JPH08361A - テーブル装置の開閉方法およびテーブル装置 - Google Patents
テーブル装置の開閉方法およびテーブル装置Info
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- JPH08361A JPH08361A JP2015895A JP2015895A JPH08361A JP H08361 A JPH08361 A JP H08361A JP 2015895 A JP2015895 A JP 2015895A JP 2015895 A JP2015895 A JP 2015895A JP H08361 A JPH08361 A JP H08361A
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- Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】平板体と脚体との起伏が、連動的でかつワンア
クションにより行なうことができるテーブル装置の開閉
方法およびテーブル装置を提供する。 【構成】基体1の略垂直部1aに設けた縦ガイド2へ昇降
自在に移動体3を係合させ、この移動体3へ回動自在に
平板体4を取り付けて、この平板体4の下側には脚体5
を軸着すると共に、基体1と平板体4とに回動自在の第
一リンク6を軸着し、また、第一リンク6の途中と脚体
5とへ折り畳み自在の第二リンク7を軸着する。
クションにより行なうことができるテーブル装置の開閉
方法およびテーブル装置を提供する。 【構成】基体1の略垂直部1aに設けた縦ガイド2へ昇降
自在に移動体3を係合させ、この移動体3へ回動自在に
平板体4を取り付けて、この平板体4の下側には脚体5
を軸着すると共に、基体1と平板体4とに回動自在の第
一リンク6を軸着し、また、第一リンク6の途中と脚体
5とへ折り畳み自在の第二リンク7を軸着する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、使用時は回動して水平
状態を保持し、非使用時は回動して垂直となり、基体の
一側へ収納することができるテーブル装置の開閉方法お
よびテーブル装置に関する。
状態を保持し、非使用時は回動して垂直となり、基体の
一側へ収納することができるテーブル装置の開閉方法お
よびテーブル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、テーブルが収納自在となる家具
は、例えば、前面開口した箱体に天板を取り付けて構成
され、使用時においては天板が箱体前方へ略水平に突出
する形で支持されると共に、不使用時においては天板が
箱体前面を覆う形で収納される机付き家具が知られてい
る。(特公平3-33321 号公報参照) しかしながら、この家具は、机として使用するときは、
天板を手前に引き出した回動状態時に、該天板の下部に
設けられた支持脚を該天板と直角をなすようにその都度
手で引き起こして確実に固定するまでは、この支持脚に
天板の保持力が発生しないから、支持脚が固定されるま
で操作者が天板の重量を支持しなければならず、また、
天板の収納時も、手で支持脚の固定を解除させ、天板裏
面へ折り畳まなければならないので、その操作性が極め
て悪く、天板が大型で大重量の場合は、婦女子や老人等
では、操作がしにくいばかりか、その支持力を失って天
板が妄動し、操作者や床等に危害を与えるおそれがあ
る。
は、例えば、前面開口した箱体に天板を取り付けて構成
され、使用時においては天板が箱体前方へ略水平に突出
する形で支持されると共に、不使用時においては天板が
箱体前面を覆う形で収納される机付き家具が知られてい
る。(特公平3-33321 号公報参照) しかしながら、この家具は、机として使用するときは、
天板を手前に引き出した回動状態時に、該天板の下部に
設けられた支持脚を該天板と直角をなすようにその都度
手で引き起こして確実に固定するまでは、この支持脚に
天板の保持力が発生しないから、支持脚が固定されるま
で操作者が天板の重量を支持しなければならず、また、
天板の収納時も、手で支持脚の固定を解除させ、天板裏
面へ折り畳まなければならないので、その操作性が極め
て悪く、天板が大型で大重量の場合は、婦女子や老人等
では、操作がしにくいばかりか、その支持力を失って天
板が妄動し、操作者や床等に危害を与えるおそれがあ
る。
【0003】したがって、小型で計量の天板を用いた場
合は、天板を支持した状態で支持脚を開閉させることが
できるが、前記したように、大型で重量のある天板は採
用できない。等の様々な問題点を有するものであった。
合は、天板を支持した状態で支持脚を開閉させることが
できるが、前記したように、大型で重量のある天板は採
用できない。等の様々な問題点を有するものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記した問題
点を解決するためになされたもので、基体の略垂直部に
設けた縦ガイドへ昇降自在に移動体を係合させ、この移
動体へ回動自在に平板体を取り付けて、該平板体の下側
には脚体を軸着すると共に、基体と平板体とに回動自在
の第一リンクを軸着し、また、第一リンクの途中と脚体
とへ折り畳み自在の第二リンクを軸着することにより、
平板体と脚体との起伏が、連動的でかつワンアクション
により行なうことができるテーブル装置の開閉方法およ
びテーブル装置を提供することを目的としている。
点を解決するためになされたもので、基体の略垂直部に
設けた縦ガイドへ昇降自在に移動体を係合させ、この移
動体へ回動自在に平板体を取り付けて、該平板体の下側
には脚体を軸着すると共に、基体と平板体とに回動自在
の第一リンクを軸着し、また、第一リンクの途中と脚体
とへ折り畳み自在の第二リンクを軸着することにより、
平板体と脚体との起伏が、連動的でかつワンアクション
により行なうことができるテーブル装置の開閉方法およ
びテーブル装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記した目的を達成する
ための本発明の手段は、平板体が略垂直状態と略水平状
態とに位置し、略水平時に、脚体により平板体を支承す
るテーブル装置にあって、この平板体の一側端が昇降し
て平板体が回動し、この回動動作に同調して脚体に連結
したリンクの連動運動により、該脚体を開閉させるテー
ブル装置の開閉方法にある。
ための本発明の手段は、平板体が略垂直状態と略水平状
態とに位置し、略水平時に、脚体により平板体を支承す
るテーブル装置にあって、この平板体の一側端が昇降し
て平板体が回動し、この回動動作に同調して脚体に連結
したリンクの連動運動により、該脚体を開閉させるテー
ブル装置の開閉方法にある。
【0006】そして、略垂直部と略水平部を有する基体
と、この基体の略垂直部に設けた縦ガイドと、該縦ガイ
ドへ昇降自在に係合させた移動体と、この移動体へその
一側部を回動自在に枢着して他側部を開放させた平板体
と、該平板体の下側へ起伏自在に軸着して基体の略水平
部をその下端が移動する脚体と、一端を前記基体へ軸着
し他端を前記平板体の下側へ軸着した回動自在の第一リ
ンクと、一端をこの第一リンクの途中に軸着し他端を前
記脚体へ軸着して折り畳み自在とした第二リンクと、を
備えさせたテーブル装置の構成にある。
と、この基体の略垂直部に設けた縦ガイドと、該縦ガイ
ドへ昇降自在に係合させた移動体と、この移動体へその
一側部を回動自在に枢着して他側部を開放させた平板体
と、該平板体の下側へ起伏自在に軸着して基体の略水平
部をその下端が移動する脚体と、一端を前記基体へ軸着
し他端を前記平板体の下側へ軸着した回動自在の第一リ
ンクと、一端をこの第一リンクの途中に軸着し他端を前
記脚体へ軸着して折り畳み自在とした第二リンクと、を
備えさせたテーブル装置の構成にある。
【0007】また、略垂直部と略水平部を有する基体
と、この基体の略垂直部に設けた縦ガイドと、該縦ガイ
ドへ昇降自在に係合させた移動体と、この移動体へその
一側部を回動自在に枢着して他側部を開放させた平板体
と、該平板体の下側へ起伏自在に軸着した基体の略水平
部をその下端が移動する脚体と、前記移動体と前記脚体
とへそれぞれ軸着して前記平板体と平行する回動自在の
平行リンクと、を備えさせたテーブル装置の構成にあ
る。
と、この基体の略垂直部に設けた縦ガイドと、該縦ガイ
ドへ昇降自在に係合させた移動体と、この移動体へその
一側部を回動自在に枢着して他側部を開放させた平板体
と、該平板体の下側へ起伏自在に軸着した基体の略水平
部をその下端が移動する脚体と、前記移動体と前記脚体
とへそれぞれ軸着して前記平板体と平行する回動自在の
平行リンクと、を備えさせたテーブル装置の構成にあ
る。
【0008】平行リンクには、一端を前記基体へ軸着し
た回動自在の第三リンクの他端を軸着することもある。
た回動自在の第三リンクの他端を軸着することもある。
【0009】更に、略垂直部と略水平部を有する基体
と、この基体に対する略垂直位置と略水平位置とを移動
する平板体と、該平板体の下側へ起伏自在に軸着した基
体の略水平部をその下端が移動する脚体と、一端を前記
基体へ軸着し他端をこの平板体の下側へ軸着した回動自
在の第一リンクと、該第一リンクと前記脚体とへそれぞ
れ軸着した回動自在の第二リンクと、前記平板体の回動
を抑止する固定部材と、を備えさせたテーブル装置の構
成にある。
と、この基体に対する略垂直位置と略水平位置とを移動
する平板体と、該平板体の下側へ起伏自在に軸着した基
体の略水平部をその下端が移動する脚体と、一端を前記
基体へ軸着し他端をこの平板体の下側へ軸着した回動自
在の第一リンクと、該第一リンクと前記脚体とへそれぞ
れ軸着した回動自在の第二リンクと、前記平板体の回動
を抑止する固定部材と、を備えさせたテーブル装置の構
成にある。
【0010】また、略垂直部と略水平部を有する基体
と、この基体に対する略垂直位置と略水平位置とを移動
する平板体と、該平板体の下側へ起伏自在に軸着した基
体の略水平部をその下端が移動する脚体と、一端を前記
基体へ軸着し他端をこの平板体の下側へ軸着した回動自
在の第一リンクと、該第一リンクと前記脚体とへそれぞ
れ軸着した回動自在の第二リンクと、この第二リンクの
前記第一リンク側に延設した係止体と、前記平板体の下
部一側部に設けて前記係止体が係合し、平板体の略水平
位置を保持する受体と、を備えさせたテーブル装置の構
成にある。
と、この基体に対する略垂直位置と略水平位置とを移動
する平板体と、該平板体の下側へ起伏自在に軸着した基
体の略水平部をその下端が移動する脚体と、一端を前記
基体へ軸着し他端をこの平板体の下側へ軸着した回動自
在の第一リンクと、該第一リンクと前記脚体とへそれぞ
れ軸着した回動自在の第二リンクと、この第二リンクの
前記第一リンク側に延設した係止体と、前記平板体の下
部一側部に設けて前記係止体が係合し、平板体の略水平
位置を保持する受体と、を備えさせたテーブル装置の構
成にある。
【0011】そして、平板体,脚体,各リンクの軸着部
や各リンクの途中におけるそのいずれかに、脚体の下端
部が略水平部の基体へ接地させる補正手段を付設するこ
ともある。
や各リンクの途中におけるそのいずれかに、脚体の下端
部が略水平部の基体へ接地させる補正手段を付設するこ
ともある。
【0012】また、略垂直部と略水平部を有する基体
と、この基体に対する略垂直位置と略水平位置とを移動
する平板体と、該平板体の下側へ起伏自在に軸着して基
体の略水平部をその下端が移動する脚体と、この脚体と
前記平板体とによる対辺となるように、平板体の下側お
よび脚体へそれぞれ回動自在に軸着して、互いにその端
部が軸着された第一中間リンクおよび第二中間リンク
と、前記第一中間リンクの平板体の軸着部に一端部を軸
着し、他端部を前記基体の略水平部へ軸着した回動自在
の上リンクと、該上リンクと対辺となるように、第一中
間リンクの他端軸着部へ一端部を軸着し、他端部を前記
基体の略水平部へ軸着した回動自在の下リンクと、を備
えさせたテーブル装置の構成にある。
と、この基体に対する略垂直位置と略水平位置とを移動
する平板体と、該平板体の下側へ起伏自在に軸着して基
体の略水平部をその下端が移動する脚体と、この脚体と
前記平板体とによる対辺となるように、平板体の下側お
よび脚体へそれぞれ回動自在に軸着して、互いにその端
部が軸着された第一中間リンクおよび第二中間リンク
と、前記第一中間リンクの平板体の軸着部に一端部を軸
着し、他端部を前記基体の略水平部へ軸着した回動自在
の上リンクと、該上リンクと対辺となるように、第一中
間リンクの他端軸着部へ一端部を軸着し、他端部を前記
基体の略水平部へ軸着した回動自在の下リンクと、を備
えさせたテーブル装置の構成にある。
【0013】脚体は、その前側または側部に物品等の収
容部を設けた収納容体であることもある。
容部を設けた収納容体であることもある。
【0014】
【作用】前記のように構成される本発明は以下に述べる
作用を奏する。
作用を奏する。
【0015】本発明は、平板体が略垂直状態と略水平状
態とに位置し、略水平時に、脚体により平板体を支承す
るもので、この平板体の一側端が昇降して平板体が回動
し、この回動動作に同調して脚体に連結したリンクの連
動運動により、該脚体を開閉させるものであって、この
作用を本発明のテーブル装置により説明する。
態とに位置し、略水平時に、脚体により平板体を支承す
るもので、この平板体の一側端が昇降して平板体が回動
し、この回動動作に同調して脚体に連結したリンクの連
動運動により、該脚体を開閉させるものであって、この
作用を本発明のテーブル装置により説明する。
【0016】平板体が略垂直部側の基体に収納されてい
る状態において、平板体の開放端側を操作すると、この
平板体が縦ガイドへ移動体を介して取り付けられている
場合は、この縦ガイドに沿って平板体の一側部が下降
し、これに伴って、平板体が垂直の状態から回動して水
平状態に移動する。
る状態において、平板体の開放端側を操作すると、この
平板体が縦ガイドへ移動体を介して取り付けられている
場合は、この縦ガイドに沿って平板体の一側部が下降
し、これに伴って、平板体が垂直の状態から回動して水
平状態に移動する。
【0017】このとき、平板体の下側に軸着されている
脚体は、第一および第二リンクの回動により、折り畳ま
れた状態から、その下端部が基体の略水平部を案内とし
て、徐々に起き上がり、ついには、平板体に対して略直
角に起立して該平板体を水平状態に保持する。
脚体は、第一および第二リンクの回動により、折り畳ま
れた状態から、その下端部が基体の略水平部を案内とし
て、徐々に起き上がり、ついには、平板体に対して略直
角に起立して該平板体を水平状態に保持する。
【0018】また、平板体の収納時には、平板体の開放
端側を操作すると、縦ガイドに沿って平板体の一側部が
上昇し、これに伴って、平板体が水平の状態から回動し
て垂直状態に移動する。
端側を操作すると、縦ガイドに沿って平板体の一側部が
上昇し、これに伴って、平板体が水平の状態から回動し
て垂直状態に移動する。
【0019】このとき、平板体の下側に軸着されている
脚体は、第一および第二リンクの回動により、平板体に
対して略直角状態から、その下端部が基体の略水平部を
案内として、徐々に傾倒し、ついには、平板体に対して
略平行に折り畳まれ該平板体を垂直状態に保持する。
脚体は、第一および第二リンクの回動により、平板体に
対して略直角状態から、その下端部が基体の略水平部を
案内として、徐々に傾倒し、ついには、平板体に対して
略平行に折り畳まれ該平板体を垂直状態に保持する。
【0020】なお、脚体の起伏運動は、移動体と脚体に
軸着した平行リンクの回動や、この平行リンクへ軸によ
り連結した、一端を前記基体へ軸着した回動自在の第三
リンクの回動により行なうこともできる。
軸着した平行リンクの回動や、この平行リンクへ軸によ
り連結した、一端を前記基体へ軸着した回動自在の第三
リンクの回動により行なうこともできる。
【0021】更に、平板体の昇降移動にあって縦ガイド
を用いない場合は、平板体の開放端側を操作すると、平
板体が垂直の状態から回動して水平状態に移動する。
を用いない場合は、平板体の開放端側を操作すると、平
板体が垂直の状態から回動して水平状態に移動する。
【0022】このとき、平板体の下側に軸着されている
脚体は、第一および第二リンクの回動により、折り畳ま
れた状態から、その下端部が基体の略水平部を案内とし
て、徐々に起き上がり、ついには、平板体に対して略直
角に起立して該平板体を水平状態にするもので、第二リ
ンクに延設した係止体が平板体下部の受体に係合して水
平の状態を固定する。
脚体は、第一および第二リンクの回動により、折り畳ま
れた状態から、その下端部が基体の略水平部を案内とし
て、徐々に起き上がり、ついには、平板体に対して略直
角に起立して該平板体を水平状態にするもので、第二リ
ンクに延設した係止体が平板体下部の受体に係合して水
平の状態を固定する。
【0023】また、平板体の収納時には、平板体の開放
端側を操作すると、係止体が受体より外れると共に、平
板体の一側部が上昇し、これに伴って、平板体が水平の
状態から回動して垂直状態に移動する。
端側を操作すると、係止体が受体より外れると共に、平
板体の一側部が上昇し、これに伴って、平板体が水平の
状態から回動して垂直状態に移動する。
【0024】このとき、平板体の下側に軸着されている
脚体は、第一および第二リンクの回動により、平板体に
対して略直角状態から、その下端部が基体の略水平部を
案内として、徐々に傾倒し、ついには、平板体に対して
略平行に折り畳まれ該平板体を垂直状態に保持する。
脚体は、第一および第二リンクの回動により、平板体に
対して略直角状態から、その下端部が基体の略水平部を
案内として、徐々に傾倒し、ついには、平板体に対して
略平行に折り畳まれ該平板体を垂直状態に保持する。
【0025】また、前記した平板体の昇降移動にあって
縦ガイドを用いない場合にあって、平板体の回動を抑止
する固定部材を付設することにより、平板体の略水平時
に生ずる妄動を防止する。
縦ガイドを用いない場合にあって、平板体の回動を抑止
する固定部材を付設することにより、平板体の略水平時
に生ずる妄動を防止する。
【0026】
【実施例】次に本発明に関するテーブル装置の開閉方法
およびテーブル装置の一実施例を図面に基づいて説明す
る。
およびテーブル装置の一実施例を図面に基づいて説明す
る。
【0027】図1〜図9および図12,図13においてAは
テーブル装置で、使用時は、回動によってテーブルや
机,カウンターあるいは作業台等になり、非使用時は、
回動し垂直となってコンパクトに一側へ収納することが
できるものであって、図1〜図3における装置Aは第一
の実施例を示すもので、基体1と、縦ガイド2と、移動
体3と、平板体4と、脚体5と、第一リンク6と、第二
リンク7とにより基本的に構成される。
テーブル装置で、使用時は、回動によってテーブルや
机,カウンターあるいは作業台等になり、非使用時は、
回動し垂直となってコンパクトに一側へ収納することが
できるものであって、図1〜図3における装置Aは第一
の実施例を示すもので、基体1と、縦ガイド2と、移動
体3と、平板体4と、脚体5と、第一リンク6と、第二
リンク7とにより基本的に構成される。
【0028】そして、前記した基体1は、例えば、住宅
等の室内における壁および床であって、略垂直部1a
(壁)と略水平部1b(床)を有するものであり、他の例
として、間仕切りおよび床あるいは書棚等の家具の側板
や構築体と床等にも利用できるもので、略垂直部1aはこ
の装置Aの全体が収容し得る空間を形成しておけば、該
装置Aの収納時に略垂直部1aの外面より突出しないもの
である。
等の室内における壁および床であって、略垂直部1a
(壁)と略水平部1b(床)を有するものであり、他の例
として、間仕切りおよび床あるいは書棚等の家具の側板
や構築体と床等にも利用できるもので、略垂直部1aはこ
の装置Aの全体が収容し得る空間を形成しておけば、該
装置Aの収納時に略垂直部1aの外面より突出しないもの
である。
【0029】前記した縦ガイド2は、基体1の略垂直部
1aにおいてその中央部に立設してあって、例えば、パイ
プ状の杆体を用いて移動体3をそのローラ8,8等の挾
持により昇降自在に係合してある。
1aにおいてその中央部に立設してあって、例えば、パイ
プ状の杆体を用いて移動体3をそのローラ8,8等の挾
持により昇降自在に係合してある。
【0030】なお、この縦ガイド2は、図13に示すよう
に、基体1の略垂直部1aにおいて、平板体4の両端部に
対応するようにその両側に設けることもできる。
に、基体1の略垂直部1aにおいて、平板体4の両端部に
対応するようにその両側に設けることもできる。
【0031】前記した平板体4は、所定大きさの平面部
を有するテーブルにおける天板で、図1に示すように、
方形状か、図4に示すような、楕円形等の任意の形状が
選定し得るもので、移動体3へその一側部を支軸9によ
り回動自在に枢着してあり、他側部は開放させてある。
を有するテーブルにおける天板で、図1に示すように、
方形状か、図4に示すような、楕円形等の任意の形状が
選定し得るもので、移動体3へその一側部を支軸9によ
り回動自在に枢着してあり、他側部は開放させてある。
【0032】前記した脚体5は、平板体4の下側におい
て略中央部へ取付軸10により起伏自在に軸着してあっ
て、その下端部にキャスター等の転動部材11を設けて、
基体1の略水平部1bに沿って該転動部材11の転動により
移動する。
て略中央部へ取付軸10により起伏自在に軸着してあっ
て、その下端部にキャスター等の転動部材11を設けて、
基体1の略水平部1bに沿って該転動部材11の転動により
移動する。
【0033】前記した第一リンク6は、一端を基体1の
略垂直部1aへ軸12により取り付け、他端を平板体4の下
側に垂設したブラケット13へ軸14によりそれぞれ回動自
在に取り付けてある。
略垂直部1aへ軸12により取り付け、他端を平板体4の下
側に垂設したブラケット13へ軸14によりそれぞれ回動自
在に取り付けてある。
【0034】前記した第二リンク7は、一端を第一リン
ク6の途中に軸15により取り付け、他端を脚体5の途中
へ軸16によりそれぞれ取り付け折り畳み自在としてあ
る。
ク6の途中に軸15により取り付け、他端を脚体5の途中
へ軸16によりそれぞれ取り付け折り畳み自在としてあ
る。
【0035】図3において17は、移動体3すなわち平板
体4の固定手段で、同図に示すように、平板体4が展開
してテーブル状となったときに、縦ガイド2の下側に設
けた係止鈎18が移動体3に係合することで、移動体3の
移動を規制し、水平状態となった平板体4のその姿勢を
保持させる。
体4の固定手段で、同図に示すように、平板体4が展開
してテーブル状となったときに、縦ガイド2の下側に設
けた係止鈎18が移動体3に係合することで、移動体3の
移動を規制し、水平状態となった平板体4のその姿勢を
保持させる。
【0036】また、この固定手段17の規制解除は、係止
鈎18に連係させたワイヤー等の操作索19の端末に、平板
体4の他側下部に設けた引き手20を接続して、この引き
手を操作することにより、係止鈎18が軸を中心として回
動して移動体3との係合が解除される。
鈎18に連係させたワイヤー等の操作索19の端末に、平板
体4の他側下部に設けた引き手20を接続して、この引き
手を操作することにより、係止鈎18が軸を中心として回
動して移動体3との係合が解除される。
【0037】更に、図1〜図3において21は被覆体で、
基体1において平板体4の収納時その下側を隠蔽するも
ので、脚体5の移動通過部を切り欠いて、この部分に見
合う覆い部材22を脚体5の前部に固着することにより、
収納時前記切欠に納まって体,裁が良好となる。
基体1において平板体4の収納時その下側を隠蔽するも
ので、脚体5の移動通過部を切り欠いて、この部分に見
合う覆い部材22を脚体5の前部に固着することにより、
収納時前記切欠に納まって体,裁が良好となる。
【0038】また、この覆い部材22に平板体4を操作す
るときの手の挿入が容易となる刳り23を設けてある。
るときの手の挿入が容易となる刳り23を設けてある。
【0039】なお、前記した第一および第二リンク6,
7は、平板体4の安定性を計るためには回動方向に対し
て一対並設することが好ましいが、平板体4の大きさや
重量に合わせて一本の単体構造とすることもできるもの
で、図示してないが、この一本構造に対して、これと直
交する張り出し部を付設して、この端部へ平板体4との
軸着部を設けて全体的な補強を計ることもあるものであ
って、適宜構成は選定し得るものである。
7は、平板体4の安定性を計るためには回動方向に対し
て一対並設することが好ましいが、平板体4の大きさや
重量に合わせて一本の単体構造とすることもできるもの
で、図示してないが、この一本構造に対して、これと直
交する張り出し部を付設して、この端部へ平板体4との
軸着部を設けて全体的な補強を計ることもあるものであ
って、適宜構成は選定し得るものである。
【0040】したがって、この実施例によるテーブル装
置Aは、平板体4が、図2および図5(a) に示すよう
に、略垂直部側1aの基体1内に収納されている状態か
ら、図3および図5(c) に示すように、テーブル状に展
開させるときは、図1に示す覆い部材22の刳り23より手
を入れて、平板体4の開放端側を引上げると、該平板体
4の一側部が連結される移動体3が、図5(b) に示すよ
うに、縦ガイド2に沿って下降して、これに伴って、平
板体4が垂直の状態から回動して水平状態に移動する。
置Aは、平板体4が、図2および図5(a) に示すよう
に、略垂直部側1aの基体1内に収納されている状態か
ら、図3および図5(c) に示すように、テーブル状に展
開させるときは、図1に示す覆い部材22の刳り23より手
を入れて、平板体4の開放端側を引上げると、該平板体
4の一側部が連結される移動体3が、図5(b) に示すよ
うに、縦ガイド2に沿って下降して、これに伴って、平
板体4が垂直の状態から回動して水平状態に移動する。
【0041】同時に、平板体4の回動運動と連動して、
平板体4の下側に軸着されている脚体5は、まず、基体
1と平板体4とに連結した第一リンク6が垂直状態から
傾倒して、この第一リンク6と脚体5とに連結した第二
リンク7を押すため、平板体4と平行状態に折り畳まっ
た脚体5は、その下端部の転動部材11が基体1の略水平
部1bを転動しつつ、折り畳まれた状態から徐々に起き上
がり、ついには、平板体4に対して略直角に起立して、
図3および図5(c) に示すように、該平板体4を水平状
態に保持する。
平板体4の下側に軸着されている脚体5は、まず、基体
1と平板体4とに連結した第一リンク6が垂直状態から
傾倒して、この第一リンク6と脚体5とに連結した第二
リンク7を押すため、平板体4と平行状態に折り畳まっ
た脚体5は、その下端部の転動部材11が基体1の略水平
部1bを転動しつつ、折り畳まれた状態から徐々に起き上
がり、ついには、平板体4に対して略直角に起立して、
図3および図5(c) に示すように、該平板体4を水平状
態に保持する。
【0042】固定手段17の係止鈎18が移動体3に係合し
て、平板体4の跳ね上がりが防止されると共に、水平の
状態で固定され、この上面に荷重を受けても平板体4は
容易に妄動しない。
て、平板体4の跳ね上がりが防止されると共に、水平の
状態で固定され、この上面に荷重を受けても平板体4は
容易に妄動しない。
【0043】これにより、平板体4の回動作動と脚体5
の開閉作動とは、単に、平板体の開放端側を操作するだ
けで連動的に両者4,5が運動する、いわゆる、ワンタ
ッチで行なわれる。
の開閉作動とは、単に、平板体の開放端側を操作するだ
けで連動的に両者4,5が運動する、いわゆる、ワンタ
ッチで行なわれる。
【0044】また、この平板体4を基体1内へ収納する
ときには、固定手段17の引き手20を操作して係止鈎18の
移動体3への係止を解除させ、平板体4の開放端側を下
方へ押すと、移動体3が縦ガイド2に沿って上がり、平
板体4の一側部が上昇するので、平板体4が、図3およ
び図5(c) に示す水平の状態から回動して、図2および
図5(a) に示す垂直状態に移動する。
ときには、固定手段17の引き手20を操作して係止鈎18の
移動体3への係止を解除させ、平板体4の開放端側を下
方へ押すと、移動体3が縦ガイド2に沿って上がり、平
板体4の一側部が上昇するので、平板体4が、図3およ
び図5(c) に示す水平の状態から回動して、図2および
図5(a) に示す垂直状態に移動する。
【0045】このとき、脚体5は、基体1と平板体4と
に連結した第一リンク6が所定の傾斜状態から傾倒し
て、この第一リンク6と脚体5とに連結した第二リンク
7を引くため、平板体4に対して略垂直となった脚体5
は、その下端部の転動部材11が基体1の略水平部1bを戻
り方向へ転動しつつ、起立状態から徐々傾倒し、ついに
は、図2および図5(a) に示すように、平板体4と平行
状態に折り畳まる。
に連結した第一リンク6が所定の傾斜状態から傾倒し
て、この第一リンク6と脚体5とに連結した第二リンク
7を引くため、平板体4に対して略垂直となった脚体5
は、その下端部の転動部材11が基体1の略水平部1bを戻
り方向へ転動しつつ、起立状態から徐々傾倒し、ついに
は、図2および図5(a) に示すように、平板体4と平行
状態に折り畳まる。
【0046】なお、図1においてSは、基体1内の空所
に設けた収納部で、所定の区画等を施して、食器や書籍
あるいは小物等を収容することができるものであって、
他の空所においても同様に利用できる。
に設けた収納部で、所定の区画等を施して、食器や書籍
あるいは小物等を収容することができるものであって、
他の空所においても同様に利用できる。
【0047】次に、図6においてAは、本発明実施例の
テーブル装置における第二の例を示すもので、この例は
平板体4が小型のものあるいは軽量のものに適している
ものであって、基体1と、縦ガイド2と、移動体3と、
平板体4と、脚体5と、平行リンク24とにより基本的に
構成される。
テーブル装置における第二の例を示すもので、この例は
平板体4が小型のものあるいは軽量のものに適している
ものであって、基体1と、縦ガイド2と、移動体3と、
平板体4と、脚体5と、平行リンク24とにより基本的に
構成される。
【0048】そして、このうち、基体1と、縦ガイド2
と、移動体3と、平板体4と、脚体5とは、前記した第
一実施例のものと同様の構成からなるものであるため、
その詳細な説明は省略し、図においては第一実施例の構
成と同様符号を付すものであり、特徴とする点は、この
脚体5を連動的に開閉させるための手段として平行リン
ク24を採用した。
と、移動体3と、平板体4と、脚体5とは、前記した第
一実施例のものと同様の構成からなるものであるため、
その詳細な説明は省略し、図においては第一実施例の構
成と同様符号を付すものであり、特徴とする点は、この
脚体5を連動的に開閉させるための手段として平行リン
ク24を採用した。
【0049】この平行リンク24は、移動体3の下側と脚
体5の途中とへ、平板体4と平行するようにそれぞれ軸
25, 26より回動自在に取り付けてある。
体5の途中とへ、平板体4と平行するようにそれぞれ軸
25, 26より回動自在に取り付けてある。
【0050】したがって、平板体4が、図6(a) に示す
ように、略垂直部側1aの基体1内に収納されている状態
から、図6(c) に示すように、テーブル状に展開させる
ときは、平板体4の開放端側を引上げると、該平板体4
の一側部が連結される移動体3が、図6(b) に示すよう
に、縦ガイド2に沿って下降して、これに伴って、平板
体4が垂直の状態から回動して水平状態に移動する。
ように、略垂直部側1aの基体1内に収納されている状態
から、図6(c) に示すように、テーブル状に展開させる
ときは、平板体4の開放端側を引上げると、該平板体4
の一側部が連結される移動体3が、図6(b) に示すよう
に、縦ガイド2に沿って下降して、これに伴って、平板
体4が垂直の状態から回動して水平状態に移動する。
【0051】同時に、平板体4の回動運動と連動して、
平板体4下側の脚体5は、垂直状態で平板体4へ近接し
ている平行リンク24が傾倒しつつ、脚体5を押すため、
平板体4と平行状態に折り畳まった脚体5は、その下端
部の転動部材11が基体1の略水平部1bを転動しつつ、折
り畳まれた状態から徐々に起き上がり、ついには、平板
体4に対して略直角に起立して、図6(c) に示すよう
に、該平板体4を水平状態に保持する。
平板体4下側の脚体5は、垂直状態で平板体4へ近接し
ている平行リンク24が傾倒しつつ、脚体5を押すため、
平板体4と平行状態に折り畳まった脚体5は、その下端
部の転動部材11が基体1の略水平部1bを転動しつつ、折
り畳まれた状態から徐々に起き上がり、ついには、平板
体4に対して略直角に起立して、図6(c) に示すよう
に、該平板体4を水平状態に保持する。
【0052】これにより、平板体4の回動作動と脚体5
の開閉作動とは、単に、平板体の開放端側を操作するだ
けで連動的に両者4,5が運動する、いわゆる、ワンタ
ッチで行なわれる。
の開閉作動とは、単に、平板体の開放端側を操作するだ
けで連動的に両者4,5が運動する、いわゆる、ワンタ
ッチで行なわれる。
【0053】また、この平板体4を基体1内へ収納する
ときには、平板体4の開放端側を下方へ押すと、移動体
3が縦ガイド2に沿って上がり、平板体4の一側部が上
昇するので、平板体4が、図6(c) に示す水平の状態か
ら回動して、図6(a) に示す垂直状態に移動する。
ときには、平板体4の開放端側を下方へ押すと、移動体
3が縦ガイド2に沿って上がり、平板体4の一側部が上
昇するので、平板体4が、図6(c) に示す水平の状態か
ら回動して、図6(a) に示す垂直状態に移動する。
【0054】このとき、脚体5は、移動体3と脚体5と
に連結した平行リンク24が回動して該脚体5を引くた
め、平板体4に対して略垂直となった脚体5は、その下
端部の転動部材11が基体1の略水平部1bを戻り方向へ転
動しつつ、起立状態から徐々傾倒し、ついには、図6
(a) に示すように、平板体4と平行状態に折り畳まる。
に連結した平行リンク24が回動して該脚体5を引くた
め、平板体4に対して略垂直となった脚体5は、その下
端部の転動部材11が基体1の略水平部1bを戻り方向へ転
動しつつ、起立状態から徐々傾倒し、ついには、図6
(a) に示すように、平板体4と平行状態に折り畳まる。
【0055】次に、図7においてAは、本発明実施例の
テーブル装置における第三の例を示すもので、この例は
平板体4が大型のものあるいは重量のあるものに適して
いるものであって、基体1と、縦ガイド2と、移動体3
と、平板体4と、脚体5と、平行リンク24と、第三リン
ク27とにより基本的に構成されるもので、このうち、基
体1と、縦ガイド2と、移動体3と、平板体4と、脚体
5と、平行リンク24とは、前記した第二実施例のものと
同様の構成からなるものであるため、その詳細な説明は
省略し、図においては第二実施例の構成と同様符号を付
すものであり、特徴とする点は、脚体5を連動的に開閉
させるためのより確実な手段として平行リンク24へ連結
される第三リンク27を採用した。
テーブル装置における第三の例を示すもので、この例は
平板体4が大型のものあるいは重量のあるものに適して
いるものであって、基体1と、縦ガイド2と、移動体3
と、平板体4と、脚体5と、平行リンク24と、第三リン
ク27とにより基本的に構成されるもので、このうち、基
体1と、縦ガイド2と、移動体3と、平板体4と、脚体
5と、平行リンク24とは、前記した第二実施例のものと
同様の構成からなるものであるため、その詳細な説明は
省略し、図においては第二実施例の構成と同様符号を付
すものであり、特徴とする点は、脚体5を連動的に開閉
させるためのより確実な手段として平行リンク24へ連結
される第三リンク27を採用した。
【0056】この第三リンク27は、平行リンク24の途中
へ、その一端を基体1の略垂直部1a側へ軸28により取り
付けた他端を軸29により回動自在に取り付けてある。
へ、その一端を基体1の略垂直部1a側へ軸28により取り
付けた他端を軸29により回動自在に取り付けてある。
【0057】この第三リンク27の平行リンク27と基体1
とへの連結により、脚体5の開閉動作が確実となると共
に、作用力も強化されるものであって、基本的作用は前
記第二実施例の場合と同様に行なわれる。
とへの連結により、脚体5の開閉動作が確実となると共
に、作用力も強化されるものであって、基本的作用は前
記第二実施例の場合と同様に行なわれる。
【0058】次に、図8においてAは、本発明実施例の
テーブル装置における第四の例を示すもので、この例
は、平板体4が小型から大型のものあるいは比較的重量
のあるものであっても採用し得るものであって、基体1
と、平板体4と、脚体5と、第一リンク6と、第二リン
ク7と、係止体33と受体34とからなる固定部材30とによ
り基本的に構成される。
テーブル装置における第四の例を示すもので、この例
は、平板体4が小型から大型のものあるいは比較的重量
のあるものであっても採用し得るものであって、基体1
と、平板体4と、脚体5と、第一リンク6と、第二リン
ク7と、係止体33と受体34とからなる固定部材30とによ
り基本的に構成される。
【0059】このうち、基体1と、平板体4と、脚体5
とは、前記した第一から第三実施例のものと同様の構成
からなるものであるため、その詳細な説明は省略し、図
においては第一実施例の構成と同様符号を付すものであ
り、特徴とする点は、この脚体5を連動的に開閉させる
ための手段として第一リンク6と第二リンク7とを採用
した。
とは、前記した第一から第三実施例のものと同様の構成
からなるものであるため、その詳細な説明は省略し、図
においては第一実施例の構成と同様符号を付すものであ
り、特徴とする点は、この脚体5を連動的に開閉させる
ための手段として第一リンク6と第二リンク7とを採用
した。
【0060】この第一リンク6は、一端を基体1の略垂
直部1aへ軸12により取り付け、他端を平板体4の下側に
設けたブラケット13へ軸14によりそれぞれが回動自在に
取り付けてある。
直部1aへ軸12により取り付け、他端を平板体4の下側に
設けたブラケット13へ軸14によりそれぞれが回動自在に
取り付けてある。
【0061】また、第二リンク7は、第一リンク6の途
中と脚体5の途中とへそれぞれ軸15, 16とにより回動自
在に連結してある。
中と脚体5の途中とへそれぞれ軸15, 16とにより回動自
在に連結してある。
【0062】前記した固定部材30における係止体33は、
第二リンク7において第一リンク6との接続側に延設し
てあって、図8(c) に示すように平板体4の略水平時
に、該平板体4の下部一側部に設けた受体34に係合する
ことで、平板体4の略水平位置を保持する。
第二リンク7において第一リンク6との接続側に延設し
てあって、図8(c) に示すように平板体4の略水平時
に、該平板体4の下部一側部に設けた受体34に係合する
ことで、平板体4の略水平位置を保持する。
【0063】したがって、平板体4が、図8(a) に示す
ように、略垂直部側1aの基体1内に収納されている状態
から、図8(c) に示すように、テーブル状に展開させる
ときは、平板体4の開放端側を引上げると、図8(b) に
示すように、該平板体4の一側部が降下する方向に回動
して、これに伴って、平板体4が垂直の状態から回動し
て水平状態に移動する。
ように、略垂直部側1aの基体1内に収納されている状態
から、図8(c) に示すように、テーブル状に展開させる
ときは、平板体4の開放端側を引上げると、図8(b) に
示すように、該平板体4の一側部が降下する方向に回動
して、これに伴って、平板体4が垂直の状態から回動し
て水平状態に移動する。
【0064】同時に、平板体4の回動運動と連動して、
平板体4下側の脚体5は、第一リンク6と第二リンク7
との回動により脚体5を押すため、平板体4と平行状態
に折り畳まった脚体5は、その下端部の転動部材11が基
体1の略水平部1bを転動しつつ、折り畳まれた状態から
徐々に起き上がり、ついには、平板体4に対して略直角
に起立して、図8(c) に示すように、該平板体4を水平
状態に保持する。
平板体4下側の脚体5は、第一リンク6と第二リンク7
との回動により脚体5を押すため、平板体4と平行状態
に折り畳まった脚体5は、その下端部の転動部材11が基
体1の略水平部1bを転動しつつ、折り畳まれた状態から
徐々に起き上がり、ついには、平板体4に対して略直角
に起立して、図8(c) に示すように、該平板体4を水平
状態に保持する。
【0065】これにより、平板体4の回動作動と脚体5
の開閉作動とは、単に、平板体の開放端側を操作するだ
けで連動的に両者4,5が運動する、いわゆる、ワンタ
ッチで行なわれる。
の開閉作動とは、単に、平板体の開放端側を操作するだ
けで連動的に両者4,5が運動する、いわゆる、ワンタ
ッチで行なわれる。
【0066】また、この平板体4を基体1内へ収納する
ときには、平板体4の開放端側を下方へ押すと、平板体
4の一側部が上昇するので、平板体4が、図8(c) に示
す水平の状態から回動して、図8(a) に示す垂直状態に
移動する。
ときには、平板体4の開放端側を下方へ押すと、平板体
4の一側部が上昇するので、平板体4が、図8(c) に示
す水平の状態から回動して、図8(a) に示す垂直状態に
移動する。
【0067】このとき、脚体5は、第一リンク6と第二
リンク7との回動により該脚体5を引くため、平板体4
に対して略垂直となった脚体5は、その下端部の転動部
材11が基体1の略水平部1bを戻り方向へ転動しつつ、起
立状態から徐々傾倒し、ついには、図8(a) に示すよう
に、平板体4と平行状態に折り畳まる。
リンク7との回動により該脚体5を引くため、平板体4
に対して略垂直となった脚体5は、その下端部の転動部
材11が基体1の略水平部1bを戻り方向へ転動しつつ、起
立状態から徐々傾倒し、ついには、図8(a) に示すよう
に、平板体4と平行状態に折り畳まる。
【0068】更に次に、前記した第四実施例の装置Aに
おいて、係止体33と受体34とよりなる平板体4の固定部
材30の他の各例を示すもので、基本的には平板体4の回
動を抑止させる構成のものであれば任意の手段が採用さ
れる。
おいて、係止体33と受体34とよりなる平板体4の固定部
材30の他の各例を示すもので、基本的には平板体4の回
動を抑止させる構成のものであれば任意の手段が採用さ
れる。
【0069】そして、例示的にその構成を挙げれば、平
板体4の略垂直位置から略水平位置への移動にあって、
図9(a) に示す場合は、平板体4が略水平位置に達した
ときに、その一側端部が、基体1における略垂直部1aに
付設した突起30に係合するようにしてあるもので、図示
してないが、これ平板体4と突起30との係合にあって
は、凹凸状等に噛み合うように設ければ、平板体4の前
後左右への移動が規制され安定性が増す。
板体4の略垂直位置から略水平位置への移動にあって、
図9(a) に示す場合は、平板体4が略水平位置に達した
ときに、その一側端部が、基体1における略垂直部1aに
付設した突起30に係合するようにしてあるもので、図示
してないが、これ平板体4と突起30との係合にあって
は、凹凸状等に噛み合うように設ければ、平板体4の前
後左右への移動が規制され安定性が増す。
【0070】なお、この固定部材30にあっては、図3に
示すような、固定手段17を配設することにより、平板体
4の略水平時の安定性を維持させるものである。
示すような、固定手段17を配設することにより、平板体
4の略水平時の安定性を維持させるものである。
【0071】また、図9(b) に示す場合は、前記した第
一および第二リンク6,7に干渉しないように設ける
か、平板体4が略水平位置に達したときに、第一および
第二リンク6,7に当接するようにそのいずれかの箇所
に配する。
一および第二リンク6,7に干渉しないように設ける
か、平板体4が略水平位置に達したときに、第一および
第二リンク6,7に当接するようにそのいずれかの箇所
に配する。
【0072】図3および図10〜11において40は補正手段
で、平板体4の回動時に、基体1の略水平部1bを転動す
る脚体の転動部材11が、その高さ方向に対して上下動し
て、その上昇時は、略水平部1bと転動部材11との間に空
間を生じ、下降時は、略水平部1bへの押圧力が掛かっ
て、脚体5およびこれに連結した各リンクへ負荷が掛か
り、安定した平板体4の回動運動を妨げる現象を補正す
る。
で、平板体4の回動時に、基体1の略水平部1bを転動す
る脚体の転動部材11が、その高さ方向に対して上下動し
て、その上昇時は、略水平部1bと転動部材11との間に空
間を生じ、下降時は、略水平部1bへの押圧力が掛かっ
て、脚体5およびこれに連結した各リンクへ負荷が掛か
り、安定した平板体4の回動運動を妨げる現象を補正す
る。
【0073】そして、その構成は、移動体3の上部へ取
付部材41を支軸9により回動自在に枢着し、この取付部
材41を平板体4の一側端部に固着した摺動ガイド42へ移
動自在に挿嵌してある。
付部材41を支軸9により回動自在に枢着し、この取付部
材41を平板体4の一側端部に固着した摺動ガイド42へ移
動自在に挿嵌してある。
【0074】したがって、平板体4の回動に伴う脚体5
の転動部材11の上下動を、平板体4が取付部材41へ進退
することで、取付軸10を中心として脚体5が回動し、略
水平部1b面に転動部材11が追従することができるもので
あり、この略水平部1bに凹凸状の曲面を有する場合であ
っても、転動部材11は確実に接地し、平板体4を支承す
ることができる。
の転動部材11の上下動を、平板体4が取付部材41へ進退
することで、取付軸10を中心として脚体5が回動し、略
水平部1b面に転動部材11が追従することができるもので
あり、この略水平部1bに凹凸状の曲面を有する場合であ
っても、転動部材11は確実に接地し、平板体4を支承す
ることができる。
【0075】また、取付部材41と摺動ガイド42とには、
該摺動ガイド42に穿設した長孔43に係合する突起44とか
らなる移動規制手段が設けられていて、取付部材41から
の平板体4の抜け止めと平板体4の基体1側への妄動を
防止する。
該摺動ガイド42に穿設した長孔43に係合する突起44とか
らなる移動規制手段が設けられていて、取付部材41から
の平板体4の抜け止めと平板体4の基体1側への妄動を
防止する。
【0076】なお、図3および図10〜11において45は、
前記した補正手段40に付設した緩衝手段で、取付部材41
に挿嵌した平板体4の進退運動に一定の加圧力を与え
て、その動きを緩慢化させることで、平板体4を大型化
かつ大重量に形成しても回動運動が緩やかで規制されつ
つ移動でき、平板体4の急激の動きによる装置Aの損傷
および操作者への危害を防止する。
前記した補正手段40に付設した緩衝手段で、取付部材41
に挿嵌した平板体4の進退運動に一定の加圧力を与え
て、その動きを緩慢化させることで、平板体4を大型化
かつ大重量に形成しても回動運動が緩やかで規制されつ
つ移動でき、平板体4の急激の動きによる装置Aの損傷
および操作者への危害を防止する。
【0077】そして、その構成は、エアや油等の流体圧
を利用したダンパー機構が採用されるもので、例えば、
取付部材41に固着した取付片46へエアシリンダ47のロッ
ド48を接続してあって、エアシリンダ47内に封入したこ
のエア圧によって緩衝作用を行なう。
を利用したダンパー機構が採用されるもので、例えば、
取付部材41に固着した取付片46へエアシリンダ47のロッ
ド48を接続してあって、エアシリンダ47内に封入したこ
のエア圧によって緩衝作用を行なう。
【0078】なお、前記した補正手段40および緩衝手段
45は、転動部材11の安定的な接地や平板体4の回動運
動、あるいは、所定の緩衝作用が得られれば、移動体3
への平板体4の取付部以外の箇所においても採用するこ
とができるもので、例えば、脚体5や各リンク6,7,
24,27,30の軸着部やこれらリンク6,7,24,27,30
の途中に配設することができる。
45は、転動部材11の安定的な接地や平板体4の回動運
動、あるいは、所定の緩衝作用が得られれば、移動体3
への平板体4の取付部以外の箇所においても採用するこ
とができるもので、例えば、脚体5や各リンク6,7,
24,27,30の軸着部やこれらリンク6,7,24,27,30
の途中に配設することができる。
【0079】図12において50は、平板体4を自動開閉す
る駆動手段で、縦ガイド2と平行して設けた螺軸51へ、
移動体3の一側部に突設しためねじ駒52を螺合して、こ
の螺軸51の一端部に減速機付きモータ53を連結すること
により、無人により遠隔操作が行えるもので、この場
合、前記した緩衝手段45は省略できる。
る駆動手段で、縦ガイド2と平行して設けた螺軸51へ、
移動体3の一側部に突設しためねじ駒52を螺合して、こ
の螺軸51の一端部に減速機付きモータ53を連結すること
により、無人により遠隔操作が行えるもので、この場
合、前記した緩衝手段45は省略できる。
【0080】次に、図14〜図16においてAは、本発明実
施例のテーブル装置における第五の例を示すもので、基
体1と、平板体4と、脚体5と、第一中間リンク60と、
第二中間リンク61と、上リンク62と、下リンク63とによ
り基本的に構成される。
施例のテーブル装置における第五の例を示すもので、基
体1と、平板体4と、脚体5と、第一中間リンク60と、
第二中間リンク61と、上リンク62と、下リンク63とによ
り基本的に構成される。
【0081】このうち、基体1と、平板体4と、脚体5
とは、前記した第一から第四実施例のものと同様の構成
からなるものであるため、その詳細な説明は省略し、図
においては第一実施例の構成と同様符号を付すものであ
り、特徴とする点は、平板体4とこの脚体5を連動的に
開閉させるための手段として、第一中間リンク60,第二
中間リンク61,上リンク62,下リンク63とを採用した。
とは、前記した第一から第四実施例のものと同様の構成
からなるものであるため、その詳細な説明は省略し、図
においては第一実施例の構成と同様符号を付すものであ
り、特徴とする点は、平板体4とこの脚体5を連動的に
開閉させるための手段として、第一中間リンク60,第二
中間リンク61,上リンク62,下リンク63とを採用した。
【0082】この第一中間リンク60は、一端を平板体4
の下側へ、その長さ方向へ平行に取り付けた一対の支承
杆64を介して軸65により回動自在に垂下させてあって、
この垂下させた第一中間リンク60の他端に、軸66により
回動自在に第二中間リンク61の一端部を連結し、この第
二中間リンク61の他端部を脚体5の下部において軸16に
より結合することで、平板体4(支承杆64)と脚体4と
第一および第二中間リンク60, 61とにより平行リンクが
形成されるようにしてある。
の下側へ、その長さ方向へ平行に取り付けた一対の支承
杆64を介して軸65により回動自在に垂下させてあって、
この垂下させた第一中間リンク60の他端に、軸66により
回動自在に第二中間リンク61の一端部を連結し、この第
二中間リンク61の他端部を脚体5の下部において軸16に
より結合することで、平板体4(支承杆64)と脚体4と
第一および第二中間リンク60, 61とにより平行リンクが
形成されるようにしてある。
【0083】また、支承杆64の後端部には軸65により上
リンク62の一端部を取り付け、この他端部を軸67により
基体1における略垂直部1aへ回動自在に連結してある。
リンク62の一端部を取り付け、この他端部を軸67により
基体1における略垂直部1aへ回動自在に連結してある。
【0084】そして、この上リンク62と同長に形成した
下リンク63の一端部を、第一および第二中間リンク60,
61を結合した軸66において連結し、下リンク63の他端部
を基体1における略水平部1aへ回動自在に軸68により連
結してあって、第一中間リンク60と上および下リンク6
2, 63と略垂直部1aとにより平行リンクが形成されるよ
うにしてある。
下リンク63の一端部を、第一および第二中間リンク60,
61を結合した軸66において連結し、下リンク63の他端部
を基体1における略水平部1aへ回動自在に軸68により連
結してあって、第一中間リンク60と上および下リンク6
2, 63と略垂直部1aとにより平行リンクが形成されるよ
うにしてある。
【0085】したがって、平板体4が、図15(a) に示す
ように、略垂直部側1aの基体1へ沿って垂直に収納され
ている状態から、図15(c) に示すように、テーブル状に
展開させるときは、平板体4の開放端側を引上げると、
図15(b) に示すように、該平板体4の一側部が降下する
方向に回動して、これに伴って、平板体4が垂直の状態
から回動して水平状態に移動する。
ように、略垂直部側1aの基体1へ沿って垂直に収納され
ている状態から、図15(c) に示すように、テーブル状に
展開させるときは、平板体4の開放端側を引上げると、
図15(b) に示すように、該平板体4の一側部が降下する
方向に回動して、これに伴って、平板体4が垂直の状態
から回動して水平状態に移動する。
【0086】同時に、平板体4の回動運動と連動して、
平板体4下側の脚体5は、第一および第二中間リンク6
0, 61と下リンク63との回動により脚体5を押すため、
平板体4と平行状態に折り畳まった脚体5は、その下端
部の転動部材11が基体1の略水平部1bを転動して、図15
(c) に示すように、該平板体4と垂直でこの平板体4を
水平状態に保持する。
平板体4下側の脚体5は、第一および第二中間リンク6
0, 61と下リンク63との回動により脚体5を押すため、
平板体4と平行状態に折り畳まった脚体5は、その下端
部の転動部材11が基体1の略水平部1bを転動して、図15
(c) に示すように、該平板体4と垂直でこの平板体4を
水平状態に保持する。
【0087】これにより、平板体4の回動作動と脚体5
の開閉作動とは、単に、平板体の開放端側を操作するだ
けで連動的に両者4,5が運動する、いわゆる、ワンタ
ッチで行なわれる。
の開閉作動とは、単に、平板体の開放端側を操作するだ
けで連動的に両者4,5が運動する、いわゆる、ワンタ
ッチで行なわれる。
【0088】また、この平板体4を基体1の略垂直部1a
へ平行に沿わせた収納を行なうときには、平板体4の開
放端側を下方へ押すと、平板体4の一側部が上昇するの
で、平板体4が、図15(c) に示す水平の状態から回動し
て、図15(a) に示す垂直状態に移動する。
へ平行に沿わせた収納を行なうときには、平板体4の開
放端側を下方へ押すと、平板体4の一側部が上昇するの
で、平板体4が、図15(c) に示す水平の状態から回動し
て、図15(a) に示す垂直状態に移動する。
【0089】このとき、脚体5は、第一および第二中間
リンク60, 61と下リンク63との回動により該脚体5を引
くため、平板体4に対して略垂直となった脚体5は、そ
の下端部の転動部材11が基体1の略水平部1bを戻り方向
へ転動して、図15(a) に示すように、平板体4と平行状
態に折り畳まる。
リンク60, 61と下リンク63との回動により該脚体5を引
くため、平板体4に対して略垂直となった脚体5は、そ
の下端部の転動部材11が基体1の略水平部1bを戻り方向
へ転動して、図15(a) に示すように、平板体4と平行状
態に折り畳まる。
【0090】なお、前記した脚体5は、平板体4の長さ
方向に対して、その前側または側部に物品等を差し入れ
たり取り出しすることができる収容部70を設けた収納容
体を用いることができるもので、図16に示すように、所
定の方形状(物品が収納し得る形状であれば任意の形状
が選定し得る。)に形成して、引き出し式か開き戸を取
り付けたりすることもある。
方向に対して、その前側または側部に物品等を差し入れ
たり取り出しすることができる収容部70を設けた収納容
体を用いることができるもので、図16に示すように、所
定の方形状(物品が収納し得る形状であれば任意の形状
が選定し得る。)に形成して、引き出し式か開き戸を取
り付けたりすることもある。
【0091】また、基体1における略垂直部1aは、図16
に示すように、複数の棚を形成することによりデッドス
ペースを有効利用することができる。
に示すように、複数の棚を形成することによりデッドス
ペースを有効利用することができる。
【0092】更に、図17において17は、平板体4の開放
時に該平板体4の妄動を防止する固定手段で、平板体4
の内端面に取り付けた支持片80の先端部に、基体1の略
垂直部1aに固着した受ピン81へ係合する掛鈎82を設け、
また、支持片80に掛鈎82が受ピン81の上部に係合したと
き、バネ83により常時開放側に付勢されていて、該受ピ
ン81の下側に当接するストッパー84を軸85支してある。
時に該平板体4の妄動を防止する固定手段で、平板体4
の内端面に取り付けた支持片80の先端部に、基体1の略
垂直部1aに固着した受ピン81へ係合する掛鈎82を設け、
また、支持片80に掛鈎82が受ピン81の上部に係合したと
き、バネ83により常時開放側に付勢されていて、該受ピ
ン81の下側に当接するストッパー84を軸85支してある。
【0093】そして、この支持片80に取り付けてストッ
パー84が受ピン81に当接しているとき、該ストッパー84
に係合してバネ83による回動を規制する操作片86をバネ
87によりストッパー84に付勢されるように軸88支してあ
る。
パー84が受ピン81に当接しているとき、該ストッパー84
に係合してバネ83による回動を規制する操作片86をバネ
87によりストッパー84に付勢されるように軸88支してあ
る。
【0094】更に、この操作片86をワイヤー等の操作索
19を介して平板体4の外端下側に設けた引き手20の操作
により回動させることでストッパー84との係合が外れ
る。
19を介して平板体4の外端下側に設けた引き手20の操作
により回動させることでストッパー84との係合が外れ
る。
【0095】なお、この固定手段17の施錠にあっては、
平板体4を略水平位置に移動させると、ストッパー84の
上顎が、図17(b) に示すように、受ピン81に当り、更に
平板体4が水平方向へ移動すると、受ピン81がバネ83の
抗して回動するので、このストッパー84の下顎が受ピン
81に当接するとき、操作片86がストッパー84に係合し
て、該ストッパー84の回動を規制することで平板体4が
固定される。
平板体4を略水平位置に移動させると、ストッパー84の
上顎が、図17(b) に示すように、受ピン81に当り、更に
平板体4が水平方向へ移動すると、受ピン81がバネ83の
抗して回動するので、このストッパー84の下顎が受ピン
81に当接するとき、操作片86がストッパー84に係合し
て、該ストッパー84の回動を規制することで平板体4が
固定される。
【0096】また、図18において90は、平板体4が基体
1における略垂直部1aに沿って収納されたとき、該平板
体4の妄動を防止する固定手段で、基体1の略垂直部1a
に上下方向へ移動調整可能に当接面が円弧状となる受部
材91を取り付け、平板体4の収納時に、前記した支持片
80の一側部に取り付けたコロ等の転動子92が受部材91に
沿って移動して両者91, 92が当接することで平板体4の
固定がなされる。
1における略垂直部1aに沿って収納されたとき、該平板
体4の妄動を防止する固定手段で、基体1の略垂直部1a
に上下方向へ移動調整可能に当接面が円弧状となる受部
材91を取り付け、平板体4の収納時に、前記した支持片
80の一側部に取り付けたコロ等の転動子92が受部材91に
沿って移動して両者91, 92が当接することで平板体4の
固定がなされる。
【0097】更にこの固定手段90は、図19に示すよう
に、基体1における略垂直部1aにへ軸93により回動自在
に取り付けた略への字片91も採用し得るもので、仮想線
の状態において矢印に示す方向から移動してくる平板体
の転動子92を受けて押されることにより、実線で示す位
置まで変動して平板体4が略垂直部1aに納まり、また、
この平板体4の固定がなされるもので、図18および図19
のいずれの場合においても、脚体5の転動部材11は略水
平部1b面より浮上している。
に、基体1における略垂直部1aにへ軸93により回動自在
に取り付けた略への字片91も採用し得るもので、仮想線
の状態において矢印に示す方向から移動してくる平板体
の転動子92を受けて押されることにより、実線で示す位
置まで変動して平板体4が略垂直部1aに納まり、また、
この平板体4の固定がなされるもので、図18および図19
のいずれの場合においても、脚体5の転動部材11は略水
平部1b面より浮上している。
【0098】また、図14において95, 95は、基体1にお
ける略垂直部1aと略水平部1bとに設けた水平レールで、
平板体4を収納した状態でテーブル装置A全体を左右方
向へ移動自在とさせるものである。
ける略垂直部1aと略水平部1bとに設けた水平レールで、
平板体4を収納した状態でテーブル装置A全体を左右方
向へ移動自在とさせるものである。
【0099】そして、C形チャンネル状に形成した上の
水平レール95内へ、基体1における枠状に形成した略垂
直部1aの上縁部に突設させたコロ97を係合してあり、ア
ングル状に形成した下の水平レール96上へ、前記した略
垂直部1aの下縁部に付設した回転子98を係合させること
により移動可能となるもので、テーブル装置Aの使用に
あって、任意の使用場所が選定でき、略垂直部1aの背部
略全面に収納棚を設けた場合に、テーブル装置Aが任意
に移動できることで、収納棚からの取り出しがどの位置
からも行なえる。
水平レール95内へ、基体1における枠状に形成した略垂
直部1aの上縁部に突設させたコロ97を係合してあり、ア
ングル状に形成した下の水平レール96上へ、前記した略
垂直部1aの下縁部に付設した回転子98を係合させること
により移動可能となるもので、テーブル装置Aの使用に
あって、任意の使用場所が選定でき、略垂直部1aの背部
略全面に収納棚を設けた場合に、テーブル装置Aが任意
に移動できることで、収納棚からの取り出しがどの位置
からも行なえる。
【0100】
【発明の効果】前述したように本発明のテーブル装置の
開閉方法およびテーブル装置は、平板体と脚体とが連動
的に操作されるので、人手で操作するとき、操作者の一
動作でその開閉運動を行うことができて、操作性を大幅
に向上させることができると共に、平板体の回動に伴っ
て、脚体も基体に接地して該平板体を支承しつつ繰り出
されるので、回動のどの位置にあっても、平板体のその
位置を保持することができるため、操作者は開閉動作の
途中において手を離すあるいは力を緩めることができる
から、誤動作による平板体の妄動を防止できて安全性が
確保できる。
開閉方法およびテーブル装置は、平板体と脚体とが連動
的に操作されるので、人手で操作するとき、操作者の一
動作でその開閉運動を行うことができて、操作性を大幅
に向上させることができると共に、平板体の回動に伴っ
て、脚体も基体に接地して該平板体を支承しつつ繰り出
されるので、回動のどの位置にあっても、平板体のその
位置を保持することができるため、操作者は開閉動作の
途中において手を離すあるいは力を緩めることができる
から、誤動作による平板体の妄動を防止できて安全性が
確保できる。
【0101】また、脚体が常に平板体の荷重を支承させ
るため、該平板体の大型化による重量の増大、あるい
は、平板体の形状変化に対して任意に選定し得るもの
で、テーブル装置の室内装飾的価値が高騰する。
るため、該平板体の大型化による重量の増大、あるい
は、平板体の形状変化に対して任意に選定し得るもの
で、テーブル装置の室内装飾的価値が高騰する。
【0102】更に、平板体の大きさや形状変化に応じ
て、該平板体および脚体に連結するリンク構成を変え
て、平板体に見合うテーブル装置の製作が行える。
て、該平板体および脚体に連結するリンク構成を変え
て、平板体に見合うテーブル装置の製作が行える。
【0103】そして、平板体,脚体や各リンクの軸着部
あるいは各リンクの途中におけるそのいずれかに、脚体
の下端部が略水平部の基体へ接地させる補正手段を付設
することにより、平板体の円滑な回動運動と、脚体下端
部の確実な基体への接地がなされて、平板体の略水平状
態を安定的に保持させることができる。等の格別な効果
を奏するものである。
あるいは各リンクの途中におけるそのいずれかに、脚体
の下端部が略水平部の基体へ接地させる補正手段を付設
することにより、平板体の円滑な回動運動と、脚体下端
部の確実な基体への接地がなされて、平板体の略水平状
態を安定的に保持させることができる。等の格別な効果
を奏するものである。
【図1】本発明に関する方法を採用したテーブル装置の
第一実施例を示す一部を破断した正面図である。
第一実施例を示す一部を破断した正面図である。
【図2】図1における縦断側面図である。
【図3】図1における平板体が略水平状となった状態の
示す側面図である。
示す側面図である。
【図4】図1における平板体の形状の他の変形例を示す
正面図である。
正面図である。
【図5】図1における装置の作動状態を示す説明図であ
る。
る。
【図6】本発明に関する方法を採用したテーブル装置の
第二実施例を示す作動状態の説明図である。
第二実施例を示す作動状態の説明図である。
【図7】本発明に関する方法を採用したテーブル装置の
第三実施例を示す作動状態の説明図である。
第三実施例を示す作動状態の説明図である。
【図8】本発明に関する方法を採用したテーブル装置の
第四実施例を示す作動状態の説明図である。
第四実施例を示す作動状態の説明図である。
【図9】図8においてテーブル装置における平板体の固
定部材の他の各例を示す説明図である。
定部材の他の各例を示す説明図である。
【図10】図1における補正手段の要部を示す側面図で
ある。
ある。
【図11】図10における断面図である。
【図12】図1における装置において作動を電動式とし
た例を示す一部を破断した正面図である。
た例を示す一部を破断した正面図である。
【図13】図1における装置において縦ガイドの他の例
を示す一部を破断した正面図である。
を示す一部を破断した正面図である。
【図14】本発明に関する方法を採用したテーブル装置
の第五の実施例を示す斜視図である。
の第五の実施例を示す斜視図である。
【図15】図14における作動状態を示す説明図であ
る。
る。
【図16】図14における他の例を示す作動状態を示す
説明図である。
説明図である。
【図17】本発明に関するテーブル装置における平板体
の開放時の固定手段を示す要部の断面図である。
の開放時の固定手段を示す要部の断面図である。
【図18】本発明に関するテーブル装置における平板体
の収納時の固定手段を示す要部の説明図である。
の収納時の固定手段を示す要部の説明図である。
【図19】図18における他の変形例を示す要部の説明
図である。
図である。
1a 略垂直部 1b 略水平部 1 基体 2 縦ガイド 3 移動体 4 平板体 5 脚体 6 第一リンク 7 第二リンク A テーブル装置 24 平行リンク 27 第三リンク 30 固定部材 40 補正手段 60 第一中間リンク 61 第二中間リング 62 上リンク 63 下リンク 70 収容部
Claims (9)
- 【請求項1】 平板体が略垂直状態と略水平状態とに位
置し、略水平時に、脚体により平板体を支承するテーブ
ル装置にあって、平板体の一側端が昇降して平板体が回
動し、この回動動作に同調して脚体に連結したリンクの
連動運動により、該脚体を開閉させることを特徴とする
テーブル装置の開閉方法。 - 【請求項2】 略垂直部と略水平部を有する基体と、こ
の基体の略垂直部に設けた縦ガイドと、該縦ガイドへ昇
降自在に係合させた移動体と、この移動体へその一側部
を回動自在に枢着して他側部を開放させた平板体と、該
平板体の下側へ起伏自在に軸着して基体の略水平部をそ
の下端が移動する脚体と、一端を前記基体へ軸着し他端
を前記平板体の下側へ軸着した回動自在の第一リンク
と、一端をこの第一リンクの途中に軸着し他端を前記脚
体へ軸着して折り畳み自在とした第二リンクとを備えさ
せたことを特徴とするテーブル装置。 - 【請求項3】 略垂直部と略水平部を有する基体と、こ
の基体の略垂直部に設けた縦ガイドと、該縦ガイドへ昇
降自在に係合させた移動体と、この移動体へその一側部
を回動自在に枢着して他側部を開放させた平板体と、該
平板体の下側へ起伏自在に軸着した基体の略水平部をそ
の下端が移動する脚体と、前記移動体と前記脚体とへそ
れぞれ軸着して前記平板体と平行する回動自在の平行リ
ンクとを備えさせたことを特徴とするテーブル装置。 - 【請求項4】 略垂直部と略水平部を有する基体と、こ
の基体の略垂直部に設けた縦ガイドと、該縦ガイドへ昇
降自在に係合させた移動体と、この移動体へその一側部
を回動自在に枢着して他側部を開放させた平板体と、該
平板体の下側へ起伏自在に軸着した基体の略水平部をそ
の下端が移動する脚体と、前記移動体と前記脚体とへそ
れぞれ軸着して前記平板体と平行する回動自在の平行リ
ンクと、一端を前記基体へ軸着し他端を前記平行リンク
の途中に軸着した回動自在の第三リンクとを備えさせた
ことを特徴とするテーブル装置。 - 【請求項5】 略垂直部と略水平部を有する基体と、こ
の基体に対する略垂直位置と略水平位置とを移動する平
板体と、該平板体の下側へ起伏自在に軸着した基体の略
水平部をその下端が移動する脚体と、一端を前記基体へ
軸着し他端をこの平板体の下側へ軸着した回動自在の第
一リンクと、該第一リンクと前記脚体とへそれぞれ軸着
した回動自在の第二リンクと、前記平板体の回動を抑止
する固定部材とを備えさせたことを特徴とするテーブル
装置。 - 【請求項6】 略垂直部と略水平部を有する基体と、こ
の基体に対する略垂直位置と略水平位置とを移動する平
板体と、該平板体の下側へ起伏自在に軸着した基体の略
水平部をその下端が移動する脚体と、一端を前記基体へ
軸着し他端をこの平板体の下側へ軸着した回動自在の第
一リンクと、該第一リンクと前記脚体とへそれぞれ軸着
した回動自在の第二リンクと、この第二リンクの前記第
一リンク側に延設した係止体と、前記平板体の下部一側
部に設けて前記係止体が係合し、平板体の略水平位置を
保持する受体とを備えさせたことを特徴とするテーブル
装置。 - 【請求項7】 平板体,脚体,各リンクの軸着部や各リ
ンクの途中におけるそのいずれかに、脚体の下端部が略
水平部の基体へ接地させる補正手段を付設したことを特
徴とする請求項2,3,4,5または6記載のテーブル
装置。 - 【請求項8】 略垂直部と略水平部を有する基体と、こ
の基体に対する略垂直位置と略水平位置とを移動する平
板体と、該平板体の下側へ起伏自在に軸着して基体の略
水平部をその下端が移動する脚体と、この脚体と前記平
板体とによる対辺となるように、平板体の下側および脚
体へそれぞれ回動自在に軸着して、互いにその端部が軸
着された第一中間リンクおよび第二中間リンクと、前記
第一中間リンクの平板体の軸着部に一端部を軸着し、他
端部を前記基体の略水平部へ軸着した回動自在の上リン
クと、該上リンクと対辺となるように、第一中間リンク
の他端軸着部へ一端部を軸着し、他端部を前記基体の略
水平部へ軸着した回動自在の下リンクとを備えさせたこ
とを特徴とするテーブル装置。 - 【請求項9】 脚体は、その前側または側部に物品等の
収容部を設けた収納容体であることを特徴とする請求項
2,3,4,5,6または8記載のテーブル装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015895A JPH08361A (ja) | 1994-04-21 | 1995-02-08 | テーブル装置の開閉方法およびテーブル装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8212594 | 1994-04-21 | ||
JP6-82125 | 1994-04-21 | ||
JP2015895A JPH08361A (ja) | 1994-04-21 | 1995-02-08 | テーブル装置の開閉方法およびテーブル装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08361A true JPH08361A (ja) | 1996-01-09 |
Family
ID=26357068
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015895A Pending JPH08361A (ja) | 1994-04-21 | 1995-02-08 | テーブル装置の開閉方法およびテーブル装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08361A (ja) |
-
1995
- 1995-02-08 JP JP2015895A patent/JPH08361A/ja active Pending
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