JPH0837570A - 電子メールシステム - Google Patents

電子メールシステム

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JPH0837570A
JPH0837570A JP6191873A JP19187394A JPH0837570A JP H0837570 A JPH0837570 A JP H0837570A JP 6191873 A JP6191873 A JP 6191873A JP 19187394 A JP19187394 A JP 19187394A JP H0837570 A JPH0837570 A JP H0837570A
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JP6191873A
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Teruo Akiyama
照雄 秋山
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N T T INTELLIGENT TECHNOL KK
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N T T INTELLIGENT TECHNOL KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ファクシミリ原稿に記載された受取人の宛名
を文字認識することにより、受信したファクシミリデー
タを電子メール網を通じて受取人に配信する電子メール
システムを提供する。 【構成】 ファクシミリ受信手段(24)で受信した文
書はネットワーク(23)を経由してメッセージ蓄積手
段(25)に蓄積され、その蓄積された受信文書中の宛
名は宛名認識配信手段(26)で文字認識、宛名抽出、
宛名照合を行い、配信すべき電子メールユーザを確定
し、その電子メールユーザのメッセージ表示手段(2
7)に受信した文書を配信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ送信手段
からのファクシミリデータをネットワーク上に設置され
たファクシミリ受信手段で受信し、ファクシミリ原稿に
記載された受取人の名前を文字認識することによって、
その受信したファクシミリデータを電子メール網を通じ
て受取人に配信する電子メールシステムに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリ等で送信されたファ
クシミリデータをネットワーク上の受信手段で受信し、
それを電子メールのメッセージとして電子メールのユー
ザである受取人に配信するには、ファクシミリモデムや
ファクシミリボードを接続したネットワーク上のパソコ
ンやワークステーションでファクシミリデータを一度受
信し、それが誰宛にきたものかをオペレータがディスプ
レイで確認しながら、受信したファクシミリデータを受
取人である電子メールの各ユーザに手作業で配信してい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、オペレータは
受信ファクシミリの転送に時間を費さなければならない
だけでなく、オペレータの不在時には、受信したファク
シミリが受取人の手元に届くまでに時間がかかるという
問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、これらの課題
を解決するための電子メールシステムを提供する。本発
明の電子メールシステムは、ファクシミリ装置等のファ
クシミリ送信手段によって送信されたファクシミリデー
タを電子メール網上の受信手段で受信し、その受信した
ファクシミリデータを所定の受取人のところに電子メー
ル網を通じて配信する電子メールシステムにおいて、フ
ァクシミリ送信手段から送信されたファクシミリデータ
を受信するファクシミリ受信手段と、ファクシミリ受信
手段によって受信されたファクシミリデータを電子メー
ルシステムのメッセージとして蓄積するメッセージ蓄積
手段と、メッセージ蓄積手段によって蓄積されたファク
シミリデータの中から文字を切り出して文字認識を行う
文字認識手段と、文字認識手段によって得られた文字認
識結果を用いて受信ファクシミリデータに記載された一
人以上の宛名文字を抽出する宛名抽出手段と、登録され
た電子メールユーザ名を羅列したユーザ名データベース
と、ユーザ名データベースの記載内容の登録削除変更を
行うユーザ名データベース変更手段と、宛名抽出手段に
よって抽出された宛名文字の認識結果と、ユーザ名デー
タベース変更手段を用いて登録された電子メールユーザ
名との照合を行うことにより、ファクシミリデータを配
信すべき電子メールユーザを決定する宛名照合手段と、
受信ファクシミリデータを、受取人である宛名照合手段
によって得られた電子メールユーザに配信するメッセー
ジ配信手段と、配信された受信ファクシミリデータを電
子メールのメッセージとして表示するメッセージ表示手
段とから構成される。
【0005】さらに、本発明の電子メールシステムは、
ファクシミリ装置等のファクシミリ送信手段によって送
信されたファクシミリデータを電子メール網上の受信手
段で受信し、その受信したファクシミリデータを所定の
受取人のところに電子メール網を通じて配信する電子メ
ールシステムにおいて、ファクシミリ送信手段から送信
されたファクシミリデータを受信するファクシミリ受信
手段と、ファクシミリ受信手段によって受信されたファ
クシミリデータを電子メールシステムのメッセージとし
て蓄積するメッセージ蓄積手段と、メッセージ蓄積手段
によって蓄積されたファクシミリデータの中から宛名候
補領域を抽出する宛名候補領域抽出手段と、宛名候補領
域抽出手段で抽出された部分に記載された宛名文字の認
識を行う宛名文字認識手段と、登録された電子メールユ
ーザ名を羅列したユーザ名データベースと、ユーザ名デ
ータベースの記載内容の登録削除変更を行うユーザ名デ
ータベース変更手段と、宛名文字認識手段によって認識
された宛名文字の認識結果と、ユーザ名データベース変
更手段を用いて登録された電子メールユーザ名との照合
を行うことにより、ファクシミリデータを配信すべき電
子メールユーザを決定する宛名照合手段と、受信ファク
シミリデータを、受取人である宛名照合手段によって得
られた電子メールユーザに配信するメッセージ配信手段
と、配信された受信ファクシミリデータを電子メールの
メッセージとして表示するメッセージ表示手段とを備
え、送信側では、ファクシミリ送信手段等で送信する原
稿に受取人の名前を印刷または手書きで記入する際に、
前記受取人の名前に加えて特定の記号を印刷または手書
きで記入し、受信側では、その特定の記号が記載された
ファクシミリ原稿中の宛名候補領域を抽出した後に、そ
の宛名候補領域に記載されている宛名を文字認識によっ
て認識するように構成される。
【0006】さらに、本発明の電子メールシステムは、
受取人として印刷または手書きで記入されている受取人
宛名と、電子メールシステムに登録された電子メールユ
ーザ名の表記が異なる場合には、受取人宛名と電子メー
ルユーザ名との対応づけを行う宛名管理テーブルおよび
その宛名管理テーブル上の宛名リストおよび電子メール
ユーザ名を登録削除変更する宛名管理テーブル変更手段
を設け、ファクシミリイメージで記載された受取人名と
電子メールシステム上で登録された電子メールユーザ名
との対応づけを行うように構成される。
【0007】
【作用】ファクシミリの受信原稿に印刷または手書きで
記入された宛名を文字認識機能によって読み取り、電子
メールのユーザである受取人のところに自動的に配信す
ることにより、受信ファクシミリの内容のディスプレイ
表示による宛先の確認とその宛先への転送という、従来
オペレータが行っていた作業の必要がなくなり、また着
信と同時に転送するという配信の即時性が実現できる。
すなわち、受信したファクシミリデータを電子メールに
加入している全てのユーザに即座に届けることができ
る。
【0008】また、受信ファクシミリデータから宛名候
補領域を直接抽出することが困難な場合に、宛名に「T
o:」やアンダライン等の特別な記号を付与することに
より、より精度の高い宛名領域抽出を可能にする。さら
に、受取人として宛名に印刷または手書きで記入された
名前と、配信すべき電子メールのユーザ名の表記方法が
一致していない場合に、両者の対応テーブルを用意して
電子メールシステムに登録されたユーザ名と全く同じ表
記でなくても、また表記にゆらぎがあっても自動配信を
可能にする。
【0009】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す図である。フ
ァクシミリ送信手段21からの原稿はファクシミリデー
タとして通信回線22を経由してネットワーク23上で
動作しているファクシミリ受信手段24で受信される。
ファクシミリ受信手段24は市販されているFAXモデ
ムあるいはFAXボードとパーソナルコンピュータ等で
構成することができる。ファクシミリ受信手段24で受
信した文書はネットワーク23を経由してメッセージ蓄
積手段25に蓄積される。メッセージ蓄積手段25に蓄
積された受信文書は宛名認識配信手段26で文字の切り
出し、文字認識、宛名抽出、宛名照合等を行い、受信文
書に印刷または手書きで記入されている宛名を確定し、
該当する電子メールユーザに配信する。各電子メールの
ユーザは、配信されたファクシミリデータを各自の端
末、すなわちメッセージ表示手段27で見ることができ
る。
【0010】なお、ファクシミリ受信手段24、メッセ
ージ蓄積手段25、宛名認識配信手段26をまとめて一
つの手段で実現することも可能である。さらに、電子メ
ールのユーザへの配信は、受信文書のデータ転送で実現
してもよいし、メッセージ蓄積手段の中に格納されてい
るユーザからのポインタの変更によって実現してもよ
い。なお、宛名領域が抽出できない等、配信すべき電子
メールユーザが特定できないときは、従来の電子メール
が持つオペレータによる配信の機能を用いて各電子メー
ルのユーザに転送すればよい。
【0011】実施例1 図2は図1に示した本発明の一実施例のさらに詳細な構
成を示す図である。図2において、3は文字認識手段、
4は宛名抽出手段、5はユーザ名データベース、6はユ
ーザ名データベース変更手段、7は宛名照合手段、8は
メッセージ配信手段である。その他は図1と同様であ
る。
【0012】図2において、ファクシミリ受信手段24
は、ネットワーク上に設置されたパソコンのファクシミ
リボード等でファクシミリデータを受信し、そのファク
シミリデータをメッセージとしてメッセージ蓄積手段2
5に蓄積する。このメッセージ蓄積手段25はパソコン
のディスク等を用いることができる。文字認識手段3は
メッセージ蓄積手段から読みだしたファクシミリデータ
中の文字を切り出して認識する。文字の切り出しと認識
は既存の方法を用いることができる。
【0013】ファクシミリ送付表に印刷ないし手書きで
記入されている文字の一部または全部の文字認識を行
い、その中から宛名が記載されている部分に現れる
「様」「殿」等の特定のキーワードを探し宛名を抽出す
る。宛名抽出手段4は宛名文字認識手段3によって得ら
れた認識結果から、宛名につけられている「様」「殿」
等の特定のキーワードを抽出し、そのキーワードの前方
に記載されている文字列を受取人として抽出する。
【0014】ユーザ名データベース5は電子メールユー
ザとして登録された電子メールユーザ名を格納する。ユ
ーザ名データベースの登録削除変更はユーザ名データベ
ース変更手段6を用いて行う。宛名照合手段7では宛名
文字認識手段で得られた宛名とユーザ名データベースと
の照合を行い、受取人である電子メールユーザを特定す
る。宛名照合は文字認識における候補文字の順位や距離
もしくは類似度を基に照合を行うなどの既存の方法を用
いることができる。
【0015】図3は受信したファクシミリ送付表に印刷
されている宛名の一例であり、宛名には「様」が印刷さ
れている。従って、「様」の前方の文字列「鈴木」が宛
名として抽出される。また、電子メールシステムに登録
されている電子メールユーザ名に対応した宛名を「様」
等のキーワード部分から抽出する方法以外に、ユーザ名
データベースに登録されている電子メールユーザ名をそ
のものをキーワードとし、宛名照合手段を用いて文字認
識結果と電子メールユーザ名との直接照合を行うことも
可能である。この場合、図2に示した宛名抽出手段4は
省略できる。また、前記の2つの方法、すなわち「様」
等をキーワードとして用いる方法と電子メールユーザ名
をキーワードとして用いる方法の両者を併用して宛名を
抽出することもことも可能である。
【0016】メッセージ配信手段8は宛名照合手段7に
よって決定された配信先にファクシミリデータを電子メ
ールメッセージとして転送する。これによりメッセージ
の配信を受けた各電子メールユーザはメッセージ表示手
段27上に表示された自分宛のメッセージを読むことが
可能になる。
【0017】なお、メッセージ蓄積手段25に蓄積され
る受信メッセージはファクシミリから直接受信したもの
に限らず、スキャナで入力されたり、ネットワークを経
由して入力された他の電子メールからのメッセージであ
っても同様の機能が実現できることは明かである。ま
た、メッセージ配信手段8によって配信する配信先は、
電子メールユーザの端末のみでなく、プリンタ等や、電
話回線を通じて接続されるファクシミリ、あるいは同様
の機能を持つ通信回線で接続された他の電子メール網で
あってもよい。
【0018】実施例2 図4は図1に示した本発明の他の実施例の詳細な構成を
示す図である。図4は宛名候補領域抽出手段13と宛名
文字認識手段14のみが図2と異なるので、以下の説明
においては、図2に示した処理と異なる動作についての
み述べる。宛名候補領域抽出手段13では、宛名候補領
域に特別な記号を付けることによりファクシミリデータ
中の宛名候補領域を抽出する。たとえば、ファクシミリ
原稿中に宛名を印刷または手書きで記入する際に、受取
人の名前に「To:」を付与し、さらにその下に2重の
アンダラインを引くなど、特別の記号を付与することに
より、受信ファクシミリに記載される宛名候補領域を特
定する。
【0019】図5は宛名候補領域に特別な記号「T
o:」と「その下の2重のアンダライン」を予め手書き
または印刷しておくものである。このような特別な記号
を予め設定しておくことにより、送信されたファクシミ
リ送付表に記載された宛名候補領域抽出の容易化、高精
度化を図ることができる。ここに示す例の場合は細長い
線が2本並んでいるかどうかを判定して2重のアンダラ
インを抽出し、そのアンダラインの上に「To:」の文
字があるか否かを宛名文字認識手段14で認識するもの
である。もし、「To:」の文字がある場合は、宛名照
合手段17に処理が移る。「To:」の文字を認識でき
ない場合は、その2重のアンダラインの領域は宛名領域
ではないと判断され、処理は宛名候補領域抽出手段13
にフィードバックされ、他の場所にある2重のアンダラ
インを再抽出し、「To:」の文字を認識するまで、宛
名候補領域抽出手段13、宛名文字認識手段14の処理
が繰り返えされる。
【0020】特別な記号としてはこの他に特殊記号の
「★」等、予め決めておけるものであれば何でもよい。
この方法を用いる場合にはファクシミリの発信者に、こ
のような記号を記入する旨を依頼するか、あるいはこの
記号を予め印刷したファクシミリ送付表を利用する。も
ちろん、この記号は手書きであってもかまわない。宛名
文字認識手段14は宛名候補領域抽出手段13によって
抽出された宛名候補領域に印刷ないし手書きで記入され
ている宛名の文字を切り出して文字認識を行う。この例
の場合は「To:」に続く「鈴木一郎」の4文字が切り
出されて認識され、ファクシミリデータはユーザ名デー
タベースに登録された「鈴木一郎」さんに配信される。
文字の切り出しと認識は既存の方法で行うことができ
る。
【0021】実施例3 宛名照合手段17において宛名候補領域に記載される受
取人宛名と、電子メールシステムに登録された電子メー
ルユーザ名の表記が異なる場合にはユーザ名データベー
スに宛名管理テーブルを持ち、その対応付けを行うこと
により解決する。
【0022】図6は宛名管理テーブルの例を示す図であ
る。図6において、電子メールユーザ名として登録され
ている3名の鈴木さん(鈴木一郎、鈴木太郎、鈴木次
郎)が、それぞれ宛名リストとして「SUZUKI」、
「SUZUKI−A」、「SUZUKI−B」の名前で
登録されている場合を示している。すなわち宛名リスト
「SUZUKI」、「SUZUKI−A」、「SUZU
KI−B」はそれぞれ登録されている電子メールユーザ
「鈴木一郎」、「鈴木太郎」、「鈴木次郎」対応してい
る。これは、電子メールユーザ名として姓名を登録し、
受信ファクシミリの受取人の宛先の表記としてその略称
を記載する例である。この場合、宛名照合は宛名候補領
域のイメージデータの認識結果と宛名管理テーブルの宛
名リスト欄に記載された略称との間で行い、ファクシミ
リデータの配信は受取人の宛名リストに対応する電子メ
ールユーザに対して行う。
【0023】図7は宛名候補領域に略称宛先が記載され
たファクシミリ送付表の一例を示す図である。図7の例
では、宛名候補領域に「To:SUZUKI−A」と記
載されたファクシミリデータは、メッセージ配信手段1
8を用いて、宛名管理テーブルの「SUZUKI−A」
に対応する電子メールユーザである「鈴木太郎」さんに
配信される。なお、この宛名管理テーブルの内容の変更
機能はユーザ名データベース変更手段16中に含まれる
管理テーブル変更手段で行われる。
【0024】この宛名管理テーブルを用いると、宛名と
して記入された表記のゆれ(あいまいさ)に対応するこ
とができる。図6において、宛名として「SAITO
U」もしくは「SAITO」と書かれた場合のいずれで
も、宛名管理テーブルの「SAITOU」もしくは「S
AITO」に対応する電子メールユーザである「斉藤三
郎」さんの所にファクシミリが配信される。
【 0025】また、グループ登録によって1つの着信
ファクシミリデータを複数の電子メールユーザに配信す
ることも可能である。図6では宛名管理テーブル上で
「GROUP−A」に対応して複数の電子メールユーザ
名(たとえば、田中四郎、田中五郎、田中六郎)を登録
しておくことによって、「GROUP−A」の宛名で受
信されたファクシミリデータは電子メールユーザである
「田中四郎」、「田中五郎」、「田中六郎」の三人にそ
れぞれ配信される。
【0026】図8は複数の略称宛先「SUZUKI、T
ANAKA」が記載された例を示す図である。図8に示
すように、カンマで区切った複数個の宛名を記載するこ
とにより、1つのファクシミリ着信に対して複数の電子
メールユーザへの配信を実現することができる。この場
合、図6に示すように、宛名管理テーブル中で、「SU
ZUKI」、「TANAKA」の各宛名に対して、それ
ぞれ電子メールユーザ名「鈴木一郎」、「田中一郎」が
対応しているので、ファクシミリデータは電子メールユ
ーザである「鈴木一郎」、「田中一郎」の二人にそれぞ
れ配信される。
【0027】
【発明の効果】以上述べたように、ファクシミリの受信
原稿に印刷または手書きで記入された宛名を文字認識機
能によって読み取り、その宛先を確認し、登録された電
子メールユーザである受取人のところにファクシミリデ
ータを自動的に配信できる。従って、従来オペレータが
行っていた作業が不要となり、また着信と同時にファク
シミリデータを転送でき配信の即時性が実現できる。す
なわち、受信したファクシミリデータを電子メールに加
入している全てのユーザに即座に届けることができる。
【0028】また、受信ファクシミリデータから宛名候
補領域を直接抽出することが困難な場合には、宛名に
「To:」やアンダライン等の特別な記号を付与するこ
とにより、より精度の高い宛名候補領域抽出ができる。
さらに、宛名に印刷または手書きで記入された受取人の
名前と、配信すべき電子メールユーザ名の表記が一致し
ていない場合でも、両者の対応テーブルを用意しておく
ことによって、電子メールシステムに登録されたユーザ
名と全く同じ表記でなくても、また表記にゆらぎがあっ
ても自動配信が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成例を示す図である。
【図2】本発明の実施例の詳細な構成例を示す図であ
る。
【図3】宛名の記入例を示すファクシミリ送付表の一例
を示す図である。
【図4】本発明の他の実施例の詳細な構成例を示す図で
ある。
【図5】宛名候補領域に特別の記号が記載されたファク
シミリ送付表の一例を示す図である。
【図6】宛名管理テーブルの一例を示す図である。
【図7】宛名候補領域に略称宛先が記載されたファクシ
ミリ送付表の一例を示す図である。
【図8】複数の略称宛先が記載されたファクシミリ送付
表の一例を示す図である。
【符号の説明】
3 文字認識手段 4 宛名抽出手段 5 ユーザ名データベース 6 ユーザ名データベース変更手段 7 宛名照合手段 8 メッセージ配信手段 13 宛名候補領域抽出手段 14 宛名文字認識手段 15 ユーザ名データベース 16 ユーザ名データベース変更手段 17 宛名照合手段 18 メッセージ配信手段 21 ファクシミリ送信手段 22 通信回線 23 ネットワーク(LAN) 24 ファクシミリ受信手段 25 メッセージ蓄積手段 26 宛名認識配信手段 27 メッセージ表示手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファクシミリ装置等のファクシミリ送信
    手段によって送信されたファクシミリデータを電子メー
    ル網上の受信手段で受信し、その受信したファクシミリ
    データを所定の受取人のところに電子メール網を通じて
    配信する電子メールシステムにおいて、 ファクシミリ送信手段から送信されたファクシミリデー
    タを受信するファクシミリ受信手段と、 前記ファクシミリ受信手段によって受信されたファクシ
    ミリデータを電子メールシステムのメッセージとして蓄
    積するメッセージ蓄積手段と、 前記メッセージ蓄積手段によって蓄積されたファクシミ
    リデータの中から文字を切り出して文字認識を行う文字
    認識手段と、 前記文字認識手段によって得られた文字認識結果を用い
    て受信ファクシミリデータに記載された一人以上の宛名
    文字を抽出する宛名抽出手段と、 登録された電子メールユーザ名を羅列したユーザ名デー
    タベースと、 前記のユーザ名データベースの記載内容の登録削除変更
    を行うユーザ名データベース変更手段と、 前記宛名抽出手段によって抽出された宛名文字の認識結
    果と、前記ユーザ名データベース変更手段を用いて登録
    された電子メールユーザ名との照合を行うことにより、
    ファクシミリデータを配信すべき電子メールユーザを決
    定する宛名照合手段と、 前記受信ファクシミリデータを、受取人である前記宛名
    照合手段によって得られた電子メールユーザに配信する
    メッセージ配信手段と、 配信された前記受信ファクシミリデータを電子メールの
    メッセージとして表示するメッセージ表示手段と、を備
    えることを特徴とする電子メールシステム。
  2. 【請求項2】 ファクシミリ装置等のファクシミリ送信
    手段によって送信されたファクシミリデータを電子メー
    ル網上の受信手段で受信し、その受信したファクシミリ
    データを所定の受取人のところに電子メール網を通じて
    配信する電子メールシステムにおいて、 ファクシミリ送信手段から送信されたファクシミリデー
    タを受信するファクシミリ受信手段と、 前記ファクシミリ受信手段によって受信されたファクシ
    ミリデータを電子メールシステムのメッセージとして蓄
    積するメッセージ蓄積手段と、 前記メッセージ蓄積手段によって蓄積されたファクシミ
    リデータの中から宛名候補領域を抽出する宛名候補領域
    抽出手段と、 宛名候補領域抽出手段で抽出された部分に記載された宛
    名文字の認識を行う宛名文字認識手段と、 登録された電子メールユーザ名を羅列したユーザ名デー
    タベースと、 前記のユーザ名データベースの記載内容の登録削除変更
    を行うユーザ名データベース変更手段と、 前記宛名文字認識手段によって認識された宛名文字の認
    識結果と、前記ユーザ名データベース変更手段を用いて
    登録された電子メールユーザ名との照合を行うことによ
    り、ファクシミリデータを配信すべき電子メールユーザ
    を決定する宛名照合手段と、 前記受信ファクシミリデータを、受取人である前記宛名
    照合手段によって得られた電子メールユーザに配信する
    メッセージ配信手段と、 配信された前記受信ファクシミリデータを電子メールの
    メッセージとして表示するメッセージ表示手段と、 を備え、送信側では、ファクシミリ送信手段等で送信す
    る原稿に受取人の名前を印刷または手書きで記入する際
    に、前記受取人の名前に加えて特定の記号を印刷または
    手書きで記入し、受信側では、その特定の記号が記載さ
    れたファクシミリ原稿中の宛名候補領域を抽出した後
    に、その宛名候補領域に記載されている宛名を文字認識
    によって認識することを特徴とする電子メールシステ
    ム。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の電子メールシス
    テムにおいて、 受取人として印刷または手書きで記入されている受取人
    宛名と、電子メールシステムに登録された電子メールユ
    ーザ名の表記が異なる場合には、 前記受取人宛名と前記電子メールユーザ名との対応づけ
    を行う宛名管理テーブルおよびその宛名管理テーブル上
    の宛名リストおよび電子メールユーザ名を登録削除変更
    する宛名管理テーブル変更手段を設け、ファクシミリイ
    メージで記載された受取人名と電子メールシステム上で
    登録された電子メールユーザ名との対応づけを行うこと
    を特徴とする電子メールシステム。
JP6191873A 1994-07-22 1994-07-22 電子メールシステム Pending JPH0837570A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001148754A (ja) * 1999-11-22 2001-05-29 Nec Corp ファクシミリ装置およびファクシミリ装置における通信方法
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