JP2000062854A - ストリップ形の感光性材料用の遮光性包装体 - Google Patents

ストリップ形の感光性材料用の遮光性包装体

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JP2000062854A
JP2000062854A JP11187763A JP18776399A JP2000062854A JP 2000062854 A JP2000062854 A JP 2000062854A JP 11187763 A JP11187763 A JP 11187763A JP 18776399 A JP18776399 A JP 18776399A JP 2000062854 A JP2000062854 A JP 2000062854A
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cover
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shaped
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Hermann August Essert
ヘルマン・アウグスト・エツセルト
Steffen Peter Muehlbach
シユテフエン・ペーター・ミユールバツハ
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Agfa Gevaert AG
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特定の形態の写真フィルム材料の使用は、包
装体のサイズにより、および処理デバイス中の予め制約
された取り付け空間により制限されることが多い。さら
に包装体は写真フィルム材料の再巻取り能を妨害し、あ
るいは処理デバイス中に問題のある包装体残部を残す。
本発明の新規な包装体は、再度巻取ることができ、開
き、そして解いた後に包装体残部を処理デバイス中に残
さず、そして簡単かつ経済的効率が高い。 【解決手段】 遮光性包装体の堅いサイドカバー
(4)、およびフィルムロール(1)の曲面を包み、そ
してサイドカバー(4)の外縁(5)上に焼きばめされ
た柔軟な遮光性カバーフィルム(3)が、光の投射を遮
る。包装体は、小さいサイズの包装体を用いて確実な光
からの保護を達成することを可能とし、妨害されないフ
ィルムの再巻取りを確保し、そして感光性材料の昼光で
の取り扱いを可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、請求項1に記載の
ストリップ形の感光性材料用の遮光性包装体、および請
求項2項に記載の遮光性包装体の製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】遮光性の包装体は、例えば印画紙または
写真フィルム材料のような感光性材料の利用性をそれら
が処理デバイス中で処理されるまで確保する。それらは
感光性材料(今後、写真フィルム材料と略書きする)を
望ましくない露光、湿気および機械的損壊から保護す
る。
【0003】ストリップ形の写真フィルム材料用の包装
体の1つの通例の形状は、いわゆる巻き取りロールであ
り、ここでは写真フィルム材料が巻取り管の回りに巻か
れ、そしてカバーフィルム、そして場合によっては両側
のカバーにより包むことにより遮光様式で保護されてい
る。フィルムを光の中で変えることを可能とするいわゆ
る昼光包装体は、市場に成功裏に導入された。この種の
フィルム交換では、巻き取りフィルムが、処理デバイス
の2つの受取りマンドレル上に手で延ばされ、そして本
明細書で言う写真フィルム材料のスタートリーダーを形
成するカバーフィルムは、部分的に解かれ、そしてデバ
イス中の受取り配置中で遮光スリットを通って進める。
次に受取り配置を閉じる。さらにスタートリーダーを引
くことにより、カバーフィルムを進め、そして写真フィ
ルム材料がスリットから出てくる。多くの場合、スター
トリーダーをフィルムから離し、そして捨てる。送り機
能がフィルムのスタートを掴み、そしてフィルムをデバ
イスの処理領域に送る。新しいフィルムロールを装填す
る。これでデバイスは再び操作の準備ができている。フ
ィルムの交換に暗室は必要ない。
【0004】予め定めた受取り配置の寸法の理由のため
に、包装体によるフィルムロールの外寸の拡大は、狭い
限度内で可能となるのみであることが多い。多くの処理
デバイスでは、受取りマンドリルの軸間隔が実際には調
整可能であるので、より狭い幅のフィルム形態でも処理
することができるが、より大きなフィルム形態に関して
は常に限界がある。包装された写真フィルム材料の軸長
は、受取り配置の取り付け間隔の明らかに利用可能な幅
をわずかに越えることが多い。この包装の理由のため
に、写真フィルム材料はこのデバイス中で使用すること
はできない。包装体の寸法の許容公差は、大変狭い。
【0005】より新世代の露光デバイスは、写真フィル
ム材料が供給カートリッジに配置されなければ、機械中
ですでに伸ばされた写真フィルム材料を利用不可能にす
ることなく、自動的に製品を変えることができる。この
目的の前提は、すでに機械中で伸ばされたフィルム長
が、供給カートリッジ中に送り戻され、そして再度巻か
れることである。
【0006】再度巻取り機能は、包装体を空けた後にデ
バイスに残る包装の一部が、フィルム長の通路を妨害し
てはならないことを意味している。
【0007】さらに、包装体の部品部分の様式は出来る
限り単純に作る努力がされている。包装体は単純でしか
も廉価に製造されるべきである。
【0008】包装体が、簡単な様式で異なる材料に分け
られ、そして場合によっては再使用処理に供給できるよ
うに、包装体を構成する努力もなされている。
【0009】昼光包装体は、欧州特許出願公開第053660
8号および同第0488738号明細書から知られており、ここ
では堅い壁のフランジ付きディスクが、円筒状フィルム
ロールのエンドフェイスを覆う。各フランジ付ディスク
の1外縁が、フィルムロールの外部の曲がった円筒状面
を越えて突出する。ストリップ形写真フィルム材料より
も広い、柔軟性のあるカバーフィルムは、フィルムロー
ルの曲面の回りの引張応力下で巻かれ、そして横縁領域
には、この堅いサイドカバーの周辺面の回りにビーディ
ング配置を形成する。このビーディング配置は、カバー
フィルムの膨張により作られ、そしてカバーフィルムは
フィルムロールの外側の曲がった円筒面の回りの、およ
び各フランジ付きディスクの外側の縁の回りの引張応力
下で巻かれる。フランジ付きディスクは、カバーフィル
ムの膨張で生じる半径方向の圧力に耐えなければならな
い。換言すると遮光性の密閉を生成するためには、フラ
ンジ付きディスクの構造は折れたり、または膨らまない
ように十分に安定でなければならない。したがって使用
する材料に依存して、フランジ付きディスクは適当な厚
さで作らなければならず、これは包装体に許容できない
サイズをもたらし得る。同じことが巻取り管の固定にも
あてはまる。別の欠点は膨張により行われるビィーデン
グ配置の作成中に、カバーフィルムが各フランジ付きデ
ィスクの外面から突出る。これらの突出した横縁は、処
理デバイス中の制限された空間条件に関して上述した要
件を満たさないことが多い。さらなる欠点は、例えば写
真フィルム材料の輸送中に包装体に作用する機械的応力
が生じた時、この膨張−ビーディング法は常に光りを通
さないとは限らない。膨張−ビーディング配置法は、開
いてしまうことがある。そうすると写真フィルム材料は
もはや使用できない。
【0010】昼光で使用するために包装されたフィルム
ロールも、欧州特許出願公開第0632322号明細書および
米国特許第4 148 395号明細書から知られている。この
包装体はシリンダーの曲面上に巻戻され、そしてそこに
接着的に結合する舌形の区分を含んで成る。米国特許第
4 505 387号明細書から知られている包装体では、舌形
の区分がシリンダーのエンドフェイスに接着剤で結合す
る。しかしこの種の包装体を用いると、包装部分および
接着剤の残りが、処理デバイス中の写真材料のさらなる
プロセスを損なうことが示された。さらに、例えばデバ
イス中でフィルムが再度巻かれる時、柔軟性のある側部
または包装の他の部分が写真フィルム材料の移動路に入
ることがあるかもしれない。これによりデバイス中の処
理過程は損なわれる。
【0011】欧州特許出願公開第0 181 417号明細書
は、遮光収縮フィルムがフィルムロールを包むストリッ
プ形の写真フィルム材料用の昼光包装体を開示する。こ
の収縮フィルムは、エンドフェイスを覆うような幅とな
り、そして突出している縁が巻取り管に入り、しかもそ
こで遮光的様式で密閉することができるように設計され
ている。写真フィルム材料の利用性は、不十分な再巻き
取り能力により制限されている。さらに、縮んだ後のエ
ンドフェイス上にしわが残り、そしてフィルムロールの
軸寸法の増加は許容できない。
【0012】熱帯条件に耐えるフィルムロール用の遮光
性包装体として使用するために、乾燥で堅いエンドディ
スクとぴったり合う接合を形成する水和した繊維材料で
作られた柔軟な管が独国特許第706 467号明細書から知
られている。
【0013】
【解決すべき課題】本発明の強調すべき目的は、包装体
がフィルムロールの軸長および内径を実質的に変化させ
ず、フィルムを昼光中で装填することができ、しかも処
理デバイス中に残る厄介な包装の残部無しにデバイス中
で問題なく再度巻取ることができ、そして包装体を経済
的に製造することができるように、感光性のストリップ
形材料用の遮光性包装体を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】この目的は、本発明に従
い請求項1の特徴を含んで成る包装体、および請求項2
の特徴の包装体の製造法により達成される。本発明の利
点および好適なさらなる形態を以下に記載する。
【0015】熱を提供することにより、フィルムロール
の両側に提供されている堅いフランジ付ディスクの外側
縁に焼きばめした熱−収縮性材料を含むための準備が、
本発明に従い少なくともカバーフィルムの縁領域に成さ
れる。カバーフィルムの収縮は、熱の供給により行う。
堅い構造のフランジディスクは、膨張により生じる比較
的高い半径方向の力にもはや耐える必要はないが、はる
かに軽度の収縮力だけには耐えなければならない。フラ
ンジディスクは比較的薄い構造である。焼きばめ接合は
有利には、両側のカバーの外縁をしわなく包むことを可
能とし、すなわちカバーフィルムは両側のカバーの外縁
の内側、周辺および外面に対して接近して配置されてい
る。ビーディング配置は、収縮のために外縁の回りに形
成される。外縁はロールの曲がった円筒面を越えて突出
する。これにより機械的応力下でも光に対する不透過性
が確保される。ストリップ形の写真フィルム材料の包装
体は、ロールのわずかな軸の拡大を生じるだけであり、
そして堅いフランジディスクにより問題の無い再巻取り
が可能となる。カバーフィルムは、例えば突き出しによ
り作成することができるので、少なくとも横縁領域では
熱収縮性材料から形成することができる。同時にカバー
フィルムは、1つ以上の層から成ることができる。しか
しカバーフィルムは、その熱収縮性の横縁領域が接着的
にストリップ形の中央部分に結合するか、またはそれに
溶結するように構成することもできる。カバーフィルム
は少なくとも横縁領域で収縮性を現すこと、すなわち物
質特性を現すことが必須であり、この効果は熱を供給し
た時のこの領域でのフィルムの収縮である。この物質特
性を現すフィルムのストリップは周知である。それらの
収縮能力はストリップ方向に50%より大きい値に達する
ことができる。
【0016】包装体のフランジ形のサイドカバーは、巻
取り管のエンドフェイスに接着的に結合することがで
き、あるいはハブ形の突起または管体により巻取り管に
固定されることもできる。比較的低い収縮力の理由のた
めに、この管体は大変薄い壁構造であることができる。
その結果、本発明の包装体は巻き取られたロールの内径
にわずかな拡大を生じるだけである。
【0017】全カバーフィルムは有利には収縮可能な材
料、すなわち写真フィルム材料に接合する遮光性の収縮
フィルムから成る。遮光性の収縮フィルムは、大変異な
る状態で市販されている。この状態は廉価である。収縮
フィルムは、いわゆる複合フィルムとしても市販されて
いる。「収縮フィルム」という用語は、今後は熱をかけ
た時に収縮し、しかも遮光効果を現すフィルムと理解さ
れる。収縮フィルムの収縮は、フィルム製造中に予め定
められた既知の物質特性である。このフィルムをその製
造中に伸ばし、そして冷却する。そしてフィルム材料は
方向性を有する。材料のいわゆる記憶効果のために、再
加熱時には再びその元の状態となる。
【0018】本発明により、ビーディング配置はしたが
ってカバーフィルムとの熱収縮性の接合により各フラン
ジディスクの突出している外縁のまわりに形成される。
カバーフィルムは柔軟な構造であるが、一方フランジデ
ィスクは堅い構造である。カバーフィルムの横縁領域の
焼きばめは、フランジディスクの形を変えない、すなわ
ち収縮中および収縮後に、フランジディスクは膨らんだ
り、または折れたりしない。
【0019】収縮フィルムの焼きばめした縁領域は、こ
のようにそれに隣接した外縁を囲む。収縮後、収縮した
フィルムは有利なことにはしわを含まない。サイドカバ
ーとカバーフィルムとの間の密閉はぴったりと合ったも
のであるので、包装体は機械的応力にかけられた時でも
光から保護される。包装体の軸寸法は、フィルム幅より
もわずかに大きい。感光性材料は使用するまで差し支え
のない様式で保護される。上述のように、フィルムロー
ルは昼光中で装填することができる。包装体を開いた
後、フランジディスクの硬い構造は包装体の横部分がフ
ィルムストリップの通路に入るのを防止する。フィルム
の再巻取り通路は、包装体を開けた後にデバイス中に残
る包装体の部分により遮断されない。デバイス内でのそ
の処理中に、フィルムはその運動方向を問題無く変える
ことができ、そしてフィルムロールに、確実に再度巻取
られることができる。開けなければならない包装体のカ
バーフィルムとサイドカバーとの間の接合位置は、接着
的に結合した位置を含まない。その結果、包装体が開け
られた後に処理デバイス中に残る接着剤残部が無い。接
着剤残部から、または接着剤で結合した舌形の区分から
生じる処理デバイスの操作上の問題は無い。包装体は、
従来技術と比べて廉価に製造することができる。
【0020】カバーフィルムを耐熱性の分離層、例えば
耐熱性ラッカーで被覆すれば有利である。この種の接着
防止コーティングは、カバーフィルムの個々の層が収縮
後に互いに結合することを防ぎ、または収縮中に溶結す
るようになることを防ぐ。
【0021】1つの好適な態様では、焼きばめしたカバ
ーフィルムが、フランジディスクの最低臨界荷重よりも
低いフランジディスク上への半径方向の圧力を発揮する
ことに注意を払う。側部の臨界荷重に対するカバーフィ
ルムのこの半径方向の圧力の釣り合いにより、側部が大
変薄い壁構造であることが可能となる。
【0022】1つの特に好適な態様では、フランジディ
スクは0.4mm〜1.0mm厚のプラスチックディスク、最も好
ましくは0.6mm厚のポリスチレンであり、そして0.05mm
〜0.2mm厚の少なくとも1層のカバーフィルムにより、
最も好ましくは軸方向に予め伸びた0.07mm〜0.08mmのポ
リエチレン収縮フィルムにより包まれた外縁を有する。
この態様は、かなり省スペースの特に廉価な遮光性包装
体をもたらす。
【0023】フランジ形のサイドカバーが1片構造であ
り、そしてハブ形の突出部が各フランジディスク上に一
体成形され、そして巻取り管の開放末端に結合していれ
ば有利である。この構造形態では、サイドカバーは管体
を含んで成る。管体は巻取り管中にサイドカバーを保持
する。このサイドカバーの構造形態は熱成形により、廉
価に製造することができる。巻取り管は通常、厚紙スプ
ールである。この場合、包装体は写真フィルム材料が使
用された後に異なる材料に容易に分けられ、そして場合
によっては再使用することができる。
【0024】これと関連して、薄壁のバブ形突起は、丸
い部分を含んで成るコニカル区分を導き、そしてハブの
終わりまで薄い壁のままである。
【0025】まず最初に、丸い部分を含むコニカル区分
は、サイドカバーを巻取り管の開放末端へ導入し易くす
る。もし該側部が巻取り管に取り付けられ、これがその
摩擦的嵌め合いによりそこに付くならば、コニカル区分
のセンタリング効果は特に望ましく、したがってハブ形
の突起の外径は例えば巻取り管の内径よりも0.3mm〜0.5
mm大きい。
【0026】ハブ形の突出部が接着剤、好ましくはホッ
ト−メルト接着剤を用いて、巻取り管に向かって位置す
る作業面上で覆われるならば特に有利である。ホット−
メルト接着剤は、「ホットメルト」とも呼ばれている
が、熱の効果でのみ粘着性になる接着剤である。これは
この特に好適な態様において、各側部を加熱および接触
圧道具により巻取り管の開放末端に固定できることを意
味している。作業面は、該加熱および接触圧力道具がハ
ブ形突起の内側ハブ面を加熱し、そして突起を巻取り管
に押した時にのみ接着面となる。次に各サイドカバーを
巻取り管の開放末端でこの接着結合により固定する。
【0027】これと関連して、ハブ形突起をホット−メ
ルト接着剤の融解温度よりも高い融解温度を持つプラス
チック材料から作ることを薦める。これにより接着剤は
確実にプラスチック材料が溶解する前に粘着性になる。
ハブの端に向かった薄壁構造の突起は、加熱およびプレ
スが起こった後にハブ形突起が巻取り管の円筒状内面に
整合することを可能とする。側部の取付け中に望ましい
センタリング効果を有する円錐および丸い部分は、加熱
およびプレス後にブッシュ状態で巻取り管上に成形され
る。処理デバイスの受取りマンドレルを好ましくなく妨
害する巻取り管中に突起は残っていない。
【0028】望ましい薄壁構造のサイドカバーの製造
は、もし各フランジ形サイドカバーが熱成形され、そし
てポリスチレンまたはPVCで作られるならば、特に廉価
である。
【0029】フランジディスクがコニカル構造の環状デ
ィスクとして設計されるならば有利である。これは続い
てディスクスプリングとして作用する。ディスクスプリ
ングは包装体が閉じた時に応力を受ける。カバーフィル
ムは、フィルムロールの対応するエンドフェイスに向か
って各環状ディスクを押す。包装体が開けられた時、す
なわちカバーフィルムがフィルムロールの挿入時に解か
れ、そして処理デバイスのスリットを通して引かれた
時、このスプリングは応力から解除される。包装体は写
真フィルムの通路をあける。フランジディスクは、対応
するロールのエンドフェイスと平行するディスク平面と
角度を形成し、この角度によりフランジディスクが写真
フィルム材料の再度巻取り時の移動路の妨害を防止す
る。
【0030】これと関連して、市販されているほとんど
の処理デバイスに薦められるコニカル構造の環状ディス
クは、その応力を受けていない状態でディスク平面に対
して0.5度〜3度、最も好ましくは2度の角度を形成す
るものである。写真フィルム材料の妨害されない解き、
または再巻取りは、熱成形した側部に製造誤差があって
も確保される。
【0031】また各フランジディスクが、対応するフィ
ルムロールのエンドフェイスに背を向けてフランジフェ
イス上に突出する肩を有し、そしてこの肩の高さが少な
くとも焼きばめしたカバーフィルムほどの大きさならば
有利である。処理デバイスの側部は、これにより目詰ま
り効果からカバーフィルムの引き出しが妨害されること
を防止ぐ。肩はスペーサーとして作用する。これは処理
デバイスの側部が、カバーフィルムのビーディングを押
すことを防止する。これと関連して、肩は最も好ましく
は環状ビードとして構成される。このようなビードは、
熱成形により容易に製造することができる。
【0032】カバーフィルムの幅は、有利には写真フィ
ルム材料の幅よりも10mm大きい。カバーフィルムの横縁
の両側で収縮が起こる時、カバーフィルムは対応するフ
ランジディスクの外縁の回りでしわ無くまきつく。各サ
イドカバーはフィルムロールに向かって押されるので、
このぴったり合う焼きばめ接合は遮光性であり、かつま
た包装体の機械的特性が向上する。
【0033】柔軟性のあるスタートリーダーの長さは、
最も好ましくはフィルムロールの少なくとも1つの円周
長に対応し、したがってそれらの外円周領域以上で巻き
付く。スタートリーダーは、現実的にはフィルムロール
の円周長の約1.5倍以上の長さを有することが有用であ
ると判明した。出発リーダーは、フィルム通路に対して
中心に固定される。出発リーダーの開始部は、例えば接
着片によりフィルムロールの外曲面上に固定され得る。
【0034】管体は、有利には黒色の顔料着色を有する
例えばポリスチレンのようなプラスチック材料から作ら
れている。この材料は耐破壊性であり、そして廉価に製
造することができ、そして寸法精度がある。またこの材
料は、再使用にも適する。0.15mm〜0.25mmのハブ形突起
の壁厚用に、すべての処理デバイスに合う巻取りロール
が市販されている。受取りマンドレルとの接触面は、平
らである。フィルムロールはフィルムを交換する時に容
易に挿入することができる。厚紙スプロールのロールス
プール許容差の変動は、この柔軟な材料により均質にな
る。
【0035】材料の再利用性に関して、巻取り管および
各サイドカバーをプラスチック材料で製造すれば、そし
て側部をプラスチック溶接継手により巻取り管に接合す
れば有利である。
【0036】また本発明は、遮光性の包装体の製造法に
関する。この方法は、フランジ形のサイドカバーをフィ
ルムロールの両側上の巻き取り管の開放末端上に接着的
に取り付け、フィルムロールの外曲面を次に熱収縮性材
料を含んで成るカバーフィルムで覆うので、カバーフィ
ルムの縁領域が各対応するフィルムロールのエンドフェ
イスに対して突出し、そして最後にカバーフィルムの突
出している縁領域を、各フランジディスクの外側縁上に
しわを作らない様式で収縮するように加熱することを特
徴とする。
【0037】この方法において、サイドカバーは加熱お
よび接触圧道具により取り付けられ、ここで各サイドカ
バーのハブ形突起が加熱され、巻取り管にプレスされ、
そしてそれに結合されれば有利である。この方法の工程
は自動化することができる、確実な滑り止め接合部が、
サイドカバーと巻取り管の間に形成される。カバーフィ
ルムの加熱は、熱収縮性材料の物質特性に従い行う。収
縮フィルムの収縮温度は摂氏65〜165度の間である。摂
氏120〜130度の間の収縮温度を有する熱収縮性材料が好
ましく使用される。熱は熱空気により供給することがで
きる。
【0038】本発明を以下の態様の実施例および添付図
面を参照にして、より詳細に説明する。詳細な説明 図1aは、本発明の包装体の態様例の分解図である。図
1bは、閉じた包装体の3次元的図解である。ストリッ
プ形の感光性材料は巻取り管2の回りに螺旋状に巻かれ
る。このように形成されたフィルムロール1のエンドフ
ェイスは、実質的に平坦であり、そして各々がサイドカ
バー4により光の投射から保護されている。不伝導性カ
バーフィルム3は、の曲面を包む。不伝導性の巻取り管
と一緒に、感光性材料は望ましくない露光から、湿気か
ら、そして機械的損壊から保護される。各々のサイドカ
バー4が、外縁5を持つ堅いフランジディスク7を含ん
で成る。外縁5は曲がった円筒面を越えて突出する。カ
バーフィルム3は全体として、巻取られたストリップ形
材料よりも幅広い。カバーフィルムは少なくとも横縁領
域6に、各フランジディスク7の外縁5上で収縮する熱
収縮性材料を含んで成る。縁領域の間に位置するカバー
フィルムの中央部は、包装体を開いた時に写真フィルム
が裂けないように設計されている。しかし全カバーフィ
ルム3を、熱収縮性材料から作ることができ、したがっ
ていわゆる遮光性の収縮フィルムとして製造することが
できる。図1aに示す態様では、ハブ形突起8がサイド
カバー4上に一体成形されている。図3は、巻取り管に
固定される前のサイドカバー4を示す断面図である。ハ
ブ形突起8は、巻取り管2の開放末端にサイドカバー4
を導入し、そして固定するために役立つ管体を形成す
る。包装体の設計に依存して、固定は摩擦的嵌め合いに
より、または接着的結合により行うことができる。管体
の固定は処理デバイス中で感光性材料がフィルムロール
から解かれる、または再度巻取られる時に、サイドカバ
ーが巻取り管から滑ることを防止する。以下に説明する
ように、固定操作中に管体は熱の効果により巻取り管の
開放末端中で成形される。
【0039】図2aおよび図2bは、焼きばめしたカバ
ーフィルム3の詳細な図解である。例えば図2aの部分
断面図は、堅いフランジディスク7の外縁を囲んで収縮
するカバーフィルム3の三層を示す。個々の層はそれら
がきつく巻き付き、そして堅いサイドカバーの外縁5の
回りにしわが無い。サイドカバーは巻取りロールの曲面
を越えて突出し、すなわちフランジディスクの外縁の直
径は、フィルムロールの直径19よりも大きい。実際に
は、1〜3mmの突出が適当であると証明された。カバー
フィルム3の焼きばめした横縁領域6は、柔軟なカバー
フィルムと堅い壁のサイドカバーとの間にU形の遮光性
シールを形成する。
【0040】図2bは一層のカバーフィルム3の例を示
し、その横縁領域6は堅いフランジディスク7の外縁の
回りで焼きばめされている。この焼きばめ接合はU形で
ある。図2のように、このぴったり合った焼きばめ接合
は、フランジディスクの縁で光の投射のためのラビリン
スを形成することも示す。図2aおよび図2bから、カ
バーフィルムは収縮後にフランジディスクの外側エンド
フェイスから突出しないことが分かる。換言すると包装
体は、フランジディスクの厚さにより、および場合によ
り何回も巻かれ得るカバーフィルムの厚さによりロール
の両側の軸寸法が大きくなるだけである。図2aを図2
bと比較すると、遮光性シールはロール直径19がわず
かに変動しても得られることが分かる。熱収縮性材料
は、特にフィルムロールに背を向けたフランジディスク
の環状フェイス上で常にぴったり合った様式で巻き付
く。フィルムはストリップの長軸方向で収縮するだけで
なく、ストリップの横方向にも収縮する。その結果、焼
きばめ接合はこの環状フェイスをロールのエンドフェイ
スに向けて押す。カバーフィルム3の幅は、有利にはそ
の横縁が円周に位置し、その直径18がフィルムロール
の直径19よりも小さくなるように選択される。収縮フ
ィルムがフランジディスクをフィルムロールのエンドフ
ェイスに向けて押すので、包装体は機械的応力下でも確
実に遮光性である。
【0041】図3は、巻取り管内に固定される前のフラ
ンジ形サイドカバーの断面図3である。ここではフラン
ジディスク7は、ディスクスプリングとして作用するコ
ニカル環状ディスクとして構成されている:このディス
クスプリングは包装体が閉じた時に応力を受ける(図4
bおよび図5b)。ディスクスプリングは、カバーフィ
ルムが解かれた時に応力から解除される。図6は、処理
デバイス中で開いた包装体を説明する。包装体が開いた
時にディスクスプリングの応力解除により、コニカルフ
ランジディスクがフィルムロールのエンドフェイスから
離れる。図3に説明するように、応力がかからない状態
でフランジディスク7のディスクフェイスは、ディスク
平面20と角度13を形成する。0.5〜3度の角度が好
ましい。サイドカバーの製造誤差は、これにより補正さ
れ、遮光性材料の解き、または再度巻き取りを妨害しな
い。図3に説明するように、ハブ形突起はコニカル区分
9および丸い部分10の末端を含んで成る。丸い部分お
よび円錐は、サイドカバーが巻取り管の開放末端に導入
された時、センタリング効果を有する。サイドカバーは
好ましくは熱成形によりプラスチック材料から一片で作
られている。突起8は接着剤12を用いて作業フェイス
11上で覆われる。このコーティングは環状コーティン
グまたは別々の点として適用できる。サイドカバーの固
定中、次にハブ形突起8は説明していない加熱および接
触圧道具によりハブ内部で加熱される。突起8のプラス
チック材料は加熱され、そしてホット−メルト接着剤が
粘着性になる。接触圧道具がハブ形突起を巻取り管の内
部の曲面に対して押す。円錐9および丸い部分10は広
げられ、そしてブッシュ中に形成され、そして固定操作
後に巻取り管の曲面に対して配置される。再成形された
ハブの末端16は曲がった円筒面(図4bおよび図5
b)と整合する。このように再成形されたハブの末端1
6により、処理デバイス中でフィルムロールの挿入を妨
害する巻取り管中の突起は無い。熱の適用により活性フ
ェイス11は接着フェイスとなり、これによりサイドカ
バー4は巻取り管2に接着的に取り付けられる。管体
は、これにより巻取り管中で回転することができない。
処理デバイス中の確実なトルク伝導が確保される。ハブ
形区分の薄壁構造は、第1に上記のような空間の制限の
ために望ましく、そして第2に、より迅速なホット−メ
ルト接着剤への熱移動を可能にする。この迅速な熱移動
は集成時間を短縮する。
【0042】図4aは、上記に説明したように巻取り管
中に固定する前の好適なサイドカバー4の断面の図解で
ある。図4bの部分的断面は、閉じた包装体を示す。
【0043】特に好適なサイドカバーの態様を図5aお
よび5bに説明する。サイドカバー4は、処理デバイス
中でスペーサーとして役立つ突出している肩14を有す
る。これは処理デバイスの受取りマンドレル15がビー
ディングしたカバーフィルムのエンドフェイスを押すこ
とを防ぐ。カバーフィルムはこれにより処理デバイスの
受取り配置中で動かなくなることはない。圧の解除はカ
バーフィルムを引くことを容易にし、したがって包装体
を開けることをより容易にする。肩14は好ましくはビ
ードとして構成されている。
【0044】図6は処理デバイス中で開いた包装体を通
る部分断面図である。ディスクスプリングのバネ力は、
フランジディスクが遮光性材料用のストリップの通路を
あけるようにする。処理デバイス中の確実な再度巻取り
は、写真フィルムのエンドフェイスの両側でそれらを背
にして配置されたフランジディスクにより確保される。
【0045】冒頭で説明したように、本発明に従い包装
体のカバーフィルムは、少なくとも横縁領域に各フラン
ジディスクの外縁上で収縮する熱−収縮性材料を含んで
成る。例えば、カバーフィルムはその横縁が熱収縮性材
料から成り、そして非収縮性フィルムの中央部に結合す
るように設計することができる。後者の態様では、フィ
ルムの中央部はカバーフィルムを引く時に生じる力に対
する引き裂きに対する耐性に対抗することができる。カ
バーフィルムはいわゆるモノ−フィルムであることがで
き、あるいは複合フィルムであることができる。フィル
ム中央部に断熱材を使用することも可能である。包装体
はこれにより、大変に熱に感受性の高い写真材料にも使
用することができる。
【0046】堅いサイドカバーは、もちろん複合材料、
例えばアルミニウム−プラスチック材料複合体から成る
こともできる。包装体はもちろん、写真フィルム材料に
限定されるわけではなく、例えばストリップ形の裏材フ
ィルム上に支持されている感光性ポリマーのような感光
性プラスチック材料の包装にも適する。
【0047】別の可能な構造形態では、サイドカバーの
ハブ形突起が巻取り管に溶結されている。
【0048】本発明の主な態様および特徴は、次の通り
である。
【0049】1.遮光性の包装体であって:開放末端を
持つ巻取り管(2)、巻取り管の回りに螺旋状でまか
れ、そして実質的に平らなエンドフェイスを持つ中空の
円筒状フィルムロール(1)を形成する感光性のストリ
ップ形材料(17)の長さ、一対のフランジ形サイドカ
バー(4)、その各々が外縁(5)を持つ堅いフランジ
ディスク(7)を含んで成り、その直径はフィルムロー
ルの外曲面の直径よりも大きく、そして各々がエンドフ
ェイスを光から遮蔽し、ストリップ形材料よりも幅広
く、そしてフィルムロールの外曲面ならびに各サイドカ
バーの外縁を包み、そしてそれらを光から遮蔽する柔軟
なカバーフィルム(3)、を含んで成り、カバーフィル
ム(3)が少なくとも横縁領域(6)で、熱収縮性材料
を含んで成り、そして各フランジディスク(7)の外縁
(5)に焼きばめされていることを特徴とする上記包装
体。
【0050】2.カバーフィルム(3)が、感光性材料
のスタートリーダーを形成し、そしてしわのない、ぴっ
たりと合った焼きばめ接合として外縁(5)を囲む収縮
フィルムであることを特徴とする上記1に記載の包装
体。
【0051】3.カバーフィルム(3)が、収縮時にカ
バーフィルムの個々の層の溶結を防止する耐熱性分離層
で被覆されていることを特徴とする上記1または2に記
載の包装体。
【0052】4.焼きばめしたカバーフィルム(3)
が、フランジディスク(7)上にフランジディスクの最
低臨界荷重よりも少ない半径方向の圧力を発揮すること
を特徴とする上記の1つ以上に記載の包装体。
【0053】5.フランジディスク(7)が、0.4mm〜
1.0mm厚のプラスチックディスク、最も好ましくは0.6mm
厚のポリスチレンから形成され、そしてその外縁(5)
が0.05mm〜0.2mm厚の少なくとも1層のカバーフィルム
(3)により、最も好ましくは軸方向に予め伸びた0.07
mm〜0.08mm厚のポリエチレン収縮フィルムにより包まれ
ていることを特徴とする上記4に記載の包装体。
【0054】6.各フランジ形サイドカバー(4)が1
片構造であり、そしてハブ形突起(8)が各フランジデ
ィスク(7)上に一体成形されており、そして巻取り管
(2)の開放末端に接着的に取り付けられていることを
特徴とする、上記の1つ以上に記載の包装体。
【0055】7.ハブ形の突起(8)が薄壁であり、そ
して丸い部分(10)を含んで成るコニカル区分(9)
を導く、上記6に記載の包装体。
【0056】8.ハブ形の突起(8)が、接着剤(1
2)、好ましくはホットメルト接着剤で、巻取り管
(2)に向かって配置された作業面(11)上を被覆さ
れていることを特徴とする、上記6または7に記載の包
装体。
【0057】9.ハブ形の突起(8)が、ホット−メル
ト接着剤(12)の融解温度よりも高い融解温度を持つ
プラスチック材料で作られていることを特徴とする、上
記8に記載の包装体。
【0058】10.フランジ形のサイドカバー(4)が
熱成形され、そしてポリスチレンまたはPVCにより作
られていることを特徴とする、上記6に記載の包装体。
【0059】11.フランジディスク(7)がディスク
スプリングとして作用するコニカル構造の環状ディスク
として設計されていることを特徴とする、上記6に記載
の包装体。
【0060】12.応力を受けていない状態で、コニカ
ル構造の環状ディスクがディスク平面(20)に対し
て、0.5度から3度、最も好ましくは2度の角度(1
3)を形成することを特徴とする、上記11記載の包装
体。
【0061】13.フランジディスク(7)が突出した
肩(14)、好ましくは環状ビード(図5)を、フィル
ムロール(1)の対応するエンドフェイスに背を向けた
フランジフェイス上に有し、そして肩(14)の高さが
少なくとも焼きばめしたカバーフィルム(3)の高さで
あることを特徴とする、前記6ないし12の1つ以上に
記載の包装体。
【0062】14.焼きばめしたカバーフィルム(3)
の各横縁が、実質的に円周上に配置され、その直径(1
8)が外縁(5)の直径よりも少なくとも5mm小さく、
そして最も好ましくはフィルムロールの外曲面の直径
(19)よりも少なくとも5mm小さいことを特徴とする、
前記1ないし4の1つ以上に記載の包装体。
【0063】15.各サイドカバーが、プラスチックの
溶接継手により巻取り管に接合されていることを特徴と
する、前記1ないし4の1つ以上に記載の包装体。
【0064】16.ストリップ形の感光性材料用の遮光
性の包装体の製造法であって、包装体が:開放末端を持
つ巻取り管(2)、巻取り管の回りに螺旋状でまかれ、
そして実質的に平らなエンドフェイスを持つ中空の円筒
状フィルムロール(1)を形成する感光性のストリップ
形材料(17)の長さ、一対のフランジ形サイドカバー
(4)、その各々が外縁(5)を持つ堅いフランジディ
スク(7)を含んで成り、その直径はフィルムロールの
外曲面の直径よりも大きく、そして各々がエンドフェイ
スを光から遮蔽し、ストリップ形材料よりも幅広く、そ
してフィルムロールの外曲面ならびに各サイドカバーの
外縁を包み、そしてそれらを光から遮蔽する柔軟なカバ
ーフィルム(3)、を含んで成り、 a)フランジ形のサイドカバー(4)をフィルムロール
両側で巻取り管(2)の開放末端上に接着的に取り付
け; b)カバーフィルムの縁領域がフィルムロールの対応す
るエンドフェイスに関して突出するようにフィルムロー
ルの外曲面を、熱収縮性材料を含んで成るカバーフィル
ム(3)で巻き; c)各フランジディスク(7)の外縁(5)上にしわの
無い様式で収縮するようにカバーフィルムの突出してい
る縁領域を加熱する、ことを特徴とする上記製造法。
【0065】17.方法の工程a)で、サイドカバー
(4)を加熱および接触圧道具によりハブ形突起(8)
中で加熱し、巻取り管(2)上にプレスし、そしてそこ
に結合させることを特徴とする上記16に記載の方法。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の包装体の態様のaは分解図であり、1
bは遮光性包装体の3次元的図解である。
【図2】aはフランジディスクの外縁上に複数の層とし
て焼きばめられたカバーフランジの詳細な図解でり、2
bはフランジディスクの外縁上に単層として焼きばめら
れたカバーフランジの詳細な図解である。
【図3】フランジ形サイドカバーの好適態様の断面図で
ある。
【図4】aは巻取り管に固定される前の好適なサイドカ
バーの断面の図解であり、4bは巻取り管に固定された
サイドカバーの好適な断面の図解である。
【図5】aは巻取り管に固定される前のサイドカバーの
最も好適な態様の断面の図解であり、5bは巻取り管に
固定されたサイドカバーの好適な断面の図解である。
【図6】処理デバイス中で開いた包装体の部分断面であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 シユテフエン・ペーター・ミユールバツハ ドイツ・デー−63329エゲルスバツハ・エ ーリヒ−ケストナー−シユトラーセ32

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遮光性の包装体であって:開放末端を持
    つ巻取り管(2)、 巻取り管の回りに螺旋状でまかれ、そして実質的に平ら
    なエンドフェイスを持つ中空の円筒状フィルムロール
    (1)を形成する感光性のストリップ形材料(17)の
    長さ、 一対のフランジ形サイドカバー(4)、その各々が外縁
    (5)を持つ堅いフランジディスク(7)を含んで成
    り、その直径はフィルムロールの外曲面の直径よりも大
    きく、そして各々がエンドフェイスを光から遮蔽し、 ストリップ形材料よりも幅広く、そしてフィルムロール
    の外曲面ならびに各サイドカバーの外縁を包み、そして
    それらを光から遮蔽する柔軟なカバーフィルム(3)、
    を含んで成り、カバーフィルム(3)が少なくとも横縁
    領域(6)で、熱収縮性材料を含んで成り、そして各フ
    ランジディスク(7)の外縁(5)に焼きばめされてい
    ることを特徴とする上記包装体。
  2. 【請求項2】 ストリップ形の感光性材料用の遮光性の
    包装体の製造法であって、包装体が:開放末端を持つ巻
    取り管(2)、 巻取り管の回りに螺旋状でまかれ、そして実質的に平ら
    なエンドフェイスを持つ中空の円筒状フィルムロール
    (1)を形成する感光性のストリップ形材料(17)の
    長さ、 一対のフランジ形サイドカバー(4)、その各々が外縁
    (5)を持つ堅いフランジディスク(7)を含んで成
    り、その直径はフィルムロールの外曲面の直径よりも大
    きく、そして各々がエンドフェイスを光から遮蔽し、 ストリップ形材料よりも幅広く、そしてフィルムロール
    の外曲面ならびに各サイドカバーの外縁を包み、そして
    それらを光から遮蔽する柔軟なカバーフィルム(3)、
    を含んで成り、 a)フランジ形のサイドカバー(4)をフィルムロール
    両側で巻取り管(2)の開放末端上に接着的に取り付
    け; b)カバーフィルムの縁領域がフィルムロールの対応す
    るエンドフェイスに関して突出するようにフィルムロー
    ルの外曲面を、熱収縮性材料を含んで成るカバーフィル
    ム(3)で巻き; c)各フランジディスク(7)の外縁(5)上にしわの
    無い様式で収縮するようにカバーフィルムの突出してい
    る縁領域を加熱する、ことを特徴とする上記製造法。
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