べる。PCS電話機168は最初に交換ノード
108で登録したばかりなので、前記の記載はなく、移
動管理アプリケーションは、交換ノード108の移動管
理アプリケーションにメッセージを送信しなければなら
ない。このメッセージは交換ノード108のノード番号
(宅内交換ノード番号)を用いて送られる。このメッセ
ージは、交換ノード110の交換ノード番号と加入者電
話番号4401を含む。交換ノード110のトランスポ
ートレベルは、図7の表709に質問するメッセージを
送信するための要求に応答し、メッセージがリンク15
0を介して交換ノード108に送られるべきであること
を確認する。同様に、交換ノード104、101、10
2及び106のトランスポート層は、交換ノード108
のノード番号を用いてレベル4ルーティング表の同じ質
問を行なって、交換ノード108にメッセージを送るた
めに用いられるべきリンクを確認する。多数のレベル4
ルーティング表のこれらの記載事項は、交換ノード10
8が所有するダイヤリングプランの一部である加入者番
号“31xx”のブロックを用いて、交換ノード108
との間の電話呼に応答して設定される。交換ノード11
0、104及び101は、交換ノード108が加入者電
話番号4401を世話していることを表わすレベル5ル
ーティング表に蓄積された情報を持っていないので、加
入者電話番号4401に基づいて発呼の経路を指示する
のはより困難で時間のかかるタスクとなる。
【0027】交換ノード108の移動管理アプリケーシ
ョンは、交換ノード110からメッセージを受信した場
合、加入者番号を用いて記載事項512をアクセスし、
認証ポインタを用いて認証情報をアクセスし、メッセー
ジ中の認証情報を交換ノード110の移動管理アプリケ
ーションに返送する。次いで、交換ノード108の移動
管理アプリケーションは図9の記載事項512に示され
るとおり移動表501を更新する。記載事項512にお
いて、状態は、PCS電話機がもはや交換ノード108
に登録されていないことを表わす“0”に変更され、ノ
ード番号は、PCS電話機が交換ノード110に登録さ
れていることを表わす110に変更される。交換ノード
108から戻って受信されたメッセージに応答して、交
換ノード110の移動管理アプリケーションは図9の移
動票706に記載事項901を入れる。記載事項901
は、電話番号4401が現在交換ノード110に登録さ
れ、状態が“1”に等しく、ノード番号108が宅内ノ
ードが交換ノード108であることを表わしている。
【0028】次に、BRI端末機器124が加入者電話
番号4401にダイヤルし、PCS電話機168が交換
ノード110に登録されている場合を考察する。発呼
は、セション層が図5のレベル5ルーティング表503
に質問する交換ノード108に送られる。セションレベ
ルは、発呼が移動管理アプリケーションに送られるべき
であるという記載事項514から決定する。移動管理ア
プリケーションはこの発呼に応答して図9の表501の
記載事項512をアクセスし、PCS電話機168が現
在交換ノード110に登録されていることを確認する。
次いで、移動管理アプリケーションは発呼が交換ノード
110に向け直されるべきであることを要求する。交換
ノード108のトランスポート層はこの要求に応答して
図5のレベル4ルーティング表504をアクセスし、発
呼をリンク163を用いて交換ノード110に向け直
す。記載事項515は、交換ノード110が認証情報を
要求した時に表504に加えられる。発呼が交換ノード
110で受信された時、セション層は、加入者電話番号
に応答して図9の表706の記載事項901をアクセス
し、発呼をメモリ管理アプリケーションに向ける。メモ
リ管理アプリケーションは、状態区分が“1”であるこ
とに基づいて、PCS電話機168が現在交換ノード1
10に登録されていることを確認する。次いで、移動管
理アプリケーションは下部レベルを用いて発呼を基地局
127を介してPCS電話機168に相互接続する。
【0029】図9の記載事項512及び901は、PC
S電話機168がもはや交換ノード110に登録されな
くなるまで変わらない。交換ノード110が、PCS電
話機168がもはや登録されるべきでないことを確認す
ると、移動管理アプリケーションは、それを意味するメ
ッセージを交換ノード108の移動管理アプリケーショ
ンに送信する。その移動管理アプリケーションは記載事
項512における交換ノード110の指定を除去する。
交換ノード110の移動管理アプリケーションは記載事
項901を除去する。交換ノード108の移動管理アプ
リケーションが、PCS電話機168がもはや交換ノー
ド110に登録されるべきでないと決定した場合、その
移動管理アプリケーションは交換ノード110の移動管
理アプリケーションに記載事項901の除去に至るメッ
セージを送信する。交換ノード108が、交換ノード1
10への登録が消去されるべきことを決定する条件のう
ちの1つは、PCS電話機168が他の交換ノードに登
録した場合である。
【0030】次に、交換ノード110が複数のノードか
らなる認証階層の一部である場合を考察する。これらの
認証階層は簡単にするため図2に示されるものと同じ階
層構造を持つと仮定する。移動管理アプリケーションで
維持される“1”を含む階層状態ワードは、認証階層構
造の頂上に達した場合を定義する。例として、交換ノー
ド110の認証階層構造は交換ノード104及び101
を含むと仮定する。図10の移動表はこの構造を定義す
る。この認証階層構造の頂上は、“1”を含む交換ノー
ド101の図10の階層状態ワード605によって指定
される。交換ノード104が認証階層構造の最高位のノ
ードになるべき場合は、図10の階層状態ワード610
は“0”よりむしろ“1”を含む。図10の階層状態ワ
ード705及び710は、交換ノード109及び110
が認証階層構造の一部であることを表わす“0”になっ
ている。この例では、図10に示される電話番号はすで
に登録されている。交換ノード101の移動表601
は、状態の記載事項が“2“になっていることにより交
換ノード101に3つの電話番号は存在しないことを表
わす。ノード番号の記載事項は電話番号の宅内ノードで
あるノードを表わし、ノードポインタの記載事項はこの
構造が交換ノード104まで降りることを表わす。最後
に、認証ポインタの記載事項に各電話番号に関する記載
があるという事は、交換ノード101が加入者電話番号
の認証情報を持っていることを表わす。
【0031】次に、PCS電話機168が交換ノード1
10に登録している例を考察する。交換ノード110の
移動管理アプリケーションは、まず、図10の移動表7
06に電話番号4401に関する記載事項があるかどう
かを確かめるためにチェックする。それはないので、交
換ノード110の移動管理アプリケーションは、交換ノ
ード104である認証階層構造の次の最高位のノードの
移動管理アプリケーションにメッセージを送信する。こ
のメッセージには、PCS電話機168の電話番号44
01と、ノード110の交換ノード番号と、交換ノード
108の宅内交換ノード番号が含まれている。交換ノー
ド104の移動管理アプリケーションは、このメッセー
ジに応答して、図10の移動表606を調べることによ
り加入者電話番号4401の参照を持っているかどうか
を確認する。交換ノード104の移動管理アプリケーシ
ョンは、この例ではそれを持っていないので、このメッ
セージを交換ノード101の移動管理アプリケーション
に転送する。その移動管理アプリケーションは、図10
の移動表601に加入者電話番号4401の参照を持っ
ていない。しかしながら、図10の階層状態ワード60
5を調べることによって、交換ノード101の移動管理
アプリケーションは、それが認証階層構造の頂上にある
ことを確認し、交換ノード104からのメッセージにあ
る宅内交換緒ー度を用いて交換ノード108の移動管理
アプリケーションにメッセージを送信する。
【0032】交換ノード108の移動管理アプリケーシ
ョンは、このメッセージに応答して、交換ノード108
のために図5の移動表501に記載事項512と同じ記
載事項を作る。次いで、交換ノード108の移動管理ア
プリケーションは認証情報を直接交換ノード110に返
送する。このルーティングは、図2のノード階層で示さ
れるものと異なる経路を取ることができる。
【0033】交換ノード110の移動管理アプリケーシ
ョンは、この認証情報を受信すると、図11の移動表7
06に記載事項1101を蓄積し、認証情報を交換ノー
ド104の移動管理アプリケーションに送信する。後者
の移動管理アプリケーションは図11の移動表606に
記載事項1102を蓄積する。ノード番号は宅内ノード
である交換ノード108を示していることに注意された
い。さらに、交換ノード104の移動管理アプリケーシ
ョンは、認証情報とノード110及び108のノード番
号を交換ノード101の移動管理アプリケーションに送
信し、その移動管理アプリケーションはこの情報を図1
1の移動表601の記載事項1103に蓄積する。
【0034】後で明らかにしなければならないように、
認証情報は多数の記録からなる認証ポインタ区分で示さ
れる。能動に依存して、認証階層構造の交換ノードは、
長期間用いられない場合や他の電話機がメモリスペース
を要求して登録している場合には、実際の認証情報を保
持することができない。その場合、認証ポインタ区分は
“0”になる。認証ポインタが“0”になると、移動管
理アプリケーションは、認証情報を保持した交換ノード
を見つけるまで階層認証構造を昇ったり降りたりしなけ
ればならない。一般に、PCS電話機実際に登録されて
いる交換ノードは認証情報を保持している。
【0035】交換ノード110が、PCS電話機168
を登録せず、電話番号4401の認証情報の蓄積を中止
することを決定するか、または交換ノード108からの
メッセージを受信してそれを行なった場合、交換ノード
110の移動管理アプリケーションは、記載事項110
1を除去し、交換ノード104の移動管理アプリケーシ
ョンに記載事項1101を除去すべきであることを通知
するメッセージを送信する。同様に、交換ノード104
の移動管理アプリケーションは、交換ノード101にメ
ッセージを送信してその移動管理アプリケーションに記
載事項103を除去すべきであることを通知する。
【0036】次に、移動表が図11に示される通りであ
り、PCS電話機168が交換ノード109に登録して
いる状態を考察する。その結果生じる移動表の変更は、
図12に示される。交換ノード109の移動管理アプリ
ケーションは、交換ノード104の移動管理アプリケー
ションから加入者電話番号4401の認証情報を要求す
る。交換ノード104の移動管理アプリケーションは、
図11の移動表1102を調べ、前記加入者番号に関す
る記載事項があることを確認する。交換ノード104の
移動管理アプリケーションは、この認証情報を交換ノー
ド109に送信し、PCS電話機168がもはや交換ノ
ード110で登録されないことを通知するメッセージを
ノード110の移動管理アプリケーションに送信する。
交換ノード110の移動管理アプリケーションは記載事
項を除去する。
【0037】交換ノード109の移動管理アプリケーシ
ョンは、前記認証情報を受信すると、図12の表701
に記載事項1201を作り出す。また、交換ノード10
4の移動管理アプリケーションは、図11の記載事項1
102を除去し、図12の記載事項1202に置き換え
る。最後に、交換ノード109の移動管理アプリケーシ
ョンは、交換ノード109がPCS電話機168を登録
したことを通知するメッセージを交換ノード108の移
動管理アプリケーションに返送する。交換ノード108
の移動管理アプリケーションは、図5の移動表501の
記載事項512を更新してこの事実を表わす。
【0038】PCS電話機168が交換ノード109の
代わりに交換ノード105に登録した場合は、交換ノー
ド101の移動管理アプリケーションは、図11の記載
事項1102の除去を通知するメッセージを交換ノード
104に送信するだろうということに注意されたい。次
いで、交換ノード104の移動管理アプリケーション
は、図11の記載事項1101を除去するよう交換ノー
ド110にメッセージを送信するだろう。
【0039】図1の交換ノードは、認証情報を蓄積すべ
きメモリスペースが限られている。メモリスペースを維
持するためには、認証情報を蓄積することが認証階層構
造の1つの交換ノードに必要なだけである。次に、1つ
だけの交換ノードに認証情報を蓄積させる2つの実施例
を示す。第1の実施例は、PCS電話機が登録されてい
る交換ノードが、認証階層構造の他の交換ノードより長
く認証情報を蓄積すると仮定する。第2の実施例は、認
証階層構造において比較的高い交換ノードが認証情報を
蓄積するために割り当てられた大きなメモリスペース量
を有し、認証階層構造の他の交換ノードより長く認証情
報を蓄積すると仮定する。両実施例において、交換ノー
ドの移動管理アプリケーションは、もはや認証情報を蓄
積することができないことを確認した場合、認証階層構
造のそれの上下にある交換ノードの移動管理アプリケー
ションに質問して、他のいずれかの移動管理アプリケー
ションがまだ認証情報を蓄積しているかどうかを確かめ
なければならない。まだ認証情報を蓄積している他の移
動管理アプリケーションがなければ、認証情報を消去を
準備しているノードの移動管理アプリケーションは、
(1)それの上下にある交換ノードの移動管理アプリケ
ーションに、この認証情報と関連する特定の電話番号に
関する記載事項を消去すべきであることを通知するメッ
セージを送信し、(2)その特定の電話番号に関する自
身の記載事項を消去しなければならない。さらに、対応
するPCS電話機が登録している交換ノードの移動管理
アプリケーションは、宅内交換ノードの移動管理アプリ
ケーションに、その電話機がもはや登録していないこと
を通知しなければならない。
【0040】次に、前の例に関する最初の実施例を考察
する。図13は、PCS電話機が登録している交換ノー
ドのみが認証情報を保持した場合の交換ノード101、
104、109及び110の移動表を示す。PCS電話
機168が交換ノード109に登録する場合、移動管理
アプリケーションは電話番号及び宅内交換ノード番号を
受信する。移動管理アプリケーションは、図13の移動
表701を調べ、加入者電話番号の参照がないことを確
認する。次いで、移動管理アプリケーションは、認証階
層構造を昇って交換ノード104にメッセージを送信し
て加入者電話番号の認証情報を要求する。交換ノード1
04の移動管理アプリケーションは、記載事項1302
を調べ、前記認証情報はないが、交換ノード110が認
証階層構造の下部にあることを確認する。この確認は記
載事項1302にノードポインタ区分に基づいて行われ
る。次いで、交換ノード104の移動管理アプリケーシ
ョンは、認証階層構造を降りて交換ノード110にメッ
セージを送信する。このメッセージは、認証階層構造の
この下向きの方向にある交換ノードに、認証情報を要求
すると共に、交換ノード104の移動管理アプリケーシ
ョンに認証情報を送信した後移動表の電話番号に関する
記載事項を除去すべきであることを通知する。
【0041】交換ノード110の移動管理アプリケーシ
ョンは、このメッセージに応答して、記載事項1301
を除去すると共に、記載事項1301の認証ポインタで
表わされる認証情報を交換ノード104に送信する。交
換ノード104の移動管理アプリケーションは、この認
証情報に応答して、認証情報が蓄積される場所を指す記
載事項1402にこの認証情報を蓄積すると共にポイン
タを入れる。次いで、交換ノード104の移動管理アプ
リケーションは、この認証情報を交換ノード109の移
動管理アプリケーションに送信する。次いで、交換ノー
ド109の移動管理アプリケーションは図14の表70
1に記載事項1401を入れる。図14はその結果生じ
る交換ノード101、104、109及び110の移動
表を示す。
【0042】次に、交換ノードが全ての認証情報を蓄積
していない場合の第2の実施例を考察する。図15は、
加入者電話番号4401に関して、認証階層構造の最高
位の交換ノードすなわち交換ノード101が、図15の
記載事項1503が認証ポインタ区分にポインタを有し
ているという事実で示されるとおり認証ポインタのコピ
ーを維持した状態を示す。他の交換ノードすなわち交換
ノード104及び110は、認証情報のコピーを維持し
なかったので、移動表の認証ポインタ区分には“0”の
記載があるだけである。PCS電話機168は、交換ノ
ード110に登録されるべきと思われるが実際の電話呼
にはかかわらない。
【0043】PCS電話機168が、図15に示される
情報を含む移動表706で交換ノード110に登録され
ている間に電話をかけると、交換ノード110の移動管
理アプリケーションは、交換ノード104から認証情報
を要求する必要がある。認証情報は交換ノード104に
ないので、交換ノード104の移動管理アプリケーショ
ンは、認証情報を持っている交換ノード110から認証
情報を要求する。次いで、認証情報は、交換ノード10
1から交換ノード104に送信され、その後交換ノード
110に送信される。次いで、交換ノード104及び1
10の移動管理アプリケーションは、図13の記載事項
1302及び1301と同じになるように図15の記載
事項1502及び1501を変更する。交換ノード11
0が認証情報を持てば、PCS電話機168はその電話
呼を完了することができる。
【0044】第2の実施例に関して、次に、PCS電話
機168が、移動表が図15に示されるとおりの内容を
有する場合に交換ノード109に登録している状態を考
察する。交換ノード109の移動管理アプリケーション
は、図15の移動表701を調べ、電話番号4401に
関する記載事項がないことを確認し、交換ノード104
から認証情報を要求する。交換ノード10の移動管理ア
プリケーションは、交換ノード110の移動管理アプリ
ケーションに、認証情報を要求しかつ図15の記載事項
1501を除去すべきことを通知するメッセージを送信
する。交換ノード10の移動管理アプリケーションは、
認証情報を持っていないことを述べるメッセージに応答
する。このメッセージに応答して、交換ノード104の
移動管理アプリケーションは、交換ノード101の移動
管理アプリケーションから認証情報を要求する。交換ノ
ード101の移動管理アプリケーションは、交換ノード
104の移動管理アプリケーションに認証情報を送信
し、その後、交換ノード104の移動管理アプリケーシ
ョンは交換ノード109に通信する。これらの作業の完
了後、移動表の状態は図16に示されるものになる。
【0045】図17は、PCS電話機からの登録要求の
受信に基づいて交換ノードで実行される作業をフローチ
ャート形式で示す。ブロック1701はこの要求に応答
して、PCS電話機の電話番号とノード番号を読み取
る。次いで、制御はブロック1702に移り、ノードの
移動表を調べて、PCS電話機の電話に関する電話番号
記載事項があるかどうかを確認する。交換ノードは、P
CS電話機が基地局を介して交換ノードと交信していな
くても、ある期間の間認証情報のコピーを維持すること
を思い出されたい。したがって、PCS電話機のユーザ
ーは自宅に帰り、自宅で電話を用い、それから事務所に
戻ることが可能である。事務所にサービスする交換ノー
ドはまだ認証情報のコピーを維持したままとなる、すな
わち、交換ノードがその一部となる認証階層構造内に蓄
積されたコピーが存在する。決定ブロック1702が、
PCS電話機がこのノードに登録されていないことを確
認した場合、制御は決定ブロック1703に移る。
【0046】決定ブロック1703は、交換ノードが認
証階層構造の一部であるかどうかを確認する。その答が
イエスならば、決定ブロック1704は、交換ノードが
認証階層構造の最高位ノードであるかどうかを確認す
る。決定ブロック1704の答がノーならば、認証情報
の要求が次の最高位ノードに送られ、制御は決定ブロッ
ク1708に移る。
【0047】決定ブロック1704に戻り、答がイエス
ならば、制御はブロック1707に移り、宅内交換ノー
ド番号を用いて要求を宅内ノードに送り、認証情報の要
求を送る。それから、制御はブロック1708に移る。
決定ブロック1708は、認証情報が受信されるまで再
実行される。認証情報が受信されると、制御は決定ブロ
ック1709に移る。認証情報が宅内交換ノードから受
信された場合は、たとえ1つでもあれば認証階層構造の
移動表に書き込むことが必要である。この情報が宅内ノ
ード受信された場合は、制御はブロック1711に移
り、要求しているノードが認証階層構造の一部であるか
どうかを確認する。答がイエスならば、制御は決定ブロ
ック1712に移り、要求しているノードが認証階層構
造の最高位ノードであるかどうかを確認する。要求して
いるノードが最高位ノードでない場合は、認証階層構造
のより高いノードまで認証情報を送り、それらの移動表
に書き込むことができるようにすることが必要である。
この実行はブロック1713で行われる。最後に、制御
はブロック1714に移り、通常の仕方で登録手続きを
とる。制御は、決定ブロック1709、1711及び1
712からブロック1714に移ることもできる。
【0048】決定ブロック1702に戻って、PCS電
話機168が、移動表にある電話番号に関する記載事項
で示されるノードに登録されている場合、制御は決定ブ
ロック1716に移る。認証情報がこのノードにある場
合は、決定ブロック1716は制御をブロック1714
に移す。しかしながら、認証情報がないことが、“0”
になっている特定の電話番号に関する移動表の認証ポイ
ンタで示されている場合は、制御は決定ブロック171
7に移る。決定ブロック1717は、本当にこのノード
が認証階層構造の一部であることを確かめる。答がノー
ならば、これはエラーであり、制御はエラー処理のため
にブロック1718に移る。決定ブロック1717の答
がイエスならば、制御はブロック1719に移り、認証
階層構造の次の最低位のノードから認証情報を要求す
る。決定ブロック1721は、次の最低位の交換ノード
から認証情報の要求の結果を待ち受ける。認証情報が受
信されると、制御はブロック1714に移る。しかしな
がら、認証情報が受信されなければ、制御はブロック1
712に移り、認証階層構造の次に高い交換ノードから
認証情報を要求する。ブロック1722は制御をブロッ
ク1723に移し、ここで、受信されるべき認証情報を
待ち受ける。認証情報が受信されると、制御はブロック
1714に移る。しかしながら、認証情報が受信されな
ければ、認証情報は認証階層構造内のどこかにあるはず
なので、制御はエラー処理のためにブロック1724に
移る。
【0049】図18及び図19は、交換ノードが認証情
報の要求を受信した時の交換ノードで実行される作業を
フローチャート形式で示す。決定ブロック1801は、
移動表に電話番号の記載があるかどうかを確認する。こ
のような記載事項は、交換ノードが要求されている認証
情報を含む情報を持っていることを示す。決定ブロック
1801の答がノーならば、制御は図19に移る。電話
番号の記載が決定ブロック1801で見出された場合、
これは、交換ノードが、特定の電話番号に関する宅内交
換ノードまたは認証階層構造の一部のどちらかであるこ
とを表わす。決定ブロック1801からの制御の受信に
基づき、答がイエスの場合は、決定ブロック1803
は、交換ノードが宅内交換ノードであるかどうかを確認
する。宅内交換ノードならば、ブロック1802は、そ
れに登録されている電話機を有するものとして記録され
た交換ノードに認証情報を送り、該認証情報は宅内交換
ノードから着信したものとして記録される。さらに、宅
内交換ノードは、その電話機を正規に登録した交換ノー
ドに、その移動表から電話番号の記載事項を除去するこ
とを要求するメッセージを送信する。これらの2つのメ
ッセージの送信後、制御はブロック1813に移る。
【0050】決定ブロック1803に戻って、答がノー
ならば、制御は決定ブロック1804に移り、その要求
が認証階層構造の上または下の交換ノードから来ている
のかどうかを確認する。この要求が上から来ている場合
は、制御は決定ブロック1806に移る。決定ブロック
1806は、移動表の電話番号に関連する認証ポインタ
を調べる。ポインタが、認証情報がこの交換ノードにあ
ることを表わすゼロに等しくなければ、制御はブロック
1814に移る。ブロック1814は、この認証情報を
要求しているより高い交換ノードに送り、この交換ノー
ドはこの情報を認証階層構造から来たものとして記録す
る。次いで、ブロック1816は、ブロック1817に
制御を移す前にこの電話の記載事項を除去する。認証情
報の要求がより高い交換ノードから来た場合は、これ
は、PCS電話機168が他の交換ノードに登録されて
おり、現在の交換ノードの電話番号の記載事項は除去す
べきであることを表わす。
【0051】決定ブロック1806に戻って、認証ポイ
ンタがゼロならば、決定ブロック1807では、現在の
交換ノードが認証階層構造の最低位の交換ノードである
かどうかの確認が実行される。それが最低位の交換ノー
ドであるが認証情報がない場合は、認証情報がないこと
を示すメッセージがブロック1811より返送される。
次いで、ブロック1812は、制御をブロック1813
に移す前に電話番号の記載事項を除去する。決定ブロッ
ク1817の答がノーならば、制御はブロック1808
に移り、認証階層構造の次の最低位の交換ノードから認
証情報を要求する。決定ブロック1809はこの要求に
対する応答を待ち受ける。認証情報が受信されなけれ
ば、制御はすでに説明されたブロック1811に移る。
認証情報が受信された場合は、制御は、その作業がすで
に説明されたブロック1814に移る。
【0052】決定ブロック1804に戻ると、ここで
は、認証情報の要求が現在の交換ノードの上または下か
らなのかどうかを確認する。要求が現在の交換ノードよ
り下からのものであった場合は、制御は決定ブロック1
818に移る。決定ブロック1818は、現在の交換ノ
ードが認証階層構造の最高位の交換ノードかどうかを確
認する。現在の交換ノードが最高位の交換ノードなら
ば、制御は決定ブロック1824に移る。決定ブロック
1824は、認証情報があるかどうかを確認する。認証
情報があれば、これはエラーであり、制御はエラー処理
のために決定ブロック1828に移る。それがエラーで
あるという理由は、認証情報が認証階層構造内にあるは
ずであり、この構造の最高位の交換ノードは検査した最
後の交換ノードであることである。認証情報があれば、
制御はブロック1826に移り、認証階層構造から来た
ものとして認証情報を要求している交換ノードに送信
し、それから制御をブロック1827に移す。
【0053】決定ブロック1818に戻って、現在の交
換ノードが認証階層構造の最高位の交換ノードでなけれ
ば、制御は決定ブロック1820に移り、認証情報が交
換ノードにあるかどうかを確認する。答がイエスなら
ば、制御は制御はブロック1822に移り、その作業は
下記に説明される。答がノーならば、制御はブロック1
819に移り、認証階層構造の次の最高位の交換ノード
から認証情報を要求し、それから、制御を決定ブロック
1821に移して、認証情報の到来を待ち受ける。認証
情報が受信されなければ、これは、ブロック1828に
関してエラーだったと同じ理由でエラーとなる。認証情
報が受信されると、制御はブロック1822に移り、認
証情報を、認証階層構造から来たものとして記録した後
に要求している交換ノードに送信する。さらに、ブロッ
ク1822は制御をブロック1823に移し、ブロック
1823は認証情報を蓄積し、この情報を示すために移
動表の認証ポインタを更新する。
【0054】決定ブロック1801に戻って、認証情報
が要求されているPCS電話機の電話番号記載事項がな
ければ、制御は図19の決定ブロック1901に移り、
要求している交換ノードが認証階層構造の下部の交換ノ
ードであるかどうかを確認する。下部の交換ノードでな
ければ、制御はエラー処理のためのブロック1905に
移る。下部の交換ノードであれば、制御は決定ブロック
1902に移り、要求している交換ノードが現在の交換
ノードを伴う認証階層構造にあるかどうかを確認する。
決定ブロック1902の答がノーならば、制御はブロッ
ク1905に移る。決定ブロック1902の答がイエス
ならば、制御は決定ブロック1907に移り、現在の交
換ノードが認証階層構造の最高位の交換ノードかどうか
を確認する。最高位の交換ノードであれば、制御はブロ
ック1908に移り、制御を1909に移す前に宅内交
換ノードから認証情報を要求する。宅内交換ノードは認
証情報を、PCS電話機を登録している交換ノードに直
接送信する。決定ブロック1907に戻って、答がノー
ならば、ブロック1911は認証階層構造の次の最高位
の交換ノードから認証情報を要求する決定ブロック19
12は、受信されるべき認証情報を待ち受け、受信され
れば制御をブロック1913に移し、ここで、要求して
いる交換ノードであった次の下部の交換ノードに認証情
報を送信する。ブロック1914は認証情報を蓄積し、
制御をブロック1916に移す。
【0055】基地局及びPCS電話機の詳細 図20は基地局をより詳細に示す。基地制御装置200
1は無線ユニット132乃至133の動作を制御する。
無線ユニット133は詳細に示されており、他の無線ユ
ニットは同じデザインになっている。無線ユニット13
3は、時間領域多重分離装置(Time Domain Demultiplex
er)(TDD)2011及びプロトコル変換器2015に同期
を提供するためのクロック2016を含む。また、無線
ユニット133は、無線周波(RF)送受信機2013
と、アンテナ2017と、周波数シンセサイザ2012
を含む。送受信機2013はRF送信機とRF受信機か
らなる。送受信機2013は、移動ユニットより送信さ
れる音声信号及び制御信号を復調し、プロトコル変換器
2015を介する音声信号をリンク2010を経由して
基地制御装置2001へ結合する。基地制御装置200
1は、無線ユニット133の全制御をバス2010を介
して提供する。送受信機2013から受信された制御信
号は、プロトコル変換器2015よりバス2010を介
して基地制御装置2001に転送される。また、プロト
コル変換器2015は、基地制御装置2001からバス
2010を介して受信されたデジタル的に符号化された
音声信号に応答して、これらのデジタル音声信号を移動
ユニットに送信するために用いられるフォーマットに変
換する。信号強度モニター2014は、RF送受信機2
013で受信される信号強度を示すデジタル値で到来
し、バス2010を介して基地制御装置にこのデジタル
値を送信するRF送受信機2013からの信号に応答す
る。
【0056】図21はPCS電話機168をより詳細に
示す。このユニットの構成要素は、制御ユニット210
1と、ウェイクアップタイマ2102と、(1)制御ユ
ニット2101、(2)時間領域多重化装置(Time Doma
in Duplexer)(TDD) 及び(3)組合せデジタル/アナロ
グ及びアナログ/デジタル(D/A+A/D)変換器2
104に同期を提供するクロック2109とを含む。ま
た、移動ユニット105には、RF送受信機2106
と、アンテナ2017と、周波数シンセサイザ2108
が含まれている。電話回路及びキーパッド部2105
は、ダイヤル電話数字及び作動制御キーで電話をかけた
り受けたりできるようにする。
【0057】送受信機2106はRF送信機とRF受信
機からなる。送受信機2106は、基地局より送信され
た音声信号を復調し、これらの信号を変換器2104の
D/A部及びハイブリッド2110を介してスピーカ2
112に結合する。送受信機2106はマイクロフォン
2111から入力アナログ音声信号を受信する。これら
のアナログ音声信号は、ハイブリッド2110及び変換
器2104のA/D部を介して送受信機に結合される。
変換器2104はアナログ信号をデジタル信号に変換
し、このデジタル信号はRF送受信機2106に送信さ
れる。在来の増幅器2113及び2114は、マイクロ
フォン2111から得られかつスピーカ2112に供給
されるアナログ音声信号を増幅するのに用いられる。
【0058】認証情報の事前配置を伴う登録 次に、図1に示されるシステムがどのようにして認証情
報の事前配置を提供するかを詳細に考察する。各宅内交
換ノードは、その宅内交換ノードに割り当てられ、事前
配置のために指定された電話番号の事前配置機能を実行
する。前述のように、認証情報がどこに事前配置される
べきかの決定は、ユーザー、または認証情報の事前配置
を決定するために統計的分析を実行する宅内交換ノード
が行なうことができる。PCS電話機のユーザーは、事
前配置情報を入力するためにNMS115に相互接続さ
れた図1の入力端末を用いるオペレータにこの情報を指
定する。図22は、図1の交換ノード内の認証情報の事
前配置を提供するために移動表と共に用いられる優先表
を示す。各宅内ノードには1つの優先表がある。優先表
は電話番号で索引がつけられ、各電話番号と関連するの
は制御区分及びノード番号記録である。制御区分の
“0”は、認証情報が図1の入力端末100のオペレー
タとの対話でどのように分配されるかをユーザーが予め
決定したことを表わす。また、制御区分の“1”は、宅
内交換ノードが認証情報の事前配置を統計的に決定して
いることを表わす。宅内電話番号は、実行される事前配
置機能を有しなければ、優先表への記載事項は持たな
い。
【0059】各ノード記録は次の区分を有する。ノード
#区分は、そのノード記録の認証情報を受信する交換ノ
ードのノード番号を示す。日区分は、認証情報が指定さ
れた交換ノードに送られるべき1週間のうちの1日また
は数日を入れ、時間区分は、認証情報が指定されたく交
換ノードに存在すべき時間の範囲を入れる。頻度区分
(頻度計数)は、この電話番号と関連するPCS電話機
が指定された交換ノードにおいて能動状態にあるとわか
った回数を入れる。頻度計数は、入力時間区分に記録さ
れた時間から累積される。現在登録されている交換ノー
ドの移動表の能動状態区分は、PCS電話機が現在登録
されている交換ノードにより最後に電話をかけたまたは
受けた時を定義するために用いられる。現在登録されて
いる交換ノードは、PCS電話機が実際に登録されてい
る交換ノードであるが、指定された交換ノードでなくて
もよい。現在登録されている交換ノードは、宅内交換ノ
ードの移動表のノード#区分に定義された交換ノードで
ある。ノード記録は優先順に左から右に配置される。し
たがって、ノード記録2203はその日時について最も
高い優先度を有する。
【0060】前述したように、宅内交換ノードでNMS
115から受信されたTSPは、認証情報の事前配置が
行われるべきかどうかを定める。事前配置が以前にユー
ザーによって定められていた場合は、この情報はTSP
で転送される。次に、PCS電話機168が最初交換ノ
ード108に登録しており、ユーザーが前に事前配置情
報を指定した例を考察する。ユーザーは交換ノード11
0でサービスされる自分の事務所を指定し、交換ノード
109、交換ノード110及び交換ノード101が認証
階層構造になっていると仮定する。交換ノード110が
独立モードで動作した場合、図22の記載事項2206
のノード#区分には“110”が入ることに注目された
い。PCS電話機168が交換ノード108への登録を
開始することにより、交換ノード108の移動管理アプ
リケーションは、PCS電話機168からSPIDを要
求し、このSPIDを用いてNMS115からTSPを
入手する。ユーザーが事前配置情報を予め指定したの
で、この情報は同様に受信される。交換ノード108の
移動管理アプリケーションは、図5の移動表501を作
り出し、記載事項2206を有する図22の優先表を作
り出す。
【0061】図23に関して詳細に説明されるように、
交換ノード108の移動管理アプリケーションは、図2
2の記載事項2206を調べ、登録後記載事項206の
日時区分に指定された日時に認証情報を交換ノード10
4に転送する。交換ノード110は認証情報に応答して
これを蓄積し、交換ノード101に認証情報を転送す
る。図11の移動表606及び601は、交換ノード1
04及び101が記載事項1102のノードポインタが
ゼロであることを除いて認証情報を蓄積する仕方を示
す。ノードポインタが“110”を含まない理由は、認
証情報が交換ノード110から受信されなかったためで
ある。
【0062】PCS電話機168が交換ノード108に
登録している場合、交換ノード110の移動管理アプリ
ケーションは、前述した図17のブロック1701〜1
706、1708、1709及び1714を実行する。
これらのブロックの実行により、移動管理アプリケーシ
ョンは交換ノード104から認証情報を入手する。交換
ノード104は、前述したブロック1804、181
8、1820及び1822を実行する。交換ノード11
0の移動管理アプリケーションは、交換ノード108の
移動管理アプリケーションに、PCS電話機168が現
在交換ノード110に登録されていることを通知するメ
ッセージを送る。このメッセージ応答して、交換ノード
108の移動管理アプリケーションは、交換ノード10
8の移動表を更新してこのことを表わす。PCS電話機
168が現在交換ノード109に登録している場合は、
交換ノード109の移動管理アプリケーションは、交換
ノード110が認証情報を入手したと同じやり方で交換
ノード104から認証情報を入手する。
【0063】各宅内交換ノードの移動管理アプリケーシ
ョンは、優先交換ノードを統計的に決定するために規定
された時間間隔で図23のフローチャートを実行する。
ブロック2301に応答して、宅内交換ノードの移動管
理アプリケーションは決定ブロック2302を実行させ
る。決定ブロック2302は、移動表の状態区分が
“0”に等しい電話番号がすべて検査されたかどうかを
調べるために検査する。状態区分が“0”に等しいとい
うことは、PCS電話機が現在他の交換ノード(現在登
録されている交換ノード)に登録されていることを表わ
す。電話番号がすべて検査されると、図23に示される
ルーチンが退出する。検査されていない電話番号が少な
くとも1つあると、制御はブロック2303に移り、電
話番号の1つを選択し、それから制御はブロック230
4に移る。ブロック2304は移動表をアクセスして、
ブロック2303で選択された電話番号を用いている現
在登録されている交換ノードのノード番号を入手する。
次いで、ブロック2306は優先表及び移動表をアクセ
スして、現在登録されているノードが現在の日時に対し
て最優先度を有する交換ノードと同じノードであるかど
うかを確認する。その答がノーならば、制御はブロック
2307に移り、現在登録されている交換ノードに、移
動表から能動状態区分の内容を要求するメッセージを送
る。さらに、このメッセージは、最優先ノードが現在登
録されているノードを備えた認証階層構造にあるかどう
かについての情報を要求する。例えば、PCS電話機は
現在交換ノード110に登録されているが、最優先ノー
ドは交換ノード104とすることができる。認証情報の
事前配置の観点から、交換ノード104が最優先ノード
として指定されるのは、まったく受け入れることができ
る。
【0064】次いで、決定ブロック2308は、電話番
号が予め決められた時間内で現在登録されているノード
により能動状態にされたかどうかと、現在登録されてい
るノードが最優先ノードを伴う認証階層構造の一部でな
いことを確認する。その答がノーならば、ブロック23
09が実行され、最優先ノードに認証情報を送り、現在
登録されているノードに、電話番号記載事項が移動表か
ら除去されるべきであることを要求するメッセージを送
る。次いで、最優先ノードは認証情報を蓄積する。最優
先ノードは、認証階層構造の一部であるならば、認証情
報のコピーを次の最高位の交換ノードに送る。決定ブロ
ック2308の答がイエスならば、制御は決定ブロック
2311に移る。決定ブロック2311は、顧客が優先
を指定しているか否かを確認する。顧客が認証情報の事
前配置を定めているならば、制御は決定ブロック230
2に戻る。
【0065】宅内交換ノードが認証情報の事前配置の優
先度を決定している場合は、決定ブロック2312が実
行される。決定ブロック2312とブロック2313及
び2314は、優先表を更新するのに用いられるべきノ
ード番号を確認することに関連している。最優先ノード
が現在登録されているノードを備えた認証階層構造にあ
る場合は、優先表は最優先ノードに基づいて更新される
べきであり、さもなければ、現在登録されているノード
に基づき更新されるべきである。優先表を更新するのに
用いられるべきノード番号は、指定交換ノードと呼ばれ
る。どの交換ノードが指定交換ノードになるべきかの決
定後、決定ブロック2316が実行される。指定交換ノ
ードが優先表において見出された場合、制御はブロック
2317に移り、頻度及び入力時間区分を更新する。こ
の更新は次のとおり行われる。入力時間が現在時間に対
して予め定められた第2の時間量より大きい場合は、入
力時間は定期的な時間間隔に等しい時間に設定され、頻
度計数は“1”に設定される。入力時間区分が予め定め
られた第2の時間量を越えなければ、頻度計数は“1”
だけ更新される。ブロック2317の実行後、制御は決
定ブロック2318に移り、指定交換ノードの頻度を確
認し、その頻度を、優先表において指定交換ノードと同
じ日時範囲を有する他の交換ノードの頻度と比較する。
頻度は、頻度区分の内容を入力時間区分の内容で割るこ
とによって計算される。より高い頻度を有する他の交換
ノードがなければ、制御はブロック2322に移り、さ
もなければ制御はブロック2319に移る。ブロック2
319は、他の交換ノードを優先表の順番に指定交換ノ
ードで置換し、それから制御をブロック2322に移
す。ブロック2322及び2323は、優先表の交換ノ
ードを調べて、予め定められた第2の時間量より大きい
時間の間予め定められた回数より少ない頻度区分の計数
を有することを確認する。前記交換ノードが決定ブロッ
ク2322で見出されると、これらの交換ノードは、制
御が決定ブロック2302に戻る前にブロック2323
で優先表から除去される。上記に説明した実施例は本発
明の原理の単なる例であり、当業者により本発明の精神
または範囲を逸脱することなく他の配置を工夫すること
ができることを理解すべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】PCSサービスを提供する分散通信交換システ
ムを示す。
【図2】図1の交換ノードのノード階層を示す。
【図3】図1の交換ノードのダイヤリングプラン階層を
示す
【図4】本発明によるソフトウェアアーキテクチャを示
す。
【図5】図1の交換ノードで用いられる内部表の1を示
す。
【図6】図1の交換ノードで用いられる内部表の2を示
す。
【図7】図1の交換ノードで用いられる内部表の3を示
す。
【図8】図1の交換ノードで用いられる内部表の4を示
す。
【図9】図1の交換ノードで用いられる内部表の5を示
す。
【図10】図1の交換ノードで用いられる内部表の6を
示す。
【図11】図1の交換ノードで用いられる内部表の7を
示す。
【図12】図1の交換ノードで用いられる内部表の8を
示す。
【図13】図1の交換ノードで用いられる内部表の9を
示す。
【図14】図1の交換ノードで用いられる内部表の10
を示す。
【図15】図1の交換ノードで用いられる内部表の11
を示す。
【図16】図1の交換ノードで用いられる内部表の12
を示す。
【図17】PCS電話機の登録時に移動管理アプリケー
ションで実行される作業をフローチャート形式で示す。
【図18】認証情報の入手時に移動管理アプリケーショ
ンで実行される作業をフローチャート形式の1で示す。
【図19】認証情報の入手時に移動管理アプリケーショ
ンで実行される作業をフローチャート形式の2で示す。
【図20】基地局のブロック図を示す。
【図21】PCS電話機のブロック図を示す。
【図22】優先表を示す。
【図23】認証情報の事前配置時に移動管理アプリケー
ションで実行される作業をフローチャート形式で示す。
【符号の説明】
100 入力端末 120〜129 基地局 102〜108 交換ノード 114 公衆網
フロントページの続き (72)発明者 スチーヴン マックス ズィーラー アメリカ合衆国 80301 コロラド,ボー ルダー,アップル ウェイ 4465

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動電話機が最優先交換ノードに登録す
    る前に該最優先交換ノードに認証情報を予め配置する方
    法であって、 認証情報の事前配置を受け入れる前記最優先交換ノード
    を決定する工程と、 移動電話機が宅内交換ノードに登録されることに基づ
    き、前記最優先交換ノードに認証情報のコピーを送信す
    る工程とからなることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の方法において、決定工程
    は、複数の優先交換ノードを指定する手動特定情報を受
    信する工程を含む方法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の方法において、手動特定
    情報は複数の優先交換ノードの使用日時を定める方法。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の方法において、決定工程
    は、さらに、使用日時が現在の日時に合う最優先交換ノ
    ードを手動指定情報から選択する工程を含む方法。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の方法において、決定工程
    は、複数の優先交換ノードを指定する情報を統計的に指
    定する工程を含む方法。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の方法において、統計的指
    定情報は複数の優先交換ノードの特定の使用日時を定め
    る方法。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の方法において、決定工程
    は、さらに、特定の使用日時が現在の日時に合う統計的
    指定情報から最優先交換ノードを選択する工程を含む方
    法。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の方法において、統計的に
    指定する工程は、複数の優先交換ノードの優先表を維持
    する工程と、 前記優先表にある各優先交換ノードの使用頻度を計算す
    る工程と、 前記最優先交換ノードを、現在の日時について最高の使
    用頻度を持つ優先表を有する優先交換ノードとして識別
    する工程とを含む方法。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の方法において、計算工程
    は、移動電話機が現在登録されている交換ノードに、該
    交換ノードの交換ノード番号を要求するメッセージを定
    期的に送信する工程と、 現在登録されている交換ノードが前記優先表に保持され
    ている場合は、現在登録されている交換ノードの使用頻
    度を増加させる工程と、 現在登録されている交換ノードが前記優先表にない場合
    は、現在登録されている交換ノードを前記優先表に入れ
    る工程とを含む方法。
  10. 【請求項10】 移動電話機が最優先交換ノードに登録
    する前に該最優先交換ノードに認証情報を予め配置する
    装置であって、 認証情報の事前配置を受け入れる前記最優先交換ノード
    を決定する手段と、 移動電話機が宅内交換ノードに登録されることに基づ
    き、前記最優先交換ノードに認証情報のコピーを送信す
    る手段とからなることを特徴とする装置。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の装置において、決定
    手段は、複数の優先交換ノードを指定する手動特定情報
    を受信する手段を含む装置。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の装置において、手動
    指定情報は複数の優先交換ノードの使用日時を定める装
    置。
  13. 【請求項13】 請求項12記載の装置において、決定
    手段は、さらに、使用日時が現在の日時に合う最優先交
    換ノードを手動指定情報から選択する手段を含む装置。
  14. 【請求項14】 請求項10記載の装置において、決定
    手段は、複数の優先交換ノードを指定する情報を統計的
    に指定する手段を含む装置。
  15. 【請求項15】 請求項14記載の装置において、統計
    的指定情報は複数の優先交換ノードの特定の使用日時を
    定める装置。
  16. 【請求項16】 請求項15記載の装置において、決定
    手段は、さらに、特定の使用日時が現在の日時に合う統
    計的指定情報から最優先交換ノードを選択する手段を含
    む装置。
  17. 【請求項17】 請求項16記載の装置において、統計
    的に特定する手段は、複数の優先交換ノードの優先表を
    維持する手段と、 前記優先表にある各優先交換ノードの使用頻度を計算す
    る手段と、 前記最優先交換ノードを、現在の日時について最高の使
    用頻度を持つ優先表を有する優先交換ノードとして識別
    する手段とを含む装置。
  18. 【請求項18】 請求項17記載の装置において、計算
    手段は、移動電話機が現在登録されている交換ノード
    に、該交換ノードの交換ノード番号を要求するメッセー
    ジを定期的に送信する手段と、 現在登録されている交換ノードが前記優先表に保持され
    ている場合は、現在登録されている交換ノードの使用頻
    度を増加させる手段と、 現在登録されている交換ノードが前記優先表にない場合
    は、現在登録されている交換ノードを前記優先表に入れ
    る手段とを含む装置。
JP16273195A 1994-06-30 1995-06-29 パーソナル通信システムにおける認証情報の事前配置 Expired - Fee Related JP3586001B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US26925894A 1994-06-30 1994-06-30
US08/269258 1994-06-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0846611A true JPH0846611A (ja) 1996-02-16
JP3586001B2 JP3586001B2 (ja) 2004-11-10

Family

ID=23026494

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16273195A Expired - Fee Related JP3586001B2 (ja) 1994-06-30 1995-06-29 パーソナル通信システムにおける認証情報の事前配置

Country Status (6)

Country Link
US (1) US5781863A (ja)
EP (1) EP0690646A3 (ja)
JP (1) JP3586001B2 (ja)
CN (1) CN1156174C (ja)
AU (1) AU696896B2 (ja)
CA (1) CA2149688C (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH098944A (ja) * 1995-06-20 1997-01-10 Fujitsu Ltd サービス・プロファイル切換方法及び端末装置
JPH1023056A (ja) * 1996-07-01 1998-01-23 Nec Corp ローカルエリアネットワークにおける移動ホスト管理方法
KR100290510B1 (ko) * 1997-02-28 2001-06-01 가시오 가즈오 네트워크를 이용한 인증시스템
US5995823A (en) * 1997-07-09 1999-11-30 Nortel Networks Corporation Method and system in a wireless communications network for providing toll restrictions based on the geographic location of an originator
US6101380A (en) * 1997-11-14 2000-08-08 Nortel Networks Limited Method of re-using authentication triplets on inter-VLR location updates
US7130291B1 (en) * 1997-11-26 2006-10-31 Lg Electronics, Inc. Data control system in CDMA mobile communication system providing mobile data and voice service
US6101395A (en) * 1998-02-13 2000-08-08 Intel Corporation Method and apparatus for optimizing call setup traffic in a communications network with out-of-band call control signaling
WO2002032178A1 (en) * 2000-10-10 2002-04-18 Nokia Corporation Service discovery and service partitioning for a subscriber terminal between different networks
US20050079869A1 (en) * 2003-10-13 2005-04-14 Nortel Networks Limited Mobile node authentication

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2917675A1 (de) * 1979-04-27 1980-11-06 Hertz Inst Heinrich Digitales zeitmultiplex-nachrichtensystem
GB8619875D0 (en) * 1986-08-15 1986-09-24 British Telecomm Communications system
US5428636A (en) * 1993-05-03 1995-06-27 Norand Corporation Radio frequency local area network
FR2649842B1 (fr) 1989-07-17 1994-04-08 Alcatel Cit Reseau d'acces pour service de telephonie sans fil
US4980907A (en) * 1989-12-15 1990-12-25 Telefonaktiebolaget L M Ericsson Telecommunication combination comprising a telepoint and a portable radio terminal
US5222123A (en) * 1990-01-08 1993-06-22 Motorola, Inc. Registration and automatic call redirecting for cordless telephone systems
US5371780A (en) * 1990-10-01 1994-12-06 At&T Corp. Communications resource assignment in a wireless telecommunications system
US5274841A (en) * 1990-10-29 1993-12-28 International Business Machines Corporation Methods for polling mobile users in a multiple cell wireless network
US5182751A (en) * 1990-12-31 1993-01-26 At&T Bell Laboratories Switching system using identical switching nodes
US5371782A (en) * 1991-05-02 1994-12-06 At&T Corp. Method and apparatus for selecting a preferred service provider during a call setup in a public cordless telephone system
JP2692418B2 (ja) * 1991-05-17 1997-12-17 日本電気株式会社 無線チャネル割当方式
KR960012483B1 (ko) * 1991-09-09 1996-09-20 모토로라 인코포레이티드 페이저가 장착된 핸드셋들간의 원격 지점간 통화를 제공하는 방법 및 장치
US5386466A (en) * 1991-12-30 1995-01-31 At&T Corp. Automatic initialization of a distributed telecommunication system
JP3250742B2 (ja) * 1992-02-07 2002-01-28 株式会社日立製作所 構内ネットワークシステム
GB9214186D0 (en) 1992-07-03 1992-08-12 Plessey Telecomm Mobile cordless telephone systems
US5521962A (en) * 1994-06-30 1996-05-28 At&T Corp. Temporary storage of authentication information throughout a personal communication system
US5550896A (en) * 1994-06-30 1996-08-27 Lucent Technologies Inc. Authentication hierarchical structure of switching nodes for storage of authentication information

Also Published As

Publication number Publication date
EP0690646A3 (en) 1999-10-20
CN1115163A (zh) 1996-01-17
AU696896B2 (en) 1998-09-24
EP0690646A2 (en) 1996-01-03
CA2149688C (en) 1999-05-04
AU2325895A (en) 1996-01-18
CN1156174C (zh) 2004-06-30
JP3586001B2 (ja) 2004-11-10
CA2149688A1 (en) 1995-12-31
US5781863A (en) 1998-07-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2757515B2 (ja) 全国的に移動可能な能力を有する中継通信システム
US5670950A (en) Private communications network system and method of authentication for a mobile station used in private communications networks
FI101508B (fi) Kiinteän viestintäverkon solukkolaajennus
JP3256414B2 (ja) パーソナル通信システムにおける認証情報の一時蓄積
KR100394284B1 (ko) 인터스위치핸드오버들을제공하는방법및장치
AU7462994A (en) Arrangement and method for location registration
CN100403820C (zh) 公共移动通信网、专用有线与移动通信网的服务装置和方法
KR20040032030A (ko) 광역 네트워크를 위한 접속 장치 및 그 접속 방법
JPH0851668A (ja) 認証情報の蓄積のための交換ノードの認証階層構造
JP3586001B2 (ja) パーソナル通信システムにおける認証情報の事前配置
JPH08307945A (ja) 情報通信システム
JP3540588B2 (ja) 移動パケット通信網、移動通信端末およびパケット交換方法
JPH10322453A (ja) 構内用無線基地局装置
AU695893B2 (en) Mobile telephone storing the node number of the resident switching node
JP2823047B2 (ja) 移動体無線通信システムにおけるグループ通信時のチャネル割り当て方式
JP3142000B2 (ja) 移動通信回線制御方式
KR0145796B1 (ko) 교환기의 핸드오버 처리 장치
JP3825865B2 (ja) Atm網通信システムおよび方法
JPH10215313A (ja) 接続を確立する方法、並びに交換機及びサービスコントロールポイント
USRE43856E1 (en) Hybrid public/private wireless network with seamless roaming
JPH1079968A (ja) ネットワークの迂回制御システム
JP2000013862A (ja) 情報配信エリア設定システムおよび方法
JPH08237740A (ja) 無線通信システム
JPS6156528A (ja) 移動用加入者の呼接続情報の網内制御方式
JPH04207533A (ja) 移動体基地局設定変更方式

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040714

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040805

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080813

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080813

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090813

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees