JPH08339703A - 自動車用灯具 - Google Patents

自動車用灯具

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JPH08339703A
JPH08339703A JP8073072A JP7307296A JPH08339703A JP H08339703 A JPH08339703 A JP H08339703A JP 8073072 A JP8073072 A JP 8073072A JP 7307296 A JP7307296 A JP 7307296A JP H08339703 A JPH08339703 A JP H08339703A
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socket cover
surrounding wall
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lamp body
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Toshiyuki Katsumata
敏行 勝又
Michinobu Kobayashi
道伸 木林
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Koito Manufacturing Co Ltd
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    • F21LIGHTING
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ソケットカバーのランプボディへの取り付け
を強固にし、灯具空間内の密閉度を高めることを課題と
する。 【解決手段】 ランプボディ2の後面の電球取付孔6を
囲む位置にソケットカバー13を外嵌する筒状の囲繞壁
9を突設し、該囲繞壁の後端部に内方へ突出した係合縁
11、11、11を突設し、上記ソケットカバーは上記
囲繞壁に嵌合されるボディ嵌合部15と該ボディ嵌合部
の内側で電球7の口金部8に外嵌される筒状の電球嵌合
壁14とを一体に形成し、上記ボディ嵌合部は前記囲繞
壁に外嵌される筒状の嵌合壁18と該嵌合壁の更に内側
に位置した筒状の係合壁19とから成り、該係合壁に前
記係合縁と係合する係合突条21を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は新規な自動車用灯具
に関する。詳しくは、ソケットカバーのランプボディへ
の取り付けを強固にし、灯具空間内の密閉度を高める技
術に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車用灯具においては電球回りの密閉
度を高め、灯具空間内に水や埃が進入しないようにする
ためにランプボディの後部にソケットカバーが取り付け
られて成るものがある。
【0003】図13はそのような従来の自動車用灯具の
一例aを示すものであり、ランプボディbの後部の略中
央に電球取付孔cが形成され、該電球取付孔cに電球d
が着脱自在に取り付けられている。尚、eは電球dの口
金部である。
【0004】更に、ランプボディbの後面には電球取付
孔cを囲むように円筒状の囲繞壁fが突設されており、
該囲繞壁fの後端には係合縁gが周方向に連続して外方
へ突設されている。
【0005】ソケットカバーhは、ランプボディbの囲
繞壁fと電球dの口金部eに外周壁iと内周壁jとをそ
れぞれ外嵌することによってランプボディbに取着され
ている。そして、この時に、外周壁iの内周面に設けら
れた係合溝kと上記係合縁gとを係合させ、薄肉状にさ
れた外周壁iの前端部lをランプボディbの後面に弾接
させるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た構造にあっては、ランプボディbの囲繞壁fにソケッ
トカバーhの外周壁iを外嵌するという構造であるた
め、薄肉状にされた外周壁iの前端部lが外側に開きや
すく、該前端部lがランプボディbに密着しないことが
あり、そこから灯具空間内に水や埃が進入してしまう虞
があるという問題があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明自動車用灯具は、
上記した課題を解決するために、ランプボディの前方を
レンズで覆い、ランプボディの後部に電球を取り付け、
ソケットカバーをランプボディの後部に取り付ける自動
車用灯具であって、ランプボディの後面の上記電球取付
部を囲む位置にソケットカバーを外嵌する筒状の囲繞壁
を突設し、該囲繞壁の後端部に内方へ突出した係合縁を
突設し、上記ソケットカバーは上記囲繞壁に嵌合される
ボディ嵌合部と該ボディ嵌合部の内側で電球の口金部に
外嵌される筒状の電球嵌合壁とが一体に形成され、上記
ボディ嵌合部は前記囲繞壁に外嵌される筒状の嵌合壁と
該嵌合壁の更に内側に位置した筒状の係合壁とから成
り、該係合壁には前記係合縁と係合する係合突条が形成
されているものである。
【0008】従って、本発明自動車用灯具にあっては、
囲繞壁の後端部に内方へ突出した係合縁を突設し、該係
合縁とソケットカバーの係合突条が囲繞壁の内側から係
合するという構造であるため、嵌合壁が外側に開くこと
がなくランプボディとソケットカバーとの密着度が高ま
って灯具空間内への水や埃の進入を排除することができ
る。
【0009】また、嵌合壁が外側に開くことがなく、し
かも、その内側の係合壁の係合突条と囲繞壁の係合縁と
の係合時に明確な手応えがあるため、ソケットカバーが
ランプボディに確実に取着されていることが容易に解
り、節度感が向上し、中途半端な取り付けを排除するこ
とができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に本発明自動車用灯具の詳細
を図示した実施例に従って説明する。
【0011】図1乃至図8は本発明自動車用灯具を自動
車用のヘッドランプに適用した第1の実施例1を示すも
のである。
【0012】2はランプボディであり、合成樹脂の型成
形によって形成され、前方に向かって開口した凹部3を
有し、該凹部3の内面が反射処理を施されて反射面4と
されている。
【0013】尚、上記反射面4は、例えば、回転放物面
から形成されている。
【0014】5はランプボディ2にその前面開口を覆う
ように取着されたレンズである。
【0015】6はランプボディ2の後部中央に形成され
た電球取付孔であり、該電球取付孔6に電球7が着脱自
在に取り付けられている。そして、8は電球7の口金部
である。
【0016】ランプボディ2の背面の電球取付孔6を囲
む位置には短い円筒状の囲繞壁9が後方へ向けて突設さ
れている。
【0017】また、ランプボディ2の後面部のうち囲繞
壁9の基端の内縁に接した位置には、周方向に間隔を置
いて周方向に延びるスリット10、10、10が形成さ
れている。
【0018】尚、一のスリット10は略真上に位置し、
残りの2つのスリット10、10は斜め下方にそれぞれ
位置している。
【0019】11、11、11は上記囲繞壁9の後端の
周方向に隔たった位置から内方へ突設された係合縁であ
り、これら係合縁11、11、11の形成位置及び大き
さは、上記スリット10、10、10を後方より見た位
置及び大きさと略同じに形成されている。
【0020】従って、図5に示すように、ランプボディ
の型成形時に、ランプボディ2の内面側に位置する金型
の一部12、12、12(図では1つのみ示す。)がス
リット10、10、10を挿通して係合縁11、11、
11の内側に位置するようにすることによって、後述す
るソケットカバーのランプボディ2への取り付けを確実
にするための手段である係合縁11、11、11をラン
プボディ2の成形と同時に形成することができ、ランプ
ボディ2の成形後における後工程が必要でなく、コスト
を低減することができる。
【0021】13は天然ゴム、合成ゴム等の弾性材料か
ら成るソケットカバーである。
【0022】該ソケットカバー13は短い円筒状をした
電球嵌合部14と同じく短い円筒状を為し、電球嵌合部
14より大径のボディ嵌合部15とが薄肉状の背面壁1
6によって一体に連結されて成る。
【0023】電球嵌合部14は上述したような短い円筒
状を為し、その内周面には細かい環状の突条17、1
7、・・・が多数全周に亘って形成されている。
【0024】また、ボディ嵌合部15も上述したように
短い円筒状を為し、後端で連結された外周側の嵌合壁1
8と内周側の係合壁19を有し、係合壁19はその長さ
が嵌合壁18の長さの半分弱であり、そして、これら嵌
合壁18と係合壁19との間に前方に開口した嵌合溝2
0が形成されている。
【0025】更に、上記係合壁19の前端には嵌合壁1
8の方へ突出した係合突条21が周方向に連続して一体
に形成されている。
【0026】尚、嵌合壁18の後端部を除く内周面に
も、上記電球嵌合部14の内周面と同様に、細かい環状
の突条22、22、・・・が多数形成されている。
【0027】背面壁16は、環状でその外周縁及び内周
縁から前方に周壁がそれぞれ一体に形成されていて、図
8に示すように、これら周壁のうち外側周壁がボディ嵌
合部15の後端の内縁に連結し、また、内周壁が電球嵌
合部14の後端の外縁に連結している。
【0028】23は背面壁16から後方へ突設された庇
壁であり、ソケットカバー13がランプボディに取着さ
れた場合において電球7の口金部8の上方を略覆うよう
な大きさに形成されたものであり、主として、ランプボ
ディ2に嵌合したソケットカバー13を取り外す時にこ
れを摘まんで引っ張るために用いるものである。
【0029】しかして、上記したソケットカバー13が
ランプボディ2に取り付けられる。
【0030】即ち、ボディ嵌合部15を囲繞壁9に外嵌
し、また、電球嵌合部14を電球7の口金部8に外嵌す
る。
【0031】この時、囲繞壁9の後端部は、ボディ嵌合
部15の係合溝20に嵌合され、また、囲繞壁9の係合
縁11、11、11がソケットカバー13の係合突条2
1の後方に位置してこれと係合した状態となり、これに
よって、ソケットカバー13が囲繞壁9から外れ難くな
り、同時に、ソケットカバー13とランプボディ2との
接触面における密着度が高まる。
【0032】即ち、電球嵌合部14の突条17、17、
・・・は電球7の口金部8の外周面に、ボディ嵌合部1
5の突条22、22、・・・は囲繞壁9の外周面にそれ
ぞれ強く弾接してその先端がつぶれた状態となって密着
し、従って、これらの部分における高い防水性を保つこ
とができる。
【0033】また、ソケットカバー13は、囲繞壁9か
ら内方へ突出した係合縁11、11、11と係合壁19
の係合突条21とが囲繞壁9及びこれに外嵌された嵌合
壁18双方の内側において係合するという二重構造であ
るため、囲繞壁9と嵌合壁18との状態に影響されるこ
とがなく常に囲繞壁9と嵌合壁18とを密着させるよう
に働く。従って、例えば、ヘッドランプ1が車体に取着
された時において、ソケットカバー13の嵌合壁18が
何かに接触してめくれ上ったとしても、その内側の係合
縁11、11、11と係合突条21との係合は、常に一
定の状態で係合し外れることがなく、再度、囲繞壁9と
嵌合壁18とが密着した状態に復元させる。
【0034】更に、係合縁11、11、11が係合突条
21に係合するときに、係合縁11、11、11が係合
突条21を乗り上げてから係合するため、節度感があ
り、ソケットカバー13がランプボディ2に確実に取着
されたことが容易に解る。
【0035】尚、上記第1の実施例においては、ソケッ
トカバー13の係合壁19と該係合壁19に形成された
係合突条21が共に周方向に連続しているものを示した
が、係合突条21が係合するランプボディー2の係合縁
11、11、11は、囲繞壁9の後端の周方向に隔たっ
た位置にスリット10、10、10の位置及び大きさに
合わせて形成されているものであるので、係合壁19と
係合突条21の双方、或いは係合突条21のみを係合縁
11、11、11の形成位置に合わせて周方向に離間さ
せて形成するようにしても良い。
【0036】次に本発明自動車用灯具の第2の実施例に
ついて説明する。
【0037】図9及び図10は本発明自動車用灯具をヘ
ッドランプに適用した第2の実施例1Aについて説明す
る。
【0038】尚、以下に説明する第2の実施例における
ヘッドランプ1Aは、第1の実施例において説明したヘ
ッドランプ1とはランプボディの形状が一部異なるだけ
でありソケットカバーは全く同じものが用いられている
ので、ソケットカバーについては、第1の実施例におい
てソケットカバー13に用いられた符号と同様の符号を
用いることによってその説明を省略する。
【0039】30はランプボディであり、合成樹脂の型
成形によって形成され、前方に向かって開口した凹部3
1を有し、該凹部31の内面が反射処理を施されて反射
面32とされている。
【0040】尚、上記反射面32は、例えば、回転放物
面から形成されている。
【0041】そして、ランプボディ30にはその前面開
口を覆うように図示しないレンズが取着されている。
【0042】33はランプボデ30の中央に形成された
電球取付孔であり、該電球取付孔33に電球34が着脱
自在に取り付けられている。尚、35は電球34の口金
部である。
【0043】また、ランプボディ30の背面の電球取付
孔33を囲む位置には短い円筒状の囲繞壁36が後方へ
向けて突設されている。
【0044】37は上記囲繞壁36の後端から内方へ周
方向に連続して突設された係合縁である。
【0045】次に、ソケットカバー13のランプボディ
30への取り付けについて説明する。
【0046】即ち、ソケットカバー13のボディ嵌合部
15を囲繞壁36に外嵌し、また、電球嵌合部14を電
球34の口金部35に外嵌する。
【0047】この時、囲繞壁36の後端部はボディ嵌合
部15の係合溝20に嵌合され、また、囲繞壁36の係
合縁37がソケットカバー13の係合突条21の後方に
位置してこれと係合した状態となり、これによって、ソ
ケットカバー13が囲繞壁36から外れ難くなり、同時
に、ソケットカバー13とランプボディ30との接触面
における密着度を高める。
【0048】即ち、電球嵌合部14の突条17、17、
・・・は電球34の口金部35の外周面に、ボディ嵌合
部15の突条22、22、・・・は囲繞壁36の外周面
にそれぞれ強く弾接してその先端がつぶれた状態となる
ように密着させられ、従って、これらの部分における高
い防水性を保つことができる。
【0049】また、ランプボディ30の囲繞壁36の係
合縁37とソケットカバー13の係合突条21との係合
は全周に亘って行われるため、ランプボディ30とソケ
ットカバー13との接触面における密着度がより強固に
なり、防水性が更に向上する。
【0050】図11及び図12は本発明自動車用灯具の
第3の実施例を示すものである。
【0051】尚、この第3の実施例は、上記第1の実施
例と比較してランプボディの囲繞壁にリブが形成されて
いること、ソケットカバーに全周に亘る係合壁に替えて
部分的な内側壁が形成されていること及びソケットカバ
ーに位置決め突起が形成されていること等が異なるだけ
で、その外の部分は上記第1の実施例と同様であるの
で、異なる部分のみ詳細に説明し、その外の部分につい
ては上記第1の実施例における同様の部分に付した符号
と同じ符号を付することにより説明を省略する。
【0052】ランプボデイ2の背面に設けられた囲繞壁
9Aのうち略真上の位置と斜め下方の位置には、その後
端部に内方へ突出した係合縁38、38、38が形成さ
れており、該係合縁38、38、38はそれぞれ囲繞壁
9Aの後側に位置し、前方に行くに従って囲繞壁9Aの
中心側へ変位していく傾斜面38aと該傾斜面38aの
前端に連続し、囲繞壁9Aの軸方向に対して略垂直を為
す係止面38bとを有している。
【0053】39、39、・・・は板状をしたリブであ
り、該リブ39、39、・・・はスリット10、10、
10の長手方向における両端縁に沿う位置に囲繞壁9A
の内側縁とランプボディ2の電球取付孔6が形成されて
いる部分の外側縁とを連結するように形成されている。
【0054】ソケットカバー13Aのボディ嵌合部15
は後端で連結された円弧状の内側壁40、40、40と
その外側に位置する嵌合壁18とから成り、内側壁4
0、40、40は上記係合縁38、38、38が形成さ
れた位置に対応する位置に形成されている。内側壁4
0、40、40は前後方向の長さが嵌合壁18のそれの
半分弱であり、嵌合壁18と内側壁40、40、40と
の間に前方に開口した嵌合溝41、41、41が形成さ
れる。
【0055】内側壁40、40、40の前端部に外側に
突出した係合爪42、42、42が形成され、該係合爪
42、42、42はそれぞれ前側に位置し、後方に行く
に従って嵌合壁18側へ変位していく傾斜面42aと該
傾斜面42aの後端に連続しソケットカバー13Aの軸
方向に略垂直を為す係止面42bとを有している。
【0056】上記嵌合壁18の外面のうち斜め上方に位
置する部分からは位置決め突起43、43が外方に向け
て突設されている。
【0057】ランプボデイ2の背面には囲繞壁9Aのう
ちその下方に位置する部分を除く部分を囲むようにして
略円弧状の保護壁44が後方へ向けて突設されている。
そして、保護壁44の後方への突出量は囲繞壁9Aのそ
れの略半分とされており、上記位置決め突起43、43
に対応する保護壁44の部分44a、44aは位置決め
突起43、43の外形状に対応するようにソケットカバ
ー13Aの中心方向に開口する凹状に形成されている。
【0058】ソケットカバー13Aのランプボデイ2へ
の取り付けは以下のようにして為される。
【0059】ボデイ嵌合部15が囲繞壁9Aに外嵌され
るように、かつ、電球嵌合部14が電球7の口金部8に
外嵌されるようにしてソケットカバー13Aを後側から
押し込んでいく。尚、この時、位置決め突起43、43
を保護壁44の部分44a、44aに対応させること
で、簡単に位置決めが為される。
【0060】すると、先ず、それぞれの内側壁40の係
合爪42の傾斜面42aと囲繞壁9Aのそれぞれの係合
縁38の傾斜面38aとが当接する。更に、ソケットカ
バー13Aを押し込んでいくと係合爪42が内方へ撓
み、係合縁38を越えたところで内方に撓んでいた係合
爪42が元の位置に戻って、その係止面42bと係合縁
38の係止面38bとが係合する。そして、囲繞壁9A
の後端部はボディ嵌合部15の嵌合溝41に嵌合され
る。これによりソケットカバー13Aがランプボデイ2
の囲繞壁9Aに取り付けられる。
【0061】しかして、ソケットカバー13Aのランプ
ボデイ2への取り付けは、上記のようにボディ嵌合部1
5が囲繞壁9Aに、電球嵌合部14が電球7の口金部8
に外嵌されるようにしてソケットカバー13Aを後側か
ら押し込むだけで非常に簡単に行うことができる。
【0062】また、ソケットカバー13Aがランプボデ
イ2に取り付けられた状態においては、囲繞壁9Aが嵌
合壁18と内側壁40、40、40とによって挟持さ
れ、さらに、内側壁40、40、40の係合爪42、4
2、42の係止面42b、42b、42bと係合縁3
8、38、38の係止面38b、38b、38bとが係
合するため、取付状態が安定しソケットカバー13Aが
ランプボデイ2から脱落してしまうようなことがない。
【0063】また、囲繞壁9Aにリブ39、39、・・
・が形成されることによって、囲繞壁9Aの強度が増す
と共に、ソケットカバー13Aが囲繞壁9Aに取着され
た時に、リブ39、39、・・・が内側壁40、40、
40の周方向の両端部に当接して、囲繞壁9Aに対して
ソケットカバー13Aがその周方向に回転することによ
り係合爪42、42、42と係合縁38、38、38と
の係合が外れることを抑止する。
【0064】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、請求項1の本発明にあっては、囲繞壁の後端部に内
方へ突出した係合縁を突設し、該係合縁とソケットカバ
ーの係合突条が囲繞壁の内側から係合するという構造で
あるため、嵌合壁が外側に開くことがなくランプボディ
とソケットカバーとの密着度が高まって灯具空間内への
水や埃の進入を排除することができる。また、嵌合壁が
外側に開くことがなく、しかも、その内側の係合壁の係
合突条と囲繞壁の係合縁との係合時に明確な手応えがあ
るため、ソケットカバーがランプボディに確実に取着さ
れていることが容易に解り、節度感が向上し、中途半端
な取り付けを排除することができる。
【0065】請求項2の本発明にあっては、ソケットカ
バーのボディ嵌合部の嵌合壁の内周面に細かい環状の突
条を多数形成したので、これら突条が、ランプボディの
囲繞壁の外周面にそれぞれ強く弾接してその先端がつぶ
れた状態となるように密着させられ、従って、これらの
部分における高い防水性を保つことができる。
【0066】請求項3の本発明にあっては、ソケットカ
バーの電球嵌合部の内周面に細かい環状の突条を多数形
成したので、これら突条が、電球の口金部の外周面に、
強く弾接してその先端がつぶれた状態となって密着し、
従って、これらの部分における高い防水性を保つことが
できる。
【0067】請求項4の本発明にあっては、ランプボデ
ィの上記囲繞壁の内側縁に沿った位置に周方向に隔たっ
た数箇所に周方向に延びるスリットを形成し、該スリッ
トはその形成位置及び大きさが上記係合縁に対応するよ
うにしたので、係合縁をランプボディの成形と同時に形
成することができ、ランプボディの成形後における後工
程が必要でなく、コストを低減することができる。
【0068】請求項5の本発明にあっては、囲繞壁の内
側縁のスリットの長手方向における両端縁に沿う位置に
リブを形成したので、囲繞壁の強度を増すことができ
る。
【0069】請求項6の本発明にあっては、ソケットカ
バーの係合壁を上記スリットに対応した位置に形成した
ので、ソケットカバーを囲繞壁に取着した時に、ソケッ
トカバーの係合壁が、ランプボディの係合縁、囲繞壁及
びリブにより囲まれた状態になり、ソケットカバーがラ
ンプボディから容易に外れるのを防止することができ
る。
【0070】尚、前記各実施例において示した各部の具
体的な形状乃至構造は、本発明を実施するに当たっての
具体化のほんの一例を示したものに過ぎず、これらによ
って本発明の技術的範囲が限定的に解釈されることがあ
ってはならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2乃至図8と共に本発明自動車用灯具の第1
の実施例を示すものであり、本図は水平断面図である。
【図2】図1におけるII視図である。
【図3】図2におけるIII−III線に沿う拡大断面
図である。
【図4】図3のIV視図である。
【図5】ランプボディの成形状態を示す要部の拡大断面
図である。
【図6】図7及び図8と共にソケットカバーを示し、本
図は背面図である。
【図7】正面図である。
【図8】図6のVIII−VIII線に沿う断面図であ
る。
【図9】図10と共に本発明自動車用灯具の第2の実施
例を示すものであり、本図は拡大縦断面図である。
【図10】ソケットカバーを外した状態を示す背面図で
ある。
【図11】図12と共に本発明自動車用灯具の第3の実
施例を示すものであり、本図はランプボディにソケット
カバーを取着する前の状態でランプボディの背面とソケ
ットカバーの正面とを示す図である。
【図12】ランプボディにソケットカバーを取付けた状
態の縦断面図である。
【図13】従来の自動車用灯具の一例を示す要部の断面
図である。
【符号の説明】
1…ヘッドランプ(自動車用灯具)、 2…ランプボデ
ィ、 5…レンズ、6…電球取付孔(電球取付部)、
7…電球、 8…口金部、 9…囲繞壁、10…スリッ
ト、 11…係合縁、 13…ソケットカバー、 14
…電球嵌合部(電球嵌合壁)、 15…ボディ嵌合部、
17…突条、 18…嵌合壁、19…係合壁、 21
…係合突条、 1A…ヘッドランプ(自動車用灯具)、
30…ランプボディ、 33…電球取付孔、 34…電
球、 35…口金部、36…囲繞壁、 37…係合縁、
9A…囲繞壁、 13A…ソケットカバー、39…リ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ランプボディの前方をレンズで覆い、ラ
    ンプボディの後部に電球を取り付け、ソケットカバーを
    ランプボディの後部に取り付ける自動車用灯具であっ
    て、 ランプボディの後面の上記電球取付部を囲む位置にソケ
    ットカバーを外嵌する筒状の囲繞壁を突設し、 該囲繞壁の後端部に内方へ突出した係合縁を突設し、 上記ソケットカバーは上記囲繞壁に嵌合されるボディ嵌
    合部と該ボディ嵌合部の内側で電球の口金部に外嵌され
    る筒状の電球嵌合部とが一体に形成され、 上記ボディ嵌合部は前記囲繞壁に外嵌される筒状の嵌合
    壁と該嵌合壁の更に内側に位置した筒状の係合壁とから
    成り、 該係合壁には前記係合縁と係合する係合突条が形成され
    ていることを特徴とする自動車用灯具。
  2. 【請求項2】 ソケットカバーのボディ嵌合部の嵌合壁
    の内周面には細かい環状の突条が多数形成されているこ
    とを特徴とする請求項1に記載の自動車用灯具。
  3. 【請求項3】 ソケットカバーの電球嵌合部の内周面に
    は細かい環状の突条が多数形成されていることを特徴と
    する請求項1又は請求項2に記載の自動車用灯具。
  4. 【請求項4】 ランプボディの上記囲繞壁の内側縁に沿
    った位置に周方向に隔たった数箇所に周方向に延びるス
    リットを形成し、該スリットはその形成位置及び大きさ
    が上記係合縁に対応するようにしたことを特徴とする請
    求項1に記載の自動車用灯具。
  5. 【請求項5】 上記囲繞壁の内側縁のスリットの長手方
    向における両端縁に沿う位置にリブを形成したことを特
    徴とする請求項4に記載の自動車用灯具。
  6. 【請求項6】 ソケットカバーの係合壁は上記スリット
    に対応した位置に形成したことを特徴とする請求項4に
    記載の自動車用灯具。
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