JPH098944A - サービス・プロファイル切換方法及び端末装置 - Google Patents

サービス・プロファイル切換方法及び端末装置

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JPH098944A
JPH098944A JP7153204A JP15320495A JPH098944A JP H098944 A JPH098944 A JP H098944A JP 7153204 A JP7153204 A JP 7153204A JP 15320495 A JP15320495 A JP 15320495A JP H098944 A JPH098944 A JP H098944A
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JP
Japan
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spid
switching
terminal device
identifier
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Withdrawn
Application number
JP7153204A
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English (en)
Inventor
Tetsuo Ikehara
哲夫 池原
Hideyuki Koike
秀幸 小池
Masayuki Shimada
真幸 島田
Shigeki Goto
茂樹 後藤
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Priority to US08/631,242 priority patent/US6219702B1/en
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q30/00Commerce
    • G06Q30/02Marketing; Price estimation or determination; Fundraising

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  • Strategic Management (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Finance (AREA)
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  • Marketing (AREA)
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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 サービス・プロファイル切換方法及び端末装
置に関し、設定時刻等の切り換え条件により、又は遠隔
地からでも容易にサービス・プロファイルの切り換えを
実施できる。 【構成】 網8に接続された端末装置は、使用状況検出
処理部1,呼制御処理部2,初期化処理部3,メモリ部
4,時計部5,データ登録処理部6,カードリーダー
7,入出力操作部9等を備え、メモリ部4に、複数のサ
ービス・プロファイル識別子(SPID)と、切り換え
時刻等の切り換え条件とを登録し、切り換え条件となっ
た時にシステムリセットを行い、網8に対して切り換え
たサービス・プロファイル識別子を用いてエンドポイン
ト初期化を要求し、エンドポイント初期化によって、新
たなサービス・プロファイル識別子に対応するサービス
・プロファイルの切り換えが完了する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サービス・プロファイ
ルを所定条件に従って、又遠隔地から切り換えることが
できるサービス・プロファイル切換方法及び端末装置に
関する。ISDN(Integrated Services Digital
Network)に於けるサービス・プロファイルは、網がユ
ーザに提供するサービスを特徴付ける為に、ユーザの電
話番号やサービス種別等の網が有する情報であり、例え
ば、レイヤ2のリンク確立時に、端末装置から網へ送出
されるサービス・プロファイル識別子(SPID;Ser
vice Profile Identifier )を基にサービスが提供
される。このようなサービス・プロファイル及びエンド
ポイント初期化については、ITU−T勧告Q.932
に示されている。このサービス・プロファイルの切り換
えを容易にすると共に、利用範囲の拡大を図ることが要
望されている。
【0002】
【従来の技術】従来例に於いては、ISDNに於けるサ
ービス・プロファイルの関連付けの基本となるサービス
・プロファイル識別子(SPID)を、ユーザが使用す
る端末装置に直接的に登録する必要があった。この登録
されたサービス・プロファイル識別子(SPID)を用
いて網側へエンドポイント初期化の要求が行われる。従
って、異なるユーザが端末装置を使用する毎に、その端
末装置に直接的にサービス・プロファイル識別子(SP
ID)を登録する必要があった。
【0003】又端末装置からのサービス・プロファイル
識別子(SPID)によるエンドポイント初期化要求に
従ってサービス・プロファイルを割り付けた後、端末装
置へダウンローディング情報を伝送し、端末装置は、こ
のダウンローディング情報によって、物理的キーの機能
の割り付けが行われる。又以前のサービス・プロファイ
ルに於いて起動したフィーチャーであっても、そのサー
ビス・プロファイルに切り換えた時は、再度起動する必
要があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ISDNに於ける端末
装置は、各種の使用形態があり、例えば、異なるユーザ
が同一の端末装置を使用する場合、その都度、ユーザが
サービス・プロファイル識別子(SPID)を投入する
必要があった。従って、所定の時刻或いは所定の曜日に
於いて使用開始する場合でも、使用開始前にサービス・
プロファイル識別子(SPID)を投入するものである
から、操作性に於いて問題があった。
【0005】又サービス・プロファイル識別子(SPI
D)は、網内ではユニークである必要があり、従って、
複数の端末装置に同一のサービス・プロファイル識別子
(SPID)の使用を許可しないものである。その為
に、ユーザが使用していた端末装置の位置から移動し
て、他の端末装置を今までの端末装置と同様なサービス
で使用する為にサービス・プロファイル識別子(SPI
D)を投入しも、既に移動前の端末装置に登録されてい
るから、そのサービス・プロファイル識別子によるエン
ドポイント初期化を網側は拒否することになる。
【0006】その場合は、電話等によって今まで使用し
ていた端末装置の近傍のユーザに対して、登録されたサ
ービス・プロファイル識別子(SPID)を削除し、そ
のサービス・プロファイル識別子(SPID)に対応す
るサービス・プロセスを解放するように依頼する必要が
ある。そして、今回使用する端末装置にサービス・プロ
ファイル識別子(SPID)を投入することにより、サ
ービス・プロファイルの切り換えが行われるものであ
る。即ち、遠隔地からは他のユーザを介する必要があ
り、そのユーザが存在しないと、移動先に於ける端末装
置を、今までのサービス内容で使用できない問題があ
る。
【0007】又サービス・プロファイルの切り換え毎
に、ダウンローディング情報の伝送が行われるものであ
るから、ダウンローディング情報の受信完了まで通信を
開始できない問題がある。又このダウンローディング情
報によって物理的キーの機能割り付けが行われるが、ユ
ーザが使用し易い機能割り付けでない場合が多く、従っ
て、ユーザは再設定を行うことになる。即ち、ダウンロ
ーディング毎に物理的キーの使用に混乱が生じる問題が
あった。本発明は、前述の従来例の問題点を解決し、サ
ービス・プロファイルの切り換えを自動的又は遠隔地か
ら容易に実行できるようにすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のサービス・プロ
ファイル切換方法及び端末装置に於いて、サービス・プ
ロファイル切換方法は、図1を参照して説明すると、
(1)網8が管理しているサービス・プロファイルを切
り換えるサービス・プロファイル切換方法に於いて、端
末装置のメモリ部4に登録されたサービス・プロファイ
ル識別子(SPID)を、設定された切り換え条件に従
って選択指定し、この選択指定されたサービス・プロフ
ァイル識別子(SPID)に対応するサービス・プロフ
ァイルに切り換える処理を行うものである。
【0009】(2)又端末装置は、メモリ部4と時計部
5とを有し、メモリ部4に、複数のサービス・プロファ
イル識別子(SPID)と、サービス・プロファイルの
切り換えの条件としての時間情報とを登録し、時計部5
により時間監視を行い、登録された時間情報に従ってサ
ービス・プロファイル識別子(SPID)に対応するサ
ービス・プロファイルに切り換える処理を行うことがで
きる。
【0010】(3)又複数のサービス・プロファイル識
別子(SPID)と、サービス・プロファイルの切り換
えの条件と、この切り換えの条件対応にリトライ回数を
含むリトライ条件とを、端末装置のメモリ部4に登録
し、切り換えの条件に従って複数のサービス・プロファ
イル識別子(SPID)を選択指定し、この選択指定さ
れたサービス・プロファイル識別子(SPID)に対応
するサービス・プロファイルに切り換える処理を行い、
この処理が完了されない時に、リトライ条件に従ったリ
トライ動作を行うことができる。
【0011】(4)又複数のサービス・プロファイル識
別子(SPID)と、所定の時間とを、端末装置のメモ
リ部4に登録し、切り換えたサービス・プロファイルに
ついての未使用時間が所定の時間を超えた時に、このサ
ービス・プロファイルを解放する処理を行うことができ
る。
【0012】(5)又複数のサービス・プロファイル識
別子(SPID)と、使用頻度とを、端末装置のメモリ
部4に登録し、切り換えたサービス・プロファイルにつ
いての使用頻度が、登録された使用頻度を下回った時
に、このサービス・プロファイルを解放する処理を行う
ことができる。
【0013】(6)又端末装置は、サービス・プロファ
イル識別子(SPID)対応のダウンローディング情報
を保持するメモリ部4を有し、サービス・プロファイル
の切り換えの処理により、サービス・プロファイル識別
子(SPID)対応のダウンローディング情報がメモリ
部4に保持されているか否かを検索し、保持されていな
い時のみダウンローディングを行うことができる。
【0014】(7)又網8から端末装置へのダウンロー
ディング情報による端末装置の物理的キーに対する機能
割り付けを、所定の物理的キーに対しては予め特定の機
能を割り付けておくことができる。
【0015】(8)又サービス・プロファイル識別子
(SPID)対応又は共通に起動したフィーチャーを端
末装置のメモリ部4に記憶しておき、切り換えたサービ
ス・プロファイルが以前実行していた時に起動したフィ
ーチャーについて、メモリ部4を参照して、そのフィー
チャーを再起動することができる。
【0016】(9)又端末装置に設定するサービス・プ
ロファイル識別子(SPID)を、遠隔地から回線を介
して投入、又は登録された複数のサービス・プロファイ
ル識別子(SPID)を選択指定し、この端末装置に対
するサービス・プロファイルの切り換えを行わせること
ができる。
【0017】(10)又遠隔地から端末装置に設定する
サービス・プロファイル識別子(SPID)を、呼設定
メッセージ内のユーザ・ユーザ情報により転送すること
ができる。
【0018】(11)又遠隔地から端末装置に設定する
サービス・プロファイル識別子(SPID)を、パス確
立後のインバンドの多周波信号(DTMF)により転送
することができる。
【0019】(12)又遠隔地から端末装置にサービス
・プロファイル識別子(SPID)の設定又は選択指定
を行う時に、セキュリティの程度に対応して予め設定さ
れた桁数のパスワードを用い、このパスワードの照合一
致の場合のみ、端末装置に於ける遠隔地からのサービス
・プロファイル識別子(SPID)の設定又は選択指定
を実行することができる。
【0020】(13)又パスワードの照合不一致が所定
回数連続して発生した時に、サービス・プロファイルの
不正切り換えの要求と判定して、呼設定メッセージに含
まれる発番号情報を抽出して記録することができる。
【0021】(14)又遠隔地からの端末装置にサービ
ス・プロファイル識別子(SPID)の設定又は選択指
定を行った時に、このサービス・プロファイル識別子
(SPID)の設定又は選択の結果、及び新たに設定さ
れた又は新たに選択されたサービス・プロファイル識別
子(SPID)によるエンドポイント初期化処理の結果
を、サービス・プロファイル識別子(SPID)の設定
又は選択指定の入力者に通知することができる。
【0022】(15)又新たにサービス・プロファイル
識別子(SPID)によるエンドポイント初期化処理が
失敗した時に、このサービス・プロファイル識別子(S
PID)の前のサービス・プロファイル識別子(SPI
D)を用いてエンドポイント初期化を行うことができ
る。
【0023】(16)又網8が管理しているサービス・
プロファイルを切り換えるサービス・プロファイル切換
方法に於いて使用する端末装置であって、網8と接続さ
れる呼制御処理部2と、複数のサービス・プロファイル
識別子(SPID)と切り換えの条件とを対応して登録
するメモリ部4と、このメモリ部4へサービス・プロフ
ァイル識別子(SPID)を含む他のデータを登録する
制御を行うデータ登録処理部6と、メモリ部4に登録さ
れたサービス・プロファイル識別子(SPID)又は複
数の登録サービス・プロファイル識別子(SPID)の
切り換えの条件に従って選択指定されたサービス・プロ
ファイル識別子(SPID)によるエンドポイント初期
化処理を行う初期化処理部3とを備えている。
【0024】(17)又メモリ部4は、複数のサービス
・プロファイル識別子(SPID)対応に、切替えの条
件と、ダウンローディング情報とを格納する領域とを有
するものである。
【0025】(18)又メモリ部4は、複数のサービス
・プロファイル識別子(SPID)対応に、無使用状態
の継続を許容する所定の時間又は使用頻度による切り換
えの条件と、ダウンローディング情報とを格納する領域
とを有し、且つ所定の時間を監視する時計部5又は使用
頻度を監視する使用状況監視処理部1を設けることがで
きる。
【0026】(19)又サービス・プロファイル識別子
(SPID)を入力する為のカードリーダー7を設ける
ことができる。
【0027】(20)又網8を介したサービス・プロフ
ァイル識別子(SPID)の登録要求又は選択要求を受
付けてメモリ部4を制御する受付処理部と、サービス・
プロファイル識別子(SPID)の登録要求又は選択要
求に伴うパスワードを照合するパスワード照合部とを設
けることができる。
【0028】
【作用】
(a)サービス・プロファイル切換方法は、メモリ部4
に複数のサービス・プロファイル識別子(SPID)
と、切り換えの時刻等の切り換えの条件とを登録し、登
録された切り換えの時刻等の切り換えの条件に従って、
サービス・プロファイル識別子(SPID)を選択指定
する。この選択指定されたサービス・プロファイル識別
子(SPID)を用いて網8に対してエンドポイント初
期化の要求を行うことにより、切り換えの条件に従って
自動的にサービス・プロファイルの切り換えを行うこと
ができる。
【0029】(b)又切り換えの条件を時刻とすると、
時計部5により時間監視を行うことにより、登録された
時刻に於いてサービス・プロファイルの切り換えを行う
ことができる。又サービス・プロファイルの切り換えの
処理が失敗した場合、登録されたリトライ条件に従って
リトライ動作を行うことができ、登録されたリトライ回
数の繰り返しによってもサービス・プロファイルの切り
換えの処理が完了しない場合、登録されたリトライ条件
に従って、切り換えが完了しないまま終了とするか、又
は前のサービス・プロファイル識別子(SPID)を用
いて元のサービス・プロファイルに戻す処理を行うこと
になる。
【0030】(c)又サービス・プロファイルを切り換
えた後、そのサービス・プロファイルを使用しない時間
が、登録された所定の時間を超えた場合、又はそのサー
ビス・プロファイルの使用頻度が、登録された使用頻度
を下回った時に、そのサービス・プロファイルは一時的
に使用するものと判定して、そのサービス・プロファイ
ルを解放する処理を行う。その場合の解放されたサービ
ス・プロファイルに対応するサービス・プロファイル識
別子(SPID)を他の端末装置から投入することが可
能となる。
【0031】(d)又サービス・プロファイルを切り換
えた時に、既にこのサービス・プロファイルに対応する
ダウンローディング情報をメモリ部4に保持している場
合は、再度のダウンローディング処理を行わない。従っ
て、ダウンローディングに要する回線保留時間が不要と
なる。又このダウンローディング情報による物理的キー
の機能割り付けに於いて、ユーザが使用し易いように設
定した所定の物理的キーに対して特定の機能を割り付け
ておくことにより、ダウンローディングによる物理的キ
ーの機能割り付けの変更を防止することができる。又フ
ィーチャーについても、メモリ部4を参照して切り換え
たサービス・プロファイル対応のフィーチャーを自動的
に再起動する。
【0032】(e)又遠隔地から網8を介して端末装置
に、サービス・プロファイル識別子の登録又は複数のサ
ービス・プロファイル識別子の選択指定を行う。それに
よって、ユーザが移動前に使用していた端末装置に登録
したサービス・プロファイル識別子を削除した状態とす
ることができるから、移動先に於ける端末装置にそのサ
ービス・プロファイル識別子を登録することができる。
即ち、遠隔地からサービス・プロファイルの切り換えを
行うことができる。
【0033】(f)又遠隔地からのサービス・プロファ
イルの切り換えに於いて、呼設定メッセージ内のユーザ
・ユーザ情報により登録又は選択指定する情報を伝送す
るか、又はパス確立後のインバンドの多周波信号DTM
Fにより伝送する。又セキュリティの程度に対応して予
めパスワードの桁数を定め、サービス・プロファイルの
切り換えの要求に対して、パスワードの照合一致の場合
のみ許可する。又このパスワードの照合に於いて所定回
数連続して不一致の場合は、不正な切り換えの要求と判
定して、その場合の呼設定メッセージに含まれる発番号
情報を記録し、例えば、それ以後の要求に対しては最初
から拒否することができる。
【0034】(g)又遠隔地からのサービス・プロファ
イルの切り換えに於いては、サービス・プロファイル識
別子(SPID)の設定,選択指定等の要求が受付けら
れたか否か、又サービス・プロファイルの切り換えが正
常に完了したか否かを、入力者に通知することにより、
その入力者は、他の端末装置を用いてサービス・プロフ
ァイル識別子の投入等の処理を開始することができる。
又新たなサービス・プロファイル識別子によるエンドポ
イント初期化の要求を網8が受付けなった場合や、回線
の障害等によって正常に完了しなかった場合等に於い
て、以前のサービス・プロファイルに戻すように、以前
のサービス・プロファイル識別子を用いてエンドポイン
ト初期化の要求を行う。
【0035】(h)又端末装置は、使用状況検出処理部
1と、呼制御処理部2と、初期化処理部3と、メモリ部
4と、時計部5と、データ登録処理部6と、カードリー
ダー7と、入出力操作部9とを含む構成を有し、メモリ
部4に、入出力操作部9又はカードリーダー7から投入
したサービス・プロファイル識別子(SPID)を登録
する。このサービス・プロファイル識別子(SPID)
は複数個登録することができる。又切り換えの条件とし
て、例えば、曜日,時刻等の時間情報や、遠隔地からの
切り換えを許可するか否か等の情報を登録する。初期化
処理部3は、呼制御処理部2を起動して、網8に対して
サービス・プロファイル識別子(SPID)によるエン
ドポイント初期化の要求を行い、サービス・プロファイ
ルの割り付けに伴うダウンローディング情報は、データ
登録処理部6の制御によってメモリ部4に格納される。
【0036】(i)又メモリ部4は、サービス・プロフ
ァイル識別子(SPID)対応に、サービス・プロファ
イルの切り換えの時間情報,無使用状態の継続許容時
間,使用頻度等の切り換えの条件と、ダウンローディン
グ情報と、パスワード等を登録することができる。この
切り換えの条件に従って登録されたサービス・プロファ
イル識別子(SPID)の切り換えによるエンドポイン
ト初期化の要求が網8に送出されて、サービス・プロフ
ァイルの切り換えの処理が行われる。
【0037】
【実施例】図1は本発明の原理説明図であり、1は使用
状況検出処理部、2は呼制御処理部、3は初期化処理
部、4はメモリ部、5は時計部、6はデータ登録処理
部、7はカードリーダー、8は網、9は送受話器,キー
ボード,ディスプレイ等の入出力操作部である。
【0038】呼制御処理部2は、網8に対して発呼処理
を行うと共に、網8からの着呼についての処理を行うも
のである。又初期化処理部3は、端末装置のシステムリ
セットや、網8に対するエンドポイント初期化の要求等
の処理を行うものである。又メモリ部4は、サービス・
プロファイル識別子(SPID),切り換えの条件,ダ
ウンローディング情報,リトライ条件等を格納するもの
である。
【0039】又時計部5は、ハード時計又はソフト時計
として、時間監視を行うものである。又データ登録処理
部6は、メモリ部4に対するサービス・プロファイル識
別子(SPID)や切り換えの条件等のデータを登録す
る処理等を行うものである。又カードリーダー7は、サ
ービス・プロファイル識別子(SPID)等を記録した
カードを読取って、サービス・プロファイル識別子(S
PID)の登録や切り換え等を行うものである。
【0040】図2はサービス・プロファイル切り換え処
理フローチャートであり、メモリ部4に切り換えの条件
として時刻が登録されている場合、サービス・プロファ
イルの切り換えの時刻か否かを判定する。Yは有り(Y
ES)を示し、Nは無し(NO)を示す。又カードリー
ダー7を備えている場合、そのカードリーダー7から切
り換えの要求があったか否かを判定し(A1)、切り換
えの時刻となった場合、又は切り換えの要求があった場
合は、ソフトウェアによるアボード処理を行い、システ
ムリセットを発生させる(A2)。
【0041】このシステムリセットにより、端末エンド
ポイント識別子(TEI)がクリアされ、端末装置のシ
ステム初期設定が完了すると(A3)、網8に対して新
たなTEIの割り付けを要求する(A4)。TEIが割
り付けられると(A5)、新たなサービス・プロファイ
ル識別子(SPID)を送出し(A6)、エンドポイン
ト初期化要求を行い、網からのサービス・プロファイル
識別子(SPID)の受信により(A7)、サービス・
プロファイルの切り換えを完了する。
【0042】図3は設定時間によるサービス・プロファ
イル切り換えシーケンス図であり、メモリ部4に、複数
のサービス・プロファイル識別子(SPID)と切り換
え時刻とが登録されている場合を示し、条件(1) とし
て、サービス・プロファイル識別子SPID:111
1、切り換え時刻:8:00am、条件(2) として、
サービス・プロファイル識別子SPID:2222、
切り換え時刻:6:00pmが登録されている。即
ち、夜間と昼間とに於いて異なるユーザが同一の端末装
置を使用する場合或いは異なるサービス・プロファイル
を必要とする場合に相当する。
【0043】端末装置に於いては、時計部5による時間
監視によって、午前8時(8:00am)になると、初
期化処理部3が起動される。この初期化処理部3により
システムリセット、TEIのクリア、初期設定、交換機
(網)に対するTEIの割り付けの要求が行われる
(a)。交換機(網)によるTEIの割り付けにより、
メモリ部4に登録されているサービス・プロファイル識
別子SPID:1111を、付加情報メッセージによ
り交換機(網)へINFO(spid=1111)とし
て示すように送出して、エンドポイント初期化要求を行
う。
【0044】そして、交換機(網)は、サービス・プロ
ファイル識別子SPID:1111に対応したサービ
ス・プロファイルを割り付けて、そのエンドポイント
識別子(EID;Endpoint Identifier )を、付加情
報メッセージにより、交換機(網)からINFO(ei
d=1)として示すように送出する。このエンドポイン
ト識別子(EID)を受信することにより、サービス・
プロファイルへの切り換えが完了する(b)。即ち、
午前8時になると、サービス・プロファイル1へ自動的
に切り換えられる。
【0045】又時計部5による時間監視によって、午後
6時(6:00pm)になると、初期化処理部3が起動
され、前述の場合と同様に、システムリセット後にTE
I割り付けの要求が交換機(網)に送出される(c)。
そして、TEIの割り付けにより、サービス・プロファ
イル識別子SPID:2222を、付加情報メッセー
ジによりINFO(spid=2222)として示すよ
うに交換機(網)へ送出し、交換機(網)はこのサービ
ス・プロファイル識別子に対応したサービス・プロファ
イルを割り付けて、そのエンドポイント識別子(EI
D)を、付加情報メッセージにより、INFO(eid
=2)として示すように、交換機(網)から端末装置へ
送出し、サービス・プロファイルへの切り換えが完了
する(d)。即ち、午後6時になると、サービス・プロ
ファイルからサービス・プロファイルへの切り換え
が自動的に行われる。
【0046】図4はエンドポイント初期化,リトライ及
び固定キー割り付け説明図であり、図1と同一符号は同
一部分を示し、9aは入出力操作部のキーボードを示
す。このキーボード9aからリトライ条件として、リト
ライ回数,リトライ間隔,リトライ後の動作、及び、切
り換え条件,固定キー情報等が入力され、データ登録処
理部6の制御によってメモリ部4に登録される。又キー
ボード9aから新たなサービス・プロファイル識別子
(SPID)を入力して、サービス・プロファイルの切
り換えを行うことができる。
【0047】メモリ部4に登録するリトライ条件の一つ
のリトライ回数は、新たなサービス・プロファイル識別
子(SPID)により網8に対してエンドポイント初期
化要求のメッセージを送信した場合に、何らかの理由に
よって網8がこの要求を受付けなかった場合、この新た
なサービス・プロファイル識別子(SPID)を使用し
て再度エンドポイント初期化要求を繰り返す場合の繰り
返し回数を示すもので、リトライが必要でない場合は、
リトライ回数は「0」に設定する。
【0048】又リトライ間隔は、リトライを複数回実行
する場合のリトライの時間間隔を示し、又リトライ後の
動作は、設定されたリトライ回数だけリトライを試みた
後もエンドポイント初期化要求を網8が受付けなかった
場合の動作を設定するもので、次の(1)〜(4)に示
すような動作を挙げることができる。 (1)他の異なるサービス・プロファイル識別子により
新たにエンドポイント初期化要求を送出する。 (2)一定時間経過後に再度、前回と同一のサービス・
プロファイル識別子によりエンドポイント初期化要求を
送出する。 (3)失敗したエンドポイント初期化要求以前に使用し
ていたサービス・プロファイル識別子による割り付けが
解除されている場合は、このサービス・プロファイル識
別子を用いてエンドポイント初期化要求を送出する。 (4)何も行わない。
【0049】又メモリ部4には、前述のリトライ条件を
登録する領域と共に、サービス・プロファイルの切り換
えによる新たなサービス・プロファイル識別子を格納す
る新SPID格納領域と、その直前のサービス・プロフ
ァイル識別子を格納する旧SPID格納領域と、他のサ
ービス・プロファイル識別子を格納する別SPID格納
領域と、切り換えの処理結果をフラグ等によって格納す
る領域と、サービス・プロファイル識別子対応に、その
値,切り換え条件,ダウンローディング情報の格納領域
と、固定キー対応に、機能識別子と、物理キーアドレス
とを格納する領域を備えている。この固定キー対応の領
域は、キーボード9aから入力し、データ登録処理部6
の制御によって、物理キーアドレスと機能識別子とを登
録し、所望の物理的キーに対して所望の機能を割り付け
る。
【0050】サービス・プロファイル識別子SPID#
1,SPID#2,SPID#3,・・・対応の領域の
値は、前述のSPIDの1111又はSPIDの2
222等であり、例えば、20桁構成とすることができ
る。又切り換え条件は、前述の切り換え時刻等を格納す
る。又網からのダウンローディング情報を、サービス・
プロファイル識別子対応に格納する。
【0051】又この実施例に於いては、1個の固定キー
について機能を割り付けた場合を示すが、複数の固定キ
ーにそれぞれ所望の機能を割り付ける場合は、それぞれ
の固定キー対応の領域に、機能識別子と、物理キーアド
レスとを格納することになる。又この固定キーについて
の機能の割り付けは、サービス・プロファイル識別子
(SPID)対応の領域に設定することも可能である。
【0052】図5はSPID再登録時ダウンローディン
グ未実施の手順フローチャートであり、サービス・プロ
ファイル識別子を略称してSPIDとして説明する。入
出力操作部9又はカードリーダー7からSPIDの登録
操作を行った時、そのSPIDを受け付けると(B
1)、そのSPIDについてメモリ部4を検索し(B
2)、又そのSPIDのメッセージを網に送信する(B
3)。即ち、新たに登録されたサービス・プロファイル
識別子、又は選択指定されたサービス・プロファイル識
別子を用いてエンドポイント初期化の要求が行われる。
【0053】そして、SPIDが登録済みか否かを判定
し(B4)、登録済みでない時は、メモリ部4に新SP
IDを登録し(B5)、ダウンローディングを実施し
(B6)、ダウンローディング情報をメモリ部4に格納
する(B7)。このフローの経路をルート1とする。そ
して、各フィーチャー(Feature)キーの割り付
けを行う(B8)。
【0054】又既にSPIDが登録されている場合(B
9)、ダウンローディングするか否かを判定する(B1
0)。ダウンローディングを行う場合は、ルート2を介
して前述のルート1の経路で処理が行われる。又ダウン
ローディングを行わない場合は、登録済みのSPID対
応の領域からダウンローディング情報をコピーし(B1
1)、ルート3の経路を介してステップ(B8)に移行
する。即ち、既にダウンローディング情報が保持されて
いる場合は、網からのダウンローディングを省略し、直
ちに通信処理を開始することができる。
【0055】図6はダウンローディング情報登録部の説
明図であり、図4のメモリ部4のSPID#1,SPI
D#2,SPID#3,・・・に対応するSPID1,
SPID2,SPID3,・・・の中のSPID1対応
の領域について示すもので、リトライ回数,リトライ間
隔,リトライ後の動作等からなるリトライ条件と、SP
ID長と、SPID値と、切り換え条件と、フィーチャ
ー(Feature)ボタン数と、フィーチャー(Fe
ature)ボタン番号と、電番との領域を有するもの
である。
【0056】SPIDが登録された場合、又は複数のS
PIDが選択指定された場合、SPID値を検索して、
今回のSPID値と一致するSPIDが存在するか否か
を判定し、存在しない場合は、今回のSPIDについ
て、そのSPID長,SPID値を空き領域に書込み、
ダウンローディングを実施して、ダウンローディング情
報を各電番と対応させて書込み、各種フィーチャーキー
を割り付ける。
【0057】又今回のSPIDが登録されており、且つ
ダウンローディング情報が保持されている場合は、ダウ
ンローディング処理を行わず、保持されているダウンロ
ーディング情報を基に、フィーチャーキーの割り付け等
を行うものである。
【0058】図7は未使用時間によるサービス・プロフ
ァイルの切り換えシーケンス図であり、条件(1) とし
て、未使用時間:120分、条件(2) として、切り換え
後の状態を、SPID:1111又はNon−init
状態とした場合を示し、切り換え後の状態を、デフォル
トのサービス・プロファイルに戻すか、又はサービス・
プロファイル識別子によるサービス・プロファイルが関
連付けられていない状態とするかを設定する。そして、
時計部5による時間監視によって、端末装置の未使用時
間が2時間(=120分)を経過すると、設定された時
間を超えたことになるから、システムリセットにより、
交換機(網)へTEIの割り付け要求を行う(a)。
【0059】そして、TEIの割り付けにより、条件
(2) として、切り換え後の状態を、SPID:1111
とした場合は、付加情報メッセージINFOにより、I
NFO(spid=1111)として示すように交換機
(網)へ送出して(b)、エンドポイント初期化を要求
し、エンドポイント識別子がINFO(eid=1)と
して示すように交換機(網)から受信することにより、
切り換え処理が完了する(b)。又条件(2) として、N
on−initを設定した場合、SPIDの送出を行わ
ず、且つ交換機(網)からの初期化要求があっても無視
する。
【0060】従って、一時的に他のサービス・プロファ
イルに切り換えた後、無使用継続許容時間として設定さ
れた時間を超えて使用されない場合は、自動的に元のサ
ービス・プロファイルに切り換えるか或いはエンドポイ
ント初期化を未実施の状態とし、他の端末装置に於いて
サービス・プロファイル識別子の登録を可能とすること
ができる。又端末装置の無使用継続許容時間を前述のよ
う未使用時間として設定する代わりに、一定時間内の使
用回数を使用頻度として設定し、その使用頻度を下回っ
た時に、サービス・プロファイルの切り換えの処理を行
うこともできる。その場合も切り換え後の状態を設定す
るものである。
【0061】図8は使用頻度によるサービス・プロファ
イルの切り換え処理のフローチャートを示し、一定時間
内の使用回数、即ち使用頻度を設定し、その使用頻度を
下回る場合にサービス・プロファイルの切り換えを行う
ものであり、初期設定として、未使用時間:0分(C
1)、設定時間:0分(C2)とする。そして、時計部
5からの割り込みを、例えば、1分毎とし(C3)、設
定時間が登録されているか否かを判定し(C4)、例え
ば、使用頻度として、初期設定後に、設定時間を120
分として登録した場合、即ち、120分間に1回の使用
もないような使用頻度を設定した場合、時計部5からの
割り込み毎に、未使用の場合は、未使用時間を+1する
(C5)。又端末装置を使用した場合は未使用時間を0
にクリアする。
【0062】時計部5からの割り込み毎に加算して、未
使用時間が設定時間を超えたか否かを判定する(C
6)。この未使用時間が設定時間を超えると、サービス
・プロファイルの切り換え条件を判定する(C7)。デ
フォルト(Default)のサービス・プロファイル
に戻す条件の場合は、そのSPIDを送出し(C8)、
エンドポイント初期化を要求し、エンドポイント識別子
(EID)の受信(C9)によりサービス・プロファイ
ルの切り換えが完了する。
【0063】又Non−init状態の条件の場合は、
Non−init状態設定を行う(C10)。それによ
って、交換機(網)からの初期化要求に対しても無応答
となり、切り換え前のサービス・プロファイル識別子は
勿論のこと、他のサービス・プロファイル識別子に関連
するサービス・プロファイルの割り付けは行われないこ
とになる。
【0064】図9はサービス・プロファイル一時使用終
了によるデフォルト・サービス・プロファイル復旧シー
ケンス図であり、INFO(CR=dummy,spi
d)は、付加情報メッセージによるダミー呼番号とサー
ビス・プロファイル識別子とを示し、INFO(CR=
dummy,eid)は、付加情報メッセージによるダ
ミー呼番号とエンドポイント識別子とを示し、INFO
(CR=dummy,pvc)は、付加情報メッセージ
によるダミー呼番号とプロトコル・バージョン・コント
ロールとを示す。
【0065】或るサービス・プロファイルを一時的に使
用した後、そのサービス・プロファイルを、デフォルト
・サービス・プロファイルに切り換える場合に、登録済
みのSPID、即ち、デフォルト・サービス・プロファ
イルのサービス・プロファイル識別子を設定する。それ
によって、付加情報メッセージINFOによる交換機
(網)と端末装置との間の送受信によって、使用が終了
したサービス・プロファイルからデフォルト・サービス
・プロファイルに切り換えることができる。この切り換
え後は、前述のように、ダウンローディング情報がメモ
リ部4に保持されていれば、ダウンローディングを実行
しないで済むことになる。
【0066】図10はサービス・プロファイル切り換え
後のフィーチャー自動起動シーケンス図、図11は自動
フィーチャー起動処理フローチャート、図12はフィー
チャー情報登録部の説明図であり、この図12に示すフ
ィーチャー情報登録部は、起動フィーチャー属性1,起
動フィーチャー状態1,・・・起動フィーチャー属性2
0,起動フィーチャー状態20として示すように、起動
された転送サービスや話中着信通知等のフィーチャー属
性と、そのフィーチャーが起動中であるか否かの状態と
を対応して、20個登録できる領域を形成した場合を示
す。なお、SPID対応に異なるフィーチャーの起動が
行われる場合、SPID対応に起動フィーチャー属性と
起動フィーチャー状態とを組として登録することができ
る。
【0067】又図10のシーケンス図に於いて、FAキ
ーを押下すると、INFO(fa=x)として示すよう
に、付加情報メッセージにより、値がxのフィーチャー
・アクティベーションfa(Feature Activation )
が交換機(網)に送出され、交換機(網)はそれに対し
てINFO(fi=x,act)として示すように、付
加情報メッセージにより、値がxのフィーチャー・イン
ディケーションfi(Feature Indication )を交換
機(網)から端末装置へ送出する。
【0068】SPID変更時刻、即ち、切り換え条件と
して設定された時刻になると、前述のように、システ
ムリセット後に、INFO(CR=dummy,spi
d)として示すように、交換機(網)に対してSPID
を用いたエンドポイント初期化要求が行われ、交換機
(網)は、SPIDに対応したサービス・プロファイル
を割り付けて、INFO(CR=dummy,eid)
として示すように、エンドポイント識別子(EID)を
送出する。それによって、新たなサービス・プロファイ
ルへの切り換えが成功する。
【0069】又INFO(CR=dummy,pvc)
として示すように、付加情報メッセージによるダミー呼
番号とプロトコル・バージョン・コントロール(Proto
colVersion Control)の送受信を行い、端末装置
は、プロトコル・バージョン・コントロールPVCの受
信によりダウンローディングを開始し、REG(CR=
x,fac)で示すように、レジスタメッセージによ
り、呼番号CR=xとファシリティfac(Facility
)とを送出する。
【0070】交換機(網)からFAC(CR=x,fa
c)で示すように、ファシリティ・メッセージにより、
呼番号CR=xとファシリティfacとを送出するか
ら、ファシリティ・エレメント内のキー情報を設定し、
これを所定数のキー情報が得られるように繰り返す。そ
して、交換機(網)からREL−COM(CR=x,f
ac)で示す解放完了メッセージを端末装置が受信する
ことにより、新しいSPIDによる初期化を終了する
【0071】そして、サービス・プロファイル切り換え
前に起動されていたフィーチャーがあると、即ち、図1
2について説明したように、フィーチャー情報登録部に
登録されていると、INFO(CR=dummy,fa
=x)で示すように、付加情報メッセージによりフィー
チャー・アクティベーションfa=xを送出し、交換機
(網)から、INFO(fi=x,act)で示すよう
に、付加情報メッセージによりフィーチャー・インディ
ケーションfi=xが通知され、該当フィーチャーが起
動され、FAキーが点灯する。
【0072】又図11のフローチャートに於いて、フィ
ーチャー起動要求(D1)によりフィーチャー起動通知
を受信し(D2)、フィーチャー属性をセーブする(D
3)。即ち、図12に示すように、フィーチャー属性を
フィーチャー情報登録部に格納する。そして、SPID
変更時刻通知(D4)、即ち、設定された切り換え時刻
となって、システムリセット等による初期化処理を実施
し(D5)、この初期化処理完了通知を受信すると(D
6)、セーブしたフィーチャー属性の有無を判定する
(D7)。
【0073】フィーチャー属性有り(Y)の場合は、フ
ィーチャー属性対応キーの有無を判定し(D8)、有り
(Y)の場合は、図10の記憶フィーチャー対応キー番
号自動送出に於けるINFO(CR=dummy,fa
=x)を送出する(D9)。又セーブしたフィーチャー
属性が無い場合は、セーブエリアをクリアする(D1
3)。又フィーチャー属性対応のキーが無い場合も、セ
ーブエリアをクリアする(D13)。
【0074】又SPID変更時刻でない場合は、フィー
チャー状態通知を行い(D10)、フィーチャー状態が
アイドル状態か否かを判定し(D11)、アイドル状態
の場合はフィーチャーセーブエリアをクリアする(D1
2)。前述のように、サービス・プロファイルの切り換
え前に起動されていたフィーチャーについては、自動的
に、フィーチャー状態登録部に登録されたフィーチャー
に対応するキー番号を、フィーチャー・アクティベーシ
ョンfaを用いて交換機(網)に通知し、自動的にその
フィーチャーを起動した状態とすることができる。従っ
て、サービス・プロファイル切り換え毎に改めてフィー
チャーを起動する操作を省略することができる。
【0075】図13及び図14はサービス・プロファイ
ル識別子(SPID)切り換え不良時のリトライ処理フ
ローチャートであり、サービス・プロファイルの切り換
え時刻となった場合に於いて、その切り換え時刻がタイ
マ通知として行われると(E1)、他に呼が存在しない
か否か判定し(E2)、又初期化を行うと、不都合が生
じるようなフィーチャーが起動されていないか否かを判
定し(E3)、他に呼が存在する場合又はフィーチャー
が起動されている場合は、呼及びフィーチャーが無くな
るまで、待ち合わせとなる(E5)。
【0076】又他に呼が無く、起動中のフィーチャーが
無い場合は、INFO(dCR,SPID)として示す
ように、新たなSPIDを含んだダミー呼番号dCRの
付加情報メッセージINFOを交換機(網)へ送出する
(E4)。
【0077】又交換機(網)から、エンドポイント識別
子(EID)を含んだダミー呼番号dCRの付加情報メ
ッセージINFOを受信すると(E6)、そのエンドポ
イント識別子EIDを格納領域へ退避し(E7)、要求
SPIDと受信SPIDとが同一か否かを判定する(E
8)。同一の場合は、SPID切換処理結果フラグを正
常終了とする(E9)。又同一でない場合は、リトライ
動作による他のSPIDを用いたエンドポイント初期化
の要求であり、SPID切換処理結果フラグを、他SP
ID復旧完了とする(E10)。
【0078】又ステップ(E4)により付加情報メッセ
ージを送出した後、解放完了メッセージ(Release C
omplete Message)REL COM(dCR)を受信す
ると(E11)、要求SPIDと新SPIDとが同一か
否かを判定する(E12)。これは、リトライ条件に従
って同一のSPIDを用いたリトライ動作の間は、要求
SPIDと新SPIDとは同一となるが、例えば、リト
ライ回数を超えた時に、元のSPID或いは他のSPI
Dを用いてエンドポイント初期化要求を行った場合は、
要求SPIDと新SPIDとが同一でないことを示す。
即ち、ステップ(E12)は、新たなSPIDによるエ
ンドポイント初期化の失敗か、又はリトライ動作後の他
のSPIDによるエンドポイント初期化の失敗かを区別
することができる。
【0079】要求SPID=新SPIDの場合は、図4
のメモリ部4に示すようなリトライ条件の中のリトライ
後の動作を読出し(E13)、その動作について判定し
(E14)、設定されたリトライ後の動作を行う。例え
ば、別SPID格納領域よりSPID値を取り出して
(E15)、リトライを行う。又は旧SPID格納領域
よりSPID値を取り出して(E17)、リトライを行
う。即ち、取り出したSPID値により、付加情報メッ
セージINFOを編集し(E16)、INFO(dC
R,spid)として示すように、付加情報メッセージ
によりエンドポイント初期化を要求する(E18)。
【0080】又要求SPID≠新SPIDの場合は、S
PID切換処理結果フラグを他SPID復旧不可として
設定する。従って、ユーザは、フラグを読取ることによ
り、サービス・プロファイルの切り換えの結果を認識で
きることになる。
【0081】図15は加入者情報ダウンロード時の特定
キーの固定割り付け処理フローチャートであり、ダウン
ローディング情報はキー情報か否かを判定し(F1)、
キー情報の場合は、メモリ部4から固定キー情報(図4
のメモリ部4参照)を読出し(F2)、受信キー情報と
読出したキー情報とが同一機能キーか否かを判定し(F
3)、同一機能キーの場合は、受信キーを固定キー情報
の物理キーアドレスに割り付ける(F4)。従って、ユ
ーザが設定した固定キーに対しては、ダウンローディン
グによっても、同一の機能を有するように割り付けるこ
とができる。又この固定キーについても、サービス・プ
ロファイル識別子(SPID)対応に設定する構成とす
ることもできる。
【0082】図16はカードリーダーを利用してのサー
ビス・プロファイル切り換え処理フローチャートであ
り、初期設定(G1)後、カードリーダー7(図1参
照)からの割り込みを受付けると(G2)、カードリー
ダー7にカードを挿入して読取らせた場合(G3)と、
カードを抜き取った場合(G9)とによる割り込みがあ
るから、カードリーダー7にカードを挿入して読取らせ
た場合は、カードから読取ったSPIDと現状のSPI
Dとが同一か否かを判定し(G4)、同一の場合はその
ままとし、異なる場合は、旧SPIDを廃棄し(G
5)、新SPIDを設定し(G6)、旧SPIDを切り
離し(G7)、新たなSPIDによって登録する(G
8)。
【0083】この場合、カード入力によるサービス・プ
ロファイルの切り換えの処理を行うものであり、カード
から読取ったSPIDを用いてエンドポイント初期化を
実行し、この場合のSPIDが、メモリ部4に登録され
ている場合は、メモリ部4からダウンローディング情報
を取り入れて、網からのダウンローディング処理を省略
する。又メモリ部4に登録されていない場合は、網から
のダウンローディング処理を行い、メモリ部4に、新た
なSPIDと共にダウンローディング情報を登録する。
【0084】又カード取り外しの場合(G9)、デフォ
ルトのSPIDを使用するか否かを判定し(G10)、
デフォルトのSPIDを使用する場合は、メモリ部4か
らデフォルトのSPIDを読込み(G11)、新SPI
D(カード入力によるSPID)を廃棄し(G12)、
デフォルトのSPIDを設定する(G13)。又デフォ
ルトのSPIDを使用しない場合は、メモリ部4から直
前のSPIDを読込み(G14)、新SPID(カード
入力によるSPID)を廃棄し(G15)、直前のSP
IDを登録する(G16)。この場合も、前述の場合と
同様に、サービス・プロファイルの切り換えの処理を行
うものである。
【0085】図17は本発明の実施例の遠隔制御のシス
テム説明図であり、21はメモリ部、21aはパスワー
ド格納エリア、21bは新SPID格納エリア、21c
は旧SPID格納エリア、21dは各種パラメータ格納
エリア、21eは不正アクセス発番号記録エリア、22
はメニュー部、23はメモリ入出力制御部、24はSP
ID受付処理部、25はタイマー監視部、26はエンド
ポイント初期化制御部、27はDTMF信号処理部、2
8はユーザ・ユーザ情報要素処理部、29はパスワード
照合部、30は網ユーザ信号制御部、31はPSTN網
(アナログ公衆網)、32はISDN網、33は遠隔地
の端末装置、33aはアナログ公衆電話機、33bはア
ナログ電話機、33cはISDN電話機、33dはIS
DN公衆電話機である。
【0086】端末装置のメモリ部21は図1のメモリ部
4に、メモリ入出力制御部23は図1のデータ登録処理
部6に、エンドポイント初期化制御部26は図1の初期
化処理部3にそれぞれ対応している。又メモリ部21
は、図1のメモリ部4の構成に対して、パスワード格納
エリア21aと不正アクセス発番号記録エリア21eと
を付加した構成に相当し、各種パラメータ格納エリア2
1dに、リトライ条件の情報,SPID対応のダウンロ
ーディング情報,切り換えの条件の情報,固定キー情報
等が格納される。この場合の端末装置も図1に示す端末
装置と同様に、各部の機能をプロセッサの演算処理機能
によって実現し、又メモリ部等は、半導体記憶装置や磁
気ディスク装置等によって実現することができる。
【0087】又パスワード格納エリア21aには、遠隔
地からのサービス・プロファイル識別子(SPID)の
登録を許可するパスワードを格納し、パスワード照合部
29に於いて受信したパスワードとパスワード格納エリ
ア21aに格納されたパスワードとを照合する。又不正
アクセス発番号記録エリア21eは、パスワードの照合
不一致が所定回数連続した場合の発番号を記録するもの
である。
【0088】又メニュー部22は、ユーザが各種パラメ
ータを登録する場合や、不正アクセス発番号記録エリア
21eから発番号を読出す場合等に、図示を省略してい
る表示部にメニュー等を表示する等の処理を行うもので
ある。又SPID受付処理部24は、新たに投入された
SPIDを受付けた時に、エンドポイント初期化制御部
26を起動して、エンドポイント初期化を制御するもの
である。
【0089】又DTMF信号処理部27は、DTMF信
号による遠隔地からのパスワードやSPIDを受信処理
し、又ユーザ・ユーザ情報要素処理部28は、呼設定メ
ッセージのユーザ・ユーザ情報要素によるパスワードや
SPIDを受信処理するものである。又網ユーザ信号制
御部30は、端末装置とPSTN網31又はISDN網
32との間を接続するインタフェース機能を有するもの
である。
【0090】遠隔地の端末装置33からサービス・プロ
ファイルの切り換えを行う場合、ISDN網32に収容
されたISDN電話機33c,ISDN公衆電話機33
d又は図示を省略した端末装置からは、呼設定メッセー
ジ(SETUP)のユーザ・ユーザ情報要素にサービス
・プロファイル識別子(SPID)及びパスワードを設
定して送出する。又PSTN網31に収容されたアナロ
グ公衆電話機33a又はアナログ電話機33bからは、
パス確立後に、サービス・プロファイル識別子(SPI
D)及びパスワードをDTMF信号によって送出する。
【0091】端末装置は、網ユーザ信号制御部30に於
いて呼設定メッセージ(SETUP)中に、パスワード
やサービス・プロファイル識別子(SPID)を含むユ
ーザ・ユーザ情報要素が存在するか否かを判定し、含ま
れている場合は、それらを抽出て、パスワードはパスワ
ード照合部29へ転送し、サービス・プロファイル識別
子(SPID)はユーザ・ユーザ情報要素処理部28へ
転送する。
【0092】又ユーザ・ユーザ情報要素が含まれていな
い場合は、タイマー監視部25を起動し、DTMF信号
によるサービス・プロファイル識別子(SPID)を受
信する為の監視を開始し、網ユーザ信号制御部30から
呼接続メッセージ(CONN)を送出することによりB
チャネルが接続され、パス確立となると、DTMF信号
によるパスワードやサービス・プロファイル識別子(S
PID)の送出が可能の状態となり、アナログ公衆電話
機33a,アナログ電話機33b又は端末装置からのD
TMF信号によるパスワードやサービス・プロファイル
識別子(SPID)を網ユーザ信号制御部30が受信す
ると、パスワードはパスワード照合部29に転送し、サ
ービス・プロファイル識別子(SPID)はDTMF信
号処理部27に転送する。
【0093】この場合、ユーザ・ユーザ情報要素処理部
28に於いてユーザ・ユーザ情報要素に含まれるパスワ
ードとサービス・プロファイル識別子との識別して、パ
スワードはパスワード照合部29へ、サービス・プロフ
ァイル識別子はSPID受付処理部24へそれぞれ転送
し、又DTMF信号処理部27に於いてパス確立後のD
TMF信号によるパスワードをパスワード照合部29
へ、サービス・プロファイル識別子はSPID受付処理
部24へそれぞれ転送する構成とすることができる。
【0094】バスワード照合部29は、受信したパスワ
ードとメモリ部21のパスワード格納エリア21aから
読出したパスワードとを照合し、照合不一致の場合は、
網ユーザ信号制御部30を介して遠隔地の入力者へパス
ワードの不一致を通知して、呼を切断する。又照合一致
の場合は、SPID受付処理部24は、メモリ入出力制
御部23を起動して、メモリ部21の新SPID格納エ
リア21bへ、新たなSPIDを格納し、エンドポイン
ト初期化制御部26を起動して、新たなSPIDを用い
てエンドポイント初期化の要求を送出する。
【0095】このエンドポイント初期化が完了すると、
新SPID格納エリア21bのSPIDを旧SPID格
納エリア21cに複写する。又エンドポイント初期化が
失敗した場合は、前述のリトライ条件に従ったリトライ
を行い、設定されたリトライ回数の繰り返しによっても
失敗した場合は、旧SPID格納エリア21cに格納さ
れた直前のSPIDを用いてエンドポイント初期化を行
い、元のサービス・プロファイル識別子によるサービス
・プロファイルに戻すことになる。
【0096】又遠隔地からのサービス・プロファイル識
別子(SPID)の受信受付けの結果、及びエンドポイ
ント初期化完了によるサービス・プロファイルの切り換
え完了或いは失敗の結果を、遠隔地の入力者に通知す
る。例えば、遠隔地からのサービス・プロファイル切り
換えの要求によってその切り換えが完了すると、遠隔地
の入力者は、手元の端末装置に新たなサービス・プロフ
ァイル識別子(SPID)を投入して、そのサービス・
プロファイル識別子(SPID)によるサービス・プロ
ファイルに切り換えることができる。従って、移動先の
電話機等の端末装置を自己の電話番号に変更して通信を
行うことが可能となる。
【0097】図18は本発明の実施例の遠隔操作の説明
図であり、遠隔地のISDN電話機33c,ISDN公
衆電話機33d,アナログ公衆電話機33a,アナログ
電話機33bから、ISDN網34に収容された端末装
置41のSPIDを変更する場合を示し、35〜38は
ISDN網34を構成する交換機、42はISDN電話
機、43は端末装置、44はG4ファクシミリ装置(G
4FAX)、45はG3ファクシミリ装置(G3FA
X)、TAはターミナルアダプタ、DSUはディジタル
・サービス・ユニットを示す。
【0098】又交換機38に於いて、例えば、端末装置
41からのサービス・プロファイル識別子がSPID−
aの場合、そのサービス・プロファイル識別子に対応し
たサービス・プロファイルaを割り付けることになる。
又サービス・プロファイル識別子SPID−bに対して
は、サービス・プロファイルbを割り付けることにな
る。この端末装置41に対して遠隔地のISDN電話機
33c,ISDN公衆電話機33d,アナログ公衆電話
機33a,アナログ電話機33bからSPIDの登録を
前述のように行うことによって、端末装置41は、その
SPIDを用いたエンドポイント初期化の要求を行い、
交換機38はサービス・プロファイルを割り付けるか
ら、サービス・プロファイルの切り換えを遠隔地から行
うことができる。
【0099】図19は本発明の実施例のSPID遠隔登
録ネットワークの説明図であり、41〜44はISDN
電話機、45はアナログ公衆電話機、46は構内交換機
(PBX)、47はPSTN網、48はISDN網、4
9a〜49cは交換機、UNIはユーザ・ネットワーク
・インタフェース、NNIはネットワーク・ノード・イ
ンタフェース、DSUはディジタル・サービス・ユニッ
トを示す。
【0100】例えば、ユーザが東京本社のISDN電話
機41にサービス・プロファイル識別子(SPID)を
登録してサービス・プロファイルを割り付けられている
時、自宅のISDN電話機42からISDN電話機41
にサービス・プロファイル識別子(SPID)に他のサ
ービス・プロファイル識別子を登録する操作を行うと、
ISDN電話機41に設定されたサービス・プロファイ
ル識別子は、新たなサービス・プロファイル識別子に切
り換えられるから、自宅のISDN電話機42に、東京
本社のISDN電話機41に登録していたサービス・プ
ロファイル識別子(SPID)を登録し、エンドポイン
ト初期化の処理によって、自宅のISDN電話機42
を、恰も東京本社のISDN電話機41と同様な電話番
号やサービス機能で使用することができる。
【0101】図20はメモリ部の要部説明図であり、図
17に於けるメモリ部21の各エリアを示し、パスワー
ド桁数,パスワード値,旧SPID長,旧SPID値,
新SPID長,新SPID値,不正パスワードアクセス
回数上限値,SPID登録完了通知応答待ちタイマー
値,SPID登録完了通知要不要識別子,DTMF投入
方式自動応答タイマー値,着信呼自動応答タイマー値等
のエリアにより構成されている。タイマー監視部25
は、設定されたタイマー値に対応して時間監視を行うこ
とになる。
【0102】図21はSPID遠隔登録用ISDN電話
機の概要説明図であり、51はハンドセット、52は液
晶表示部、53はユーザ・ユーザ情報投入開始キーや保
留キー等の機能キー、54はワンタッチキー等のマルチ
アサインキー、55はダイヤルキーを示す。前述のパス
ワードやサービス・プロファイル識別子を投入する場
合、ユーザ・ユーザ情報投入開始キーを押下して、ダイ
ヤルキー55等によってパスワードやサービス・プロフ
ァイル識別子を入力する。
【0103】図22はSPID遠隔登録用ISDN公衆
電話機の概要説明図であり、61はハンドセット、62
は液晶表示部、63はユーザ・ユーザ情報投入開始キ
ー、64はダイヤル終了キー、65はダイヤルキー、6
6は硬貨投入口、67はテレホンカード挿入/返却口、
68は硬貨返却口を示す。前述の場合と同様に、ユーザ
・ユーザ情報投入開始キー63を押下して、ダイヤルキ
ー65等によって、パスワードやサービス・プロファイ
ル識別子を入力する。即ち、遠隔登録用のISDN電話
機又はISDN公衆電話機は、ユーザ・ユーザ情報投入
開始キー又はこれと同一機能のキーを備えるものであ
る。
【0104】図23及び図24は本発明の実施例のSP
ID遠隔正常登録シーケンス図であり、左側にISDN
電話機による発側の動作、右側にISDN端末による着
側の動作を示し、中央にISDN交換機を示す。発側に
於いては、例えば、図21に示すISDN電話機を用
い、ハンドセットをオフフック又は発呼キーを押下し、
ダイヤルキーにより着番号を投入し、ユーザ・ユーザ情
報投入キーを押下した後、パスワードの桁数と値とを投
入し、又新SPIDを投入してダイヤル終了キーを押下
する。
【0105】それにより、着番号要素(Called Party
Number Information Element)CPNと、パスワ
ード及びSPIDを含むユーザ・ユーザ情報要素(Us
er−User)とを挿入した呼設定メッセージSET
UP(CPN,User−User)をISDN交換機
に送出する。ISDN交換機は、この呼設定メッセージ
SETUPに対する呼設定受付メッセージCALL P
ROCを発側へ送出する。
【0106】又ISDN交換機は、着側へ、エンドポイ
ント識別子情報要素(EndpointIdentification Info
rmation Element)EIDとユーザ・ユーザ情報要素
とを含む呼設定メッセージSETUPを送出する。着側
では、ユーザ・ユーザ情報要素内のパスワード長,パス
ワード値,SPID長,SPID値をメモリへ退避し、
呼設定応答メッセージCONNをISDN交換機に送出
する。ISDN交換機は、着側へ応答確認メッセージC
ONN ACKを送出すると共に、発側へ呼設定応答メ
ッセージCONNを送出する。
【0107】着側では、パスワードのチェックOK、S
PIDのチェックOKの場合、新SPIDをメモリへ退
避し、Bチャネルにより「サービス・プロファイル識別
子xxx...xxを正常受信しました」等のアナウン
スメントを送出する。発側は、このアナウンスメントを
聴取して、SPIDが正常に着側に受信されたことを認
識し、ハンドセットをオンフックする。それによって、
発側から切断メッセージDISCをISDN交換機に送
出する。
【0108】ISDN交換機は、発側からの切断メッセ
ージDISCにより、着側へ切断メッセージDISCを
送出し、これに対する解放メッセージRELを着側から
ISDN交換機へ、又ISDN交換機から発側へ送出
し、これに対する解放完了メッセージREL COM
を、発側からISDN交換機へ、又ISDN交換機から
着側へ送出して呼解放となる。
【0109】次に、図24に示すように、着側では、新
SPIDを用いて初期設定手順を起動し、前述の遠隔S
PID切り換えの手順と同様に、ダミー呼番号dCRと
新SPIDとを含む付加情報メッセージINFO(dC
R,SPID)をISDN交換機に送出する。ISDN
交換機は、新SPIDに対応するサービス・プロファイ
ルを割り付けて、ダミー呼番号dCRとエンドポイント
識別子情報要素EIDとを含む付加情報メッセージIN
FO(dCR,EID)を着側へ送出する。
【0110】着側は、このエンドポイント識別子EID
を記録して初期化手順を完了すると、予め設定されてい
たアドレス或いはSPID遠隔登録依頼元アドレス(発
側)へ自動発呼する。即ち、着番号情報要素CPNを含
む呼設定メッセージSETUP(CPN)を着側端末か
らISDN交換機へ送出する。ISDN交換機は、呼設
定受付メッセージCALL PROCを送出し、且つ着
番号情報要素CPNを含む呼設定メッセージSETUP
(CPN)を、SPID登録要求元(前述の発側)へ送
出し、SPID登録完了通知応答待ちタイマーを設定す
る。このタイマーは例えば図17のタイマー監視部25
に設定する。
【0111】発側では、呼設定メッセージSETUP
(CPN)を受信してリンガーを鳴動し、且つISDN
交換機に呼出中メッセージALERTを送出する。又I
SDN交換機は着側へ呼出中メッセージALERTを送
出する。発側のユーザがリンガーの鳴動によりハンドセ
ットをオフフックすると、応答メッセージCONNをI
SDN交換機に送出し、ISDN交換機は着側へ応答メ
ッセージCONNを送出する。
【0112】着側は応答メッセージCONN受信により
SPID登録完了通知応答待ちタイマーを停止し、Bチ
ャネルにより例えば「サービス・プロファイル識別子x
xx...xxによる初期設定処理は正常に完了しまし
た」のアナウンスメントを送出する。発側ユーザは、こ
のアナウンスメントを聴取してハンドセットをオンフッ
クすると、切断メッセージDISCをISDN交換機に
送出し、ISDN交換機は着側へ切断メッセージDIS
Cを送出する。そして、ISDN交換機と発側及び着側
との間で、解放メッセージRELと、それに対応する解
放完了メッセージREL COMとの送受信によって呼
を解放する。
【0113】図25は本発明の実施例のパスワード不正
時のシーケンス図であり、着側に於けるパスワードのチ
ェックまでは前述のシーケンスと同様であり、このパス
ワードのチェックで照合不一致(NG)となると、着側
は、Bチャネルにより例えば「パスワードが不正です」
のアナウンスメントを送出する。そして、呼を自動切断
する。即ち、切断メッセージDISCを送出する。
【0114】ISDN交換機を介して発側へアナウンス
メントが転送され、発側ユーザはパスワードの誤りを認
識できる。又ISDN交換機からの切断メッセージDI
SCを受信すると、解放メッセージRELを送出する。
又ISDN交換機から着側へも解放メッセージRELを
送出する。そして、解放完了メッセージREL COM
を着側からISDN交換機へ、又ISDN交換機から発
側へそれぞれ送出して呼を解放する。
【0115】図26及び図27は本発明の実施例の旧S
PIDによる復旧シーケンス図であり、発側からのSP
IDの登録要求に対して着側はパスワード及びSPID
のチェック結果が正常で、呼を解放して初期設定を行う
までのシーケンスは、図23に示す場合と同様である
が、着側で新SPIDによる端末初期設定手順を起動し
て、付加情報メッセージINFO(dCR,SPID)
をISDN交換機に送出したところ、輻輳や障害等の何
らかの原因で、ISDN交換機側でサービス・プロファ
イル割り付けを拒否した場合に於いて、旧SPIDに戻
す場合は、ISDN交換機からダミー呼番号dCRと理
由表示情報要素CSEとを含む解放完了メッセージRE
L COM(dCR,CSE=100)を着側へ送出す
る。
【0116】着側は、この解放完了メッセージを受信し
て、新SPIDによる端末初期化設定手順が失敗したこ
とを認識し、前述のリトライ条件によってリトライを行
うことができるが、この実施例に於いては、旧SPID
による端末初期化設定手順を起動する。即ち、ダミー呼
番号dCRと旧SPIDとを含む付加情報メッセージI
NFO(dCR,SPID)を送出する。ISDN交換
機が旧SPIDに対応したサービス・プロファイルを割
り付けると、着側へダミー呼番号dCRとエンドポイン
ト識別子EIDとを含む付加情報メッセージINFO
(dCR,EID)を送出する。
【0117】着側は、エンドポイント識別子EIDを記
録して端末初期化手順を完了し、予め設定されたアドレ
ス或いはSPID遠隔登録依頼元アドレスへ自動発呼す
る。即ち、着番号情報要素CPNを含む呼設定メッセー
ジSETUP(CPN)を送出する。ISDN交換機は
発側へ呼設定メッセージSETUP(CPN)を送出
し、着側へ呼設定受付メッセージCALL PROCを
送出する。
【0118】発側ではリンガーが鳴動し、呼出中メッセ
ージALERTをISDN交換機へ、又ISDN交換機
から着側へ呼出中メッセージALERTを送出する。着
側はSPID登録完了通知応答待ちタイマーを設定す
る。発側のリンガー鳴動により発側ユーザがハンドセッ
トをオフフックすると、ISDN交換機に応答メッセー
ジCONNを送出し、ISDN交換機から着側へ応答メ
ッセージCONNを送出する。それによって、着側はS
PID登録完了通知応答待ちタイマーを停止し、例え
ば、「サービス・プロファイル識別子xx..xx」に
よる初期設定処理は失敗しました。旧サービス・プロフ
ァイル識別子xx..xxにて復旧しました」のアナウ
ンスメントを送出した後、切断メッセージDISCを送
出する。
【0119】発側のユーザはこのアナウンスメントを聴
取して、旧SPIDによる復旧が完了したことを認識
し、ハンドセットをオンフックする。それにより解放メ
ッセージRELをISDN交換機に送出し、ISDN交
換機も着側へ解放メッセージRELを送出する。そし
て、解放完了メッセージREL COMをISDN交換
機から発側へ、又着側からISDN交換機に送出し、呼
を解放する。前述の動作によって、新SPIDの遠隔登
録時の失敗後、旧SPIDに戻す処理が完了し、発側ユ
ーザ(入力者)へその結果が通知される。
【0120】図28及び図29は本発明の実施例の旧S
PIDによる復旧失敗時のシーケンス図であり、新SP
IDによる端末初期化処理が失敗し、旧SPIDによる
端末初期化処理を起動するまでは、前述の図26及び図
27に示す場合と同様であり、重複した説明を省略す
る。ISDN交換機は、旧SPIDによるサービス・プ
ロファイルの割り付けを拒否すると、ダミー呼番号dC
Rと理由表示情報要素CSEとを含む解放完了メッセー
ジREL COM(dCR,CSE=100)を着側へ
送出する(図29参照)。
【0121】着側は、旧SPIDによる端末初期化が失
敗したことを確認し、呼設定メッセージSETUP(C
PN)により予め設定されていたアドレス或いはSPI
D遠隔登録依頼元アドレスへ自動発呼し、SPID登録
完了通知応答待ちタイマーを設定する。又ISDN交換
機からは呼設定受付メッセージCALL PROCを着
側へ送出するが、端末初期化が未完了の状態の呼設定要
求に対しては受付けないように構成する場合もあり、そ
の場合は、呼設定受付メッセージCALL PROCの
代わりに、解放完了メッセージREL COMを送出し
て、それ以降の処理を行わないことになる。
【0122】前述の呼設定メッセージSETUP(CP
N)をISDN交換機が受付けた場合、発側に呼設定メ
ッセージSETUP(CPN)を送出し、発側はリンガ
ー鳴動,呼出中メッセージALERT送出を行い、又I
SDN交換機は着側へ呼出中メッセージALERTを送
出する。発側はリンガー鳴動によりハンドセットをオフ
フックすると、応答メッセージCONNを送出し、それ
により、ISDN交換機から着側へ応答メッセージCO
NNを送出する。
【0123】着側は、応答メッセージCONNの受信に
よりタイマーを停止し、例えば、「サービス・プロファ
イル識別子xx..xxによる初期設定処理及び旧サー
ビス・プロファイル識別子による復旧処理に失敗しまし
た。」のアナウンスメントをBチャネルに送出する。発
側ユーザは、このアナウンスメントを聴取して、ハンド
セットをオンフックする。それにより、切断メッセージ
DISCの送出,解放メッセージRELの送出,解放完
了メッセージREL COMの送出によって、呼は解放
される。
【0124】図30はユーザ・ユーザ情報要素内フォー
マット説明図であり、ユーザ・ユーザ情報要素識別子
と、ユーザ・ユーザ情報要素長と、プロトコル識別子
と、パスワード長と、パスワード値と、サービス・プロ
ファイル識別子長と、サービス・プロファイル識別子値
とを含み、パスワード値は、9桁以下の数字と*,#と
の組合せにより構成され、サービス・プロファイル識別
子(SPID)は20桁以下の数値により構成すること
ができる。又n,k,mはオクテット数を示す。
【0125】図31,図32及び図33は本発明の実施
例のSPID設定処理フローチャートであり、図21又
は図22に示すユーザ・ユーザ情報投入開始キーを備え
たISDN電話機又はISDN公衆電話機からサービス
・プロファイル識別子(SPID)を設定する場合を示
し、ユーザ・ユーザ情報投入開始キー(USER−US
ER)を押下した場合(H1)、ユーザ・ユーザ情報投
入開始キー押下カウンタへ‘1’を設定する(H2)。
又0〜9,#,*のダイヤルキーを押下した場合(H
4)、着番号情報要素編集領域へ、投入されたキーを設
定し(H5)、ユーザ・ユーザ情報投入開始キー押下カ
ウンタを零にクリアする(H6)。そして、ユーザ・ユ
ーザ情報投入カウンタを零クリアする(H3)。
【0126】図32,図33に於いて、ユーザ・ユーザ
情報投入開始キー押下(H7)か、ダイヤルキー押下
(H9)か、終了キー押下(H19)か、タイムアウト
(H20)による状態遷移が相違し、ユーザ・ユーザ情
報投入開始(USER−RSER)キー押下の場合は、
ユーザ・ユーザ情報投入開始キー押下カウンタを加算す
る(H9)。又ダイヤルキー押下の場合は、ユーザ・ユ
ーザ情報投入開始キー押下カウンタが1か否かを判定し
(H10)、カウンタ内容が1の場合は、ユーザ・ユー
ザ情報投入カウンタを加算し(H11)、1でない場合
は、投入キーを着番号情報要素へ設定する(H18)。
【0127】又ユーザ・ユーザ情報投入カウンタを加算
した後、ユーザ・ユーザ情報投入カウンタが1か否かを
判定し(H12)、カウンタが1の場合は、投入キーが
数値以外の「*」か「#」か否かを判定し(H13)、
数値の場合はパスワードカウンタへ投入キーを数値変換
して設定する(H15)。又数値でない場合は、パスワ
ードカウンタを零クリアする(H14)。次に、パスワ
ードカウンタ値をユーザ・ユーザ情報要素中のパスワー
ド長エリアへ設定し(H16)、SPIDカウンタを零
クリアする(H17)。
【0128】又ステップ(H12)に於いてユーザ・ユ
ーザ情報投入カウンタが1でないと判定した時は、パス
ワードカウンタが0か否かを判定し(H24)、0の場
合はSPIDカウンタが20より小さい値であるか否か
を判定し(H25)、20より小さい時は投入キーをユ
ーザ・ユーザ情報要素中のSPID値エリアへ設定し
(H26)、SPIDカウンタを加算する(H27)。
又パスワードカウンタが0の場合は、投入キーをユーザ
・ユーザ情報要素中のパスワード値エリアへ設定し(H
28)、パスワードカウンタを減算する(H29)。
【0129】又終了キーを押下した場合(H19)、又
はタイムアウトの場合(H20)、ユーザ・ユーザ情報
投入開始キー押下カウンタが0でないか否かを判定し
(H21)、0でない場合は、SPIDカウンタ値をユ
ーザ・ユーザ情報要素中のSPID長エリアへ設定(H
22)した後、又は0の場合、呼設定メッセージSET
UPを生成する(H23)。
【0130】図34〜図39は本発明の実施例のSPI
D遠隔登録処理のフローチャートであり、ユーザ・ユー
ザ情報要素を用いた場合を示す。呼設定メッセージ(S
ETUP)の受信(I1)、初期化要求(INIT.R
EQ.)(I10)、付加情報メッセージ(INFO)
受信(I15)、解放完了メッセージ(REL CO
M)の受信(I21)、呼設定要求(CONN.RE
Q.)の場合のそれぞれの処理を示す。
【0131】呼設定メッセージ受信の場合、その呼設定
メッセージ内のエンドポイント識別子と、端末内エンド
ポイント識別子と一致するか否かを判定し(I2)、不
一致ならば終了とし、一致ならば、CR値を退避し(I
3)、伝達能力情報要素が音声又は3.1kHzオーデ
ィオかを判定し(I4)、音声又は3.1kHzオーデ
ィオでなければ、データ呼処理へ分岐し、音声又は3.
1kHzオーディオであれば、ユーザ・ユーザ情報要素
の有無を判定し(I5)、有りの場合はユーザ・ユーザ
情報要素内プロトコル識別子がIA.5か否かを判定す
る(I6)。
【0132】ユーザ・ユーザ情報要素無しの場合及びプ
ロトコル識別子がIA.5でない場合は、通常の音声呼
処理へ分岐する。又プロトコル識別子がIA.5の場合
は、ユーザ・ユーザ情報要素中のパスワード長,パスワ
ード値,SPID長,SPID値をメモリへ退避し(I
7)、応答メッセージCONNを送出し(I8)、接続
要求(I9)となる。
【0133】又初期化要求の場合、他に呼は存在するか
否かを判定し(I11)、無ければ、起動中のフィーチ
ャーの有無を判定し(I12)、無しの場合は、ダミー
呼番号dCRとサービス・プロファイル識別子SPID
とを含む付加情報メッセージINFOを送出する(I1
4)。又他の呼が存在する場合、又は起動中のフィーチ
ャーが存在する場合は、呼及びフィーチャーが無くなる
まで待ち合わせる(I13)。
【0134】又ダミー呼番号dCRとエンドポイント識
別子EIDとを含む付加情報メッセージINFOを受信
した場合は、受信したエンドポイント識別子EIDを格
納領域へ退避し(I16)、要求SPIDと新SPID
とが同一か否かを判定し(I17)、同一の場合は、正
常終了とし、SPID登録処理結果フラグを設定する
(I18)。又同一でない場合は、旧SPID復旧完了
とし、SPID登録処理結果フラグを設定する(I1
9)。そして、接続要求(CONN.REQ.)を行う
(I20)。
【0135】又解放完了メッセージREL COMを受
信した場合、要求SPIDと新SPIDとが同一か否か
を判定し(I22)、同一の場合は、旧SPID格納領
域よりSPIDを取り出して、新SPID格納領域へ退
避し(I23)、旧SPIDにより付加情報メッセージ
INFOを編集し(I24)、その付加情報メッセージ
INFOを送出する。又要求SPIDと新SPIDとが
同一でない場合、旧SPID復旧不可として、SPID
登録処理結果フラグを設定し(I26)、接続要求(C
ONN.REQ.)を行う(I27)。
【0136】又接続要求(CONN.REQ.)の場合
(図36参照)、SPID登録完了通知呼設定要求か否
かを判定し(I29)、そうでない場合(N)は通常の
呼処理へ分岐し、SPID登録完了通知呼設定要求の場
合(Y)は、SPID登録完了通知要か否かを判定し
(I30)、通知要の場合(Y)、CR値を割り付け
(I31)、呼設定メッセージSETUPを送出する
(I32)。
【0137】又呼設定受付メッセージCALL PRO
Cを受信すると(図36参照)(I33)、Bチャネル
の接続を行う(I34)。又この状態で、呼出メッセー
ジALERTを受信すると(I35)、応答待ちタイマ
ーを設定する(I36)。
【0138】この応答待ちタイマーを設定した状態で、
応答メッセージCONNを受信すると(図37参照)
(I37)、応答待ちタイマーを解除し(I38)、S
PID正常終了か否か判定し(I39)、正常終了の場
合は、Bチャネルへ、「サービス・プロファイル識別子
xx..xxによる初期設定処理は正常に完了しまし
た」のアナウンスメントを送出する(I40)。そし
て、切断メッセージDISCを送出する(I41)。
【0139】又SPID正常終了でない場合は、旧SP
ID復旧完了か否かを判定し(I42)、復旧完了の場
合は、Bチャネルへ、「サービス・プロファイル識別子
xx..xxによる初期設定処理に失敗しました。旧サ
ービス・プロファイル識別子xx..xxにて復旧しま
した」のアナウンスメントを送出し(I43)、ステッ
プ(I41)へ移行する。又 復旧完了でない場合は、
Bチャネルへ、「サービス・プロファイル識別子x
x..xxによる初期設定処理及び旧サービス・プロフ
ァイル識別子xx..xxによる復旧処理に失敗しまし
た」のアナウンスメントを送出し(I44)、ステップ
(I41)へ移行する。又ステップ(I36)に於いて
設定した応答待ちタイマーのタイムアウトの場合(I4
5)、切断メッセージDISCを送出する(I46)。
【0140】又ステップ(I9)に相当する状態のステ
ップ(I47)に於いて(図38参照)、応答確認メッ
セージCONN ACKを受信すると(I48)、Bチ
ャネルを接続し(I49)、パスワード長が一致するか
否かを判定し(I50)、一致する場合は、パスワード
長が零か否かを判定し(I51)、零でなければ、パス
ワードが一致するか否かを判定し(I52)、一致した
場合は、ユーザ・ユーザ情報要素内のSPID長が20
(SPIDの桁数を最大20桁に設定した場合)以下か
否かを判定し(I53)、20以下の場合は、SPID
値が数値か否かを判定し(I54)、数値の場合は、受
信SPID値と端末内SPID値とが相違するか否かを
判定し(I55)、相違する場合は、現SPIDを旧S
PID格納領域へ退避し(I56)、新SPIDを新S
PID格納領域へ退避し(I57)、Bチャネルへ、
「サービス・プロファイル識別子xx..xxを正常受
信しました」のアナウンスメントを送出する(I5
8)。
【0141】又切断メッセージDISCを受信した場合
(I59)、切断表示を行い、又パスワードが不一致の
場合は、Bチャネルへ、「パスワードが不正です」のア
ナウンスメントを送出し(I60)、切断メッセージD
ISCを送出する(I63)。又ユーザ・ユーザ情報要
素内SPID長が20を超えた場合、及び受信SPID
値が数値でない場合は、Bチャネルへ、「サービス・プ
ロファイル識別子が不正です」のアナウンスメントを送
出し(I61)、切断メッセージDISCを送出する
(I63)。又受信SPID値と端末内SPID値とが
同一の場合は、Bチャネルへ、「このサービス・プロフ
ァイルは既に登録済みです」のアナウンスメントを送出
し(I62)、切断メッセージDISCを送出する(I
63)。
【0142】又ステップ(I41)後の状態に於いて、
解放完了表示(REL.IND.)(図39参照)(I
64)により、Bチャネルを解放し(I65)、解放メ
ッセージRELを送出する(I66)。この状態に於い
て、解放完了メッセージREL COMを受信すると
(I67)、CRV解放とし(I68)、SPID遠隔
登録処理中か否かを判定し(I69)、登録処理中の場
合は初期化要求(INIT.REQ.)とする(I7
0)。登録処理中でなければ、終了とする又ステップ
(I63)後の状態と同様な状態に於いて、解放メッセ
ージRELを受信すると(I71)、解放完了メッセー
ジREL COMを送出する(I72)。そして、Bチ
ャネルを解放し(I73)、CRV解放とする(I7
4)。
【0143】図40及び図41はユーザ・ユーザ情報要
素のチェック処理のフローチャートであり、ユーザ・ユ
ーザ情報要素内プロトコル識別子を読出し(J1)、プ
ロトコル識別子がIA.5であるか否かを判定し(J
2)、IA.5の場合は、応答メッセージ送出によりB
チャネルを接続する(J3)。
【0144】そして、端末内のメモリに格納されたパス
ワード長を読出し(J4)、又ユーザ・ユーザ情報要素
内パスワード長を読出し(J5)、パスワード長が一致
するか否かを判定し(J6)、一致する場合は、パスワ
ード長が0でないか否かを判定し(J7)、0でない場
合は、ユーザ・ユーザ情報要素内パスワード値を読出し
(J8)、端末内のメモリに格納されたパスワード値を
読出し(J9)、パスワードが一致するか否かを判定し
(J10)、一致する場合は、ユーザ・ユーザ情報要素
よりSPID長を読出し(J11)、SPID長が20
以下か否かを判定する(J12)。即ち、SPID長を
最大20桁とした場合を示す。
【0145】SPID長が20以下の場合は、ユーザ・
ユーザ情報要素よりSPID値を読出し(J13)、S
PID値が数値か否か判定し(J14)、数値の場合
は、端末内のメモリからSPID値を読出し(J1
5)、ユーザ・ユーザ情報要素内のSPID値とメモリ
から読出したSPID値とが異なるか否かを判定し(J
16)、異なる場合は、エンドポイント初期化処理へ分
岐する。
【0146】又ステップ(J6),(J10)に於い
て、パスワード長が不一致又はパスワードが不一致の場
合、Bチャネルへ、「パスワードが不正です」のアナウ
ンスメントを送出し(J17)、切断メッセージDIS
Cを送出して接続中の呼を切断する(J18)。又ステ
ップ(J12)に於いてSPID長が20を超えた場
合、又はステップ(J14)に於いてSPID値が数値
でない場合、Bチャネルへ「サービス・プロファイル識
別子が不正です」のアナウンスメントを送出し(J1
9)、呼を切断する(J18)。又ステップ(J16)
に於いてSPID値が同一の場合、Bチャネルへ「この
サービス・プロファイル識別子は既に登録済みです」の
アナウンスメントを送出し(J20)、呼を切断する
(J18)。
【0147】図42,図43は本発明の実施例のDTM
F信号を用いた遠隔正常登録シーケンス図であり、PS
TN網に収容されたアナログ電話機による発側ユーザの
動作と、ISDN交換機に収容されたISDN端末の着
側動作とを示し、発側ユーザがハンドセットをオフフッ
クし、PSTN網からのダイヤルトーン(DialTo
ne)を聴取して、着番号を投入すると、DTMF信号
によるダイヤル番号が送出される。
【0148】ISDN交換機は、着番号に対応してエン
ドポイント識別番号EIDを含む呼設定メッセージSE
TUPを送出し、これに対してISDN端末は呼出中メ
ッセージALERTを送出し、自動応答監視タイマーを
設定する。タイムアウトにより自動応答し、応答メッセ
ージCONNを送出する。発側へは、呼出中メッセージ
ALERTに対応して呼出音が鳴動し、応答メッセージ
CONNに対応して呼出音が停止する。
【0149】又着側では、Bチャネルへ、「パスワード
桁数を投入してください」のアナウンスメントを送出
し、発側はこのアナウンスメントの聴取によりパスワー
ドの桁数を投入し、着側はDTMF信号によるパスワー
ドの桁数を受信し、Bチャネルへ「パスワードを投入し
てください」のアナウンスメントを送出する。発側は、
このアナウンスメントの聴取によりパスワード値を投入
し、着側はDTMF信号によるパスワードを受信してチ
ェックし、チェックOKの場合は、Bチャネルへ「サー
ビス・プロファイル識別子を投入してください」のアナ
ウンスメントを送出する。
【0150】発側は、このアナウンスメントの聴取によ
り新SPID値を投入する。着側はDTMF信号により
この新SPIDを受信してメモリへ退避し、Bチャネル
へ、「サービス・プロファイル識別子xx..xxを正
常受信しました」のアナウンスメントを送出する。発側
はこのアナウンスメントの聴取により、アナログ電話機
から投入したサービス・プロファイル識別子がISDN
端末により受信受付けられたことを認識できるから、ハ
ンドセットをオンフックし、呼を解放する。又ISDN
交換機と着側との間では、呼解放手順に従ったメッセー
ジの交換が行われる。
【0151】着側は、呼解放の後、図24に示す場合と
同様に、新SPIDにより端末初期設定手順を起動し、
新SPIDに対応したサービス・プロファイルの割り付
けにより、予め設定されていたアドレス或いはSPID
遠隔登録依頼元アドレス(発側)へ自動発呼し、「サー
ビス・プロファイル識別子xx..xxによる初期設定
処理は正常に終了しました」のアナウンスメントをBチ
ャネルに送出し、呼解放手順を行う。又発側は、呼出し
に応答してハンドセットをオフフックすると、前述のア
ナウンスメントを聴取できるから、遠隔正常登録が完了
したことを確認できる。従って、遠隔地のアナログ電話
機から端末装置のサービス・プロファイルを切り換える
ことができる。
【0152】図44,図45は本発明の実施例のパスワ
ード不正時のシーケンス図であり、発側からISDN端
末へ発呼し、パスワードを投入し、着側がこのパスワー
ドを受信するまでのシーケンスは、図42に示す場合と
同様である。そして、着側に於ける受信パスワードのチ
ェック結果、不正(NG)の場合、Bチャネルへ「パス
ワードが不正です。パスワード桁数を投入してくださ
い」のアナウンスメントを送出する。
【0153】発側は、このアナウンスメントを聴取し、
再度、パスワードの桁数を投入すると、着側は、Bチャ
ネルへ「パスワードを投入してください」のアナウンス
メントを送出する。発側は、このアナウンスメントを聴
取し、再度、パスワード値を投入する。着側は、再度の
パスワードについてもチェックした結果、不正(NG)
であると、前述のパスワードの桁数の投入、パスワード
値の投入を指示するアナウンスメントを送出し、所定回
数の繰り返しによってもパスワードの照合一致とならな
い場合は、Bチャネルへ「パスワードが不正です」のア
ナウンスメントを送出し、図25に示す場合と同様に強
制切断の手順を実行する。
【0154】図46,図47,図48は本発明の実施例
の旧SPIDによる復旧シーケンス図であり、図46に
於ける発側ユーザの動作及び着側動作は、図42に示す
場合と同様であり、重複した説明を省略する。
【0155】図47に於いては、発側へ「サービス・プ
ロファイル識別子xx..xxを正常に受信しました」
のアナウンスメントを送出し、呼解放手順を行った後、
新SPIDを用いて端末初期設定手順を起動し、付加情
報メッセージINFO(dCR,SPID)を送出し、
ISDN交換機側で、この新SPIDによるサービス・
プロファイルの割り付けを拒否されて、解放完了メッセ
ージREL COM(dCR,CSE=100)により
通知されると、着側は、旧SPIDを用いて端末初期設
定手順を起動し、付加情報メッセージINFO(dC
R,SPID)を送出する。
【0156】ISDN交換機に於いて、この旧SPID
に対応するサービス・プロファイルが割り付けらること
ができると、ダミー呼番号dCRと、エンドポイント識
別子EIDとを含む付加情報メッセージINFO(dC
R,EID)を送出する。これによって初期設定手順が
完了するから、予め設定されていたアドレス或いはSP
ID遠隔登録依頼元アドレス(発側)へ自動発呼し、B
チャネルへ「サービス・プロファイル識別子xx..x
xによる初期設定処理は失敗しました。旧サービス・プ
ロファイル識別子xx..xxにて復旧しました」のア
ナウンスメントを送出し(図48参照)、呼解放手順を
実行する。発側は、このアナウンスメントによって、新
たなSPIDを遠隔登録できなかったことを認識できる
ことになる。
【0157】図49,図50,図51は本発明の実施例
の旧SPIDによる復旧失敗時のシーケンス図であり、
PSTN網に収容されたアナログ電話機による発側ユー
ザの動作と、ISDN交換機に収容されたISDN端末
の着側の動作とに於いて、図49の発側から新SPID
を投入し、着側はDTMF信号により新SPIDを受信
してメモリへ退避する手順は、図46に示す場合と同様
である。又図50に於いて、新SPIDによるサービス
・プロファイルの割り付けを拒否され、旧SPIDによ
る端末初期設定手順起動までは、図47に示す場合と同
様である。これらの重複した説明は省略する。
【0158】旧SPIDによる端末初期設定手順を起動
した場合に、ISDN交換機が旧SPIDによるサービ
ス・プロファイルの割り付けを拒否し、解放完了メッセ
ージREL COM(dCR,CSE=100)を送出
し、これを受信することにより、旧SPIDによる端末
初期設定手順が失敗したことを認識すると、予め設定さ
れていたアドレス或いはSPID遠隔登録依頼元アドレ
ス(発側)へ自動発呼し、呼設定メッセージSETUP
(CPN)を送出する。これにより、発側がハンドセッ
トをオフフックすると、図51に示すように、「サービ
ス・プロファイル識別子xx..xxによる初期設定処
理及び旧サービス・プロファイル識別子xx..xxに
よる復旧処理は失敗しました」のアナウンスメントをB
チャネルへ送出し、発側はこのアナウンスメントを聴取
して、ハンドセットをオンフックする。それによって、
ISDN交換機とISDN端末との間の呼解放手順が実
行される。
【0159】図52,図53は本発明の実施例のSPI
D遠隔読出しのシーケンス図であり、図52に於いて、
発側から着側へ発呼し、着側からの「パスワード桁数を
投入してください」のアナウンスメントに従ってパスワ
ード桁数を投入し、又「パスワードを投入してくださ
い」のアナウンスメントに従ってパスワード値を投入
し、「サービス・プロファイル識別子を投入してくださ
い」のアナウスンメントを発側が聴取するまでは、前述
の図42,図46,図49に示す場合と同様の動作とな
る。
【0160】発側は、このアナウンスメントを聴取し
て、SPID読出制御文字“#”を投入する。着側は、
DTMF信号が“#”であることにより、SPID読出
要求であることを認識し、Bチャネルへ「現在、サービ
ス・プロファイル識別子には、xx..xxが登録され
ています」のアナウンスメントを送出する。それによっ
て、発側は、ISDN端末に現在登録されているサービ
ス・プロファイル識別子を認識することができ、ハンド
セットをオンフックすることにより、呼が解放され、又
ISDN交換機とISDN端末との間も、呼解放の手順
が実行される。
【0161】図54,図55,図56は本発明の実施例
のSPID遠隔登録処理のフローチャートであり、前述
のPSTN網に収容されたアナログ電話機からDTMF
信号を用いて遠隔登録を行う場合を示す。呼設定メッセ
ージSETUPを受信すると(K1)、この呼設定メッ
セージSETUP内のエンドポイント識別子が端末内エ
ンドポイント識別子と一致するか否かを判定し(K
2)、一致すると、CR値退避(K3)都市、伝達能力
情報要素が音声又は3.1kHzオーディオか否かを判
定し(K4)、次にユーザ・ユーザ情報要素の有無を判
定し(K5)、何れも条件を満足する時は、呼出中メッ
セージALERTを送出する(K6)。
【0162】そして、DTMF投入方式自動応答タイマ
ーを設定する(K7)。このタイマーのタイムアウトに
より、内部イベントとして応答要求(CONN.RE
Q.)発生となる。そして、受信状態(K8)となり、
応答要求発生時(K9)は、応答メッセージCONNを
送出する。又切断メッセージDISCを受信した場合
(K11)、呼切断処理へ分岐し、解放メッセージRE
Lを受信した場合(K12)、呼解放処理へ分岐し、解
放完了メッセージREL COMを受信した場合(K1
3)は呼解放処理へ分岐する。
【0163】応答メッセージCONNを送出する(K1
0)して、接続要求状態となり(K14)(図55参
照)、応答確認メッセージCONN ACKを受信する
と(K15)、Bチャネル接続とし(K16)、通話状
態となる(K17)。又切断メッセージDISCを受信
すると(K21)、呼切断処理へ分岐し、解放メッセー
ジRELを受信すると(K22)、呼解放処理へ分岐
し、解放完了メッセージREL COMを受信すると
(K23)、呼解放処理へ分岐する。
【0164】又通話状態に於いて、インバンドトーンを
受信し(K18)、パスワード又はSPIDの受信照合
処理を行い(K19)、引き続き通話状態となる(K2
0)。又切断メッセージDISCを受信すると(K2
4)、パスワード又はSPIDのチェックOKか否かを
判定し(K25)、OKでない場合は、Bチャネルへパ
スワード又はSPIDが不正であることを通知するアナ
ウンスメントを送出する(K26)。そして、切断メッ
セージDISCを送出し(K27)、切断要求状態とな
る(K28)。そして、解放メッセージRELを受信す
ると(K29)、解放完了メッセージREL COMを
送出し(K30)、Bチャネルを解放し(K31)、C
RV解放とする(K32)。
【0165】又パスワード又はSPIDのチェックがO
Kの場合、Bチャネルを解放し(K33)(図56参
照)、解放メッセージRELを送出して(K34)、解
放要求状態とする(K35)。そして、解放完了メッセ
ージREL COMを受信すると(K36)、CRV解
放とし(K37)、無処理状態となる(K38)。そし
て、他に呼が存在するか否かを判定し(K39)、又起
動中のフィーチャーの有無を判定し(K40)、他に呼
が存在し、又は起動中のフィーチャーが存在する場合
は、その呼又はフィーチャーが終了するまで待ち合わせ
る(K45)。
【0166】又他に呼が存在しない状態で且つ起動中の
フィーチャーがない場合、或いは呼又はフィーチャーが
終了すると、ダミー呼番号dCRと新SPIDとを含む
付加情報メッセージINFO(dCR,SPID)を送
出し(K41)、無処理状態となる(K42)。そし
て、ダミー呼番号dCRとエンドポイント識別子EID
とを含む付加情報メッセージINFO(dCR,EI
D)を受信すると(K43)、受信したエンドポイント
識別子EIDをメモリに退避し(K44)、SPID遠
隔登録が完了し、SPID登録完了通知処理へ分岐す
る。
【0167】又解放完了メッセージREL COMを受
信すると(K46)、旧SPID格納領域よりSPID
を取り出し、新SPID格納領域へ退避し(K47)、
ダミー呼番号dCRとそのSPIDとを含む付加情報メ
ッセージINFO(dCR,SPID)を送出し(K4
8)、無処理状態となる(K49)。そして、ダミー呼
番号dCRとエンドポイント識別子EIDとを含む付加
情報メッセージINFO(dCR,EID)を受信する
と(K50)、受信したエンドポイント識別子EIDを
格納領域へ退避し、SPID復旧完了として、その完了
通知処理へ分岐する。又解放完了メッセージREL C
OMを受信すると(K52)、無処理状態となる。
【0168】前述のように、遠隔地のISDN電話機又
はアナログ電話機から、ISDN電話機等のISDN端
末装置に対してサービス・プロファイル識別子SPID
を登録し、そのサービス・プロファイル識別子に対応す
るサービス・プロファイルに切り換えることができる。
従って、ユーザは勤務個所の端末装置のサービス・プロ
ファイル識別子を移動先から切り換えて、その移動先の
端末装置に自己のサービス・プロファイル識別子を登録
し、勤務個所の端末装置と同様な電話番号や機能を与え
ることができる。
【0169】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、設定し
た切り換え条件に従って、設定したサービス・プロファ
イルに切り換えるもので、設定時刻,設定曜日,設定未
使用時間,設定使用頻度等に従って自動的にサービス・
プロファイルを切り換えることができる利点があり、又
遠隔地からのサービス・プロファイルの切り換えも可能
となり、使用形態の多様化を図ることができる利点があ
る。
【0170】又サービス・プロファイルの切り換えに於
けるリトライ条件や、切り換えが不可能の場合の復旧処
理条件等を設定しておくことにより、何らかの原因でサ
ービス・プロファイルの切り換えの要求が拒否された場
合の対応を自動的に実行することができる。又サービス
・プロファイルの切り換えに従ったダウンローディング
を、以前に既に実行している場合には、それを省略する
ことにより、回線の占有時間を短縮することが可能とな
り、新たなサービス・プロファイルによる通信を直ちに
開始することができる利点がある。
【0171】又ダウンローディング情報による物理的キ
ーの機能の割り付けに於いて、ユーザの利用頻度が大き
いキーについては、固定キーとして設定することができ
る。それによって、ダウンローディング毎に、物理的キ
ーの機能割り付けが変更されることがなく、端末装置の
使用が容易となる利点がある。又前回のサービス・プロ
ファイルで起動されていたフィーチャーを、新サービス
・プロファイルに切り換えた場合も自動的に起動するこ
とができる。又サービス・プロファイル識別子対応に起
動されたフィーチャーを記憶しておくことにより、サー
ビス・プロファイルを切り換えた時に、切り換え後のサ
ービス・プロファイル対応のフィーチャーを自動的に起
動することができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】サービス・プロファイル切り換え処理フローチ
ャートである。
【図3】設定時間によるサービス・プロファイル切り換
えシーケンス図である。
【図4】エンドポイント初期化,リトライ及び固定キー
割り付け説明図である。
【図5】SPID再登録時ダウンローディング未実施の
手順フローチャートである。
【図6】ダウンローディング情報登録部の説明図であ
る。
【図7】未使用時間によるサービス・プロファイルの切
り換えシーケンス図である。
【図8】使用頻度によるサービス・プロファイルの切り
換え処理フローチャートである。
【図9】サービス・プロファイル一時使用終了によるデ
フォルト・サービス・プロファイル復旧シーケンス図で
ある。
【図10】サービス・プロファイル切り換え後のフィー
チャー自動起動シーケンス図である。
【図11】自動フィーチャー起動処理フローチャートで
ある。
【図12】フィーチャー情報登録部の説明図である。
【図13】サービス・プロファイル識別子(SPID)
切り換え不良時のリトライ処理フローチャートである。
【図14】サービス・プロファイル識別子(SPID)
切り換え不良時のリトライ処理フローチャートである。
【図15】加入者情報ダウンロード時の特定キーの固定
割り付け処理フローチャートである。
【図16】カードリーダーを利用してのサービス・プロ
ファイル切り換え処理フローチャートである。
【図17】本発明の実施例の遠隔制御のシステム説明図
である。
【図18】本発明の実施例の遠隔操作の説明図である。
【図19】本発明の実施例のSPID遠隔登録ネットワ
ークの説明図である。
【図20】メモリ部の要部説明図である。
【図21】SPID遠隔登録用ISDN電話機の概要説
明図である。
【図22】SPID遠隔登録用ISDN公衆電話機の概
要説明図である。
【図23】本発明の実施例のSPID遠隔正常登録シー
ケンス図である。
【図24】本発明の実施例のSPID遠隔正常登録シー
ケンス図である。
【図25】本発明の実施例のパスワード不正時のシーケ
ンス図である。
【図26】本発明の実施例の旧SPIDによる復旧シー
ケンス図である。
【図27】本発明の実施例の旧SPIDによる復旧シー
ケンス図である。
【図28】本発明の実施例の旧SPIDによる復旧失敗
時のシーケンス図である。
【図29】本発明の実施例の旧SPIDによる復旧失敗
時のシーケンス図である。
【図30】ユーザ・ユーザ情報要素内フォーマット説明
図である。
【図31】本発明の実施例のSPID設定処理フローチ
ャートである。
【図32】本発明の実施例のSPID設定処理フローチ
ャートである。
【図33】本発明の実施例のSPID設定処理フローチ
ャートである。
【図34】本発明の実施例のSPID遠隔登録処理のフ
ローチャートである。
【図35】本発明の実施例のSPID遠隔登録処理のフ
ローチャートである。
【図36】本発明の実施例のSPID遠隔登録処理のフ
ローチャートである。
【図37】本発明の実施例のSPID遠隔登録処理のフ
ローチャートである。
【図38】本発明の実施例のSPID遠隔登録処理のフ
ローチャートである。
【図39】本発明の実施例のSPID遠隔登録処理のフ
ローチャートである。
【図40】ユーザ・ユーザ情報要素のチェック処理のフ
ローチャートである。
【図41】ユーザ・ユーザ情報要素のチェック処理のフ
ローチャートである。
【図42】本発明の実施例のDTMF信号を用いた遠隔
正常登録シーケンス図である。
【図43】本発明の実施例のDTMF信号を用いた遠隔
正常登録シーケンス図である。
【図44】本発明の実施例のパスワード不正時のシーケ
ンス図である。
【図45】本発明の実施例のパスワード不正時のシーケ
ンス図である。
【図46】本発明の実施例の旧SPIDによる復旧シー
ケンス図である。
【図47】本発明の実施例の旧SPIDによる復旧シー
ケンス図である。
【図48】本発明の実施例の旧SPIDによる復旧シー
ケンス図である。
【図49】本発明の実施例の旧SPIDによる復旧失敗
時のシーケンス図である。
【図50】本発明の実施例の旧SPIDによる復旧失敗
時のシーケンス図である。
【図51】本発明の実施例の旧SPIDによる復旧失敗
時のシーケンス図である。
【図52】本発明の実施例のSPID遠隔読出しのシー
ケンス図である。
【図53】本発明の実施例のSPID遠隔読出しのシー
ケンス図である。
【図54】本発明の実施例のSPID遠隔登録処理のフ
ローチャートである。
【図55】本発明の実施例のSPID遠隔登録処理のフ
ローチャートである。
【図56】本発明の実施例のSPID遠隔登録処理のフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1 使用状況検出処理部 2 呼制御処理部 3 初期化処理部 4 メモリ部 5 時計部 6 データ登録処理部 7 カードリーダー 8 網 9 入出力操作部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 島田 真幸 愛知県名古屋市東区東桜一丁目13番3号 富士通名古屋通信システム株式会社内 (72)発明者 後藤 茂樹 愛知県名古屋市東区東桜一丁目13番3号 富士通名古屋通信システム株式会社内

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 網が管理しているサービス・プロファイ
    ルを切り換えるサービス・プロファイル切換方法に於い
    て、 端末装置のメモリ部に登録されたサービス・プロファイ
    ル識別子を、設定された切り換え条件に従って選択指定
    し、該選択指定されたサービス・プロファイル識別子に
    対応するサービス・プロファイルに切り換える処理を行
    うことを特徴とするサービス・プロファイル切換方法。
  2. 【請求項2】 前記端末装置は、メモリ部と時計部とを
    有し、前記メモリ部に、複数のサービス・プロファイル
    識別子と、サービス・プロファイルの切り換えの条件と
    しての時間情報とを登録し、前記時計部により時間監視
    を行い、前記登録された時間情報に従って前記サービス
    ・プロファイル識別子に対応するサービス・プロファイ
    ルに切り換える処理を行うことを特徴とする請求項1記
    載のサービス・プロファイル切換方法。
  3. 【請求項3】 前記複数のサービス・プロファイル識別
    子と、前記サービス・プロファイルの切り換えの条件
    と、該切り換えの条件対応にリトライ回数を含むリトラ
    イ条件とを、前記端末装置のメモリ部に登録し、前記切
    り換えの条件に従って前記複数のサービス・プロファイ
    ル識別子を選択指定し、該選択指定されたサービス・プ
    ロファイル識別子に対応するサービス・プロファイルに
    切り換える処理を行い、該処理が完了されない時に、前
    記リトライ条件に従ったリトライ動作を行うことを特徴
    とする請求項1記載のサービス・プロファイル切換方
    法。
  4. 【請求項4】 前記複数のサービス・プロファイル識別
    子と、所定の時間とを、前記端末装置のメモリ部に登録
    し、切り換えたサービス・プロファイルについての未使
    用時間が前記所定の時間を超えた時に、該サービス・プ
    ロファイルを開放する処理を行うことを特徴とする請求
    項1記載のサービス・プロファイル切換方法。
  5. 【請求項5】 前記複数のサービス・プロファイル識別
    子と、使用頻度とを、前記端末装置のメモリ部に登録
    し、切り換えたサービス・プロファイルについての使用
    頻度が、前記登録された使用頻度を下回った時に、該サ
    ービス・プロファイルを開放する処理を行うことを特徴
    とする請求項1記載のサービス・プロファイル切換方
    法。
  6. 【請求項6】 前記端末装置は、前記サービス・プロフ
    ァイル識別子対応のダウンローディング情報を保持する
    メモリ部を有し、前記サービス・プロファイルの切り換
    えの処理により、前記サービス・プロファイル識別子対
    応のダウンローディング情報が前記メモリ部に保持され
    ているか否かを検索し、保持されていない時のみダウン
    ローディングを行うことを特徴とする請求項1乃至5の
    何れか1項記載のサービス・プロファイル切換方法。
  7. 【請求項7】 前記網から前記端末装置への前記ダウン
    ローディング情報による前記端末装置の物理的キーに対
    する機能割り付けを、所定の物理的キーに対しては予め
    特定の機能を割り付けておくことを特徴とする請求項6
    記載のサービス・プロファイル切換方法。
  8. 【請求項8】 前記サービス・プロファイル識別子対応
    又は共通に起動したフィーチャーを前記端末装置のメモ
    リ部に記憶しておき、切り換えたサービス・プロファイ
    ルが以前実行していた時に起動したフィーチャーについ
    て、前記メモリ部を参照して該フィーチャーを再起動す
    ることを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項記載の
    サービス・プロファイル切換方法。
  9. 【請求項9】 前記端末装置に設定するサービス・プロ
    ファイル識別子を、遠隔地から回線を介して投入、又は
    登録された複数のサービス・プロファイル識別子を選択
    指定し、該端末装置に対するサービス・プロファイルの
    切り換えを行わせることを特徴とする請求項1乃至8の
    何れか1項記載のサービス・プロファイル切換方法。
  10. 【請求項10】 前記遠隔地から前記端末装置に設定す
    る前記サービス・プロファイル識別子を、呼設定メッセ
    ージ内のユーザ・ユーザ情報により転送することを特徴
    とする請求項9記載のサービス・プロファイル切換方
    法。
  11. 【請求項11】 前記遠隔地から前記端末装置に設定す
    る前記サービス・プロファイル識別子を、パス確立後の
    インバンドの多周波信号により転送することを特徴とす
    る請求項9記載のサービス・プロファイル切換方法。
  12. 【請求項12】 前記遠隔地から前記端末装置に前記サ
    ービス・プロファイル識別子の設定又は選択指定を行う
    時に、セキュリティの程度に対応して予め設定された桁
    数のパスワードを用い、該パスワードの照合一致の場合
    にのみ、前記端末装置に於ける前記遠隔地からの前記サ
    ービス・プロファイル識別子の設定又は選択指定を実行
    することを特徴とする請求項9乃至11の何れか1項記
    載のサービス・プロファイル切換方法。
  13. 【請求項13】 前記パスワードの照合不一致が所定回
    数連続して発生した時に、サービス・プロファイルの不
    正切り換えの要求と判定して、呼設定メッセージに含ま
    れる発番号情報を抽出して記録することを特徴とする請
    求項12記載のサービス・プロファイル切換方法。
  14. 【請求項14】 前記遠隔地からの前記端末装置に前記
    サービス・プロファイル識別子の設定又は選択指定を行
    った時に、該サービス・プロファイル識別子の設定又は
    選択の結果、及び新たに設定された又は新たに選択され
    たサービス・プロファイル識別子によるエンドポイント
    初期化処理の結果を、該サービス・プロファイル識別子
    の設定又は選択指定の入力者に通知することを特徴とす
    る請求項9乃至13の何れか1項記載のサービス・プロ
    ファイル切換方法。
  15. 【請求項15】 新たなサービス・プロファイル識別子
    によるエンドポイント初期化処理が失敗した時に、該サ
    ービス・プロファイル識別子の前のサービス・プロファ
    イル識別子を用いてエンドポイント初期化を行うことを
    特徴とする請求項1乃至14の何れか1項記載のサービ
    ス・プロファイル切換方法。
  16. 【請求項16】 網が管理しているサービス・プロファ
    イルを切り換えるサービス・プロファイル切換方法に於
    いて使用する端末装置であって、 前記網と接続される呼制御処理部と、 複数のサービス・プロファイル識別子と切り換えの条件
    とを対応して登録するメモリ部と、 該メモリ部へ前記サービス・プロファイル識別子を含む
    他のデータを登録する制御を行うデータ登録処理部と、 前記メモリ部に登録されたサービス・プロファイル識別
    子、又は複数の登録サービス・プロファイル識別子の前
    記切り換えの条件に従って選択指定されたサービス・プ
    ロファイル識別子によるエンドポイント初期化処理を行
    う初期化処理部とを備えたことを特徴とする端末装置。
  17. 【請求項17】 前記メモリ部は、複数のサービス・プ
    ロファイル識別子対応に、切り換えの条件と、ダウンロ
    ーディング情報とを格納する領域を有することを特徴と
    する請求項16記載の端末装置。
  18. 【請求項18】 前記メモリ部は、複数のサービス・プ
    ロファイル識別子対応に、無使用状態の継続を許容する
    所定の時間又は使用頻度による切り換えの条件と、ダウ
    ンローディング情報とを格納する領域を有し、且つ前記
    所定の時間を監視する時計部又は前記使用頻度を監視す
    る使用状況監視処理部を設けたことを特徴とする請求項
    16記載の端末装置。
  19. 【請求項19】 前記サービス・プロファイル識別子を
    入力する為のカードリーダーを設けたことを特徴とする
    請求項16記載の端末装置。
  20. 【請求項20】 前記網を介した前記サービス・プロフ
    ァイル識別子の登録要求又は選択要求を受付けて前記メ
    モリ部を制御する受付処理部と、該サービス・プロファ
    イル識別子の登録要求又は選択要求に伴うパスワードを
    照合するパスワード照合部とを設けたことを特徴とする
    請求項16記載の端末装置。
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