JPH08385B2 - 長尺据付物用建設作業ロボットに於ける重量軽減装置 - Google Patents

長尺据付物用建設作業ロボットに於ける重量軽減装置

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JPH08385B2
JPH08385B2 JP5492388A JP5492388A JPH08385B2 JP H08385 B2 JPH08385 B2 JP H08385B2 JP 5492388 A JP5492388 A JP 5492388A JP 5492388 A JP5492388 A JP 5492388A JP H08385 B2 JPH08385 B2 JP H08385B2
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JP
Japan
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construction work
manipulator
arm
attached
work robot
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JP5492388A
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三禄 佐藤
安司 神本
征行 鷹巣
澄男 福田
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Tokyu Construction Co Ltd
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Tokyu Construction Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ヒューム管等の長尺据付物を所定の据付け
位置に自動的にセットする建設作業ロボットに於いて、
ヒューム管等の重量を軽減する装置に関するものであ
る。
[従来の技術] 本発明者等は、上下水道等の配管に使用されるヒュー
ム管の敷設を能率良く、しかも高精度に且つ自動的に据
付けることのできる建設作業ロボットとして、バックホ
ー等の移動式建設作業装置のアーム先端部に、ヒューム
管等の長尺据付物を把持しながら姿勢および位置制御を
行なうマニピュレータを取付けると共に、上記長尺据付
物にセットしたセンサーにより、据付け位置に発射した
基準レーザービームを検知して上記マニピュレータに制
御信号を発信するようにした装置を開発した。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記従来の建設作業ロボットは、取扱
う長尺据付物がヒューム管等の重量物であるため、マニ
ピュレータ等の制御機構を頑強に構成しなければなら
ず、その結果、マニピュレータ等の重量も重くなり、そ
の軽減化が要請されていた。
本発明は、上記従来の要請に応えるためになされたも
ので、その目的とするところは、マニピュレータに懸か
る重量負担を軽減して、マニピュレータを軽量で小型化
し、迅速かつ高精度に制御することのできる長尺据付物
用建設作業ロボットに於ける重量軽減装置を提供するこ
とにある。
[課題を解決するための手段] 本発明の長尺据付物用建設作業ロボットに於ける重量
軽減装置は、バックホー等の移動式建設作業装置のアー
ム先端部に、ヒューム管等の長尺据付物を把持しながら
姿勢および位置制御を行なうマニピュレータを取付ける
と共に、上記長尺据付物にセットしたセンサーにより、
据付け位置に発射した基準レーザービームを検知して上
記マニピュレートに制御信号を発信するようにした長尺
据付物用建設作業ロボットに於いて、上記建設作業装置
のアームにバランサー本体を取付けると共に、該バラン
サー本体から索体を弾性的に引戻し自在の状態で引き出
し、該索体の先端部を上記マニピュレータのグリッパに
取付けたことを特徴とするものである。
[実施例] 以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説
明する。
第1図に於て、1はバックホー等の移動式建設作業装
置であって、下部走行体1aに対して上部旋回体1bが左右
に旋回できるようになっている。
上記建設作業装置1の上部旋回体1bにはブーム1cおよ
びアーム1dが俯仰(上下方向に回動)自在に順次連結し
て設けられている。
上記アーム1dにはスライドアーム1eが長手方向に摺動
自在に取付けられていて、その先端部にはベース板2が
枢着されており、枢着軸2aを中心に油圧シリンダ3によ
り傾動できるようになっている。
上記ベース板2の下側には固定基板4が一体的に固着
されている。尚、ベース板2と固定基板4は一体に形成
された部材であってもよい。
上記固定基板4には水平移動部材5がZ方向に摺動案
内されている。
上記前後の水平移動部材5は、各々の両端部が連結部
材6により相互に連結され、全体として矩形状の枠体を
構成している。
従って、上記水平移動部材5および連結部材6は一体
となって、油圧シリンダ7によりZ方向に往復移動され
るようになっている。
8は横移動アームであって、上記連結部材6の長手方
向(水平移動部材5に対して直角方向)に沿って案内さ
れ、油圧シリンダ9によりX方向に往復移動されるよう
になっている。
上記横移動アーム8の側方には縦移動アーム10が上下
方向に案内されていて、油圧シリンダ11によりY方向に
往復移動されるようになっている。
第2図からも明らかなように、上記縦移動アーム10の
下端部にはグリッパ12の上端部が全方向に傾動可能に連
結されている。
上記グリッパ12は逆T字状のグリッパ本体12aと把持
爪12bから構成されている。該把持爪12bは枢着軸12cを
中心に回動自在に取付けられており、油圧シリンダ13に
よりヒューム管Pを両側から把持するようになってい
る。
以上説明した機構は把持したヒューム管Pの姿勢・位
置を制御するマニピュレーター部であって、ヒューム管
Pを前後(X方向)、上下(Y方向)、左右(Z方向)
に移動させる制御の他に、垂直面上での回転(上下方向
傾斜)および水平面上での回転(前後方向傾斜)制御を
行なう、いわゆる5自由度でヒューム管Pを制御操作す
ることができるものである。
上記ヒューム管P内には、第3図からも明らかなよう
に、センサーユニット14がセットされていて、その軸方
向にヒューム管Pの姿勢・位置の基準となるレーザービ
ームBが通過するようになっている。16はレーザービー
ム発信器である。
第1図に於いて、17はバランサー本体であって、上記
建設作業装置1のアーム1dの両側に取付けられており、
該バランサー本体17からワイヤー等の索体18が引出され
るようになっている。該索体18は、上記バランサー本体
17に内蔵されている適宜引き戻し手段により常に引戻し
方向に弾性的に引戻されるようになっている。上記索体
18の先端部は上記グリッパ12に取付けられていて、該グ
リッパ12に把持されたヒューム管Pの重量にバランスを
とるように吊っている。
次に、上記実施例装置による作用について説明する。
まず、建設作業装置1をヒューム管Pの現場ストック
ヤードまで走行させて、ヒューム管Pの両端部をグリッ
パ12の把持爪12bにより把持せしめる。
ヒューム管Pを把持した状態で上記建設作業装置1を
管敷設個所まで移動させると共に、上記ヒューム管P内
にフォトダイオード等から成るセンサーユニット14,15
をセットする。尚、センサーユニット14,15のセット時
期はヒューム管Pの移動中または移動前であってもよ
い。
続いて、上記建設作業装置1の上部旋回体1bの旋回運
動、ブーム1cやアーム1dの俯仰運動、或いはベース板2
の傾動運動等の各制御機構により、第3図に示すよう
に、既に敷設されているヒューム管P′の接続側の基準
レーザービームB位置に近い所まで近づける。
ヒューム管Pの接続敷設位置の中心には、上述のよう
に予め基準レーザービームBのパルス光がレーザービー
ム発信器16から発射されているので、上記ヒューム管P
が所定の接続敷設位置に近づくと、上記2個のセンサー
ユニット14,15によりレーザービームBがキャッチさ
れ、該センサーユニット14,15の中心からのずれが検出
される。
このずれ信号は、第4図に示すように、比較回路19に
入り、サーボアンプ20を経てサーボ弁21を作動させる。
該サーボ弁21により所定方向のシリンダ7,9および11が
単独または複合して作動する。シリンダの位置はポテン
シヨメータ22により検知され、その検知信号は上記比較
回路19にフィードバックされる。
シリンダ7,9および11の単独または複合した作動によ
りヒューム管Pが上述のようにX,YおよびZ方向、並び
に上下方向または前後方向の傾斜の5自由度をもって所
望方向に移動・制御が行なわれている間、上記バランサ
ー本体17から引出されている索体18も前後・左右並びに
バランサー本体17から引出されたり引戻されたりしてグ
リッパ12の動きに追随し、最終的にヒューム管Pの中心
軸が基準レーザービームBに一致して正しい接続敷設姿
勢に制御される(第3図参照)。
尚、油圧シリンダ等の油圧源としては建設作業装置1
の油圧源を利用するとよい。
[発明の効果] 建設作業装置のアームにバランサー本体を取付けると
共に、該バランサー本体から索体を弾性的に引戻し自在
の状態で引き出し、該索体の先端部を上記マニピュレー
タのグリッパに取付けたので、マニピュレータに懸かる
ヒューム管等の長尺据付物の重量負担が大幅に軽減され
るため、マニピュレータをコンパクトで軽量に構成する
ことができるだけでなく、マニピュレータの作動が円滑
になるため、高精度の制御を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の建設作業ロボットの一実施例を示す全
体斜視図、第2図はグリッパの側面図、第3図はヒュー
ム管敷設概念図、第4図は電気・油圧サーボ機構のブロ
ック図である。 1……移動式建設作業装置、1a……下部走行体、1b……
上部旋回体、1c……ブーム、1d……アーム、1e……スラ
イドアーム、2……ベース板、2a……枢着軸、3……油
圧シリンダ、4……固定基板、5……水平移動部材、6
……連結部材、7……油圧シリンダ、8……横移動アー
ム、9……油圧シリンダ、10……縦移動アーム、11……
油圧シリンダ、12……グリッパ、12a……グリッパ本
体、12b……把持爪、12c……枢着軸、13……油圧シリン
ダ、14,15……センサーユニット、16……レーザービー
ム発信器、17……バランサー本体、18……索体、19……
比較回路、20……サーボアンプ、21……サーボ弁、22…
…ポテンシヨメータ、B……レーザービーム、P,P′…
…ヒューム管。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バックホー等の移動式建設作業装置のアー
    ム先端部に、ヒューム管等の長尺据付物を把持しながら
    姿勢および位置制御を行なうマニピュレータを取付ける
    と共に、上記長尺据付物にセットしたセンサーにより、
    据付け位置に発射した基準レーザービームを検知して上
    記マニピュレータに制御信号を発信するようにした長尺
    据付物用建設作業ロボットに於いて、上記建設作業装置
    のアームにバランサー本体を取付けると共に、該バラン
    サー本体から索体を弾性的に引戻し自在の状態で引き出
    し、該索体の先端部を上記マニピュレータのグリッパに
    取付けたことを特徴とする重量軽減装置。
JP5492388A 1988-03-10 1988-03-10 長尺据付物用建設作業ロボットに於ける重量軽減装置 Expired - Lifetime JPH08385B2 (ja)

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