JPH0837903A - 脱穀機の揺動選別棚 - Google Patents
脱穀機の揺動選別棚Info
- Publication number
- JPH0837903A JPH0837903A JP18209994A JP18209994A JPH0837903A JP H0837903 A JPH0837903 A JP H0837903A JP 18209994 A JP18209994 A JP 18209994A JP 18209994 A JP18209994 A JP 18209994A JP H0837903 A JPH0837903 A JP H0837903A
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- Japan
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- sorting shelf
- shelf
- crankshaft
- bearing
- rocking
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Abstract
(57)【要約】
【目的】脱穀装置の揺動選別棚１のクランク軸２による
揺動駆動を安定させる。クランク軸による揺動選別棚１
の軸受部の破損をなくする。 【構成】揺動選別棚１上面の左右両側部において、クラ
ンク軸２に対して軸受けさせる左右の軸受けメタル３間
を、この揺動選別棚１下面に沿う連結部材４で連結して
なる脱穀機の揺動選別棚の構成。
揺動駆動を安定させる。クランク軸による揺動選別棚１
の軸受部の破損をなくする。 【構成】揺動選別棚１上面の左右両側部において、クラ
ンク軸２に対して軸受けさせる左右の軸受けメタル３間
を、この揺動選別棚１下面に沿う連結部材４で連結して
なる脱穀機の揺動選別棚の構成。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、コンバイン用の脱穀
機等として利用できる脱穀選別棚に関する。
機等として利用できる脱穀選別棚に関する。
【０００２】
【従来の技術、及び発明が解決しようとする課題】脱穀
機の揺動選別棚は、脱穀室から漏下排出される脱穀物を
受けて揺動移送しながら穀粒を漏下選別するもので、ク
ランク軸の回転によって揺動される。このクランク軸に
よる揺動選別棚の支持構成は、揺動選別棚の下面で左右
両側部において、各々独立の軸受メタルによって支持さ
れるが、軸受メタルの取付部における揺動選別棚の板部
材が破損し易い。このためこの軸受メタルの取付けられ
る揺動選別棚の板部材を厚くすれば重量を増すこととな
り好ましくない。
機の揺動選別棚は、脱穀室から漏下排出される脱穀物を
受けて揺動移送しながら穀粒を漏下選別するもので、ク
ランク軸の回転によって揺動される。このクランク軸に
よる揺動選別棚の支持構成は、揺動選別棚の下面で左右
両側部において、各々独立の軸受メタルによって支持さ
れるが、軸受メタルの取付部における揺動選別棚の板部
材が破損し易い。このためこの軸受メタルの取付けられ
る揺動選別棚の板部材を厚くすれば重量を増すこととな
り好ましくない。
【０００３】
【課題を解決するための手段】この発明は、揺動選別棚
１上面の左右両側部において、クランク軸２に対して軸
受けさせる左右の軸受けメタル３間を、この揺動選別棚
１下面に沿う連結部材４で連結してなる脱穀機の揺動選
別棚の構成とする。
１上面の左右両側部において、クランク軸２に対して軸
受けさせる左右の軸受けメタル３間を、この揺動選別棚
１下面に沿う連結部材４で連結してなる脱穀機の揺動選
別棚の構成とする。
【０００４】
【作用、及び発明の効果】クランク軸２の回転によって
軸受メタル３を介して軸受される連結部材４を有した揺
動選別棚１が揺動される。この揺動選別棚１の揺動によ
って上側に受けられた脱穀物を移送しながら穀粒をわら
屑等から漏下選別する。このような揺動選別棚１のクラ
ンク軸２に対する軸受けは、この揺動選別棚１下面にお
いて左右両側部に亘って連結部材４によって一体的に連
結された軸受メタル３によって支持されて揺動されるも
のであるから、揺動選別棚１のこの軸受メタル３部との
連結部に応力集中を与えず、揺動選別棚１の剛性を高
め、安定した揺動を行うことができる。又、揺動選別棚
１の構成も薄板によって軽量化を図り易くするものであ
る。
軸受メタル３を介して軸受される連結部材４を有した揺
動選別棚１が揺動される。この揺動選別棚１の揺動によ
って上側に受けられた脱穀物を移送しながら穀粒をわら
屑等から漏下選別する。このような揺動選別棚１のクラ
ンク軸２に対する軸受けは、この揺動選別棚１下面にお
いて左右両側部に亘って連結部材４によって一体的に連
結された軸受メタル３によって支持されて揺動されるも
のであるから、揺動選別棚１のこの軸受メタル３部との
連結部に応力集中を与えず、揺動選別棚１の剛性を高
め、安定した揺動を行うことができる。又、揺動選別棚
１の構成も薄板によって軽量化を図り易くするものであ
る。
【０００５】
【実施例】コンバインの脱穀装置は、上部に扱胴５を扱
胴軸６によって軸装する脱穀室７と、この軸方向後方に
排稈室８と吸引排塵機９とを配置し、これらの下方に選
別風路１０と唐箕１１、及び脱穀室７の脱穀網１２や排
出口１３等から漏下、排出されるわら屑等を揺動移送し
ながら穀粒を漏下選別する揺動選別棚１等を有した選別
室を構成する。１４は脱穀室７の前側の穀稈供給口であ
り、脱穀室７の一側には、この供給口１４から排出口１
３に亘って穀稈移送口が形成され、この移送口の外側に
挾扼杆とフィードチェンが設けられ、穀稈の株元部を挾
持移送しながら脱穀を行わせる。
胴軸６によって軸装する脱穀室７と、この軸方向後方に
排稈室８と吸引排塵機９とを配置し、これらの下方に選
別風路１０と唐箕１１、及び脱穀室７の脱穀網１２や排
出口１３等から漏下、排出されるわら屑等を揺動移送し
ながら穀粒を漏下選別する揺動選別棚１等を有した選別
室を構成する。１４は脱穀室７の前側の穀稈供給口であ
り、脱穀室７の一側には、この供給口１４から排出口１
３に亘って穀稈移送口が形成され、この移送口の外側に
挾扼杆とフィードチェンが設けられ、穀稈の株元部を挾
持移送しながら脱穀を行わせる。
【０００６】揺動選別棚１は、脱穀網１２の下側から吸
引排塵機９の下側に亘って設けられ、供給口１４側には
表面を波形に形成した移送板１５を設け、中間部にチャ
フシーブ１６を設け、吸引排塵機９の下側にストローラ
ック１７を設けている。チャフシーブ１６の下側にはグ
レンシーブを設け、チャフシーブ１６から漏下されるわ
ら屑混合の脱穀物から穀粒を精選する。又、この揺動選
別棚１のストローラック１７の下側には、このストロー
ラック１７を漏下する穀粒等を下方の二番受樋１９側へ
流下する流穀板２０を設ける。２１は一番受樋である。
引排塵機９の下側に亘って設けられ、供給口１４側には
表面を波形に形成した移送板１５を設け、中間部にチャ
フシーブ１６を設け、吸引排塵機９の下側にストローラ
ック１７を設けている。チャフシーブ１６の下側にはグ
レンシーブを設け、チャフシーブ１６から漏下されるわ
ら屑混合の脱穀物から穀粒を精選する。又、この揺動選
別棚１のストローラック１７の下側には、このストロー
ラック１７を漏下する穀粒等を下方の二番受樋１９側へ
流下する流穀板２０を設ける。２１は一番受樋である。
【０００７】このような揺動選別棚１は、左右両側に側
板２２を有し、後端部の該流穀板２０の下面を、選別室
を構成する機壁２３に対してクランク軸２で軸受けし、
前端部側は移送板１５の下面にローラ２４を設けて、唐
箕１１上側の案内板２５上面に受けさせて、クランク軸
２の回転によって該ローラ２４を案内板２５上面に摺動
させながら前後上下に揺動させて、揺動選別棚１上面に
受ける脱穀物を移送しながら穀粒を漏下選別し、排塵物
は唐箕１１によって選別風路１０を吹き上げる選別風
や、吸引排塵機９に吸引される選別風によって機外へ排
出され、わら屑はストローラック１７の後端から機外へ
排出される。
板２２を有し、後端部の該流穀板２０の下面を、選別室
を構成する機壁２３に対してクランク軸２で軸受けし、
前端部側は移送板１５の下面にローラ２４を設けて、唐
箕１１上側の案内板２５上面に受けさせて、クランク軸
２の回転によって該ローラ２４を案内板２５上面に摺動
させながら前後上下に揺動させて、揺動選別棚１上面に
受ける脱穀物を移送しながら穀粒を漏下選別し、排塵物
は唐箕１１によって選別風路１０を吹き上げる選別風
や、吸引排塵機９に吸引される選別風によって機外へ排
出され、わら屑はストローラック１７の後端から機外へ
排出される。
【０００８】前記クランク軸２は、左右両側の機壁２３
の外側面に取付けられる軸受メタル２６に回転自在に軸
受けされ、外側端には伝動用のプーリ２７を有し、内側
端間を偏心軸部２８で連結し、この偏心軸部２８の両側
端部に揺動選別棚１の軸受メタル３をベアリングを介し
て軸受けする。この偏心軸部２８に嵌合軸受する軸受メ
タル３は、アルミダイキャストの如き軽金属材から形成
される連結部材４の左右両端部に一体的に形成し、この
連結部材４を揺動選別棚１の一部である流穀板２０の下
面に沿ってボルト２９で一体的に取付ける。
の外側面に取付けられる軸受メタル２６に回転自在に軸
受けされ、外側端には伝動用のプーリ２７を有し、内側
端間を偏心軸部２８で連結し、この偏心軸部２８の両側
端部に揺動選別棚１の軸受メタル３をベアリングを介し
て軸受けする。この偏心軸部２８に嵌合軸受する軸受メ
タル３は、アルミダイキャストの如き軽金属材から形成
される連結部材４の左右両端部に一体的に形成し、この
連結部材４を揺動選別棚１の一部である流穀板２０の下
面に沿ってボルト２９で一体的に取付ける。
【０００９】これら連結部材４の左右両側端面と、前記
揺動選別棚１の左右外側面２２との間に亘って、薄い弾
性を有した連結プレート３０を重合させて、これらの間
をボルト３１で締付固定する。このようにクランク軸２
に軸受させる左右の軸受メタル３は、流穀板２０の下面
に沿う連結部材４で一体的に構成されているために、揺
動選別棚１の揺動中にあっても、この連結部材４と流穀
板２０乃至揺動選別棚１との剛性が保持されて、軸受メ
タル３とボルト２９との間の締付部のみに局部的な応力
の集中がさけられて、無理のない安定した揺動選別棚１
の揺動駆動を行うことができる。
揺動選別棚１の左右外側面２２との間に亘って、薄い弾
性を有した連結プレート３０を重合させて、これらの間
をボルト３１で締付固定する。このようにクランク軸２
に軸受させる左右の軸受メタル３は、流穀板２０の下面
に沿う連結部材４で一体的に構成されているために、揺
動選別棚１の揺動中にあっても、この連結部材４と流穀
板２０乃至揺動選別棚１との剛性が保持されて、軸受メ
タル３とボルト２９との間の締付部のみに局部的な応力
の集中がさけられて、無理のない安定した揺動選別棚１
の揺動駆動を行うことができる。
【００１０】図４において、上例と異なる点は、前記軸
受メタル３を側面２２側に一体的に延長するように形成
して、この軸受メタル３に対して、流穀板２０部と側面
２２部とを重合させて、ボルト２９，３２で締付けて固
定する。この左右の軸受メタル３には、偏心軸部２８の
左右両端部にベアリング３３を介して嵌合させた軸受ソ
ケット３４を嵌合させて、この偏心軸部２８を軸受メタ
ル３に軸受させる。この左右の軸受ソケット３４間は偏
心軸部２８の外周を被覆するパイプからなる連結部材４
で連結して、左右の軸受メタル３間を一体的に連結す
る。
受メタル３を側面２２側に一体的に延長するように形成
して、この軸受メタル３に対して、流穀板２０部と側面
２２部とを重合させて、ボルト２９，３２で締付けて固
定する。この左右の軸受メタル３には、偏心軸部２８の
左右両端部にベアリング３３を介して嵌合させた軸受ソ
ケット３４を嵌合させて、この偏心軸部２８を軸受メタ
ル３に軸受させる。この左右の軸受ソケット３４間は偏
心軸部２８の外周を被覆するパイプからなる連結部材４
で連結して、左右の軸受メタル３間を一体的に連結す
る。
【００１１】図５において、上例と異なる点は、前記左
右の軸受メタル３を各々独立して揺動選別棚１に取付け
て、クランク軸２の左右両端部を軸受けする形態におい
て、左右にいずれか片側の軸受メタル３には、ベアリン
グ３３の左右方向の移動を係止するフランジ３５を形成
するが、他側の軸受メタル３にはフランジを設けないフ
ランジ無し３６の構成としたものである。このフランジ
無し３６の軸受メタル３でベアリング３３を嵌合軸受け
するものであるから、左右のベアリング３３のスラスト
荷重を少くすることができ、耐久性を高めることができ
る。
右の軸受メタル３を各々独立して揺動選別棚１に取付け
て、クランク軸２の左右両端部を軸受けする形態におい
て、左右にいずれか片側の軸受メタル３には、ベアリン
グ３３の左右方向の移動を係止するフランジ３５を形成
するが、他側の軸受メタル３にはフランジを設けないフ
ランジ無し３６の構成としたものである。このフランジ
無し３６の軸受メタル３でベアリング３３を嵌合軸受け
するものであるから、左右のベアリング３３のスラスト
荷重を少くすることができ、耐久性を高めることができ
る。
【図１】揺動選別棚の一部の側面図と、その一部の分解
側面図。
側面図。
【図２】揺動選別棚部の正断面図と、その一部の底面
図、及び側面図。
図、及び側面図。
【図３】脱穀装置の側面図。
【図４】一部別実施例を示す揺動選別棚部の正断面図
と、その一部の側面図。
と、その一部の側面図。
【図５】一部別実施例を示すクランク軸部の正面図。
１ 揺動選別棚 ２ クランク軸 ３ 軸受メタル ４ 連結部材
Claims (1)
- 【請求項１】 揺動選別棚１上面の左右両側部におい
て、クランク軸２に対して軸受けさせる左右の軸受けメ
タル３間を、この揺動選別棚１下面に沿う連結部材４で
連結してなる脱穀機の揺動選別棚。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18209994A JP3433520B2 (ja) | 1994-08-03 | 1994-08-03 | 脱穀機の揺動選別棚 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18209994A JP3433520B2 (ja) | 1994-08-03 | 1994-08-03 | 脱穀機の揺動選別棚 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0837903A true JPH0837903A (ja) | 1996-02-13 |
| JP3433520B2 JP3433520B2 (ja) | 2003-08-04 |
Family
ID=16112333
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18209994A Expired - Lifetime JP3433520B2 (ja) | 1994-08-03 | 1994-08-03 | 脱穀機の揺動選別棚 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3433520B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018099077A (ja) * | 2016-12-20 | 2018-06-28 | 株式会社クボタ | 揺動選別装置 |
-
1994
- 1994-08-03 JP JP18209994A patent/JP3433520B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018099077A (ja) * | 2016-12-20 | 2018-06-28 | 株式会社クボタ | 揺動選別装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3433520B2 (ja) | 2003-08-04 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120530 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 12 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150530 |
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| EXPY | Cancellation because of completion of term |