JPH0217107Y2 - - Google Patents

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JPH0217107Y2
JPH0217107Y2 JP1983016569U JP1656983U JPH0217107Y2 JP H0217107 Y2 JPH0217107 Y2 JP H0217107Y2 JP 1983016569 U JP1983016569 U JP 1983016569U JP 1656983 U JP1656983 U JP 1656983U JP H0217107 Y2 JPH0217107 Y2 JP H0217107Y2
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reversing
door
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JP1983016569U
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JPS59122361U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、キヤビネツト等の側板内面に固定さ
れる蝶番本体と、扉の凹所に埋設して当該扉を固
定するソケツトを複数本のアーム等により開閉可
能に連結してなる蝶番に関し、更に詳しくは閉扉
状態を保持するためのストツパー装置に係るもの
で、扉の開閉を軽快に行い得て、かつ閉扉直前に
あつて反転係合子がソケツトに押当され、これに
より介在させた反転用バネが、その死点を越えて
反転し、その係合部と受け部材が係合して強力な
閉扉保持力を得られるようにしようとするのが目
的である。
以下本考案を図示の実施例に基づいて詳述すれ
ば、第1図ないし第3図に示したようにキヤビネ
ツト等の側板などの躯体17にビスにて固定され
る蝶番本体1の前端部には、横断面略字形状に
形成したガイドアーム2の基端部が、軸ピン3に
よつて回動可能に枢着され、同本体1の後端部に
軸ピン5にて枢着したアーム4とスライドアーム
6の基端部は軸ピン7にて枢着されていて、該ス
ライドアーム6と上記ガイドアーム2は略中間位
置で重装されて軸ピン8により回動可能に枢着さ
れている。
上記ガイドアーム2の先端部には支持アーム9
の一端が軸ピン10にて枢着されていて、該支持
アーム9の他端は略カツプ形状に形成され、扉1
8の凹部18aに嵌着固定されるソケツト11内
の後側部に軸ピン12にて回動可能に枢着されて
いる。
一方、上記スライドアーム6の側面略コ字形状
に形成されている先端部は上記ソケツト11の前
側部に軸ピン13にて回動可能に枢着され、この
ようにして蝶番本体1とソケツト11は開閉自在
に連結されている。
又、上記蝶番本体1の前端部には第4図A,B
に示した受け部材14が固設してある。
この受け部材14は前端部に後述する反転係合
子の係合部を係脱自在に係合する係合凹部14a
が膨出部14bの後側に凹設させてあると共に、
上記膨出部14bの表面は円弧状の案内面14c
に設けてあり、後述する反転係合子がこの案内面
14cに摺動されることにより不本意な位置で反
転しないようにしてある。
一方、上記ガイドアーム2の基端部には、第5
図A,Bに示した如く一端を上記係合凹部14a
との係合部15aに設けた反転係合子15が回転
可能に、かつ係合部15aは上記受け部材14
に、他端側である反転用押当部15bを上記ソケ
ツト11の一側開口縁11aに夫々関連ずけて軸
ピン19により枢着してある。
この反転係合子15は、上記ガイドアーム2に
軸装して一端を当該ガイドアーム2に掛止し、他
端を反転係合子15の他端部に掛止せしめた反転
用のバネ16によつて回転方向に弾撥付勢させて
ある。
即ち、反転係合子15は、第1図に示した開扉
状態では、反時計回り方向に弾撥付勢されてい
て、その一側部に設けた段部15cがガイドアー
ム2の端面2aと係合して係合部15aが上記受
け部材14の案内面14cに摺動案内される状態
に保持されており、又第2図に示した閉扉直前で
は、同バネ16の死点を越える位置まで時計回り
方向へ回転されることで、第3図に示した如く時
計回り方向に反転されて、同一方向へ弾撥付勢さ
れ、係合部15aが受け部材14の係合凹部14
aと係合すると共に、バネ力が閉扉保持力として
作用するように設けられている。
こゝで、上記受け部材14は、その前端部を上
記本体1とガイドアーム2を枢着した軸ピン3に
より、又後端部を他の軸ピン20にて回動等しな
いように固定してある。
又、この係合凹部14aと、案内面14cとの
交点部分は上記反転係合子15が開扉動作時に円
滑に反転できるよう円弧面14dに形成しておく
とよい。
更に上記反転係合子15の係合部15a先端も
適当な曲率をもつた円弧面に形成して、上記受け
部材14における係合凹部14aとの係脱及び案
内面14cの摺動が円滑に行われるようにしてあ
る。
尚、前記蝶番本体1は、キヤビネツトの躯体1
7にビス止めする固定部材21に複数個の調整部
材22,23を介して支持されている。
而して上記構成において、これを用いてキヤビ
ネツト等に扉18を取付けると、開扉状態では、
反転係合子15は第1図、第2図に示したように
図において反時計回り方向へ反転用のバネ16に
よつて弾撥付勢されている為他部材と干渉される
ことなく図示の状態に保持されている。
従つて、第1図の全開位置から第2図の閉扉直
前位置までの間における扉開閉時では、反転係合
子15の係合部15aは、受け部材14の案内面
14cを滑動するのみであつて他の部材と干渉す
ることはないので、扉18は抵抗感無く円滑に開
閉できる。
扉18を第2図に示した状態まで閉じると、反
転係合子15の他端15bがソケツト11の開口
縁11aに突き当るので、扉18を更に閉じる
と、上記ソケツト11に押圧されて反転係合子1
5は図において時計回り方向へ回転され、かくし
て反転用バネ16の死点を越えると時計回り方向
へ反転すると同時に係合部15aは第3図に示し
たように受け部材14の係合凹部14aに係合し
閉扉が行われる。
この閉扉状態では、上記バネ16により反転係
合子15は時計回り方向へ弾撥付勢されているの
で、バネ力は閉扉力として作用し、もつて閉扉は
保持される。
上記閉扉状態において扉18を開き方向へ引く
と支持アーム9を介してガイドアーム2は反転係
合子15を伴なつて反時計回り方向に回動される
ので、係合部15aは受け部材14における係合
凹部14aの上縁にて押圧回転され、バネ16の
死点を越える位置まで回転されると同時に反転係
合子15は反時計回り方向へ反転して係合は外
れ、第2図の状態となるので、以後、他部材に干
渉されることなく開扉することができる。
以上説明したように本考案に係る蝶番によれ
ば、躯体17に取着される蝶番本体1の前端部
に、基端部が枢設されたガイドアーム2と、当該
蝶番本体の後端部に、アーム4を介して基端部が
枢設されたスライドアーム6とを、その各先端側
における交差箇所で枢着し、上記ガイドアーム2
の先端部は支持アーム9を介して、スライドアー
ム6の先端部は直接に、扉18の凹所18aに嵌
着されるソケツト11の夫々後側部、前側部に枢
着して開閉自在とした蝶番において、上記蝶番本
体1の前端部に受け部材14を固設し、一方、上
記ガイドアーム2の基端側にあつて、上記受け部
材14の前端側に隣装枢設した反転係合子15に
は、開扉状態にあつて、その一端側に上記受け部
材14に当接する係合部15aと、他端側にあつ
て上記ガイドアーム2に設けた反転用のバネ16
により当該反転係合子15に付勢されている所定
方向への回転力により、当該ガイドアーム2に係
当する段部15cと、閉扉完了直前にあつて、前
記ソケツト11の開口縁11aに押当して上記回
転力方向へ反転係合子15を押動する前記他端側
の反転用押当部15bとを設けると共に、前記受
け部材14には、閉扉の途上にあつて、前記反転
係合子15の係合部15aが摺動自在な案内面1
4bと、上記の閉扉完了直前における反転係合子
15の押動により、前記反転用のバネ16による
反転係合子15への回転力反転に伴う、同上係合
部15aが係合し、かつ開扉途上にあつて、当該
係合部15aに回転力を付与して反転係合子15
を復動自在とした係合凹所14aを設けてなるも
のであるから、閉扉ロツク時と、開扉ロツク解除
時のみにあつて、反転係合子15を反転するだけ
であり、ロツク解除後は、バネ16によつて他部
材と干渉することなく保持されるので、閉扉保持
機能を有しながら、これを持たない蝶番と同様、
扉18の開閉を楽に行うことができるのみなら
ず、反転係合子15は、閉扉時にあつてその他端
15bがソケツト11に押当されて反転されるの
で扉の慣性モーメントによつて閉扉保持動作を小
さい力で楽に行うことができて、しかもバネ16
の反転力が閉扉保持力として作用することにより
大きな保持力を得ることができる。
更に構造的には、反転係合子15を反転する為
の部材が不要であるから、当該反転係合子15
と、受け部材14のみで簡単な構造となり、か
つ、上記反転係合子15と受け部材14は、蝶番
本体1の前端部と、ガイドアーム2の基端におけ
る内部空間を利用して容易に組込み得るから簡易
にして、コンパクトに製作できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る蝶番の開扉状態における
縦断側面図、第2図は同蝶番の閉扉直前の状態を
示した縦断側面図、第3図は同蝶番の閉扉状態を
示した縦断側面図、第4図A,Bは同蝶番におけ
る受け部材の側面図と縦断側面図、第5図A,B
は同蝶番における反転係合子の側面図と縦断側面
図である。 1……蝶番本体、2……ガイドアーム、4……
アーム、6……スライドアーム、9……支持アー
ム、11……ソケツト、11a……ソケツトの開
口縁、14……受け部材、14a……係合凹所、
14b……案内面、15……反転係合子、15a
……係合部、15b……反転用押当部、15c…
…段部、17……躯体、18……扉、18a……
凹所。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 躯体に取着される蝶番本体の前端部に、基端部
    が枢設されたガイドアームと、当該蝶番本体の後
    端部に、アームを介して基端部が枢設されたスラ
    イドアームとを、その各先端側における交差箇所
    で枢着し、上記ガイドアームの先端部は支持アー
    ムを介して、スライドアームの先端部は直接に、
    扉の凹所に嵌着されるソケツトの夫々後側部、前
    側部に枢着して開閉自在とした蝶番において、上
    記蝶番本体の前端部に受け部材を固設し、一方、
    上記ガイドアームの基端側にあつて、上記受け部
    材の前端側に隣装枢設した反転係合子には、開扉
    状態にあつて、その一端側に上記受け部材に当接
    する係合部と、他端側にあつて上記ガイドアーム
    に設けた反転用のバネにより当該反転係合子に付
    勢されている所定方向への回転力により、当該ガ
    イドアームに係当する段部と、閉扉完了直前にあ
    つて、前記ソケツトの開口縁に押当して上記回転
    力方向へ反転係合子を押動する前記他端側の反転
    用押当部とを設けると共に、前記受け部材には、
    閉扉の途上にあつて、前記反転係合子の係合部が
    摺動自在な案内面と、上記の閉扉完了直前におけ
    る反転係合子の押動に伴う、前記反転用のバネに
    よる反転係合子への回転力反転により、同上係合
    部が係合し、かつ開扉途上にあつて、当該係合部
    に回転力を付与して反転係合子を復動自在とした
    係合凹所を設けてなる閉扉保持用蝶番。
JP1656983U 1983-02-07 1983-02-07 閉扉保持用蝶番 Granted JPS59122361U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1656983U JPS59122361U (ja) 1983-02-07 1983-02-07 閉扉保持用蝶番

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JP1656983U JPS59122361U (ja) 1983-02-07 1983-02-07 閉扉保持用蝶番

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Publication Number Publication Date
JPS59122361U JPS59122361U (ja) 1984-08-17
JPH0217107Y2 true JPH0217107Y2 (ja) 1990-05-11

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103703658B (zh) * 2011-04-12 2016-10-26 巨石风力股份有限公司 气隙控制系统和方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5816570A (ja) * 1981-07-23 1983-01-31 Toshiba Corp 薄膜電界効果トランジスタ

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JPS5816570A (ja) * 1981-07-23 1983-01-31 Toshiba Corp 薄膜電界効果トランジスタ

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