JPH0835375A - スチールサッシにおけるガラス板の押え止め構造 - Google Patents

スチールサッシにおけるガラス板の押え止め構造

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JPH0835375A
JPH0835375A JP19114794A JP19114794A JPH0835375A JP H0835375 A JPH0835375 A JP H0835375A JP 19114794 A JP19114794 A JP 19114794A JP 19114794 A JP19114794 A JP 19114794A JP H0835375 A JPH0835375 A JP H0835375A
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JP
Japan
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frame
edge
glass plate
engaging
sash
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JP19114794A
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English (en)
Inventor
Toshiichi Daimatsu
敏一 大松
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スチールサッシにおけるガラス板の組付に際
して、組付作業が簡単であり、電蝕によるサッシ枠の損
傷を防止する。 【構成】 枠基部2と内縁部3及び外縁部4とからなる
基本断面形状をもち、長手方向に連続するスチール製サ
ッシ枠材に、外縁部4と対向するアンダーカット面6を
構成した係合リブ5を条設し、外縁部4と係合リブ5と
の間にガラス板7を嵌め込む額縁部8を構成してなる枠
体1を構成する。ガラス板7に嵌着したコーキング縁1
1を介して、内縁側に係合段部10を構成したステンレ
ス鋼製の内挿枠を取り付け、額縁部8上下左右に内接す
る。略コ字状の断面形状のステンレス鋼製の押え縁13
を、後脚部14の下端に構成した係合突条15を係合リ
ブ5のアンダーカット面6と係合し、また前脚部16の
端縁に構成した係合縁17を係合段部10と嵌合して組
み付けることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スチール枠のサッシを
構成するために、該スチールサッシ枠にガラス板を収納
せしめ、これを簡単に固着することができるスチールサ
ッシにおけるガラス板の押え止め構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】金属製の窓枠材として、従来よりアルミ
ニウム製の型枠材を使用したものが多用されているが、
このアルミサッシの場合はアルミ材の強度の面から枠材
の太さが大きくなり、殊に大窓のような場合には枠構造
だけが目立って全体の印象として所謂シャープさ/鋭さ
に欠けたデザインになってしまうという傾向があった。
【0003】このため強度の面から信頼が得られ、アル
ミニウム製と比較して細い枠体を構成することができる
鉄製のスチールサッシの使用も試みられてはいるが、鋼
材そのものが錆に弱い、などの欠点があるため、電蝕等
の問題を生じ易いサッシ枠のガラス板押え構造について
改良が強く望まれていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題に鑑
みてなされたものであり、従来のアルミサッシの組付け
とは異なり、スチールサッシにおけるガラス板の組付に
際して、組付作業が簡単であると共に、電蝕によってサ
ッシ枠を損なうことがない新規構造のスチールサッシに
おけるガラス板の押え止め構造を提供することを目的と
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るスチールサ
ッシにおけるガラス板の押え止め構造は、サッシ枠の基
部を構成する水平方向に幅を持った枠基部と、該枠基部
の内端部に位置し、垂直方向に幅を持った内縁部、及び
該枠基部の外端部に位置し、垂直方向に幅を持った外縁
部とからなる基本断面形状を呈してなる、長手方向に端
面形状が連続するスチール製サッシ枠材に対して、前記
サッシ枠材の枠基部の内側に位置して前記外縁部に対向
するアンダーカット面を構成した係合リブが条設し、外
縁部と係合リブとの間に窓面を構成するガラス板を嵌め
込むための額縁部を構成してなる枠体と、内縁側に係合
段部を構成すると共に、ガラス板の四辺外周に嵌着した
半軟質合成樹脂製のコーキング縁を介して予めガラス板
側に一体的に構成してなり、前記サッシ枠材の上記額縁
部上下左右に内接したステンレス鋼製の内挿枠と、前記
ガラス板及び内挿枠を嵌合した前記額縁部の残り内側ス
ペースに組み付ける略コ字状の断面形状を呈する長手方
向に連続したステンレス鋼製の部材になり、後脚部の下
端に前記係合リブのアンダーカット面と係合する係合突
条を構成すると共に、前脚部の端縁に上記内挿枠に構成
した係合段部と嵌合する係合縁を折り曲げ構成してなる
押え縁、とから構成したことを要旨とするものである。
【0006】
【作用】上記スチールサッシにおけるガラス板の押え止
め構造は、スチール製のサッシ枠材に収容したガラス板
をステンレス鋼製の内挿縁で四辺方向から支持すると共
に、同じくステンレス鋼製の押え縁で固定する構造にし
たことにより、サッシ枠が鋼製であっても電蝕によって
サッシ枠を損なうことがなくなる。また、サッシ枠に対
するガラス板の組付作業は、略コ字状の断面形状を呈す
る長手方向に連続したステンレス鋼製の押え縁により、
後脚部の下端に構成した係合突条を係合リブのアンダー
カット面と係合すると共に、前脚部の端縁に構成した係
合縁を内挿枠に構成した係合段部と嵌合することによ
り、ワンタッチで簡単にできる。
【0007】
【実施例】以下、本発明に係るスチールサッシにおける
ガラス板の押え止め構造の好ましい実施例を、図面に従
って説明する。図1及び図2は第一の実施例を示すもの
であり、符号1は長手方向に端面形状が連続するように
構成した引き物からなるスチール製サッシ枠材であり、
該サッシ枠材は、サッシ枠の基部を構成する水平方向に
幅を持った枠基部2と、該枠基部2の内端部に位置し、
垂直方向に幅を持った内縁部3、及び該枠基部2の外端
部に位置し、垂直方向に幅を持った外縁部4とからなる
基本断面形状を呈しており、各部の幅寸法、及び突出方
向等の詳細は、設計によって自由に変更することが可能
である。
【0008】また、上記サッシ枠材1の枠基部2には、
該サッシ枠材1の内側に位置して係合リブ5が条設して
あり、該係合リブ5は外縁部4と並行に延びると共に、
該外縁部4に対向するアンダーカット面6を構成し、外
縁部4と係合リブ5との間に窓面を構成するガラス板7
を嵌め込むための額縁部8を構成してなる。
【0009】符号9はサッシ枠材1の上記額縁部8上下
左右に内接したステンレス鋼製の内挿枠であり、内縁側
に係合段部10を構成すると共に、ガラス板7の四辺外
周に嵌着した半軟質合成樹脂製のコーキング縁11を介
して予めガラス板7側に一体的になっている。またコー
キング縁11の下縁肉厚内には、硬質合成樹脂からなる
複数のスペーサ12,12…が配置してあり、ガラス板
7の沈み込みを阻止する構造になる。
【0010】上記ガラス板7及び内挿枠9は額縁部8の
外縁部4に密接するように嵌合され、該額縁部8の残り
内側スペースにはステンレス鋼製の押え縁13を組み付
けてなる。該押え縁13は、略コ字状の断面形状を呈す
る長手方向に連続した部材によって構成してあり、後脚
部14の下端に上記係合リブ5のアンダーカット面6と
係合する係合突条15を構成すると共に、前脚部16の
端縁に上記内挿枠9に構成した係合段部10と嵌合する
係合縁17を折り曲げ構成してなる。
【0011】尚、符号18はサッシ枠1の外縁部4に条
設した溝構造19に基部を嵌着した水返しリップであ
る。
【0012】次に図3は、ステンレス鋼製押え縁13の
他の実施例を示すものであり、略コ字状の断面形状を呈
する長手方向に連続した部材の後脚部14の下端に上記
係合リブ5のアンダーカット面6と係合する係合段部1
5aを構成すると共に、前脚部16の端縁に上記内挿枠
9に構成した係合段部10と嵌合する係合縁17を折り
曲げ構成した構造になる。
【0013】尚、符号20はサッシ枠1の外縁部4に条
設した溝構造21に基部を嵌着した戸当たりである。
【0014】更に図4は、二重サッシの実施例を示すも
のであり、スペーサ22を介して二枚のガラス板7,7
を離間して配置した構造になるもので、ガラス板7,7
の四辺外周に嵌着した半軟質合成樹脂製のコーキング縁
11を介して内挿枠9と一体的に構成してなる。そして
押え縁13の後脚部14の下端に構成した係合突条15
を係合リブ5のアンダーカット面6と係合し、また前脚
部16の係合縁17を内挿枠9に構成した係合段部10
と嵌合してガラス板7,7の取付を完了する。
【0015】
【発明の効果】上記構成になるスチールサッシにおける
ガラス板の押え止め構造は、スチール製のサッシ枠材に
収容したガラス板をステンレス鋼製の内挿縁で四辺方向
から支持すると共に、同じくステンレス鋼製の押え縁で
固定する構造にしたことにより、サッシ枠が鋼製であっ
ても電蝕によってサッシ枠を損なうことがない。また、
サッシ枠に対するガラス板の組付作業がワンタッチでで
き施工上簡単である等の特徴を有するものであり、更に
は、スチールであるためエッジが鋭角に形成できる、等
本発明実施後の効果は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスチールサッシにおけるガラス板
の押え止め構造の第一の実施例を示すスチールサッシの
縦断面図である。
【図2】同要部の拡大図である。
【図3】ガラス板の押え止め構造の第二の実施例を示す
スチールサッシの要部縦断面図である。
【図4】二重ガラスのスチールサッシの実施例を示す要
部縦断面図である。
【符号の説明】
1 スチール製サッシ枠材 2 枠基部 3 内縁部 4 外縁部 5 係合リブ 7 ガラス板 9 ステンレス鋼製内挿枠 10 係合段部 11 半軟質合成樹脂製コーキング縁 12 スペーサ 13 押え縁 14 後脚部 15 係合突条 15a 係合段部 16 前脚部 17 係合縁 22 スペーサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サッシ枠の基部を構成する水平方向に幅
    を持った枠基部と、 該枠基部の内端部に位置し、垂直方向に幅を持った内縁
    部、及び該枠基部の外端部に位置し、垂直方向に幅を持
    った外縁部とからなる基本断面形状を呈してなるところ
    の長手方向に端面形状が連続するスチール製サッシ枠材
    に対して、 前記サッシ枠材の枠基部の内側に位置して前記外縁部に
    対向するアンダーカット面を構成した係合リブが条設
    し、外縁部と係合リブとの間に窓面を構成するガラス板
    を嵌め込むための額縁部を構成してなる枠体と、 内縁側に係合段部を構成すると共に、ガラス板の四辺外
    周に嵌着した半軟質合成樹脂製のコーキング縁を介して
    予めガラス板側に一体的に構成してなり、前記サッシ枠
    材の上記額縁部上下左右に内接したステンレス鋼製の内
    挿枠と、 前記ガラス板及び内挿枠を嵌合した前記額縁部の残り内
    側スペースに組み付ける略コ字状の断面形状を呈する長
    手方向に連続したステンレス鋼製の部材になり、後脚部
    の下端に前記係合リブのアンダーカット面と係合する係
    合突条を構成すると共に前脚部の端縁に上記内挿枠に構
    成した係合段部と嵌合する係合縁を折り曲げ構成してな
    る押え縁、 とから構成したことを特徴とするスチールサッシにおけ
    るガラス板の押え止め構造。
JP19114794A 1994-07-21 1994-07-21 スチールサッシにおけるガラス板の押え止め構造 Pending JPH0835375A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007262683A (ja) * 2006-03-27 2007-10-11 Shin Nikkei Co Ltd サッシ窓

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007262683A (ja) * 2006-03-27 2007-10-11 Shin Nikkei Co Ltd サッシ窓

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