JPH0840468A - 感光性ウェブロールのための遮光包装体 - Google Patents

感光性ウェブロールのための遮光包装体

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JPH0840468A
JPH0840468A JP7101509A JP10150995A JPH0840468A JP H0840468 A JPH0840468 A JP H0840468A JP 7101509 A JP7101509 A JP 7101509A JP 10150995 A JP10150995 A JP 10150995A JP H0840468 A JPH0840468 A JP H0840468A
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ヴァルター・スペカーニャ
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エル・ケルシュ マイケル
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 遮光手段として、ロールの端面にラビリンス
タイプのシールを形成する包装体を提供する。 【構成】 感光性ウェブのロールRのための遮光包装体
10は、ロールの先端部18に取外し可能に取り付けら
れロールの最外方の第一の巻き20に重ねて巻かれた可
撓性材料部24を有している。環状のロールの端面1
2,14にそれぞれ不透明な端面部材22が取り付けら
れている。可撓性材料部24の第一、第二、第三の伸張
可能なセグメントはロール長さWと同等以上の幅を有
し、ロールの最外方の第一の巻きと重なって各セグメン
トを備えた最外方の巻きを形成する。伸張可能とされた
セグメントが一つ置きにロールの周端縁16に被さり、
端面部材と重なってロール端面をシールする。端面に折
り込まれた重なり部36,40は不透明端面部材と共に
ラビリンスタイプのシール42を形成してロールを遮光
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ウェブまたはその他の
物品の包装体に係わり、詳しくは、カセットまたは同様
の装置内に装着可能な感光性ウェブのロールを遮光状態
(light-tight) にかつ物理的に保護するように包装する
技術に関する。
【0002】
【従来の技術、および、発明が解決しようとする課題】
例えば、下記の特許に記載されているように、感光性材
料のための包装体は周知である。それらの特許の実施例
は、材料包装に係る種々の問題を解決し、あるいは種々
の目的を達成するものとされている。
【0003】米国特許 No. 5,133,171 には、ロール径
よりも大径とされた端部円板またはフランジが開示され
ている。これら大径のフランジは、該米国特許で述べら
れている問題については充分に解決することができるも
のの、カセットからの取り出しが複雑となり、かつ前記
フィルムを前記カセット内に巻き戻すことができなかっ
た。
【0004】例えば調査明細 (Research Disclosure) 2
2932 、米国特許 No. 4,911,299 、米国特許 No. 4,50
5,387 、米国特許 No. 4,148,395 、および、米国特許
No. 4,733,777 等で説明されているその他の遮光包装体
は、包装物を取り出すのに包装物を引き剥がす装置が必
要であり、よって埃や汚れを発生させる。また、これら
従来の包装体は多くの構成部材と複雑なシール操作を必
要とし、製作するのも難しいものであった。
【0005】その他の包装体としては、例えば、米国特
許 No. 0,191,417 、米国特許 No.4,911,299 、およ
び、米国特許 No. 5,222,601 等があり、これらにはロ
ールの端部を覆う螺旋包装技術が開示されている。これ
らの技術による包装体は、ロール端部およびロールのコ
ア部において材料の厚みが異なるため、種々のタイプの
処理装置を用いることができない。また、これらによる
包装体は、包装物を取り出すために構成部材を引き剥が
すことが必要であり、製造工程も複雑である。
【0006】上記例では種々の改良が述べられている
が、達成すべき共通の目的のほとんどは、物理的に保護
されたロールを、異なった型の処理装置にも対応できる
ように完全遮光することである。
【0007】従って、本発明の目的は、光の侵入を阻止
できる感光性ウェブロールのための包装体を提供するこ
とである。
【0008】本発明の他の目的は、ウェブロールを搬送
中における衝撃および擦れから保護する感光性ウェブロ
ールのための包装体を提供することである。
【0009】本発明の別の目的は、遮光手段として、ロ
ールの端面(対向した環状の端面)にラビリンスタイプ
のシールを形成する包装体を提供することである。
【0010】本発明のまた別の目的は、コスト低減が図
れ製造も容易な、感光性ウェブロールのための遮光包装
体を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】従って、上記した本発明
の目的の一つまたは複数を達成するため、本発明の一実
施態樣では以下の遮光包装体が提供されている。すなわ
ち、コアに卷回された感光性ウェブのロールのための遮
光包装体であって、前記ロールは、対向した環状の両端
面と、該両端面を囲む周端縁と、該ロールの最外方の第
一の巻きから延出した先端部とを有するものであり、該
包装体は、前記ロールの前記各端面の一部を覆うように
形成され、前記コアに取り付け可能とされた不透明端面
部材と、前記ロールの前記先端部に取り外し可能に取り
付けられ、第一、第二、および第三の連続した伸張可能
なセグメントを有し、かつ、前記第一および第三の伸張
可能なセグメントは初めは前記ロールの長さよりも僅か
に広い幅を有し、前記第二の伸張可能なセグメントは前
記ロールの長さと同等以下の幅を有して成る不透明可撓
性材料部と、を備え、前記可撓性材料部の前記第一の伸
張可能なセグメントは、前記ロールの前記最外方の第一
の巻きの回りに引き伸ばし可能に少なくとも一巻き卷回
されて最外方の第二の巻きを形成し、かつ該第一の伸張
可能なセグメントは、前記ロールの前記周端縁に被さっ
て前記ロールの前記端面の一部と重なるように卷回さ
れ、これにより前記端面に第一の重なり部を形成し、前
記第二の伸張可能なセグメントは、前記最外方の第二の
巻きの少なくとも一部に巻かれ、前記第三の伸張可能な
セグメントは、前記最外方の第二の巻きに巻かれて最外
方の第三の巻きを形成し、かつ該第三の伸張可能なセグ
メントは、前記周端縁に被さるように巻かれて前記第一
の重なり部に重畳され第二の重なり部を形成するととも
に、前記ロールの前記コアの対向端にそれぞれ取り付け
られた前記各不透明端面部材の少なくとも一部と連続的
に重なり、しかも、この第三の伸張可能なセグメントの
前記各不透明端面部材に対する重なりは、前記各不透明
端面部材を前記ロールの前記各端面に対して押し付けて
シールするのに充分であり、前記第一および第二の重ね
られたセグメントが、押圧シールされた前記各不透明端
面部材と協働することにより、前記端面に該端面を遮光
するためのラビリンスタイプのシールが形成されること
を特徴とする感光性ウェブロールのための遮光包装体。
【0012】また、本発明の他の実施態樣では以下の遮
光包装体が提供されている。すなわち、コアに卷回され
た感光性ウェブのロールのための遮光包装体であって、
前記ロールは、対向した環状の両端面と、該両端面を囲
む周端縁と、該ロールの最外方の第一の巻きから延出し
た先端部とを有するものであり、該包装体は、前記ロー
ルの前記各端面の一部を覆うように形成され、前記各端
面に取り付け可能とされた不透明端面部材と、前記ロー
ルの前記先端部に取り外し可能に取り付けられ、第一、
第二、および第三の連続した伸張可能なセグメントを有
し、かつ、前記第一および第三の伸張可能なセグメント
は初めは前記ロールの長さよりも僅かに広い幅を有し、
前記第二の伸張可能なセグメントは前記ロールの長さと
同等以下の幅を有して成る不透明可撓性材料部と、を備
え、前記可撓性材料部の前記第一の伸張可能なセグメン
トは、前記ロールの前記最外方の第一の巻きの回りに引
き伸ばし可能に少なくとも一巻き卷回されて最外方の第
二の巻きを形成し、かつ該第一の伸張可能なセグメント
は、前記ロールの前記周端縁に被さって前記ロールの前
記端面の一部と重なるように卷回され、これにより前記
端面に第一の重なり部を形成し、前記第二の伸張可能な
セグメントは、前記最外方の第二の巻きの少なくとも一
部に巻かれ、前記第三の伸張可能なセグメントは、前記
最外方の第二の巻きに少なくとも二巻き巻かれて最外方
の第三および第四の巻きを形成し、かつ該第三の伸張可
能なセグメントは、前記周端縁に被さるように巻かれて
前記コアに取り付けられた前記端面部材と重なって第二
の重なり部を形成するとともに、前記ロールの前記対向
した環状の端面にそれぞれ取り付けられた前記各不透明
端面部材の少なくとも一部と連続的に重なり、しかも、
この第三の伸張可能なセグメントの前記各不透明端面部
材に対する重なりは、前記各不透明端面部材を前記ロー
ルの前記各端面に対して押し付けてシールするのに充分
であり、前記第一および第二の重なり部が、押圧シール
された前記各不透明端面部材と協働することにより、前
記各端面に該端面を遮光するためのラビリンスタイプの
シールが形成され、かつ、前記ロールを衝撃および擦れ
から保護するために前記第三および第四の巻きの間にク
ッション層が設けられていることを特徴とする感光性ウ
ェブロールのための遮光包装体。
【0013】本発明のまた別の実施態樣によるものは、
物品は、ウェブロールと、該ウェブロールを包むロール
への光の侵入を防止するためにロールの両端面に形成さ
れたラビリンスタイプのシールを有して遮光および物理
的に保護された包装体とを備える。
【0014】従って、本出願人は、前記ロールの前記両
端面に設けられた適宜寸法の不透明端面部材またはフラ
ンジ、および、前記ロールの周囲および周端縁に複数回
重ねて巻かれた伸張可能な不透明部材により、優れた遮
光性が得られるとの知見を得たものである。詳しくは、
不透明端面部材は、前記ロールの半径よりも幾分小さい
半径を有しているのが好ましい。また、いくつかの伸張
可能なセグメント一つにクッション層を設けることによ
り、ロールの取り扱い中における衝撃および擦れに対し
て優れた物理的保護が得られる。
【0015】本発明に係る改良された遮光包装体の優位
な効果は、製造が容易でコスト低減が図れ、ロールを室
内照度下で関連機器に装填する間において該ロールが光
にさらされるのを防止する簡単な遮光構造を提供でき、
かつ、ロールを衝撃および擦れから保護できるというこ
とである。
【0016】
【実施例】本発明に係る上記の及びその他の目的、特
徴、および優位点は添付の図面により、より明確にされ
る。添付の図において同様の部材には同一符号を付して
ある。
【0017】図1は、ロールの先端部に取り付けられた
可撓性材料を示す包装体の斜視図;図2は、一部組み立
てられた包装体を端部部材を取り外した状態で示す斜視
図;図3は、最外方の第二の巻きに巻かれた第二の伸張
可能なセグメントを示す包装体の斜視図;図4は、最外
方の第二の巻きに巻かれた第三の伸張可能なセグメント
を示す一部完成された包装体の斜視図;図5は、伸張可
能なセグメントを示すもので、(A)は該伸張可能なセ
グメントをロールに巻かれた状態で示す図4の5−5線
に沿う矢視図、(B)はロールに卷回されずに完全に伸
展された状態で示す上面図;図6は、別の実施例によ
る、保護クッション層を有した一部完成された包装体の
斜視図;図7は、連続した巻きの間に部分的にサンドイ
ッチされたクッション層を有した一部完成された包装体
の斜視図;図8は、遮光コアプラグを有する包装体の完
成品を、遮光コアプラグがロールのコアから取り外され
た状態で示す斜視図;図9は、図8に示した包装体の9
−9線に沿う矢視図;図10は、ロールの最外方の第一
の巻きから伸展された可撓性材料部の連続したセグメン
トの別の実施例を示す上面図;図11は、螺旋包装装置
の概略図、である。
【0018】ウェブロールの包装体のためのいくつかの
部材は周知であるが、以下では特に、本発明を構成す
る、あるいは本発明と直接関連する部材について説明す
る。従って、ここで詳細には図示されずまたは説明され
ない部材は関連する周知のものから適宜選択され得るも
のである。
【0019】以下、図面を参照して本発明の実施例を説
明する。図1ないし図6は、本発明に係る感光性ウェブ
のロールの遮光包装体10を示している。図2から明確
なように、感光性ウェブロールRは例えば感光紙または
フィルム材等の感光性を有したものであり、対向した環
状の端面12,14と、これら端面12,14を囲む周
端縁16とを有している。図1に示すように、前記ロー
ルRの最外方の第一の巻き (outermost first convolut
ion) 20から先端部18が延出しており、例えばカセ
ットの如き図示しない関連機器と協働するようなってい
る。前記ロールRは通常、長さWのコア21、対向した
コア開口部23、および、前記両コア開口部23の間に
延びた内壁面25を有している。
【0020】概略的には、本発明に係る遮光包装体10
は、下記に詳述するように、ロールRの前記コア21に
取付け可能な一対の不透明端面部材22、および、ロー
ルRの最外方の前記第一の巻き20の回りを数回卷回す
る可撓性材料部 (flexiblematerial portion) 24を
有してなる。幅の大きいコア21すなわち約12インチ
を越えるようなコア21に対しては前記可撓性材料部2
4を螺旋包装する方法(例えば米国特許 5,203,139 号
に記載されている如きタイプの方法)の方が効果的と思
われるが、前記ロールRは、コア21の幅の異なるもの
であってもほぼ同様な方法により包装することができる
ことを理解すべきである。本発明の好ましい実施例で
は、前記各不透明端面部材22は、環状を呈する前記各
端面12,14をカバーするように形成されている。端
部に設けられるこれらの不透明端面部材22は、好まし
くは、前記可撓性材料部24を前記第一の巻き20の回
りに卷回する前、あるいは前記可撓性材料部24の卷回
中に取り付けられる。これら不透明端面部材22は略デ
ィスク状であるものが好ましいが、例えば多角形等その
他の幾何学的形状のものであってもよい。また、この不
透明端面部材22は、前記コア21の前記内壁面25に
簡単にアクセスできるよう、前記コア開口部23にほぼ
対応した中央開口22cを有したものであってもよい。
これら不透明端面部材22は、前記ロールRを遮光すべ
く前記コア21の前記内壁面25に留められる。好まし
くは、これら不透明端面部材22は、前記コア21の前
記内壁面25にヒートシールにより取り付けられる。た
だしここで、前記コア21の内径が減少したり、前記ロ
ールRの長さが増加することは好ましくない。前記コア
21へ不透明端面部材22を付着させる別の手段として
は、テープ、低温接着剤 (cold glue) 、ホットメル
ト、感圧接着 (pressure sensitive adhesive) 等が挙
げられる。ロールRに剛性を与えるため、図8に示すよ
うに、前記各コア開口部23にコアプラグ26を装着す
ることもできる。
【0021】図1に示すように、前記不透明可撓性材料
部24は前記ロールRの先端部18に、テープ帯27ま
たは同様の取り付け手段により取り外し可能に取り付け
られている。包装をスムーズに始めるために、前記可撓
性材料部24は、好ましくはロールRの長さWより幾分
狭い幅のテーパ部24tを有している。ロールRの先端
部18に取り付けられたこのテーパ部24tは、包装の
開始作業を容易にし、かつ可撓性材料部24の連続セグ
メント(後述)を巻くにあたってその作業性を均一なも
のとする。さらに、可撓性材料部24は、図5(B)に
最もよく示すように、いくつかの連続した伸張可能なセ
グメントを備える場合もある。本実施例においてこの可
撓性材料部24は、第一、第二、および第三の伸張可能
なセグメント28,30,32を備えたものとなってい
る(図3および図5)。前記第一および第三の伸張可能
なセグメント28,32は共に、下記に述べる理由によ
り、初期には前記ロールRの前記長さWよりも幾分大き
い幅W1 を有している。また、前記第二の伸張可能なセ
グメント30は、ロールRの長さWと同等以下の幅W3
を有している。前記可撓性材料部24の伸張は好ましく
は手で行なわれるが、下記に詳述するように、前記材料
24の端部を平らに伸張後解除することにより所要の幅
を得ることのできる適宜な装置を用いることも可能であ
る。この可撓性材料部24は、好ましくは、ニューヨー
ク州 マセドン市の モービル化学社 (the Mobil Chemic
al Co., Macedon, New York) 製でモービル「K」 (Mob
il "K") (登録商標)として販売されている0.002
インチの黒色不透明材料である。本実施例において用い
られるその他の材料としては、0.003インチの黒色
不透明伸張可能なラップ材、0.002インチ又は0.
003インチの黒色収縮性ラップ材、あるいはポリエチ
レンフィルム材料の如き伸張可能なポリオレフィンが挙
げられる。
【0022】図2は前記ロールRの最外方の前記第一の
巻き20(図1)の周囲に引き伸ばされて巻かれた前記
可撓性材料部24の前記第一の伸張可能なセグメント2
8を示している。この第一の伸張可能なセグメント28
は、ロールRの前記最外方の第一の巻き20の回りに少
なくとも一巻き以上巻かれ、この第一の伸張可能なセグ
メント28を備えた最外方の第二の巻き34を形成す
る。前記第一の伸張可能なセグメント28の幅W1 がロ
ールRの長さWよりも広いため、前記第一の伸張可能な
セグメント28は前記周端縁16上に被さって、ロール
Rの前記各端面12,14の部分をぴったりと包み込ん
で重なることができる。これは、前記可撓性材料部24
の側端部24eに沿って引張り力を付与することにより
実現される。この引張り力により、前記周端縁16に被
さる前記第一の伸張可能なセグメント28がロールRの
各端面12,14にぴったりと折り込まれ、これにより
各端面12,14には第一の重なり部36(図2)が形
成される。
【0023】図3に示すように、第二の伸張可能なセグ
メント30が前記最外方の第二の巻き34の回りに少な
くも部分的に卷回される。上記したように、この第二の
伸張可能なセグメント30の幅W3 はロールRの長さと
同等以下とされているので、この第二の伸張可能なセグ
メント30がロールRの周端縁16に被さることは通常
なく、よってロールRの両端面12,14に重なること
もない。
【0024】図4に示すように、第三の伸張可能なセグ
メント32が前記最外方の第二の巻き34(図3)の回
りに巻かれ、第三の伸張可能なセグメント32を備えた
最外方の第三の巻き38を形成している。この第三の伸
張可能なセグメント32は前記周端縁16に被さるよう
に巻かれて前記各不透明端面部材22を包み込むように
ぴったりと折り込まれ、第二の重なり部40を形成す
る。また、図4に示すように、この第三の伸張可能なセ
グメント32は少なくとも前記各不透明端面部材22の
一部と連続的に重なる。前記各不透明端面部材22に対
するこの第三の伸張可能なセグメント32の重なりは、
不透明端面部材22をロールRの前記各端面12,14
に押し付けてシールするのに充分となるものである。
【0025】本実施例では、図5(A)の断面図に示す
ように、前記可撓性材料部24の前記第一および第二の
重なり部36,40は、押圧的にシールされた前記各不
透明端面部材22と協働して、前記各端面12,14に
ラビリンスタイプのシール42、すなわち実質的に接触
しないシールを形成し、これによりロールRへの光の侵
入を阻止する。本発明者による試験では、前記ラビリン
スタイプのシール42は、特に白昼、感光性製品を、写
真処理装置のためのカセットの如き関連装置内に装着す
る際においても優れた遮光性能を示すとの結果が得られ
ている。実施例において、効果的なシールを実現するた
めには、端面部材22内にぴったりと折り込まれ前記ラ
ビリンスタイプのシール42を備えた前記重なり部3
6,40は、ロールRの前記各周端縁16から約0.2
50インチ(0.625cm)から約1インチ(2.5
4cm)はみ出るのが好ましい。
【0026】図6ないし図10は本発明の他の実施態樣
を示している。この実施例において、包装体100は可
撓性材料部102を備えており、この可撓性材料部10
2は、包装を開始するために前記ロールの先端部に取り
付けられた先端テーパ部(図示は省略するが図1に示し
た如きもの)と、それに続く第一、第二、および第三の
伸張可能なセグメント104,106,108(図9お
よび図10参照)を有している。第一および第三の伸張
可能なセグメント104,108は共に、上記した理由
により、始めはロールR′の長さWよりも幾分広い幅W
1 を有している。第二の伸張可能なセグメント106
は、前記ロールRの長さWに対し同等以下の幅W3 を有
している。さらに、本実施例では、以下に詳述するクッ
ション材層112が前記第三の伸張可能なセグメント1
08により形成される第三の巻きの上に配され、双方の
周端縁118に被さる。実施例において、このクッショ
ン材層112は、前記最外方の第三の巻きの周端縁に沿
って配された複数のクッション部を備えることが好まし
い。この第三の伸張可能なセグメント108により形成
されるその他の巻きは前記クッション材層と重ねられ、
これにより前記クッション材層112を第三の巻きと第
四の巻きとの間に挟み込むことになる。
【0027】前記クッション材層112により、ロール
R′は衝撃および擦れ等から物理的に保護される。クッ
ション材としてはポリエチレンフォームが好適である。
本発明において同様に用いることのできるその他のクッ
ション材としては、ポリウレタンフォーム、バブルラッ
プ (bubble wrap) 、再生タイヤ材、ウール生地、紙、
段ボール、あるいは織りストロー (woven straw) 等が
挙げられる。本実施例において、前記ポリエチレンフォ
ームは約0.125インチ(0.318cm)から0.
250インチ(0.635cm)の厚みを有したもので
ある。当業者であれば、クッション層を連続した何れか
の巻きの間、又はその一部に挿入してもよいし、あるい
は、クッション層を組み立てられた包装体の最終巻きの
回りに巻き付けて、内部に包装された物品を保護するよ
うにシールするようにしてもよいことを理解するはずで
ある。
【0028】さらに、遮光指標手段(好ましくは貼着ラ
ベル帯60)を最外方の巻きに取り付けて、使用者に、
ロールRが該ラベル帯60の先からは遮光されている旨
を知らせるようにすることもできる。また、貼着ラベル
帯60は、製品の識別や、あるいは、このラベル帯60
の先にさらなる卷回層を設ける必要がない場合に前記包
装体10を封鎖するにも用いることができる。このロー
ルRを使用する際には、この貼着ラベル帯60の延長部
60gをつかんで包装体10を容易に扱うことができ
る。図6および図7は、前記第三の伸張可能なセグメン
ト108により形成される前記第三および第四の巻きの
間に挟まれるように位置されたクッション層112を示
している。本発明によれば、クッション層112は、可
撓性材料部102における連続しかつ重ねられたセグメ
ント108の間にただ機械的に捕捉されるようにするの
が好ましい。ただし、当業者であれば、このクッション
層112は、前記包装体100の伸張可能なセグメント
の何れか一つに例えばのりあるいはテープ等により接着
されるか、あるいは、前記セグメントの一部として形成
されてもよいことを理解されるであろう。
【0029】図9の断面図に示すように、前記可撓性材
料部102の前記第一の伸張可能なセグメント104
は、前記ロールR′の最外方の第一の巻きの回りに少な
くとも一巻き伸張的に卷回され、この第一の伸張可能な
セグメント104を備えた最外方の第二の巻きを形成す
る。ロールR′の長さよりも幅広とされた前記第一の伸
張可能なセグメント104はロールR′の周端縁118
に被さって前記各端面12,14にぴったりと重ねられ
るように折り込まれ、それら両端面12,14に第一の
重なり部119を形成する。
【0030】また、前記第二の伸張可能なセグメント1
06は、上記した如く、前記第一の伸張可能なセグメン
ト104を有した前記最外方の第二の巻きの少なくとも
一部の回りに卷回される。
【0031】図6に示すように、前記第三の伸張可能な
セグメント108は、最外方の第二の巻きにおける前記
第一の伸張可能なセグメント104に卷回され、最外方
の第三の巻きを形成する。従って、この最外方の第三の
巻きは第三の伸張可能なセグメント108を備えたもの
となる。上記同様に、この第三の伸張可能なセグメント
108は、前記周端縁118に被さるように卷回され、
これにより、前記第一の重なり部119と重なった第二
の重なり部121を各端面12,14に形成する。ま
た、前記第三の伸張可能なセグメント108はロール
R′よりも幅広であるため、前記各不透明端面部材22
の少なくとも一部と連続的に重なるように最外方の巻き
に卷回される。上述したように、不透明端面部材22
は、前記第三の伸張可能なセグメント108の重なり部
によって該不透明端面部材22がロールR′の各端面1
2,14に対して充分に押圧的にシールされるよう、前
記ロールR′のコアに取り付けられる。
【0032】本実施例では、前記第三の伸張可能なセグ
メント108は、少なくとも二つの巻き、すなわち最外
方の第三および第四の巻きを形成するように前記ロール
R′に卷回される。前記第三の伸張可能なセグメント1
08の前記第一の重なり部が前記周端縁118に被さ
り、前記不透明端面部材22の少なくとも一部と接触し
て連続的に重なり、前記各端面12,14に第二の重な
り部121を形成する。本実施例においては、前記第一
および第二の重なり部119,121によって、前記ロ
ールR′への光の侵入を防止するラビリンスタイプのシ
ール124が形成される。図7に示すように、前記第三
の伸張可能なセグメント108は最外方の第三の巻きの
回りに卷回されて、この第三の伸張可能なセグメント1
10を備える最外方の第四の巻きを形成する。また、本
実施例では、前記クッション材層112は前記第三およ
び第四の巻きの間に挟まれ、ロールR′を衝撃および擦
れから保護する。あるいは、当業者であれば、前記ロー
ルを衝撃および擦れから保護するためには、連続した巻
きの間に、適宜選択した伸張可能なセグメントの両側端
縁に沿ってクッション材の帯(図示略)のみを挿入して
も足ることを理解するであろう。
【0033】また、本実施例では、前記第一および第二
の重なり部119,121が、押圧されてシールされた
前記各不透明端面部材22と協働して前記各端面12,
14にラビリンスタイプのシール124を形成し、前記
ロールR′への光の侵入を防いでいる。
【0034】本発明のさらに別の実施態樣において、製
造される物品(図3および図8)は、ウェブロールR,
R′と、それらウェブロールR,R′を包み上述の如く
物理的に保護された遮光包装体10,100とを備えて
いる。
【0035】本発明による前記包装体10を作製するた
め、製造者は、前記ロールRの前記先端部18に取り付
けられた前記可撓性材料部24をつかむであろう。前記
可撓性材料部24は初期の自由な状態においては前記ロ
ールRの製品の幅よりも広く、その可撓性材料部24を
受け取るべく製造者はロールRを回転させることに留意
されたい。これにより、前記可撓性材料部24はロール
Rの周囲に引き伸ばされて、前記周端縁16が図2に示
す如く覆われるものとなる。これは少なくとも一つの巻
きについてなされる。次いで、前記不透明端面部材22
がロールRのコア21に取り付けられる。上記の如く、
この端面部材22の外径はロールRの径よりも小さい
が、前記可撓性材料部24の端面側に折り込まれた端部
を覆うのには充分な大きさを有している。好ましくは、
この不透明部材22の中心部が前記コアの前記内壁面に
ヒートシールによって取り付けられる。本発明者の実験
では、優れた遮光シールが得られ、前記コア開口部23
も使用に差し支えない。
【0036】また、図5(A)および図5(B)に示す
ように、前記可撓性材料部24はおおよそロールRの長
さWまでくびれている。ロールRがこの可撓性材料部2
4を受け取るために転がる際、可撓性材料部24はロー
ルRの長さWよりも広くなるように弛緩している。そし
て、この広くなった可撓性材料部24が、ロールRの周
端縁16に沿うように端面部材22の外縁部を捕える。
前記ロールRは少なくとも一回以上巻かれ、これにより
遮光包装体が形成される。物理的保護が不要なときは、
前記可撓性材料部24を切断し、テープまたはラベルで
留めて閉塞することもできる。
【0037】本発明における包装体10に対する物理的
保護と遮光とに関する警告を完全なものとするため、さ
らなる該可撓性材料部24を受け取るべくロールRを回
転させる際には、可撓性材料部24は再度弛緩すること
ができる。好ましくはロールRよりも僅かに幅広とされ
た前記クッション材層112は、前記伸張可能なセグメ
ントの連続した卷回の間にサンドイッチ状態に挿入さ
れ、物理的保護を形成する(図6、図7、および図
9)。このクッション層112は、ロールRに少なくも
1回以上巻かれた後切断される。前記可撓性材料部24
はさらに引き伸ばされ、ロールRの長さWと同等以下の
幅にまで狭められる。その後、この可撓性材料部24は
切断され、ロールRの外側にラベルまたはその他のシー
ル手段が取り付けられてシールされ、包装体10が完成
する。遮光指標手段(好ましくは貼着帯60)(図7)
を、上記の如く、最外方の第一の巻きの後の少なくとも
一つの巻きに取り付けることもできる。クッション材層
112が不要であれば、前記遮光指標手段または前記貼
着貼着帯60のみによって前記包装体10を留めること
もできる。上述したように、12インチ以上の長さWを
持ったより幅広のロールRに対しても同様の方法を適用
できる。その場合には、前記可撓性材料部24をロール
Rの長さWよりも狭いものとすることができる。可撓性
材料部24は、上述の如く、ロールRの前記先端部18
に取外し可能に取り付けられる。ロールRが回転して可
撓性材料部24を受け取ると、この可撓性材料部は、一
方の周端縁16から他方の周端縁16にかけて引っ張ら
れることによりロールRの最外方の巻きの回りに卷回さ
れる。この端縁から端縁にわたる可撓性材料部24の卷
回は、ロールRに対して巻きが所要数さなれるまで繰り
返される。
【0038】上述したように、小さい幅のロールRすな
わち約12インチ(30.48cm)よりも狭い幅のロ
ールに対しては、上記同様の方法により前記不透明端面
部材22が前記端面12,14に取り付けられる。前記
可撓性材料部24を端部から端部にかけて一つ置きに巻
くこととにより前記端面部材22が前記各端面12,1
4にそれぞれ装着され、これにより、ロールRの端面1
2,14が前記ラビリンスタイプのシール42と共にシ
ールされ、該ロールRの端面12,14は遮光される。
また、ロールRの前記最外方の第一の巻き20は、そこ
に重ねて卷回された不透明可撓性材料部24により遮光
される。
【0039】ウェブロールRの前記包装体10はラベル
またはその他の留め手段によって閉じられる(図8)。
【0040】必要ならば、前記コア開口部23(図3)
は、前記端面部材22に取り付けたラベル(図示せず)
を利用して閉じることも可能である。その場合、そのラ
ベルは、前記コア開口を開放するために使用者が取り外
すか、穴を開けることができる。前記コア21の内壁面
25または前記コア開口部23に取り付けられた前記端
面部材22の一部をシールし、前記端面部材22の材料
を前記コア内部で予めサイズを決定し形成しておくこと
によっても同様のことが達成される。後者の技術を用い
る場合には、ユーザーがコア21内部の端面部材22を
打ち抜くか、あるいは穴を開けることによりコア21内
部にシャフト(図示せず)を挿入できる。
【0041】当業者にあっては、本発明ではさらなる変
形例が可能であることを理解されるであろう。例えば、
前記不透明端面部材22を前記コア21の一部と形成し
たり、あるいはコア21と同一材料により形成すること
も可能である。また、上記したように、もし前記ラビリ
ンスタイプのシール42の外側にさらなるシールが必要
である場合には、前記可撓性材料部24を前記端面部材
22の一部として形成することも可能である。さらに、
前記クッション材層112の帯材を衝撃および擦れ等の
一番のターゲットとなるロールRの端部に沿わせて配設
することも可能である。
【0042】図11には、本発明に係る前記包装体1
0,100を得るのに適した包装手段200を示してあ
る。この図において、前記可撓性材料24,102がロ
ールRf から供給され、選択的に製品ロールRp に卷回
される。図示例のものでは、包装完了後に前記可撓性材
料を切断するための切断手段202が設けられている。
複数のローラRc の如き与伸張手段が前記可撓性材料2
4の端縁部(図示せず)に係合しており、上記の如き連
続した伸張可能なセグメントを供給する。また、選択し
た巻きに種々のラベル60および帯体を60aで示す位
置で前記可撓性材料24,102に供給して前記製品ロ
ールRp に供給するためのローラ手段Rlを設けること
も可能である。包装体に供給されて残ったラベル材料6
0を巻き取るための巻取ローラRt を設けることもでき
る。上述したように、製品ロールを物理的に保護するク
ッション層112(図6および図7)は、本発明の他の
実施例により、例えば複数の供給ローラRs により包装
工程中に行なうことができる。本発明に係る前記包装体
10、特に幅広のロールを製作するのに適用される特徴
を有したその他の装置は、米国特許 No. 5,203,139, N
o. 1,870,399, No. 4,912,911, No. 4,909,880, No. 4,
840,006 に開示されている装置を含むものである。
【0043】以上、実施例を参照して本発明を説明した
が、本発明の範囲内において種々の変形および改良が可
能であることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】ロールの先端部に取り付けられた可撓性材料を
示す包装体の斜視図である。
【図2】一部組み立てられた包装体を端部部材を取り外
した状態で示す斜視図である。
【図3】最外方の第二の巻きに巻かれた第二の伸張可能
なセグメントを示す包装体の斜視図である。
【図4】最外方の第二の巻きに巻かれた第三の伸張可能
なセグメントを示す一部完成された包装体の斜視図であ
る。
【図5】伸張可能なセグメントを示すもので、(A)は
該伸張可能なセグメントをロールに巻かれた状態で示す
図4の5−5線に沿う矢視図、(B)はロールに卷回さ
れずに完全に伸展された状態で示す上面図である。
【図6】別の実施例による、保護クッション層を有した
一部完成された包装体の斜視図である。
【図7】連続した巻きの間に部分的にサンドイッチされ
たクッション層を有した一部完成された包装体の斜視図
である。
【図8】遮光コアプラグを有する包装体の完成品を、遮
光コアプラグがロールのコアから取り外された状態で示
す斜視図である。
【図9】図8に示した包装体の9−9線に沿う矢視図で
ある。
【図10】ロールの最外方の第一の巻きから伸展された
可撓性材料部の連続したセグメントの別の実施例を示す
上面図である。
【図11】螺旋包装装置の概略図である。
【符号の説明】
R,R′ ロール 10,100 包装体 12,14 端面 16,118 周端縁 18 先端部 20 第一の巻き 21 コア 22 不透明端面部材 24,102 可撓性材料部 28,104 第一の伸張可能なセグメント 30,106 第二の伸張可能なセグメント 32,108 第三の伸張可能なセグメント 36,119 第一の重なり部 40,121 第二の重なり部 42,124 ラビリンスシール 60 遮光指標手段 112 クッション材層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 キャスリーン エル・マイアーズ アメリカ合衆国・ニューヨーク・14626・ ロチェスター・ルス・エレン・ウェイ・23

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コアに卷回された感光性ウェブのロール
    のための遮光包装体であって、前記ロールは、対向した
    環状の両端面と、該両端面を囲む周端縁と、該ロールの
    最外方の第一の巻きから延出した先端部とを有するもの
    であり、該包装体は、 前記ロールの前記各端面の一部を覆うように形成され、
    前記各端面に取り付け可能とされた不透明端面部材と、 前記ロールの前記先端部に取り外し可能に取り付けら
    れ、第一、第二、および第三の連続した伸張可能なセグ
    メントを有し、かつ、前記第一および第三の伸張可能な
    セグメントは初めは前記ロール(R)の長さ(W)より
    も僅かに広い幅(W1 )を有し、前記第二の伸張可能な
    セグメントは前記ロールの長さ(W)と同等以下の幅
    (W3 )を有して成る不透明可撓性材料部と、を備え、 前記可撓性材料部の前記第一の伸張可能なセグメント
    は、前記ロールの前記最外方の第一の巻きの回りに引き
    伸ばし可能に少なくとも一巻き卷回されて最外方の第二
    の巻きを形成し、かつ該第一の伸張可能なセグメント
    は、前記ロールの前記周端縁に被さって前記ロールの前
    記端面の一部と重なるように卷回され、これにより前記
    端面に第一の重なり部を形成し、 前記第二の伸張可能なセグメントは、前記最外方の第二
    の巻きの少なくとも一部に巻かれ、 前記第三の伸張可能なセグメントは、前記最外方の第二
    の巻きに巻かれて最外方の第三の巻きを形成し、かつ該
    第三の伸張可能なセグメントは、前記周端縁に被さるよ
    うに巻かれて前記第一の重なり部に重畳され前記各端面
    に第二の重なり部を形成するとともに、前記ロールの前
    記対向した環状の端面にそれぞれ取り付けられた前記各
    不透明端面部材の少なくとも一部と連続的に重なり、し
    かも、この第三の伸張可能なセグメントの前記各不透明
    端面部材に対する重なりは、前記各不透明端面部材を前
    記ロールの前記各端面に対して押し付けてシールするの
    に充分であり、 前記第一および第二の重なり部が、押圧シールされた前
    記各不透明端面部材と協働することにより、前記各端面
    に該端面を遮光するためのラビリンスタイプのシールが
    形成されることを特徴とする感光性ウェブロールのため
    の遮光包装体。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の遮光包装体において、使
    用者に前記ロールが遮光された状態にあることを表示す
    るために、前記不透明可撓性材料部に取付け可能な遮光
    指標手段が設けられていることを特徴とする遮光包装
    体。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の遮光包装体において、前
    記遮光指標手段が、前記第三の伸張可能なセグメントの
    端縁に取付けられた接着層を有していることを特徴とす
    る遮光包装体。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の遮光包装体において、前
    記指標手段は、前記ロールを封鎖してその内部のロール
    を識別するため、前記最外方の第三の巻きに接着ラベル
    を有しており、かつ該ラベルには、前記最外方の第三の
    巻きから該ラベルをつかんで剥がすための手段が設けら
    れていることを特徴とする遮光包装体。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の遮光包装体において、前
    記第三の伸張可能なセグメントは最外方の第四の巻きを
    形成し、かつ、前記第三および第四の巻きの間には、前
    記ロールを衝撃および擦れから保護するためのクッショ
    ン層が設けられていることを特徴とする遮光包装体。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の遮光包装体において、前
    記クッション層が、前記第三の伸張可能なセグメントの
    対向した両端縁に沿って配設された少なくとも2つのク
    ッション部を備えていることを特徴とする遮光包装体。
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