JPH083913Y2 - 左右開閉式ドア - Google Patents
左右開閉式ドアInfo
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- JPH083913Y2 JPH083913Y2 JP1990064889U JP6488990U JPH083913Y2 JP H083913 Y2 JPH083913 Y2 JP H083913Y2 JP 1990064889 U JP1990064889 U JP 1990064889U JP 6488990 U JP6488990 U JP 6488990U JP H083913 Y2 JPH083913 Y2 JP H083913Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- hinge
- plates
- plate
- connecting lever
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D23/00—General constructional features
- F25D23/02—Doors; Covers
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05D—HINGES OR SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS
- E05D15/00—Suspension arrangements for wings
- E05D15/48—Suspension arrangements for wings allowing alternative movements
- E05D15/50—Suspension arrangements for wings allowing alternative movements for opening at either of two opposite edges
- E05D15/505—Suspension arrangements for wings allowing alternative movements for opening at either of two opposite edges by radial separation of the hinge parts at the hinge axis
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05Y—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES E05D AND E05F, RELATING TO CONSTRUCTION ELEMENTS, ELECTRIC CONTROL, POWER SUPPLY, POWER SIGNAL OR TRANSMISSION, USER INTERFACES, MOUNTING OR COUPLING, DETAILS, ACCESSORIES, AUXILIARY OPERATIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, APPLICATION THEREOF
- E05Y2900/00—Application of doors, windows, wings or fittings thereof
- E05Y2900/30—Application of doors, windows, wings or fittings thereof for domestic appliances
- E05Y2900/31—Application of doors, windows, wings or fittings thereof for domestic appliances for refrigerators
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Refrigerator Housings (AREA)
- Patch Boards (AREA)
- Hinges (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、冷蔵庫等のような各種家電製品のドアを左
右のどちらにも自由に選択して開閉できるようにしたド
アに関するものである。
右のどちらにも自由に選択して開閉できるようにしたド
アに関するものである。
従来の技術 従来のドアの左右開閉装置はドアの上下面にそれぞれ
取り付けられるものであるため一つのドアにヒンジ手段
であるヒンジ板並びにロック手段であるロック板が4枚
ずつ、また連動手段である連動レバー2本ずつ必要であ
る。
取り付けられるものであるため一つのドアにヒンジ手段
であるヒンジ板並びにロック手段であるロック板が4枚
ずつ、また連動手段である連動レバー2本ずつ必要であ
る。
ロック板91,91′にあけたスライド孔92,92′に嵌入さ
れている上記ロック板の上端部はヒンジ板62,62′の内
端部側を支えるストップピン66,66′によってホルダー6
1内に取り付けられ、その内側部は、両側のロック板の
動作を連動させる連動手段である連動レバー100の両端
に連動ピン101,101′によってそれぞれ取り付けられ
る。上記のらせんスプリングの内端はピン83,83′によ
ってホルダー61の側面に圧着される。この装置は第3図
(ロ)に示されているようにドアの右側を開けるとヒン
ジ手段であるヒンジ板62′のヒンジ溝64′にかかってい
たドア軸72′がガイド溝65′を通って進みながら軸63′
を中心にヒンジ板62′を左回りに回転させる。したがっ
て、ロックピン93′はロック板91′のスライド孔92′の
下端部の方へ移動すると同時にこのロック板をその移動
した方に応じてストップピン66′を軸として時計回りに
回転させることによって、その回転した間隔の分に応じ
て連動レバー100を右側へ押し出す。したがって、この
連動レバーの左側に連動ピン101によって取り付けられ
たロック板91もまたストップピン66を軸として時計回り
に回転するのでロックピン93はスライド孔92の上端に移
動しヒンジ板62が回転できないようにロックさせる働き
をする。
れている上記ロック板の上端部はヒンジ板62,62′の内
端部側を支えるストップピン66,66′によってホルダー6
1内に取り付けられ、その内側部は、両側のロック板の
動作を連動させる連動手段である連動レバー100の両端
に連動ピン101,101′によってそれぞれ取り付けられ
る。上記のらせんスプリングの内端はピン83,83′によ
ってホルダー61の側面に圧着される。この装置は第3図
(ロ)に示されているようにドアの右側を開けるとヒン
ジ手段であるヒンジ板62′のヒンジ溝64′にかかってい
たドア軸72′がガイド溝65′を通って進みながら軸63′
を中心にヒンジ板62′を左回りに回転させる。したがっ
て、ロックピン93′はロック板91′のスライド孔92′の
下端部の方へ移動すると同時にこのロック板をその移動
した方に応じてストップピン66′を軸として時計回りに
回転させることによって、その回転した間隔の分に応じ
て連動レバー100を右側へ押し出す。したがって、この
連動レバーの左側に連動ピン101によって取り付けられ
たロック板91もまたストップピン66を軸として時計回り
に回転するのでロックピン93はスライド孔92の上端に移
動しヒンジ板62が回転できないようにロックさせる働き
をする。
即ち、ドアの右側を開けると、左側のヒンジ板62はロ
ック状態となるため左側は閉まったままであり、反対に
左側を開けると上記のような動作が反対になされ右側が
閉まったままの状態となるようにしたものである。
ック状態となるため左側は閉まったままであり、反対に
左側を開けると上記のような動作が反対になされ右側が
閉まったままの状態となるようにしたものである。
考案が解決しようとする問題点 したがって、従来のドアの左右開閉装置はロック板と
連動レバーを組み合わせるための連動ピンもまた4本必
要であるのでこれら部品の加工作業は勿論のこと部分や
組立工程が増加する。なお、ヒンジ手段と連動手段との
動作がロック手段であるロック板を介してなされるため
その動作が円滑を欠くようになる等の欠点があった。
連動レバーを組み合わせるための連動ピンもまた4本必
要であるのでこれら部品の加工作業は勿論のこと部分や
組立工程が増加する。なお、ヒンジ手段と連動手段との
動作がロック手段であるロック板を介してなされるため
その動作が円滑を欠くようになる等の欠点があった。
問題点を解決するための手段 本考案の目的は、各種家電製品のドアの円滑な左右開
閉動作が可能となるようにした左右開閉式ドアを提供す
ることにある。
閉動作が可能となるようにした左右開閉式ドアを提供す
ることにある。
本考案のもう一つの目的は、構成部分並びにその組立
工数を大幅に減少させた左右開閉式ドアを提供すること
にある。
工数を大幅に減少させた左右開閉式ドアを提供すること
にある。
このような本考案の目的を達成させるために本考案
は、左側又は右側のいずれの方向にも自由に開閉できる
ようになっているドアにおいて、 その外端部に、製品本体(11)の左右側の両端部に形
成されたドア軸(12,12′)と嵌合する掛止凹部(32,3
2′)が形成され、内端部にはロックピン(10,10′)と
組み合わされる通孔を有する板で、上記の天、地板(2
1,21′)に結合された軸(31,31′)を回転中心軸とし
て取り付けられたヒンジ板(3,3′)からなる第1及び
第2ヒンジ手段と、 ドア(1)の上下面に固定されたホルダー(2)と、 左右両端部にドア軸(12,12′)が出入できるように
ガイド溝(23,23′)が形成され、その内側にはスライ
ド孔(22,22′)が形成され二つの板のうち、ストップ
ピン(24,24′)が嵌入されて上記のホルダー(2)に
固定された地板(21′)と、上記二つの板のうち固定ピ
ン(43,43′)によって地板(21′)から一定位置に固
定された天板(21)からなる挿入部と、 左右両端部に長孔(51,51′)があけられた連結レバ
ー(5)からなる連結手段と、 その外端部(41′)はピン(33,33′)によって上記
のヒンジ板(3,3′)と連結され、内端部(41′)は固
定ピン(43,43′)と結合される一方、その中心部(4
2)はロックピン(10,10′)によって天、地板(21,2
1′)のスライド孔(22,22′)及び連結レバー(5)の
長孔(51,51′)と結合されたらせんスプリング(4,
4′)からなる第1及び第2伝達手段とで構成され、 ドア(1)の左側又は右側の開放による上記ヒンジ板
(3,3′)のいずれかの動作がらせんスプリング(4,
4′)のいずれかの一つ及び連結レバー(5)を経て伝
達され、反対側のヒンジ板(3又は3′)をロックさせ
ることにより、ドアの開閉動作が遂行されることによっ
て構成される。
は、左側又は右側のいずれの方向にも自由に開閉できる
ようになっているドアにおいて、 その外端部に、製品本体(11)の左右側の両端部に形
成されたドア軸(12,12′)と嵌合する掛止凹部(32,3
2′)が形成され、内端部にはロックピン(10,10′)と
組み合わされる通孔を有する板で、上記の天、地板(2
1,21′)に結合された軸(31,31′)を回転中心軸とし
て取り付けられたヒンジ板(3,3′)からなる第1及び
第2ヒンジ手段と、 ドア(1)の上下面に固定されたホルダー(2)と、 左右両端部にドア軸(12,12′)が出入できるように
ガイド溝(23,23′)が形成され、その内側にはスライ
ド孔(22,22′)が形成され二つの板のうち、ストップ
ピン(24,24′)が嵌入されて上記のホルダー(2)に
固定された地板(21′)と、上記二つの板のうち固定ピ
ン(43,43′)によって地板(21′)から一定位置に固
定された天板(21)からなる挿入部と、 左右両端部に長孔(51,51′)があけられた連結レバ
ー(5)からなる連結手段と、 その外端部(41′)はピン(33,33′)によって上記
のヒンジ板(3,3′)と連結され、内端部(41′)は固
定ピン(43,43′)と結合される一方、その中心部(4
2)はロックピン(10,10′)によって天、地板(21,2
1′)のスライド孔(22,22′)及び連結レバー(5)の
長孔(51,51′)と結合されたらせんスプリング(4,
4′)からなる第1及び第2伝達手段とで構成され、 ドア(1)の左側又は右側の開放による上記ヒンジ板
(3,3′)のいずれかの動作がらせんスプリング(4,
4′)のいずれかの一つ及び連結レバー(5)を経て伝
達され、反対側のヒンジ板(3又は3′)をロックさせ
ることにより、ドアの開閉動作が遂行されることによっ
て構成される。
作用 このようにして構成された本考案においては、第1及
び第2のヒンジ手段等が第1及び第2の伝達手段によっ
て直接に連結手段の両側に連結され動作をおこすので、
その連結動作が円滑に進められ、また従来の装置におい
て見られるようにロック板とこの板を連結レバーに連結
させるための構成部品等が不要となる。
び第2のヒンジ手段等が第1及び第2の伝達手段によっ
て直接に連結手段の両側に連結され動作をおこすので、
その連結動作が円滑に進められ、また従来の装置におい
て見られるようにロック板とこの板を連結レバーに連結
させるための構成部品等が不要となる。
実施例 以下に本考案を実施例に対応する第1図及び第2図を
用いて説明する。
用いて説明する。
第3図は、従来の左右開閉式のドアを図示したもの
で、この装置はドアの左右いずれかの一方に開けたと
き、もう一方には開けられないようにするためはドアの
上下面に固定させてあるホルダー61内の両側にはヒンジ
手段であるヒンジ板62,62′が軸63,63′によって回転す
るように取り付けられている。これらヒンジ板の外端部
にはヒンジ溝64,64′が設けられ、上記ホルダーの上下
板の両側に作られたガイド溝65,65′を通って出たり入
ったりする製品本体71の左右両側のドア軸72,72′がか
かるようになっている。ヒンジ板の内端部には弾撥手段
であるらせんスプリング81,81′の先端がピン82,82′に
よって圧着され、このピンと上記軸との間にはロックピ
ン93,93′が固定されており、それぞれロック手段であ
る。
で、この装置はドアの左右いずれかの一方に開けたと
き、もう一方には開けられないようにするためはドアの
上下面に固定させてあるホルダー61内の両側にはヒンジ
手段であるヒンジ板62,62′が軸63,63′によって回転す
るように取り付けられている。これらヒンジ板の外端部
にはヒンジ溝64,64′が設けられ、上記ホルダーの上下
板の両側に作られたガイド溝65,65′を通って出たり入
ったりする製品本体71の左右両側のドア軸72,72′がか
かるようになっている。ヒンジ板の内端部には弾撥手段
であるらせんスプリング81,81′の先端がピン82,82′に
よって圧着され、このピンと上記軸との間にはロックピ
ン93,93′が固定されており、それぞれロック手段であ
る。
本考案の実施例を示した第1図及び第2図に示された
ようにドア1の上下面に固定して取り付けられたホルダ
ー2の上の天、地板21,21′の左右両側の一定の位置に
はスライド孔22,22′がそれぞれ円弧状に相対してあけ
てある。この天、地板21,21′の両端の一定位置には製
品本体の左右、即ちドア軸12,12′が出入りできるよう
にガイド溝23,23′が形成され、地板21′の両側にはス
トップピン24,24′が嵌入される。
ようにドア1の上下面に固定して取り付けられたホルダ
ー2の上の天、地板21,21′の左右両側の一定の位置に
はスライド孔22,22′がそれぞれ円弧状に相対してあけ
てある。この天、地板21,21′の両端の一定位置には製
品本体の左右、即ちドア軸12,12′が出入りできるよう
にガイド溝23,23′が形成され、地板21′の両側にはス
トップピン24,24′が嵌入される。
一方、上記のホルダー2の左右側にはヒンジ板3,3′
が軸31,31′によって回転するように取り付けられ、そ
の外端部に作られた掛止凹部32,32′等はドア軸12,12′
に嵌合するようになっている。このヒンジ板3,3′の内
端部はピン33,33′によって上記の掛止凹部の動きを連
結手段に伝達するらせんスプリング4,4′等の各外端部4
1と連結しており、これららせんスプリングの各内端部4
1′は天、地板21,21′の間に据え付けられた固定ピン4
3,43′にかかるようになっている。また、上記のらせん
スプリング等の中心部42はロック手段であるロックピン
10,10′の下部に組み合わされ、これらロックピンの下
端部は地板21′の上記のスライド孔22,22′等に結合さ
れる。
が軸31,31′によって回転するように取り付けられ、そ
の外端部に作られた掛止凹部32,32′等はドア軸12,12′
に嵌合するようになっている。このヒンジ板3,3′の内
端部はピン33,33′によって上記の掛止凹部の動きを連
結手段に伝達するらせんスプリング4,4′等の各外端部4
1と連結しており、これららせんスプリングの各内端部4
1′は天、地板21,21′の間に据え付けられた固定ピン4
3,43′にかかるようになっている。また、上記のらせん
スプリング等の中心部42はロック手段であるロックピン
10,10′の下部に組み合わされ、これらロックピンの下
端部は地板21′の上記のスライド孔22,22′等に結合さ
れる。
なお、上記のらせんスプリング4,4′等はそれぞれ掛
止凹部32,32′等がそれぞれ結合又は離脱状態になる時
これらの状態を保持する役割も併せ持っている。また、
上記のロックピン等の上端部は連結レバー5の両端部に
あけられた一定の長さの長孔51,51′を貫いて天板21の
上記のスライド孔等に結合される。
止凹部32,32′等がそれぞれ結合又は離脱状態になる時
これらの状態を保持する役割も併せ持っている。また、
上記のロックピン等の上端部は連結レバー5の両端部に
あけられた一定の長さの長孔51,51′を貫いて天板21の
上記のスライド孔等に結合される。
第2図(イ)に図示したようにドアが閉まった状態に
おいて、ドアの左側を開けるとホルダー2の左側も製品
本体11の右側のドア軸12′を軸として同図(ロ)に図示
したように回転をおこす。この過程においてはドア軸12
はその右側のヒンジ板3の掛止凹部32と上記のホルダー
の上下天、地板21,21′の左側のガイド溝23から抜け出
し、この過程においてヒンジ板3は抜け出すドア軸12に
よって軸31を中心にして時計回りに回転するので上記の
ヒンジ板3の内端にピン33によって連結されたらせんス
プリング4は内端部41′を圧着している固定ピン43を軸
として左回りに回転する。つまり、ロックピン10がスラ
イド孔22の上側部から下端へと移動し、これに伴い連結
手段である連結レバー5は左側へ押し出されると同時に
ロックピン10は左側の長孔51の外端部に位置を占めるよ
うになる。したがって、右側のロックピン10′はスライ
ド孔22′の上端と長孔51′の外端の間に位置を占めるよ
うになるため右側のヒンジ板3′が回転しないようにロ
ックすることになるが、この状態においてはドアの右側
を引いてもヒンジ板3′が回転しないためドア軸12′は
掛止凹部32′から抜け出すことができない。したがっ
て、ドアの左側を先に開けた時には右側を開けることが
できず、上記のような動作を反対に進め右側を開けると
左側が開かないようになる。
おいて、ドアの左側を開けるとホルダー2の左側も製品
本体11の右側のドア軸12′を軸として同図(ロ)に図示
したように回転をおこす。この過程においてはドア軸12
はその右側のヒンジ板3の掛止凹部32と上記のホルダー
の上下天、地板21,21′の左側のガイド溝23から抜け出
し、この過程においてヒンジ板3は抜け出すドア軸12に
よって軸31を中心にして時計回りに回転するので上記の
ヒンジ板3の内端にピン33によって連結されたらせんス
プリング4は内端部41′を圧着している固定ピン43を軸
として左回りに回転する。つまり、ロックピン10がスラ
イド孔22の上側部から下端へと移動し、これに伴い連結
手段である連結レバー5は左側へ押し出されると同時に
ロックピン10は左側の長孔51の外端部に位置を占めるよ
うになる。したがって、右側のロックピン10′はスライ
ド孔22′の上端と長孔51′の外端の間に位置を占めるよ
うになるため右側のヒンジ板3′が回転しないようにロ
ックすることになるが、この状態においてはドアの右側
を引いてもヒンジ板3′が回転しないためドア軸12′は
掛止凹部32′から抜け出すことができない。したがっ
て、ドアの左側を先に開けた時には右側を開けることが
できず、上記のような動作を反対に進め右側を開けると
左側が開かないようになる。
考案の効果 以上のように本考案は、両側のヒンジ板3,3′をロッ
ク板10,10′及びらせんスプリング4,4′によってスライ
ド孔22,22′と連結レバー5の両端の長孔51,51′を利用
してこの連結レバーの両端部に直接連結させてあり、ヒ
ンジ板3が回転した時にはヒンジ板3′が回転をおこさ
ないようにするかまたはその反対になるようにしてある
ため、その連結動作が迅速にして且つ円滑になされる。
また、従来の装置に比して別個のロック板やこの板に対
する加工作業並びに板を連結レバーに連結させるための
部品やそれの組立工数等を大幅に少なくしうる長所があ
る。
ク板10,10′及びらせんスプリング4,4′によってスライ
ド孔22,22′と連結レバー5の両端の長孔51,51′を利用
してこの連結レバーの両端部に直接連結させてあり、ヒ
ンジ板3が回転した時にはヒンジ板3′が回転をおこさ
ないようにするかまたはその反対になるようにしてある
ため、その連結動作が迅速にして且つ円滑になされる。
また、従来の装置に比して別個のロック板やこの板に対
する加工作業並びに板を連結レバーに連結させるための
部品やそれの組立工数等を大幅に少なくしうる長所があ
る。
第1図は本考案の要部抜枠分解斜視図、 第2図(イ)はドアが閉まっている状態の本考案の平面
図、 第2図(ロ)はドアの左側を開ける時の本考案の平面
図、 第3図(イ)はドアが閉まっている状態の従来の装置の
平面図、 第3図(ロ)はドアの右側を開ける時の従来の装置の平
面図である。 3,3′……ヒンジ板、4,4′……スプリング、5……連結
レバー、10,10′……ロックピン、22,22′……スライド
孔、51,51′……長孔。
図、 第2図(ロ)はドアの左側を開ける時の本考案の平面
図、 第3図(イ)はドアが閉まっている状態の従来の装置の
平面図、 第3図(ロ)はドアの右側を開ける時の従来の装置の平
面図である。 3,3′……ヒンジ板、4,4′……スプリング、5……連結
レバー、10,10′……ロックピン、22,22′……スライド
孔、51,51′……長孔。
Claims (1)
- 【請求項1】左側又は右側のいずれの方向にも自由に開
閉できるようになっているドアにおいて、 その外端部に、製品本体(11)の左右側の両端部に形成
されたドア軸(12,12′)と嵌合する掛止凹部(32,3
2′)が形成され、内端部にはロックピン(10,10′)と
組み合わされる通孔を有する板で、上記の天、地板(2
1,21′)に結合された軸(31,31′)を回転中心軸とし
て取り付けられたヒンジ板(3,3′)からなる第1及び
第2ヒンジ手段と、 ドア(1)の上下面に固定されたホルダー(2)と、 左右両端部にドア軸(12,12′)が出入できるようにガ
イド溝(23,23′)が形成され、その内側にはスライド
孔(22,22′)が形成された二つの板のうち、ストップ
ピン(24,24′)が嵌入されて上記のホルダー(2)に
固定された地板(21′)と、上記二つの板のうち固定ピ
ン(43,43′)によって地板(21′)から一定位置に固
定された天板(21)からなる挿入部と、 左右両端部に長孔(51,51′)があけられた連結レバー
(5)からなる連結手段と、 その外端部(41′)はピン(33,33′)によって上記の
ヒンジ板(3,3′)と連結され、内端部(41′)は固定
ピン(43,43′)と結合される一方、その中心部(42)
はロックピン(10,10′)によって天、地板(21,21′)
のスライド孔(22,22′)及び連結レバー(5)の長孔
(51,51′)と結合されたらせんスプリング(4,4′)か
らなる第1及び第2伝達手段とで構成され、 ドア(1)の左側又は右側の開放による上記ヒンジ板
(3,3′)のいずれかの動作がらせんスプリング(4,
4′)のいずれかの一つ及び連結レバー(5)を経て伝
達され、反対側のヒンジ板(3又は3′)をロックさせ
ることにより、ドアの開閉動作が遂行されることを特徴
とする左右開閉式ドア。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR2019890008464U KR910008691Y1 (ko) | 1989-06-20 | 1989-06-20 | 좌, 우 자유개폐식 도어 |
KR1989-8464 | 1989-06-20 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0310188U JPH0310188U (ja) | 1991-01-30 |
JPH083913Y2 true JPH083913Y2 (ja) | 1996-01-31 |
Family
ID=19287245
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990064889U Expired - Lifetime JPH083913Y2 (ja) | 1989-06-20 | 1990-06-19 | 左右開閉式ドア |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5187836A (ja) |
JP (1) | JPH083913Y2 (ja) |
KR (1) | KR910008691Y1 (ja) |
CN (1) | CN2082382U (ja) |
Families Citing this family (36)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1995011362A1 (en) * | 1993-10-18 | 1995-04-27 | Byung Ki Park | Device capable of opening/closing a door member at either side thereof |
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