JPH0834373A - クロ−ラ用芯金 - Google Patents
クロ−ラ用芯金Info
- Publication number
- JPH0834373A JPH0834373A JP16817294A JP16817294A JPH0834373A JP H0834373 A JPH0834373 A JP H0834373A JP 16817294 A JP16817294 A JP 16817294A JP 16817294 A JP16817294 A JP 16817294A JP H0834373 A JPH0834373 A JP H0834373A
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- JP
- Japan
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- crawler
- elastic
- contact surface
- casting
- protrusion
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- Granted
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- Casting Devices For Molds (AREA)
- Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
Abstract
り、鋳仕上作業を廃止して製造原価を低減することがで
き、また曲げ強度および剪断強度を低下させることもな
く、弾性履帯のずれ、剥離、裂傷あるいは破断事故等を
防止することも可能なクロ−ラ用芯金を提供するもので
ある。 [構成] 弾性部材に埋入し、鎖車と当接する接触面を
上面の中央部に備え、該接触面の左右に鎖車から弾性履
帯が横ずれするのを防止する突起を有し、該突起の外方
に比較的薄肉の板状部を有するクロ−ラ用芯金におい
て、上記板状部は上面の周縁に欠肉部を設けたことを特
徴とする。
Description
に使用するクロ−ラの弾性履帯中に埋入して使用される
クロ−ラ用芯金に関するものである。
無限軌道として弾性履帯が広く用いられている。この弾
性履帯は図4に示すように長手方向に一定の間隔をおい
て、あるいは連続して芯金が埋入され、この芯金は履帯
本体内面の中央部に鎖車と当接する接触面と、この接触
面の左右に鎖車から弾性履帯が横ずれするのを防止する
突起を備え、該突起の外方には比較的薄肉の板状部を有
するもので、この芯金よりも下方にスチ−ルワイヤによ
る抗張体が埋入されている。このような芯金は球状黒鉛
鋳鉄か、鍛鋼で製造されており、必要な硬さと強度を確
保するために、焼きならし、あるいは焼き入れ・焼き戻
しなどの熱処理が施されているのが一般的である。
度が高く、しかも熱処理によって組織を自由に改善し、
機械的性質を鋼と同等か、あるいはそれ以上に向上せし
め得ることのできる球状黒鉛鋳鉄が広く用いられてい
る。ところが球状黒鉛鋳鉄組成の溶湯を鋳型に注入する
際に、鋳型の見切り面に鋳ばりが発生するが、この鋳ば
りを除去する鋳仕上作業に時間がかかり、原価高の原因
となっている。一方この鋳ばりを除去せず弾性履帯中に
埋入すると、弾性履帯が裂傷して破断事故につながる恐
れがあり好ましからざる結果を招くことになり、業界で
は新規な技術の開発が強く望まれていたところである。
ものであり、その目的とするところは、鋳造時に鋳ばり
の発生を防止することにより、鋳仕上作業を廃止し製造
原価を低減することのできるクロ−ラ用芯金を提供する
ものであり、また他の目的は鋳造時に鋳ばりの発生を防
止することにより、鋳仕上作業を廃止し製造原価を低減
するとともに、曲げ強度および剪断強度を低下させるこ
となく、弾性履帯のずれ、剥離、裂傷あるいは破断事故
等を防止し得るクロ−ラ用芯金を提供するものである。
は、弾性部材に埋入し、鎖車と当接する接触面を上面の
中央部に備え、該接触面の左右に鎖車から弾性履帯が横
ずれするのを防止する突起を有し、該突起の外方に比較
的薄肉の板状部を有するクロ−ラ用芯金であって、上記
板状部は上面の周縁に欠肉部を設けることを特徴とする
ものである。
詳細に説明する。図1はクロ−ラ用芯金の平面図、図2
はその正面図、図3は図1のA〜A断面図、図4は弾性
履帯の幅方向断面図である。
に埋入し、鎖車と当接する接触面3を上面の中央部に備
え、この接触面3の左右に鎖車から弾性履帯が横ずれす
るのを防止する突起4を有し、この突起4の外方に比較
的薄肉の板状部5を有するクロ−ラ用芯金1であって、
上記板状部5は上面6の周縁に欠肉部7を設ける構成と
したものである。図4は弾性履帯内に埋入されたクロ−
ラ用芯金1、弾性部材2及びスチ−ルワイヤ14の構成
を示したものである。
縁に欠肉部7を設け、この面を見切り面としたので型締
まりが良くなり、その結果鋳ばりの発生を防止すること
ができた。かりに鋳ばりが発生したとしても、その大き
さがきわめて小さいためサンドブラストによる清浄作業
の際に容易に除去し得るものである。
る。図5は実施例2のクロ−ラ用芯金の平面図、図6は
その正面図、図7は図5のB〜B断面図である。
し、鎖車と当接する接触面9を上面の中央部に備え、こ
の接触面9の左右に鎖車から弾性履帯が横ずれするのを
防止する突起10を有し、この突起10の外方に比較的
薄肉の板状部11を有するクロ−ラ用芯金8であって、
上記板状部11は上面12の全周縁に欠肉部13を有す
る構成としたものである。
上面12の周縁に欠肉部13を設けるとともに、この欠
肉部13は鎖車と当接する接触面9を含む全周縁におよ
び、鋳ばりの発生を更に効果的に防止することができ
た。
クロ−ラ用芯金は板状部の上面の周縁に欠肉部を設ける
構成としたので、鋳造時に鋳ばりの発生を防止すること
により鋳仕上作業を廃止することができたので製造原価
を低減することができ、実願平5−31363号で示さ
れた下面の周縁に欠肉部を設ける芯金に比較して、スチ
−ルワイヤとの接着面積を減ずることなく同様の効果を
得られるなど、工業的に多くの優れた効果をもたらすこ
とができた。
Claims (1)
- 【請求項1】 弾性部材に埋入し、鎖車と当接する接触
面を上面の中央部に備え、該接触面の左右に鎖車から弾
性履帯が横ずれするのを防止する突起を有し、該突起の
外方に比較的薄肉の板状部を有するクロ−ラ用芯金であ
って、上記板状部は上面の周縁に欠肉部を設けることを
特徴とするクロ−ラ用芯金。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16817294A JP3322373B2 (ja) | 1994-07-20 | 1994-07-20 | クロ−ラ用芯金 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16817294A JP3322373B2 (ja) | 1994-07-20 | 1994-07-20 | クロ−ラ用芯金 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0834373A true JPH0834373A (ja) | 1996-02-06 |
JP3322373B2 JP3322373B2 (ja) | 2002-09-09 |
Family
ID=15863140
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16817294A Expired - Lifetime JP3322373B2 (ja) | 1994-07-20 | 1994-07-20 | クロ−ラ用芯金 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3322373B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001334970A (ja) * | 2000-05-29 | 2001-12-04 | Bridgestone Corp | ゴムクローラ芯金 |
CN110525529A (zh) * | 2019-08-29 | 2019-12-03 | 徐工集团工程机械有限公司 | 一种三角履带轮及其被动式导向系统和驱动齿导向装置 |
-
1994
- 1994-07-20 JP JP16817294A patent/JP3322373B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001334970A (ja) * | 2000-05-29 | 2001-12-04 | Bridgestone Corp | ゴムクローラ芯金 |
JP4545282B2 (ja) * | 2000-05-29 | 2010-09-15 | 株式会社ブリヂストン | ゴムクローラ芯金 |
CN110525529A (zh) * | 2019-08-29 | 2019-12-03 | 徐工集团工程机械有限公司 | 一种三角履带轮及其被动式导向系统和驱动齿导向装置 |
CN110525529B (zh) * | 2019-08-29 | 2024-04-02 | 江苏徐工工程机械研究院有限公司 | 一种三角履带轮及其被动式导向系统和驱动齿导向装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3322373B2 (ja) | 2002-09-09 |
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