JPH0841252A - 熱酸化安定性ポリマー組成物 - Google Patents
熱酸化安定性ポリマー組成物Info
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- JPH0841252A JPH0841252A JP7113013A JP11301395A JPH0841252A JP H0841252 A JPH0841252 A JP H0841252A JP 7113013 A JP7113013 A JP 7113013A JP 11301395 A JP11301395 A JP 11301395A JP H0841252 A JPH0841252 A JP H0841252A
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- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L23/00—Compositions of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Compositions of derivatives of such polymers
- C08L23/02—Compositions of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Compositions of derivatives of such polymers not modified by chemical after-treatment
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
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- C08K5/151—Heterocyclic compounds having oxygen in the ring having one oxygen atom in the ring
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- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ポリオレフィン、アスコルビン酸および1種
以上のトコフェロールを含有する安定化組成物およびか
ような組成物の製造方法を提供する。 【構成】 (a)オレフィン1分子当り2〜8個の炭素
原子を有するオレフィンのホモポリマーまたはコポリマ
ーまたはこれらの混合物; (b)アスコルビン酸;および(c)1種以上のトコフ
ェロールを含有する改良された熱酸化安定性を有するポ
リマー組成物であり、成分(a)、(b)および(c)
を溶融混合することによって製造される。
以上のトコフェロールを含有する安定化組成物およびか
ような組成物の製造方法を提供する。 【構成】 (a)オレフィン1分子当り2〜8個の炭素
原子を有するオレフィンのホモポリマーまたはコポリマ
ーまたはこれらの混合物; (b)アスコルビン酸;および(c)1種以上のトコフ
ェロールを含有する改良された熱酸化安定性を有するポ
リマー組成物であり、成分(a)、(b)および(c)
を溶融混合することによって製造される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オレフィンのホモポリ
マーおよびコポリマーの安定化および熱酸化安定化に関
する。
マーおよびコポリマーの安定化および熱酸化安定化に関
する。
【0002】
【従来の技術】熱酸化安定性を改良するためにポリオレ
フィンに例えば酸化防止剤のような種々の添加剤を添加
できることは当業界において公知である。さらに、ポリ
オレフィンまたはプラスチックは、食品のような消化性
品用の容器としての用途が益々一般的になりつつある。
過去数年間に、一般社会は「非−自然」添加物または
「薬品」と考えられる化合物および過剰な、不必要な添
加物、成分の認知できる程度の使用を嫌悪するようにな
ってきた。かような考え方の普及は、「有機的に」育生
された、すなわち、有機栽培条件下で育生された食品、
「自然食品」が台頭し、かつ、食品が「全自然」または
「無保存剤」を主張する広告が現われてきた。
フィンに例えば酸化防止剤のような種々の添加剤を添加
できることは当業界において公知である。さらに、ポリ
オレフィンまたはプラスチックは、食品のような消化性
品用の容器としての用途が益々一般的になりつつある。
過去数年間に、一般社会は「非−自然」添加物または
「薬品」と考えられる化合物および過剰な、不必要な添
加物、成分の認知できる程度の使用を嫌悪するようにな
ってきた。かような考え方の普及は、「有機的に」育生
された、すなわち、有機栽培条件下で育生された食品、
「自然食品」が台頭し、かつ、食品が「全自然」または
「無保存剤」を主張する広告が現われてきた。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明によって、例えば
改良された酸化安定性のような改良された安定性を有す
るホモポリマーおよびコポリマー組成物が提供される。
改良された酸化安定性のような改良された安定性を有す
るホモポリマーおよびコポリマー組成物が提供される。
【0004】本発明によって、消費者が有害ではない、
またはむしろ有利な安定剤であるという見解を示す酸化
防止剤で安定化されたホモポリマーまたはコポリマーが
提供される。
またはむしろ有利な安定剤であるという見解を示す酸化
防止剤で安定化されたホモポリマーまたはコポリマーが
提供される。
【0005】本発明によって、ビタミンCおよびビタミ
ンEが熱酸化安定性を改良するのに十分な量でホモポリ
マーまたはコポリマーに添加される。
ンEが熱酸化安定性を改良するのに十分な量でホモポリ
マーまたはコポリマーに添加される。
【0006】ポリマー 本発明において有用なオレフィンポリマーは、任意のオ
レフィンホモポリマーまたはコポリマーである。本開示
において使用する「ポリオレフィン」および「ポリマ
ー」は、オレフィンホモポリマーおよび1種以上のオレ
フィンのコポリマーの両者を広く包含する。代表的ポリ
オレフィンには、これらには限定されないが、1分子当
り約2〜約8個の炭素原子を有するオレフィンから製造
されたポリオレフィンが含まれる。特定の代表的ポリオ
レフィンには、これらには限定されないが、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリ(4−メチル−1−ペンテ
ン)およびこれらの混合物が含まれる。好ましいポリオ
レフィンはポリエチレンおよびポリプロピレンであり、
このうちポリエチレンが後の製造加工条件が比較的簡単
であり、かつ、食品容器に広い用途を有するために最も
好ましい。
レフィンホモポリマーまたはコポリマーである。本開示
において使用する「ポリオレフィン」および「ポリマ
ー」は、オレフィンホモポリマーおよび1種以上のオレ
フィンのコポリマーの両者を広く包含する。代表的ポリ
オレフィンには、これらには限定されないが、1分子当
り約2〜約8個の炭素原子を有するオレフィンから製造
されたポリオレフィンが含まれる。特定の代表的ポリオ
レフィンには、これらには限定されないが、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリ(4−メチル−1−ペンテ
ン)およびこれらの混合物が含まれる。好ましいポリオ
レフィンはポリエチレンおよびポリプロピレンであり、
このうちポリエチレンが後の製造加工条件が比較的簡単
であり、かつ、食品容器に広い用途を有するために最も
好ましい。
【0007】ポリオレフィンは、オレフィンと1種以上
の高級α−オレフィンコモノマーとの共重合によっても
製造できる。コモノマーは、通常、重合反応器中に少
量、すなわち、約0.94g/cm3 (g/cc)未満のポ
リマー密度を維持するのに十分な量で存在する。通常、
約5モル%までのコポリマーが全オレフィンモノマー混
合物中に存在する。例えば、ポリエチレンの製造では、
モノマーとしてエチレンを、そして好ましくは1分子当
り約3〜約8個の炭素原子を有するα−オレフィンをコ
モノマーとして使用する。エチレンとの重合用として有
用なコモノマーには、これらに限定されないが、プロピ
レン、1−ブテン、4−メチル−1−ペンテン、1−ヘ
キセン、およびこれらの混合物が含まれる。エチレンモ
ノマーと共に使用するのに現在好ましいコモノマーは、
1−ヘキセンであり、これは現在最も好ましい性質を有
するポリマーを製造するためのブチル分枝を生成する。
の高級α−オレフィンコモノマーとの共重合によっても
製造できる。コモノマーは、通常、重合反応器中に少
量、すなわち、約0.94g/cm3 (g/cc)未満のポ
リマー密度を維持するのに十分な量で存在する。通常、
約5モル%までのコポリマーが全オレフィンモノマー混
合物中に存在する。例えば、ポリエチレンの製造では、
モノマーとしてエチレンを、そして好ましくは1分子当
り約3〜約8個の炭素原子を有するα−オレフィンをコ
モノマーとして使用する。エチレンとの重合用として有
用なコモノマーには、これらに限定されないが、プロピ
レン、1−ブテン、4−メチル−1−ペンテン、1−ヘ
キセン、およびこれらの混合物が含まれる。エチレンモ
ノマーと共に使用するのに現在好ましいコモノマーは、
1−ヘキセンであり、これは現在最も好ましい性質を有
するポリマーを製造するためのブチル分枝を生成する。
【0008】本発明において有用なプロピレンポリマー
は、例えばU.S.P.4,376,851(Hoga
nおよびBanks)に記載されているような任意の結
晶質または半結晶質ポリプロピレンである。プロピレン
ポリマーは、当業界における任意の公知の方法によって
製造できる。
は、例えばU.S.P.4,376,851(Hoga
nおよびBanks)に記載されているような任意の結
晶質または半結晶質ポリプロピレンである。プロピレン
ポリマーは、当業界における任意の公知の方法によって
製造できる。
【0009】本発明において有用なポリオレフィンは、
当業界において公知の任意の重合触媒系を使用して当業
界において公知の任意の方法によって製造できる。一般
に、重合触媒系は無機酸化物に支持されたクロム触媒系
(Phillips触媒としても公知である);遷移金
属ハライドおよび有機金属化合物(Ziegler−N
atta触媒としても公知である);または遷移金属が
2種以上の有機化合物間にはさまれている(メタロセン
とも呼ばれる)メタロセン重合触媒系であると考えられ
ている。
当業界において公知の任意の重合触媒系を使用して当業
界において公知の任意の方法によって製造できる。一般
に、重合触媒系は無機酸化物に支持されたクロム触媒系
(Phillips触媒としても公知である);遷移金
属ハライドおよび有機金属化合物(Ziegler−N
atta触媒としても公知である);または遷移金属が
2種以上の有機化合物間にはさまれている(メタロセン
とも呼ばれる)メタロセン重合触媒系であると考えられ
ている。
【0010】商用として入手できるクロム触媒系は、無
機酸化物上に支持され、少なくとも一部が六価状態であ
るクロムを含有し;所望により、担持クロム重合触媒系
はさらに金属アルキル助触媒を含有する。代表的クロム
触媒系は、これらに限定されないが、U.S.P.3,
887,494;3,900,457;4,053,4
36;4,151,122;4,294,724;4,
392,990;および4,405,501に開示され
ているものが含まれる。ポリエチレンの製造に特に有用
であるポリオレフィン製造の一方法は、反応器温度をポ
リマーが溶液によらない低い温度に維持されているスラ
リーまたは粒子形態重合条件下で無機酸化物に支持され
たクロム−酸化物触媒系を使用する。かような重合方法
は当業界において周知であり、かつ、例えばNorwo
od,U.S.P.No.3,248,179に開示さ
れている。
機酸化物上に支持され、少なくとも一部が六価状態であ
るクロムを含有し;所望により、担持クロム重合触媒系
はさらに金属アルキル助触媒を含有する。代表的クロム
触媒系は、これらに限定されないが、U.S.P.3,
887,494;3,900,457;4,053,4
36;4,151,122;4,294,724;4,
392,990;および4,405,501に開示され
ているものが含まれる。ポリエチレンの製造に特に有用
であるポリオレフィン製造の一方法は、反応器温度をポ
リマーが溶液によらない低い温度に維持されているスラ
リーまたは粒子形態重合条件下で無機酸化物に支持され
たクロム−酸化物触媒系を使用する。かような重合方法
は当業界において周知であり、かつ、例えばNorwo
od,U.S.P.No.3,248,179に開示さ
れている。
【0011】商用として入手できるZiegler−N
atta触媒系は、典型的に、アルミニウムアルキルの
ような有機金属化合物と、チタン、ジルコニウム、およ
び(または)バナジウムのハライドのような遷移金属ハ
ライドとの錯体を含有する。代表的なZiegler−
Natta触媒には、これらに限定されないが、U.
S.P.4,394,291;4,326,988;お
よび4,347,158に開示されているものが含まれ
る。Ziegler−Natta触媒を使用するポリオ
レフィン製造方法は、通常、低温度および低圧力のよう
な比較的緩和な重合反応条件を有する。
atta触媒系は、典型的に、アルミニウムアルキルの
ような有機金属化合物と、チタン、ジルコニウム、およ
び(または)バナジウムのハライドのような遷移金属ハ
ライドとの錯体を含有する。代表的なZiegler−
Natta触媒には、これらに限定されないが、U.
S.P.4,394,291;4,326,988;お
よび4,347,158に開示されているものが含まれ
る。Ziegler−Natta触媒を使用するポリオ
レフィン製造方法は、通常、低温度および低圧力のよう
な比較的緩和な重合反応条件を有する。
【0012】安定化 本開示において使用するポリマーの安定性とは、ポリマ
ーに作用するまたはポリマーと反応する例えば、光、熱
および酸化剤のような外力によってポリマーが如何に影
響されるかの指標または尺度である。安定性は、換言す
れば、ポリマー中および(または)ポリマーに起こる変
化の指標である。しかし、本発明のポリマーは、不利な
影響を与えない、および例えば他の安定剤、顔料、染
料、加工助剤、不活性充填剤、バインダー、架橋剤、中
和剤およびこれら2種以上の混合物のようなポリマーの
性質を増進すらさせるような追加成分も含有できること
も認識すべきである。
ーに作用するまたはポリマーと反応する例えば、光、熱
および酸化剤のような外力によってポリマーが如何に影
響されるかの指標または尺度である。安定性は、換言す
れば、ポリマー中および(または)ポリマーに起こる変
化の指標である。しかし、本発明のポリマーは、不利な
影響を与えない、および例えば他の安定剤、顔料、染
料、加工助剤、不活性充填剤、バインダー、架橋剤、中
和剤およびこれら2種以上の混合物のようなポリマーの
性質を増進すらさせるような追加成分も含有できること
も認識すべきである。
【0013】本発明のオレフィンポリマーの熱酸化安定
性を改良するための酸化防止剤安定化パッケージは、一
般に公知の、以後ビタミンCと呼ぶアスコルビン酸(C
6 H 8 O6 )、一般に公知の、以後ビタミンE、例えば
α−トコフェロール(C29H 50O2 )のようなトコフェ
ロール、を含有する。ビタミンCおよびビタミンEの両
者は、ポリオレフィンの熱酸化安定性を改良するのに十
分な任意の量で存在できる。これらの2種の化合物は、
ポリマーの熱、光および酸化安定性を改良できる酸化防
止剤として添加できる。
性を改良するための酸化防止剤安定化パッケージは、一
般に公知の、以後ビタミンCと呼ぶアスコルビン酸(C
6 H 8 O6 )、一般に公知の、以後ビタミンE、例えば
α−トコフェロール(C29H 50O2 )のようなトコフェ
ロール、を含有する。ビタミンCおよびビタミンEの両
者は、ポリオレフィンの熱酸化安定性を改良するのに十
分な任意の量で存在できる。これらの2種の化合物は、
ポリマーの熱、光および酸化安定性を改良できる酸化防
止剤として添加できる。
【0014】アスコルビン酸の任意の種類または異性体
が本発明において使用できる。L−アスコルビン酸およ
びD−アスコルビン酸の両者が商用として入手できる。
D−アスコルビン酸はまたD−キシロアスコルビン酸お
よびD−スレオ−ヘキセ−2−エン酸γ−ラクトンとし
ても一般に公知であり;D−アラボアスコルビン酸はエ
リスロビン酸、D−エリスロ−ヘキセ−2−エン酸γ−
ラクトンとしても一般に公知でり、そして、L−アスコ
ルビン酸はL−キシロアスコルビン酸およびL−スレオ
−ヘキセ−2−エン酸γ−ラクトンとしても公知であ
る。
が本発明において使用できる。L−アスコルビン酸およ
びD−アスコルビン酸の両者が商用として入手できる。
D−アスコルビン酸はまたD−キシロアスコルビン酸お
よびD−スレオ−ヘキセ−2−エン酸γ−ラクトンとし
ても一般に公知であり;D−アラボアスコルビン酸はエ
リスロビン酸、D−エリスロ−ヘキセ−2−エン酸γ−
ラクトンとしても一般に公知でり、そして、L−アスコ
ルビン酸はL−キシロアスコルビン酸およびL−スレオ
−ヘキセ−2−エン酸γ−ラクトンとしても公知であ
る。
【0015】任意の種類のトコフェロールが、本発明に
おいて使用できる。代表的なトコフェロールには、これ
らに限定されないが、ビタミン活性を有する4種の天然
産化合物および4種の他の類似化合物が含まれる。4種
の天然産化合物は、トコール(2−メチル−2−
(4′,8′,12′−トリメチルトリデシル)−6−
クロモノール)のメチル誘導体であり、かつ、α−トコ
フェロール(5,7,8−トリメチルトコール)、β−
トコフェロール(5,8−ジメチルトコール)、γ−ト
コフェロール(7,8−ジメチルトコール)、およびδ
−トコフェロール(8−メチルトコール)、およびD
(右)およびL(左)光学的活性異性体の両者を含むこ
れらの1種以上の誘導体が含まれる。代表的誘導体に
は、これらに限定されないが、D−α−トコフェロール
アセテート、DL−α−トコフェロールアセテート、D
−α−トコフェロール酸スクシネート、D−α−トコフ
ェロールポリエチレングリコール 1000スクシネー
ト、D−α−トコフェロールキノンおよびこれらの混合
物が含まれる。4種の類似化合物は、トコトリエノール
(2−メチル−2−(4′,8′,12′−トリメチル
トリデカ−3′,7′,11′−トリエニル)−6−ク
ロモノールのメチル誘導体であり、かつ、側鎖に3個の
不飽和結合を含有する。
おいて使用できる。代表的なトコフェロールには、これ
らに限定されないが、ビタミン活性を有する4種の天然
産化合物および4種の他の類似化合物が含まれる。4種
の天然産化合物は、トコール(2−メチル−2−
(4′,8′,12′−トリメチルトリデシル)−6−
クロモノール)のメチル誘導体であり、かつ、α−トコ
フェロール(5,7,8−トリメチルトコール)、β−
トコフェロール(5,8−ジメチルトコール)、γ−ト
コフェロール(7,8−ジメチルトコール)、およびδ
−トコフェロール(8−メチルトコール)、およびD
(右)およびL(左)光学的活性異性体の両者を含むこ
れらの1種以上の誘導体が含まれる。代表的誘導体に
は、これらに限定されないが、D−α−トコフェロール
アセテート、DL−α−トコフェロールアセテート、D
−α−トコフェロール酸スクシネート、D−α−トコフ
ェロールポリエチレングリコール 1000スクシネー
ト、D−α−トコフェロールキノンおよびこれらの混合
物が含まれる。4種の類似化合物は、トコトリエノール
(2−メチル−2−(4′,8′,12′−トリメチル
トリデカ−3′,7′,11′−トリエニル)−6−ク
ロモノールのメチル誘導体であり、かつ、側鎖に3個の
不飽和結合を含有する。
【0016】一般に、全酸化防止安定剤パッケージは、
約1,000ミリグラム/キログラム(mg/kgまたはpp
m )、までの範囲内、好ましくは約10〜1,000mg
/kgの範囲内でポリマー中に存在する。最も好ましく
は、全酸化防止安定剤パッケージは、最良のポリマー安
定化用としては50〜500mg/kgの範囲内で最終ポリ
マー組成物中に存在する。安定剤の任意の追加量は、ポ
リマーの酸化安定性を有意には改良しない。不十分量の
安定剤は、ポリマーの安定性を十分には改良させない。
約1,000ミリグラム/キログラム(mg/kgまたはpp
m )、までの範囲内、好ましくは約10〜1,000mg
/kgの範囲内でポリマー中に存在する。最も好ましく
は、全酸化防止安定剤パッケージは、最良のポリマー安
定化用としては50〜500mg/kgの範囲内で最終ポリ
マー組成物中に存在する。安定剤の任意の追加量は、ポ
リマーの酸化安定性を有意には改良しない。不十分量の
安定剤は、ポリマーの安定性を十分には改良させない。
【0017】一般に、最終の得られたポリマー組成物中
に存在するアスコルビン酸の量は、約1〜約1000mg
/kg、好ましくは約5〜約500mg/kgの範囲内であ
る。最も好ましくは、最終ポリマー組成物中に存在する
アスコルビン酸の量は、熱酸化安定性を最高にし、か
つ、維持するために10〜250mg/kgの範囲内であ
る。
に存在するアスコルビン酸の量は、約1〜約1000mg
/kg、好ましくは約5〜約500mg/kgの範囲内であ
る。最も好ましくは、最終ポリマー組成物中に存在する
アスコルビン酸の量は、熱酸化安定性を最高にし、か
つ、維持するために10〜250mg/kgの範囲内であ
る。
【0018】最終の得られたポリマー組成物中に存在す
るα−トコフェロールの量は、一般に約1000mg/kg
まで、好ましくは、約5〜約500mg/kgの範囲内であ
る。好ましくは、最終ポリマー組成物中に存在するトコ
フェロールの量は、10〜250mg/kgの範囲内であ
る。ビタミンEは、得られたポリマーを着色させる。従
って高い添加量は消費者に受入れられない。さらに、好
ましい範囲では、熱酸化に対するポリオレフィンの安定
化に相乗効果を付与する。
るα−トコフェロールの量は、一般に約1000mg/kg
まで、好ましくは、約5〜約500mg/kgの範囲内であ
る。好ましくは、最終ポリマー組成物中に存在するトコ
フェロールの量は、10〜250mg/kgの範囲内であ
る。ビタミンEは、得られたポリマーを着色させる。従
って高い添加量は消費者に受入れられない。さらに、好
ましい範囲では、熱酸化に対するポリオレフィンの安定
化に相乗効果を付与する。
【0019】本発明において使用する酸化防止剤パッケ
ージは、当業界において公知の任意の方法によってポリ
マーに添加できる。酸化防止剤とポリマーとを組合せる
代表的例には、これらに限定されないが、物理的混合、
溶融混合噴霧適用、安定剤(例えばビタミンE)の濃厚
物を所望濃度までポリマー中に稀釈させる、およびこれ
らの2種以上の方法の組合せが含まれる。例えば、添加
を簡単にするために溶剤中に稀釈することができる。
ージは、当業界において公知の任意の方法によってポリ
マーに添加できる。酸化防止剤とポリマーとを組合せる
代表的例には、これらに限定されないが、物理的混合、
溶融混合噴霧適用、安定剤(例えばビタミンE)の濃厚
物を所望濃度までポリマー中に稀釈させる、およびこれ
らの2種以上の方法の組合せが含まれる。例えば、添加
を簡単にするために溶剤中に稀釈することができる。
【0020】酸化剤パッケージとポリマーとの接触は、
最終組成物中に酸化防止剤の適切量を含有した最終組成
物を調製するのに十分な任意の条件下で行うことができ
る。使用を容易にするために、接触温度は一般に、ほぼ
周囲温度から所望ポリマーのほぼ融点までの間である。
例えばビタミンCおよびEのような安定剤を室温でポリ
マーに添加し、次いでさらに完全に接触させるために全
組成物を溶融混合させることができる。接触圧力は、一
般に、約大気圧〜約70.3kg/cm2 ゲージ(1000
psig)であり、かつ、任意の雰囲気が使用できるが、酸
化防止剤添加の間のポリマー安定性を増加させるために
は例えば窒素またはアルゴンのような不活性雰囲気の使
用が好ましい。
最終組成物中に酸化防止剤の適切量を含有した最終組成
物を調製するのに十分な任意の条件下で行うことができ
る。使用を容易にするために、接触温度は一般に、ほぼ
周囲温度から所望ポリマーのほぼ融点までの間である。
例えばビタミンCおよびEのような安定剤を室温でポリ
マーに添加し、次いでさらに完全に接触させるために全
組成物を溶融混合させることができる。接触圧力は、一
般に、約大気圧〜約70.3kg/cm2 ゲージ(1000
psig)であり、かつ、任意の雰囲気が使用できるが、酸
化防止剤添加の間のポリマー安定性を増加させるために
は例えば窒素またはアルゴンのような不活性雰囲気の使
用が好ましい。
【0021】次の例は、本発明の範囲を不当に限定する
ことなく本発明の好ましい態様をさらに例示するための
ものである。
ことなく本発明の好ましい態様をさらに例示するための
ものである。
【0022】例 ポリエチレンは、Phillips Petroleu
m Company,Bartlesville,Ok
lahomaから商標名MarlexTM6007として
販売されている慣用の商用として入手できる触媒系によ
って製造されたものであり、これを種々の酸化防止剤を
使用して熱安定性の試験をした。商用として入手できる
ビタミンEは、商標名RonotecTM201Cまたは
RonotecTM202CとしてHoffman−La
Roche,Inc.から購入したものであり、Ron
otec 201Cは10wt%のビタミンEとグリセ
ライドとのブレンドである。ビタミンCはRonote
cTM100としてHoffman−LaRocheから
購入した商用として入手できるものであった。テトラキ
ス[メチレン(3,5−ジ−t−ブチル−4−4ヒドロ
キシヒドロシンナメート)]メタンは商用として入手で
きるものであり、IrganoxTM1010としてCi
ba−Geigyから購入した。
m Company,Bartlesville,Ok
lahomaから商標名MarlexTM6007として
販売されている慣用の商用として入手できる触媒系によ
って製造されたものであり、これを種々の酸化防止剤を
使用して熱安定性の試験をした。商用として入手できる
ビタミンEは、商標名RonotecTM201Cまたは
RonotecTM202CとしてHoffman−La
Roche,Inc.から購入したものであり、Ron
otec 201Cは10wt%のビタミンEとグリセ
ライドとのブレンドである。ビタミンCはRonote
cTM100としてHoffman−LaRocheから
購入した商用として入手できるものであった。テトラキ
ス[メチレン(3,5−ジ−t−ブチル−4−4ヒドロ
キシヒドロシンナメート)]メタンは商用として入手で
きるものであり、IrganoxTM1010としてCi
ba−Geigyから購入した。
【0023】すべての酸素誘導時間(OIT)分析は、
別記しない限り三重反復試験で実施した。OIT分析は
次の方法によって行った。ポリマーフラッフをメチレン
クロライド中においてビタミンCとビタミンEとの混合
物でスラリーにし、所望濃度にした。次いでフラッフを
生産設備で通常実施されるように押出し、かつ、ペレッ
ト化した。個々の安定化ペレットを、ホットプレス上で
2枚のガラススライド間で177℃(350°F)で1
分未満プレスして0.20〜0.25mm(8〜10mil
)の厚さにした。各ペレットから直径1/4のパンチ
を有する1個の円形試料を打抜き、アルミニウムパン上
に置いた。試料に均一な熱伝導を維持するために、アル
ミニウムパンの角にひだを付け、かつ、曲げて円形試料
全体がパンと接触させるようにした。熱伝導が均一でな
い場合には、OIT分析結果が変化するおそれがある。
例えば試料が加熱の間にパンと接触を保っていない場合
には、試料は最初にカールし、そして熱の上昇に伴って
平らになる結果、OIT値が低くなる。試料は窒素下
(N2 供給量50cc/分)で10℃/分の割合で200
℃まで加熱し、次いで純酸素に切換えた(O2 供給量5
0cc/分)。熱流の割合(mcal/秒)は、酸化分解(発
熱反応)の開始までの時間(分)を測定するために時間
(分)単位で測定した。
別記しない限り三重反復試験で実施した。OIT分析は
次の方法によって行った。ポリマーフラッフをメチレン
クロライド中においてビタミンCとビタミンEとの混合
物でスラリーにし、所望濃度にした。次いでフラッフを
生産設備で通常実施されるように押出し、かつ、ペレッ
ト化した。個々の安定化ペレットを、ホットプレス上で
2枚のガラススライド間で177℃(350°F)で1
分未満プレスして0.20〜0.25mm(8〜10mil
)の厚さにした。各ペレットから直径1/4のパンチ
を有する1個の円形試料を打抜き、アルミニウムパン上
に置いた。試料に均一な熱伝導を維持するために、アル
ミニウムパンの角にひだを付け、かつ、曲げて円形試料
全体がパンと接触させるようにした。熱伝導が均一でな
い場合には、OIT分析結果が変化するおそれがある。
例えば試料が加熱の間にパンと接触を保っていない場合
には、試料は最初にカールし、そして熱の上昇に伴って
平らになる結果、OIT値が低くなる。試料は窒素下
(N2 供給量50cc/分)で10℃/分の割合で200
℃まで加熱し、次いで純酸素に切換えた(O2 供給量5
0cc/分)。熱流の割合(mcal/秒)は、酸化分解(発
熱反応)の開始までの時間(分)を測定するために時間
(分)単位で測定した。
【0024】例 I ビタミンE、IrganoxTM1010およびビタミン
E/ビタミンCを使用したOIT分析の結果を下記の表
Iに示す。
E/ビタミンCを使用したOIT分析の結果を下記の表
Iに示す。
【0025】
【表1】 表 I 添加剤濃度,OIT OIT OIT OIT,実験 添 加 剤 mg/kg #1 #2 #3 平 均 101 なし 0 1.97 1.88 1.85 1.9±0.06 102 Vitamin E * 100 4.55 4.18 5.27 4.7±0.6 103 Vitamin E ** 100 4.02 4.30 4.67 4.3±0.3 104 IrganoxTM 1010 300 4.91 6.11 2.42 4.5±1.9 105 Vitamin E* /Vitamin C 100/100 11.28 6.81 12.45 5.14 7.48 8.6±3.1
【0026】(表中、 * RonotecTM201** RonotecTM202C )
【0027】表Iのデータには、ビタミンEとビタミン
Cの組合せがOITを有意に増加させること示されてい
る。
Cの組合せがOITを有意に増加させること示されてい
る。
【0028】例 II 非安定化ポリマー、ビタミンEのみを添加したポリマ
ー、ビタミンCのみを添加したポリマーおよびビタミン
EおよびビタミンCの両者を添加したポリマーについて
OITを再び行った。データを下記の表IIに示す。
ー、ビタミンCのみを添加したポリマーおよびビタミン
EおよびビタミンCの両者を添加したポリマーについて
OITを再び行った。データを下記の表IIに示す。
【0029】
【表2】 表 II 添加剤濃度,OIT OIT OIT OIT,実験 添 加 剤 mg/kg #1 #2 #3 平 均 201 なし 0 2.86 2.68 1.36 2.3±0.82 202 Vitamin E * 100 2.14 1.82 2.96 2.3±0.59 203 Vitamin C 100 1.36 0.88 1.46 1.2±0.31204 Vitamin E* /Vitamin C 100/100 4.57 4.71 3.60 4.3±0.60
【0030】(表中、 * RonotecTM201)
【0031】表IIのデータに示されるように、ビタミン
EとビタミンCの両者の添加は、ポリマーの酸素誘導時
間を改良する上で相乗効果を有する。
EとビタミンCの両者の添加は、ポリマーの酸素誘導時
間を改良する上で相乗効果を有する。
【0032】各分析で1個のみのペレットを使用し、例
えばペレットとアルミニウムパンとの不完全な接触のよ
うな他の試験変数に鑑みて、表Iおよび表IIのデータは
直接比較できないことを留意すべきである。しかし、各
表の中のデータは比較できる。さらに均一なポリマーブ
レンドを得るために理想的には、ビタミンCおよびビタ
ミンEは押出並びにペレット化前に溶融混合した方が良
いであろう。残念ながら、かような工程はポリマーに別
の熱履歴を付加し、従ってポリマーを変化させる可能性
がある。
えばペレットとアルミニウムパンとの不完全な接触のよ
うな他の試験変数に鑑みて、表Iおよび表IIのデータは
直接比較できないことを留意すべきである。しかし、各
表の中のデータは比較できる。さらに均一なポリマーブ
レンドを得るために理想的には、ビタミンCおよびビタ
ミンEは押出並びにペレット化前に溶融混合した方が良
いであろう。残念ながら、かような工程はポリマーに別
の熱履歴を付加し、従ってポリマーを変化させる可能性
がある。
【0033】本発明を例示する目的で詳細に説明した
が、これによって本発明が限定されるものと解釈すべき
ではなく、本発明の範囲および精神の範囲内のすべての
変更および改良態様を網羅する積りである。
が、これによって本発明が限定されるものと解釈すべき
ではなく、本発明の範囲および精神の範囲内のすべての
変更および改良態様を網羅する積りである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 23/18 LCZ
Claims (12)
- 【請求項1】 (a)オレフィン1分子当り2〜8個の
炭素原子を有するオレフィンのホモポリマーまたはコポ
リマーまたはこれらの混合物であるポリマー; (b)アスコルビン酸;および (c)1種以上のトコフェロール を含有することを特徴とする改良された熱酸化安定性を
有するポリマー組成物。 - 【請求項2】 前記のオレフィンがエチレンである請求
項1に記載の組成物。 - 【請求項3】 前記のポリマーが、エチレンのホモポリ
マーである請求項1または2に記載の組成物。 - 【請求項4】 前記のコポリマーが、エチレンと高級α
−オレフィンとのコポリマーである請求項1または2に
記載の組成物。 - 【請求項5】 前記の高級α−オレフィンが、1分子当
り約3〜約8個の炭素原子を有する請求項4に記載の組
成物。 - 【請求項6】 前記のポリマーが、ポリプロピレンであ
る請求項1に記載の組成物。 - 【請求項7】 前記のアスコルビン酸が、L−アスコル
ビン酸、D−アスコルビン酸またはこれらの混合物であ
る請求項1〜6の任意の1項に記載の組成物。 - 【請求項8】 前記のアスコルビン酸が、最終の、得ら
れたポリマー組成物の全重量に基づいて、約1〜約10
00mg/kgの範囲内で存在する請求項1〜7の任意の1
項に記載の組成物。 - 【請求項9】 前記のトコフェロールが、トコール(2
−メチル−2−(4′,8′,12′−トリメチルトリ
デシル)−6−クロモノール)のメチル誘導体、トコト
リエノール(2−メチル−2−(4′,8′,12′−
トリメチルトリデカ−3′,7′,11′−トリエニ
ル)−6−クロモノール)のメチル誘導体またはこれら
の混合物である請求項1〜8の任意の1項に記載の組成
物。 - 【請求項10】 前記のトコフェロールが、トコール
(2−メチル−2−(4′,8′,12′−トリメチル
トリデシル)−6−クロモノノール)のメチル誘導体、
およびα−トコフェロール(5,7,8−トリメチルト
コール)、β−トコフェロール(5,8−ジメチルトコ
ール)、γ−トコフェロール(7,8−ジメチルトコー
ル)、およびδ−トコフェロール(8−メチルトコー
ル)、かような化合物の1種以上の誘導体またはかよう
な化合物および誘導体2種以上の混合物である請求項9
に記載の組成物。 - 【請求項11】 前記のトコフェロールが、最終の、得
られたポリマー組成物の全重量に基づいて約1000mg
/kgまでの範囲内で存在する請求項1〜10の任意の1
項に記載の組成物。 - 【請求項12】 成分(a)、(b)および(c)を溶
融混合させることを特徴とする請求項1〜11の任意の
1項に記載のポリマー組成物の製造方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US241538 | 1988-09-02 | ||
US24153894A | 1994-05-12 | 1994-05-12 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0841252A true JPH0841252A (ja) | 1996-02-13 |
Family
ID=22911112
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7113013A Pending JPH0841252A (ja) | 1994-05-12 | 1995-05-11 | 熱酸化安定性ポリマー組成物 |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0682073A3 (ja) |
JP (1) | JPH0841252A (ja) |
KR (1) | KR950032419A (ja) |
CN (1) | CN1117061A (ja) |
CA (1) | CA2146034A1 (ja) |
HU (1) | HUT73166A (ja) |
NO (1) | NO951879L (ja) |
SG (1) | SG47345A1 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001079346A1 (en) * | 2000-04-18 | 2001-10-25 | Edc Technology Ltd. | Polyolefin compositions using natural compound as antioxidant and/or heat-resistant |
WO2006049088A1 (ja) * | 2004-11-01 | 2006-05-11 | Kaneka Corporation | ポリエーテルの製造方法および重合体 |
WO2006049087A1 (ja) * | 2004-11-01 | 2006-05-11 | Kaneka Corporation | ポリエーテル重合体の製造方法およびその組成物 |
JP2011173949A (ja) * | 2010-02-23 | 2011-09-08 | Japan Polyethylene Corp | ポリエチレン系樹脂組成物及びそれからなる食品包装容器 |
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---|---|---|---|---|
US5663223A (en) * | 1994-08-11 | 1997-09-02 | Zapata Technologies, Inc. | Flavor protectant closure liner compositions |
PL219632B1 (pl) | 2010-01-14 | 2015-06-30 | Termo Organika Spółka Z Ograniczoną Odpowiedzialnością | Spreparowane polimery styrenowe i sposób preparacji polimerów styrenowych |
RU2016131894A (ru) | 2010-12-13 | 2018-12-10 | Сайтек Текнолоджи Корп. | Технологические добавки и их применения в ротационном формовании |
US11267951B2 (en) | 2010-12-13 | 2022-03-08 | Cytec Technology Corp. | Stabilizer compositions containing substituted chroman compounds and methods of use |
UA119740C2 (uk) * | 2012-06-13 | 2019-08-12 | Сайтек Текнолоджи Корп. | Композиції стабілізатора, що містять заміщені хроманові сполуки, і способи застосування |
ITMI20121315A1 (it) * | 2012-07-27 | 2014-01-28 | Versalis Spa | Composizione stabilizzata comprendente omopolimeri o copolimeri dell'etilene ed antiossidanti naturali |
EP3397681A1 (en) * | 2015-12-29 | 2018-11-07 | SABIC Global Technologies B.V. | Stabilised polyolefin composition |
CN106995551B (zh) * | 2016-01-26 | 2021-03-26 | 合肥杰事杰新材料股份有限公司 | 一种低voc、低迁移性聚丙烯复合材料及其制备方法 |
CN106995599B (zh) * | 2016-01-26 | 2021-03-26 | 合肥杰事杰新材料股份有限公司 | 一种低voc、低迁移性pc/abs合金材料及其制备方法 |
EP3526040A1 (en) * | 2016-10-14 | 2019-08-21 | SABIC Global Technologies B.V. | Packaging material |
WO2018069540A1 (en) * | 2016-10-14 | 2018-04-19 | Sabic Global Technologies B.V. | Sterilizable packaging material |
CN107880395B (zh) * | 2017-11-20 | 2020-09-15 | 宁波市鄞州骁业汽车零部件有限公司 | 一种聚丙烯增韧改性用组合物及其改性聚丙烯 |
US12037506B2 (en) * | 2018-05-25 | 2024-07-16 | Union Carbide Corporation | Moisture-curable polyolefin formulation |
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---|---|---|---|---|
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DE1114319B (de) * | 1959-05-02 | 1961-09-28 | Basf Ag | Formmasse aus Polyolefinen und einer Stabilisatormischung |
US3248179A (en) | 1962-02-26 | 1966-04-26 | Phillips Petroleum Co | Method and apparatus for the production of solid polymers of olefins |
US3900457A (en) | 1970-10-08 | 1975-08-19 | Phillips Petroleum Co | Olefin polymerization catalyst |
US3887494A (en) | 1970-11-12 | 1975-06-03 | Phillips Petroleum Co | Olefin polymerization catalyst |
US4053436A (en) | 1975-08-26 | 1977-10-11 | Phillips Petroleum Company | Spray dried titanium-containing catalyst for stress crack resistant polymer |
US4151122A (en) | 1977-12-05 | 1979-04-24 | Phillips Petroleum Company | Reduction and reoxidation of cogel or self-reduced catalyst |
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US4326988A (en) | 1980-08-12 | 1982-04-27 | Phillips Petroleum Company | Catalyst, method of producing the catalyst, and polymerization process employing the catalyst |
US4394291A (en) | 1981-03-04 | 1983-07-19 | Phillips Petroleum Company | Polyolefin polymerization process and catalyst |
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-
1995
- 1995-03-31 CA CA002146034A patent/CA2146034A1/en not_active Abandoned
- 1995-05-03 SG SG1995000381A patent/SG47345A1/en unknown
- 1995-05-11 CN CN95105379A patent/CN1117061A/zh active Pending
- 1995-05-11 KR KR1019950011593A patent/KR950032419A/ko not_active Application Discontinuation
- 1995-05-11 EP EP95107168A patent/EP0682073A3/en not_active Withdrawn
- 1995-05-11 HU HU9501392A patent/HUT73166A/hu unknown
- 1995-05-11 JP JP7113013A patent/JPH0841252A/ja active Pending
- 1995-05-11 NO NO951879A patent/NO951879L/no unknown
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