JPH0835861A - データロガー装置 - Google Patents

データロガー装置

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JPH0835861A
JPH0835861A JP6171304A JP17130494A JPH0835861A JP H0835861 A JPH0835861 A JP H0835861A JP 6171304 A JP6171304 A JP 6171304A JP 17130494 A JP17130494 A JP 17130494A JP H0835861 A JPH0835861 A JP H0835861A
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JP6171304A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Wada
一博 和田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 不特定の者によりデータが安易に修正されて
しまうことのない、蓄積されたデータを保存する際の安
全性を向上させたデータロガー装置を得る。 【構成】 キー入力手段から入力されたパスワードが、
データ修正を行う権利を有するオペレータに与えられた
パスワードであると判定されたときに限り、修正手段に
よる帳票のデータ修正を可能にする制御手段を備えたデ
ータロガー装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、たとえばプラントな
どの外部装置からの計測データおよび状態データを収集
し蓄積して日報、月報などの帳票を作成するデータロガ
ー装置に関し、特に手入力によるデータ修正機能を備え
るデータロガー装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりプラントなどの外部装置からの
計測データおよび状態データなどを収集するデータロガ
ー装置があるが、このデータロガー装置は前記計測デー
タおよび状態データなどを収集した後に記録してデータ
を処理し、日報、月報、および操作記録などの帳票の作
成を行うことを目的とするものである。図7は、この従
来のデータロガー装置の構成を示すブロック図である。
図において1は図示していないプラントなどの外部装置
からの計測データおよび状態データを収集して編集する
コントローラ、2はコントローラ1とデータロガー装置
3とを接続して通信を行うための通信バス、4はデータ
ロガー装置3にデータの修正などを指示するためのキー
入力装置、5は前記外部装置からのデータを表示するC
RTなどの表示装置、6は帳票を印字するプリンタ等の
印字装置、7はデータロガー装置3の内部にあってコン
トローラ1から出力されたデータの加工、蓄積を行うデ
ータ加工蓄積部、8はデータ加工蓄積部7から出力され
たデータを表示装置5に表示するための処理を行うデー
タ表示処理部、9は同じくデータ加工蓄積部7から出力
されたデータを印字装置6に印字するための処理を行う
データ印字処理部である。
【0003】次に動作について説明する。外部出力装置
から出力されてコントローラ1にて収集されて編集され
た計測データおよび状態データは、通信バス2を介して
データロガー装置3に出力され、データ加工蓄積部7に
蓄積される。このデータは、データ表示処理部8へ出力
されて表示に必要な処理が行われた後に表示装置5へ出
力されて表示される。また、同様にデータ印字処理部9
へ出力されて印字に必要な処理が行われた後に印字装置
6へ出力されて帳票として印字される。
【0004】またデータの修正等を行う場合は、キー入
力装置4に必要な指示を入力することによりデータ加工
蓄積部7に蓄積されたデータを修正することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のデータロガー装
置は以上のように構成されているので、データの修正に
ついては操作を覚えることにより誰にでもデータ修正が
容易に出来、不慣れなオペレータの操作ミスなどにより
修正したくない重要なデータが変更されてしまうなどの
問題点があった。
【0006】また、データの修正についての履歴が残ら
ないために、何時、誰が、どのデータを変更したかを知
ることができないなどの問題点もあった。
【0007】請求項1の発明は上記のような問題点を解
消するためになされたもので、データの修正を行う権利
を有するオペレータに限りデータの修正操作を行うこと
を可能にすることで、データが不特定の者により安易に
修正されてしまうことを防止し、蓄積されたデータを保
存する際の安全性を向上させたデータロガー装置を得る
ことを目的とする。
【0008】請求項2の発明は、オペレータのデータ修
正を行う権利についての優先順位によりデータ修正の実
行の可否を決定することで、優先順位の高いオペレータ
により修正されたデータが安易に再修正されてしまうこ
とを防止し、蓄積されたデータを保存する際の安全性を
向上させたデータロガー装置を得ることを目的とする。
【0009】請求項3の発明は、データの修正を行う際
のパスワードなどの入力操作をICカードを用いること
で容易にして操作性を向上させると共に、不特定の者に
よりデータが安易に修正されることを防止し、蓄積され
たデータを保存する際の安全性を向上させたデータロガ
ー装置を得ることを目的とする。
【0010】請求項4の発明は、データ修正を行う権利
を有する不特定のオペレータによりデータが安易に修正
されることを防止し、蓄積されたデータを保存する際の
安全性を向上させると共に、データの修正を行う際のパ
スワードなどの入力操作をICカードを用いることで容
易にして、操作性を向上させたデータロガー装置を得る
ことを目的とする。
【0011】請求項5の発明は、データの修正について
の履歴を容易に知ることのできるデータロガー装置を得
ることを目的とする。
【0012】請求項6の発明は、データの修正について
の履歴を印字された内容を基に容易に知ることのできる
データロガー装置を得ることを目的とする。
【0013】請求項7の発明は、データの修正について
の履歴をディスプレイに表示された内容を基に容易に知
ることのできるデータロガー装置を得ることを目的とす
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係るデ
ータロガー装置は、キー入力装置により入力された修正
データにより帳票のデータを修正する修正手段と、デー
タ修正を行う権利を有するオペレータに与えられたパス
ワード情報を記憶するパスワード記憶手段と、該パスワ
ード記憶手段に記憶されたパスワード情報を基に前記キ
ー入力装置により入力されたパスワードがデータ修正を
行う権利を有するオペレータに与えられたパスワードで
あるか否かを判定するパスワード判定手段と、該パスワ
ード判定手段により前記キー入力装置から入力されたパ
スワードが前記データ修正を行う権利を有するオペレー
タに与えられたパスワードであると判定されたときに限
り前記修正手段による前記帳票のデータの修正を可能に
する制御手段とを備えたものである。
【0015】請求項2の発明に係るデータロガー装置
は、データ修正を行う権利を有するオペレータに与えら
れたパスワード情報と、前記オペレータ毎に付されたデ
ータ修正を行う権利についての優先順位情報とが少なく
とも記憶されたパスワード記憶手段と、キー入力装置か
ら入力されたパスワードがデータ修正を行う権利を有す
るオペレータに与えられたパスワードであると共に、前
記オペレータ毎に付された優先順位が、該当するデータ
について過去にデータ修正を行ったオペレータに付され
た優先順位よりも上位である場合に限り、前記帳票のデ
ータの修正を可能にする制御手段とを備えたものであ
る。
【0016】請求項3の発明に係るデータロガー装置
は、パスワード記憶手段に登録されたパスワード情報を
基に、オペレータのパスワードと前記オペレータの個人
名などの情報を記憶したICカードからカード読み取り
手段により読み出された前記パスワードが、データ修正
を行う権利を有するオペレータに与えられたパスワード
であることをパスワード判定手段が判定したときに限
り、データの修正を可能にする制御手段を備えたもので
ある。
【0017】請求項4の発明に係るデータロガー装置
は、データ修正を行う権利を有するオペレータに与えら
れたパスワード情報と前記オペレータ毎に付されたデー
タ修正を行う権利についての優先順位とが少なくとも記
憶されたパスワード記憶手段と、カード読み取り手段に
よりICカードから読み出されたパスワードが、データ
修正を行う権利を有するオペレータに与えられたパスワ
ードであると共に、前記オペレータに付された優先順位
が、該当する帳票のデータについて過去にデータ修正を
行ったオペレータに付された優先順位よりも上位である
場合に限り、修正手段による前記帳票のデータの修正を
可能にする制御手段とを備えたものである。
【0018】請求項5の発明に係るデータロガー装置
は、帳票のデータの修正が行われたときにその修正され
たデータの識別情報やデータ値、データの修正を行った
オペレータ名などの情報を履歴データとして保存する履
歴データ保存手段と、該履歴データ保存手段により保存
された履歴データを出力する履歴データ出力手段とを備
えたものである。
【0019】請求項6の発明に係るデータロガー装置
は、帳票のデータの修正が行われたときにその修正され
たデータの識別情報やデータ値、データの修正を行った
オペレータ名などの履歴データを印字装置により印字し
て出力する履歴データ出力手段を備えたものである。
【0020】請求項7の発明に係るデータロガー装置
は、帳票のデータの修正が行われたときにその修正され
たデータの識別情報やデータ値、データの修正を行った
オペレータ名などの履歴データをディスプレイに表示し
て出力する履歴データ出力手段を備えたものである。
【0021】
【作用】請求項1の発明におけるデータロガー装置は、
キー入力装置により入力されたパスワードがデータ修正
を行う権利を有するオペレータに与えられたパスワード
であるときに限り帳票のデータの修正を可能にし、デー
タが不特定の者により安易に修正されることを防止し、
蓄積されたデータを保存する際の安全性を向上させる。
【0022】請求項2の発明におけるデータロガー装置
は、キー入力装置から入力されたパスワードがデータ修
正を行う権利を有するオペレータに与えられたパスワー
ドであると共に、前記オペレータに付された優先順位
が、該当するデータについて過去にデータ修正を行った
オペレータに付された優先順位よりも上位である場合に
限り帳票のデータの修正を可能にし、データが不特定の
オペレータにより安易に修正されてしまうことを防止
し、蓄積されたデータを保存する際の安全性を向上させ
る。
【0023】請求項3の発明におけるデータロガー装置
は、ICカードからパスワードとオペレータの個人名な
どの情報を読み出し、データの修正を行う際のパスワー
ドなどの入力操作を容易にし操作性の向上を実現し、ま
た制御手段は、前記ICカードから読み出された前記パ
スワードがデータ修正を行う権利を有するオペレータに
与えられたパスワードであるときに限り帳票のデータの
修正を可能にし、不特定の者による安易なデータ修正を
防止して、蓄積されたデータを保存する際の安全性の向
上を実現する。
【0024】請求項4の発明におけるデータロガー装置
は、ICカードから読み出されたパスワードがデータ修
正を行う権利を有するオペレータに与えられたパスワー
ドであると共に、前記オペレータに付された優先順位
が、該当するデータについて過去にデータ修正を行った
オペレータに付された優先順位よりも上位である場合に
限り前記データの修正を可能し、蓄積されたデータを保
存する際の安全性を向上させ、またカード読み取り手段
は、前記ICカードからパスワードとオペレータの個人
名などの情報を読み出し、データの修正を行う際のパス
ワードなどの入力操作を容易にし操作性の向上を実現す
る。
【0025】請求項5の発明におけるデータロガー装置
は、帳票のデータの修正が行われたときにその修正され
たデータの識別情報やデータ値、データの修正を行った
オペレータ名などの情報を履歴データとして保存し、保
存された履歴データを出力することで、データの修正に
ついての履歴の確認を容易にする。
【0026】請求項6の発明におけるデータロガー装置
は、帳票のデータの修正が行われたときにその修正され
たデータの識別情報やデータ値、データの修正を行った
オペレータ名などの情報を履歴データとして保存し、保
存された履歴データを印字出力することで、データの修
正についての履歴の確認を容易にする。
【0027】請求項7の発明におけるデータロガー装置
は、帳票のデータの修正が行われたときにその修正され
たデータの識別情報やデータ値、データの修正を行った
オペレータ名などの情報を履歴データとして保存し、保
存された履歴データをディスプレイに出力することで、
データの修正についての履歴の確認を容易にする。
【0028】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1は、実施例1のデータロガー装置の構成を示
す構成図である。図1において図7と同一の部分につい
ては同一の符号を付し説明を省略する。本実施例では、
キー入力装置4からデータ修正の要求信号や修正デー
タ、およびパスワードを登録するためのパスワード登録
信号や登録するパスワード、さらにデータ修正の際のパ
スワードなどを入力する。図において10はキー入力装
置4から出力されるパスワードを登録するためのパスワ
ード登録信号を記憶するパスワード管理部、11はデー
タ修正の際にキー入力装置4から出力されるパスワード
とパスワード管理部10に記憶されているパスワードと
を照合し、データ修正を許可するか否かを管理するセキ
ュリティ管理部(パスワード判定手段,制御手段)、1
2はパスワードの登録時およびデータ修正のためのパス
ワード入力時にキー入力装置4からの出力信号に応じて
表示装置5に対話形式のメッセージを表示するメッセー
ジ表示処理部、7はデータ加工蓄積部(修正手段)であ
る。
【0029】次に、このデータロガー装置3の動作につ
いて説明する。データ表示および帳票印字の動作につい
ては図7に示す従来のデータロガー装置の動作と同様で
あるのでパスワードの登録について説明する。オペレー
タはキー入力装置4を操作しパスワード登録操作を行
う。データロガー装置3はキー入力装置4から入力され
たパスワード登録信号を受信すると、パスワード管理部
10が動作し、キー入力装置4から入力された登録する
パスワードをパスワード管理テーブル(パスワード記憶
手段)TBL1に記憶する。図2はこのパスワード管理
テーブルの構成を示す説明図である。パスワード登録の
操作中は、メッセージ表示処理部12を通じて表示装置
5へ操作に関するメッセージを出力し対話形式で順次表
示する。
【0030】オペレータがデータ修正作業を行う場合は
キー入力装置4を操作し、データ修正の要求信号をデー
タロガー装置3に送信する。データロガー装置3は、こ
のデータ修正の要求信号を受信するとセキュリティ管理
部11が動作し、メッセージ表示処理部12を通じて表
示装置5にパスワードの入力を促すメッセージを表示す
る。オペレータはメッセージに従ってキー入力装置4を
操作し、パスワードの入力を行う。データロガー装置3
内のセキュリティ管理部11はパスワード信号を受信す
ると、受信したパスワードがパスワード管理部10のパ
スワード管理テーブルTBL1に登録済みのものかどう
かをチェックし、登録済みのものであればデータ修正を
許可し、その後のオペレータの操作によりキー入力装置
4から出力されるデータ修正指示信号によりデータ加工
蓄積部7に蓄積されたデータを修正する。
【0031】このように本実施例のデータロガー装置に
よれば、オペレータのパスワードがあらかじめパスワー
ド管理テーブルTBL1に登録されているパスワードで
ある場合に限りデータの修正が可能となるので、データ
が不特定の者により安易に修正されることが防止でき、
蓄積したデータを保存する際の安全性を向上させること
が出来る。
【0032】実施例2.次に、実施例2によるデータロ
ガー装置について説明する。前記実施例1では、パスワ
ード管理部10は図2のようなパスワード管理テーブル
TBL1により、パスワード登録された各オペレータを
同一階層で管理するように構成したが、これに限るもの
ではなく、本実施例ではパスワード管理テーブルをオペ
レータのデータ修正する際の優先順位を規定するレベル
情報を含んだものとし、各オペレータにランク付けをし
セキュリティ管理を階層化して行う。
【0033】図3は、本実施例のデータロガー装置のパ
スワード管理部10のパスワード管理テーブル(パスワ
ード記憶手段)TBL2の構成を示す説明図であり、本
実施例のデータロガー装置の構成は図1に示すものと同
様である。図3に示すように、パスワード管理テーブル
TBL2をオペレータの前記レベル情報13を含んだ形
式とし、セキュリティ管理部11はオペレータのデータ
修正する際の優先順位を規定する前記レベルに応じて処
理を行う。
【0034】たとえば、あるオペレータが過去に修正し
たデータを別のオペレータがさらに修正する場合、過去
に修正を実施したオペレータのレベルよりも今回修正を
行うオペレータのレベルが同一または高い場合は該当デ
ータの修正を許可し、レベルが低い場合はデータ修正を
許可しない。また、このようにデータ単位ではなく、あ
るレベルのオペレータが日報、月報などの帳票単位で、
データ修正禁止の属性登録操作を行うことによって、こ
れより低いレベルのオペレータに対してはデータ修正禁
止属性を持つ帳票のデータ修正を許可しないように構成
してもよい。
【0035】このように本実施例によれば、データの修
正を行うオペレータの優先順位を決めるレベルが、その
データについて過去に修正を行ったオペレータのレベル
よりランクが上の場合に限り前記データについての修正
が可能となるので、データが不特定のオペレータにより
安易に修正されてしまうことを防止でき、蓄積されたデ
ータを保存する際の安全性が向上する。
【0036】実施例3.なお、上記実施例1では、パス
ワードの登録およびデータ修正時のパスワード入力には
図1に示すようにキーボードなどのキー入力装置4を使
用するようにしていたが、これに限るものではなく、I
Cカードなどのカード読み取り装置を設け、あらかじめ
ICカードごとにパスワード、オペレータ名などの情報
を記録しておき、カード読み取り装置から出力される信
号によりパスワード、オペレータ名の登録、およびデー
タ修正時のパスワード判別を行うようにしてもよい。
【0037】図4は、実施例3によるデータロガー装置
の構成を示すブロック図である。図4において図1と同
一または相当の部分については同一の符号を付し説明を
省略する。図において20はパスワード、オペレータ名
などの情報を記録したICカード21から、そのパスワ
ード、オペレータ名などの情報を読み取るカード読み取
り装置である。
【0038】本実施例では、あらかじめパスワード、オ
ペレータ名等を登録したICカード21をオペレータご
とに所持することによって、パスワードの入力をそのつ
どキー操作により行うことが不要になり、データの修正
を行う際のパスワードなどの入力操作を容易にして操作
性を向上させることが可能となり、さらにICカード2
1の読み取り操作によりセキュリティの管理を行うこと
が出来る。
【0039】実施例4.次に、実施例4によるデータロ
ガー装置について説明する。本実施例のデータロガー装
置の構成は、図4に示すデータロガー装置の構成と同様
であるが、パスワード管理部10には図3に示すパスワ
ード管理テーブルTBL2が構成されている。
【0040】従って、本実施例ではあらかじめパスワー
ド、オペレータ名等を登録したICカードをオペレータ
ごとに所持することによって、パスワードの入力をその
つどキー操作により行うことが不要になり、データの修
正を行う際のパスワードなどの入力操作を容易にして操
作性を向上させることが可能となり、さらにICカード
の読み取り操作によりセキュリティの管理を行い、不特
定のオペレータによりデータが安易に修正されてしまう
ことが防止でき、蓄積されたデータを保存する際の安全
性が向上する。
【0041】実施例5.上記実施例1では、パスワード
管理部10と、セキュリティ管理部11と、メッセージ
表示処理部12により、データ修正をする際のパスワー
ドによるセキュリティ管理機能について述べた。本実施
例ではこれに加えて、データ修正の履歴を保存し、必要
に応じてオペレータの操作により印字出力できるように
する。
【0042】図5は、実施例5によるデータロガー装置
の構成を示すブロック図である。図5において図1と同
一または相当の部分については同一の符号を付し説明を
省略する。図において30はデータ修正が行われた際の
時刻、修正されたデータとその値、修正を行ったオペレ
ータ名などの情報を履歴データとして保存するデータ修
正履歴管理部(履歴データ保存手段)である。31はデ
ータ修正履歴管理部30に保存されている履歴データを
印字装置6から印字出力するためのデータ修正履歴印字
処理部(履歴データ出力手段)である。
【0043】本実施例のデータロガー装置では、キー入
力装置4におけるキー操作によりデータ修正が行われた
時刻、修正されたデータとその値、修正を行ったオペレ
ータ名などのデータ修正情報をデータ加工蓄積部7より
データ修正履歴管理部30に送信する。データ修正履歴
管理部30は、受信したデータ修正情報を履歴データと
して保存する。そして、オペレータがキー入力装置4の
操作によって履歴印字出力の要求信号をデータロガー装
置3に送信することによって、データ修正履歴管理部3
0は保存している履歴データをデータ修正履歴印字処理
部31を通じて印字装置6より印字出力する。この場合
の履歴印字出力結果は、たとえば図6のような形式であ
る。
【0044】このように本実施例のデータロガー装置で
は、データ修正が行われた際のその修正データなどの各
種情報が印字出力されるように構成したので、何時、誰
が、どのデータをどのように修正したかを容易に確認す
ることができる。
【0045】実施例6.なお上記実施例5では、データ
修正履歴印字処理部31を設けることで履歴データをデ
ータ修正履歴印字処理部31を通じて印字装置6より印
字出力するように構成したが、データ修正履歴管理部3
0に保存されている履歴データをデータ表示処理部(履
歴データ出力手段)8を介して図6に示す表示構成で表
示装置5に表示するようにしてもよい。
【0046】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明によれば、
キー入力装置により入力されたパスワードが、データ修
正を行う権利を有するオペレータに与えられたパスワー
ドであると判定されたときに限り、修正手段による帳票
のデータ修正を可能にする制御手段を備えるように構成
したので、不特定の者によりデータが安易に修正される
ことのない、蓄積されたデータを保存する際の安全性を
向上させたデータロガー装置が得られる効果がある。
【0047】請求項2の発明によれば、キー入力装置に
より入力されたパスワードがデータ修正を行う権利を有
するオペレータに与えられたパスワードであると共に、
前記オペレータに付された優先順位が、該当するデータ
について過去にデータ修正を行ったオペレータに付され
た優先順位よりも上位である場合に限り、修正手段によ
る帳票のデータ修正を可能にする制御手段を備えるよう
に構成したので、データの修正が優先順位を基に制限さ
れて不特定のオペレータによりデータが安易に修正され
ることのない、蓄積されたデータを保存する際の安全性
を向上させたデータロガー装置が得られる効果がある。
【0048】請求項3の発明によれば、パスワード記憶
手段に登録されたパスワード情報を基に、オペレータの
パスワードと前記オペレータの個人名などの情報を記憶
したICカードからカード読み取り手段により読み出さ
れたパスワードが、データ修正を行う権利を有するオペ
レータに与えられたパスワードであると判定されたとき
に限り、修正手段によるデータの修正を可能にする制御
手段を備えるように構成したので、データの修正を行う
際のパスワードなどの入力操作を容易にして操作性を向
上させると共に、データが安易に修正されることを防止
し、蓄積されたデータを保存する際の安全性を向上させ
たデータロガー装置が得られる効果がある。
【0049】請求項4の発明によれば、カード読み取り
手段によりICカードから読み出されたパスワードが、
データ修正を行う権利を有するオペレータに与えられた
パスワードであると共に、前記オペレータに付された優
先順位が、該当するデータについて過去にデータ修正を
行ったオペレータに付された優先順位よりも上位である
場合に限り、修正手段による帳票のデータの修正を可能
にする制御手段を備えるように構成したので、不特定の
オペレータによりデータが安易に修正されてしまうこと
が防止でき、蓄積されたデータを保存する際の安全性を
向上させると共に、データの修正を行う際のパスワード
などの入力操作を容易にして操作性を向上させたデータ
ロガー装置が得られる効果がある。
【0050】請求項5の発明によれば、帳票のデータの
修正が行われたときにその修正されたデータの識別情報
やデータ値、データの修正を行ったオペレータ名などの
情報を履歴データとして保存する履歴データ保存手段
と、該履歴データ保存手段により保存された履歴データ
を出力する履歴データ出力手段とを備えるように構成し
たので、データの修正についての履歴を容易に知ること
のできるデータロガー装置が得られる効果がある。
【0051】請求項6の発明によれば、帳票のデータの
修正が行われたときにその修正されたデータの識別情報
やデータ値、データの修正を行ったオペレータ名などの
履歴データを印字装置により印字して出力する履歴デー
タ出力手段を備えるように構成したので、データの修正
についての履歴を印字結果から容易に知ることのできる
データロガー装置が得られる効果がある。
【0052】請求項7の発明によれば、帳票のデータの
修正が行われたときにその修正されたデータの識別情報
やデータ値、データの修正を行ったオペレータ名などの
履歴データをディスプレイに表示して出力する履歴デー
タ出力手段を備えるように構成したので、データの修正
についての履歴をディスプレイの表示結果から容易に知
ることのできるデータロガー装置が得られる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例のデータロガー装置の構
成を示す構成図である。
【図2】 この発明の一実施例のデータロガー装置にお
けるパスワード管理テーブルの構成を示す説明図であ
る。
【図3】 この発明の一実施例のデータロガー装置にお
けるパスワード管理テーブルの構成を示す説明図であ
る。
【図4】 この発明の一実施例のデータロガー装置の構
成を示すブロック図である。
【図5】 この発明の一実施例のデータロガー装置の構
成を示すブロック図である。
【図6】 この発明の一実施例のデータロガー装置にお
ける履歴データの出力結果を示す説明図である。
【図7】 従来のデータロガー装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
3 データロガー装置、4 キー入力装置、6 印字装
置、7 データ加工蓄積部(修正手段)、TBL1,T
BL2 パスワード管理テーブル(パスワード記憶手
段)、11 セキュリティ管理部(パスワード判定手
段,制御手段)、21 ICカード、30 データ修正
履歴管理部(履歴データ保存手段)、5 表示装置、3
1 データ修正履歴印字処理部(履歴データ出力手
段)。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部装置からの計測データおよび状態デ
    ータを収集し蓄積して帳票を作成し、データの表示およ
    び印字を行うデータロガー装置において、帳票のデータ
    を修正する修正データおよびデータ修正を行う権利を有
    するオペレータを識別するパスワードの入力操作および
    登録操作を行うキー入力装置と、該キー入力装置から入
    力された修正データにより帳票のデータを修正する修正
    手段と、データ修正を行う権利を有するオペレータに与
    えられたパスワード情報を記憶するパスワード記憶手段
    と、該パスワード記憶手段に記憶されたパスワード情報
    を基に前記キー入力装置から入力されたパスワードが前
    記データ修正を行う権利を有するオペレータに与えられ
    たパスワードであるか否かを判定するパスワード判定手
    段と、前記キー入力装置から入力されたパスワードが前
    記データ修正を行う権利を有するオペレータに与えられ
    たパスワードであると前記パスワード判定手段により判
    定されたときに限り、前記修正手段による前記帳票のデ
    ータの修正を可能にする制御手段とを備えたことを特徴
    とするデータロガー装置。
  2. 【請求項2】 前記パスワード記憶手段には、データ修
    正を行う権利を有するオペレータに与えられたパスワー
    ド情報と、前記オペレータ毎に付されたデータ修正を行
    う権利についての優先順位情報とが少なくとも記憶さ
    れ、前記制御手段は前記キー入力装置から入力されたパ
    スワードがデータ修正を行う権利を有するオペレータに
    与えられたパスワードであると共に、前記オペレータ毎
    に付された優先順位が、該当するデータについて過去に
    データ修正を行ったオペレータに付された優先順位より
    も上位である場合に限り、前記修正手段による前記帳票
    のデータの修正を可能にすることを特徴とする請求項1
    記載のデータロガー装置。
  3. 【請求項3】 外部装置からの計測データおよび状態デ
    ータを収集し蓄積して帳票を作成し、データの表示およ
    び印字を行うデータロガー装置において、帳票のデータ
    を修正する修正データを入力するキー入力装置と、デー
    タ修正を行うオペレータのパスワードと前記オペレータ
    の個人名などの情報を記憶したICカードと、該ICカ
    ードから前記パスワードと前記オペレータの個人名など
    の情報を読み出すカード読み取り手段と、前記キー入力
    装置から入力された修正データにより帳票のデータを修
    正する修正手段と、データ修正を行う権利を有するオペ
    レータに与えられたパスワード情報や前記オペレータの
    個人名などの情報が記憶されたパスワード記憶手段と、
    前記パスワード情報や前記オペレータの個人名などの情
    報を前記パスワード記憶手段に記憶し登録するパスワー
    ド登録手段と、前記パスワード記憶手段に記憶されたパ
    スワード情報を基に、前記カード読み取り手段により前
    記ICカードから読み出されたパスワードがデータ修正
    を行う権利を有するオペレータに与えられたパスワード
    であるか否かを判定するパスワード判定手段と、前記カ
    ード読み取り手段により前記ICカードから読み出され
    たパスワードが前記パスワード判定手段によりデータ修
    正を行う権利を有するオペレータに与えられたパスワー
    ドであると判定されたときに限り前記修正手段による前
    記帳票のデータの修正を可能にする制御手段とを備えた
    ことを特徴とするデータロガー装置。
  4. 【請求項4】 前記パスワード記憶手段には、データ修
    正を行う権利を有するオペレータに与えられたパスワー
    ド情報と前記オペレータ毎に付されたデータ修正を行う
    権利についての優先順位情報とが少なくとも記憶され、
    前記制御手段は前記カード読み取り手段により前記IC
    カードから読み出されたパスワードがデータ修正を行う
    権利を有するオペレータに与えられたパスワードである
    と共に、前記オペレータに付された優先順位が、該当す
    る帳票のデータについて過去にデータ修正を行ったオペ
    レータに付された優先順位よりも上位である場合に限
    り、前記修正手段による前記帳票のデータの修正を可能
    にすることを特徴とする請求項3記載のデータロガー装
    置。
  5. 【請求項5】 前記帳票のデータの修正が行われたとき
    にその修正されたデータの識別情報やデータ値、データ
    の修正を行ったオペレータ名などの情報を履歴データと
    して保存する履歴データ保存手段と、該履歴データ保存
    手段により保存された履歴データを出力する履歴データ
    出力手段とを備えたことを特徴とする請求項1から請求
    項4までのいずれか一項記載のデータロガー装置。
  6. 【請求項6】 前記履歴データ出力手段は、前記履歴デ
    ータを前記印字装置により印字して出力することを特徴
    とする請求項5記載のデータロガー装置。
  7. 【請求項7】 前記履歴データ出力手段は、前記履歴デ
    ータをCRTディスプレイあるいは液晶ディスプレイあ
    るいはプラズマディスプレイなどの表示装置により表示
    出力することを特徴とする請求項5記載のデータロガー
    装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7118024B1 (en) 1999-06-10 2006-10-10 Nec Corporation Electronic data management system

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US7118024B1 (en) 1999-06-10 2006-10-10 Nec Corporation Electronic data management system

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