JPH08340021A - 電子部品および電子部品モジュール - Google Patents
電子部品および電子部品モジュールInfo
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- JPH08340021A JPH08340021A JP7144350A JP14435095A JPH08340021A JP H08340021 A JPH08340021 A JP H08340021A JP 7144350 A JP7144350 A JP 7144350A JP 14435095 A JP14435095 A JP 14435095A JP H08340021 A JPH08340021 A JP H08340021A
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Abstract
を介して接続され前記半導体部品の上下面に亘って延在
する可撓性の配線フィルムと、前記半導体部品の上下面
側の配線フィルム部分の露出面に設けられた電極とを有
する。前記半導体部品の上下面側の配線フィルム部分の
露出面には接着剤が設けられている。前記半導体部品は
予備電極列の所定電極をチップ選択電極としたメモリ集
積回路となっている。
Description
モジュール、特に重ねて実装できる電子部品および半導
体部品(半導体チップ,半導体装置)を積層した構造の
電子部品モジュールに関する。
数の増加に伴って二次元的に実装面積が増大する。実装
ボードを複数枚重ねるようにして使用することによって
初めて三次元的になる。ICメモリ(メモリ集積回路)
では、記憶容量増大および実装密度向上のために、半導
体装置を重ねて実装している。
デバイス」1989年12月号、同年12月1日発行、P48に
は、TAB構造の半導体装置(SRAM)を4個重ね、
チップ選択端子以外の各共通端子をアウターリード部分
で4本ずつ重ねて接続したモジュールが記載されてい
る。
ド)に実装する場合、1個部品が増加する毎に部品の占
める面積の2倍以上の実装面積を必要とする。
も記載されているが、三次元実装を行っているが、ロジ
ックIC等他のICでは、共通ピンが殆どないため、複
数の半導体装置を単純に重ね合わせる手段は採用できな
い。
電子部品および電子部品モジュールを提供することにあ
る。
のICの三次元実装が可能な電子部品および電子部品モ
ジュールを提供することにある。
規な特徴は、本明細書の記述および添付図面からあきら
かになるであろう。
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下
記のとおりである。
極に電極を介して接続され前記半導体部品の上下面に亘
って延在する可撓性の配線フィルムと、前記半導体部品
の上下面側の配線フィルム部分の露出面に設けられた電
極とを有する。前記半導体部品の下面側の配線フィルム
部分の露出面には接着剤が設けられている。前記半導体
部品は予備電極位置の所定位置にチップ選択電極を有す
るメモリ集積回路となっている。
極に電極を介して接続され前記半導体部品の上下面に亘
って延在する可撓性の配線フィルムと、前記半導体部品
の上下面側の配線フィルム部分の露出面に設けられた電
極とを有する電子部品を、相互に電極を介して多段に積
み重ねて接続した構造となっている。前記各電子部品は
チップ選択電極が相互に電気的に独立したメモリ集積回
路となっている。
段において複数の電子部品が並んで取り付けられてい
る。
記各半導体部品の電極と電極を介して電気的に接続され
る可撓性の配線フィルムとを有し、前記配線フィルムは
前記最下段の半導体部品の下面側に延在し下面に電極を
有する。前記配線フィルムは積層された複数の半導体部
品を包んで構造となっている。
記配線フィルムは一定長さで交互に折り返えされ、前記
折り返しによって形成された下層および上層の配線フィ
ルム部分間に半導体部品が挟まれている構造となってい
る。
を構成する半導体部品は可撓性の配線フィルムに実装さ
れ、かつ半導体部品の上下面側の配線フィルム部分には
露出した電極が設けられていることから、順次積み重ね
て実装することができ、三次元実装に適した電子部品と
なる。また、メモリIC以外のロジックIC等他のIC
を組み込んだ三次元実装も可能な電子部品となる。
下面側の配線フィルム部分の露出面には接着剤が設けら
れているため、電子部品を実装したり順次積み重ねる際
固定が容易となる。
定位置にチップ選択電極を有するメモリ集積回路となっ
ていることから、チップ選択電極の位置が異なる複数の
電子部品を選択して重ねて実装することができ、複数の
電子部品を積み重ねてモジュール化を図った場合、実装
面積を増大させることなくメモリ容量を増大させること
ができる。
側に電極を有する電子部品を、相互に電極を介して多段
に積み重ねて接続した構造となっていることから、電子
部品モジュールの三次元実装化が図れるとともに、実装
面積の低減が図れる。
相互に電気的に独立したメモリ集積回路となっているこ
とから、電子部品モジュールの実装面積を増大させるこ
となくメモリ容量の増大を図ることができる。
の配線ボードのようにすることによって、メモリIC以
外のロジックIC等他のICを組み込んだ電子部品モジ
ュールともなる。
品の大きさが異なるものも組み込むことができモジュー
ル化が容易となる。
の配線ボードのようにすることによって、メモリIC以
外のロジックIC等他のICを組み込んだ電子部品モジ
ュールともなる。
半導体部品が積層状態となっていることから、実装面積
を低減できる電子部品モジュールとなる。
の半導体部品を包んだ構造となり、製造が容易となる。
の配線ボードのようにすることによって、メモリIC以
外のロジックIC等他のICを組み込んだ電子部品モジ
ュールともなる。
線フィルムは一定長さで交互に折り返えされ、前記折り
返しによって形成された下層および上層の配線フィルム
部分間に半導体部品が挟まれる構造となっていることか
ら、製造が容易となる。
の配線ボードのようにすることによって、メモリIC以
外のロジックIC等他のICを組み込んだ電子部品モジ
ュールともなる。
に説明する。
て、同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰り
返しの説明は省略する。
施例1)である電子部品の断面図、図2は同じく斜視
図、図3は同じく電子部品に組み込まれる半導体チップ
の平面図、図4は同じく電子部品の製造で使用する配線
フィルムの平面図、図5は同じく配線フィルムの底面
図、図6は本実施例1の配線フィルムの製造において複
数のフィルムを積み重ねる状態を示す断面図、図7は本
実施例1の配線フィルムの構造を示す断面図、図8は本
実施例1による電子部品モジュールを示す斜視図、図9
は電子部品と電子部品モジュールを実装した状態を示す
模式的斜視図である。
うに、半導体部品である半導体チップ2を配線フィルム
3で包み、接着剤14,15で一体化した構造となって
いる。半導体チップ2は、下面に電極4を有し、配線フ
ィルム3の内面側に設けられた電極17と電気的に接続
されている。
ルム3部分には、露出する電極21が複数設けられてい
る。これらの電極21は、電子部品1を実装する際に使
用される。また、半導体チップ2の下面側の配線フィル
ム3部分には、接着剤24が塗布されている。この接着
剤24は電子部品1を実装する際の接着剤として使用さ
れる。
部分の上面(露出面)には、電極23が複数設けられて
いる。これら電極23は、電子部品1に重ねられる同一
構造の電子部品の実装用の電極となる。
路からなる半導体チップ2を組み込んだ構造となってい
る。そして、チップ選択電極は、たとえば、並んだ4個
の予備電極位置の所定位置に位置するチップ選択電極を
有する構造となっている。
を積み重ねて、図8に示されるような電子部品モジュー
ル40とされる。この場合、各電子部品1におけるチッ
プ選択電極は、相互に独立している。すなわち、これ
は、後述するが、4個の電子部品1において、それぞれ
組み込まれる半導体チップ2のチップ選択電極の位置が
それぞれ異なる位置にある。
子部品の製造および配線フィルム3の製造方法をも参照
しながら説明する。
すようになり、裏面は図5に示すようになっている。
チップ2は、特に限定はされないが、図3に示すように
正方形となり、主面(表面)の縁に沿って電極4を有し
ている。
集積回路を構成し、チップ選択電極4aを有している。
前記電極4のうちの一つがチップ選択電極4aとなる。
本実施例1では、たとえば、チップ選択電極の配置位置
が異なる半導体チップ2が4種類用意される。図3の半
導体チップ2において、並んだ4箇所が予備電極位置5
a〜5dとなり、予備電極位置5aにチップ選択電極4
aが設けられている。残りの予備電極位置5b,5c,
5dには電極が設けられていない。
ップ2は、予備電極位置5b,5c,5dにそれぞれチ
ップ選択電極が設けられた構造となる。これは、本実施
例1の場合は、電子部品1を4個積み重ねることを意図
としている。したがって、さらに多くの電子部品1を積
み重ねる場合には、その数以上の予備電極位置を有する
複数種類の半導体チップ2を使用する。
ように、半導体チップ2の主面に対面する四角形部10
と、四角形部10の各辺に連なる略三角形状となる三角
形部11とからなり、図4に示す四角形部10の表面部
12に半導体チップ2を載置し、各三角形部11を内側
に折り返すことによって、図2に示すように半導体チッ
プ2の側面と裏面を完全に覆うようになる。
の表面部13には、接着剤14,15が設けられ、四角
形部10の表面部12および三角形部11の表面部13
と、半導体チップ2との接着を図るようになっている。
が設けられている。この電極17は前記半導体チップ2
の電極4に対応している。
いて、四角形部10の裏面部20には電子部品1の実装
用の電極21が設けられ、三角形部11の裏面部22に
は積まれる電子部品1を接続するための電極23が設け
られている。また、裏面部20には電子部品1を実装す
るための接着剤24が設けられている。
ないが、図7に示すように、絶縁性の第1フィルム30
と、この第1フィルム30に張り合わされる絶縁性の第
2フィルム31と、前記第1フィルム30と第2フィル
ム31との間に延在する配線32と、前記配線32に電
気的に接続されて配線フィルム3の表面および裏面に露
出する電極17,21,23とからなっている。なお、
図7においては、接着剤は省略してある。
2枚の絶縁性フィルムが用意される。この絶縁性フィル
ムは、たとえば、厚さ0.1mm程度のポリイミドフィ
ルムからなり、図6に示すように、第1フィルム30お
よび第2フィルム31とされる。これらの第1・第2フ
ィルム30,31は、パンチングによってスルーホール
33が開けられる。最終的には前記スルーホール33が
設けられた部分に前記電極17,21,23が設けられ
る。
を形成するため、たとえば、Alが蒸着で形成され、エ
ッチングによってパターニングされる。
ルム31は重ね合わされて熱圧着等によって積層され
る。
ホール33部分に、ハンダ等からなる電極17,21,
23が形成される(図7参照)。また、配線フィルム3
の表裏面の所定箇所に接着剤14,15,24が形成さ
れ、図4および図5に示される配線フィルム3が形成さ
れる。
例1の電子部品1を製造する場合は、図4に示す配線フ
ィルム3の四角形部10の表面部12上に、半導体チッ
プ2をフェイスダウンボンディングによって位置決め
し、接着剤14で接着する。この際、半導体チップ2の
電極4と表面部12の電極17は相互に重なる。
形部11を折り返し、接着剤15によって電子部品1の
裏面に接着する。その後、加熱処理が施される。これに
よって、ハンダからなる各電極は相互に接着され、図1
および図2に示す電子部品1が製造される。
るように、配線ボード35に実装される。この実装の
際、電子部品1の下面の接着剤24によって電子部品1
を配線ボード35に固定し、リフローによって、電子部
品1の下面の電極21を配線ボード35の図示しない電
極に接続して実装を終了する。
0を示すものである。この電子部品モジュール40は、
配線フィルム3によって半導体チップ2を包んだ状態に
おいて、半導体チップ2のチップ選択電極の位置がそれ
ぞれ異なる4種類の電子部品1を順次位置決めして重
ね、その後リフローして各電極を一時的に溶かして各電
極の接合を図った末に製造されたものである。すなわ
ち、図示はしないが、最下段から上段に向かう各電子部
品1のチップ選択電極は、4a〜4dと順次変わる。こ
れによって、実装面積を単一の電子部品1の実装面積と
したままで、メモリ容量を4倍にすることができる。
ル40を実装した状態を示してある。また、図9におい
て、電子部品1および電子部品モジュール40の上面の
電極は省略してある。
ポキシ樹脂系接着材を使用しているが、一定温度で溶融
するフィルムを使用してもよい。また、電子部品1の下
面の接着剤は設けず、実装時に用意するようにしても良
い。
いで、異方性導電膜を使用してもよい。
が外気と接触しないように、配線フィルム3の切れ目を
接着剤で覆うようにしても良い。
に複数枚のフィルムで多重に包み込む構造としても良
い。
多層構造としても良い。この場合、配線の引回し余裕度
が向上する。
ップとしてロジックIC等他のICを組み込んでもよ
い。この場合、配線フィルム3の配線パターンは通常の
平坦な配線基板の構造と同様な配線となる。このため、
一部の電子部品1においては、電子部品1の上下面の電
極に連なる配線は、電子部品1の上下面の電子部品の電
極に接続されるもの、または上下面側の電子部品の一方
の電極に接続されるもの等の配線構造となる。
効果を奏する。
ある半導体チップ2は可撓性の配線フィルム3に実装さ
れ、かつ半導体チップ2の上下面側の配線フィルム3部
分には露出した電極23,21が設けられていることか
ら、順次積み重ねて実装することができ、三次元実装に
適したものとなる。
フィルム3部分の露出面には接着剤24が設けられてい
るため、電子部品1を実装したり順次積み重ねる際固定
が容易となる。
の所定位置にチップ選択電極を有するメモリ集積回路と
なっていることから、チップ選択電極の位置が異なる複
数の電子部品1を選択して重ねて実装することができ、
複数の電子部品1を積み重ねてモジュール化を図った場
合、実装面積を増大させることなくメモリ容量を増大さ
せることができる。
択すれば、メモリIC以外のロジックIC等他のICを
組み込んだ電子部品モジュール製造用の電子部品とな
る。
は、以下の効果を奏する。
電子部品1を、相互に電極23,11を介して多段に積
み重ねて接続した構造となっていることから、三次元実
装化が図れるとともに、実装面積の低減が図れる。
が相互に電気的に独立したメモリ集積回路となっている
ことから、実装面積を増大させることなくメモリ容量の
増大を図ることができる。
択すれば、メモリIC以外のロジックIC等他のICを
組み込んだ電子部品モジュールも提供できる。
(実施例2)である電子部品の断面図、図11は同じく
斜視図である。
してリード(電極)50がJ−ベント型となる半導体装
置51を配線フィルム3で包む構造となっている。した
がって、前記実施例1と同様な効果が得られる。
は、半導体装置51のパッケージ52内に図示しない半
導体チップが封止されているため、半導体チップの耐湿
性が高い。したがって、図11に示すように、半導体装
置51を包む配線フィルム3は、半導体装置51のパッ
ケージ52の隅部が露出しても問題がない。本実施例2
の構造では、配線フィルム3による包み込みの余裕度が
高くなり、配線フィルム3による封止作業が容易になる
効果がある。
体装置としては、リードが真っ直ぐ下方に延在するバッ
トリード型半導体装置やBGA(ball grid array)を組
み込んでも同様の効果を得ることができる。
(実施例3)である電子部品モジュールを示す斜視図、
図13は電子部品モジュールの配線接続状態を示す模式
図である。
段に本実施例1による電子部品1を積み重ねた構造で、
電子部品モジュール55の下面には実装用の電極が設け
られている。この実施例の場合は、一部の段において複
数、たとえば、2個の電子部品1を並べて実装し、電子
部品モジュールとしてさらに多機能化を図ったものであ
る。図12において、最上段の電子部品1の上の面の電
極は省略してある。
た電極17,21,23と、半導体チップ2と半導体チ
ップ2に設けられた電極4を示した模式図であり、配線
フィルム3の絶縁性フィルムは省略してある。また、図
面を明瞭にするために配線32は二点鎖線で描き、かつ
配線32に設けられた電極17,21,23と、半導体
チップ2の電極4との間は隙間をもたせてある。また、
一部の配線32は、配線フィルム3が配線構造となるた
め、上と下の半導体チップ2の電極を接続するための配
線ともなっている。
電子部品1の大きさが異なるものも組み込むことができ
モジュール化が容易となる。また、メモリIC以外のロ
ジックIC等他のICをも組み込むことができる。
(実施例4)である電子部品モジュールを示す斜視図、
図15は電子部品モジュールの配線接続状態を示す一部
の断面図である。本実施例4および次の本実施例5は、
積層状態の複数の半導体部品(半導体装置や半導体チッ
プ)と、前記各半導体部品の電極と電極を介して電気的
に接続される可撓性の配線フィルムとを有し、前記配線
フィルムは前記最下段の半導体部品の下面側に延在し下
面に電極を有する構造となっている。
図15に示すように、積み重ねられた複数の半導体装置
51(J−ベント型)を配線フィルム3で包む構造とな
っている。したがって、配線32との電気的接続は、半
導体装置51のパッケージ52の側面に突出するリード
50に配線32に接続される電極17を電気的に接続さ
せる構造となっている。したがって、配線フィルム3の
配線パターンを一般のマザーボードのように形成するこ
とによって、メモリIC以外のロジックIC等他のIC
の組み込みも達成できる。
複数の半導体装置51が積層状態となっていることか
ら、実装面積を低減できる電子部品モジュールとなる。
半導体装置51を包んだ構造となり、製造が容易とな
る。
(実施例5)である電子部品モジュールを示す模式図、
図17は電子部品モジュールの配線接続状態を示す一部
断面図である。
一定長さで交互に折り返えされた配線フィルム3の間に
半導体チップ2を挟む構造となっている。すなわち、配
線フィルム3を一定長さで交互に折り返えし、折り返し
によって形成された下層および上層の配線フィルム部分
間に半導体チップ2を挟み、半導体チップ2の電極4と
配線フィルム3の電極17とを電気的に接続した構造と
なっている。
2に設けられた電極4と、配線32と配線32に設けら
れた電極17,21を示した模式図であり、配線フィル
ム3の絶縁性フィルムは省略してある。また、図面を明
瞭にするために配線32は二点鎖線で描き、かつ配線3
2に設けられた電極17,21と、半導体チップ2の電
極4との間は隙間をもたせてある。また、一部の配線3
2は、配線フィルム3が配線構造となるため、上と下の
半導体チップ2の電極を接続するための配線ともなって
いる。
半導体チップ2を配線フィルム3を一定長さで交互に折
り返えし、折り返しによって形成された下層および上層
の配線フィルム部分間に挟む構造となっていることか
ら、製造が容易となる。
代わりにバットリード型半導体装置を折り返しによって
形成された下層および上層の配線フィルム部分間に挟む
構造としても前記実施例同様な効果が得られる。
例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変更可能であることはいうまでもない。
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記のとおりである。
可撓性の配線フィルムに実装され、かつ半導体部品の上
下面側の配線フィルム部分には露出した電極が設けられ
ていることから、順次積み重ねて実装することができ、
三次元実装に適した電子部品となる。
C等他のICを組み込んだ三次元実装も可能な電子部品
となる。
ルム部分の露出面には接着剤が設けられているため、電
子部品を実装したり順次積み重ねる際固定が容易とな
る。
定位置にチップ選択電極を有するメモリ集積回路となっ
ていることから、チップ選択電極の位置が異なる複数の
電子部品を選択して重ねて実装することができ、複数の
電子部品を積み重ねてモジュール化を図った場合、実装
面積を増大させることなくメモリ容量を増大させること
ができる。
を、相互に電極を介して多段に積み重ねて接続した構造
となっていることから、電子部品モジュールの三次元実
装化が図れるとともに、実装面積の低減が図れる。ま
た、配線フィルムの配線パターンをの選択によって、メ
モリIC以外のロジックIC等他のICの組み込みも達
成できる。
相互に電気的に独立したメモリ集積回路となっているこ
とから、電子部品モジュールの実装面積を増大させるこ
となくメモリ容量の増大を図ることができる。
の断面図である。
ップを示す平面図である。
ィルムの平面図である。
ィルムの底面図である。
のフィルムを積み重ねる状態を示す断面図である。
である。
視図である。
実装した状態を示す模式的斜視図である。
部品の断面図である。
部品モジュールを示す斜視図である。
状態を示す模式図である。
部品モジュールを示す斜視図である。
状態を示す一部の断面図である。
部品モジュールを示す模式図である。
接続状態を示す一部断面図である。
極、3…配線フィルム、4a…チップ選択電極、5a〜
5d…予備電極位置、10…四角形部、11…三角形
部、12,13…表面部、14,15…接着剤、17…
電極、20…裏面部、21…電極、22…裏面部、23
…電極、24…接着剤、30…第1フィルム、31…第
2フィルム、32…配線、33…スルーホール、35…
配線ボード、40…電子部品モジュール、50…リー
ド、51…半導体装置、52…パッケージ、55,6
0,65…電子部品モジュール。
Claims (9)
- 【請求項1】 電極を有する半導体部品と、前記電極に
電極を介して接続され前記半導体部品の上下面に亘って
延在する可撓性の配線フィルムと、前記半導体部品の上
下面側の配線フィルム部分の露出面に設けられた電極と
を有することを特徴とする電子部品。 - 【請求項2】 前記半導体部品の下面側の配線フィルム
部分の露出面には接着剤が設けられていることを特徴と
する請求項1記載の電子部品。 - 【請求項3】 前記半導体部品は予備電極位置の所定位
置にチップ選択電極を有するメモリ集積回路となってい
ることを特徴とする請求項1記載の電子部品。 - 【請求項4】 電極を有する半導体部品と、前記電極に
電極を介して接続され前記半導体部品の上下面に亘って
延在する可撓性の配線フィルムと、前記半導体部品の上
下面側の配線フィルム部分の露出面に設けられた電極と
を有する電子部品を、相互に電極を介して多段に積み重
ねて接続してなることを特徴とする電子部品モジュー
ル。 - 【請求項5】 前記各電子部品はチップ選択電極が相互
に電気的に独立したメモリ集積回路となっていることを
特徴とする請求項4記載の電子部品モジュール。 - 【請求項6】 一部の段において複数の電子部品が並ん
で取り付けられていることを特徴とする請求項4記載の
電子部品モジュール。 - 【請求項7】 積層状態の複数の半導体部品と、前記各
半導体部品の電極と電極を介して電気的に接続される可
撓性の配線フィルムとを有し、前記配線フィルムは前記
最下段の半導体部品の下面側に延在し下面に電極を有す
ることを特徴とする電子部品モジュール。 - 【請求項8】 前記配線フィルムは積層された複数の半
導体部品を包んでいることを特徴とする請求項7記載の
電子部品モジュール。 - 【請求項9】 前記配線フィルムは一定長さで交互に折
り返えされ、前記折り返しによって形成された下層およ
び上層の配線フィルム部分間に半導体部品が挟まれてい
ることを特徴とする請求項7記載の電子部品モジュー
ル。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
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---|---|---|---|
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Related Child Applications (3)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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JP2002155783A Division JP2003037246A (ja) | 2002-05-29 | 2002-05-29 | 電子部品および電子部品モジュール |
JP2005085870A Division JP2005184036A (ja) | 2005-03-24 | 2005-03-24 | 電子部品および電子部品モジュール |
Publications (2)
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