JPH08340241A - 遅延装置及び遅延測定装置 - Google Patents

遅延装置及び遅延測定装置

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JPH08340241A
JPH08340241A JP7146133A JP14613395A JPH08340241A JP H08340241 A JPH08340241 A JP H08340241A JP 7146133 A JP7146133 A JP 7146133A JP 14613395 A JP14613395 A JP 14613395A JP H08340241 A JPH08340241 A JP H08340241A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明の目的は、回路規模を増大させることな
く、大きな遅延を施すことのできる遅延装置を提供する
ことである。 【構成】リングオシレータ31は、バッファが複数段直
列に接続された多相出力の発振器であり、最終段の出力
が反転されて初段のバッファに帰還されている。デコー
ダ32は、外部から与えられる設定すべき遅延量を示す
ディジタル値の下位4ットのデータDL に応じてリング
オシレータ31の出力の1つを選択する。カウンタ33
は、デコーダ32の出力を計数し、計数結果が設定され
た回数nc(ディジタル値の上位4ビットのデータDH
により決まる回数)と等しくなったとき遅延信号を出力
する。すなわち、カウンタ33からは、上位データDH
及び下位データDL に比例した遅延量を持った信号が出
力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リングオシレータを用
いた遅延装置、遅延時間測定装置及び遅延装置に用いら
れる排他論理和回路に関する。
【0002】
【従来の技術】LSI等の動作周波数の向上に伴い、L
SI内部のクロック信号と外部クロック信号の位相差を
動的に調整する遅延回路が用いられている。内部クロッ
ク信号と外部クロック信号のタイミングをより正確に一
致させるためには、遅延回路の分解能を高める必要があ
る。
【0003】図17は、従来の遅延回路の構成を示す図
である。この遅延回路は、縱続接続された複数のバッフ
ァ11と、それら複数のバッファ11の出力信号の1つ
を選択して出力するセレクタ12とからなる。このセレ
クタ12には、入力信号に対する遅延時間を設定する設
定遅延ディジタル値が入力されており、その設定遅延デ
ィジタル値に対応する信号を出力する。これにより、セ
レクタ12からは、設定された遅延ディジタル値分遅延
した信号が出力される。
【0004】また、上述した遅延回路では、入力信号の
反転信号または非反転信号を出力するために、図18に
示すような排他論理和回路が用いられる。この排他論理
和回路は、入力信号がトランスファゲート23、24の
一方の制御端子にそのまま入力され、他方の制御端子に
インバータ21を介して入力している。また、反転制御
信号がトランスファゲート23に入力され、反転制御信
号をインバータ22で反転させた信号がトランスファゲ
ート24に入力している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の遅延回
路では、最大遅延量を保ったまま遅延量をより細かく設
定できるように分解能を小さくするためには、バッファ
1段の遅延量を小さくして、縱続接続するバッファの段
数を増やす必要があり、バッファ回路の回路規模が増大
する。さらに、バッファの段数が増加すると、バッファ
の出力を選択するするセレクタの回路規模も増大し、遅
延回路全体の回路規模が大きくなってしまうという問題
点があった。また、最大遅延量を増やすためにはバッフ
ァの段数を増やす必要があり、同様に遅延回路の回路規
模が増大してしまうという問題点があった。
【0006】さらに、上述した排他論理和回路では、入
力信号を反転して出力する場合と、非反転で出力する場
合とで、反転制御信号を出力する側からみた負荷が異な
ることになるので、反転と非反転の場合で遅延時間が異
なってしまうという問題点があった。
【0007】本発明の課題は、回路規模を増大させるこ
となく、入力信号に対して大きな遅延を施すことがで
き、かつ高い分解能を実現できる遅延回路を提供するこ
とである。また、本発明の他の課題は、2つの信号の遅
延時間をディジタルデータとして測定できる遅延測定装
置を提供することである。さらに、本発明の他の課題
は、反転出力と非反転出力の遅延時間が等しい排他論値
和回路を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明の遅延装置
は、多相出力のリングオシレータと、リングオシレータ
の出力をデコードするデコーダと、デコーダの出力をカ
ウントし、カウント結果が予め設定された回数に達した
とき遅延信号を出力するカウンタとを備える。
【0009】この第1の発明の遅延装置は、例えば、図
1に示すようにMr 相の出力を有するリングオシレータ
31と、そのMr 相の出力をデコードするデコーダ32
と、デコーダ32の出力をカウントするカウンタ33と
からなる。
【0010】第2の発明の遅延測定装置は、第1の信号
と第2の信号との遅延時間を測定する遅延測定装置であ
って、第1の信号により発振を開始する多相出力のリン
グオシレータと、第2の信号に同期してリングオシレー
タの出力をラッチし、ラッチした信号をエンコードする
エンコーダと、リングオシレータの出力の1つをカウン
トするカウンタとを備える。
【0011】この第2の発明の遅延測定装置は、例え
ば、図16に示すように発振制御信号(第1の信号)に
より発振を開始するMr 相の出力を有するリングオシレ
ータ31と、そのMr 相の出力を測定終了信号(第2の
信号)に同期してラッチするラッチ回路77と、ラッチ
回路77の出力をエンコードして第1の信号と第2の信
号との遅延時間の下位データとして出力するエンコーダ
75と、ラッチ回路77の出力の1つを計数し、第1の
信号と第2の信号の遅延時間の上位データとして出力す
るカウンタ76とからなる。
【0012】第3の発明の排他論理和回路は、入力信号
に対して遅延した遅延信号を出力する遅延装置に使用さ
れ、信号を反転させて出力するか、それとも非反転で出
力するかを決める反転制御信号が奇数個のインバータを
介して一方の入力端子に入力し、反転制御信号が直列に
接続された偶数個のインバータを介して他方の入力端子
に入力し、2つの入力端子に入力する信号のどちらを出
力するかを決める制御信号として入力信号が制御端子に
与えられる2入力セレクタからなる。
【0013】
【作用】第1の発明の遅延装置は、デコーダにおいてリ
ングオシレータの1段分の遅延の整数倍の遅延を生成
し、カウンタにおいてリングオシレータの発振周期の整
数倍の遅延を生成することで、任意の遅延量を遅延装置
の回路規模を増やさずに生成できるようにしたものであ
る。
【0014】例えば、図1のリングオシレータ31の位
相出力が第0位相から第7位相(Mr =8)まであり、
リングオシレータの各段では論理反転せず、最終段から
初段の間で論理反転しているものとする。また、設定す
べき遅延のディジタル値Dの下位データDL (0≦DL
≦2Mr −1)がデコーダ32へ、上位データDH がカ
ウンタ33に与えられているものとする。
【0015】この場合、リングオシレータ31の出力
は、図2に示すように発振制御信号aの立ち上がりから
tro(バッファ1段分の遅延を含む)遅延して第0位相
出力がハイレベルに変化し、さらにtd1(バッファ1段
分の遅延)遅延して第1位相出力がハイレベルに変化す
る。以下、td1づつ遅延して第2位相出力、第3位相出
力・・・第7位相出力がハイレベルに変化する。
【0016】デコーダ32は、設定された下位データD
L に従ってリングオシレータ31の出力の1つを選択し
て出力する。カウンタ33は、デコーダ32の出力を計
数し、計数結果が設定された回数nc (上位データDH
により決まる値)と一致したとき信号を出力する。
【0017】ここで、第1の信号(発振制御信号)の立
ち上がりからカウンタ33の出力信号の立ち上がりまで
の全遅延時間ttotal は、 ttotal =tro+tdecode+DL td1+nc (2Mr td1) +tcounter =tro+tdecode+tcounter +( nc(2Mr)+DL)td1 (1) となる。なお、tr0は発振制御信号の遷移(立ち上がり
または立ち下がり)から第0位相出力の遷移までの遅延
であり、tdecodeはデコーダ32内部での遅延であり、
tcounter はカウンタ33の入力のnc 回目の遷移か出
力の遷移までの遅延である。nc は遅延を設定するディ
ジタル値の上位データDH により決まる値であるから、
(1)式は、遅延装置による全遅延ttotal がデコーダ
32に設定される下位データDL と、カウンタ33に設
定される上位データDH によって制御できることが分か
る。さらに、 tro+tdecode+tcounter =2kMr td1 (2) となるようにデコーダ32またはカウンタ33の遅延t
decode、tcounter を調整し、 nc =DH −k (k:自然数) (3) とすれば、(1)式は、 ttotal =2kMr td1+((DH −k)(2 Mr)+DL )td1 =(DH (2Mr)+DL )td1 =D・td1 (4) となり、2kMr ≦D<2Mc Mr (Mc はカウンタ3
3の最大値)の範囲の遅延設定ディジタル値Dについ
て、Dに比例した遅延ttotal が得られる。この場合、
遅延装置の分解能はリングオシレータ1段分の遅延のt
d1であり、最大遅延量はリングオシレータ31の1周期
の何回分を計数できるかにより決まるので(2Mc Mr
−1)td1となる。
【0018】このように、デコーダ32及びカウンタ3
3を用い、リングオシレータ31の1段の遅延の整数倍
及びリングオシレータ31の1周期の(2Mr td1)の
整数倍遅延した信号を生成することで、遅延装置の回路
規模をそれほど増大させずに遅延量を増やすことができ
る。例えば最大遅延量を2倍にするためには従来の技術
では回路規模を2倍以上にする必要があるのに対し、本
発明では、最大遅延量を2倍にするためには、リングオ
シレータ31の位相数Mr を2倍にするか、カウンタ3
3の最大値Mc を2倍にすれば良く、このときの回路規
模の増大はわずかである。例えば、カウンタ33の最大
値を2倍にするには、フリップフロップ1個と論理ゲー
トを数個追加するだけでよい。
【0019】本発明は、特にLSI等に搭載する遅延回
路またはクロック等の位相合わせ回路に最適である。ま
た、回路規模をあまり増大させずに大きな遅延量が得ら
れるので、リングオシレータ1段当たりの遅延を小さく
して遅延回路の分解能を高めることもできる。
【0020】第2の発明の遅延測定装置は、遅延時間を
測定したい第1の信号の遷移から第2の信号の遷移まで
の時間が、リングオシレータの何段分の遅延かをエンコ
ーダで求め、さらにリングオシレータの1周期の何倍分
の遅延かカウンタで求めることで、第1の信号と第2の
信号の遅延をディジタル値として算出するものである。
【0021】例えば、図16のカウンタ76により、第
1の信号(発振制御信号)の遷移から第2の信号(測定
終了信号)の遷移までの時間がリングオシレータ31の
発振周期の何回分かが分かり、さらにエンコーダ75の
出力からリングオシレータ31の何段分の遅延かが分か
るので、リングオシレータからなる簡単な構成の遅延回
路を利用して、2種類の信号の遅延をディジタルの遅延
時間データとして求めることができる。
【0022】第3の発明では、2入力セレクタの一方の
入力にインバータを偶数段接続することで、入力信号を
反転して出力する場合と、入力信号を非反転で出力する
場合の遅延時間を等しくすることができる。
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。図1は、本発明の第1実施例の遅延回路30
の回路ブロック図である。この実施例は、リングオシレ
ータ31の各位相出力が同相の場合の実施例である。
【0024】リングオシレータ31は、図示していない
がインバータ2個からなるバッファを1段として、バッ
ファが複数段直列に接続された多相出力の発振器であ
り、最終段のバッファの出力が反転されて初段のバッフ
ァに帰還されている。このリングオシレータ31は、所
望の遅延を生成するための基準となる入力信号(発振制
御信号a)がハイレベルに変化すると発振を開始する。
【0025】デコーダ32は、外部から与えられる、設
定すべき遅延量を示す8ビットのディジタル値D 7:0
の内の下位4ビットのデータDL 3:0 に応じてリングオ
シレータ31の出力の1つを選択する。カウンタ33
は、デコーダ32の出力信号を計数し、計数結果が設定
された回数nc (ディジタル値D 7:0 の上位4ビット
のデータDH 7:4 により決まる回数)と等しくなった
とき遅延信号を出力する。なお、遅延量を設定するため
にデコーダ32及びカウンタ33に与えるデータは、上
述した8ビットのディジタル値の上位データ、下位デー
タという形に限らず、2種類のディジタル値(第1のデ
ィジタルデータ及び第2のディジタルデータ)として与
えても良い。
【0026】図2は、第1実施例のリングオシレータ3
1の出力タイミングを示す図である。この実施例は、各
位相出力が同相であるので、発振制御信号aが「1」と
なると、同図(1) に示すようにtr0(リングオシレータ
31の1段分の遅延td1を含む遅延時間) 時間遅延して
第0位相出力が「1」となり、同図(2) に示すようにそ
れからtd1時間遅延して、第1位相出力が「1」とな
る。以下、同様に、前段の位相の出力の遷移からtd1時
間遅延して次段の出力が遷移する。
【0027】次に、図3は、デコーダ32に設定される
下位データDL と、そのときデコーダ32が選択するリ
ングオシレータ31の位相及び出力論理との関係を示す
図であり、図4は、デコーダ32の出力タイミング図で
ある。
【0028】例えば、下位データDL として「0」が設
定された場合には、デコーダ32は、図3に示すように
リングオシレータ31の第0位相出力を選択し、その選
択した信号を非反転で出力する。この結果、デコーダ3
2からは、図4(1) に示すように発振制御信号aの立ち
上がりから、リングオシレータ31の1段分の遅延時間
td1を含むtro時間遅延し、さらにデコーダ32内部の
遅延であるtdecode時間遅延した信号が出力される。
【0029】また、下位データDL として「1」が設定
された場合には、デコーダ32は、図3に示すようにリ
ングオシレータ31の第1位相出力を選択し、その選択
した信号を非反転で出力する。この結果、デコーダ32
からは、図4(2) に示すように第0位相を選択したとき
のデコーダ32の出力信号に対して、さらにリングオシ
レータ31の1段分の遅延であるtd1遅延した信号が出
力される。
【0030】以下同様に、任意の下位データDL をデコ
ーダ32に設定することで、その下位データDL により
定まるリングオシレータ31の段数分遅延させた信号を
出力することができる。
【0031】カウンタ33は、上述したデコーダ32の
出力を計数し、計数結果が上位データDH により決まる
設定回数nc と一致すると遅延信号を出力する。すなわ
ち、デコーダ32でリングオシレータ31の1周分の遅
延2Mr td1(Mr はリングオレータ31の相数:本実
施例ではMr =8)の範囲で、設定された下位データD
L 分の遅延が生成される。そして、カウンタ33で、そ
のデコーダ32の出力の立ち上がり遷移の回数を計数
し、計数結果が設定された上位データDH により決まる
回数nc と一致したとき遅延信号を出力することで、設
定されたディジタル値D(DH ,DL )分遅延した信号
を出力することができる。
【0032】次に、リングオシレータ31の各段で論理
反転させた本発明の第2実施例を説明する。図5は、第
2実施例の遅延回路30の回路ブロック図である。この
第2実施例は、リングオシーレタ31の1段をインバー
タで構成することにより遅延回路の分解能を高めたもの
である。この結果、リングオシレータ31の各相の出力
が異なる位相となるので、デコーダ32において、リン
グオシレータ31の出力を反転または非反転で出力する
ようにしている。
【0033】制御回路34は、設定すべき遅延時間の基
準となる入力信号(遅延開始信号b)がローレベル
(0)のとき、発振制御信号aをローレベルにし、発振
開始信号bの立ち上がりを検出して発振制御信号aハイ
レベル(1)にし、さらにカウンタ33から出力される
遅延信号の立ち上がりを検出して発振制御信号aをロー
レベルにする。また、制御回路34は、発振制御信号a
をデコーダ32及びカウンタ33へ出力して、デコーダ
32における下位データDL のラッチ及びカウンタ33
における上位データDH の読み込みを制御する。
【0034】デコーダ32には、遅延量を設定する8ビ
ットの遅延設定ディジタル値の下位4ビットのデータD
L 0 〜DL 3 (DL 3:0 )が与えられており、その下位
データDL に従ってリングオシレータ31の出力信号を
デコードして、下位データDL 0 〜DL 3 応じた遅延量
を持った信号を出力する。すなわち、デコーダ32に4
ビットの任意のデータを与えることで、リングオシレー
タ31の1周分の遅延の範囲内で所望の遅延量を持った
信号を出力させることができる。
【0035】カウンタ33には、上記の8ビットのディ
ジタル値の上位4ビットのデータDH 4 〜DH 7 が与え
られており、デコーダ32の出力を計数し、計数結果が
その4ビットの上位データDH により決まる回数nc と
なったとき遅延信号を出力する。すなわち、カウンタ3
3に4ビットの任意のデータを与えることで、リングオ
シレータ31の1周分の遅延の整数倍分の遅延量を持っ
た信号を出力させることができる。
【0036】ここで、図5の遅延回路30の動作を、図
6のタイミング図を参照して説明する。所望の遅延を生
成するための基準となる遅延開始信号bが「1」となる
と(図6(1) )、その立ち上がりからtcontrol (遅延
開始信号bが立ち上ってから発振制御信号aが立ち上が
るまでの制御回路34内部の遅延)遅延して、制御回路
34から発振制御信号aが出力される(同図(2) )。発
振制御信号aが「1」に変化すると、その信号の立ち上
がりからtro時間遅延してリングオシレータ31の第0
位相出力が「1」となる(同図(3) )。
【0037】そして、下位データDL で指定された遅延
時間DL td1(td1:リングオシレータ31のインバー
タ1段分の遅延)に相当するリングオシレータ31の位
相出力が「1」または「0」に変化してから(同図(4)
)、tdecode遅延した後、デコーダ32の出力が
「1」となる(同図(5) )。なお、tdecodeは、下位デ
ータDL に対応するリングオシレータ31の位相出力が
変化してから、デコーダ32の出力が実際に立ち上がる
までの遅延時間である。
【0038】デコーダ32の出力信号の立ち上がりはカ
ウンタ33で計数され、計数結果が上位データDH で決
まる回数nc と一致すると( 2(DH −1)Mr Td1時
間経過すると) 、さらにtcounter 遅延した後、カウン
タ33の出力信号が「1」となる(同図(6))。なお、
tcounter は、デコーダ32の出力信号の立ち上がり
が、カウンタ33の設定回数nc に達してから実際にカ
ウンタ32の出力が立ち上がるまでのカウンタ33の内
部の遅延時間である。
【0039】遅延信号の立ち上がりが制御回路34で検
出されると、発振制御信号aが「0」となり、リングオ
シレータ31の発振動作が中止される。ここで、遅延開
始信号が「1」となってからカウンタ32から遅延信号
が出力されるまでの遅延時間をttotal とすると、 ttotal =tcontrol +tro+tdecode+tcounter +2(DH −1)Mr td1+DL td1 (5) と表せる。tcontrol +tdecode+tcounter =2Mr
td1−troとなるように、制御回路34、デコーダ32
及びカウンタ33の遅延を調整することにより、遅延回
路における全遅延ttotal を、 ttotal =(2DH Mr +DL )td1 =Dtd1 (6) とすることができる。すなわち、リングオシレータ31
の1段分の遅延がtd1、リングオシレータ31の1周期
が2Mr td1であるときに、設定したい遅延量に対応す
るディジタルデータDの下位データDL をデコーダ31
に、上位データDH をカウンタ33に設定することで、
下位データDL に対応するリングオシレータ31の段数
分の遅延と、上位データDH に対応するリングオシレー
タ31の1周期の整数倍分の遅延とを生成させることで
きる。
【0040】この実施例では、カウンタ33及びデコー
ダ32に所望のディジタルデータDの上位データDH 及
び下位データDL を設定することで、ディジタルデータ
Dに比例した遅延量ttotal を得ることができるので、
大きな遅延時間を得る場合でも、その遅延時間分のバッ
ファ、あるいはインバータを設ける必要がなく、遅延回
路の構成を簡素にできる。
【0041】次に、上述したリングオシレータ31、デ
コーダ32及び制御回路34の一例を説明する。図7
は、第2実施例のリングオシレータ31の一例を示す図
である。同図において、リングオシレータ31は、第0
位相から第7位相までの各インバータで遅延された信号
を出力することができ、発振制御信号aが「1」のとき
に発振動作を行い、発振制御信号aが「0」のとき偶数
位相出力が「0」、奇数位相出力が「1」となる。
【0042】発振制御信号aが入力するトランスファー
ゲート41の出力には、直列に8個のインバータINV
0〜INV7が接続されており、各インバータINV0
〜INV7の出力には、第0位相から第7位相の信号を
出力する8個のインバータINV0−1〜INV7−1
が接続されている。なお、8段目のインバータINV7
の出力には、他のインバータと負荷を同じにするために
インバータINV8が接続されている。
【0043】さらに、6段目のインバータINV5の出
力には、インバータINV9が接続され、そのインバー
タINV9の出力はトランスファーゲト41の入力へ接
続されている。これにより、インバータINV5の出力
を反転した信号がトランスファゲート41の入力に帰還
されている。
【0044】また、そのトランスファゲート41の出力
には、トランジスタ42が接続されており、発振制御信
号がローレベルのときには、そのローレベルの信号がイ
ンバータINV10で反転されトランジスタ42のゲー
トに供給され、トランジスタ42がオンする。これによ
り、インバータINV0の入力信号としてローレベルの
信号が供給される。
【0045】ここで、図7のリングオシレータ31の動
作を図8のタイミング図を参照して説明する。遅延開始
信号bが「1」に変化し、発振制御信号aが「1」とな
ると、0段目のインバータINV0の出力が「1」から
「0」に変化し、さらにそのインバータINV0の出力
がインバータINV0−1で反転され、第0位相出力と
して「1」が出力される(図8(1) )。なお、この第0
位相出力は、発振制御信号aに対してtro遅延した信号
となる。
【0046】0段目のインバータINV0の出力が
「1」から「0」に変化すると、次段のインバータIN
V1の出力が「0」から「1」に変化し、さらにそのイ
ンバータINV1の出力がインバータINV1−1で反
転され、第1位相出力として「0」が出力される(同図
(2) )。この第1位相出力は、第0位相出力に対してt
d1遅延した信号となる。
【0047】以下、同様に第2位相出力は、第1位相出
力に対してtd1遅延し、反転した位相の信号となり(同
図(3) )、第3位相出力は第2位相出力に対してtd1遅
延し、反転した位相の信号となり(同図(4) )、・・・
・第7位相出力は、第6位相出力に対してtd1遅延し、
反転した位相の信号となる。
【0048】次に、図9は、デコーダ32の回路ブロッ
ク図である。同図においてラッチ回路51は、設定すべ
き遅延量のディジタル値の下位4ビットのデータDL 0
〜DL 3 を、発振制御信号aの立ち上がりに同期してラ
ッチする回路であり、ラッチした0ビット目のデータD
L 0 と3ビット目のデータDL 3 を排他論理和回路53
へ出力すると共に、0ビット目から2ビット目までのデ
ータDL 0 〜DL 2 をセレクタ52の制御端子へ出力す
る。
【0049】排他論理和回路53は、ラッチ回路51か
ら出力される下位データの0ビット目のデータDL 0 と
3ビット目のデータDL 3 との排他論理和を取り、その
結果を反転制御信号cとして排他論理和回路54へ出力
する。
【0050】セレクタ52で選択された信号は、排他論
理和回路54の一方の入力端子へ出力される。この排他
論理和回路54の他方の入力端子には、排他論理和回路
53から出力される反転制御信号cが入力しており、排
他論理和回路54は、その判定制御信号cに従って、セ
レクタ52の出力信号を反転、あるいは非反転で出力す
る。
【0051】本実施例では、インバータを直列に複数接
続してリングオシレータ31を構成しているので、各位
相の出力は前段の位相に対して反転したものとなってい
る。そこで、デコーダ32において、リングオシーレタ
31の各位相の出力を反転または非反転で出力すること
で、各段の出力位相を合わせている。
【0052】図9の排他論理和回路54として、図18
に示した従来の排他論理和回路を使用した場合には、入
力信号を非反転で出力する場合と反転させて出力する場
合とで、反転制御信号cを出力する回路から見た負荷が
異り、遅延時間が異なってしまう。
【0053】そこで、本実施例では、入力信号を反転、
非反転のいずれで出力する場合でも遅延時間を等しくす
るために、図10に示すように、従来反転制御信号cが
そのまま入力されていたトランスファゲート23の入力
側に2個のインバータ61、62を直列に接続すること
で、反転制御信号cを出力する回路から見た負荷が等し
くなるようにした。
【0054】これにより、入力信号を反転、あるいは非
反転で出力する場合の負荷が外部回路に依存しなくなる
ので、排他論理和回路54の遅延時間を確定させること
ができる。この場合、トランスファゲート23にインバ
ータが2個直列に接続されることになるので、反転、非
反転の両方の遅延時間が等しくなる。
【0055】次に、図11を参照して、第2の実施例の
デコーダ32に設定される下位データDL と、デコーダ
32が選択する位相及び出力論理の関係を説明する。先
ず、遅延量を設定するディジタルデータの下位データD
L として「0」が指定された場合について説明する。こ
の場合、下位データ「0」によりセレクタ52で第0位
相出力が選択される。このとき、排他論理和回路53に
入力する信号DL 0 、DL 3 は、両方とも「0」である
ので、出力信号である反転制御信号cは「0」となる。
また、このとき第0位相出力は「1」であるので、出力
論理は非反転となり(図11(1) )、セレクタ5から出
力される第0位相出力である「1」がそのまま排他論理
和回路54から出力される。
【0056】本実施例では、発振制御信号aが「1」と
なってから、tr0時間(インバータ1段分の遅延時間t
d1を含む遅延時間) 経過したときリングオシレータ31
の第0位相出力として「1」が出力されるので、下位デ
ータDL として「0」が指定された場合には、インバー
タ1段分の遅延を含むtr0時間遅延した第0位相出力が
そのまま(非反転で)出力される。
【0057】次に、遅延時間を設定するための遅延設定
ディジタル値の下位データDL として「1」が指定され
た場合について説明する。この場合、セレクタ52で第
1位相出力が選択される。このとき排他論理和回路53
に入力する信号は、DL 0 =1、DL 3 =0であるの
で、排他論理和回路53の出力(反転制御信号b)は
「1」となる。また、このとき第1位相出力は「0」で
あるので、出力論理は反転となり(同図(2) )、セレク
タ52から出力される第1位相出力が反転されて排他論
理和回路54から出力される。
【0058】本実施例では、第0位相出力の立ち上がり
からインバータ1段分の遅延時間td1が経過したとき
に、リングオシレータ31の第1位相出力として「0」
が出力される。従って、下位データとして「1」が指定
された場合には、発振制御信号aに対してtr0+td1遅
延した第1位相出力が反転されて出力される。
【0059】また、遅延設定ディジタル値の下位データ
として「2」が指定された場合には、セレクタ52でリ
ングオシレータ31の第2位相出力が選択され、このと
き、排他論理和回路53に入力する信号DL 0 、DL 3
は、両方とも「0」であるので、出力信号である反転制
御信号cは「0」となる。このとき、第2位相出力は
「1」であるので、出力論理は非反転となり(同図(3)
)、セレクタ52から出力される第2位相出力の
「1」が非反転で排他論理和回路54から出力されるれ
る。
【0060】さらに、下位データとして「3」が指定さ
れた場合には、反転制御信号cは「1」、第3位相出力
は「0」であるので、出力論理は反転となり(同図
(4))、セレクタ52から出力される第3位相出力の
「0」が反転されて排他論理和回路54から出力され
る。
【0061】以下同様に、リングオシレータ31の各位
相出力が反転され、あるいは非反転で出力され、デコー
ダ32から各段で位相のそろった信号が出力される。ま
た、図12は、制御回路34の一例を示す図である。同
図において、遅延開始信号bが「1」となると、トラン
ジスタ61がオンし、このとき遅延信号は「0」となっ
ているので、その信号がインバータ62で反転されてト
ランジスタ63、64のゲートに与えられ、トランジス
タ63がオン、トランジスタ64がオフとなり、インバ
ータ65の入力が「0」となって発振制御信号aが
「1」となる。
【0062】発振制御信号aが「1」となってから一定
の遅延時間が経過し遅延回路30から遅延信号が出力さ
れると、インバータ62の出力が「0」となり、トラン
ジスタ64がオンしてインバータ65の入力が「1」と
なって発振制御信号aが「0」となる。
【0063】このようにして、発振制御信号が「0」か
ら「1」へ、あるいは「1」から「0」へ切り換えられ
る、リングオシレータ31の発振動作が制御される。こ
の実施例は、リングオシレータ31の1段をインバータ
で構成したので、1段あたりの遅延時間を短くでき、遅
延回路の分解能を向上させることができる。なお、高い
分解能を必要としない場合には、第1実施例のようにイ
ンバータを2個直列に接続したバッファを用いて各位相
出力が同相となるようにしてもよい。
【0064】次に、本発明を2種類の信号の遅延時間を
測定する遅延時間測定回路に適用した第3実施例につい
て説明する。この第3実施例では、遅延時間の測定対象
の一方の信号を測定開始信号aとし、他方の信号を測定
終了信号dとしている。
【0065】図13において、リングオシレータ31
は、前述した第2実施例と同一であり、リングオシレー
タ31の各位相出力として前段の位相を反転した信号が
出力される。調整用遅延回路71は、リングオシレータ
31内部の遅延により、リングオシレータ31の出力が
測定終了信号dに対して遅延することから、その遅延分
を補正するために測定終了信号dを一定時間tajust 分
遅延させた信号を制御回路34及び後述ラッチ回路7
2、73へ出力する回路である。
【0066】ラッチ回路72は、ロード端子に与えられ
る調整用遅延回路71の出力信号(ロード信号)がロー
レベルのときには、入力されたデータを外部にそのまま
出力し、ロード信号がハイレベルとなったとき、入力さ
れたデータをラッチする。
【0067】ラッチ回路73のロード端子には、調整用
遅延回路71の出力信号をインバータ74で反転させた
信号が与えられており、その反転した信号がハイレベル
となったとき、ラッチ回路72の出力データをラッチす
る。
【0068】エンコーダ75は、ラッチ回路73の出力
データ、すなわちリングオシレータ31の各位相出力を
エンコードし、各位相出力に応じた値を遅延測定ディジ
タル値D 7:0 の下位4ビットのデータDL 3:0 として
出力する。
【0069】カウンタ76は、ラッチ回路72にラッチ
されたリングオシレータ31の第7位相出力(最上位出
力)の立ち下がりに同期して計数動作を行い、計数結果
を遅延測定ディジタル値D 7:0 の上位4ビットのデー
タDH 3:0 として出力する。
【0070】すなわち、カウンタ76により、測定開始
信号bの立ち上がりから、調整用遅延回路71の出力の
立ち上がりまでの遅延時間が、リングカウンタ31の1
周期の何倍であるかが計数され、エンコーダ75によ
り、リングカウンタ31の何段分の遅延であるかが測定
される。そして、このカウンタ76の出力を上位4ビッ
トのデータDH 3:0 とし、エンコーダ75の出力を下位
4ビットのデータDL 3:0 として求めることで、2種類
の信号の間の遅延を、ディジタルの遅延時間として測定
することができる。しかも、遅延時間を測定するための
回路としてリングオシレータ31を使用しているので、
測定しようとする遅延時間分の段数のインバータを設け
る必要がないので、回路構成を簡素にできる。この場
合、測定可能な最小時間はインバータ1個分の遅延時間
となる。
【0071】次に、図14は、第3実施例のエンコーダ
75の入力データと出力データとの関係を示す図であ
る。リングオシレータ31の各位相出力が、第0位相が
「L」(「0」)、第1位相出力が「H」(「1」)
で、第2位相出力以降が交互に「L」、「H」となって
いるときには、エンコーダ75から下位4ビットのデー
タとして「0」が出力される(図14(1) )。
【0072】そして、第0位相出力のみが「L」から
「H」に変化すると、下位4ビットのデータとして
「1」が出力される(同図(2) )。さらに、インバータ
1段分の遅延時間td1が経過して、第1位相出力が
「H」から「L」に変化すると、下位4ビットのデータ
として「2」が出力される(同図(3) )。以下、同様
に、インバータ1段分の遅延時間td1が経過する毎に、
次の位相出力が反転し、それに応じた4ビットのデータ
が出力される。
【0073】ここで、図13の遅延測定装置の動作を、
図15のタイミング図を参照して説明する。測定開始信
号がハイレベルとなると、制御回路34内部の遅延時間
tcontrol を経過した後、発振制御信号aがハイレベル
となる。発振制御信号aがハイレベルとなると、リング
オシレータ31内部の遅延時間tr0経過した後、第0位
相出力がハイレベルとなる。
【0074】遅延時間の測定が開始され、第7位相出力
がローレベルとなる毎にカウンタ76の計数値がカウン
トアップまたはカウントダウンされる。そして、測定終
了信号をtadjust分遅延させた信号がハイレベルとなる
までの時間が、測定開始信号に対する測定終了信号の遅
延時間として測定される。
【0075】なお、測定する遅延tmeasure と、エンコ
ーダ75及びカウンタ76から出力される遅延測定ディ
ジタル値Dが比例するために、調整用遅延回路71での
遅延tadjustが、「tadjust=tcontol+tr0−td1」
の関係となるように調整用遅延回路71の遅延を調整す
ればよい。なお、調整用遅延回路71を使用しない場合
には、カウンタ76への入力位相及び図14のエンコー
ダ75の論理表を、それに合わせて変更すればよい。
【0076】また、図13の遅延測定装置のラッチ回路
72、73の一方を省略して、図16に示すように1段
のラッチ回路77で構成することもできる。さらには、
エンコーダ75の中にラッチ回路を取り込んでもよい。
【0077】本発明は、LSI内部の遅延回路、あるい
は遅延測定回路に限らず、それ以外の回路にも適用でき
る。
【0078】
【発明の効果】本発明によれば、従来より少ない回路規
模で大きな遅延量を持った遅延装置を実現できる。ま
た、回路規模を大きくせずに、高い分解能の遅延装置を
実現できる。さらに、リングオシレータを用いて遅延時
間測定装置を構成することで、従来より小さいな回路規
模で、かつ遅延量をディジタル値で測定することができ
る。また、排他論理和回路のセレクタの一方の入力にイ
ンバータを複数接続することで、反転出力と、非反転出
力との遅延時間の差を無くすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の遅延回路の回路ブロック図であ
る。
【図2】第1実施例のリングオシレータ31の出力タイ
ミング図である。
【図3】第1実施例の下位データとデコーダ32が選択
する位相及び出力論理との関係を示す図である。
【図4】第1実施例のデコーダ32の出力タイミング図
である。
【図5】第2実施例の遅延回路の回路ブロック図であ
る。
【図6】第2実施例の遅延回路のタイミング図である。
【図7】第2実施例のリングオシレータ31の一例を示
す図である。
【図8】第2実施例のリングオシレータ31の出力タイ
ミング図である。
【図9】第2実施例のデコーダ32の回路ブロック図で
ある。
【図10】排他論理和回路54の構成図である。
【図11】第2実施例の下位データとデコーダ32が選
択する位相及び出力論理との関係を示す図である。
【図12】制御回路34の構成図である。
【図13】第3実施例の遅延測定回路の構成図である。
【図14】第3実施例のエンコーダ75の論理を示す図
である。
【図15】第3実施例の遅延測定回路のタイミング図で
ある。
【図16】第4実施例の遅延測定装置の構成図である。
【図17】従来の遅延回路の構成図である。
【図18】従来の排他論理和回路の構成図である。
【符号の説明】
31 リングオシレータ 32 デコーダ 33、76 カウンタ 75 エンコーダ

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多相出力のリングオシレータと、 前記リングオシレータの出力をデコードするデコーダ
    と、 前記デコーダの出力をカウントし、カウント結果が予め
    設定された回数に達したとき遅延信号を出力するカウン
    タとを備えることを特徴とする遅延装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の遅延装置において、 前記デコーダは、外部から与えられる第1のディジタル
    データに従って前記リングオシレータの出力をデコード
    し、 前記カウンタは、カウント結果が外部から与えられる第
    2のディジタルデータにより決まる回数に達したとき遅
    延信号を出力することを特徴とする遅延装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の遅延装置において、 前記デコーダは、外部から与えられるディジタルデータ
    の下位データに従って前記リングオシレータの出力の1
    つを選択するセレクタからなり、 前記カウンタは、前記セレクタの出力をカウントし、カ
    ウント結果が外部から与えられるディジタルデータの上
    位データにより決まる回数となったとき遅延信号を出力
    することを特徴とする遅延装置。
  4. 【請求項4】請求項3記載の遅延装置において、 前記デコーダが、前記リングオシレータの1周期以内分
    遅延した信号を出力し、 前記カウンタが、前記デコーダの出力を計数して、前記
    リングオシレータの1周期以内の遅延及び1周期の整数
    倍の遅延を有する遅延信号を出力することを特徴とする
    遅延装置。
  5. 【請求項5】請求項1記載の遅延装置において、 前記リングオシレータは、直列に接続された複数のイン
    バータからなり、該リングオシレータの1段をインバー
    タ1段により構成したことを特徴とする遅延装置。
  6. 【請求項6】請求項5記載の遅延装置において、 前記デコーダは、外部から与えられるディジタルデータ
    の下位データに対応する前記リングオシレータの出力を
    選択するセレクタと、該セレクタの出力を反転または非
    反転で出力する排他論理和回路とからなることを特徴と
    する遅延装置。
  7. 【請求項7】第1の信号と第2の信号との遅延時間を測
    定する遅延測定装置において、 前記第1の信号により発振を開始する多相出力のリング
    オシレータと、 前記第2の信号に同期して前記リングオシレータの出力
    をラッチし、ラッチした信号をエンコードするエンコー
    ダと、 前記リングオシレータの出力の1つをカウントするカウ
    ンタとを備え、 前記エンコーダの出力と前記カウンタの出力とから前記
    第1の信号と前記第2の信号との遅延時間を求めること
    を特徴とする遅延時間測定装置。
  8. 【請求項8】前記エンコーダは、前記リングオシレータ
    の出力をエンコードした結果を前記第1の信号と第2の
    信号の遅延時間の下位データとして出力し、 前記カウンタは、カウント結果を前記第1の信号と第2
    の信号の遅延時間の上位データとして出力することを特
    徴とする遅延測定装置。
  9. 【請求項9】第1の信号と第2の信号との遅延時間を測
    定する測定装置において、 前記第1の信号により発振を開始する多相出力のリング
    オシレータと、 前記第2の信号に同期して前記リングオシレータの出力
    をラッチするラッチ回路と、 前記ラッチ回路の出力をエンコードし、エンコードした
    結果を前記第1の信号と第2の信号の遅延時間の下位デ
    ータとして出力するエンコーダと、 前記ラッチ回路の出力の1つをカウントし、カウント結
    果を前記第1の信号と第2の信号の遅延時間の上位デー
    タとして出力するカウンタとを備えることを特徴とする
    遅延測定装置。
  10. 【請求項10】請求項7、8または9記載の遅延測定装
    置において、 前記リングオシレータは、直列に接続された複数のイン
    バータからなり、該リングオシレータの1段をインバー
    タ1段で構成したことを特徴とする遅延測定装置。
  11. 【請求項11】請求項10記載の遅延測定装置におい
    て、 前記エンコーダは、前記リングオシレータの出力をエン
    コードして、前記第1の信号に対する前記第2の信号の
    該リングオシレータの1周期以内の遅延時間を前記下位
    データとして出力し、 前記カウンタは、前記リングオシーレタの出力をカウン
    トして、前記リングオシレータの1周期の整数倍の遅延
    時間を前記上位データとして出力することを特徴とする
    遅延測定装置。
  12. 【請求項12】入力信号に対して遅延した信号を出力す
    る遅延装置に使用され、信号を反転または非反転で出力
    する排他論理和回路において、 信号を反転させて出力するか、それとも非反転で出力す
    るかを決める反転制御信号が奇数個のインバータを介し
    て一方の入力端子に入力し、該反転制御信号が直列に接
    続された偶数個のインバータを介して他方の入力端子に
    入力し、該2つの入力端子に入力する信号のどちらを出
    力するかを決める制御信号として前記入力信号が制御端
    子に与えられる2入力セレクタからなることを特徴とす
    る排他論理和回路。
  13. 【請求項13】請求項12記載の排他論理和回路におい
    て、 前記2入力セレクタは、2個のトランスファゲートから
    なり、前記反転制御信号が1個のインバータを介して第
    1のトランスファゲートの入力端子に入力し、前記反転
    制御信号が直列に接続された2個のインバータを介して
    第2のトランスファゲートの入力端子に入力し、前記入
    力信号をインバータを介して前記第1のトランスファゲ
    ートの制御端子に入力し、該入力信号を第2のトランス
    ファゲートの制御端子に入力したことを特徴とする排他
    論理和回路。
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