JP3480704B2 - リモート電源制御回路 - Google Patents

リモート電源制御回路

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JP3480704B2 JP31087199A JP31087199A JP3480704B2 JP 3480704 B2 JP3480704 B2 JP 3480704B2 JP 31087199 A JP31087199 A JP 31087199A JP 31087199 A JP31087199 A JP 31087199A JP 3480704 B2 JP3480704 B2 JP 3480704B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コンピュータ本
体と周辺機器との間で相手の電源を制御するリモート電
源制御回路に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ本体と、このコンピュータ
本体に接続される周辺機器とは、通常、一定の距離を隔
てて配置され、使用されるものである。したがって、コ
ンピュータ本体から周辺機器の電源を投入または遮断し
たり、場合によっては、逆に、周辺機器からコンピュー
タ本体の電源を投入または遮断したいときには、相手の
設置位置まで出向く必要があり、不便である。そこで、
居ながらにして相手の電源を制御するようにした様々な
考案がなされてきた。
【0003】例えば、特開昭62−256533号公報
には、「端末機の電源遠隔制御装置」として、ホストシ
ステムから離れた位置に設置された端末機の電源を、ホ
ストシステムと端末機間のデータ伝送の信号電流を用い
てホストシステムから遠隔制御する技術が記載されてい
る。この装置では、ホストシステムと少なくとも一対の
信号線で接続された端末機へ、この信号線を介して平衡
伝送法でデータ信号を送出すると、データ信号の信号電
圧が端末機の整流回路で直流電流に変換されてコンデン
サへ充電される。そして、このコンデンサの充電電圧で
双方向性半導体スイッチング素子が導通して、外部電源
から端末機の電源回路へ電力が供給され、この電源回路
から駆動電圧が端末機の本体制御部へ供給される。この
結果、端末機は電源投入状態になり、ホストシステムと
間でデータ伝送が可能になる。また、端末機の電源を遮
断するときは、ホストシステムおよび端末機からの送信
信号の出力を停止して、コンデンサを放電させる。
【0004】また、特開平9−284287号公報に
は、「ネットワークシステム」として、LAN等の規格
化されたネットワークシステムにおいて、各端末機器の
電源オン,オフをホスト機器から遠隔制御可能にする技
術が記載されている。このネットワークシステムは、第
1のネットワーク回線を介して集線器を接続し、この集
線器にそれぞれ第2のネットワーク回線を介して複数台
の端末機器を接続してなる。各端末機器に1対1対応に
電源制御装置を設ける。電源制御装置は、端末機器に対
する電源のオン,オフを切換えるリレースイッチと、第
2のネットワーク回線上を伝送されるホスト機器からの
信号を検出する信号検出回路と、一定の計時動作により
計時値が設定値に達するとリレースイッチをオフ制御す
る信号を出力し、かつ信号検出回路からの検出信号を入
力する毎に計時値をリセットするとともにリレースイッ
チをオン制御する信号を出力する受信タイマとを備え
る。ホスト機器は、集線器を制御することにより各端末
機器の電源のオン,オフを遠隔制御するのである。
【0005】上述した従来の技術は、いずれもホストコ
ンピュータ側から端末機器の電源を制御するものである
が、これは、ホストコンピュータ主導のメインフレーム
コンピュータシステムを対象としていることに由来する
と思われる。しかし、近年著しく普及してきたパーソナ
ルコンピュータ(以下、「パソコン」と記す。)を使用
するパーソナルユースでは、周辺機器を操作する操作者
主導で処理が進み、電源のオン,オフについても周辺機
器側からパソコン本体の電源をオン,オフすることが少
なくない。このような場合、従来は、パソコン本体が動
作している時に電源のオン,オフによる悪影響をパソコ
ン本体に与えないようにするため、周辺機器のケーブル
に主電源をオンオフ,するための信号線が入った専用の
ケーブルを必要としている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たように、周辺機器からパソコン本体の電源をオン,オ
フすのに専用のケーブルを用意しなくてはならないので
は、パソコン本体およびその周辺機器を繋ぐコネクタに
汎用性が無くなってしまうという問題点がある。
【0007】この問題を解決するには、上述の2つの特
許公開公報に記載された、ホストコンピュータ側から端
末機器の電源をオン,オフする技術を、逆に端末機器側
からホストコンピュータの電源をオン,オフできるよう
に変形可能かもしれない。これらの技術は、ホストコン
ピュータと端末機器との間の既存の信号線を端末機器の
電源を制御するのに使用しているからである。しかし、
それが可能としても、これらの技術では、整流回路,コ
ンデンサ,双方向性半導体スイッチング素子や受信タイ
マを内蔵する端末電源制御装置といった特別の手段を必
要とするという問題点がある。
【0008】この発明は、以上の問題点を解決するため
になされたものであり、その第1の目的は、汎用ケーブ
ルを利用して、周辺機器からパソコン本体の主電源を制
御する簡便なリモート電源制御回路を提供することにあ
る。
【0009】この発明の第2の目的は、汎用ケーブルを
利用して、周辺機器からパソコン本体の主電源を制御し
ても、パソコン本体の動作に悪影響を及ぼさないリモー
ト電源制御回路を提供することにある。
【0010】この発明の第3の目的は、一定の条件を満
たす多くの周辺機器に適用可能なリモート電源制御回路
を提供することにある。
【0011】
【0012】
【課題を解決するための手段】第のこの発明のリモー
ト電源制御回路は、ホストコンピュータと汎用ケーブル
で接続されている周辺機器から前記ホストコンピュータ
の主電源を制御するリモート電源制御回路において、前
記主電源のオン・オフを制御する主電源スイッチ手段
と、前記ホストコンピュータの主電源がオフされている
ことを検出する手段と、該検出の結果を前記汎用ケーブ
を介して前記周辺機器に伝える手段と、前記主電源が
オフされるとホストコンピュータと周辺機器とを接続し
ている所定の信号線の接続を前記前記主電源スイッチ手
段側へ切り替える手段と、前記周辺機器側から前記信号
線を利用して前記主電源スイッチ手段に前記主電源をオ
ンにするための信号を送出する手段とを備えたことを特
徴とする。
【0013】第のこの発明のリモート電源制御回路
は、周辺機器と汎用ケーブルで接続されているホストコ
ンピュータから前記周辺機器の主電源を制御するリモー
ト電源制御回路において、前記主電源のオン・オフを制
御する主電源スイッチ手段と、前記周辺機器の主電源が
オフされていることを検出する手段と、該検出の結果を
前記汎用ケーブルを介して前記ホストコンピュータに伝
える手段と、前記主電源がオフされると周辺機器とホス
トコンピュータとを接続している所定の信号線の接続を
前記主電源スイッチ手段側へ切り替える手段と、前記ホ
ストコンピュータ側から前記信号線を利用して前記主電
源スイッチ手段に前記主電源をオンにするための信号を
送出する手段とを備えたことを特徴とする。
【0014】第のこの発明のリモート電源制御回路
は、ホストコンピュータと汎用ケーブルで接続されてい
周辺機器から前記ホストコンピュータの主電源を制御
するリモート電源制御回路において、前記主電源のオン
・オフを制御する主電源スイッチ回路と、該主電源スイ
ッチ回路のパワーオン端子に抵抗器を介して常時電源を
供給するサブ電源と、前記主電源がオンのときには前記
ホストコンピュータと前記周辺機器との間で信号を授受
している前記汎用ケーブル内の所定の信号線を、前記主
電源がオフすると前記パワーオン端子に切り替え接続す
る前記ホストコンピュータ側のスイッチ素子と、押下す
るとGNDレベルを出力する前記周辺機器側に設けられ
たリモート電源スイッチと、前記主電源がオフすると、
前記信号線を前記リモート電源スイッチ側に切り替え接
続する前記周辺機器側のスイッチ素子とを備え、前記リ
モート電源スイッチの一時的な押下によるGNDレベル
のパルス信号によって、前記主電源スイッチ回路は前記
主電源をオンにすることを特徴とする。
【0015】第のこの発明のリモート電源制御回路
は、周辺機器と汎用ケーブルで接続されているホストコ
ンピュータから前記周辺機器の主電源を制御するリモー
ト電源制御回路において、前記主電源のオン・オフを制
御する主電源スイッチ回路と、該主電源スイッチ回路の
パワーオン端子に抵抗器を介して常時電源を供給するサ
ブ電源と、前記主電源がオンのときには前記周辺機器と
前記ホストコンピュータとの間で信号を授受している前
汎用ケーブル内の所定の信号線を、前記主電源がオフ
すると前記パワーオン端子に切り替え接続する前記周辺
機器側のスイッチ素子と、押下するとGNDレベルを出
力する前記ホストコンピュータ側に設けられた電源スイ
ッチと、前記主電源がオフすると、前記信号線を前記リ
モート電源スイッチ側に切り替え接続する前記ホストコ
ンピュータ側のスイッチ素子とを備え、前記電源スイッ
チの一時的な押下によるGNDレベルのパルス信号によ
って、前記主電源スイッチ回路は前記主電源をオンにす
ることを特徴とする。
【0016】この発明のリモート電源制御回路は、要す
るに、パソコン本体に接続されている周辺機器の汎用ケ
ーブル内の既存の信号線を利用して、パソコン本体の電
源を周辺機器から、また、周辺機器の主電源をパソコン
本体からオンするものである。
【0017】具体的には、例えば、図1において、パソ
コン本体1の主電源8がオフされている状態をスイッチ
素子5およびスイッチ素子6が検出すると、スイッチ素
子5は周辺機器3の信号線13を電源スイッチ9との接
続に切り替え、スイッチ素子6は周辺機器3の信号線1
3をリモート電源スイッチ10との接続に切り替える。
すなわち、パソコン本体1の主電源8が供給されている
状態でのみ周辺機器デバイス4とアクセスするために使
用されている信号線13を、パソコン本体1の主電源8
がオフしているときにのみ、パソコン本体1の主電源8
をオンするための信号線として利用する。これにより、
パソコン本体1がオペレータから離れた場所に配置され
ていても、オペレータの手の届く周辺機器3からパソコ
ン本体1の主電源8をオンすることを可能とする。
【0018】通常、パソコン本体1の主電源8がオフさ
れている状態では、パソコン本体1と周辺機器3とを繋
ぐケーブル7は利用されていない。そこで、この発明で
は、パソコン本体1の主電源8がオフしている間、パソ
コン本体1と周辺機器3を繋ぐケーブル7を利用して、
周辺機器3からパソコン本体1の主電源8をオンするよ
うにしたものである。
【0019】このように、既存の信号線13を利用する
ため、パソコン本体1と周辺機器3を繋ぐケーブル7は
汎用のもので足り、専用のケーブルを必要としない。ま
た、パソコンの主電源がオフの状態の時にのみ周辺機器
のケーブル内信号線を利用するため、周辺機器の種類に
拘わらず、一定の条件を満たせば全ての周辺機器に適用
可能である。
【0020】
【発明の実施の形態】次に、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0021】この発明の第1の実施の形態を示す図1を
参照すると、本リモート電源制御回路は、周辺機器3の
既存のケーブル7を利用してパソコン本体1の主電源8
をオフする。そのために、パソコン本体1の主電源8の
状態により接続が切り替わるスイッチ素子5,スイッチ
素子6をそれぞれパソコン本体1,周辺機器3に設け、
また、周辺機器3からパソコン本体1の主電源8をオン
するためのリモート電源スイッチ10を周辺機器3に設
けている。
【0022】パソコン本体1の主電源8がオンされてい
る状態では、パソコン本体1側の周辺機器デバイス4と
はケーブル7内の信号線13を介して接続される。一
方、パソコン本体1の主電源8がオフにされている状態
では、スイッチ素子5およびスイッチ素子6によって周
辺機器コントローラ2と周辺機器デバイス4との接続は
遮断され、このときは出力がハイインピーダンス状態と
なる信号線13を、周辺機器3からパソコン本体1の主
電源8をオンするための信号線として利用する。
【0023】パソコン本体1側においては、主電源8を
オンするための主電源スイッチ回路14と、その出力を
抵抗11を介して主電源スイッチ回路14のパワーオン
端子15に供給している常時オンのSUB電源12と、
パソコン本体1側で主電源8をローカルにオンする電源
スイッチ9とを備えている。電源スイッチ9は、スイッ
チ素子5とGND間に接続され、この電源スイッチ9を
押している時だけスイッチ素子5の信号をGNDと接地
させる。主電源スイッチ回路14のパワーオン端子15
は、主電源8がオフされても供給され続けるSUB電源
12で抵抗を介してプルアップされている。主電源8
は、主電源スイッチ回路14のパワーオン端子15にG
NDレベルのパルス信号を受信することでオンする。
【0024】スイッチ素子5は、主電源8の電圧状態を
検知して信号線13の接続先を周辺機器制御コントロー
ラ2か、もしくは電源スイッチ9かに切り換える機能を
有している。つまり、スイッチ素子5は、主電源8の電
圧レベルがGNDレベルとなると、信号線13と電源ス
イッチ10とを接続する。
【0025】一方、スイッチ素子6は、信号線13とリ
モート電源スイッチ10に接続され、パソコン本体1の
主電源8の状態により、リモート電源スイッチ10との
接続を切り替える。つまり、スイッチ素子6は、パソコ
ン本体1からケーブル7を経由して供給される主電源8
の電圧レベルがGNDレベルになること、信号線13と
リモート電源スイッチ10とを接続する。
【0026】SUB電源12でプルアップされているパ
ワーオン端子15は、パソコン本体1の主電源8がオフ
にされている状態では、電源スイッチ9およびリモート
電源スイッチ10と接続される。リモート電源スイッチ
10は、スイッチ素子6とGND間に接続され、このリ
モート電源スイッチ10を押している時だけスイッチ素
子6の信号をGNDと接地させる。
【0027】次に、図1の回路の動作について説明す
る。先ず、主電源8がオンの状態では、スイッチ素子5
およびスイッチ素子6は、図1に示すような接続状態と
なっているため、周辺機器コントローラ2と周辺機器デ
バイス4とは、ケーブル7内の信号線13を介して信号
を授受している。このとき、パワーオン端子15は、抵
抗11によってSUB電源12の電圧にプルアップされ
ている。
【0028】この状態において、周辺機器3側のリモー
ト電源スイッチ10を押下しても、スイッチ素子6が開
いているためGNDレベルは信号線13に伝わらず、さ
らにはスイッチ素子5も開いているため、GNDレベル
がパワーオン端子15に伝わる由もない。この結果、主
電源8がパワーオン状態で周辺機器コントローラ2と周
辺機器デバイス4とが信号を授受している場合に、リモ
ート電源スイッチ10をオンすることによる信号線13
への悪影響は阻止される。これにより、パソコン本体1
の主電源8が供給されている状態では、リモート電源ス
イッチ10を押しても、周辺機器制御コントローラ2と
周辺機器デバイス4とのアクセスには影響を与えない。
【0029】次に、主電源8がオフの状態になると、ス
イッチ素子5およびスイッチ素子6は、図1に示すよう
な接続状態から矢印表示するように、他の端子に切り替
わる。つまり、スイッチ素子5は信号線13を電源スイ
ッチ9およびパワーオン端子15に、また、スイッチ素
子6は信号線13をリモート電源スイッチ10へそれぞ
れ接続する。
【0030】この状態で、電源スイッチ9を押すと、主
電源スイッチ回路14へパルス信号を通知して主電源8
をローカルにオンすることができる。また、周辺機器3
のリモート電源スイッチ10を押すと、GNDレベルが
スイッチ素子6,信号線13およびスイッチ素子5を経
由して主電源スイッチ回路14のパワーオン端子15へ
伝わり、主電源8をオンにすることが可能となる。よっ
て、パソコン本体1が離れた場所に配置されていても、
オペレータの近くにある周辺機器3よりパソコン本体1
の主電源8をオンにすることが可能になる。
【0031】次に、この発明の第2の実施の形態につい
て、図2を参照して説明する。
【0032】この実施の形態は2台の周辺機器31およ
び周辺機器32からパソコン本体100の主電源8をオ
ンできるものであって、周辺機器31,32ごとに、ス
イッチ素子6とリモート電源スイッチ10とを設け、ま
た、パソコン本体100には周辺機器31,32対応に
周辺機器コントローラ21,22とスイッチ素子5とを
設けている。2つのスイッチ素子5の電源スイッチ9側
端子はワイヤード・オアされ、また、2つのスイッチ素
子6への主電源8状態を伝えるケーブルの信号線もワイ
ヤード・オアされている。
【0033】なお、図2では、周辺機器31,32を区
別するための構成要素には固有の参照番号を付している
が、その他の構成要素については周辺機器31,32に
ついて同一の参照番号を付した。
【0034】主電源8がオンの状態の場合には、周辺機
器コントローラ21と周辺機器デバイス41、周辺機器
コントローラ22と周辺機器デバイス42はそれぞれケ
ーブル7を介して情報の授受を行っている。このとき
は、スイッチ素子5,スイッチ素子6は、第1の実施の
形態におけるのと同様に、電源スイッチ9,リモート電
源スイッチ10とは接続していない。したがって、リモ
ート電源スイッチ10を押下しても信号線13に影響す
ることはない。
【0035】主電源8がオフになると、スイッチ素子5
は、信号線13を電源スイッチ9に、また、スイッチ素
子6は信号線13をリモート電源スイッチ10にそれぞ
れ接続する。この結果、電源スイッチ9の押下により主
電源8をオンできるのは勿論、周辺機器31のリモート
電源スイッチ10と周辺機器32ののリモート電源スイ
ッチ10のいずれによっても主電源8をオンにすること
ができる。
【0036】次に、この発明の第3の実施の形態につい
て、図3を参照して説明する。
【0037】第1の実施の形態および第2の実施の形態
は、周辺機器に主電源を備えず、パソコン本体から周辺
機器に電源を供給しており、周辺機器からパソコン本体
の主電源をオンするものであった。この実施の形態で
は、周辺機器にも主電源を備える場合に、パソコン本体
側からも周辺機器の主電源をオンできるようにしたもの
である。この場合、パソコン本体の主電源と周辺機器の
主電源とは、同時にオン・オフすることを想定してい
る。
【0038】図3において、周辺機器30側の主電源1
7に対して、SUB電源12と同機能のSUB電源1
8、および主電源スイッチ回路14と同機能の主電源ス
イッチ回路19とを設けている。主電源17は、上述の
ように、主電源8と同時にオン・オフするので、主電源
17のオフはパソコン本体1側でわかるようになってい
る。
【0039】したがって、この場合にも、周辺機器30
の主電源17がオフしているときには、上述の実施の形
態と同様にして、周辺機器30の主電源17をパソコン
本体1の主電源8と同時にオンにすることができる。
【0040】
【発明の効果】この発明の第1の効果は、常にオペレー
タの周辺にあるディスプレイやキーボードまたはマウス
等の周辺機器にこの発明を適用すれば、パソコンが離れ
た場所に配置されていても、その周辺機器からパソコン
の主電源をオンにすることが可能であるということであ
る。
【0041】また、第2の効果は、周辺機器とパソコン
を繋ぐケーブルに対して新たな信号線を設けず、既存の
汎用ケーブルを利用するため、特別なケーブルを必要と
しないことである。
【0042】さらに、第3の効果は、この発明が適用さ
れていない周辺機器またはパソコン本体が接続されて
も、その動作に悪影響を与えないことである。その理由
は、パソコンの主電源がオフの状態のときにのみ、周辺
機器のケーブルの信号線を利用することにある。
【0043】さらに、第4の効果は、パソコンの主電源
がオフの状態のときにのみ周辺機器のケーブルの信号線
を利用するため、周辺機器の種類に拘わらず、全ての周
辺機器およびパソコン本体に適用することが可能である
ということである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態のブロック図
【図2】この発明の第2の実施の形態のブロック図
【図3】この発明の第3の実施の形態のブロック図
【符号の説明】
1 パソコン本体 2 周辺機器制御コントローラ 3 周辺機器 4 周辺機器デバイス 5 スイッチ素子 6 スイッチ素子 7 ケーブル 8 主電源 9 電源スイッチ 10 リモート電源スイッチ 11 抵抗 12 SUB電源 13 信号線 14 主電源スイッチ回路 15 パワーオン端子 16 パワーオン端子 17 主電源 18 SUB電源 19 主電源スイッチ回路 30 周辺機器 100 パソコン本体

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホストコンピュータと汎用ケーブルで接
    続されている周辺機器から前記ホストコンピュータの主
    電源を制御するリモート電源制御回路において、 前記主電源のオン・オフを制御する主電源スイッチ手段
    と、 前記ホストコンピュータの主電源がオフされていること
    を検出する手段と、 該検出の結果を前記汎用ケーブルを介して前記周辺機器
    に伝える手段と、 前記主電源がオフされるとホストコンピュータと周辺機
    器とを接続している所定の信号線の接続を前記主電源ス
    イッチ手段側へ切り替える手段と、 前記周辺機器側から前記信号線を利用して前記主電源ス
    イッチ手段に前記主電源をオンにするための信号を送出
    する手段とを備えたことを特徴とするリモート電源制御
    回路。
  2. 【請求項2】 周辺機器と汎用ケーブルで接続されてい
    ホストコンピュータから前記周辺機器の主電源を制御
    するリモート電源制御回路において、 前記主電源のオン・オフを制御する主電源スイッチ手段
    と、 前記周辺機器の主電源がオフされていることを検出する
    手段と、 該検出の結果を前記汎用ケーブルを介して前記ホストコ
    ンピュータに伝える手段と、 前記主電源がオフされると周辺機器とホストコンピュー
    タとを接続している所定の信号線の接続を前記主電源ス
    イッチ手段側へ切り替える手段と、 前記ホストコンピュータ側から前記信号線を利用して前
    記主電源スイッチ手段に前記主電源をオンにするための
    信号を送出する手段とを備えたことを特徴とするリモー
    ト電源制御回路。
  3. 【請求項3】 ホストコンピュータと汎用ケーブルで接
    続されている周辺機器から前記ホストコンピュータの主
    電源を制御するリモート電源制御回路において、 前記主電源のオン・オフを制御する主電源スイッチ回路
    と、 該主電源スイッチ回路のパワーオン端子に抵抗器を介し
    て常時電源を供給するサブ電源と、 前記主電源がオンのときには前記ホストコンピュータと
    前記周辺機器との間で信号を授受している前記汎用ケー
    ブル内の所定の信号線を、前記主電源がオフすると前記
    パワーオン端子に切り替え接続する前記ホストコンピュ
    ータ側のスイッチ素子と、 押下するとGNDレベルを出力する前記周辺機器側に設
    けられたリモート電源スイッチと、 前記主電源がオフすると、前記信号線を前記リモート電
    源スイッチ側に切り替え接続する前記周辺機器側のスイ
    ッチ素子とを備え、 前記リモート電源スイッチの一時的な押下によるGND
    レベルのパルス信号によって、前記主電源スイッチ回路
    は前記主電源をオンにすることを特徴とするリモート電
    源制御回路。
  4. 【請求項4】 周辺機器と汎用ケーブルで接続されてい
    ホストコンピュータから前記周辺機器の主電源を制御
    するリモート電源制御回路において、 前記主電源のオン・オフを制御する主電源スイッチ回路
    と、 該主電源スイッチ回路のパワーオン端子に抵抗器を介し
    て常時電源を供給するサブ電源と、 前記主電源がオンのときには前記周辺機器と前記ホスト
    コンピュータとの間で信号を授受している前記汎用ケー
    ブル内の所定の信号線を、前記主電源がオフすると前記
    パワーオン端子に切り替え接続する前記周辺機器側のス
    イッチ素子と、 押下するとGNDレベルを出力する前記ホストコンピュ
    ータ側に設けられた電源スイッチと、 前記主電源がオフすると、前記信号線を前記電源スイッ
    チ側に切り替え接続する前記ホストコンピュータ側のス
    イッチ素子とを備え、 前記リモート電源スイッチの一時的な押下によるGND
    レベルのパルス信号によって、前記主電源スイッチ回路
    は前記主電源をオンにすることを特徴とするリモート電
    源制御回路。
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