JPH06345130A - ロール紙の包装方法 - Google Patents

ロール紙の包装方法

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JPH06345130A
JPH06345130A JP5135520A JP13552093A JPH06345130A JP H06345130 A JPH06345130 A JP H06345130A JP 5135520 A JP5135520 A JP 5135520A JP 13552093 A JP13552093 A JP 13552093A JP H06345130 A JPH06345130 A JP H06345130A
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roll paper
paper
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Makoto Ishikawa
眞 石川
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MARUISHI SEISAKUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ロール紙の解包後、包装紙,フィルムを単独で
取り出すことのできるロール紙の包装方法を提供する。 【構成】ロール紙9の両端面10に保護部材11を当接
し、回転するロール紙9の外周面及び外周端縁12に伸
縮自在で小幅のフィルム1を緊張状態で螺旋状に巻き付
けて保護部材11を密着固定させ、その後、ロール紙9
に包装紙13を巻く。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、製紙業界で用いられる
ロール紙の包装方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図6(A),(B)は従来の包装方法を
示す。図において100は紙管で、紙管100に所定幅
のロール紙101を巻いてある。そして、ロール紙10
1の端面102にロール紙101の外径と略同じ外径の
板紙または段ボール等の保護部材103を当接した後、
ロール紙101より幅広の包装紙104をロール紙10
1の外周面に巻き付ける。
【0003】さらに、包装紙104であって、ロール紙
101の端縁105よりも外側へはみ出した部分を内側
へ折り返し、その折り返し部106を保護部材103に
対して接着する。その結果、保護部材103がロール紙
101の端面に当接した状態で保持される。
【0004】なお、包装紙104の内周面には図示しな
いポリエチレン製の防湿フィルムを一体的にラミネート
してあり、防湿フィルムがロール紙101に対する防
湿,防水効果を発揮する。また、包装紙104はロール
紙101の傷を防止するためのものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例では、包装
紙104とフィルムとが一体化されているため、これを
分離することができなかった。従って、包装紙104を
解いた場合には包装紙104とフィルムとを一緒に焼却
するしかなく、包装紙104及びフィルムをリサイクル
できず資源が無駄になっていた。
【0006】本発明の目的は、上記課題を解決するため
のもので、ロール紙の解包後、包装紙,フィルムをそれ
ぞれ単独で取り出すことのできるロール紙の包装方法を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、ロール紙の両端面に保護部材を当接し、回転
する前記ロール紙の外周面及び外周端縁に伸縮自在で小
幅のフィルムを緊張状態で螺旋状に巻き付けて前記保護
部材を密着固定させ、その後、前記ロール紙にクラフト
紙等の包装紙を巻くことを特徴とする。
【0008】また、回転するロール紙の外周面及び外周
端縁に伸縮自在で小幅のフィルムを緊張状態で螺旋状に
巻き付け、その後、前記ロール紙にクラフト紙等の包装
紙を巻き、この包装紙の両端部を前記ロール紙の両端面
側に折り返し、その上に保護部材を当接し、接着するこ
とを特徴とする。
【0009】更に、ロール紙の両端面に保護部材を当接
し、回転する前記ロール紙の外周面及び外周端縁に伸縮
自在で小幅のフィルムを緊張状態で螺旋状に巻き付けて
前記保護部材を密着固定させ、前記フィルムは、前記ロ
ール紙の外周端縁の巻数よりも外周端縁間の巻数を少な
く設定してあり、その後、前記ロール紙にクラフト紙等
の包装紙を巻くことを特徴とする。
【0010】
【作用】上記構成により本発明は、フィルムと包装紙と
が別々にロール紙に巻かれるため、解包時にフィルムと
包装紙とを分離できる。また、保護部材を固定するフィ
ルムが小幅で、しかもフィルムを螺旋状に巻くため、一
種類の幅のフィルムで各種の幅のロール紙に対応でき
る。
【0011】また、フィルムと包装紙とが別々にロール
紙に巻かれるため、解包時にフィルムと包装紙とを分離
できる。
【0012】更に、ロール紙の中央部分のフィルムの巻
数が少ないため、フィルムの使用量を少なくできる。
【0013】
【実施例】
(第一実施例)図1は本発明の一実施例を示す斜視図、
図2は断面図である。図において1はポリエチレンより
なる伸縮自在のフィルムであり、軸2で保持している。
また、フィルム1は透明または半透明な素材を選択して
ある。フィルム1の幅は、後で述べるロール紙9よりも
幅狭に成形してある。
【0014】一方、ロール紙9は製紙された長尺状のも
ので、幅300〜3000mm、外径550〜1800mm
程度に巻かれたものを用いる。
【0015】フィルム1の下方には、ブレーキローラ
3、一対の緊張ローラ4を設けてあるとともに、更にそ
の下方には一対の平行な支持ローラ5を略水平に配置し
てある。
【0016】また、支持ローラ5の上方には当接部材6
を設けてある。当接部材6は上下方向に移動自在で、か
つ、支持ローラ5と平行に略水平にも移動自在である。
更に、支持ローラ5の上方には、一対の押え板7を設け
てある。押え板7は略水平に移動自在である。
【0017】次に上記構成の作用を説明する。
【0018】紙管8に巻かれたロール紙9を支持ローラ
5上に供給し、支持ローラ5を所定方向に回転し、ロー
ル紙9を回転するとともに、ロール紙9の両端面10に
円板状の保護部材(段ボール,板紙等)11を当接し、
押え板7で保持する。
【0019】そして、フィルム1を供給し、フィルム1
の供給方向の先端部をロール紙9の外周面に接着する。
接着はセロファンテープ、ホットメルト接着剤等で行
う。
【0020】すると、フィルム1は緊張ローラ4によっ
て20%程度の緊張が与えられ、ロール紙9の回転に伴
ってロール紙9の外周面に巻き付いていく。この際、ロ
ール紙9またはフィルム1をロール紙9の軸心方向に沿
って移動すると、フィルム1はロール紙9の外周面に対
して螺旋状に巻かれていく。
【0021】また、ロール紙9の外周端縁12からはみ
出したフィルム1は、その緊張力によって内周側へと折
れ曲がり、保護部材11へ密着して保護部材11をロー
ル紙9の端面10へと固定する。当接部材6は保護部材
11の倒れを防止する。
【0022】このようにしてフィルム1をロール紙9の
外周面及び外周端縁12に巻いた後、フィルム1を適当
な箇所で幅方向に切断し、切断端部を接着固定する。
【0023】その後ロール紙9を支持ローラ5から降ろ
して後工程に搬送し、ロール紙9の周囲にクラフト紙等
の包装紙13を巻いて包装が完了する。包装の完了した
ロール紙9は、図3のように床の上に立てて積み上げる
ことができる。
【0024】このように本実施例では、予め別々に構成
したフィルム1と包装紙13とをロール紙9に巻くた
め、解包時にフィルム1と包装紙13とを分離できる。
従って、包装紙13,フィルム1をリサイクルでき資源
を有効に利用することができる。
【0025】また、保護部材11を固定するフィルム1
が小幅であるため、フィルム1を螺旋状に巻くことであ
らゆる幅のロール紙9に対応できる。従って、用意する
フィルム1は一種類でよい。
【0026】(第二実施例)図4はロール紙9の外周面
及び外周端縁12にフィルム1を螺旋状に巻き、その
後、フィルム1の外周側に包装紙13を巻き、その包装
紙13の両端を内側に折り返し、折り返した部分へ保護
部材11を接着したものである。
【0027】このように本実施例では、予め別々に構成
したフィルム1と包装紙13とをロール紙9に巻くた
め、解包時にフィルム1と包装紙13とを分離できる。
従って、包装紙13,フィルム1をリサイクルでき資源
を有効に利用することができる。
【0028】(第三実施例)図5はロール紙9の表面に
巻くフィルム1の巻数を異ならせた。即ち、ロール紙9
の外周端縁12側の巻数よりも外周端縁12間の巻数を
少なく設定してある。
【0029】このように構成しても第一実施例と同様の
効果を得られる。また、外周端縁12間の巻数を少なく
設定したため、巻きつけるフィルム1の量が少なくて済
み、フィルム1を節約することができる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、ロール紙
の両端面に保護部材を当接し、回転する前記ロール紙の
外周面及び外周端縁に伸縮自在で小幅のフィルムを緊張
状態で螺旋状に巻き付けて前記保護部材を密着固定さ
せ、その後、前記ロール紙にクラフト紙等の包装紙を巻
くことを特徴とする。
【0031】従って、フィルムと包装紙とが別々にロー
ル紙に巻かれるため、解包時にフィルムと包装紙とを分
離でき、包装紙,フィルムをリサイクル化して資源の有
効利用を図ることができる。
【0032】また、保護部材を固定するフィルムが小幅
であるため、フィルムを螺旋状に巻くことであらゆる幅
のロール紙に対応できる。従って、フィルムは常に1種
類でよい。
【0033】また本発明は、回転するロール紙の外周面
及び外周端縁に伸縮自在で小幅のフィルムを緊張状態で
螺旋状に巻き付け、その後、前記ロール紙にクラフト紙
等の包装紙を巻き、この包装紙の両端部を前記ロール紙
の両端面側に折り返し、その上に保護部材を当接し、接
着することを特徴とする。
【0034】従って、フィルムと包装紙とが別々にロー
ル紙に巻かれるため、解包時にフィルムと包装紙とを分
離でき、包装紙,フィルムをリサイクル化して資源の有
効利用を図ることができる。
【0035】また、保護部材を固定するフィルムが小幅
であるため、フィルムを螺旋状に巻くことであらゆる幅
のロール紙に対応できる。従って、フィルムは常に1種
類でよい。
【0036】更に本発明は、ロール紙の両端面に保護部
材を当接し、回転する前記ロール紙の外周面及び外周端
縁に伸縮自在で小幅のフィルムを緊張状態で螺旋状に巻
き付けて前記保護部材を密着固定させ、前記フィルム
は、前記ロール紙の外周端縁の巻数よりも外周端縁間の
巻数を少なく設定してあり、その後、前記ロール紙にク
ラフト紙等の包装紙を巻くことを特徴とする。
【0037】このようにすると、フィルムと包装紙とが
別々にロール紙に巻かれるため、解包時にフィルムと包
装紙とを分離でき、包装紙,フィルムをリサイクル化し
て資源の有効利用を図ることができる。
【0038】また、ロール紙の中央部分のフィルムの巻
数が少ないため、フィルムの使用量を少なくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例の包装方法の斜視図であ
る。
【図2】図1の断面図である。
【図3】図1の方法により包装したロール紙の断面図で
ある。
【図4】本発明の第二実施例の包装方法で包装したロー
ル紙の断面図である。
【図5】本発明の第四実施例の包装方法で包装したロー
ル紙の断面図である。
【図6】(A)は従来の包装方法の斜視図、(B)は
(A)の方法により包装したロール紙の断面図である。
【符号の説明】
1 フィルム 9 ロール紙 10 ロール紙の端面 11 保護部材(保護部材) 12 ロール紙の外周端縁 13 包装紙

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロール紙の両端面に保護部材を当接し、
    回転する前記ロール紙の外周面及び外周端縁に伸縮自在
    で小幅のフィルムを緊張状態で螺旋状に巻き付けて前記
    保護部材を密着固定させ、その後、前記ロール紙にクラ
    フト紙等の包装紙を巻くことを特徴とするロール紙の包
    装方法。
  2. 【請求項2】 回転するロール紙の外周面及び外周端縁
    に伸縮自在で小幅のフィルムを緊張状態で螺旋状に巻き
    付け、その後、前記ロール紙にクラフト紙等の包装紙を
    巻き、この包装紙の両端部を前記ロール紙の両端面側に
    折り返し、その上に保護部材を当接し、接着することを
    特徴とするロール紙の包装方法。
  3. 【請求項3】 ロール紙の両端面に保護部材を当接し、
    回転する前記ロール紙の外周面及び外周端縁に伸縮自在
    で小幅のフィルムを緊張状態で螺旋状に巻き付けて前記
    保護部材を密着固定させ、前記フィルムは、前記ロール
    紙の外周端縁の巻数よりも外周端縁間の巻数を少なく設
    定してあり、その後、前記ロール紙にクラフト紙等の包
    装紙を巻くことを特徴とするロール紙の包装方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012006616A (ja) * 2010-06-23 2012-01-12 Arisawa Mfg Co Ltd Fpc用材料ロール包装体及びfpc用材料ロールの包装方法
US9290283B2 (en) 2012-03-16 2016-03-22 Pemco Inc. Method and apparatus for wrapping a folio ream of paper

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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US9290283B2 (en) 2012-03-16 2016-03-22 Pemco Inc. Method and apparatus for wrapping a folio ream of paper

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