JPH11208553A - 自転車用チェーンケースの取付部の構造 - Google Patents

自転車用チェーンケースの取付部の構造

Info

Publication number
JPH11208553A
JPH11208553A JP1155998A JP1155998A JPH11208553A JP H11208553 A JPH11208553 A JP H11208553A JP 1155998 A JP1155998 A JP 1155998A JP 1155998 A JP1155998 A JP 1155998A JP H11208553 A JPH11208553 A JP H11208553A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
claw
locking
engaged
chain case
gear
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1155998A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidenori Kimura
秀憲 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OGK Co Ltd
Original Assignee
OGK Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by OGK Co Ltd filed Critical OGK Co Ltd
Priority to JP1155998A priority Critical patent/JPH11208553A/ja
Publication of JPH11208553A publication Critical patent/JPH11208553A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • General Details Of Gearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 自転車側の取付具にワンタッチでチェーンケ
ースを取りつけるようにする。 【解決手段】 チェーンケース1のギヤ被覆部2に係止
爪22を設け、自転車側の取付具12に係止爪22が係
合可能な爪係止部17を設け、前記係止爪22と爪係止
部17とは、係合させる前においては互いに干渉する位
置に配置され、係止爪22と爪係止部17とを係合させ
るとき、係止爪22側を弾性変形させて上記干渉状態を
解き両者を係合可能な状態とするとともに弾性復帰によ
って係止爪22と爪係止部17とを係合させる係合誘導
面27を係止爪22の外面に設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自転車用チェーン
ケースを自転車側に取り付ける取付部の構造に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図9及び図10に示すように、従来の自
転車用チェーンケース41は、フロントギヤの外側面を
覆うギヤ被覆部42と、ギヤ被覆部41から後方に延設
されたチェーン被覆部43とを有して構成されており、
ギヤ被覆部42及びチェーン被覆部43の外周には、左
右内方側に屈曲した鍔部44が形成されている。
【0003】一方、自転車のクランク軸のボス部には、
取付孔45aを介してチェーンケース取付け用の取付金
具45が固定されており、該取付金具45は、上下に長
い平板材にて形成されている。上記のようなチェーンケ
ース41を取付金具45に取り付ける構造としては、図
10(a)に示すように、ギヤ被覆部42の鍔部44の
上下2か所(図には上部のみを示す)に上下内方に屈曲
する舌片48を設けて該舌片48に左右方向に貫通する
挿通孔46を設け、取付金具45の上下端部に左右方向
に貫通する雌ネジ47を設け、前記挿通孔46と雌ネジ
47とを適合させて止めネジ49で結合したものがあ
る。
【0004】また、取付部の他の構成として、図10
(b)に示すように、前記ギヤ被覆部42の鍔部44の
上下2か所に上下方向に貫通する挿通孔46を設け、取
付金具45の両端部をギヤ被覆部42側に屈曲するとと
もに該屈曲部分に上下方向に貫通する雌ネジ47を設
け、前記挿通孔46を雌ネジ47とを適合させて止めネ
ジ49で結合したものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のチェーンケース
の取付部の構造においては、チェーンケース側の挿通孔
と取付金具側の雌ネジとの位置合わせや、ドライバ等を
用いての止めネジの締付けなど作業が面倒で時間を要す
るものとなっていた。特に下側の取付部については低い
姿勢で孔位置合わせやネジの締結を行わなければなら
ず、より一層作業が困難となっていた。
【0006】また、図10(a)に示すものでは、取付
具の裏側からネジ止めすることとなっているので作業が
し難く、図10(b)に示すものでは、ギヤ被覆部の外
周部に止めネジが露出して見栄えが悪くなっていた。本
発明は、上記問題点に鑑み、止めねじや工具等を用いず
に簡単に自転車にチェーンケースを装着できるように
し、また、チェーンケースと取付具との位置決めを容易
にし、且つ見栄えを損なうことがないようにした自転車
用チェーンケースの取付部の構造を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために以下の技術的手段を講じている。すなわち、
本発明は、自転車のフロントギヤ5の外側面を被覆する
ギヤ被覆部2を有したチェーンケース1を備え、前記ギ
ヤ被覆部2をクランク軸10のボス部11に固定された
取付具12に取付ける構造において、前記ギヤ被覆部2
又は取付具12のいずれか一方に係止爪22を設け、他
方に係止爪22が係合可能な爪係止部17を設け、前記
係止爪22と爪係止部17とは、係合させる前において
は互いに干渉する位置に配置されており、係止爪22と
爪係止部17とを係合させるとき、係止爪22側又は爪
係止部17側の少なくとも一方の弾性変形を促して上記
干渉状態を解き両者を係合可能な状態とするとともに弾
性復帰によって係止爪22と爪係止部17とを係合させ
る係合誘導面27を係止爪22と爪係止部17との間に
設けたことを特徴とし、これによれば、係合前の干渉状
態にある係止爪22と爪係止部17とを、係合誘導面2
7を介して係合可能な状態とし、且つ弾性復帰により自
動的に係止爪22と爪係止部17させるようにしている
ことから、ネジ孔合わせや止めネジの締付け等の作業が
不要でワンタッチで取付具12にチェーンケースを取付
けることができるようになる。
【0008】上記の係合誘導面27としては、係止爪2
2の外面に形成された傾斜面にて構成するのが好まし
く、この場合、傾斜面27に前記爪係止部17が当接す
ることで傾斜面27に沿って係止部22側又は爪係止部
17側を徐々に弾性変形させることができるようにな
り、係止爪22、爪係止部17を損傷させることなく良
好に両者を係合させることが可能となる。
【0009】また、本発明は、前記取付具12に、ギヤ
被覆部2側に向けて延びる前記爪係止部17を形成し、
ギヤ被覆部2に、前記爪係止部17を挿入可能な開口2
0を有した箱型で内部に前記係止爪22を形成した保持
部19を形成していることを特徴とし、これによれば、
箱型の保持部19内に爪係止部17を挿入することで取
付具12とギヤ被覆部2との位置決めが容易になされる
とともに係止爪22と爪係止部17との係合もなされ、
装着がより簡便となる。また、保持部19内で係止爪2
2と爪係止部17とが係合されるので、これらが外部に
露出せず見栄えもよくなる。
【0010】また、本発明は、前記保持部(19)の外
側面を前記ギヤ被覆部(2)の外周に設けた鍔部(4)
にて構成するとともに、該鍔部(4)に、保持部(1
9)内に連通する孔(28)を形成し、該孔(28)を
塞ぐキャップ(29)を着脱自在に設けたことを特徴と
し、これによれば、係止爪22と爪係合部17との係合
状態を解くとき、ギヤ被覆部2の外周から孔28を介し
てドライバー等を保持部19内に挿入し、該ドライバー
等の操作で上記係合を解くことが可能となり、チェーン
ケース1の装着状態においてはキャップ29にて孔28
を塞ぐことで見栄えを損なうこともない。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき説明する。図1〜4は、本発明の第1の実施形
態を示しており、図3に示すように、本発明に係る自転
車用チェーンケース1は、自転車のフロントギヤ5の外
側面を被覆するギヤ被覆部2と、このギヤ被覆部2から
後方に延設されていて、フロントギヤ5及びリヤギヤ6
に巻回したチェーン7の外側を被覆するチェーン被覆部
3とを有して構成されており、チェーン被覆部3の後部
は自転車のバックホーク8に対しステー9を介してネジ
止めされており、ギヤ被覆部3は、フレーム16の前端
に設けられているクランク軸10のボス部11に固定さ
れた取付具12を介して取付けられるようになってい
る。
【0012】また、ギヤ被覆部2の中央には、自転車の
クランク軸10、クランク10a(図4参照)等が挿通
される挿通孔2aが設けられている。図4にも示すよう
に、前記取付具12は、金属製の平板材等により上下方
向に長い側面視略くの字状に形成され、その長手方向中
央部には取付孔13が設けられている。一方、前記ボス
部11にはネジ部14が形成され、該ネジ部14に取付
孔13を介して取付具12を外嵌するとともに、ネジ部
14に外側からリングナット15を螺合することで、取
付具12をボス部11に固定するようにしている。
【0013】図1及び図2にも示すように、取付具12
の両端部には、左右外方側(チェーンケース1側)に屈
曲して延びる爪係止部17が形成され、該爪係止部17
に矩形状の爪係止孔18が上下方向に貫通して形成され
ている。前記チェーンケース1は、ABS、PP、ポリ
カーボネイト等の合成樹脂にて成形されたものであり、
ギヤ被覆部2の外周及びチェーン被覆部3の上端には、
自転車側(取付具12側、左右内方側)に屈曲した鍔部
4が連続して形成されている。
【0014】ギヤ被覆部2における鍔部4の内周側に
は、該鍔部4を一側壁とする箱型の保持部19が上下2
か所に一体に形成されており、該保持部19の前記爪係
止部17と対向する部分には該爪係止部17を保持部1
9内に挿入可能とする開口20が形成されている。前記
保持部19内において、鍔部4内周面と対向する壁部2
1には係止爪22が突出形成されており、該係止爪22
は、前記爪係止孔18に挿通可能な平面矩形状に形成さ
れていて挿通することで爪係止部17に係合されるよう
になっている。
【0015】また、係止爪22を形成している壁部21
において、係止爪22とギヤ被覆部2との間には孔23
が形成され、係止爪22の前後側方には孔23に連続す
る左右方向のスリット24が形成されており、前記壁部
21は前後壁部25に対して左右内方側で結合されてい
る。これによって、前記係止爪22は、その左右外方側
を上下に弾性変形し易く形成されている。
【0016】また、係止爪22の外面(鍔部4に対向す
る面)には、左右内方側にいくに従い鍔部4との距離を
大きくするような傾斜面27が形成されている。前記取
付具12にチェーンケース1のギヤ被覆部2を取り付け
る場合、ギヤ被覆部2の挿通孔2aにクランク10a,
クランク軸10を挿通して取付具12にギヤ被覆部2を
対向させ、該ギヤ被覆部2を左右内方側に移動して爪係
止部17を開口20を介して保持部19内に挿入する。
【0017】このとき、前記係止爪22の傾斜面27と
爪係止部17の先端とが当接して互いに干渉するように
なっているが、そのまま爪係止部17を押し込むこと
で、傾斜面27に沿って係止爪22が矢示B方向に弾性
変形し、爪係止部17が保持部19内に収まるのを許容
するようになる。そして、保持部19内に爪係止部17
を完全に挿入すると、傾斜面27から爪係止部17の先
端が外れて係止爪22が弾性復帰し、これにより係止爪
22が係止孔18に挿入して爪係止部17と係止爪22
との係合がなされるようになっている。
【0018】すなわち、前記傾斜面27は、係止爪22
と爪係止部17との干渉状態を解いて両者を係合可能な
状態に誘導する係合誘導面を構成しており、これによ
り、箱型の保持部19内に爪係止部17を挿入するだけ
で係止爪22と爪係止部17との位置決めと係合が容易
に行え、チェーンケース1と取付具12との結合が、止
めネジや工具等を用いずにワンタッチで行えるととも
に、また、保持部19内での係合であるため、両者が外
部に露出せず見栄えも良くなっている。
【0019】また、止めネジ等を用いずに、取付具12
の爪係止部17に向けて側方からチェーンケース1の保
持部19を押し込む動作であるため、上下2か所の結合
を同時に行うことも可能であり、チェーンケース1の取
付けが即座に行える。なお、前記保持部19の一側壁
(外周壁)を構成する鍔部4には、ドライバ等の工具を
挿通可能な孔28が保持部19内に連通して形成され、
該孔28には、これを塞ぐキャップ29が着脱自在に設
けられており、爪係止部17と係止爪22を係合を解く
とき(取付具12からチェーンケース1を外すとき)に
は、キャップ29を外して孔28からドライバ等を挿入
し、係止爪22を押し下げることで係止孔18から離脱
させるようにしている。また、上記の孔29は、キャッ
プによって塞ぐことができるため、見栄えを損なうこと
もないようにしている。
【0020】図5及び図6は、本発明の第2の実施形態
を示している。本実施形態は、取付具12及び爪係止部
17の構成、並びにチェーンケース1のギヤ被覆部2に
鍔部4を一側壁とする箱型の保持部19を形成した点で
上記実施形態と同様であるが、鍔部4の内周面に係止爪
22を設けた点で異なるものとなっている。
【0021】また、保持部19において、鍔部4と対向
する壁部21は、左右内方側のみに設けられていてギヤ
被覆部2側は空間30とされている。本実施形態におい
ても、係止爪22の外面(内周側の面、壁部21に対向
する面)には、左右内方側にいくに従い対向壁部21と
の距離を大きくするような傾斜面27が形成されてお
り、爪係止部17を開口20を介して保持部19内に挿
入するとき、爪係止部17が傾斜面27に当接しながら
係止爪22を形成した鍔部4の弾性変形を促し、これに
より爪係止部17の保持部19内への挿入を許容すると
ともに、挿入したのちに鍔部4の弾性復帰によって係止
爪22が係止孔18に挿入されて係止爪22と爪係止部
17の係合がなされるようになっている。
【0022】また、係止爪22と爪係止部17の係合を
解くには、ギヤ被覆部2の鍔部4の内周側にドライバ等
を突っ込んで前記空間30から保持部19内に挿入し、
係止爪22を押し上げることで係止孔18から離脱する
か、鍔部4を工具等を用いて上方に押し上げて係止爪2
2の離脱を行うようにする。なお、前記係止爪22の前
後側方における鍔部4上に第1実施形態に示したような
スリットを形成してもよく、このようにすることで鍔部
4の弾性変形がより良好に行える。
【0023】図7は、本発明の第3の実施形態を示すも
のであり、本実施形態における取付具12の上下両端部
(図には上部のみを示す)には、左右外方側(ギヤ被覆
部2側)に屈曲する舌片32を形成し、該舌片32にコ
字状の切目33を形成するともに該切目33部分を介し
て上下内方側に傾斜状に折曲して係止爪22を形成して
いる。
【0024】ギヤ被覆部2には、前記舌片32(係止爪
22)を挿入可能な開口36を有する箱型の保持部35
を形成し、該保持部19における鍔部4の対向壁部37
に係止爪22が挿通可能な係止孔38が形成されてい
る。すなわち、本実施形態における保持部35は係止爪
22を係合可能な爪係止部17とされている。本実施形
態では、舌片32を保持部35内に挿入することで、保
持部35の前記対向壁部37が係止爪22の傾斜面27
に当接するとともに、係止爪22を保持部35内に押し
込むに従い、傾斜面27によって係止爪22自体が弾性
変形してその上下幅を狭くするとともに保持部35側
(対向壁部37)の弾性変形をも促し、これによって係
止爪22の保持部35内への挿入を許容するとともに、
挿入したのち、係止爪22及び保持部35の弾性復帰を
介して係止爪22が係止孔38に挿入され、両者の係合
がなされるようになっている。
【0025】図8は、本発明の第4の実施形態を示すも
のであり、本実施形態では、係止爪22に傾斜面を設け
ずに角型のブロック状に形成し、爪係止部17の先端に
傾斜面(係合誘導面)27を形成したものであり、その
他の構成は第1の実施形態と同様である。前記傾斜面2
7は、爪係止部17の内面側に形成されていて先端にい
くに従い先細り状となるように形成されている。そし
て、保持部19に爪係止部17を挿入することで、傾斜
面27を介して係止爪22側の弾性変形を促し、保持部
19内への爪係止部17の挿入を許容するとともに、弾
性復帰によって係止爪22が爪係止部17の係止孔18
に挿入して係合がなされるようになっている。
【0026】本発明は、上記実施形態に限ることなく適
宜設計変更可能であり、例えば、前記係合誘導面27
は、平面状の傾斜面に形成していたが、円弧状の傾斜面
に形成してもよく、第1実施形態に示した係止爪22の
傾斜面27と、第4実施形態に示した爪係止部17の傾
斜面27との両方を組み合わせた構成とすることもでき
る。
【0027】また、係止爪、爪係止部よりなる取付部の
数は、ギヤ被覆部の外周2か所に限らず3か所以上に設
けてもよい。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、止めネジや工具等を用
いることなく、係止爪と爪係合部との係合によりチェー
ンケースを取付具に迅速且つ簡便に取りつけることが可
能となり、また、係止爪と爪係合部とを係合を箱型の保
持部内で行う場合、両者の位置決めが容易であるととも
に係合部分が外部から露出せず、見栄えも良くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す要部の斜視図で
ある。
【図2】同要部の側面断面図である。
【図3】同チェーンケースの左右内方側の側面図であ
る。
【図4】(a)は取付具の固定部分の分解斜視図、
(b)は取付具の固定部分の斜視図である。
【図5】本発明の第2の実施形態を示す要部の斜視図で
ある。
【図6】同要部の側面断面図である。
【図7】本発明の第3の実施形態を示し、(a)は要部
の斜視図、(b)は要部の側面断面図である。
【図8】本発明の第4の実施形態を示す要部の側面断面
図である。
【図9】従来例を示すチェーンケースの裏面側の側面図
である。
【図10】図9のA−A矢示断面図である。
【符号の説明】
1 チェーンケース 2 ギヤ被覆部 5 フロントギヤ 10 クランク軸 11 ボス部 12 取付具 17 爪係止部 19 保持部 22 係止爪 27 傾斜面(係合誘導面)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自転車のフロントギヤ(5)の外側面を
    被覆するギヤ被覆部(2)を有したチェーンケース
    (1)を備え、前記ギヤ被覆部(2)をクランク軸(1
    0)のボス部(11)に固定された取付具(12)に取
    付ける構造において、 前記ギヤ被覆部(2)又は取付具(12)のいずれか一
    方に係止爪(22)を設け、他方に係止爪(22)が係
    合可能な爪係止部(17)を設け、前記係止爪(22)
    と爪係止部(17)とは、係合させる前においては互い
    に干渉する位置に配置されており、係止爪(22)と爪
    係止部(17)とを係合させるとき、係止爪(22)側
    又は爪係止部(17)側の少なくとも一方の弾性変形を
    促して上記干渉状態を解き両者を係合可能な状態とする
    とともに弾性復帰によって係止爪(22)と爪係止部
    (17)とを係合させる係合誘導面(27)を係止爪
    (22)と爪係止部(17)との間に設けたことを特徴
    とする自転車用チェーンケースの取付部の構造。
  2. 【請求項2】 前記係合誘導面(27)は、前記係止爪
    (22)の外面に形成された傾斜面により構成され、該
    傾斜面に前記爪係止部(17)を当接することで傾斜面
    の傾斜に沿って前記弾性変形をさせるようにしたことを
    特徴とする請求項1に記載の自転車用チェーンケースの
    取付部の構造。
  3. 【請求項3】 前記取付具(12)に、ギヤ被覆部
    (2)側に向けて延びる前記爪係止部(17)を形成
    し、前記ギヤ被覆部(2)に、前記爪係止部(17)を
    挿入可能な開口(20)を有した箱型で内部に前記係止
    爪(22)を形成した保持部(19)を形成しているこ
    とを特徴とする請求項1又は2に記載の自転車用チェー
    ンケースの取付部の構造。
  4. 【請求項4】 前記保持部(19)の外側面を前記ギヤ
    被覆部(2)の外周に設けた鍔部(4)にて構成すると
    ともに、該鍔部(4)に、保持部(19)内に連通する
    孔(28)を形成し、該孔(28)を塞ぐキャップ(2
    9)を着脱自在に設けたことを特徴とする請求項3に記
    載の自転車用チェーンケースの取付部の構造。
JP1155998A 1998-01-23 1998-01-23 自転車用チェーンケースの取付部の構造 Pending JPH11208553A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1155998A JPH11208553A (ja) 1998-01-23 1998-01-23 自転車用チェーンケースの取付部の構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1155998A JPH11208553A (ja) 1998-01-23 1998-01-23 自転車用チェーンケースの取付部の構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11208553A true JPH11208553A (ja) 1999-08-03

Family

ID=11781305

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1155998A Pending JPH11208553A (ja) 1998-01-23 1998-01-23 自転車用チェーンケースの取付部の構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11208553A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL1023526C2 (nl) * 2003-05-26 2004-11-29 Hesling B V Bevestigingsconstructie voor een kettingkast.

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL1023526C2 (nl) * 2003-05-26 2004-11-29 Hesling B V Bevestigingsconstructie voor een kettingkast.
EP1600367A1 (en) * 2003-05-26 2005-11-30 Hesling B.V. Fastener for a chain guard

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003125816A (ja) スライドファスナー用スライダーの引手
JPS6110065Y2 (ja)
JPH11208553A (ja) 自転車用チェーンケースの取付部の構造
JPH0719287Y2 (ja) スライドフアスナー用スライダー
JP4631151B2 (ja) 配管カバー
JPH10110718A (ja) コントロールケーブルの端末取付構造
JPH0234486Y2 (ja)
JP2005058442A (ja) バックル
JPH0735828Y2 (ja) 車両のフェンダライナ取付構造
JP2951005B2 (ja) ステーダンパの取付構造
JPH0422593Y2 (ja)
JP2006088792A (ja) リヤバンパの取付部構造
JPH037983Y2 (ja)
JP2848526B2 (ja) 配線器具用プレート枠
JP2604678Y2 (ja) グロメット
JPH05229460A (ja) 部品の取付け構造及び取付け用保持具
JPH083307Y2 (ja) 物品の壁面への取付構造
JP3810524B2 (ja) 手摺ブラケット
JPH0825880A (ja) 筆記具用クリップ
JPS62221811A (ja) 配線器具の取付装置
JPS6244622Y2 (ja)
JPH083991Y2 (ja) セットインコネクタの取付部構造
JPH0756527Y2 (ja) ロビーインターホンの表面カバー取付部構造
JP2001341593A (ja) ナンバーフレーム
JPH037978Y2 (ja)