JPH0835715A - 空気調和機の制御装置 - Google Patents

空気調和機の制御装置

Info

Publication number
JPH0835715A
JPH0835715A JP6172573A JP17257394A JPH0835715A JP H0835715 A JPH0835715 A JP H0835715A JP 6172573 A JP6172573 A JP 6172573A JP 17257394 A JP17257394 A JP 17257394A JP H0835715 A JPH0835715 A JP H0835715A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outdoor unit
power supply
air conditioner
indoor unit
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6172573A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3379226B2 (ja
Inventor
Taro Hattori
太郎 服部
Tatsunao Hayashida
達尚 林田
Takashi Watanabe
隆 渡辺
Masahiko Iwata
征彦 岩田
Daisuke Yoneyama
大輔 米山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP17257394A priority Critical patent/JP3379226B2/ja
Publication of JPH0835715A publication Critical patent/JPH0835715A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3379226B2 publication Critical patent/JP3379226B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F2221/00Details or features not otherwise provided for
    • F24F2221/32Details or features not otherwise provided for preventing human errors during the installation, use or maintenance, e.g. goofy proof

Landscapes

  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数台の室内機又は室外機を接続する場合に
おいても、従来と同様の配線を渡り配線することによっ
て簡単に配線作業が行え、更に接続電線を削減でき、誤
配線に対する保護も可能とし、かつサービス性の高い空
気調和機の制御装置を得ることを目的とする。 【構成】 電源配線A、Cにより接続される室外機1及
び室内機2b,2c,2dに、空気調和機の運転に必要
な信号を送信する送信回路5a,5b,5c,5dと、
これら送信回路にそれぞれ並列に接続されて送信回路か
らの信号を受信する受信回路6a,6b,6c,6dと
を設け、送信回路及び受信回路に給電する通信用電源
と、通信を行なう際、室外機又は室内機のうち受信端末
となる機器の送信回路を遮断する制御装置4a,4b,
4c,4dとを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、特に分離形空気調和
機において、室内機と室外機が情報を授受するための通
信を行なう制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は例えば特開平2−146456号
公報に示された従来の分離形空気調和機の室内機、室外
機間の信号伝送装置を示す回路図である。図中1は室外
機、2は室内機であり室内機2に印加された商用電源3
は電源配線A,Cによって室外機1と接続されている。
Bは室内機室外機間のシリアル通信の信号線であり、電
源配線Cを信号線として兼用することによりカレントル
ープ伝送回路を形成している。また、室外機1は、シリ
アル通信用の室外機送信用フォトカプラ5a、室外機受
信用フォトカプラ6a、これらフォトカプラ5a,6a
を制御する制御装置4a、圧縮機、送風機等の駆動部
7、及び通信電流制限用抵抗8aにより構成される。一
方室内機2はシリアル通信用の室内機送信用フォトカプ
ラ5b、室内機受信用フォトカプラ6b、これらフォト
カプラ5b,6bを制御する制御装置4b、通信電流制
限用抵抗8b及びシリアル通信給電用電圧源9により構
成される。
【0003】次に動作について説明する。まず室内機1
と室外機2の双方向シリアル通信について説明する。室
外機1が室内機2に送信する際には受信端末となる室内
機2の送信用フォトカプラ5bをオンにして受信に備え
ていることがシリアル通信実現の条件となる。この状態
で室外機1の送信用フォトカプラ5aをオンにすると、
室外機自身及び室内機の受信用フォトカプラ6a,6b
とシリアル通信給電用電圧源9と信号配線B、電源配線
Cの間に電流ループが構成され、室外機自身及び室内機
の受信用フォトカプラ6a,6bに電流が流れオンとな
る。逆に室外機送信用フォトカプラ5aをオフにすると
電流ループは遮断され室外機自身及び室内機の受信用フ
ォトカプラ6a,6bはオフとなる。以上のように室外
機1から室内機2への送信は行われる。また室内機2か
ら室外機1への送信の際の動作も同様である。以上のよ
うにして室外機1室内機2間の双方向シリアル通信が実
現されている。
【0004】図5は、通信の際の送信端末の送信回路の
状態の変化に伴う送信受信端末の受信回路の状態及びシ
リアル通信実現のために備えなければならない受信端末
の送信回路の状態を示すものである。図中、送信端末は
上記の従来例における室外機1、受信端末は室内機2、
送信回路は送信用フォトカプラ、受信回路は受信用フォ
トカプラ、「1」は送信、受信用フォトカプラがONの
状態、「0」は送信、受信用フォトカプラがOFFの状
態を示す。図に示されているように、受信端末の送信回
路は常に1(オン)の状態にしておくことがシリアル通
信を実現するための条件であり、送信端末の送信回路か
ら「1」の信号が送信されると、受信端末の受信回路で
「1」の信号が受信され、「0」の信号が送信される
と、「0」の信号が受信されることとなる。例えば、送
風機のON/OFF指令を「1010」という信号で送
信した場合、受信端末では「1010」の信号を受信し
て、その指令に基づき制御を行うことになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の空気調和機の制
御装置は以上のように構成されているので、室内機1台
と室外機1台の組合せに限り適用が可能で、室内機が複
数台になると、室外機の送信受信回路が各室内機に対応
して室内機台数分必要となり、その分室内機室外機間の
配線も必要となるため、室外機の回路が高価となり、か
つ電源配線及び信号線の配線工事の際の配線作業が複雑
になるといった問題点があった。
【0006】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、複数台の室内機又は室外機を接
続する場合においても従来と同様の配線を渡り配線する
ことによって、簡単に配線作業が行なえる空気調和機の
制御装置を得ることを目的とする。
【0007】また、接続電線を削減すること、更に設置
工事時の誤配線に対する保護機能を有し、サービス性を
向上させるために商用電源の印加状態を表示することが
可能な空気調和機の制御装置を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る空気調
和機の制御装置は、電源配線により接続される室内機及
び室外機に配置され、空気調和機の運転に必要な信号を
送信する送信回路と、上記室内機及び上記室外機に配置
され、上記送信回路に並列に接続されて上記送信回路か
らの信号を信号線を介して受信する受信回路と、上記送
信回路及び上記受信回路に対して並列に接続され、上記
送信回路及び上記受信回路に給電する通信用電源と、通
信を行なう際、上記室内機又は上記室外機のうち受信端
末となる機器の送信回路を遮断する制御装置とを備えた
ものである。
【0009】第2の発明に係る空気調和機の制御装置
は、室内機及び室外機のうち少なくとも一方を複数台で
構成したものである。
【0010】第3の発明に係る空気調和機の制御装置
は、室内機と室外機を接続する2本の電源配線のうち1
本を信号線と共有したものである。
【0011】第4の発明に係る空気調和機の制御装置
は、空気調和機の運転に必要な信号をシリアル信号とし
たものである。
【0012】第5の発明に係る空気調和機の制御装置
は、通信用電源を定電流源としたものである。
【0013】第6の発明に係る空気調和機の制御装置
は、室内機と室外機を接続する2本の電源配線間に商用
電源が印加されないときは、上記2本の電源配線により
商用電源に接続される室内機又は室外機の信号線を導通
させないようにしたものである。
【0014】第7の発明に係る空気調和機の制御装置
は、室内機と室外機を接続する2本の電源配線間に所定
の電圧が印加された場合に点灯するLEDを電源配線間
に接続したものである。
【0015】
【作用】第1の発明によれば、複数台の室内機又は室外
機を接続する場合においても渡り配線によって簡単に配
線作業を行なうことができ、送信回路、受信回路を流れ
る電流の有無によって室内機室外機間双方向の通信が実
現される。
【0016】第2の発明のよれば、簡単な配線作業によ
って複数台の室内機又は室外機を接続でき、1台の機器
が送信した際にすべての機器が受信可能となるため、複
数台の室内機と室外機の組み合わせにおいて、送信回
路、受信回路を流れる電流の有無によって室内機室外機
双方向の通信が実現される。
【0017】第3の発明によれば、簡単な配線作業によ
って複数台の室内機又は室外機間の接続が可能な構成
で、かつ2本の電源配線のうち1本を信号線と共用して
用いたので、接続電線数を削減でき、更に配線作業が簡
単になる。
【0018】第4の発明によれば、簡単な配線作業によ
って複数台の室内機又は室外機間の接続が可能な構成
で、かつパラレル通信を行なう場合に比べ信号線が少な
くてすむ、更に配線作業が簡単になる。
【0019】第5の発明によれば、簡単な配線作業によ
って複数台の室内機又は室外機間の接続が可能な構成
で、かつ定電流源を用いることにより、信号線が短絡し
た場合でも過電流が流れないため、回路の破壊が防止さ
れる。
【0020】第6の発明によれば、簡単な配線作業によ
って複数台の室内機又は室外機間の接続が可能な構成
で、かつ電源配線と信号線が誤結線された場合でも、信
号線に電流が流れないため、回路破壊が防止される。
【0021】第7の発明によれば、簡単な配線作業によ
って複数台の室内機又は室外機間の接続が可能な構成
で、かつLEDは電源配線間に所定の電圧が印加された
場合に点灯するため、商用電源の印加状態を確認でき
る。
【0022】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の一実施例として、1台の室
外機に複数台の室内機を接続し、双方向シリアル通信を
行なう空気調和機の制御装置を図を用いて説明する。な
お従来例と同一のものについては、同一の符号を付して
説明を省略する。図1において、2b,2c,2dはそ
れぞれ室内機であり、室外機1に設けられた商用電源3
と電源配線A,Cによって接続されている。Bは室内機
室外機間のシリアル通信の信号線であり、電源配線Cを
共通線として利用することにより、通信のための電源ル
ープがつくられるように構成されている。なお、各配線
A,B,Cは室外機1から室内機2bへ、室内機2bか
ら室内機2cへ、室内機2cから室内機2dへ渡り配線
されており、各室内機に対応して室外機に複数の送信受
信回路を設ける必要はない構成となっている。
【0023】室外機1はシリアル通信給電用電流源1
0、商用電源降圧用変圧器12を備え、制御装置4aに
より制御される送信用フォトカプラ5a及び受信用フォ
トカプラ6aを信号線Bと電源配線Cの間に並列接続し
商用電源印加表示用LED13a、及び電流制限用抵抗
14aを電源配線A,C間に接続して構成される。ここ
で電流源10としては定電流源を使用している。
【0024】また室内機2bは誤配線に対する回路保護
用の接点11bを信号線B上に設け、室外機1と同様に
制御装置4bにより制御される送信用フォトカプラ5b
及び受信用フォトカプラ6bを信号線Bと電源配線Cの
間に並列に接続し、商用電源印加状態表示用LED13
b、電流制限用抵抗14bを電源配線AC間に接続して
構成される。
【0025】室内機2c,2dも室内機2bと同様に、
接点11c,11dを信号線B上に設け、制御装置4
c、4dにより制御される送信用フォトカプラ5c,5
d及び受信用フォトカプラ6c,6dを信号線Bと電源
配線Cの間に並列に接続し、商用電源印加状態表示用L
ED13c,13d、電流制限用抵抗14c,14dを
電源配線AC間に接続して構成される。なお、接点11
b,11c,11dは制御装置4b,4c,4dによっ
てそれぞれ制御される。
【0026】なお、この実施例においては電流源10を
室外機1に設けたが、各送信受信用フォトカプラに並列
な位置であればどこに設けてもよい。
【0027】次に、図1に従い複数台の室外機と1台の
室内機の場合について各室内機室外機間の双方向シリア
ル通信の動作の説明を行う。
【0028】まず室外機1から室内機2b,2c,2d
へ送信する場合は、受信端末となる各室内機の送信用フ
ォトカプラ5b,5c,5dをオフにして受信に備えて
いることがシリアル通信を実現する条件となる。この状
態で室外機の送信用フォトカプラ5aをオフにすると、
室外機自身及び各室内機の受信用フォトカプラ6a,6
b,6c,6dと室外機の定電流源10と信号線B、電
源線Cとの間に電流ループが構成され室外機自身及び各
室内機の受信用フォトカプラ6a,6b,6c,6dは
オンとなる。逆に室外機送信用フォトカプラ5aをオン
にすると、定電流源10と室外機送信用フォトカプラと
5aの間が短絡され電流はすべて送信端末である室外機
1の送信用フォトカプラ5aを流れるため室外機自身及
び各室内機の受信用フォトカプラ6a,6b,6c,6
dには電流は流れずオフとなる。以上のように室外機1
から室内機2b,2c,2dへの送信は行われる。
【0029】ここで、図2を用いてこの実施例の通信の
状態、すなわち送信端末の送信回路の状態の変化に伴う
送信受信端末の受信回路の状態、及びシリアル通信実現
のために備えなければならない受信端末の送信回路の状
態を説明する。この例においては、図中の送信端末は室
外機1、受信端末は室内機2b,2c,2d、送信回路
は送信用フォトカプラ、受信回路は受信用フォトカプラ
である。また、図中「1」は送信回路、受信回路がON
の状態を示し、「0」はそれらがOFFの状態を示す。
図に示されているように、受信端末の送信回路をOFF
にしておくことがシリアル通信を実現するための条件で
あり、送信端末の送信回路から「1」の信号が送信され
ると受信端末の受信回路で「0」の信号が受信され、
「0」の信号が送信されると「1」の信号が受信され
る。従って、例えば送風機のON/OFF指令を「10
10」という信号で送信した場合、受信端末では「01
01」の信号を受信して、その指令に基づき制御を行う
ことになる。なお、室内機と室外機が授受する情報は、
その他に圧縮機ON/OFF指令や応答、室温、配管温
度等の温度データ、運転モード(冷房、暖房、送風等)
の情報等がある。
【0030】次に、1台の室内機から他の室内機及び室
外機へ送信する際の動作を、室内機2bが送信する場合
について説明する。この場合受信端末となる室外機1及
び各室内機2c,2dの送信用フォトカプラ5a,5
c,5dをオフにして受信に備えていることがシリアル
通信を実現する条件となる。この状態で室内機2bの送
信用フォトカプラ5bをオフにすると、室外機及び送信
元室内機を含む各室内機の受信用フォトカプラ6a,6
b,6c,6dと室外機の定電流源10と信号配線B、
電源配線Cとの間に電流ループが構成され室外機及び送
信元室内機を含む各室内機の受信用フォトカプラ6a,
6b,6c,6dはオンとなる。逆に室内機2bの送信
用フォトカプラ5bをオンにすると、定電流源10とそ
の室内機2bの送信用フォトカプラ5bとの間が短絡さ
れ電流はすべて送信端末である室内機2bの送信用フォ
トカプラ5bを流れるため室外機及び送信元室内機を含
む室内機の受信用フォトカプラ6a,6b,6c,6d
には電流は流れずオフとなる。以上のように室内機2b
から他の室内機2c,2d、室外機1への送信は行われ
る。
【0031】このように、室内機2bから他の室内機2
c,2d、及び室外機1へ信号が送信される場合も、通
信の状態は図2によって説明される。この場合、送信端
末は室内機2bに相当し、受信端末は室内機2c,2d
及び室外機1に相当する。その他、他の室外機2c,2
dが送信する場合も同様であり、以上のようにして複数
台の室内機と室外機の双方向シリアル通信が行なわれ
る。
【0032】なお、この実施例ではシリアル通信を行な
う場合について説明したが、各室内機及び室外機の送信
回路及び受信回路を追加すれば、パラレル通信も可能で
ある。この場合も、従来の構成でパラレル通信を行なう
場合よりも配線作業が簡略化される。
【0033】また、この実施例では受信端末の送信用フ
ォトカプラをオフにする制御を制御装置4a,4b,4
c,4dによって行なったが、別の制御装置を設けて行
なってもよく、1つの制御装置により集中して行なって
もよい。
【0034】次に現地配線工事における誤配線に対する
保護動作について説明を行う。まず配線BC間短絡時で
あるが、通信のために給電用電流源10として定電流源
を使用しているため、電流値は一定であり過電流は流れ
ないので回路は破壊に至らない。
【0035】また、誤配線に対する回路保護用の接点1
1b,11c,11dについて説明する。接点11b,
11c,11dは、制御機器4b,4c,4dによって
開閉動作が制御されるように構成されている。なお、図
示していなが、制御装置4b,4c,4dは商用電源の
印加により動作するものである。誤配線により本来室内
機2b,2c,又は2dの配線端子A1C1間、A2C2間、又
はA3C3間に印加されるべき商用電源3が、室内機配線端
子A1B1間あるいは、B1C1間に印加された場合、室内機配
線端子A1C1間、A2C2間,又はA3C3間に商用電源が印加さ
れず、制御装置4b,4c,4dは給電されないため、
上記保護用接点11b,11c,11dは開となり、商
用電源に対して回路は遮断され、回路が保護される。な
お、上記においては誤配線に対する保護として、接点を
用いて説明したが、半導体素子を用いる回路構成として
も同様の効果を奏する。
【0036】次に商用電源印加状態表示用LEDの作用
について説明を行う。これは室内機2b,2c,2d及
び室外機1内の電源配線AC間にLED13a,13
b,13c,13dを挿入するとともに、商用電源電圧
が両端に印加されたときにLED点灯に最適な電流値が
流れるように選定した電流制限抵抗14a,14b,1
4c,14dを挿入することにより、商用電源の印加状
態を表示するものである。室外機1においては商用電源
3が正しく投入された時電源配線AC間に商用電源電圧
が印加されるためLED13aは点灯する。また室内機
2b,2c,2dにおいては室内機、室外機間の電源配
線ACの配線が正しくなされており、かつ室外機1に商
用電源3が投入されている時には室外機1の場合同様に
点灯し、その他の場合、例えば信号線Bが室内機2bの
配線端子A1に誤投入されて室外機1の通信のための給電
用定電流源10と商用電源印加表示用LED13bと電
源配線Cが電流ループを構成した場合には、定電流源1
0はある一定電流を出力しようとするがその電源供給元
である定電圧源9の出力電圧を超えては電圧は発生しな
いため電流制限抵抗14bによりLED13bには点灯
に至るだけの電流は流れず消灯となる。以上のようにし
て室外機及び室内機の商用電源印加状態をLEDにより
表示することが可能となる。
【0037】なお、この実施例の通信方式であれば、図
3に示すようなバス方式(上記の実施例の方式であり、
図3(a)に示す。)、ツリー方式(図3(b))、ス
ター方式(図3(c))等の配線形態を問わず簡単な配
線で通信が可能であり、配線工事の現場のそれぞれの建
築の形態に最適な配線の形態を選択することができ、工
事が容易になる。
【0038】
【発明の効果】以上のように、第1の発明によれば、電
源配線により接続される室内機及び室外機に配置され、
空気調和機の運転に必要な信号を送信する送信回路と、
上記室内機及び上記室外機に配置され、上記送信回路に
並列に接続されて上記送信回路からの信号を信号線を介
して受信する受信回路と、上記送信回路及び上記受信回
路に対して並列に接続され、上記送信回路及び上記受信
回路に給電する通信用電源と、通信を行なう際、上記室
内機又は上記室外機のうち受信端末となる機器の送信回
路を遮断する制御装置とを備えた構成としたため、複数
台の室内機又は室外機を接続する場合においても、従来
と同様の配線を渡り配線することによって簡単に配線作
業を行なうことができ、送信回路、受信回路を流れる電
流の有無によって室内機室外機間双方向の通信が実現で
きる。
【0039】第2の発明のよれば、接続電線数の少な
い、簡単な回路構成で、1台の機器が送信した際にすべ
ての機器が受信可能となるため、複数台の室内機と室外
機の組み合わせにおいて送信回路、受信回路を流れる電
流の有無によって室内機室外機双方向の通信が実現でき
る。
【0040】第3の発明によれば、簡単な配線作業によ
って複数台の室内機又は室外機間の接続が可能な構成
で、かつ2本の電源配線のうち1本を信号線と共用して
用いたので、接続電線数を削減でき、更に配線作業を簡
単に行うことができる。
【0041】第4の発明によれば、簡単な配線作業によ
って複数台の室内機又は室外機間の接続が可能な構成
で、かつパラレル通信を行なう場合に比べ信号線が少な
くてすむため、更に配線作業を簡単に行うことができ
る。
【0042】第5の発明によれば、簡単な配線作業によ
って複数台の室内機又は室外機間の接続が可能な構成
で、かつ定電流源を用いることにより、信号線が短絡し
た場合でも過電流が流れないため、回路の破壊を防止す
ることができ、安全性を確保できる。
【0043】第6の発明によれば、簡単な配線作業によ
って複数台の室内機又は室外機間の接続が可能な構成
で、かつ電源配線と信号線が誤結線された場合でも、信
号線に電流が流れないため、回路破壊が防止でき、安全
性を確保できる。
【0044】第7の発明によれば、簡単な配線作業によ
って複数台の室内機又は室外機間の接続が可能な構成
で、かつLEDは電源配線間に所定の電圧が印加された
場合に点灯するため、商用電源の印加状態を確認でき、
サービス性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例による空気調和機の制御装置
の信号伝送回路を含む全体回路図である。
【図2】この発明の実施例による空気調和機の制御装置
の双方向シリアル通信動作の際の送信端末の送信回路の
状態変化に伴う送信端末及び受信端末の受信回路の状態
を示す図である。
【図3】通信のための配線形態を示す図であり、(a)
はバス方式、(b)はツリー方式、(c)はスター方式
を示す。
【図4】従来の空気調和機の制御装置の信号伝送回路を
含む全体回路図である。
【図5】従来の空気調和機の制御装置の双方向シリアル
通信動作の際の送信端末の送信回路の状態変化に伴う送
信受信端末の受信回路の状態を示す図である。
【符号の説明】
1 室外機 2b,2c,2d 室内機 3 商用電源 4 制御装置 5 送信用フォトカプラ 6 受信用フォトカプラ 7 圧縮機、送風機等の駆動部 9 通信給電用定電圧源 10 通信給電用定電流源 11 誤配線時保護用接点 12 商用電源降圧用変圧器 13 商用電源印加状態表示用LED 14 電流制限用抵抗 A 電源配線 B 信号線 C 信号線共用電源配線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩田 征彦 静岡市小鹿三丁目18番1号 三菱電機株式 会社静岡製作所内 (72)発明者 米山 大輔 静岡市小鹿三丁目18番1号 三菱電機株式 会社静岡製作所内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源配線により接続される室内機及び室
    外機に配置され、空気調和機の運転に必要な信号を送信
    する送信回路と、上記室内機及び上記室外機に配置さ
    れ、上記送信回路に並列に接続されて上記送信回路から
    の信号を信号線を介して受信する受信回路と、上記送信
    回路及び上記受信回路に対して並列に接続され、上記送
    信回路及び上記受信回路に給電する通信用電源と、通信
    を行なう際、上記室内機又は上記室外機のうち受信端末
    となる機器の送信回路を遮断する制御装置とを備えたこ
    とを特徴とする空気調和機の制御装置。
  2. 【請求項2】 上記室内機及び上記室外機のうち少なく
    とも一方は複数台で構成されていることを特徴とする請
    求項1記載の空気調和機の制御装置。
  3. 【請求項3】 上記室内機と上記室外機を接続する2本
    の電源配線のうち1本を信号線と共用することを特徴と
    する請求項1記載の空気調和機の制御装置。
  4. 【請求項4】 上記空気調和機の運転に必要な信号はシ
    リアル信号であることを特徴とする請求項1記載の空気
    調和機の制御装置。
  5. 【請求項5】 上記通信用電源は定電流源であることを
    特徴とする請求項1記載の空気調和機の制御装置。
  6. 【請求項6】 上記室内機と上記室外機を接続する2本
    の電源配線間に商用電源が印加されないときは、上記2
    本の電源配線により商用電源に接続される室内機又は室
    外機の信号線を導通させないようにしたことを特徴とす
    る請求項1記載の空気調和機の制御装置。
  7. 【請求項7】 上記室内機と上記室外機を接続する2本
    の電源配線間に所定の電圧が印加された場合に点灯する
    LEDを上記電源配線間に接続したことを特徴とする請
    求項1記載の空気調和機の制御装置。
JP17257394A 1994-07-25 1994-07-25 空気調和機の制御装置 Expired - Lifetime JP3379226B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17257394A JP3379226B2 (ja) 1994-07-25 1994-07-25 空気調和機の制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17257394A JP3379226B2 (ja) 1994-07-25 1994-07-25 空気調和機の制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0835715A true JPH0835715A (ja) 1996-02-06
JP3379226B2 JP3379226B2 (ja) 2003-02-24

Family

ID=15944346

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17257394A Expired - Lifetime JP3379226B2 (ja) 1994-07-25 1994-07-25 空気調和機の制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3379226B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999034152A1 (fr) * 1997-12-29 1999-07-08 Daikin Industries, Ltd. Dispositif de communication interieur-exterieur dans un conditionneur d'air
JP2005257256A (ja) * 2004-02-10 2005-09-22 Fujitsu General Ltd 空気調和機の制御装置
JPWO2005039069A1 (ja) * 2003-10-21 2007-11-22 松下電器産業株式会社 設備機器用通信回路
KR100826602B1 (ko) * 2007-02-07 2008-04-30 삼성전자주식회사 공기조화기 및 그 제어방법
JP2009079811A (ja) * 2007-09-26 2009-04-16 Sanyo Electric Co Ltd 空気調和システムおよび室内機
JP2009097754A (ja) * 2007-10-15 2009-05-07 Toshiba Carrier Corp 空気調和機の通信制御装置
JP2015065698A (ja) * 2009-05-15 2015-04-09 ワールプール,ソシエダッド アノニマ 電子装置のための通信システム及び方法
CN107404858A (zh) * 2015-02-26 2017-11-28 吉斯艾集团有限责任公司 用于气候控制系统的感测设备
CN114963409A (zh) * 2022-06-15 2022-08-30 合肥美的暖通设备有限公司 通信供电电路、控制方法、装置、存储介质和空调设备

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999034152A1 (fr) * 1997-12-29 1999-07-08 Daikin Industries, Ltd. Dispositif de communication interieur-exterieur dans un conditionneur d'air
JP4648195B2 (ja) * 2003-10-21 2011-03-09 パナソニック株式会社 設備機器用通信回路
JPWO2005039069A1 (ja) * 2003-10-21 2007-11-22 松下電器産業株式会社 設備機器用通信回路
JP2005257256A (ja) * 2004-02-10 2005-09-22 Fujitsu General Ltd 空気調和機の制御装置
JP4725119B2 (ja) * 2004-02-10 2011-07-13 株式会社富士通ゼネラル 空気調和機の制御装置
KR100826602B1 (ko) * 2007-02-07 2008-04-30 삼성전자주식회사 공기조화기 및 그 제어방법
JP2009079811A (ja) * 2007-09-26 2009-04-16 Sanyo Electric Co Ltd 空気調和システムおよび室内機
US8302418B2 (en) 2007-09-26 2012-11-06 Sanyo Electric Co., Ltd. Indoor unit and air conditioning system with faulty wiring discrimination
JP2009097754A (ja) * 2007-10-15 2009-05-07 Toshiba Carrier Corp 空気調和機の通信制御装置
JP2015065698A (ja) * 2009-05-15 2015-04-09 ワールプール,ソシエダッド アノニマ 電子装置のための通信システム及び方法
CN107404858A (zh) * 2015-02-26 2017-11-28 吉斯艾集团有限责任公司 用于气候控制系统的感测设备
CN114963409A (zh) * 2022-06-15 2022-08-30 合肥美的暖通设备有限公司 通信供电电路、控制方法、装置、存储介质和空调设备
CN114963409B (zh) * 2022-06-15 2024-06-11 合肥美的暖通设备有限公司 通信供电电路、控制方法、装置、存储介质和空调设备

Also Published As

Publication number Publication date
JP3379226B2 (ja) 2003-02-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4529603B2 (ja) セパレート型空気調和機
JP3379226B2 (ja) 空気調和機の制御装置
JPH02266628A (ja) 通信回路網
JP4725119B2 (ja) 空気調和機の制御装置
US5694109A (en) Two-wire dc communication system and transceiver
US4526010A (en) Separation type air conditioner
JP3434098B2 (ja) 双方向信号転送回路の保護装置
JP3480704B2 (ja) リモート電源制御回路
JP2009097760A (ja) 空気調和機の通信制御装置
JP2019075939A (ja) 空気調和機
EP1158253B1 (en) Control circuit for an air conditioner
JP4419592B2 (ja) 空気調和機の制御装置
JP3320597B2 (ja) 空気調和装置
JPS6191453A (ja) 空気調和機の誤接続保護回路
JP2000011851A (ja) 電力供給制御装置
KR20020003646A (ko) 패키지 에어컨의 듀얼 볼티지용 보조전기히터의 안전장치
JP2002031391A (ja) 集中制御システムの異機種間通信装置
JPH06257836A (ja) 空気調和機の制御装置
JP3124118B2 (ja) 空調機の信号転送回路装置
KR20010029016A (ko) 분리형 공기조화기
EP3783272B1 (en) Control substrate and indoor unit of air conditioner
WO2023209838A1 (ja) 空気調和機
JPH04136A (ja) 分離型空気調和機の運転制御装置
JPS62188525A (ja) 信号伝送装置
JPS60211252A (ja) 誤插入防止回路

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071213

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081213

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091213

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091213

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101213

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111213

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111213

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121213

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121213

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131213

Year of fee payment: 11

EXPY Cancellation because of completion of term