JPH084524A - 曲り二重排気装置及びその製造工法 - Google Patents

曲り二重排気装置及びその製造工法

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JPH084524A
JPH084524A JP13763894A JP13763894A JPH084524A JP H084524 A JPH084524 A JP H084524A JP 13763894 A JP13763894 A JP 13763894A JP 13763894 A JP13763894 A JP 13763894A JP H084524 A JPH084524 A JP H084524A
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curved
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Application number
JP13763894A
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English (en)
Inventor
Tanomo Norikawa
頼母 乗川
Tomohisa Inomata
朋久 猪俣
Katsumi Amada
克己 天田
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Marelli Corp
Original Assignee
Calsonic Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、自動車の排気系に装着される曲り
二重排気装置及びその製造工法に関し、曲り内管の一端
と曲り外管の一端の間にスペーサを挟持することによ
り、構造を簡単にするとともに、この構造の組み立てを
可能にすることを目的とする。 【構成】 曲り内管1の一端4に、外方に向けて突出す
る一対の膨出部5,6が軸方向に沿って形成され、前記
スペーサ10はその内周面11が一対の膨出部5,6の
外周面5A,6Aより小径の環状に構成され、前記スペ
ーサ10は曲り内管1の一対の膨出部5,6の間に位置
されるとともに、曲り内管1の外周面4Bと曲り外管3
の内周面12との間に挟持されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の排気系に装着
される曲り二重排気装置及びその製造工法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、排気系における遮熱,遮音対策
として二重排気管が採用されている。かかる二重排気管
は、内管と外管とから構成され、外管は内管の外周に所
定の空間を介して配置され、内管の両端と外管の両端を
溶接で接合した構造を採用すると、排気ガスの熱変化に
より、内管に軸方向の熱膨張力,熱圧縮力が作用し、軸
方向に熱応力が発生するという問題がある。
【0003】排気ガスの熱変化による内管の熱応力を緩
和するため、内管の一端と外管の一端の間にスペーサを
挟ませることにより、内管の一端を自由端とした構造が
考えられるが、スペーサを内管の一端の外周面に固着す
るとともに外管の一端の内周面に対して非固着状態とす
る必要がある。直線の二重排気管では、かかる構造を造
ることが可能になるが、曲り二重排気装置では、製造工
法上から上記の構造を採用することが困難となってい
る。
【0004】そこで、内管の一端を自由端にして、内管
の熱応力を緩和することができる曲り二重排気装置が案
出され、例えば、実開昭61−193278号公報に示
すものが知られている(図19に図示)。
【0005】図において、符号101は曲り内管で、こ
の曲り内管101の外周に所定の空間102を介して曲
り外管103が配置されている。曲り内管101の一端
104は曲り外管103の一端105から突出してい
る。曲り内管の一端104が曲り外管103の一端10
5に滑動部材106からなるスペーサを介して軸方向に
相対移動自在に接合されている。上記の滑動部材106
は、複数のころがり部材106Aからなり、このころが
り部材106Aの位置を規制するガイド孔107Aを設
けたガイドパイプ107が曲り内管101に固定されて
いる。
【0006】また、曲り内管101の他端側108は曲
り外管103の他端側109に固着されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の曲り
二重排気装置にあっては、スペーサとして、複数のころ
がり部材106Aからなる滑動部材106が用いられ、
また、ころがり部材106Aを保持するためのガイド孔
107Aを設けたガイドパイプ107を必要とし、従っ
て、構造が複雑となり、高価になる欠点があった。
【0008】そこで、曲り二重排気装置の曲り内管の一
端,曲り外管の一端をスペーサを介して摺動自在に接合
するための簡単な構造として、例えば、図19に示すも
のが考えられる。図19に示す曲り二重排気装置110
においては、曲り内管111の一端112と曲り外管1
13の一端114との間に、SUSメッシュ材を材料と
した環状のスペーサ115を設け、このスペーサ115
の内周面は曲り内管111の一端112の外周面112
A上に固着されている。ところが、上述の曲り二重排気
装置110の如き構造を造ることはできない。
【0009】以下、図21から図26によりこれを説明
する。図21ないし図23は、従来の直線二重排気管の
製造工法を示し、直線二重排気管においては、図20に
示す構造が以下のように可能になる。
【0010】図21は従来の直線二重排気管の製造工法
の第1工程を示す。第1工程においては、直線内管20
1からなる内管素材と、直線外管202からなる外管素
材を準備し、直線内管201の一端201AにSUSメ
ッシュ材からなる環状のスペーサ203が固着されてい
る。
【0011】そして、直線内管201の他端側201B
から、該直線内管201を直線外管202内に挿入する
と、図22に示すサブアッセンブリ204が形成され
る。サブアッセンブリ204においては、直線内管20
1の一端201Aは直線外管202の一端202Aに対
して自由端になっており、直線内管201の他端側20
1Bは直線外管202の他端側202Bの縮径部に溶接
で固着され、直線内管201の外周を所定の空間205
を介して直線外管202が覆っている。
【0012】続いて、図23に示すように、直線外管2
02の一端202Aを縮径することにより、スペーサ2
03が直線外管202の一端202Aと直線内管201
の一端201Aの間に挟持される。
【0013】このように、直線二重排気管においては、
図20に示す構造が可能になるものの、曲り二重排気装
置では図20に示す構造は成立しないことを以下に説明
する。
【0014】曲り二重排気装置で、図20に示す構造に
するためには、図24に示す第1の方法と図25,図2
6に示す第2の方法が考えられる。図24に示す第1の
方法においては、予め所定の曲げ工法で曲げられた曲り
内管301からなる内管素材と、予め所定の曲げ工法で
曲げられた曲り外管302からなる外管素材を準備し、
曲り内管301の一端301AにSUSメッシュ材から
なる環状のスペーサ303が固着されている。曲り内管
301を、その他端側301Bから曲り外管302内に
挿入しようとしても、挿入することはできず、従って、
かかる製造工法は成立しないことになり、曲り二重排気
装置が不成立となる。
【0015】また、図25,図26に示す第2の方法に
おいては、先ず、図25に示すように、直線内管401
からなる内管素材と、直線外管402からなる外管素材
を準備し、直線内管401の一端401AにSUSメッ
シュ材からなる環状のスペーサ403が固着されてい
る。
【0016】そして、直線内管401は直線外管402
内に挿入され、直線内管401の一端401Aと直線外
管402の一端402Aの間には開口部404が形成さ
れている。直線内管401の他端側401Bは直線外管
402の他端側402Bの縮径部に溶接で固着され、直
線内管401の外周を曲げ空間405を介して直線外管
202が覆っている。
【0017】曲げ空間405に顆粒状素材406が詰め
られており、第1サブアッセンブリ407が形成されて
いる。第1サブアッセンブリ407を曲げた後、直線外
管402の一端402Aを縮径すると、図26に示す第
2サブアッセンブリ408が形成される。しかしなが
ら、開口部404が閉塞されるので、曲げ空間405内
の顆粒状素材406を抜き出すことはできない。従っ
て、かかる製造工法は成立しないことになり、曲り二重
排気装置が不成立となる。
【0018】本発明は、上述の問題点を解決するために
なされたもので、その目的は、曲り内管の一端と曲り外
管の一端の間にスペーサを挟持することにより、構造を
簡単にするとともに、この構造の組み立てを可能にする
曲り二重排気装置及びその製造工法を提供することであ
る。
【0019】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
曲り内管と、曲り内管の外周を所定の空間を介して覆う
曲り外管とを有し、曲り内管の一端が曲り外管の一端に
スペーサを介して軸方向に相対移動自在に接合されると
ともに曲り内管の他端側が曲り外管の他端側に固着され
る曲り二重排気装置において、曲り内管の一端に、外方
に向けて突出する一対の膨出部が軸方向に沿って形成さ
れ、前記スペーサはその内周面が一対の膨出部の外周面
より小径の環状に構成され、前記スペーサは曲り内管の
一対の膨出部の間に位置されるとともに、曲り内管の外
周面と曲り外管の内周面との間に挟持されていることを
特徴とする。
【0020】請求項2記載の発明は、曲り内管ととも
に、曲り内管の外周に所定の空間を介して位置する曲り
外管を成形し、曲り内管の一端を曲り外管の一端にスペ
ーサを介して軸方向に相対移動自在に接合するとともに
曲り内管の他端側を曲り外管の他端側に固着する曲り二
重排気装置の製造工法において、曲り内管の一端に、外
方に向けて突出する第1膨出部を形成し、環状に構成さ
れ内周面が第1膨出部の外周面より小径のスペーサを、
曲り内管の一端の外周面上に外挿し、曲り内管の一端
に、第1膨出部とでスペーサを軸方向で挟持するよう
に、外方に向けて突出するとともに外周面がスペーサの
内周面より大きい第2膨出部を軸方向に沿って形成する
ことを特徴とする。
【0021】請求項3記載の発明は、曲り内管と、曲り
内管の外周を所定の空間を介して覆う曲り外管とを有
し、曲り内管の一端が曲り外管の一端にスペーサを介し
て軸方向に相対移動自在に接合されるとともに曲り内管
の他端側が曲り外管の他端側に固着される曲り二重排気
装置において、曲り外管の一端に、外方に向けて突出す
る膨出部が形成され、前記スペーサはその外周面が曲り
外管の内周面より大径の環状に構成され、前記スペーサ
は曲り内管の外周面と該膨出部の内周面との間に挟持さ
れていることを特徴とする。
【0022】請求項4記載の発明は、曲り内管ととも
に、曲り内管の外周に所定の空間を介して位置する曲り
外管を成形し、曲り内管の一端を曲り外管の一端にスペ
ーサを介して軸方向に相対移動自在に接合するとともに
曲り内管の他端側を曲り外管の他端側に固着する曲り二
重排気装置の製造工法において、曲り外管の一端に拡径
部を形成し、環状に構成されるとともに曲り外管の内周
面より大径のスペーサを前記拡径部内に内挿し、前記拡
径部の前記スペーサとの非接触部分を縮径することによ
り膨出部を形成して該膨出部で前記スペーサを挟持する
ことを特徴とする。
【0023】
【作用】請求項1記載の発明においては、スペーサは曲
り内管の一対の膨出部の間に位置されるとともに、曲り
内管の外周面と曲り外管の内周面との間に挟持されてい
るので、曲り内管の一端が曲り外管の一端にスペーサを
介して軸方向に相対移動自在に接合された状態となって
いる。従って、曲り内管の一端はスペーサ上で自由端と
なっており、排気ガスによって曲り内管の一端がその軸
方向に沿って熱変形することが可能になる。
【0024】そして、曲り内管の一対の膨出部の間にス
ペーサが保持されているので、曲り内管の一端の変位に
対しては、スペーサを曲り内管の一端に固着したのと同
様の機能が生じる。
【0025】請求項2記載の発明においては、スペーサ
の内周面が第2膨出部の外周面より小径になっていて
も、曲り内管の一端における第1膨出部の形成,曲り内
管へのスペーサの外挿,曲り内管の一端における第2膨
出部の形成の順序で、スペーサを第1膨出部,第2膨出
部間に保持する組立作業が行なわれ、曲り内管の一対の
膨出部の間でスペーサが保持される。
【0026】請求項3記載の発明においては、曲り外管
の膨出部に、曲り内管と曲り外管の間に挟持されるよう
にスペーサが配置されているので、曲り内管の一端の変
位に対しては、スペーサの外周面を曲り外管の一端に固
着したのと同様の機能が生じる。従って、曲り内管の一
端はスペーサ上に曲り外管の一端に軸方向に相対移動自
在に接合される。
【0027】請求項4記載の発明においては、膨出部の
外周面がスペーサの内周面より大きくなっていても、曲
り外管の一端における拡径部の形成,曲り内管へのスペ
ーサの外挿,曲り外管の一端における拡径部の一部の縮
径の順序で、スペーサを膨出部に保持する組立作業が行
なわれ、曲り外管の膨出部でスペーサが保持される。
【0028】
【実施例】以下、図面により本発明の実施例について説
明する。図1,図2により請求項1記載の発明に係わる
実施例に係わる曲り二重排気装置を曲り二重排気管を例
に挙げて説明する。
【0029】図において、符号1は曲り内管で、この曲
り内管1の外周に所定の空間2を介して曲り外管3が配
置されている。曲り内管1の一端4には、外方に向けて
突出する第1膨出部5,第2膨出部6が軸方向に沿って
形成されている。
【0030】また、曲り外管3の一端7には、縮径部8
が形成されている。曲り外管3の縮径部8と曲り内管1
の一端4の先部4Aの間には、開口部9が形成されてい
る。スペーサ10は、曲り内管1の第1膨出部5,第2
膨出部6の間に位置し、曲り内管1の一端4の外周面4
Bと曲り外管3の一端7の内周面12との間に挟持され
て配置されている。従って、曲り内管1の一端4と、曲
り外管3の一端7の間に、スペーサ10が挟持された状
態になっている。スペーサ10は、その内周面11が第
1膨出部5の外周面5A,第2膨出部6の外周面6Aよ
り小さい環状に構成され、SUSメッシュ材からなる。
SUSメッシュ材は、例えば、SUS304の線径0.
2mm程度の線材をメリヤス網にして積層したものであ
り、弾性的性質を有し、耐久性に優れている。
【0031】また、曲り内管1の他端側13は曲り外管
3の他端側14の縮径部に固着されている。そして、排
気ガスの熱変化によって曲り内管1の一端4とともにス
ペーサ10が摺動することになり、曲り内管1の一端4
が曲り外管3の一端4にスペーサ10を介して軸方向に
相対移動自在に接合されている。
【0032】従って、曲り内管1の一端4はスペーサ1
0上で自由端となっており、排気ガスによって曲り内管
1の一端4がその軸方向に沿って熱変形することが可能
になり、この場合にも、曲り内管1の一端4はスペーサ
10とともに曲り外管3の一端7の内周面12を摺動す
ることから、摩擦力が少なく、異音の発生の防止が図ら
れている。勿論、曲り内管1の熱応力が低減されてい
る。
【0033】図3ないし図10は請求項2記載の発明に
係わる実施例に係わる曲り二重排気装置の製造工法を示
し、この製造工法により、上記曲り二重排気装置が組み
立てられる。
【0034】図3は曲り二重排気装置の製造工法の第1
工程を示す。第1工程においては、直線内管21からな
る内管素材と、直線外管22からなる外管素材を準備
し、直線内管21を直線外管22内に挿入し、直線内管
21の一端21Aを直線外管22の一端22Aに対して
自由端とするとともに、直線内管21の他端側21Bは
直線外管22の他端側22Bに溶接で固着され、直線内
管21の外周を所定の空間23を介して直線外管22が
覆って、第1サブアッセンブリ24が形成される。
【0035】図4は曲り二重排気装置の製造工法の第2
工程を示す。第2工程においては、直線内管21と直線
外管22の間の空間23に、開口部25から顆粒状素材
26が入れられ、詰め込まれ、第2サブアッセンブリ2
7が形成される。
【0036】図5は曲り二重排気装置の製造工法の第3
工程を示す。第3工程においては、第2工程の第2サブ
アッセンブリ27を所定の曲げ形状に曲げ加工すること
により、曲り内管28(図1の曲り内管1と同じ形状)
と曲り外管29(図1の曲り外管3と同じ形状)の間の
曲げ空間30に顆粒状素材26が詰まった状態の第3サ
ブアッセンブリ31が得られる。
【0037】図6は曲り二重排気装置の製造工法の第4
工程を示す。第4工程においては、第3サブアッセンブ
リ31から曲げ空間30内の顆粒状素材26を抜き出す
ことにより、第4サブアッセンブリ32が得られる。
【0038】図7は曲り二重排気装置の製造工法の第5
工程を示す。第5工程においては、曲り内管28の一端
28Aに、外方に向けて突出する第1膨出部33(図1
の第1膨出部5と同じ形状)がバルジ加工で形成され、
第5サブアッセンブリ34が得られる。
【0039】図8は曲り二重排気装置の製造工法の第6
工程を示す。第6工程においては、スペーサ10が曲り
内管28の一端28Aの外周面上に外挿され、第6サブ
アッセンブリ35が得られる。
【0040】図9は曲り二重排気装置の製造工法の第7
工程を示す。第7工程においては、曲り内管28の一端
28Aに、第1膨出部33とでスペーサ10を挟持する
ように第2膨出部36(図1の第2膨出部6と同じ形
状)を軸方向に沿ってバルジ加工で形成する。第7サブ
アッセンブリ37が得られる。
【0041】図10は曲り二重排気装置の製造工法の第
8工程を示す。第8工程においては、曲り外管29の一
端29Aの先部29Bを縮径することにより、最終サブ
アッセンブリである図1の曲り二重排気装置が形成され
る。
【0042】かかる製造工法によれば、曲り内管1の一
端7における第1膨出部5の形成,曲り内管1へのスペ
ーサ10の外挿,曲り内管1の一端4における第2膨出
部6の形成の順序で、スペーサ10を第1膨出部5,第
2膨出部6間に保持する組立作業が行なわれるので、ス
ペーサ10の内周面11が第2膨出部6の外周面6Aよ
り小径になっていても、曲り内管1の第1膨出部5,第
2膨出部6の間にスペーサ10を保持することができ、
曲り内管1の一端4,曲り外管3の一端7における摺動
部の簡単な構造の組立を可能にできる。
【0043】しかして、曲り内管1の第1膨出部5,第
2膨出部6の間に、曲り内管1と曲り外管3の一端7の
内周面12との間に挟持されるようにスペーサ10が配
置されているので、曲り内管1の一端4が曲り外管3の
一端7にスペーサ10を介して軸方向に相対移動自在に
接合された状態となっている。従って、曲り内管1の一
端4はスペーサ10上で自由端となっており、排気ガス
によって曲り内管1の一端4がその軸方向に沿って熱変
形することが可能になる。
【0044】そして、曲り内管1の第1膨出部5,第2
膨出部6の間でスペーサ10が保持されているので、曲
り内管1の一端4の変位に対しては、スペーサ10の内
周面11を曲り内管1の一端4に固着したのと同様の機
能が生じる。従って、曲り外管3との間でスペーサ10
に摩擦力が作用しても、これを保持する部材が不要とな
る。
【0045】以上の如き構成によれば、曲り内管1の第
1膨出部5,第2膨出部6の間でスペーサ10が保持さ
れているので、曲り内管1の一端4の変位に対しては、
スペーサ10の内周面11を曲り内管1の一端4に固着
したのと同様の機能が生じる。
【0046】従って、曲り内管1の一端4をスペーサ1
0上に曲り外管3の一端7に軸方向に相対移動自在に接
合することができ、曲り内管1の一端4,曲り外管3の
一端7における摺動部の構造を簡単にすることができ、
コストダウンを図ることができる。
【0047】また、曲り内管1の第1膨出部5,第2膨
出部6は外方に向けて突出しているので、曲り内管1を
流れる排気ガスの背圧のアップを防ぐことができる。な
お、本実施例においては、スペーサとして、SUSメッ
シュ材が用いられているが、これに限定されることな
く、例えば、SUSメッシュ材にカーボンを含ませたも
のを使用することもできる。これにより、スペーサの摺
動性を良くすることができる。
【0048】また、本実施例においては、曲り二重排気
装置として、曲り二重排気管を例に挙げて説明したが、
これに限定されることなく、例えば、エキゾーストマニ
ホールドに適用することもできる。
【0049】図11,図12により請求項3記載の発明
の実施例に係わる曲り二重排気装置を曲り二重排気管を
例に挙げて説明する。図において、符号51は曲り内管
で、この曲り内管51の外周に所定の空間52を介して
曲り外管53が配置されている。
【0050】曲り外管53の一端54Aには、外方に向
けて突出する膨出部55が軸方向に沿って形成されてい
る。曲り内管51の膨出部55にスペーサ56が保持さ
れている。即ち、スペーサ56は曲り内管51の一端5
7Aの外周面57Cと膨出部55の内周面55Aとの間
に挟持されて配置されている。スペーサ56は その外
周面56Aが曲り外管53の一端54Aの内周面54C
より大きく、膨出部55の内周面55Aとほぼ同径の環
状に構成され、SUSメッシュ材からなる。SUSメッ
シュ材は、例えば、SUS304の線径0.2mm程度
の線材をメリヤス網にして積層したものであり、弾性的
性質を有し、耐久性に優れている。
【0051】従って、排気ガスの熱変化によって曲り内
管51の一端57Aとともにスペーサ56が摺動するこ
とになり、曲り内管51の一端57Aが曲り外管53の
一端54Aにスペーサ56を介して軸方向に相対移動自
在に接合されている。
【0052】また、曲り内管51の他端側57Bは曲り
外管53の他端側54Bの縮径部に固着されている。従
って、曲り内管51の一端57Aは、曲り外管53に保
持されたスペーサ56上で自由端となっており、排気ガ
スによって曲り内管51の一端57Aがその軸方向に沿
って熱変形することが可能になり、この場合にも、曲り
内管51の一端57Aはスペーサ56に対して摺動する
ことから、摩擦力が少なく、異音の発生の防止が図られ
ている。勿論、曲り内管51の熱応力が低減されてい
る。
【0053】図13ないし図20は請求項4記載の発明
に係わる実施例に係わる曲り二重排気装置の製造工法を
示し、この製造工法により、上記曲り二重排気装置が組
み立てられる。
【0054】図13は曲り二重排気装置の製造工法の第
1工程を示す。第1工程においては、直線内管61から
なる内管素材と、直線外管62からなる外管素材を準備
し、直線内管61を直線外管62内に挿入する。直線内
管61の一端61Aに、拡径部64が形成されている。
【0055】直線内管61の一端61Aを直線外管62
の一端62Aに対して自由端とするとともに、直線内管
61の他端側61Bは直線外管62の他端側62Bに溶
接で固着され、直線内管61の外周を所定の空間63を
介して直線外管62が覆って、第1サブアッセンブリ6
5が形成される。
【0056】図14は曲り二重排気装置の製造工法の第
2工程を示す。第2工程においては、直線内管61と直
線外管62の間の空間63に、開口部66から顆粒状素
材67が入れられ、詰め込まれ、第2サブアッセンブリ
68が形成される。
【0057】図15は曲り二重排気装置の製造工法の第
3工程を示す。第3工程においては、第2工程の第2サ
ブアッセンブリ68を所定の曲げ形状に曲げ加工するこ
とにより、曲り内管69(図11の曲り内管51と同じ
形状)と曲り外管70(図1の曲り外管53と同じ形
状)の間の曲げ空間71に顆粒状素材67が詰まった状
態の第3サブアッセンブリ72が得られる。
【0058】図16は曲り二重排気装置の製造工法の第
4工程を示す。第4工程においては、第3サブアッセン
ブリ72から曲げ空間71内の顆粒状素材67を抜き出
すことにより、第4サブアッセンブリ73が得られる。
【0059】図17は曲り二重排気装置の製造工法の第
5工程を示す。第5工程においては、スペーサ56が曲
り外管69の一端69Aの拡径部64内に内挿され、第
5サブアッセンブリ74が得られる。
【0060】図18は曲り二重排気装置の製造工法の第
6工程を示す。第6工程においては、曲り外管69の一
端69Aに、スペーサ56を挟持するように軸方向で拡
径部64の非接触部分64Aを縮径して、該スペーサ5
6を挟持する膨出部55が形成される。これにより、最
終サブアッセンブリである図11の曲り二重排気装置が
形成される。
【0061】上記の曲り二重排気装置の製造工法によれ
ば、スペーサ56の外周面56Aが曲り外管53の一端
54Aの内周面54Cより大きくなっていても、曲り外
管53の一端54Aにおける拡径部64の形成,曲り内
管51へのスペーサ56の外挿,曲り外管53の一端5
4Aにおける拡径部64の一部の縮径の順序で、スペー
サ56を膨出部55に保持する組立作業が行なわれ、曲
り外管53の膨出部55でスペーサ56が保持を挟持す
ることを可能にし、曲り内管51の一端57A,曲り外
管53の一端54Aにおける摺動部の簡単な構造の組立
を可能にできる。
【0062】以上の如き構成によれば、スペーサ56は
曲り内管51の一端57Aの外周面57Cと膨出部55
の内周面55Aとの間に挟持されているので、曲り内管
51の一端57Aの変位に対しては、スペーサ56を曲
り外管53の一端54Aに固着したのと同様の機能が生
じる。
【0063】従って、曲り内管51の一端54Aをスペ
ーサ56上で曲り外管53の一端54Aに軸方向に相対
移動自在に接合することができ、曲り内管51の一端5
7A,曲り外管53の一端54Aにおける摺動部の構造
を簡単にすることができ、コストダウンを図ることがで
きる。
【0064】なお、本実施例においては、スペーサとし
て、SUSメッシュ材が用いられているが、これに限定
されることなく、例えば、SUSメッシュ材にカーボン
を含ませたものを使用することもできる。これにより、
スペーサの摺動性を良くすることができる。
【0065】また、本実施例においては、曲り二重排気
装置として、曲り二重排気管を例に挙げて説明したが、
これに限定されることなく、例えば、エキゾーストマニ
ホールドに適用することもできる。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、スペーサは曲り内管の一対の膨出部の間に
位置されるとともに、曲り内管の外周面と曲り外管の内
周面との間に挟持されているので、曲り内管の一端の変
位に対しては、スペーサを曲り内管の一端に固着したの
と同様の機能が生じる。
【0067】従って、曲り内管の一端をスペーサ上に曲
り外管の一端に軸方向に相対移動自在に接合することが
でき、曲り内管,曲り外管の一端における摺動部の構造
を簡単にすることができ、コストダウンを図ることがで
きる。
【0068】請求項2記載の発明によれば、曲り内管の
一端における第1膨出部の形成,曲り内管へのスペーサ
の外挿,曲り内管の一端における第2膨出部の形成の順
序で、一連の作業が行なわれるので、スペーサの内周面
が第2膨出部の外周面より小径になっていても、曲り内
管の一対の膨出部の間にスペーサを保持することがで
き、請求項1記載の曲り内管,曲り外管の一端における
摺動部の簡単な構造の組立を可能にできる。
【0069】請求項3記載の発明によれば、スペーサは
曲り内管の外周面と該膨出部の内周面との間に挟持され
ているので、曲り内管の一端の変位に対しては、スペー
サを曲り外管の一端に固着したのと同様の機能が生じ
る。
【0070】従って、曲り内管の一端をスペーサ上で曲
り外管の一端に軸方向に相対移動自在に接合することが
でき、曲り内管,曲り外管の一端における摺動部の構造
を簡単にすることができ、コストダウンを図ることがで
きる。
【0071】請求項4記載の発明によれば、曲り外管の
一端における拡径部の形成,曲り内管へのスペーサの外
挿,曲り外管の一端における拡径部の一部の縮径の順序
で、スペーサを膨出部に保持する組立作業が行なわれる
ので、スペーサの外周面が曲り外管の一端の内周面より
大きくなっていても、曲り外管の膨出部でスペーサを挟
持することを可能にし、請求項3記載の曲り内管,曲り
外管の一端における摺動部の簡単な構造の組立を可能に
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1記載の発明の実施例に係わる曲り二重
排気装置の全体を示す縦断面図である。
【図2】同曲り二重排気装置の要部を示す縦断面図であ
る。
【図3】請求項2記載の発明の実施例に係わる曲り二重
排気装置の製造工法の第1工程の説明図である。
【図4】請求項2記載の発明の実施例に係わる曲り二重
排気装置の製造工法の第2工程の説明図である。
【図5】請求項2記載の発明の実施例に係わる曲り二重
排気装置の製造工法の第3工程の説明図である。
【図6】請求項2記載の発明の実施例に係わる曲り二重
排気装置の製造工法の第4工程の説明図である。
【図7】請求項2記載の発明の実施例に係わる曲り二重
排気装置の製造工法の第5工程の説明図である。
【図8】請求項2記載の発明の実施例に係わる曲り二重
排気装置の製造工法の第6工程の説明図である。
【図9】請求項2記載の発明の実施例に係わる曲り二重
排気装置の製造工法の第7工程の説明図である。
【図10】請求項2記載の発明の実施例に係わる曲り二
重排気装置の製造工法の第8工程の説明図である。
【図11】請求項3記載の発明の実施例に係わる曲り二
重排気装置の全体を示す縦断面図である。
【図12】同曲り二重排気装置の要部を示す縦断面図で
ある。
【図13】請求項4記載の発明の実施例に係わる曲り二
重排気装置の製造工法の第1工程の説明図である。
【図14】請求項4記載の発明の実施例に係わる曲り二
重排気装置の製造工法の第2工程の説明図である。
【図15】請求項4記載の発明の実施例に係わる曲り二
重排気装置の製造工法の第3工程の説明図である。
【図16】請求項4記載の発明の実施例に係わる曲り二
重排気装置の製造工法の第4工程の説明図である。
【図17】請求項4記載の発明の実施例に係わる曲り二
重排気装置の製造工法の第5工程の説明図である。
【図18】請求項4記載の発明の実施例に係わる曲り二
重排気装置の製造工法の第6工程の説明図である。
【図19】従来の曲り二重排気装置の製造工法の説明図
である。
【図20】曲り二重排気装置の摺動端部の構造が簡単な
構造の一例を示す説明図である。
【図21】従来の直線二重排気管の製造工法の第1工程
の説明図である。
【図22】従来の直線二重排気管の製造工法の第2工程
の説明図である。
【図23】従来の直線二重排気管の製造工法の第3工程
の説明図である。
【図24】従来の曲り二重排気装置の第1の製造工法を
採用した場合の図23の構造が成立しないことの説明図
である。
【図25】従来の曲り二重排気装置の第2の製造工法を
採用した場合の図23の構造が成立しないことの説明図
である。
【図26】従来の曲り二重排気装置の第2の製造工法を
採用した場合の図23の構造が成立しないことの説明図
である。
【符号の説明】
1 曲り内管 2 空間 3 曲り外管 4 一端 4B 外周面 5 第1膨出部 5A 外周面 6 第2膨出部 6A 外周面 7 一端 10 スペーサ 11 内周面 12 内周面 13 他端側 14 他端側 51 曲り内管 52 空間 53 曲り外管 54A 一端 54B 他端側 55 膨出部 55A 内周面 56 スペーサ 56A 外周面 57B 他端側 57C 外周面 64 拡径部 64A 非接触部分

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 曲り内管(1)と、 曲り内管(1)の外周を所定の空間(2)を介して覆う
    曲り外管(3)とを有し、 曲り内管(1)の一端(4)が曲り外管(3)の一端
    (7)にスペーサ(10)を介して軸方向に相対移動自
    在に接合されるとともに曲り内管(1)の他端側(1
    3)が曲り外管(3)の他端側(14)に固着される曲
    り二重排気装置において、 曲り内管(1)の一端(4)に、外方に向けて突出する
    一対の膨出部(5,6)が軸方向に沿って形成され、 前記スペーサ(10)はその内周面(11)が一対の膨
    出部(5,6)の外周面(5A,6A)より小径の環状
    に構成され、 前記スペーサ(10)は曲り内管(1)の一対の膨出部
    (5,6)の間に位置されるとともに、曲り内管(1)
    の外周面(4B)と曲り外管(3)の内周面(12)と
    の間に挟持されていることを特徴とする曲り二重排気装
    置。
  2. 【請求項2】 曲り内管(1)とともに、曲り内管
    (1)の外周に所定の空間(2)を介して位置する曲り
    外管(3)を成形し、曲り内管(1)の一端(4)を曲
    り外管(3)の一端(7)にスペーサ(10)を介して
    軸方向に相対移動自在に接合するとともに曲り内管
    (1)の他端側(13)を曲り外管(3)の他端側(1
    4)に固着する曲り二重排気装置の製造工法において、 曲り内管(1)の一端(4)に、外方に向けて突出する
    第1膨出部(5)を形成し、 環状に構成され内周面(11)が第1膨出部(5)の外
    周面(5A)より小径のスペーサ(10)を、曲り内管
    (1)の一端(4)の外周面(4B)上に外挿し、 曲り内管(1)の一端(4)に、第1膨出部(5)とで
    スペーサ(10)を軸方向で挟持するように、外方に向
    けて突出するとともに外周面(6A)がスペーサ(1
    0)の内周面(11)より大きい第2膨出部(6)を軸
    方向に沿って形成することを特徴とする曲り二重排気装
    置の製造工法。
  3. 【請求項3】 曲り内管(51)と、 曲り内管(51)の外周を所定の空間(52)を介して
    覆う曲り外管(53)とを有し、 曲り内管(51)の一端(54A)が曲り外管(53)
    の一端(57A)にスペーサ(56)を介して軸方向に
    相対移動自在に接合されるとともに曲り内管(51)の
    他端側(57B)が曲り外管(53)の他端側(54
    B)に固着される曲り二重排気装置において、 曲り外管(53)の一端(54A)に、外方に向けて突
    出する膨出部(55)が形成され、 前記スペーサ(56)はその外周面(56A)が曲り外
    管(53)の内周面(54C)より大径の環状に構成さ
    れ、 前記スペーサ(56)は曲り内管(51)の外周面(5
    7C)と該膨出部(55)の内周面(55A)との間に
    挟持されていることを特徴とする曲り二重排気装置。
  4. 【請求項4】 曲り内管(51)とともに、曲り内管
    (51)の外周に所定の空間(52)を介して位置する
    曲り外管(53)を成形し、曲り内管(51)の一端
    (57A)を曲り外管(53)の一端(54A)にスペ
    ーサ(56)を介して軸方向に相対移動自在に接合する
    とともに曲り内管(51)の他端側(57B)を曲り外
    管(53)の他端側(54B)に固着する曲り二重排気
    装置の製造工法において、 曲り外管(53)の一端(54A)に拡径部(64)を
    形成し、 環状に構成されるとともに曲り外管(53)の内周面
    (54C)より大径のスペーサ(56)を、前記拡径部
    (64)内に内挿し、 前記拡径部(64)の前記スペーサ(56)との非接触
    部分(64A)を縮径することにより膨出部(55)を
    形成して該膨出部(55)で前記スペーサ(56)を挟
    持することを特徴とする曲り二重排気装置の製造工法。
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