JPH084060Y2 - クレーンゲームの景品収納容器 - Google Patents

クレーンゲームの景品収納容器

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JPH084060Y2
JPH084060Y2 JP4313393U JP4313393U JPH084060Y2 JP H084060 Y2 JPH084060 Y2 JP H084060Y2 JP 4313393 U JP4313393 U JP 4313393U JP 4313393 U JP4313393 U JP 4313393U JP H084060 Y2 JPH084060 Y2 JP H084060Y2
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crane
container body
prize
claws
container
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JP4313393U
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JPH077692U (ja
Inventor
清 松下
Original Assignee
株式会社サンワイズ
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
  • Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)
  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はゲーム機本体内に多数の
容器入りの景品を投入しておき、この景品をボタン操作
等によって操作するクレーンで吊り下げて獲得するよう
になしたクレーンゲームの景品収納容器の改良に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の景品収納容器としては、
合成樹脂材で成形した球形または長球形の二つ割り容器
が汎用されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記従来の景
品収納容器は、二つ割り部が通常の取扱では脱着しない
程度の強固な印篭継手となっており、また指掛け部が存
在しないため、容器を開いて景品を取り出すのが困難で
あるという課題を有していた。
【0004】また、上記従来の景品収納容器は球形また
は長球形容器であるため、二本爪のクレーンではほとん
ど吊り下げることガ不可能で、三本爪のクレーンを使用
しなくてはならない。そして、この三本爪のクレーンを
使用した場合は、容器の径を大きくすると、所定の容積
のゲーム機本体内に多数投入した景品収納容器と景品収
納容器との間隙が大きくなり、この間隙にクレーンの爪
が入り易くなるので景品獲得難度が低くなり、余りに大
型の景品収納容器はゲーム機に使用するに適さないとい
う課題を有している。
【0005】そこで本考案は上記課題に鑑みなされたも
ので、二本爪のクレーンも使用でき、大型の容器でも景
品獲得難度を適宜に設定できるばかりか景品獲得難度を
変更でき、さらに、景品を容器本体より取り出すことが
容易なクレーンゲームの景品収納容器を提供することを
目的としたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的に沿い、先述
実用新案登録請求の範囲を要旨とする本考案の構成は前
述課題を解決するために、円形開口部2aを有した一方
側容器体1aと、同じく円形開口部2bを有した他方側
容器体1bとで、両者の開口部2a,2bが相互に着脱
可能に嵌着する二つ割り状容器本体1を形成し、上記両
開口部2a,2bには夫々外側に突出するフランジ部3
a,3bを突設すると共に、このフランジ部3a,3b
の外周端には複数の翼部4a,4bを夫々放射状に突設
してなる技術的手段を講じたものである。
【0007】
【作用】次に本考案の作用を説明するが、その前にクレ
ーゲームの遊戯法を説明しておく。この種クレーンゲー
ム機は、内部を透視できる窓を有したゲーム機本体内に
多数の容器入り景品を投入しておき、この景品を吊りあ
げて景品取り出し口に搬送するクレーンをボタン操作で
行なうもので、コイン投入で遊戯可能となり、次にクレ
ーン移動用ボタンを押してクレーンをゲーム機本体内に
おいて平面方向所望の場所に移動する。そして、クレー
ンの移動位置が決定したらクレーン移動用ボタンを離
す。すると、クレーンは自動的にあるいはクレーン下降
用ボタンを押すことで下降し、最下端まで下降したら開
いていたクレーンの爪を閉じ、あるいは閉じながら該ク
レーンが上昇し、景品をクレーン爪で挟持して吊り下げ
るが、うまく景品が挟持できないとクレーンは景品を挟
持しないまま上昇する。そして、景品を挟持吊り下げた
か否かにかかわらずクレーンは上昇したら景品取り出し
口の上方にまで移動しクレーンの爪を開いて、挟持した
景品を落下させ、景品は景品取り出し口より取り出し可
能となる。なお、この際にクレーンが景品を挟持吊り下
げていなければ景品は景品取り出し口には落下せず景品
の獲得には失敗したことになるものである。
【0008】そして、本考案クレーンゲームの景品収納
容器は、二本爪のクレーンで使用する場合、一方側容器
体1aと他方側容器体1bとの翼部4a,4bを適合位
置に重ねて使用すると、クレーン爪10,10が「図
1」に実線で示した位置に入り込んだとすると、該クレ
ーン爪10,10が閉じる際にクレーン爪10,10の
幅と隣り合う翼部4a,4aの基端側の間隔とが略一致
していると、このクレーン爪10,10は見かけ上、容
器本体1の中心線を通る線上に合致するように、同図矢
印P1,P1方向に移動する。したがって、この場合は
景品を収納した容器本体1の重心を通る水平直線上にク
レーン爪10,10が対向位置するので、該クレーン爪
10,10はフランジ部3a,3bの重心を通る水平直
線部位を係止し景品(景品を収納した容器本体1)を安
定した状態で確実に挟持吊り下げる作用を呈する。
【0009】なお、景品の収納状態によっては重心は必
ずしも該収納容器の中心点に合致するとは限らないが、
クレーン爪10,10の両側に翼部4a,4bが引っ掛
ることによってか多少重心が狂っても景品を収納した容
器本体1は落ちることなく吊り下げられる作用を呈する
ものである。
【0010】次に、景品獲得難度を高くするには、「図
4」に示すように一方側容器体1aと他方側容器体1b
との翼部4a,4bを交互に位置にするようにずらして
使用する。このようにするとクレーン爪10,10の最
大開放間隔が所定に設定されているので、例えば該クレ
ーン爪10,10が「図4」に一点鎖線で示したように
距離L1しか開かないとするなら、この状態では景品の
獲得は不可能となる作用を呈する。
【0011】しかしこの場合もクレーン爪10,10が
二点鎖線で示すようにさらに大きく、距離L2まで(あ
るいはそれ以上)開くとするなら、景品を挟持すること
は可能となるが、この場合は容器本体1の直径(クレー
ン爪10の幅と翼部4a,4bの間隔距離との大小関係
でクレーン爪10が入り込める容器本体1の直径)が大
きくなるのでその分景品獲得難度が高くなる作用を呈す
るし、さらには、上記した重心を合わせる作用が期待で
きなくなるのでクレーン爪10,10が容器本体1に係
止されても景品(景品を収納した容器本体1)の重心が
狂って、クレーン爪10,10に吊り下げられる際に該
景品は傾いて落下する確率が高くなり景品獲得難度が高
くなる。
【0012】さらに、一方側容器体1aと他方側容器体
1bとの翼部4a,4bの相互の位置関係のずれを適宜
に設定することで、翼部4a,4bの間隔を変更し、ま
た直径が変更できるので、翼部4a,4bの間にクレー
ン爪10,10が入り込むことの蓋然性は調整でき景品
獲得難度は適宜に設定できる作用を呈するものである。
【0013】また、本考案は一方側容器体1aと他方側
容器体1bとの翼部4a,4bをずらすと、この翼部4
a,4bを容器本体1を開く際のツマミとして使用で
き、この翼部4a,4bを指で摘むことで容器を容易に
開くことが可能となる作用を呈するものである。
【0014】
【実施例】次に、本考案の実施例を添附図面に従って説
明すれば以下の通りである。図中、1が容器本体で、こ
の容器本体1は円形開口部2aを有した一方側容器体1
aと、同じく円形開口部2bを有した他方側容器体1b
とで、両者の開口部2a,2bが相互に着脱可能に嵌着
する二つ割り状に形成してある。
【0015】上記一方側容器体1aと他方側容器体1b
とは合成樹脂材で成形され、通常は収納した景品が透視
できるように透明材が使用され、その円形開口部2a,
2bは「図3」に示されるような従来公知な嵌合部20
を形成してある。
【0016】上記嵌合部20は、一方側容器1aは円形
開口部2aに外方に膨出する溝縁部21を設け、他方側
容器体1bの円形開口部2bには上記溝部21内に嵌入
する膨出条縁部22を設けてある。
【0017】そして、上記一方側容器体1aと他方側容
器体1bとの夫々の収納部の形状は適宜選定すればよ
く、一方は収納部では無く蓋に変更してもよい。図示実
施例においては、この収納部を略椀型に形成してある
が、半球形・円筒形・角筒形(箱形)等に種々変更して
もよいものである。しかし、収納部を箱型等の角筒形に
形成した場合も、円形開口部2a,2bは円形とする必
要性を有し、一方側容器体1aと他方側容器体1bとは
該円形開口部2a,2bの嵌合部20を摺動面として相
互に回動可能となしてある。
【0018】なお、本実施例においては、一方側容器体
1aと他方側容器体1bとの収納部は略椀型に形成し、
周面には複数の爪係止凹部5a,5bを、底面にはその
外周部位に添って爪係止用リング状凹部6a,6bを設
けてある。
【0019】この爪係止凹部5a,5bとリング状凹部
6a,6bとは、クレーン吊り下げ態様を複数用意する
ためのもので、「図6」のようにリング状凹部6a,6
bにクレーン爪10a,10bが係止されて容器本体1
が吊り下げられたり、「図7」のように爪係止凹部5
a,5bにクレーン爪10a,10bが係止されて容器
本体1が吊り下げられたりするようになしてある。
【0020】なお、上記爪係止凹部5a,5bとリング
状凹部6a,6bとはその深さを適宜に設定することで
クレーン爪10a,10bが引っ掛かる確率を適宜に設
定するようになしてある。すなわち、図示例では、リン
グ状凹部6a,6bは比較的深く形成してあり、リング
状凹部6a,6bの一方側は球面の一部で構成した底面
部7a,7bで他面はクレーン爪10a,10bの挟持
時の傾斜角度に略一致する傾斜面部8a,8bで構成す
ることで容器本体1が「図6」のように起立している場
合はクレーンで吊り下げ易くなしてある。
【0021】また、上記係止凹部5a,5bは比較的浅
い球面の一部で構成してあるので、一方側容器体1aの
二つの係止凹部5a,5aをクレーン爪10a,10b
で挟持したのでは容器本体1は通常はその重量でずり落
ちてしまい、一方のクレーン爪10aが一方側容器体1
aのある係止凹部5aを他方のクレーン爪10bが他方
側容器体1bの前記係止凹部5aとは容器本体1の中心
点に点対称の位置ある係止凹部5bを係止した場合にの
み容器本体1を吊り下げることが可能となるようにして
比較的吊り下げが困難なようになしてある。
【0022】なお、一方側容器体1aと他方側容器体1
bとの相互の嵌合位置をずらすと容器本体1の中心点に
点対称の位置に係止凹部5a,5bが位置しないように
なるのでさらに吊り下げはほとんど不可能なまでに困難
となすことができるものである。
【0023】そして、上記両円形開口部2a,2bには
夫々外側に突出するフランジ部3a,3bを突設すると
共に、このフランジ部3a,3bの外周端には複数の翼
部を4a,4bを夫々放射状に突設してなる。
【0024】上記フランジ部3a,3bは、図示例では
前記した溝縁部21と膨出条縁部22とのさらに外側に
水平状態に突設してあるが、この溝縁部21と膨出条縁
部22とはクレーン爪10,10が係合するに充分外方
に突出していれば、該溝縁部21と膨出条縁部22をフ
ランジ部3a,3bに兼ねてもよいものである。
【0025】また、上記翼部4a,4bは、舌片状に形
成されその間隔は基端部がクレーン爪10a,10bの
幅と略一致し、隣り合う翼部4a,4aの頂部の間隔は
クレーン爪10a,10bの幅より大きくなるように設
定してある。なお、この翼部4a,4aの大きさ・形状
・間隔は、隣り合う翼部4a,4aの間にクレーン爪1
0a,10bが入り込めることを条件として適宜選定す
ることができ、これらの条件でクレーン爪10a,10
bでの吊り下げ難度を設定できるが、図示実施例では、
隣り合う翼部4a,4a(4b,4b)はその基端部の
間隔をクレーン爪10a,10bの幅と略同じとし、隣
り合う翼部4a,4a(4b,4b)の頂部の間隔はク
レーン爪10a,10bの幅の2倍以下となし、前記獲
得難度の調整が確実にできるようになしてある。
【0026】なお、図中、30は景品Mを固定する固定
具で、「図8」に示すように合成樹脂板31に一対の切
り起こし片部32,32を設けてなり、両切り起こし片
部32,32の間に景品Mを挟持させ、該景品Mが容器
本体1内に安定した状態に収納保持されるようになして
ある。なお、このる固定具30は必要に応じて使用され
るものである。
【0027】
【考案の効果】本考案は上記のごく一方側容器体1aと
他方側容器体1bとの翼部4a,4bを合致させるとク
レーンでの吊り下げが容易で、両翼部4a,4bをずら
すとクレーンでの吊り下げが困難となるので、ゲーム性
が向上し、また、容器本体1を大型化してもこのクレー
ンでの吊り下げ難度を適宜に調整できるので大型の景品
を収納することもできゲーム機に使用するに適したクレ
ーンゲームの景品収納容器を提供できるものである。
【0028】また、本考案は一方側容器体1aと他方側
容器体1bとの翼部4a,4bをずらすと、この翼部4
a,4bを容器本体1を開く際のツマミとして使用で
き、この翼部4a,4bを指で摘むことで容器を容易に
開くことができるクレーンゲームの景品収納容器を提供
できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案クレーンゲームの景品収納容器の一実施
例を示す平面図である。
【図2】正面図である。
【図3】右半分縦断面図である。
【図4】使用形態を説明する平面図である。
【図5】別の使用形態を示す正面図である。
【図6】さらに別の使用形態を示す正面図である。
【図7】さらに別の使用形態を示す正面図である。
【図8】本考案に使用される固定具の平面図である。
【符号の説明】
1 容器本体 1a 一方側容器体 1b 他方側容器体 2a 円形開口部 2b 円形開口部 3a フランジ部 3b フランジ部 4a 翼部 4b 翼部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円形開口部(2a)を有した一方側容器
    体(1a)と、同じく円形開口部(2b)を有した他方
    側容器体(1b)とで、両者の開口部(2a,2b)が
    相互に着脱可能に嵌着する二つ割り状容器本体(1)を
    形成し、 上記両開口部(2a,2b)には夫々外側に突出するフ
    ランジ部(3a,3b)を突設すると共に、このフラン
    ジ部(3a,3b)の外周端には複数の翼部(4a,4
    b)を夫々放射状に突設してなるクレーンゲームの景品
    収納容器。
JP4313393U 1993-07-12 1993-07-12 クレーンゲームの景品収納容器 Expired - Lifetime JPH084060Y2 (ja)

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JPH077692U JPH077692U (ja) 1995-02-03
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