JPH083991Y2 - セットインコネクタの取付部構造 - Google Patents

セットインコネクタの取付部構造

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JPH083991Y2
JPH083991Y2 JP1990112577U JP11257790U JPH083991Y2 JP H083991 Y2 JPH083991 Y2 JP H083991Y2 JP 1990112577 U JP1990112577 U JP 1990112577U JP 11257790 U JP11257790 U JP 11257790U JP H083991 Y2 JPH083991 Y2 JP H083991Y2
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JP
Japan
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connector
panel
holding hole
hole
front side
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Expired - Lifetime
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JP1990112577U
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English (en)
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JPH0468382U (ja
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孝祥 山内
寛充 岩崎
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Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Publication date
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、車両のコンビネーションメータなどを電
源その他に通じたワイヤリングハーネスと接続するため
の、該ワイヤリングハーネスの端部に設けられたセッイ
ンコネクタを大きな挿通孔の裏側から通して、該セット
インコネクタを取り付ける保持孔に嵌込む部分の構造に
関する。
〔従来の技術〕
第5図はインストルメントパネル1に組み込まれたコ
ンビネーションメータ2の部位の縦断面図で、このコン
ビネーションメータ2にはスピードメータやタコメー
タ、燃料残量表示、冷却水温表示などのインジケータラ
ンプなどが配設されて、車室内側Rからこれらを視認で
きるようにしてある。また、このコンビネーションメー
タ2はインストルメントパネル1に形成した凹部1aに収
容されており、コンビネーションメータ2の前側周縁の
前方には枠状のメータベゼル3が取り付けられており、
コンビネーションメータ2の表示を明瞭にしている。な
お、このメータベゼル3は、インストルメントパネル1
やパネルパッド6に、上部は止めネジ4などで止着さ
れ、下部は保持スプリング5などで止着されている。
インストルメントパネル1の凹部1aの底面パネル10に
は、第6図に示すような保持孔11が形成されており、こ
の保持孔11には図示しないワイヤリングハーネスの端部
に接続されたセッインコネクタ7が保持される。そし
て、このセットインコネクタ7にコンビネーションメー
タ2の背面を接続することにより各種のメータ類や表示
ランプが電源や所定のコントローラなどに接続されるよ
うにしてある。
上記セットインコネクタ7のワイヤリングハーネスは
インストルメントパネル1の背面側に導かれて伸びてお
り、他方このセットインコネクタ7は取付作業を簡便に
行なえるように、インストルメントパネル1の正面側か
ら上記保持孔11に嵌込むようにしてある。この取付作業
においては、セットインコネクタ7を背面側から表側に
引き出さなければならないから、これを引き出すため
に、第6図に示すように、保持孔11よりも大きくてセッ
トインコネクタ7を通過させることができる挿通孔12
が、該保持孔11の近傍に形成してある。したがって、セ
ットインコネクタ7の取付作業は、該挿通孔12を通し
て、セットインコネクタ7を底面パネル10の背面側から
正面側に引き出し、該セットインコネクタ7を正面側か
ら上記保持孔11に嵌込んで保持させることによる。ま
た、ワイヤリングハーネスが底面パネル10の正面側に飛
び出していては、コンビネーションメータ2の取付の邪
魔にってしまう。このため、上記保持孔11と挿通孔12と
は連通部13によって連通しており、ワイヤリングハーネ
スはセットインコネクタ7から底面パネル10の背面側に
伸びることになる。
なお、第6図中、透孔14は他のコネクタの取付孔であ
る。
〔考案が解決しようとする課題〕
上述した従来のセットインコネクタの取付部構造で
は、上記保持孔11と挿通孔12とが連通部13で連通してい
るから、これら保持孔11と挿通孔12との間にある底面パ
ネル10の部分や、保持孔11や連通部13の縁部の剛性が小
さくなっている。このため、コンビネーションメータ2
をインストルメントパネル1の凹部1aに差し込んで該コ
ンビネーションメータ2とセットインコネクタ7とを接
続させる際に、底面パネル10の保持孔12の縁部が撓んで
しまい、コンビネーションメータ2とセットインコネク
タ7とが確実に接続せず、接触不良となってしまうおそ
れがある。
そこで、この考案の目的は、セットインコネクタを取
り付ける保持孔の縁部の剛性を大きくして、コンビネー
ションメータの接続時に撓んでしまうことがないように
して、該コンビネーションメータとセットインコネクタ
とを確実に接続できるようにしたセットインコネクタの
取付部構造を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的のため、この考案に係る取付部構造は、セ
ットインコネクタを取り付ける保持孔の近傍に該セット
インコネクタを通過させる該保持孔よりも大きな挿通孔
を形成し、パネルの裏側から該挿通孔を通して表側に引
き出した上記セットインコネクタを、該表側から上記保
持孔に嵌込んで保持させるセットインコネクタの取付部
構造において、前記パネルの一部であって前記保持孔と
前記挿通孔の間位置にある部分に、前記パネルの裏側に
膨出させた収容部と前記パネルから延ばした舌片部とを
形成し、前記セットインコネクタに接続されているワイ
ヤリングハーネスを該収容部と前記舌片部とで挟んで収
容したことを特徴としている。
〔作用〕
このセットインコネクタを上記パネルに取り付けるに
は、従来と同様に該パネルの裏側から引き出して、パネ
ルの表側から上記保持孔に嵌込む。そして、セットイン
コネクタを保持孔に嵌込んだのちに、該セットインコネ
クタに接続しているワイヤリングハーネスをパネルの表
側から上記収容部に押し込めば、上記収容部と上記舌片
部とに挟まれた状態で該収容部に収容される。このた
め、該ワイヤリングハーネスがパネルの表側に飛び出す
ことがない。
また、上記保持孔と挿通孔との間位置にはパネルに連
続して上記収容部が存しているから、この間位置および
保持孔の周縁の剛性が大きくなる。このため、コンビネ
ーションメータなどをこのセットインコネクタに接続さ
せる際に、保持孔の周縁などが撓みにくくなり、これら
が確実に接続される。
〔実施例〕
以下、図示した一実施例に基づいて、この考案に係る
セットインコネクタの取付部構造を具体的に説明する。
この実施例では、コンビネーションメータに接続するセ
ットインコネクタの取付部を示している。
第1図および第2図はインストルメントパネルの底面
パネル20の表側からの概略斜視図で、第1図はセットイ
ンコネクタ7が該底面パネル20に取り付けられた状態で
あり、第2図はセットインコネクタ7を取り除いた状態
を示している。第2図に示すように、この底面パネル20
にはセットインコネクタ7が取り付けられる保持孔21が
形成され、この保持孔21の近傍には該保持孔21よりも大
きくてセットインコネクタ7を通過させることができる
挿通孔22が形成されている。なお、該保持孔21の近傍に
は他のコネクタを保持させる透孔23が形成されている。
そして、上記保持孔21と挿通孔22との間位置には、第
3図に示すように、底面パネル20の一部を該底面パネル
20の裏側に膨出させて収容部24が形成されている。ま
た、この収容部24が臨んだ部分には舌片部25が形成され
ており、この舌片部25の外側面が底面パネル20の表側の
面に連続している。なお、第3図に示すように、この舌
片部25は先端部が上記収容部24内に位置するように適宜
に傾倒させてあれば後述する作用にとって好ましい。ま
た、上記収容部24を形成するために裏側に膨出したパネ
ルの一部であって、上記舌片部25が対向している部分に
は、第4図に示すように、透孔26が形成されている。
また、上記収容部24は、セットインコネクタ7に接続
しているワイヤリングハーネス27を通すことができる大
きさとしてある。
なお、第3図上想像線でコンビネーションメータ2を
示してあり、このコンビネーションメータ2は従来と同
様にインストルメントパネル1の凹部1aに収容され、車
室内側Rから視認できる。
以上により構成したこの考案に係るセットインコネク
タの取付部構造による取付作業を、以下に説明する。
セットインコネクタ7はワイヤリングハーネス27の先
端に接続されており、インストルメントパネル1の底面
パネル20の裏側に伸びている。このセットインコネクタ
7を挿通孔22から底面パネル20の表側に引き出して、該
セットインコネクタ7を表側から保持孔21に嵌込む。
また、ワイヤリングハーネス27の先端部はセットイン
コネクタ7とともに底面パネル20の表側に引き出され、
該セットインコネクタ7を保持孔21に嵌込むと、該先端
部が底面パネル20の裏側に位置することになる。このワ
イヤリングハーネス27の保持孔21と挿通孔22との間にあ
る部分は、底面パネル20の表側に位置し、さらに挿通孔
22を貫通して裏側に至り、電源や所定のコントローラな
どに至っている。
そして、上記ワイヤリングハーネス27の保持孔21と挿
通孔22との間にある部分を、舌片部25を越えて収容部24
に押し込む。これにより、該ワイヤリングハーネス27が
収容部24と舌片部25とに係止されて、該ワイヤリングハ
ーネス27が底面パネル20の表側に飛び出すことがない。
次いで、コンビネーションメータ2をインストルメン
トパネル1の凹部1aに差し込んでセットインコネクタ7
に押し付ければ、該セットインコネクタ7とコンビネー
ションメータ2とが接続される。このとき、ワイヤリン
グハーネス27は収容部24に収容されているから邪魔にな
らない。しかも、セットインコネクタ7は底面パネル20
の表側から嵌込まれているから、コンビネーションパネ
ル2を押し込む際に該底面パネル20の裏側に脱落するこ
とがない。また、保持孔21と挿通孔22との間には収容部
24を形成した底面パネル20の一部で接続されているか
ら、保持孔21の剛性が高くなり、コンビネーションメー
タ2を押し込んでも該保持孔21の縁部が撓んでしまうこ
とがない。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案に係るセットインコネ
クタの取付部構造によれば、セットインコネクタを取り
付けるための保持孔と該セットインコネクタを引き出す
ための挿通孔との間に、パネルの一部を裏側に膨出させ
て収容部を形成したことにより、上記保持孔と挿通孔と
の間にパネルの一部が存しているから、保持孔の周縁の
剛性が高くなり、撓みにくくなる。このため、該保持孔
に保持させたセットインコネクタにコンビネーションメ
ータを押し付けてこれらを接続すれば、これらが確実に
接続され、接触不良を生じることがない。
また、ワイヤリングハーネスは上記収容部と上記舌片
部とで挟まれた状態で収容されるから、該ワイヤリング
ハーネスがパネルの表側に飛び出すことがなく、従って
コンビネーションメータをセットインコネクタに接続す
る際の邪魔にならない。
しかも、この収容部はパネルを成形する際に同時に加
工でき、当該パネルの製作工程が増加してしまうことが
ない。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案に係るセットインコネクタの取付部構造
の好ましい実施例を示すもので、インストルメントパネ
ルに取り付けられて、コンビネーションメータを接続す
るセットインコネクタの取付部構造について示してい
る。 第1図はインストルメントパネルの底面パネルにセット
インコネクタを取り付けた状態の、該底面パネルの表側
からの斜視図である。第2図は同じく底面パネルの表側
からの斜視図で、セットインコネクタを取り付けていな
い状態を示している。第3図は、第1図におけるIII-II
I線に沿って底面パネルを切断した断面図で、コンビネ
ーションメータを想像線で併記してある。第4図は収容
部の正面図である。 第5図はコンビネーションメータ用のセットインコネク
タの取り付け状態を説明する断面部で、コンビネーショ
ンメータおよびインストルメントパネルを想像線で示し
てある。 第6図は従来の取付部構造を示すもので、第2図に相当
する斜視図である。 1……インストルメントパネル 1a……凹部 2……コンビネーションメータ 7……セットインコネクタ 20……底面パネル、21……保持孔 22……挿通孔、24……収容部 25……舌片部 27……ワイヤリングハーネス

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】セットインコネクタを取り付ける保持孔の
    近傍に該セットインコネクタを通過させる該保持孔より
    も大きな挿通孔を形成し、パネルの裏側から該挿通孔を
    通して表側に引き出した上記セットインコネクタを、該
    表側から上記保持孔に嵌込んで保持させるセットインコ
    ネクタの取付部構造において、 前記パネルの一部であって前記保持孔と前記挿通孔の間
    位置にある部分に前記パネルの裏側に膨出させた収容部
    と前記パネルから延ばした舌片部とを形成し、 前記セットインコネクタに接続されているワイヤリング
    ハーンネスを該収容部と前記舌片部とで挟んで収容した
    ことを特徴とするセットインコネクタの取付部構造。
JP1990112577U 1990-10-26 1990-10-26 セットインコネクタの取付部構造 Expired - Lifetime JPH083991Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1990112577U JPH083991Y2 (ja) 1990-10-26 1990-10-26 セットインコネクタの取付部構造

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JPH0468382U JPH0468382U (ja) 1992-06-17
JPH083991Y2 true JPH083991Y2 (ja) 1996-01-31

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5943657U (ja) * 1982-09-13 1984-03-22 スズキ株式会社 気化器の燃料濃度調節装置

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JPH0468382U (ja) 1992-06-17

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