JPH084180Y2 - リベッティング装置 - Google Patents

リベッティング装置

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JPH084180Y2
JPH084180Y2 JP1992085974U JP8597492U JPH084180Y2 JP H084180 Y2 JPH084180 Y2 JP H084180Y2 JP 1992085974 U JP1992085974 U JP 1992085974U JP 8597492 U JP8597492 U JP 8597492U JP H084180 Y2 JPH084180 Y2 JP H084180Y2
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shaft
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distance
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▲吉▼川鐵工株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、リベットのかしめ成
形に用いられるリベッティング装置に関し、特に、ワー
クへのリベットの装着ミスを検出し、成形時のかしめ不
良の発生を無くすようにしたリベッティング装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ワークに装着されたリベットのかしめ成
形に用いられるリベッティング装置として図11に示す
リベッティング装置がある。
【0003】この装置は加工用テーブル1とその上方に
コラム2によって支持されたリベッティングマシン3と
からなっている。
【0004】リベッティングマシン3は、前記加工用テ
ーブル1に対して垂直に支持されたシリンダ4と、その
シリンダ4に嵌め合わされ、上下に進退自在に支持され
るピストン軸5と、前記ピストン軸5に挿通され回動自
在に支持されるスピンドル軸6と、そのスピンドル軸6
上端に取り付けられ、スピンドル軸6を回転するモータ
7と、スピンドル軸6下端に、スピンドル軸6に対して
傾斜して着脱自在に取り付けられたリベットヘッド成形
軸8とからなっている。このようなリベッティング装置
では、図10に示すように、加工テーブル1に頭を治具
10にセットしたリベット9の装着されたワーク11を
載置し、その載置されたワーク11から突出するリベッ
ト軸9’端へ、スピンドル軸6先端のリベットヘッド成
形軸8をシリンダ4によって降下させ、圧接しながら回
転させ、その旋回揺動による摩擦熱と加圧とによるかし
め成形によって、リベット9をワーク11に取り付け
る。
【0005】ところで、このようなリベット9のかしめ
成形を行う場合、ワーク11に装着されるリベット9は
全て同じリベット9が使用されるとは限らず、ワーク1
1の接合箇所に応じて複数の寸法の違うリベット9が用
いられる場合がある。そのような場合、それら接合箇所
に合ったリベット9をリベット9の寸法の合った治具1
0にセットして装着しなければならないが、複数種のリ
ベット9を使用することから、リベット9と治具10と
のセット間違いを起こし易く、例えば、間違ってリベッ
ト9をリベットの頭長よりも深いセット孔10’の形成
された治具10にミスセットした場合、図7に示すよう
に、ワーク10とリベット9の頭との間に隙間が生じて
しまい、このままかしめ成形を行った場合、図8に示す
ように、成形後のリベット9にガタが生じ、成形不良を
生じてしまう。また同様に、リベット9をリベット9の
頭よりも浅いセット孔10’の形成された治具10に間
違ってセットした場合も、図9に示すように、間違って
装着したリベット9の頭がワーク10を持ち上げてしま
い、今度は正しく治具10に装着されたリベット9とワ
ーク10間に隙間を生じさせ、接合不良を生じるという
問題がある。
【0006】このため、上記のように、間違った治具1
0にセットされたリベット9がワーク10に装着された
場合、ワーク10から突出するリベット9の軸の長さが
正しい治具10に装着された場合の突出長に比べ、規定
の長さよりも長くなったり、あるいは短かくなることか
ら、例えば、ピストン軸5に衝撃によって作動するタッ
チスイッチを取り付け、リベットヘッド成形軸8をピス
トン軸5によって、加工テーブル1上のリベット軸9’
に向けてゆっくりと降下させ、その降下させた前記成形
軸8がリベット軸9’端面と当接した際の衝撃をタッチ
センサによって検出し、その検出信号からピストン軸5
の移動の開始から前記検出信号を検出するまでのピスト
ン軸5の移動距離あるいは、移動時間を測定することに
より、リベット軸9’の突出長が規定寸法であるかどう
かを検出し、その検出長が規定寸法であると、前記成形
軸8を旋回揺動させてかしめ成形を行い、また規定寸法
以外の場には、NG信号を出力するものが従来から使用
されている。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
検出方法を用いたリベッティング装置では、検出時の破
損を防ぐため、リベットヘッド成形軸をゆっくりと降下
させなければならないため、検出時間が長くかかり、か
しめ成形の効率が悪い。
【0008】また、検出時に、リベットヘッド成形軸が
リベット軸に衝突するため、振動を生じる。さらに、そ
の衝突時の衝撃により、リベットヘッド成形軸が損傷し
たり摩耗することがある等の問題がある。
【0009】また、タッチセンサによる検知方法では、
リベットの有無の判定しかできず、突出長が違うリベッ
トがセットされていても、検知の結果合格してかしめ加
工を終了してしまい、その後ワークは不良品として廃棄
しなければならなかった。
【0010】そこで、この考案の課題は、検出のスピー
ドアップを図ると同時に、検出時に振動やリベットヘッ
ド成形軸の損傷、摩耗等を起こさず、更にはかしめ加工
前に検知できるために、セットミスのリベットを正しく
入れ替え再加工することで廃棄処分にするワークを生じ
ないリベッティング装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この考案では、従来のリベッティング装置に加工用
テーブル上方に固定された測距用光源と半導体素子から
なり、測距用光源からの光がこの加工用テーブルに載置
されたワークのリベット軸の端面に反射した光を半導体
素子で受けて電気信号に変換し、三角法によりリベット
軸端面までの距離を検出する検出手段と、その検出手段
の検出値から、リベット軸が規定の長さ突出しているか
どうかを判別する比較手段を備えた構成としたものであ
る。
【0012】
【作用】このように構成されるリベッティング装置で
は、寸法に合った正しい治具にセットされてワークに装
着されたリベットのリベット軸のワークからの突出長
は、一定の規定寸法内に収まることから、加工用テーブ
ルに載置された加工用ワークにセットされたリベットの
突出長を、かしめ成形に先立って検出手段によって測定
し、その測定値を比較手段によって規定寸法と比較し、
その比較結果が許容値内にある場合にのみ、リベッティ
ングマシンを作動してリベットヘッド成形軸をワークの
リベット端面へ降下させてリベット成形を行ない、測定
長が規定に達しない場合や規定よりも長い場合には、異
常を報知してリベット成形を行わない。
【0013】このため、リベット軸の突出長が規定の長
さ突出しているかどうかの検出のために、リベットヘッ
ド成形軸をゆっくり降下させてリベット軸に当接させる
必要がなく、検出時間が短くできる。
【0014】また、リベットヘッド成形軸の衝突に伴う
振動も発生せず、リベットの加工用のワークへの装着漏
れもかしめ成形を行う前に検出できる。
【0015】
【実施例】以下、この考案の実施例を図面に基づいて説
明する。
【0016】なお、その際、従来例で述べた部材につい
ては、図面に同一番号を付して説明を省略する。
【0017】図1に示す本実施例のリベッティング装置
は、加工用テーブル1として設けられたX−Yテーブル
1’と、その上方にコラム2によって支持されたリベッ
ティングマシン3と、前記X−Yテーブル1’の位置決
め制御並びにリベッティングマシン3のシリンダ4の作
動によるピストン軸5の上昇、下降及びリベットヘッド
成形軸8の作動を制御するNC制御装置30と、前記X
−Yテーブル1’に載置されるワーク11にセットされ
たリベット軸9’の突出長を測定する検出手段として前
記リベッティングマシン3のシリンダ4に取り付けられ
た距離センサ31と、その距離センサ31の測定値を規
定された前記リベット軸9の突出長と比較する比較手段
50とからなっている。
【0018】前記X−Yテーブル1’は、図1に示すよ
うに加工テーブル20を載置するキャリッジ21と、そ
のキャリッジ21を移動させるステッピングモータ22
とからなっている。このキャリッジ21には、X軸とY
軸方向とに雌ネジが形成され、その雌ネジと螺合するボ
ールネジがそれぞれ各軸ごとに設けられている。また、
そのボールネジは、それぞれ、ステッピングモータ22
のモータ軸に取り付けられており、これらのステッピン
グモータ22は、前記NC制御装置30と接続されてい
る。このため、ステッピングモータ22は、前記テーブ
ル1’の位置決めシーケンスのプログラミングによって
回転角度がNC制御装置30に制御され、前記テーブル
1’は、ネジ送りによってX軸及びY軸方向へ移動自在
となっている。
【0019】距離センサ31は、本実施例では、図2に
示すように、同一ケース32に収められた、半導体検出
素子(PSD)33と測距用光源34とからなり、三角
法により、リベットヘッド成形軸8の直下に位置するX
−Yテーブル1’に載置されたワーク11のリベット軸
9’端面までの距離を測距する。
【0020】即ち、前記半導体位置検出素子33は、図
3に示すように、PN接合面の形成された半導体素子3
5の両端に出力電極36、36’が設けられ、そのPN
接合のP層あるいはP層とN層の両方を抵抗値の大きな
抵抗層となるように形成したもので、入射光により半導
体素子35内で発生した正と負、同量の電荷が、接合を
通過して入射光の入射点近傍のP層に正、N層に負の電
荷となって現われ、このP層内の不均一な正の電荷の分
布がP層内の電荷の流れを作り出し、両端の1対の出力
電極までの距離に反比例する電流として出力される。
【0021】このため、図2に示すように、半導体位置
検出素子33と測距用光源34とが投光レンズ37と集
光レンズ38の光軸距離Bmmを置いて、並行にケース
32に配置された距離センサ31では、半導体位置検出
素子33の受光面の電極36、36’から入射光位置ま
での距離をxとし、集光レンズ38と半導体位置検出素
子33の受光面間距離をfmmとし、被測定対称までの
距離をlとすると、その測定距離lは、 l=B・f/x で示される。
【0022】このとき両電極36、36’から出力され
る光電流は、前記受光面長をLとし、全電流をIとし
て、電極36の出力電流をI1 、及び電極36’の出力
電流をI2 とするとそれぞれ、電流I1 、I2 は、 I1 =I(L−x)/L I2 =Ix/L となる。
【0023】また、測距用光源34は、前記半導体位置
検出素子33が受光面上のスポット状の光束の重心(強
度中心)位置を検出する光検出素子であることから、本
実施例では、レーザ発光ダイオード34を用いている。
【0024】一方前記半導体位置検出素子33の検出出
力は、電流−電圧コンバータ回路41と増幅回路42及
びサンプルホールド回路43等からなる制御回路40を
介し測定距離lに比例した検出電圧として比較手段50
へ入力される。
【0025】比較手段50は、前記サンプルホールド回
路43のホールドする検出電圧をデジタル変換するA/
D変換器51と、リベット軸9’の突出長の変位量の上
限、下限の有効長を設定する基準値設定回路52及び前
記両データを比較し、その結果を出力する比較回路53
とからなっており、この比較手段50は、例えばマイク
ロコンピュータにより構成することができる。
【0026】この比較手段50の比較回路53は、前記
NC制御装置30と接続されており、NC制御装置30
は、比較手段50の比較回路53の判定出力をトリガ信
号として、X−Yテーブル1’に載置されたワーク11
のリベット9をリベットヘッド成形軸8の直下へ、順次
移動し、位置決めを行なうと共に、その位置決め完了と
同時に、制御回路40のサンプルホールド回路43へサ
ンプリング信号SGを出力する。また、同時に、このサ
ンプリング信号SGは、前記距離センサ31のレーザ発
光ダイオード34の駆動回路(図示せず)にも加えられ
ており、前記ダイオード34をパルス点燈して大きな光
量が得られるようにしている。
【0027】この実施例は、以上のように構成されてお
り、次にその作用を説明する。
【0028】本実施例のリベッティング装置では、治具
10にセットされたリベット9の装着されたワーク11
をX−Yテーブル1’に載置してリベッティング装置を
作動させる。このとき、比較手段50の基準値設定回路
52にワーク11のリベット軸9’の突出長の規定寸法
の許容範囲である上限と下限とを設定する。また、NC
制御装置30には、前記X−Yテーブル1’に載置され
たワーク11のリベット9接合箇所をリベットヘッド成
形軸8の直下へ移動させるための位置データを入力して
おく。
【0029】このように、データの設定がなされると、
NC制御装置30は、X−Yテーブル1’を移動させ
て、ワーク11のリベット9の接合箇所をリベットヘッ
ド成形軸8の直下へ移動させ、その位置決めが完了する
と、サンプリング信号SGを出力して、距離センサ31
からレーザビームを照射させる。すると、このレーザビ
ームは、丁度、ワーク11から突出した前記リベット軸
9’の端面へ照射され、その反射ビームは半導体位置検
出素子33の受光面に受光され、そのビームスポットの
検出位置に対応した電流が電極36、36’から出力さ
れる。この検出電流は、制御回路40の電流−電圧コン
バータ回路41により、電圧に変換され、その変換電圧
は、増幅回路42を介して増幅され、サンプルホールド
回路43にホールドされる。このホールドされた検出電
圧は、比較手段50のA/D変換器51によりA/D変
換され、そのA/D変換された値は、比較回路53によ
って基準値設定回路52に設定された規定寸法、即ち、
その値が基準設定回路52に設定されたリベット9が正
しい治具10にセットされた際のリベット端面から距離
センサ31までの距離における許容誤差を含んだ上限及
び下限値と比較される。ちなみに、この設定値は、例え
ば正しくセットされた状態のリベット端面から距離セン
サ31までの距離をRとして、制御回路50の電圧出力
をOVに調整し、その基準値Rに対して、±30mmの
変位量を±10Vのアナログ電圧として出力させ、A/
Dコンバータ51で数値化された変位量を、0.1mm
単位で上限、下限値として有効範囲を設定させるように
することができる。
【0030】このように比較されるリベット軸9’は、
例えば図4(A)、(B)に示すように異なった寸法の
リベット9でも正しい治具10にセットされ、ワーク1
1に装着されている場合、ワーク11から突出される両
リベット9のリベット軸9’の突出長は等しくなるた
め、前記距離センサ31によって検出される前記リベッ
ト軸9’の端面から距離センサ31までの距離は、前記
上限、下限値の間の規定値内に収まり、比較回路53か
らは、OK信号がNC制御回路30へ出力される。この
信号の入力によってNC制御回路30は、X−Yテーブ
ル1’をシーケンスプログラムに従って移動させ、ワー
ク11に装着されたリベット9を順次リベットヘッド成
形軸8の直下へ移動させその突出長を測定する。そし
て、ワーク11に装着されたリベット9すべてについて
異常が検出されない場合、今度は、リベッティングマシ
ン3を作動してワーク11のリベット9のリベット成形
を行わせる。
【0031】このとき、前記測定中に、リベット9を治
具10にミスセットしたものがある場合、例えば、図5
(B)に示すようにリベット軸9’が、ワーク11から
突出せずワーク11の取り付け孔に埋設されてしまった
場合でも、レーザビームは埋設されたリベット軸9’端
面に達し、反射されることから、図5(A)に示すよう
に正しく治具10にセットされたリベット軸9’との差
を示す変位量分だけ長い距離が検出され、その測定値は
前記上限及び下限値を越えるため、比較回路53はNG
信号をNC制御回路30へ出力する。そのため、そのN
G信号の入力された、NC制御回路30は、X−Yテー
ブル1’の移動を止めて、リベット9のミスセットを報
知する。また、このとき、ワーク11へのリベット9の
装着もれも同様にして検出される。
【0032】このように、この実施例のリベッティング
装置では、X−Yテーブル1’上方に設けた距離センサ
31からワーク11のリベット軸9’端面迄の距離を測
定し、その距離の変化からワーク11からのリベット軸
9’の突出長を検出し、リベッティングマシン3を降下
させることなく、かしめ成形を行う前にワーク11への
リベット9のミスセットを検出できる。また、このと
き、リベット9の突出長を非接触で検出しているため、
リベットヘッド成形軸8を降下させて検出するものに比
べ、その検出速度が格段に速く、このため、ワーク11
のかしめ成形に要する時間も大幅に短縮できる。
【0033】なお、図6(A)、(B)に示すように、
ワーク11にかしめ代9”の異なるリベット9が装着さ
れた場合や段差のあるワーク11にリベット9が装着さ
れた場合には、例えば図1の比較手段50の基準設定回
路52にバンクメモリを設け、そのメモリに前記かしめ
代9”の異なるリベット9の突出長の規定値データを記
憶させておき、前記かしめ代9’の異なったリベット9
の測定を行う場合、そのデータを随時読み出し、その読
み出したデータを基準設定回路52の規定値として用い
るようにしてもよい。
【0034】また、本実施例では、リベット軸の突出長
を検出する検出手段にレーザ発光ダイオードと半導体位
置検出素子を用いた距離センサ31を用いたが、これに
限定されるものではなく、測距用光源に赤外発光ダイオ
ードを用いたり、半導体位置検出素子にイメージセンサ
を用いて画像処理によって検出を行っても良く、さらに
取り付け位置もシリンダに限定されるものではなく、ス
ピンドル軸やリベットヘッド成形軸へ取り付けても良
い。また、距離センサ31は、リベッティングマシンに
直接取り付けずにX−Yテーブル上に距離センサ用の支
持部材を設け、その支持部材に検出手段を取り付けるよ
うにしても良い。
【0035】
【効果】この考案は、以上のように構成し、リベッティ
ング装置にリベットのワークからの突出長を無接触で測
定する検出手段を設け、リベッティングマシンのリベッ
トヘッド成形軸を降下させずにリベットの突出長を測定
できるようにしたため、かしめ加工前に判定できるの
で、セットミスのリベットを正しく入れ替え再加工する
ことでワークへのリベット装着ミスによるかしめ不良を
防止し、廃棄処分にするワークをなくすことができる。
同時にその検出時間も短縮し、かしめ成形の効率を向上
させることもできる。さらに、検出時に振動やリベット
成形軸の欠損等も発生しないようにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の模式図
【図2】実施例の作用図
【図3】実施例の作用図
【図4】(A)、(B)は実施例の作用図
【図5】(A)、(B)は実施例の作用図
【図6】(A)、(B)は実施例の作用図
【図7】従来例の作用図
【図8】従来例の作用図
【図9】従来例の作用図
【図10】従来例の作用図
【図11】従来例のリベッティング装置を示す模式図
【符号の説明】
1 加工用テーブル 1’ X−Yテーブル 2 コラム 3 リベッティングマシン 4 シリンダ 5 ピストン軸 6 スピンドル軸 7 モータ 8 リベットヘッド成形軸 9 リベット 9’ リベット軸 10 治具 11 ワーク 31 距離センサ 50 比較手段

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加工用テーブルと、リベッティングマシ
    ンとからなり、前記リベッティングマシンは、前記加工
    用テーブル上方に垂直に支持されたシリンダと、前記シ
    リンダに嵌め合わされ、垂直に進退自在に支持されるピ
    ストン軸と、前記ピストン軸に挿通され、回動自在に支
    持されるスピンドル軸と、そのスピンドル軸の上端に取
    り付けられたモータと、前記スピンドル軸の下端に取り
    付けられたリベットヘッド成形軸とからなり、前記加工
    用テーブルに、リベット軸を突出させたワークを載置
    し、そのワークの突出したリベット軸端部へ、ピストン
    軸を降下させてリベットヘッド成形軸を圧接し、スピン
    ドル軸を回転させてリベットをかしめるリベッティング
    装置において、 上記加工用テーブル上方に固定された測距用光源と半導
    体素子からなり、測距用光源からの光がこの加工用テー
    ブルに載置されたワークのリベット軸の端面に反射した
    光を半導体素子で受けて電気信号に変換し、三角法によ
    りリベット軸端面までの距離を検出する検出手段と、そ
    の検出手段の検出値から、リベット軸が規定の長さ突出
    しているかどうかを判別する比較手段を備えたことを特
    徴とするリベッティング装置。
JP1992085974U 1992-12-15 1992-12-15 リベッティング装置 Expired - Lifetime JPH084180Y2 (ja)

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