JPH1079968A - ネットワークの迂回制御システム - Google Patents

ネットワークの迂回制御システム

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JPH1079968A
JPH1079968A JP8232877A JP23287796A JPH1079968A JP H1079968 A JPH1079968 A JP H1079968A JP 8232877 A JP8232877 A JP 8232877A JP 23287796 A JP23287796 A JP 23287796A JP H1079968 A JPH1079968 A JP H1079968A
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Masashi Kusunoki
正史 楠
Takao Ito
孝男 伊藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はネットワークの迂回制御システムに
関し、ホーム局からビジタ局への方路がない場合でも、
ホーム局のみに記憶されているルーチング情報とPS番
号を着信元回線に返送することにより、発信局又は発信
局とホーム局間の中継局にて迂回され、ビジタ局のPS
への着信を可能とすることができるネットワークの迂回
制御システムを提供することを目的としている。 【解決手段】 それ自体が発信局又は中継局又はビジタ
局になりうる複数の交換機であって、ISDNプロトコ
ル及びPHSローミング機能をサポートするものが通信
線を介して接続されたネットワークシステムにおいて、
前記交換機は、方路の交換を行なう通話路スイッチ部
と、該通話路スイッチ部を介して送られてきた加入者情
報を受けて、方路の迂回を行なう迂回路制御手段とを具
備して構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はネットワークの迂回
制御システムに関し、更に詳しくはPHS事業所間ロー
ミング機能を実施しているネットワークにおいて、PH
S子機(PS)へのローミング着信を行なう場合、着信
方路全使用中時に、自動的に迂回する交換機の制御シス
テムに関するものである。ここで、ローミング機能と
は、PHSが移動した時に、ビジタ局で位置登録するた
めにホーム局で持っている加入者データを利用すること
をいう。
【0002】近年、事業所内にて構内交換機のコードレ
ス子機としてPHS端末を使用し、また事業所間にまた
がるローミングサービスも提供しており、事業所間ロー
ミング機能において、サービス性の向上を行っていく必
要がある。
【0003】
【従来の技術】図13は、従来システムの概念図であ
る。図に示すシステムは、発信局1と、ホーム局2と、
ビジタ局3とが通信線を介して接続されたネットワーク
を構成している。これら発信局1とホーム局2とビジタ
局3は何れも交換機である。ホーム局はPHSを管理し
ている交換機、ビジタ局はPHSの移動先の交換機であ
る。発信局1において、4は加入者端末である。ホーム
局2において、5はPHS(パーソナル・ハンディホン
・システム)子機(PSという)、6は該PHS5と無
線で通信を行なう無線基地局である。
【0004】7はホーム局2内に設けられた加入者デー
タ記憶部であり、ネットワークシステムに属する全ての
加入者に関するルーチング情報(ビジタ局の局番号+内
線番号)とPS番号とが記憶されている。ビジタ局3に
おいて、6は無線基地局である。
【0005】このような構内交換機システムにおいて、
PHS5がホーム局2からビジタ局3に移動した場合、
移動したビジタ局で位置登録する必要がある。そこで、
ビジタ局3はホーム局2に対して該当PHS5のPS番
号を問い合わせし、ホーム局2は、この問い合わせに対
して、加入者データ記憶部7からPHS5の加入者情報
とPS番号をビジタ局3に通知する。通知された該当P
HSに関する加入者情報は、ビジタ局3の加入者データ
記憶部(図示せず)に記憶される。そして、ビジタ局3
のルーティング情報をホーム局2へ通知し、ホーム局2
の加入者データ記憶部7へPS番号対応にルーティング
情報が記憶される。このようにして、PHS5が場所を
移動した場合でも、発信局1からの発呼は、該当PHS
に着信されるようになっている。
【0006】このように、従来の構内交換機におけるP
HS事業所間ローミング着信機能では、ホーム局におい
て、発信者からの着信信号受信時に、予め記憶されてい
る位置情報をもとにルーチング情報及びPS番号を付与
した着信信号をPSのいるビジタ局に対して送信してい
た。また、ビジタ局では、ホーム局から送信されてくる
ルーチング情報によりPSを決定すると共に、ローミン
グ着信時の誤接続対策のため送信されてきたPS番号に
より着信すべきPSかを判定し、着信すべきPSに着信
を行っていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来のシステ
ムでは、ビジタ局3へ着信を行なうには、ホーム局2に
記憶されているルーチング情報、PS番号による着信制
御を行なう必要があり、ローミング着信時にホーム局で
のビジタ局への方路がない場合には、ビジタ局のPSに
対しては着信を行なうことはできないという問題があっ
た。
【0008】本発明はこのような課題に鑑みてなされた
ものであって、ホーム局からビジタ局への方路がない場
合でも、ホーム局のみに記憶されているルーチング情報
とPS番号を着信元回線に返送することにより、発信局
又は発信局とホーム局間の中継局にて迂回され、ビジタ
局のPSへの着信を可能とすることができるネットワー
クの迂回制御システムを提供することを目的としてい
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】
(1)図1は本発明の原理ブロック図である。図13と
同一のものは、同一の符号を付して示す。図において、
10はそれ自体が発信局又は中継局又はビジタ局になり
うる複数の交換機であって、ISDNプロトコル及びP
HSローミング機能をサポートするものが通信線11を
介して接続されたネットワークシステムを構成してい
る。前記交換機10において、20は方路の交換を行な
う通話路スイッチ部、30は該通話路スイッチ部20を
介して送られてきた加入者情報を受けて、方路の迂回を
行なう迂回路制御手段である。4は交換機10に接続さ
れる加入者端末、5はPHS、6は該PHS5と無線で
通信する無線基地局であり、交換機10と接続されてい
る。
【0010】この発明の構成によれば、前記迂回路制御
手段30は、ローミング着信時に、ホーム局に迂回路が
ない場合には、発信局の方に遡りながら、迂回路のある
交換機を探していく。そして、迂回路のある交換機があ
ったら、迂回路制御手段30は、該交換機からビジタ局
に対して通話路を設定する。これにより、ホーム局から
ビジタ局への方路がない場合でも、ホーム局のみに記憶
されているルーチング情報とPS番号を着信元回線に返
送することにより、発信局又は発信局とホーム局間の中
継局にて迂回され、ビジタ局のPSへの着信を可能とす
ることができるネットワークの迂回制御システムを提供
することができる。
【0011】(2)この場合において、前記迂回路制御
手段30は、ホーム局収容のPSがビジタ局へ移動し、
位置登録をした後、前記PSへ発信する場合において、
ホーム局とビジタ局間の方路が全て使用中の時に、ホー
ム局にてISDNレイヤ3の切断メッセージに付随可能
な網間の制御情報をやりとりする情報要素にルーチング
情報とPS番号を編集し、発信局へ送出する手段と、発
信局にてISDNレイヤ3の呼設定メッセージに付随可
能な網間の制御情報をやりとりする情報要素にPS番号
を編集し、ルーチング情報を基にビジタ局に迂回する手
段とを具備することを特徴としている。
【0012】この発明の構成によれば、送出手段がホー
ム局から発信局に対してISDNレイヤ3切断メッセー
ジにルーチング情報とPS番号を付加して送出し、迂回
手段がISDNレイヤ3呼設定メッセージにPS番号を
付加してルーチング情報を基にビジタ局に迂回させるこ
とにより、ホーム局とビジタ局間の通話路を設定するこ
とが可能となる。
【0013】(3)また、前記迂回路制御手段30は、
発信局とホーム局間の中継局において、前記切断メッセ
ージ受信時に、ルーチング情報を基にビジタ局へ迂回可
能であれば、ISDNレイヤ3の呼設定メッセージに付
随可能な網間の制御情報をやりとりする情報要素にPS
番号を編集して迂回する手段と、ビジタ局に迂回できな
い時に、前記切断メッセージを中継する手段とを具備す
ることを特徴としている。
【0014】この発明の構成によれば、中継局の迂回路
制御手段30が切断メッセージを受信時に、ルーチング
情報を基にビジタ局へ迂回可能であれば迂回手段により
迂回し、ビジタ局に迂回できない時には、前記中継手段
は該切断メッセージを発信局に送信することにより、ホ
ーム局とビジタ局との間に通話路を設定することが可能
となる。
【0015】(4)また、前記迂回路制御手段30は、
ホーム局にてISDNレイヤ3の切断メッセージにルー
チング情報とPS番号を編集するかしないかを選択する
手段を具備することを特徴としている。
【0016】この発明の構成によれば、ホーム局で切断
メッセージにルーチング情報とPS番号の編集をするか
しないかを選択手段により選択できるので、迂回制御を
行なう必要がない時には、ルーチング情報とPS番号を
編集しないようにすることができる。
【0017】(5)また、前記迂回路制御手段30は、
ホーム局収容のPSがビジタ局へ移動し、位置登録をし
た後、前記PSへ発信する場合において、ホーム局とビ
ジタ局間の方路が全て使用中の時に、発信局にて切断メ
ッセージ受信時に、付加サービスに使用するISDNレ
イヤ3メッセージに付随可能な網間の制御情報をやりと
りする情報要素にルーチング情報抽出要求を編集し、ホ
ーム局へ送出する手段と、ホーム局にて前記メッセージ
受信時に、ルーチング情報抽出要求があれば付加サービ
スに使用するISDNレイヤ3メッセージに付随可能な
網間の制御情報をやりとりする情報要素にルーチング情
報とPS番号を編集し、発信局へ送出する手段と、発信
局にて前記メッセージ受信時に、ルーチング情報があれ
ばISDNレイヤ3の呼設定メッセージに付随可能な網
間の制御情報をやりとりする情報要素にPS番号を編集
し、ルーチング情報を基にビジタ局へ迂回する手段とを
具備することを特徴としている。
【0018】この発明の構成によれば、ホーム局とビジ
タ局間の方路が全て使用中の時に、発信局は送出手段が
ルーチング情報抽出要求をホーム局へ送出し、ホーム局
ではこのメッセージを受信すると、送出手段がルーチン
グ情報とPS番号を付加して発信局に送出し、一方迂回
手段は、ルーチング情報を基にビジタ局に迂回すること
により、ホーム局とビジタ局間の通話路を設定すること
が可能となる。
【0019】(6)また、前記迂回路制御手段30は、
発信局とホーム局間の中継局において、前記ルーチング
情報抽出要求を含むメッセージ受信時に中継する手段
と、前記ルーチング情報を含むメッセージ受信時に、ル
ーチング情報を基にビジタ局へ迂回可能であれば呼設定
メッセージに付随可能な網間の制御情報をやりとりする
情報要素にPS番号を編集し迂回する手段と、ISDN
レイヤ3メッセージに付随可能な網間の制御情報をやり
とりする情報要素に迂回実施済を編集し発信局へ送出す
る手段と、迂回できない場合に、前記ルーチング情報を
含むメッセージを中継する手段とを具備することを特徴
としている。
【0020】この発明の構成によれば、中継局におい
て、ルーチング情報抽出要求を中継手段により中継し、
ルーチング情報を基にビジタ局に迂回可能である場合に
は迂回手段によりPS番号を付加して迂回し、送出手段
が迂回実施済みを発信局に送出し、迂回できない場合に
は中継手段がメッセージを他の局に中継することによ
り、当該中継局で迂回可能な場合には迂回を実施し、迂
回不可能な場合には、次の中継局にメッセージを中継す
ることにより、最終的にホーム局とビジタ局間の通話路
を設定することが可能となる。
【0021】(7)また、前記迂回路制御手段30は、
発信局にてISDNレイヤ3のルーチング情報抽出要求
を含むメッセージを送信するかしないかを選択する手段
を具備することを特徴としている。
【0022】この発明の構成によれば、発信局側でルー
チング情報抽出要求をするかしないかを必要に応じて選
択することが可能となる。 (8)また、前記迂回路制御手段30は、発信局及び中
継局にて、ビジタ局へ迂回するかしないかを選択する手
段を具備することを特徴としている。
【0023】この発明の構成によれば、発信局及び中継
局にて、ビジタ局へ迂回するかしないかを必要に応じて
選択することが可能となる。 (9)また、前記迂回路制御手段30は、迂回する中継
線が全て使用中で、局線が空いている場合、迂回する局
にビジーアドバンスサービスが具備されている時に、迂
回時に送出する呼設定メッセージに付随可能なユーザ間
で情報転送するために使用されるユーザ・ユーザ情報要
素にPS番号を編集する手段と、ビジタ局にて局線から
の呼設定メッセージ受信時に、PS番号をユーザ・ユー
ザ情報要素から抽出する手段とを具備することを特徴と
している。
【0024】この発明の構成によれば、迂回する中継線
が全て使用中の時に、ユーザ・ユーザ情報要素にPS番
号を編集し、ビジタ局にてこのPS番号を抽出すること
により、空いている局線(公衆網)を使用して迂回路を
形成することが可能となる。
【0025】(10)また、前記迂回路制御手段30
は、付加サービスに使用するISDNレイヤ3メッセー
ジとしてFACILITYメッセージを使用し、網間の
制御情報のやりとりで使用する情報要素としてFACI
LITY情報要素を使用することを特徴している。
【0026】この発明の構成によれば、迂回路設定制御
のために、FACILITY情報要素を使用することが
可能となる。 (11)更に、前記迂回路制御手段30は、付加サービ
スに使用するISDNレイヤ3メッセージとして、FA
CILITYメッセージ又はFACILITYACKメ
ッセージを使用し、網間の制御情報のやりとりで使用す
る情報要素としてFACILITIES情報要素を使用
することを特徴としている。
【0027】この発明の構成によれば、FACILIT
IES情報要素を使用するため、迂回路設定のために、
FACILITYメッセージ及びFACILITY A
CKメッセージを使用することが可能となる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態例を詳細に説明する。図2は本発明の交換機の
一実施の形態例を示すブロック図である。図1と同一の
ものは、同一の符号を付して示す。10はそれ自体が発
信局又は中継局又はビジタ局になりうる交換機であり、
これら交換機が通信線で接続されてネットワークを構成
している。交換機10において、20は方路の交換を行
なう通話路スイッチ部、30Aは各種の制御を行なう中
央制御装置、30Bは各種情報を記憶する主記憶装置で
ある。中央制御装置30Aと主記憶装置30Bとで図1
の迂回路制御手段30を構成している。迂回路制御手段
30は、通話路スイッチ部20と接続されている。
【0029】中央制御装置30Aはプロトコル制御部3
1と、交換サービス制御部32より構成されている。プ
ロトコル制御部31において、41はメッセージの編集
や送信処理を行なうメッセージ送信制御部、42は中継
用のメッセージを編集するメッセージ中継制御部、43
は受信メッセージの内容を識別するメッセージ受信制御
部である。交換サービス制御部32において、44はチ
ャネルの捕捉処理を行なうチャネル捕捉制御部、45は
PS番号を抽出し、或いは設定するPS番号管理部、4
6はサービス選択の抽出/判定を行なうサービス選択制
御部である。
【0030】主記憶装置30Bにおいて、51はPS対
応にPS番号とルーチング情報(ビジタ局の局番号+P
Sの内線番号)を管理している管理テーブル、52はル
ーチング情報編集選択、ビジタ局への迂回選択、ルーチ
ング情報抽出要求選択を管理しているサービス選択フラ
グである。
【0031】7は交換機10に設けられたトランク(集
線部)、4は交換機10に接続された加入者端末、6は
交換機10に接続された無線基地局、5はPHS(パー
ソナル・ハンディホン・システム)である。60はトラ
ンク7と接続された私設網、61は同じくトランク7と
接続された公衆網である。私設網60及び公衆網61に
は必要に応じて交換機10が接続されている。この交換
機10は、図に示す交換機と同じ構成を持つものであ
る。このように構成されたシステムの動作を以下に説明
する。
【0032】図3は本発明の第1の実施の形態例の動作
を示すシーケンス図で、ホーム局収容のPSがビジタ局
へ移動し、位置登録をした後、前記PSへ発信局から発
信する場合における発信局とホーム局とビジタ局との間
のやりとりを示している。
【0033】ホーム局にて、ビジタ局へのローミング転
送を検出すると(S1)、ホーム局のPS番号管理部4
5は、管理テーブル51内にルーチング情報(ビジタ局
の局番号と内線番号)があるかどうかチェックする(S
2)。ルーチング情報がない場合には既存の処理(例え
ば通常のDISC送信処理)を行なう(S3)。ルーチ
ング情報がある場合には、チャネル捕捉制御部44が、
ルーチング情報を基にビジタ局への方路(チャネル)が
全て使用中であるかどうかチェックする(S4)。全て
使用中でない場合、チャネルを捕捉することができた
ら、ホーム局は通常のローミング転送処理を実施する
(S5)。
【0034】方路が全て使用中で、チャネルを捕捉する
ことができない場合、サービス選択制御部46は、サー
ビス選択フラグ52のルーチング情報編集選択が可能か
どうかチェックする(S6)。ルーチング情報編集選択
が不可能の時、既存の処理(例えば通常のDISC送信
処理)を行なう(S7)。ルーチング情報編集選択が可
能な時、メッセージ送信制御部41で、ISDNレイヤ
3の切断メッセージであるDISCに付随可能な網間の
制御情報をやりとりする情報要素(ファシリティ情報要
素)にルーチング情報とPS番号を編集し(S8)、D
ISCに該ファシリティ情報要素を付加して発信局にD
ISC送信する(S9)。
【0035】発信局では、メッセージ受信制御部43で
DISCを受信すると(S10)、ファシリティ情報要
素にルーチング情報があるかどうかチェックする(S1
1)。ルーチング情報がない場合には既存の処理(例え
ば発信端末への切断通知)を行なうが(S15)、ある
場合にはサービス選択制御部46がサービス選択フラグ
52を参照してビジタ局への迂回選択が可能であるかど
うかチェックする(S12)。そして、迂回不可能な時
は既存の処理を行なうが(S15)、迂回可能な時には
チャネル捕捉制御部44がルーチング情報を基にビジタ
局への迂回路があるかどうかチェックする(S13)。
ない場合には、既存の処理を行なうが(S15)、ある
場合には迂回ルートが全て使用中かどうかチェックする
(S14)。
【0036】方路が全て使用中の場合には、既存の処理
を行なうが(S15)、空いている方路がある場合に
は、メッセージ送信制御部41がファシリティ情報要素
にPS番号を編集し(S16)、呼設定メッセージであ
るSETUPに該ファシリティ情報要素を付加して空い
ている方路よりビジタ局へSETUP送信する(S1
7)。
【0037】この実施の形態例によれば、送出手段がホ
ーム局から発信局に対してISDNレイヤ3切断メッセ
ージにルーチング情報とPS番号を付加して送出し、迂
回手段がISDNレイヤ3呼設定メッセージにPS番号
を付加してルーチング情報を基にビジタ局に迂回させる
ことにより、ホーム局とビジタ局間の通話路を設定する
ことが可能となる。
【0038】また、ホーム局で切断メッセージにルーチ
ング情報とPS番号の編集をするかしないかを選択する
手段を設けておくと、該選択手段によりルーチング情報
とPS番号を編集するかしないかを選択できるので、迂
回制御を行なう必要がない時には、ルーチング情報とP
S番号を編集しないようにすることができる。
【0039】更に、前記迂回路制御手段30は、発信局
及び中継局にて、ビジタ局へ迂回するかしないかを選択
する手段を具備することにより、発信局及び中継局に
て、ビジタ局へ迂回するかしないかを必要に応じて選択
することが可能となる。
【0040】図4は本発明の第2の実施の形態例の動作
を示すシーケンス図である。この実施の形態例は、ホー
ム局収容のPSがビジタ局へ移動し、位置登録をした
後、前記PSへ発信局から発信する場合における中継局
の動作を示している。
【0041】中継局のメッセージ受信制御部43でDI
SCを受信すると(S1)、該メッセージ受信制御部4
3は、ファシリティ情報要素にルーチング情報があるか
どうかチェックする(S2)。ない場合には、迂回不可
能な場合には、メッセージ中継制御部42が、受信DI
SCの情報を送信DISCに編集し(S3)、方路より
発信局へDISCを送信する(S4)。ある場合には、
サービス選択制御部46がサービス選択フラグ52を参
照して、ビジタ局への迂回選択が可能であるかどうかチ
ェックする(S5)。
【0042】ビジタ局への迂回選択が不可能な場合、ス
テップS3,S4の処理を行なう。迂回選択が可能な場
合、チャネル捕捉制御部44がルーチング情報を基にビ
ジタ局への迂回ルート(チャネル)があるかどうかチェ
ックする(S6)。ない場合には、ステップS3,S4
の処理を行なう。ある場合には、チャネル捕捉制御部4
4は、迂回ルートが全使用中であるかどうかをチェック
する(S7)。全使用中の場合には、ステップS3,S
4の処理を行なう。空いている迂回ルートがある場合に
は、メッセージ送信制御部41がファシリティ情報要素
にPS番号を編集し(S8)、SETUPに該ファシリ
ティ情報要素を付加して迂回ルートよりビジタ局へSE
TUP送信する(S9)。
【0043】この実施の形態例によれば、中継局の迂回
路制御手段30が切断メッセージを受信時に、ルーチン
グ情報を基にビジタ局へ迂回可能であれば迂回手段によ
り迂回し、ビジタ局に迂回できない時には、前記中継手
段は該切断メッセージを発信局に送信することにより、
ホーム局とビジタ局との間に通話路を設定することが可
能となる。
【0044】また、ホーム局で切断メッセージにルーチ
ング情報とPS番号の編集をするかしないかを選択する
手段を設けておくと、該選択手段によりルーチング情報
とPS番号を編集するかしないかを選択できるので、迂
回制御を行なう必要がない時には、ルーチング情報とP
S番号を編集しないようにすることができる。
【0045】更に、前記迂回路制御手段30は、発信局
及び中継局にて、ビジタ局へ迂回するかしないかを選択
する手段を具備することにより、発信局及び中継局に
て、ビジタ局へ迂回するかしないかを必要に応じて選択
することが可能となる。
【0046】図5は本発明の第3の実施の形態例の動作
を示すシーケンス図である。この実施の形態例は、ホー
ム局収容のPSがビジタ局へ移動し、位置登録をした
後、前記PSへ発信局から発信する場合における発信局
とホーム局とビジタ局との間のやりとりを示している。
発信局のメッセージ受信制御部43でメッセージ切断要
求であるDISCを受信すると(S1)、サービス選択
制御部46はサービス選択フラグ52を参照してルーチ
ング情報抽出要求編集選択が可能であるかどうかチェッ
クする(S2)。編集不可能である場合には、既存の処
理(例えば発信端末への切断通知)を行なう(S3)。
編集可能な場合には、メッセージ送信制御部41は、フ
ァシリティ情報要素にルーチング情報抽出要求を編集し
(S4)、FACILITYに該ファシリティ情報要素
を付加して方路(チャネル)よりホーム局へFACIL
ITY送信する(S5)。
【0047】ホーム局側では、メッセージ受信制御部4
3がFACILITYを受信すると(S6)、ルーチン
グ情報抽出要求があるかどうかチェックする(S7)。
ない場合にはファシリティ情報要素にエラー情報を設定
し(S8)、FACILITY送信する。ある場合に
は、PS番号管理部45が管理テーブル51からルーチ
ング情報とPS番号を抽出し、メッセージ送信制御部4
1がファシリティ情報要素に抽出したルーチング情報と
PS番号を編集し(S9)、FACILITY(又は別
のプロトコルであるFACILITY ACK。以下同
じ)に該ファシリティ情報要素を付加して方路(チャネ
ル)より発信局にFACILITY送信する(S1
0)。
【0048】発信局では、メッセージ受信制御部43が
FACILITY(FACILITY ACK)を受信
すると(S11)、ファシリティ情報要素に迂回実施済
みがあるかどうかチェックし(S12)、ある場合、チ
ャネルを保持しておくが(S13)、ない場合、ファシ
リティ情報要素にルーチング情報があるかどうかチェッ
クする(S14)。そして、ない場合既存の処理(例え
ば発信端末への切断通知)を行なう(S18)。ある場
合、サービス選択制御部46がサービス選択フラグ52
を参照して、ビジタ局への迂回選択が可能であるかどう
かチェックする(S15)。
【0049】迂回選択が不可能な場合には既存の処理を
行なうが(S18)、迂回選択が可能な場合には、チャ
ネル捕捉制御部44がルーチング情報を基にビジタ局へ
の迂回チャネル(方路)があるかどうかチェックする
(S16)。ない時には既存の処理を行なうが(S1
8)、ある場合には迂回ルートが全て使用中であるかど
うかチェックする(S17)。迂回ルートが全て使用中
の時には既存の処理を行なうが(S18)、空いている
場合にはメッセージ送信制御部41がファシリティ情報
要素にPS番号を編集し(S19)、SETUPに該フ
ァシリティ情報要素を付加してチャネル(方路)よりビ
ジタ局へSETUP送信する(S20)。
【0050】この実施の形態例によれば、ホーム局とビ
ジタ局間の方路が全て使用中の時に、発信局は送出手段
がルーチング情報抽出要求をホーム局へ送出し、ホーム
局ではこのメッセージを受信すると、送出手段がルーチ
ング情報とPS番号を付加して発信局に送出し、一方迂
回手段は、ルーチング情報を基にビジタ局に迂回するこ
とにより、ホーム局とビジタ局間の通話路を設定するこ
とが可能となる。
【0051】また、迂回路制御手段が、発信局にてIS
DNレイヤ3のルーチング情報抽出要求を含むメッセー
ジを送信するかしないかを選択する手段を具備すること
により、発信局側でルーチング情報抽出要求をするかし
ないかを必要に応じて選択することが可能になる。
【0052】更に、迂回路制御手段が、発信局及び中継
局にて、ビジタ局へ迂回するかしないかを選択する手段
を具備することにより、発信局及び中継局にて、ビジタ
局へ迂回するかしないかを必要に応じて選択することが
可能となる。
【0053】図6は本発明の第4の実施の形態例の動作
を示すシーケンス図である。この実施の形態例は、ホー
ム局収容のPSがビジタ局へ移動し、位置登録をした
後、前記PSへ発信局から発信する場合における中継局
の動作を示している。中継局において、メッセージ受信
制御部43は、FACILITYメッセージを受信する
と(S1)、メッセージ中継制御部42が受信FACI
LITYの情報を送信FACILITYに編集し(S
2)、チャネル(方路)からホーム局へFACILIT
Y送信する(S3)。
【0054】中継局では、メッセージ受信制御部43が
FACILITY(FACILITY ACK)を受信
すると(S4)、ファシリティ情報要素にファシリティ
情報があるかどうかチェックする(S5)。ない場合に
は、メッセージ中継制御部42が受信FACILITY
(FACILITY ACK)の情報を送信FACIL
ITY(FACILITY ACK)に編集し(S
6)、チャネル(方路)より発信局へFACILITY
送信する(S7)。ある場合には、サービス選択制御部
46がサービス選択フラグ52を参照して、ビジタ局へ
の迂回選択が可能であるかどうかチェックする(S
8)。迂回選択が不可能な場合、メッセージ中継制御部
42が受信FACILITY(FACILITY AC
K)の情報を送信FACILITY(FACILITY
ACK)に編集し(S6)、チャネル(方路)より発
信局へFACILITY送信する(S7)。
【0055】迂回選択が可能な場合、チャネル捕捉制御
部44がルーチング情報を基にビジタ局への迂回ルート
があるかどうかチェックする(S9)。迂回ルートがな
い時にはステップS6,S7の処理を行なう。迂回ルー
トがある時には、全ての迂回ルートが使用中であるかど
うかチェックする(S10)。全ての迂回ルートが使用
中の時には、ステップS6,S7の処理を行なう。迂回
ルートに空きがある場合には、メッセージ送信制御部4
1がファシリティ情報要素に迂回実施済みを編集し(S
11)、FACILITYに該ファシリティ情報要素を
付加してチャネル(方路)より発信局へFACILIT
Y送信する(S12)。それと共に、ファシリティ情報
要素にPS番号を編集し(S13)、SETUPに該フ
ァシリティ情報要素を付加してチャネル(方路)よりビ
ジタ局へSETUP送信する(S14)。
【0056】この実施の形態例によれば、中継局におい
て、ルーチング情報抽出要求を中継手段により中継し、
ルーチング情報を基にビジタ局に迂回可能である場合に
は迂回手段によりPS番号を付加して迂回し、送出手段
が迂回実施済みを発信局に送出し、迂回できない場合に
は中継手段がメッセージを他の局に中継することによ
り、当該中継局で迂回可能な場合には迂回を実施し、迂
回不可能な場合には、次の中継局にメッセージを中継す
ることにより、最終的にホーム局とビジタ局間の通話路
を設定することが可能となる。
【0057】また、迂回路制御手段が、発信局にてIS
DNレイヤ3のルーチング情報抽出要求を含むメッセー
ジを送信するかしないかを選択する手段を具備すること
により、発信局側でルーチング情報抽出要求をするかし
ないかを必要に応じて選択することが可能になる。
【0058】更に、迂回路制御手段が、発信局及び中継
局にて、ビジタ局へ迂回するかしないかを選択する手段
を具備することにより、発信局及び中継局にて、ビジタ
局へ迂回するかしないかを必要に応じて選択することが
可能となる。
【0059】図7は本発明の第5の実施の形態例の動作
を示すシーケンス図で、ホーム局収容のPSがビジタ局
へ移動し、位置登録をした後、前記PSへ発信局から発
信する場合における発信局又は中継局の動作を示してい
る。発信局或いは中継局にて、メッセージ受信制御部4
3がDISCか又はFACILITY(FACILIT
Y ACK)を受信すると(S1)、該メッセージ受信
制御部43はファシリティ情報要素にルーチング情報が
あるかどうかチェックする(S2)。ない場合には既存
の処理(例えば発信端末へ切断通知)を行なうが(S
3)、ある場合にはチャネル捕捉制御部44がルーチン
グ情報を基にビジタ局への私設網用迂回ルート(チャネ
ル)があり、これら迂回ルートが全使用中でないかどう
かチェックする(S4)。
【0060】私設網用迂回ルートがあり、これら迂回ル
ートが全使用中でない場合には、ローミング迂回処理を
行なう(S5)。ビジタ局への私設網迂回ルートがない
場合或いはチャネルが全使用中の場合には、ビジーアド
バンスサービス(中継線が全て使用中の時に番号変換に
より局線(公衆網)へ迂回するサービス)により、ビジ
タ局への公衆網用の迂回ルートがあるかどうかチェック
する(S6)。ない場合には既存の処理(発信端末への
切断通知)を行なうが(S7)、ある場合には、公衆網
の迂回ルートが全て使用中であるかどうかチェックする
(S8)。
【0061】全て使用中の場合には、既存の処理を行な
う(S7)。迂回ルートが空いている場合には、メッセ
ージ送信制御部41がユーザ・ユーザ情報要素にPS番
号を編集し(S9)、SETUPに該ユーザ・ユーザ情
報要素を付加してチャネル(方路)よりビジタ局へSE
TUP送信する(S10)。
【0062】ビジタ局では、メッセージ受信制御部43
がSETUPを受信し(S11)、ユーザ・ユーザ情報
要素にPS番号があるかどうかチェックする(S1
2)。ない場合には既存の処理(例えば通常の着信処
理)を行なうが(S13)、ある場合にはPS番号管理
部45が、ユーザ・ユーザ情報要素からPS番号を抽出
し、該PSに着信させる(S14)。
【0063】この実施の形態例によれば、迂回する中継
線が全て使用中の時に、ユーザ・ユーザ情報要素にPS
番号を編集し、ビジタ局にてこのPS番号を抽出するこ
とにより、空いている局線(公衆網)を使用して迂回路
を形成することが可能となる。
【0064】本発明によれば、前記迂回路制御手段30
は、付加サービスに使用するISDNレイヤ3メッセー
ジとしてFACILITYメッセージを使用し、網間の
制御情報のやりとりで使用する情報要素としてFACI
LITY情報要素を使用することができる。これによ
り、迂回路設定制御のために、FACILITY情報要
素を使用することが可能となる。
【0065】更に、前記迂回路制御手段30は、付加サ
ービスに使用するISDNレイヤ3メッセージとして、
FACILITYメッセージ及びFACILITY A
CKメッセージを使用し、網間の制御情報のやりとりで
使用する情報要素としてFACILITIES情報要素
を使用することができる。これにより、FACILIT
IES情報要素を使用するため、迂回路設定のために、
FACILITYメッセージ及びFACILITY A
CKメッセージを使用することが可能となる。
【0066】次に、本発明のシステム構成図について説
明する。図8は本発明の一実施の形態例を示すブロック
図である。図1,図2と同一のものは、同一の符号を付
して示す。図において、10は交換機で、発信局と、中
継局と、ホーム局と、ビジタ局を構成している。〜
は各交換機間を接続する通話路(チャネル)、7は各通
話路と交換機間に設けられたトランクである。4は発信
局に設けられた加入者端末、6はビジタ局に設けられた
無線基地局、5は該無線基地局6と無線で通信を行なう
PHSである。図に示す加入者端末4を内線a、PHS
5をPSbとする。このように構成されたシステムの動
作を説明すれば、以下の通りである。
【0067】ホーム局で管理されているPHSがビジタ
局へ移動し、位置登録を行なうとビジタ局へのルーチン
グ情報がホーム局で管理される。その後、内線aからP
Sbに発信する場合を考える。ホーム局とビジタ局間の
通話路が全使用中であれば、ホーム局はファシリティ
情報要素にルーチング情報とPS番号を編集し、DIS
Cに付加して通話路から中継局に送信する。
【0068】中継局は、DISCを受信すると、ルーチ
ング情報を基にビジタ局への迂回路があり、全使用中
でない場合、ファシリティ情報要素にPS番号を編集
し、SETUPに付加してビジタ局へ送信する。ここ
で、ビジタ局への迂回路がない場合、或いは全使用中
の場合、受信したDISCの情報を送信用DISCに編
集して通話路から発信局へ送信する。
【0069】発信局は、DISCを受信すると、ルーチ
ング情報を基にビジタ局への迂回路があり、全使用中
でない場合、ファシリティ情報要素にPS番号を編集
し、SETUPに付加して通話路からビジタ局へ送信
する。ここで、ビジタ局への迂回路がないか或いは全
使用中の場合、発信局は内線aに切断を通知する。この
実施の形態例によれば、送出手段がホーム局から発信局
に対してISDNレイヤ3切断メッセージにルーチング
情報とPS番号を付加して送出し、迂回手段がISDN
レイヤ3呼設定メッセージにPS番号を付加してルーチ
ング情報を基にビジタ局に迂回させることにより、ホー
ム局とビジタ局間の通話路を設定することが可能とな
る。
【0070】また、中継局の迂回路制御手段30が切断
メッセージを受信時に、ルーチング情報を基にビジタ局
へ迂回可能であれば迂回手段により迂回し、ビジタ局に
迂回できない時には、前記中継手段は該切断メッセージ
を発信局に送信することにより、ホーム局とビジタ局と
の間に通話路を設定することが可能となる。
【0071】図9は本発明の他の実施の形態例を示すブ
ロック図である。図2,図8と同一のものは、同一の符
号を付して示す。この実施の形態例では、図8の構成に
加えて、発信局とビジタ局間に公衆網61を介して通話
路が形成されている例を示している。このように構成
されたシステムの動作を説明すれば、以下の通りであ
る。
【0072】ホーム局で管理されているPSbがビジタ
局へ移動し、位置登録を行なうとビジタ局へのルーチン
グ情報がホーム局で管理される。その後、内線aからP
Sbへ発信するものとする。ホーム局とビジタ局間の通
話路が全使用中であれば、ホーム局にてDISCを編
集し、発信局へ通話路→中継局→通話路を介して送
出する。
【0073】発信局では、DISCを受信すると、ファ
シリティ情報要素にルーチング情報抽出要求を編集し、
FACILITYに付加して通話路→中継局→通話路
を介してホーム局へ送信する。
【0074】この場合において、中継局ではFACIL
ITYを受信すると、ファシリティ情報要素にルーチン
グ情報抽出要求があれば、該FACILITYをそのま
ま中継する。
【0075】ホーム局では、通話路から送られてきた
FACILITYを受信すると、ファシリティ情報要素
にルーチング情報抽出要求があれば、ルーチング情報と
PS番号を管理テーブル51から抽出し、ファシリティ
情報要素に編集し、FACILITYに付加して中継局
へ通話路を介して送信する。
【0076】中継局では、FACILITYを受信する
と、ルーチング情報を基にビジタ局への迂回路があ
り、全使用中でない場合、ファシリティ情報要素にPS
番号を編集し、SETUPに付加してビジタ局へ送信す
ると共に、ファシリティ情報要素に迂回実施済みを編集
し、FACILITYに付加して通話路から発信局へ
送信する。ここで、ビジタ局への迂回路がないか或い
は全使用中の場合、受信したFACILITYの情報を
送信用FACILITYに編集して、通話路から発信
局へ送信する。
【0077】発信局では、FACILITYを受信する
と、ファシリティ情報要素に迂回実施済みがあれば、そ
のチャネルを保持し、ルーチング情報があればルーチン
グ情報を基にビジタ局への迂回路があるが、全使用中
の場合、ビジーアドバンスサービスにより、ビジタ局へ
の公衆網61の迂回路があれば、ユーザ・ユーザ情報
要素にPS番号を編集し、SETUPに付加してビジタ
局へ送信する。ビジタ局では、SETUPを受信する
と、ユーザ・ユーザ情報要素にPS番号があれば、PS
bに着信させる。
【0078】この実施の形態例によれば、ホーム局とビ
ジタ局間の方路が全て使用中の時に、発信局は送出手段
がルーチング情報抽出要求をホーム局へ送出し、ホーム
局ではこのメッセージを受信すると、送出手段がルーチ
ング情報とPS番号を付加して発信局に送出し、一方迂
回手段は、ルーチング情報を基にビジタ局に迂回するこ
とにより、ホーム局とビジタ局間の通話路を設定するこ
とが可能となる。
【0079】また、中継局において、ルーチング情報抽
出要求を中継手段により中継し、ルーチング情報を基に
ビジタ局に迂回可能である場合には迂回手段によりPS
番号を付加して迂回し、送出手段が迂回実施済みを発信
局に送出し、迂回できない場合には中継手段がメッセー
ジを他の局に中継することにより、当該中継局で迂回可
能な場合には迂回を実施し、迂回不可能な場合には、次
の中継局にメッセージを中継することにより、最終的に
ホーム局とビジタ局間の通話路を設定することが可能と
なる。
【0080】更に、迂回する中継線が全て使用中の時
に、ユーザ・ユーザ情報要素にPS番号を編集し、ビジ
タ局にてこのPS番号を抽出することにより、空いてい
る局線(公衆網)を使用して迂回路を形成することが可
能となる。
【0081】上述の説明で、種々の種類のファシリティ
情報要素フォーマットを用いて、迂回ルート設定動作を
行なう場合を示した。以下に、ファシリティ情報要素フ
ォーマットの具体例を示す。図10はルーチング情報が
ある時のファシリティ情報要素フォーマット例を示す図
である。フォーマットは、8ビットのデータが直列に重
なる形式で構成される。ヘッダの後に、ルーチング情報
とPS番号が付加されていることが分かる。図の右側に
示す“1C”,“9C”等は、8ビットのデータを16
進で示したものである。なお、“xx”は値が可変であ
ることを示している。コンポーネント種別タグについて
は、メッセージがDISCの時にインボーク(A1)
で、FACILITYの時リターンリザルト(A2)が
設定される。
【0082】図11はルーチング情報抽出要求/迂回実
施済み時のファシリティ情報要素フォーマット例を示す
図である。ローミング迂回タグが付加されていることが
分かる。最終段の“xx”値は、“01”の時にルーチ
ング情報抽出要求、“02”の時に迂回実施済みを示し
ている。コンポーネント識別タグについては、ルーティ
ング情報抽出要求の時にインボーグ(A1)で迂回実施
済みの時リターンリザルト(A2)が設定される。図1
2はPS番号のみのファシリティ情報要素フォーマット
例を示す図である。最終段にPS番号が付加されている
ことが分かる。
【0083】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、 (1)それ自体が発信局又は中継局又はビジタ局になり
うる複数の交換機であって、ISDNプロトコル及びP
HSローミング機能をサポートするものが通信線を介し
て接続されたネットワークシステムにおいて、前記交換
機は、方路の交換を行なう通話路スイッチ部と、該通話
路スイッチ部を介して送られてきた加入者情報を受け
て、方路の迂回を行なう迂回路制御手段とを具備するこ
とにより、前記迂回路制御手段は、ローミング着信時
に、ホーム局に迂回路がない場合には、発信局の方に遡
りながら、迂回路のある交換機を探していき、迂回路の
ある交換機があったら、迂回路制御手段は、該交換機か
らビジタ局に対して通話路を設定する。これにより、ホ
ーム局からビジタ局への方路がない場合でも、ホーム局
のみに記憶されているルーチング情報とPS番号を着信
元回線に返送することにより、発信局又は発信局とホー
ム局間の中継局にて迂回され、ビジタ局のPSへの着信
を可能とすることができるネットワークの迂回制御シス
テムを提供することができる。
【0084】(2)この場合において、前記迂回路制御
手段は、ホーム局収容のPSがビジタ局へ移動し、位置
登録をした後、前記PSへ発信する場合において、ホー
ム局とビジタ局間の方路が全て使用中の時に、ホーム局
にてISDNレイヤ3の切断メッセージに付随可能な網
間の制御情報をやりとりする情報要素にルーチング情報
とPS番号を編集し、発信局へ送出する手段と、発信局
にてISDNレイヤ3の呼設定メッセージに付随可能な
網間の制御情報をやりとりする情報要素にPS番号を編
集し、ルーチング情報を基にビジタ局に迂回する手段と
を具備することにより、送出手段がホーム局から発信局
に対してISDNレイヤ3切断メッセージにルーチング
情報とPS番号を付加して送出し、迂回手段がISDN
レイヤ3呼設定メッセージにPS番号を付加してルーチ
ング情報を基にビジタ局に迂回させることにより、ホー
ム局とビジタ局間の通話路を設定することが可能とな
る。
【0085】(3)また、前記迂回路制御手段は、発信
局とホーム局間の中継局において、前記切断メッセージ
受信時に、ルーチング情報を基にビジタ局へ迂回可能で
あれば、ISDNレイヤ3の呼設定メッセージに付随可
能な網間の制御情報をやりとりする情報要素にPS番号
を編集して迂回する手段と、ビジタ局に迂回できない時
に、前記切断メッセージを中継する手段とを具備するこ
とにより、中継局の迂回路制御手段が切断メッセージを
受信時に、ルーチング情報を基にビジタ局へ迂回可能で
あれば迂回手段により迂回し、ビジタ局に迂回できない
時には、前記中継手段は該切断メッセージを発信局に送
信することにより、ホーム局とビジタ局との間に通話路
を設定することが可能となる。
【0086】(4)また、前記迂回路制御手段は、ホー
ム局にてISDNレイヤ3の切断メッセージにルーチン
グ情報とPS番号を編集するかしないかを選択する手段
を具備することにより、ホーム局で切断メッセージにル
ーチング情報とPS番号の編集をするかしないかを選択
手段により選択できるので、迂回制御を行なう必要がな
い時には、ルーチング情報とPS番号を編集しないよう
にすることができる。
【0087】(5)また、前記迂回路制御手段は、ホー
ム局収容のPSがビジタ局へ移動し、位置登録をした
後、前記PSへ発信する場合において、ホーム局とビジ
タ局間の方路が全て使用中の時に、発信局にて切断メッ
セージ受信時に、付加サービスに使用するISDNレイ
ヤ3メッセージに付随可能な網間の制御情報をやりとり
する情報要素にルーチング情報抽出要求を編集し、ホー
ム局へ送出する手段と、ホーム局にて前記メッセージ受
信時に、ルーチング情報抽出要求があれば付加サービス
に使用するISDNレイヤ3メッセージに付随可能な網
間の制御情報をやりとりする情報要素にルーチング情報
とPS番号を編集し、発信局へ送出する手段と、発信局
にて前記メッセージ受信時に、ルーチング情報があれば
ISDNレイヤ3の呼設定メッセージに付随可能な網間
の制御情報をやりとりする情報要素にPS番号を編集
し、ルーチング情報を基にビジタ局へ迂回する手段とを
具備することにより、ホーム局とビジタ局間の方路が全
て使用中の時に、発信局は送出手段がルーチング情報抽
出要求をホーム局へ送出し、ホーム局ではこのメッセー
ジを受信すると、送出手段がルーチング情報とPS番号
を付加して発信局に送出し、一方迂回手段は、ルーチン
グ情報を基にビジタ局に迂回することにより、ホーム局
とビジタ局間の通話路を設定することが可能となる。
【0088】(6)また、前記迂回路制御手段は、発信
局とホーム局間の中継局において、前記ルーチング情報
抽出要求を含むメッセージ受信時に中継する手段と、前
記ルーチング情報を含むメッセージ受信時に、ルーチン
グ情報を基にビジタ局へ迂回可能であれば呼設定メッセ
ージに付随可能な網間の制御情報をやりとりする情報要
素にPS番号を編集し迂回する手段と、ISDNレイヤ
3メッセージに付随可能な網間の制御情報をやりとりす
る情報要素に迂回実施済を編集し発信局へ送出する手段
と、迂回できない場合に、前記ルーチング情報を含むメ
ッセージを中継する手段とを具備することにより、中継
局において、ルーチング情報抽出要求を中継手段により
中継し、ルーチング情報を基にビジタ局に迂回可能であ
る場合には迂回手段によりPS番号を付加して迂回し、
送出手段が迂回実施済みを発信局に送出し、迂回できな
い場合には中継手段がメッセージを他の局に中継するこ
とにより、当該中継局で迂回可能な場合には迂回を実施
し、迂回不可能な場合には、次の中継局にメッセージを
中継することにより、最終的にホーム局とビジタ局間の
通話路を設定することが可能となる。
【0089】(7)また、前記迂回路制御手段は、発信
局にてISDNレイヤ3のルーチング情報抽出要求を含
むメッセージを送信するかしないかを選択する手段を具
備することにより、発信局側でルーチング情報抽出要求
をするかしないかを必要に応じて選択することが可能と
なる。
【0090】(8)また、前記迂回路制御手段は、発信
局及び中継局にて、ビジタ局へ迂回するかしないかを選
択する手段を具備することにより、発信局及び中継局に
て、ビジタ局へ迂回するかしないかを必要に応じて選択
することが可能となる。
【0091】(9)また、前記迂回路制御手段は、迂回
する中継線が全て使用中で、局線が空いている場合、迂
回する局にビジーアドバンスサービスが具備されている
時に、迂回時に送出する呼設定メッセージに付随可能な
ユーザ間で情報転送するために使用されるユーザ・ユー
ザ情報要素にPS番号を編集する手段と、ビジタ局にて
局線からの呼設定メッセージ受信時に、PS番号をユー
ザ・ユーザ情報要素から抽出する手段とを具備すること
により、迂回する中継線が全て使用中の時に、ユーザ・
ユーザ情報要素にPS番号を編集し、ビジタ局にてこの
PS番号を抽出することにより、空いている局線(公衆
網)を使用して迂回路を形成することが可能となる。
【0092】(10)また、前記迂回路制御手段は、付
加サービスに使用するISDNレイヤ3メッセージとし
てFACILITYメッセージを使用し、網間の制御情
報のやりとりで使用する情報要素としてFACILIT
Y情報要素を使用することにより、迂回路設定制御のた
めに、FACILITY情報要素を使用することが可能
となる。
【0093】(11)更に、前記迂回路制御手段は、付
加サービスに使用するISDNレイヤ3メッセージとし
て、FACILITYメッセージ又はFACILITY
ACKメッセージを使用し、網間の制御情報のやりと
りで使用する情報要素としてFACILITIES情報
要素を使用することにより、FACILITIES情報
要素を使用するため、迂回路設定のために、FACIL
ITYメッセージ及びFACILITY ACKメッセ
ージを使用することが可能となる。
【0094】このように、本発明によれば、ホーム局か
らビジタ局への方路がない場合でも、ホーム局のみに記
憶されているルーチング情報とPS番号を着信元回線に
返送することにより、発信局又は発信局とホーム局間の
中継局にて迂回され、ビジタ局のPSへの着信を可能と
することができるネットワークの迂回制御システムを提
供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理ブロック図である。
【図2】本発明の交換機の一実施の形態例を示すブロッ
ク図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態例の動作を示すシー
ケンス図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態例の動作を示すシー
ケンス図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態例の動作を示すシー
ケンス図である。
【図6】本発明の第4の実施の形態例の動作を示すシー
ケンス図である。
【図7】本発明の第5の実施の形態例の動作を示すシー
ケンス図である。
【図8】本発明の一実施の形態例を示すブロック図であ
る。
【図9】本発明の他の実施の形態例を示すブロック図で
ある。
【図10】ルーチング情報がある時のファシリティ情報
要素フォーマット例を示す図である。
【図11】ルーチング情報抽出要求/迂回実施済み時の
ファシリティ情報要素フォーマット例を示す図である。
【図12】PS番号のみのファシリティ情報要素フォー
マット例を示す図である。
【図13】従来システムの概念図である。
【符号の説明】
4 加入者端末 5 PHS 6 無線基地局 10 交換機 11 通信線 20 通話路スイッチ部 30 迂回路制御手段

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それ自体が発信局又は中継局又はビジタ
    局になりうる複数の交換機であって、ISDNプロトコ
    ル及びPHSローミング機能をサポートするものが通信
    線を介して接続されたネットワークシステムにおいて、 前記交換機は、 方路の交換を行なう通話路スイッチ部と、 該通話路スイッチ部を介して送られてきた加入者情報を
    受けて、方路の迂回を行なう迂回路制御手段とを具備す
    ることを特徴とするネットワークの迂回制御システム。
  2. 【請求項2】 前記迂回路制御手段は、 ホーム局収容のPSがビジタ局へ移動し、位置登録をし
    た後、前記PSへ発信する場合において、 ホーム局とビジタ局間の方路が全て使用中の時に、ホー
    ム局にてISDNレイヤ3の切断メッセージに付随可能
    な網間の制御情報をやりとりする情報要素にルーチング
    情報とPS番号を編集し、発信局へ送出する手段と、 発信局にてISDNレイヤ3の呼設定メッセージに付随
    可能な網間の制御情報をやりとりする情報要素にPS番
    号を編集し、ルーチング情報を基にビジタ局に迂回する
    手段とを具備することを特徴とする請求項1記載のネッ
    トワークの迂回制御システム。
  3. 【請求項3】 前記迂回路制御手段は、 発信局とホーム局間の中継局において、前記切断メッセ
    ージ受信時に、ルーチング情報を基にビジタ局へ迂回可
    能であれば、ISDNレイヤ3の呼設定メッセージに付
    随可能な網間の制御情報をやりとりする情報要素にPS
    番号を編集して迂回する手段と、 ビジタ局に迂回できない時に、前記切断メッセージを中
    継する手段とを具備することを特徴とする請求項2記載
    のネットワークの迂回制御システム。
  4. 【請求項4】 前記迂回路制御手段は、 ホーム局にてISDNレイヤ3の切断メッセージにルー
    チング情報とPS番号を編集するかしないかを選択する
    手段を具備することを特徴とする請求項2乃至3のいず
    れかに記載のネットワークの迂回制御システム。
  5. 【請求項5】 前記迂回路制御手段は、 ホーム局収容のPSがビジタ局へ移動し、位置登録をし
    た後、前記PSへ発信する場合において、 ホーム局とビジタ局間の方路が全て使用中の時に、発信
    局にて切断メッセージ受信時に、付加サービスに使用す
    るISDNレイヤ3メッセージに付随可能な網間の制御
    情報をやりとりする情報要素にルーチング情報抽出要求
    を編集し、ホーム局へ送出する手段と、 ホーム局にて前記メッセージ受信時に、ルーチング情報
    抽出要求があれば付加サービスに使用するISDNレイ
    ヤ3メッセージに付随可能な網間の制御情報をやりとり
    する情報要素にルーチング情報とPS番号を編集し、発
    信局へ送出する手段と、 発信局にて前記メッセージ受信時に、ルーチング情報が
    あればISDNレイヤ3の呼設定メッセージに付随可能
    な網間の制御情報をやりとりする情報要素にPS番号を
    編集し、ルーチング情報を基にビジタ局へ迂回する手段
    とを具備することを特徴とする請求項1記載のネットワ
    ークの迂回制御システム。
  6. 【請求項6】 前記迂回路制御手段は、 発信局とホーム局間の中継局において、前記ルーチング
    情報抽出要求を含むメッセージ受信時に中継する手段
    と、 前記ルーチング情報を含むメッセージ受信時に、ルーチ
    ング情報を基にビジタ局へ迂回可能であれば呼設定メッ
    セージに付随可能な網間の制御情報をやりとりする情報
    要素にPS番号を編集し迂回する手段と、 ISDNレイヤ3メッセージに付随可能な網間の制御情
    報をやりとりする情報要素に迂回実施済を編集し発信局
    へ送出する手段と、 迂回できない場合に、前記ルーチング情報を含むメッセ
    ージを中継する手段とを具備することを特徴とする請求
    項5記載のネットワークの迂回制御システム。
  7. 【請求項7】 前記迂回路制御手段は、 発信局にてISDNレイヤ3のルーチング情報抽出要求
    を含むメッセージを送信するかしないかを選択する手段
    を具備することを特徴とする請求項5乃至6の何れかに
    記載のネットワークの迂回制御システム。
  8. 【請求項8】 前記迂回路制御手段は、 発信局及び中継局にて、ビジタ局へ迂回するかしないか
    を選択する手段を具備することを特徴とする請求項2,
    請求項3,請求項5,請求項6の何れかに記載のネット
    ワークの迂回制御システム。
  9. 【請求項9】 前記迂回路制御手段は、 迂回する中継線が全て使用中で、局線が空いている場
    合、迂回する局にビジーアドバンスサービスが具備され
    ている時に、迂回時に送出する呼設定メッセージに付随
    可能なユーザ間で情報転送するために使用されるユーザ
    ・ユーザ情報要素にPS番号を編集する手段と、 ビジタ局にて局線からの呼設定メッセージ受信時に、P
    S番号をユーザ・ユーザ情報要素から抽出する手段とを
    具備することを特徴とする請求項2,請求項3,請求項
    5,請求項6の何れかに記載のネットワークの迂回制御
    システム。
  10. 【請求項10】 前記迂回路制御手段は、 付加サービスに使用するISDNレイヤ3メッセージと
    してFACILITYメッセージを使用し、網間の制御
    情報のやりとりで使用する情報要素としてFACILI
    TY情報要素を使用することを特徴とする請求項5乃至
    6の何れかに記載のネットワークの迂回制御システム。
  11. 【請求項11】 前記迂回路制御手段は、 付加サービスに使用するISDNレイヤ3メッセージと
    して、FACILITYメッセージ又はFACILIT
    Y ACKメッセージを使用し、網間の制御情報のやり
    とりで使用する情報要素としてFACILITIES情
    報要素を使用することを特徴とする請求項5乃至6の何
    れかに記載のネットワークの迂回制御システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008219666A (ja) * 2007-03-06 2008-09-18 Hitachi Communication Technologies Ltd 交換機、内線移動端末システムおよび交換機のローミング制御方法

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