JPH084426A - 建具用レール - Google Patents

建具用レール

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JPH084426A
JPH084426A JP13438694A JP13438694A JPH084426A JP H084426 A JPH084426 A JP H084426A JP 13438694 A JP13438694 A JP 13438694A JP 13438694 A JP13438694 A JP 13438694A JP H084426 A JPH084426 A JP H084426A
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JP
Japan
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rail
fitted
groove
fitting
receiver
Prior art date
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Pending
Application number
JP13438694A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiko Horikawa
政彦 堀川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
B C FOR KK
Sekisui House Ltd
Original Assignee
B C FOR KK
Sekisui House Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by B C FOR KK, Sekisui House Ltd filed Critical B C FOR KK
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Publication of JPH084426A publication Critical patent/JPH084426A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 床にワンタッチで簡単に設置でき、微調整も
可能な建具用レールを提供する。 【構成】 本発明のレール(10)はレール本体(1)とレー
ル受け(2)とからなる。レール本体(1)のレール部(6)
は床溝(4)を跨ぐようにして床材(12)表面に当接して設
けられ、このレール部(6)下面にはレール受け(2)の嵌
合部(32)に嵌合する被嵌合部(31)が設けられている。他
方レール受け(2)は床パネル(11)に固着されるための取
付け部(19)と、レール本体(1)の被嵌合部(31)に対応す
る嵌合部(32)とを有する。レール(10)は、これらレール
本体(1)とレール受け(2)とが互いに嵌合掛止して溝に
取り付けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は建具用レールに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の建具用レールは、図5に示すよう
に、矩形断面のレール本体(21)と、そのレール本体(21)
の上面に延設されレール本体(21)の幅方向に広がる所定
の厚さのレール部(22)とからなる。このレール部(22)の
幅方向中央には、その表面に、建具の車輪断面に相応し
たレール溝(23)(例えば図のようなV溝)がレール(20)
長手方向に刻まれている。このようなレール(20)は、レ
ール本体(21)を、そのレール本体(21)の断面寸法と略同
寸法の矩形断面の床溝(24)に嵌入し、レール部(22)のつ
ば(26)を床(25)の表面に当接して設置する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような形状のレー
ル(20)およびその床(25)に対する配設方法を用いる場
合、レール本体(21)の床溝(24)に埋設される部分の寸法
は床溝(24)の寸法より僅かに小さいものであるので、レ
ール本体(21)の幅方向寸法が、その許容値を越える寸法
誤差を有していたり、バリを有していた場合には、レー
ル本体(21)が床溝(24)に入らなかったり、大きなガタを
生じたりするという不都合がある。
【0004】また、床溝(24)とレール本体(21)の相互の
寸法が設計通りに良好に仕上げられた場合にも、このよ
うな構成の方式では、レール(20)の取付け時や建具に反
りが生じた時のレール位置の微調整が困難であるという
不都合がある。
【0005】本発明はこのような課題を解決するために
なされたものであり、取付けが簡単で微調整も可能な建
具用レールを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、建具の移動方
向に沿って形成された床面の溝内に、その溝の側壁との
間に間隔をおいて、嵌合部を有するレール受けを固着
し、前記溝を跨ぐようにして床表面に当接して設けられ
るレール部と、そのレール部の下面に設けられ、前記レ
ール受けの嵌合部に対応する被嵌合部とを有するレール
本体を、その被嵌合部を前記レール受けの嵌合部に挿入
して、これらレール受けとレール本体とを互いに嵌合掛
止して取り付けたことを特徴とする建具用レールであっ
て、そのことにより上記目的が達成される。
【0007】請求項2の発明によれば、前記嵌合部が凹
状の断面を有し、この凹部の両直立部のそれぞれが内方
に突起を有し、前記被嵌合部はこの凹部に対応する凸状
の断面を有するとともに、その凸部には、嵌合部と被嵌
合部とが嵌合した際の前記突起に対応する位置に、その
突起に対応する形状の凹みを有し、この突起と凹みとが
嵌合部と被嵌合部とのロック作用をなすことを特徴とす
る。
【0008】
【作用】上記のような構成により、レールがワンタッチ
で簡単に設置でき、微調整も可能となる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。本実施例
によって本発明が限定されるものではない。図1に本実
施例に係る建具用レール(10)(以下、単にレール(10)と
いう)とそれが床溝(4)に配設された様子を断面で示
す。図2は、図1の構成の組立を斜視図で示したもので
ある。本実施例のレール(10)は、図に示すように、レー
ル溝(3)が刻まれたレール本体(1)と、それを受け、床
溝(4)に固定させるレール受け(2)とから構成される。
【0010】レール本体(1)は所定の厚みのレール部
(6)と、その下面に、このレール部(6)の幅より小さな
幅を有する矩形断面部とからなる。この矩形断面部が、
後に述べるレール受け(2)と嵌合するための被嵌合部(3
1)であり、この被嵌合部(31)の両側面のそれぞれには、
円弧断面の溝(5)が一本、レール(10)の延伸方向に平行
に刻まれている。この溝(5)は後にも述べるように、嵌
合部(32)と被嵌合部(31)とが嵌合した際、この溝(5)に
対応して嵌合部(32)に設けられる突起とともに両者(31)
(32)のロック作用をなすものである。レール部(6)の被
嵌合部(31)より側方に突出した部分は、弾性によって僅
かに上下に撓む程度の厚みで、従来例のつば(26)の場合
よりも大きく外方に突出している。このレール部(6)の
先端は下向きに鋭角断面の突起(7)を有し、レール受け
(2)にレール本体(1)が取り付けられた際にはこの突起
(7)の先端が床材(12)の表面に当接する形となる。な
お、レール溝(3)はレール部(6)上表面中央の位置にお
いてレール(10)の延伸方向に平行に刻まれている。
【0011】他方、レール受け(2)は、その断面が凹状
を成し、この凹状断面の両直立部(16)(16)が前記レール
本体(1)の被嵌合部(31)と嵌合する嵌合部(32)となる。
この両直立部(16)(16)は、弾性的に外方へ拡開するよう
な薄肉で形成されるとともに、その先端にはそれぞれ、
上記したレール本体(1)の被嵌合部(31)側面に刻まれた
円弧断面の溝(5)に対応する形の円弧状突起(17)が形成
されており、先述したように、この円弧状突起(17)と円
弧断面の溝(5)によりレール本体(1)とレール受け(2)
とがロックされる。凹状断面の底部は床溝(4)にレール
受け(2)を取付けるための取付け部(19)となっており、
その部分の幅方向中央にはビス(8)を取付けるためのサ
ラ穴(9)がレール延伸方向に沿って所定の間隔で複数設
けられている。
【0012】このレール受け(2)と前記レール本体(1)
は通常の住宅の建具用レールに用いられているアルミニ
ウムで作製される。このような構造のレール本体(1)と
レール受け(2)とを有する本実施例のレール(10)は以下
のように使用される。
【0013】先ず、床パネル(11)表面に、所定の厚さの
床材(12)を、その厚み側面を平行に対向させるか、或い
は、床面を掘削して床溝(4)を形成する。こうして形成
される床溝(4)の幅は、次にこの床溝(4)内に設置され
る上記レール受け(2)の嵌合部(32)の幅寸法より十分大
きく、かつ、レール本体(1)のレール部(6)の両端間
(より厳密には、レール部(6)の両端の前記鋭角断面の
突起(7)間)の距離より小さなものに設定する。
【0014】次に、この床溝(4)内に前記レール受け
(2)を配設し、レール受け(2)のサラ穴(9)に挿入した
ビス(8)を床パネル(11)へねじ込んで固定する。
【0015】最後に、このレール受け(2)の嵌合部(32)
にレール本体(1)の被嵌合部(31)を嵌入し、嵌合部(32)
の円弧状突起(6)と被嵌合部(31)の円弧断面の溝(5)と
を噛み合わせる。先述したように、レール本体(1)およ
びレール受け(2)の両者ともアルミニウムで作製してお
り、アルミニウムは弾性に富む金属であるので、このよ
うな嵌合による結合が可能となる。このレール本体(1)
のレール受け(2)への嵌入の際、この両者(1)(2)の嵌
合によりレール本体(1)はレール受け(2)から下向きに
引っ張られるように力を受けるので、レール部(6)の先
端に設けられた下向きの鋭角断面の突起(7)が床材(12)
表面に当接した状態からレール本体(1)をさらに少し嵌
入させ、レール部(6)のつばの部分が少し撓む状態にし
てレール部(6)を床材(12)表面に強く固着させる。この
撓みにより、レール受け(2)とレール本体(1)との上下
方向の取付け誤差を吸収できることになる。
【0016】以上が本実施例の建具用レール(10)の構造
とその組立を示したものであるが、レール受け(2)の幅
と床溝(4)の溝幅とが大きく異なる形での組立になるの
で、従来例で示したような微妙な寸法のレールおよびレ
ール溝を作製する必要がなく、従来例に比べて格段にゆ
るやかな寸法精度でこれらの部品が作製でき、その組立
もワンタッチで容易に行える。加えて、レール設置時の
微調整および建具に反りが生じた際の微調整も可能であ
る。
【0017】なお、以上で説明したのはレール溝(3)が
レール本体(1)に一つ設けられたものであるが、図3に
示した様にレール本体(1)に二つ設けられたもの、さら
に、図示はしないが、レール本体(1)およびレール受け
(2)の強度上の問題が許せば、形態的にはレール本体
(1)にさらにレール溝(3)を設置することも可能であ
る。
【0018】また、レール本体(1)とレール受け(2)と
の嵌合面に、図4に示すように互いに噛み合う鋭角の突
起(18)を複数配列する形にすれば、ロック位置が高さ方
向で調整できるので、レール本体(1)の床材(12)表面へ
の固着力の調整ができる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
レールが床溝にワンタッチで簡単に設置でき、その際の
微調整あるいは建具に反りが生じた際の微調整も可能と
なる。これに伴い、レール設置の作業性も向上し、作業
者の違いによるバラツキも少ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例を示す図である。
【図2】図1の斜視図である。
【図3】本発明に係る他の実施例を示す図である。
【図4】本発明に係る他の実施例を示す図である。
【図5】従来例を示す図である。
【符号の説明】
1 レール本体 2 レール受け 3 レール溝 4 床溝 6 レール部 10 レール 31 被嵌合部 32 嵌合部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建具の移動方向に沿って形成された床面
    の溝内に、その溝の側壁との間に間隔をおいて、嵌合部
    を有するレール受けを固着し、前記溝を跨ぐようにして
    床表面に当接して設けられるレール部と、そのレール部
    の下面に設けられ、前記レール受けの嵌合部に対応する
    被嵌合部とを有するレール本体を、その被嵌合部を前記
    レール受けの嵌合部に挿入して、これらレール受けとレ
    ール本体とを互いに嵌合掛止して取り付けたことを特徴
    とする建具用レール。
  2. 【請求項2】 前記嵌合部が凹状の断面を有し、この凹
    部の両直立部のそれぞれが内方に突起を有し、前記被嵌
    合部はこの凹部に対応する凸状の断面を有するととも
    に、その凸部には、嵌合部と被嵌合部とが嵌合した際の
    前記突起に対応する位置に、その突起に対応する形状の
    凹みを有し、この突起と凹みとが嵌合部と被嵌合部との
    ロック作用をなすことを特徴とする請求項1に記載の建
    具用レール。
JP13438694A 1994-06-16 1994-06-16 建具用レール Pending JPH084426A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1442185A1 (en) * 2001-11-08 2004-08-04 Pergo (Europe) AB Transition molding
ITUA20163629A1 (it) * 2016-05-20 2017-11-20 Vetrate Panoramiche Italiane Sistema di vetrata ad ante scorrevoli
US10719082B2 (en) 2018-05-22 2020-07-21 Honda Motor Co., Ltd. Guidepath of carrier vehicle

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