JPH0837447A - インバータ発振回路 - Google Patents

インバータ発振回路

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JPH0837447A
JPH0837447A JP6172743A JP17274394A JPH0837447A JP H0837447 A JPH0837447 A JP H0837447A JP 6172743 A JP6172743 A JP 6172743A JP 17274394 A JP17274394 A JP 17274394A JP H0837447 A JPH0837447 A JP H0837447A
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JP
Japan
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inverter
capacitor
circuit
stage
resistor
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Application number
JP6172743A
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English (en)
Inventor
Akira Inoue
朗 井上
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Toshiba Electric Appliances Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Electric Appliances Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、パルス幅を可変できるインバータ発
振回路を提供する。 【構成】抵抗R2及びコンデンサC1により決定される
時定数の一定時間毎に、コンデンサC1の充電電圧が、
1段目インバータIC1のスレッショルド電圧を越える
かを検出して1段目インバータIC1からハイレベル
「H」、ローレベル「L」を繰り返し出力する際、コン
デンサC1の充電電圧が1段目インバータIC1のスレ
ッショルド電圧を越えたときにコンデンサC1の充電電
圧を接地側に放電させることにより、この放電時間が短
くなり、発振するパルス幅が可変される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばC−MOSイン
バータICを2段接続したインバータ発振回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図6はインバータ発振回路の構成図であ
る。C−MOSインバータIC(以下、インバータと称
する)IC1、IC2が2段接続されている。このうち
1段目インバータIC1の入力端子には抵抗R1が接続
され、かつ各インバータIC1、IC2の接続点と2段
目インバータIC2の出力端子との間には、時定数を決
定する抵抗R2及びコンデンサC1が接続されている。
【0003】そして、これら抵抗R2とコンデンサC1
との接続点が、抵抗R1に接続されている。かかる構成
であれば、図7に示すように抵抗R2及びコンデンサC
1により決定される時定数の一定時間毎に、コンデンサ
C1の充電電圧が、1段目インバータIC1のスレッシ
ョルド電圧VTHを越えるかを検出し、1段目のインバー
タIC1からハイレベル「H」、ローレベル「L」を繰
り返し出力する。
【0004】例えば、コンデンサC1の放電後、1段目
インバータIC1の入力端子側であるa点の電圧がスレ
ッショルド電圧VTHよりも下がると、このインバータI
C1の出力端子側のc点の電圧は「H」レベルとなり、
2段目インバータIC2の出力端子側d点の電圧は
「L」レベルとなる。
【0005】このように2段目インバータIC2の出力
側が「L」レベルになると、コンデンサC1は充電され
る。このコンデンサC1に対する充電によりa点が1段
目インバータIC1のスレッショルド電圧VTHを越える
と、この瞬間に、1段目インバータIC1の出力端子側
c点の電圧は「L」レベルとなり、2段目インバータI
C2の出力端子側d点の電圧は「H」レベルとなり、コ
ンデンサC1は放電する。
【0006】このようにコンデンサC1が放電すると、
1段目インバータIC1の入力端子側であるa点の電圧
が次第に下がり、このインバータIC1の出力端子側の
c点の電圧は「L」レベルとなり、2段目インバータI
C2の出力端子側d点の電圧は「H」レベルとなる。
【0007】そして、再び、コンデンサC1の放電後、
1段目インバータIC1の入力端子側であるa点の電圧
がスレッショルド電圧VTHよりも下がると、このインバ
ータIC1の出力端子側のc点の電圧は「H」レベルと
なり、2段目インバータIC2の出力端子側d点の電圧
は「L」レベルとなる。これ以降、上記動作が繰り返さ
れることにより所定周期のパルス信号が発生する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記イ
ンバータ発振回路では、発生するパルス信号のパルス幅
が、1段目インバータIC1のスレッショルド電圧VTH
により決まってしまい、一定のデューティ比(50:5
0)のパルス信号として出力されてしまう。
【0009】このため、一定デューティ比のパルス信号
しか出力できず、パルス幅を可変することは困難であっ
た。そこで本発明は、パルス幅を可変できるインバータ
発振回路を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1によれば、イン
バータを2段接続し、これらインバータの接続点と2段
目のインバータ出力端子との間に時定数を決定する第1
の抵抗及びコンデンサを接続し、かつこれら第1の抵抗
とコンデンサとの接続点と1段目インバータ入力端子と
の間に第2の抵抗を接続したインバータ発振回路と、コ
ンデンサの充電電圧が1段目インバータのスレッショル
ド電圧を越えたときにコンデンサの充電電圧を接地側に
放電させる放電時間可変回路と、を備えて上記目的を達
成しようとするインバータ発振回路である。
【0011】請求項2によれば、インバータを2段接続
し、これらインバータの接続点と2段側のインバータ出
力端子との間に時定数を決定する第1の抵抗及びコンデ
ンサを接続し、かつこれら第1の抵抗とコンデンサとの
接続点と1段目インバータ入力端子との間に第2の抵抗
を接続したインバータ発振回路と、マイクロコンピュー
タの出力ポートから出力される所定周期のパルス信号に
応じてコンデンサの充電電圧を、1段目インバータのス
レッショルド電圧を越える前に強制的に放電させる放電
回路と、コンデンサの充電電圧が1段目のインバータの
スレッショルド電圧を越えたときにコンデンサの充電電
圧を接地側に放電させる放電時間可変回路と、この放電
時間可変回路の放電により発生したパルスをリセット信
号としてマイクロコンピュータのリセット端子に送る発
振出力回路と、を備えて上記目的を達成しようとするイ
ンバータ発振回路である。請求項3によれば、放電時間
可変回路は、コンデンサに接続する放電抵抗の抵抗値を
可変して発振するパルス幅を可変する。
【0012】
【作用】請求項1によれば、抵抗及びコンデンサにより
決定される時定数の一定時間毎に、コンデンサの充電電
圧が、1段目インバータのスレッショルド電圧を越える
かを検出して1段目インバータからハイレベル「H」、
ローレベル「L」を繰り返し出力する際、コンデンサの
充電電圧が1段目のインバータのスレッショルド電圧を
越えたときにコンデンサの充電電圧を放電させることに
より、この放電時間が短くなり、発振するパルス幅が可
変される。
【0013】請求項2によれば、上記請求項1同様に1
段目インバータからハイレベル「H」、ローレベル
「L」を繰り返し出力する際、マイクロコンピュータの
出力ポートから出力される所定周期のパルス信号に応じ
てコンデンサの充電電圧を、1段目インバータのスレッ
ショルド電圧を越える前に強制的に放電させてパルス信
号の発振を停止する。従って、コンデンサの充電電圧は
スレッショルド電圧を越えることはなく、上記パルス信
号をリセット信号として出力しない。
【0014】ところが、マイクロコンピュータから出力
されるパルス信号のパルス幅が長くなる、又はパルス信
号が来なくなると、コンデンサの充電電圧を強制的に放
電させることがなくなり、コンデンサの充電電圧がスレ
ッショルド電圧を越えるようになる。
【0015】このとき、コンデンサの充電電圧が放電時
間可変回路により接地側に放電されてパルスが発生し、
このパルスがリセットパルス信号としてマイクロコンピ
ュータのリセット端子に送られる。請求項3によれば、
コンデンサに接続する放電抵抗の抵抗値を可変すること
により、発振するパルス幅を可変する。
【0016】
【実施例】 (1) 以下、本発明の第1の実施例について図面を参照し
て説明する。なお、図6と同一部分には同一符号を付し
てある。図1はインバータ発振回路の構成図である。
【0017】インバータ発振回路1は、次のような構成
となっている。各インバータIC1、IC2が2段接続
されている。このうち1段目インバータIC1の入力端
子には抵抗R1が接続され、かつ各インバータIC1、
IC2の接続点と2段目インバータIC2の出力端子と
の間には、時定数を決定する抵抗R2及びコンデンサC
1が接続されている。
【0018】そして、これら抵抗R2とコンデンサC1
との接続点b´が、抵抗R1に接続されている。このイ
ンバータ発振回路1には、放電時間可変回路2が接続さ
れている。
【0019】この放電時間可変回路2は、コンデンサC
1の充電電圧が1段目インバータIC1のスレッショル
ド電圧VTHを越えたときにコンデンサC1の充電電圧を
接地側に放電させる機能を有している。
【0020】具体的な構成は次の通りである。各インバ
ータIC1、IC2との接続点c´には、インバータI
C3が接続され、このインバータIC3の出力端子が抵
抗R4を介してPNP型のトランジスタTR1のベース
に接続されている。
【0021】このトランジスタTR1のコレクタは、放
電抵抗R3を介して抵抗R2とコンデンサC1との接続
点b´に接続され、かつそのベースとエミッタ間には抵
抗R5が接続されている。
【0022】次に上記の如く構成されたインバータ発振
回路の作用について説明する。コンデンサC1に対する
充電が行われ、図2に示すように1段目インバータIC
1の入力端子側であるa´点の電圧がスレッショルド電
圧VTHを越えると、このインバータIC1の出力端子側
のc´点の電圧は「L」レベルとなり、2段目インバー
タIC2の出力端子側d´点の電圧は「H」レベルとな
る。
【0023】このように2段目インバータIC2の出力
側が「H」レベルになると、コンデンサC1の充電電圧
は放電される。このとき、1段目インバータIC1の出
力側c´点が「L」レベルとなるので、インバータIC
3を通して「H」レベルがトランジスタTR1のベース
に加わり、このトランジスタTR1は導通する。
【0024】このトランジスタTR1の導通により、コ
ンデンサC1の充電電圧が放電抵抗R3、さらにトラン
ジスタTR1のコレクターエミッタ間を通して接地側に
放電される。
【0025】従って、コンデンサC1の放電時間が短く
なり、これに伴って1段目インバータIC1の出力レベ
ル「L」の期間が短くなり、さらに2段目インバータI
C2の出力レベル「H」の期間も短くなる。
【0026】ここで、コンデンサC1の放電時間は、コ
ンデンサC1及び放電抵抗R3により決まる時定数、つ
まり放電抵抗R3の抵抗値によって可変できるので、1
段目インバータIC1の出力レベル「L」の期間、及び
2段目インバータIC2の出力レベル「H」の期間も可
変できる。
【0027】この後、コンデンサC1の放電が終了する
と、再びコンデンサC1に対する充電が行われ、1段目
インバータIC1の入力側a´点の電圧が1段目インバ
ータIC1のスレッショルド電圧VTHを越えると、再
び、1段目インバータIC1の出力端子側c´点の電圧
は「L」レベルとなり、2段目インバータIC2の出力
端子側d´点の電圧は「H」レベルとなる。
【0028】これ以降、上記動作が繰り返されてパルス
信号が発振される。このように第1の実施例において
は、コンデンサC1の放電に際し、このコンデンサC1
の充電電圧を放電抵抗R3及びトランジスタTR3を通
して接地側に放電するようにしたので、コンデンサC1
の放電時間を短くでき、発振するパルス信号のパルス幅
を短くできる。
【0029】又、コンデンサC1の放電時間を放電抵抗
R3の抵抗値によって可変できるので、1段目インバー
タIC1の出力レベル「L」の期間、及び2段目インバ
ータIC2の出力レベル「H」の期間も可変でき、これ
によって発振するパルス信号のパルス幅を可変できる。 (2) 次に本発明の第2の実施例について説明する。な
お、図1と同一部分には同一符号を付してその詳しい説
明は省略する。
【0030】図3はインバータ発振回路の構成図であ
る。このインバータ発振回路は、マイクロコンピュータ
10のウオッチ・ドック・タイマーとして適用してい
る。
【0031】又、ウオッチ・ドック・タイマー発振回路
11は、第1の実施例におけるインバータ発振回路1及
び放電時間可変回路2を合わせた機能である。マイクロ
コンピュータ10におけるウオッチ・ドック・タイマー
の2つの出力ポート、つまりP1ポート及びP2ポート
には、放電回路12が接続されている。
【0032】この放電回路12は、マイクロコンピュー
タ10のP1ポート及びP2ポートから出力される所定
周期t1の各パルス信号に応じてコンデンサC1の充電
電圧を、1段目インバータCI1のスレッショルド電圧
VTHを越える前に強制的に放電させる機能を有してい
る。
【0033】具体的には、各抵抗R6、R7及びコンデ
ンサC2が直列接続され、このうち抵抗R6とコンデン
サC2との間にマイクロコンピュータ10のP1ポート
及びP2ポートが共通接続されている。さらに、抵抗R
7には、PNP型のトランジスタTR2のベースが接続
されている。
【0034】このトランジスタTR2のコレクタは、イ
ンバータ発振回路1におけるコンデンサC1に接続さ
れ、かつそのベースーエミッタ間には抵抗R8が接続さ
れている。
【0035】発振出力回路13は、放電時間可変回路2
の放電により発生したパルスをリセットパルス信号とし
てマイクロコンピュータ10のリセット端子RESET
に送る機能を有している。
【0036】具体的には、インバータIC4の入力端子
が、各インバータIC1、IC2との間に接続され、そ
の出力端子が抵抗R9を介してPNP型のトランジスタ
TR3のベースに接続されている。
【0037】このトランジスタTR3のコレクタは、抵
抗R10を通して直流電圧Vccに接続されるとともにオ
ープンコレクタとしてマイクロコンピュータ10のリセ
ット端子RESETに接続され、かつそのベースーエミ
ッタ間には抵抗R11が接続されている。
【0038】一方、マイクロコンピュータ10のウオッ
チ・ドック・マイマー機能の端子WTOが、トランジス
タTR3のコレクタに接続されている。又、リセット回
路14は、電源の投入/遮断時にリセットパルス信号を
発生してマイクロコンピュータ10のリセット端子RE
SETに送る機能を有している。
【0039】次に上記の如く構成されたインバータ発振
回路の作用について説明する。マイクロコンピュータ1
0は、図4に示すようにP1ポート及びP2ポートから
それぞれ周期t1の各パルス信号をその位相を半周期づ
つずらして出力する。
【0040】これらパルス信号は、合成されて周期t2
のパルス信号として放電回路12に入力する。この放電
回路12は、周期t2のパルス信号をコンデンサC2に
より微分し、この微分信号によりトランジスタTR2を
導通する。
【0041】このトランジスタTR2の導通により、コ
ンデンサC1の充電電圧は、トランジスタTR2のコレ
クターエミッタ間を通して強制的に放電される。このと
き、トランジスタTR2は周期t2のタイミングで導通
するが、この導通タイミングは、ウオッチ・ドック・タ
イマー発振回路11が単独で動作したときのコンデンサ
C1の放電周期t0よりも短く設定されている。
【0042】すなわち、P1及びP2の各ポートから出
力される各パルスの周期をt1、コンデンサC1の充電
電圧を強制的に放電させる周期をt2、ウオッチ・ドッ
ク・タイマー発振回路11の単独で動作したときのコン
デンサC1の放電周期をt0とすれば、 t2<t0<t1 …(1) の関係に設定されている。
【0043】従って、コンデンサC1の充電電圧は、周
期t2毎に、トランジスタTR2のコレクターエミッタ
間を通して強制的に放電され、リセットパルス信号が発
生してマイクロコンピュータ10のリセット端子RES
ETに送られることはない。
【0044】ところが、マイクロコンピュータ10に暴
走等が発生し、この状態にP2ポートの出力レベルが図
5に示すように「H」レベルに固定されると、トランジ
スタTR2の導通タイミングは、P1ポートからのパル
ス信号のみとなり、2倍の周期t2となる。
【0045】このため、放電回路12によりコンデンサ
C1の充電電圧を強制的に放電させる周期が2・t2と
なるので、ウオッチ・ドック・タイマー発振回路11の
単独で動作したときのコンデンサC1の放電周期t0よ
りも長くなる。
【0046】 2・t2>t0 …(2) 従って、コンデンサC1に対する充電により1段目イン
バータIC1の入力端子側の電圧がスレッショルド電圧
VTHを越えると、このインバータIC1の出力電圧は
「L」レベルとなり、2段目インバータIC2の出力端
子側の電圧は「H」レベルとなる。
【0047】このとき、インバータIC2を通して
「H」レベルがトランジスタTR1のベースに加わるの
で、このトランジスタTR1は導通する。このトランジ
スタTR1の導通により、コンデンサC1の充電電圧が
放電抵抗R3、さらにトランジスタTR1のコレクター
エミッタ間を通して接地側に放電される。
【0048】これと共に、インバータIC3の出力は
「H」レベルとなるので、この「H」レベル出力がトラ
ンジスタTR3のベースに加わることにより、このトラ
ンジスタTR3は導通する。
【0049】この結果、トランジスタTR3のコレクタ
側は、「L」レベルとなり、これがリセットパルス信号
としてマイクロコンピュータ10のリセット端子RES
ETに送られる。
【0050】このように上記第2の実施例においては、
マイクロコンピュータ10から出力されるパルス信号の
パルス幅が長くなったり、又はパルス信号が来なくなる
と、コンデンサC1の充電電圧を強制的に放電させるタ
イミングが長くなり、コンデンサC1の充電電圧がスレ
ッショルド電圧VTHを越えてパルスを発生し、このパル
スをリセットパルス信号としてマイクロコンピュータ1
0のリセット端子に送るようにしたので、マイクロコン
ピュータ10においてノイズ等によりP1又はP2ポー
トのうちいずれ一方のポートの出力レベルが「H」又は
「L」に固定された場合、このときにマイクロコンピュ
ータ10のリセット端子に対してリセットパルスを確実
に送ることができる。
【0051】又、マイクロコンピュータ10のウオッチ
・ドック・タイマーの2つのポートの各出力パルスを検
出するので、マイクロコンピュータ10における暴走等
を検出する確率が高い。
【0052】さらに、放電抵抗R3の抵抗値を可変して
コンデンサC1の放電時間を可変すれば、リセットパル
ス信号のパルス幅を任意の幅に設定できる。そのうえ、
上記構成であれば、安価なコストで実現でき、市販のI
Cよりも例えば3分の2程度に安価にできる。
【0053】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、パ
ルス幅を可変できるインバータ発振回路を提供できる。
又、本発明によれば、マイクロコンピュータの出力レベ
ルが「H」又は「L」に固定された場合にマイクロコン
ピュータに対してリセットパルスを確実に送ることがで
きるインバータ発振回路を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるインバータ発振回路の第1の実
施例を示す構成図。
【図2】インバータ発振回路の動作タイミング図。
【図3】本発明に係わるインバータ発振回路の第2の実
施例を示す構成図。
【図4】インバータ発振回路の動作タイミング図。
【図5】インバータ発振回路のリセットパルス信号の送
出時の動作タイミング図。
【図6】従来のインバータ発振回路の構成図。
【図7】同インバータ発振回路の動作タイミング図。
【符号の説明】
1…インバータ発振回路、 IC1,IC2…インバータ、 R2…抵抗、 C1…コンデンサ、 2…放電時間可変回路、 R3…放電抵抗、 10…マイクロコンピュータ、 11…ウオッチ・ドック・タイマー発振回路、 12…放電回路、 13…発振出力回路。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インバータを2段接続し、これらインバ
    ータの接続点と2段目の前記インバータ出力端子との間
    に時定数を決定する第1の抵抗及びコンデンサを接続
    し、かつこれら第1の抵抗とコンデンサとの接続点と1
    段目の前記インバータ入力端子との間に第2の抵抗を接
    続したインバータ発振回路と、 前記コンデンサの充電電圧が1段目の前記インバータの
    スレッショルド電圧を越えたときに前記コンデンサの充
    電電圧を接地側に放電させる放電時間可変回路と、を具
    備したことを特徴とするインバータ発振回路。
  2. 【請求項2】 インバータを2段接続し、これらインバ
    ータの接続点と2段目の前記インバータ出力端子との間
    に時定数を決定する第1の抵抗及びコンデンサを接続
    し、かつこれら第1の抵抗とコンデンサとの接続点と1
    段目の前記インバータ入力端子との間に第2の抵抗を接
    続したインバータ発振回路と、 マイクロコンピュータの出力ポートから出力される所定
    周期のパルス信号に応じて前記コンデンサの充電電圧
    を、1段目の前記インバータのスレッショルド電圧を越
    える前に強制的に放電させる放電回路と、 前記コンデンサの充電電圧が1段目の前記インバータの
    スレッショルド電圧を越えたときに前記コンデンサの充
    電電圧を接地側に放電させる放電時間可変回路と、 この放電時間可変回路の放電により発生したパルスをリ
    セットパルス信号として前記マイクロコンピュータのリ
    セット端子に送る発振出力回路と、を具備したことを特
    徴とするインバータ発振回路。
  3. 【請求項3】 放電時間可変回路は、コンデンサに接続
    する放電抵抗の抵抗値を可変して発振するパルス幅を可
    変することを特徴とする請求項1又は2記載のインバー
    タ発振回路。
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