JPH08338526A - 変速機用チェンジ装置 - Google Patents
変速機用チェンジ装置Info
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- JPH08338526A JPH08338526A JP7143057A JP14305795A JPH08338526A JP H08338526 A JPH08338526 A JP H08338526A JP 7143057 A JP7143057 A JP 7143057A JP 14305795 A JP14305795 A JP 14305795A JP H08338526 A JPH08338526 A JP H08338526A
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- F16H61/36—Generation or transmission of movements for final actuating mechanisms with at least one movement being transmitted by a cable
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-
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
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- F16H59/02—Selector apparatus
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y10T403/32—Articulated members
- Y10T403/32008—Plural distinct articulation axes
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-
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- Y10T74/20—Control lever and linkage systems
- Y10T74/20012—Multiple controlled elements
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- Y10T74/2014—Manually operated selector [e.g., remotely controlled device, lever, push button, rotary dial, etc.]
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
- Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
Abstract
レバーのセレクト方向の揺動をベルクランクに伝達すべ
く、チェンジレバーに設けた揺動軸とベルクランクとを
連結するボールジョイントの構造の簡素化を図る。 【構成】 ボール53の最大直径Dより小さい横幅Sを
規定する一対の平坦面53aを有するボール53と、ベ
ルクランク41の一端に形成され、ボール53が回転自
在に嵌合するボール孔52と、ボール53にその両平坦
面53aに開口するように設けられ、チェンジレバーの
揺動軸25が摺動自在に嵌合する軸孔54とでボールジ
ョイント51を構成し、揺動軸25及びベルクランク4
1間の相対揺動をボール孔52でのボール53の回転に
より許容させ、ベルクランク41に対する揺動軸25の
軸方向変位を軸孔54での揺動軸25の摺動により許容
させる。
Description
に関し、特に、レバーブラケットにセレクト方向及びシ
フト方向へ揺動し得るチェンジレバーと、このチェンジ
レバーに隣接して、そのセレクト方向と直交する方向に
揺動し得るベルクランクとを取付け、チェンジレバーに
付設されてそのセレクト方向への揺動と共に揺動する揺
動軸をベルクランクの一端にボールジョイントを介して
連結し、このベルクランクの他端にセレクト操作部材
を、またチェンジレバーにシフト操作部材をそれぞれ接
続したものゝ改良に関する。
3−39776号公報に開示されているように、既に知
られており、それにおけるボールジョイントは、揺動軸
の先端に一体に形成したボールと、このボールの外周面
に相対回転可能に嵌合するボールソケットと、このボー
ルソケットを摺動自在に嵌合すべくベルクランクの一端
に設けられた連結孔とで構成される。
ール付の揺動軸の製作に際し加工費が比較的高い鍛造や
切削を行なわざるを得ず、その上、ボールとベルクラン
クとの間に、両者の相対回動及び摺動を許容するための
ボールソケットを設けることから構造も複雑で、コスト
高となる傾向がある。
ので、ボールの単体加工を可能にすると共に、構造を簡
素化した安価なボールジョイントを備える前記チェンジ
装置を提供することを目的とする。
に、本発明は、ボールジョイントを、ベルクランクの一
端に形成された球状内面をもつボール孔と、このボール
孔に回転可能に嵌合されるボールと、このボールにその
中心を貫通するように設けられて揺動軸に摺動自在に嵌
合される軸孔とから構成したことを第1の特徴とする。
開口するボールの両側部に、ボールの最大直径より小さ
い横幅を規定する一対の平坦面を形成し、ボール孔の少
なくとも一方の開口縁には、前記横幅より大なる横幅を
有してボール孔内周面の最大径部に達する一対の切欠を
相対向するように設け、これら切欠を通してボールをボ
ール孔に回転自在に嵌合したことを第2の特徴とする。
のセレクト操作時、ボールジョイントでは、揺動軸とベ
ルクランクとの相対揺動をベルクランクのボール孔での
ボールの回転により許容し、また揺動軸のベルクランク
に対する軸方向変位をボールの軸孔での揺動軸の摺動に
より許容することができ、これにより揺動軸の揺動をベ
ルクランクにスムーズに伝達することができる。
体形状が単純であるから、これを射出成形等により比較
的容易に成形することができる。その上、ボールが嵌合
するボール孔はベルクランクに直接設けられるので、専
用のボールソケットは不要となる。
をベルクランクのボール孔に、その開口縁の切欠を通し
て挿入することができ、挿入後、ボールをボール孔で回
転させてから、その軸孔に揺動軸を嵌合することによ
り、ボールの切欠からの離脱を防止することができる。
したがって、ボールジョイントの組立が容易であると共
に、ボールの外れ止め手段を特別に講じる必要もない。
明する。
板Fにマウントゴム2を介して取付けられるレバーブラ
ケット1は合成樹脂製で、隔壁を共有して車両の横方向
に並ぶ第1及び第2タワー3,4(図2及び図4参照)
を一体に備える。第1タワー3は断面略正方形をなして
いて下面を開放しており、第2タワー4は車両の前後方
向に長い長方形をなしていて上下両面を開放している。
には、その上端壁3aから該タワー3の軸線に沿って垂
下するハウジング5が一体に連設され、このハウジング
5と第1タワー3との対向周面間は放射状の複数の補強
リブ6によって連結される。
上部の大径円筒部8と下部の小径円筒部9とからなって
おり、その小径円筒部9は半球状の底壁9aを備え、ま
た小径円筒部9の内側面には上下方向に延びる一条の案
内溝10(図2,図4参照)が形成される。
記段部7に臨んで形成される。また小径円筒部9及び第
2タワー4の相対向する側壁には上下方向に延びる長孔
12,13がそれぞれ穿設される。
ンジレバー14の球状支点部材15が回転可能に係合さ
れ、この支点部材15に上方から相対回転可能に係合す
る合成樹脂製で環状のキャップ16が小径円筒部9内周
面に嵌合される。その際、キャップ16の一側面に突設
された回り止め突条17(図2及び図5参照)が前記案
内溝10に係合される。このキャップ16の支点部材1
5外周面に接する面16aは、その外周面に適合する球
面に形成される。
グ等の弾性リング19を保持する環状凹部20が形成さ
れ、弾性リング19は、その自由状態で略上半部をキャ
ップ16の上面から露出するようになっている。この弾
性リング19を上方から圧縮してキャップ16を押圧保
持するための合成樹脂製で環状のリテーナ21(図5参
照)が大径円筒部8から小径円筒部9に亘りそれらの内
周面に嵌合され、該リテーナ21の外周に突設された複
数の弾性係止爪22が前記係止孔11に係合される。
向きに傾斜させていて、リテーナ21の大径円筒部8へ
の嵌入時には、その内側面により内方へ撓まされ、係止
孔11の位置にきたとき自己の弾性力で係止孔11に係
合するものである。
外方に向って上向きに傾斜している。したがって、その
係止孔11に係合した係止爪22が弾性リング19から
上向きの反発力を受けると、係止孔11との係合を一層
強めることができる。またリテーナ21はハウジング5
の段部7に対向する段部21aを有しており、このリテ
ーナ21のハウジング5への嵌入時、両段部7,21a
の当接による弾性リング19の圧縮変形量を規制するよ
うになっている。
反発力をもって、ハウジング5の底壁9aとの協働によ
り支点部材15を回転可能に挟持する。
レバー14は、上端にノブ14aが付設され、その下端
には車両の左右方向に延びる揺動軸25がT字状に交差
して溶接される。
ら大きく突出し前記長孔12,13を貫通して第2タワ
ー4内に達する長軸部25aと、チェンジレバー14の
他側に僅かに突出する短軸部25bとを備えており、こ
の揺動軸25とチェンジレバー14の交差部に、それを
包むように前記支点部材15が固設される。
示すように、合成樹脂製の一対の椀形半球体27,28
を相互に接合して中空に構成される。両半球体27,2
8は、これらの合せ面に関して基本的に対称形をなすも
ので、それぞれの端面には三方向に延びる半円筒状の支
持凹部29,30,31が形成され、これらは前記チェ
ンジレバー14、並びに揺動軸25の長軸部25a及び
短軸部25bの外周面に嵌合される。このとき半球体2
7,28の中心はチェンジレバー14及び揺動軸25の
両軸線の交点に合致するようになっている。
方の端面には、複数の位置決め突起32と位置決め孔3
3がそれぞれ形成され、これらの軽圧入により両半球体
27,28相互の仮接合が行われる。
は、これらが前述のようにハウジング5の底壁9a及び
キャップ16間で挟持されることにより、確実に保持さ
れる。
2タワー4には、水平の枢軸40を介して合成樹脂製の
ベルクランク41が取付けられている。このベルクラン
ク41は揺動端を前方へ延ばす水平腕41aと揺動端を
上方へ延ばす垂直腕41bとを備えており、その水平腕
41aの前端に揺動軸25の長軸部25aが後述のボー
ルジョイント51介して連結される。そして垂直腕41
bの上端にプッシュ・プル型のセレクト操作ワイヤ44
(セレクト操作部材)の一端がターンバル48付ロッド
46を介して接続される。
ジレバー14の中間部に接続された接続片50には、プ
ッシュ・プル型のシフト操作ワイヤ45(シフト操作部
材)の一端がターンバックル49付のロッド47を介し
て接続される。
作ワイヤ45の各他端は、図示しない変速機のセレクト
部材及びシフト部材にそれぞれ接続されるものである。
ないし図9により説明する。ボールジョイント51は、
ベルクランク41の水平腕41a前端に、その左右両側
面に両端を開放して形成された球状内面を持つボール孔
52と、このボール孔52に回転可能に嵌合される合成
樹脂製のボール53と、このボール53にその中心を貫
通するように設けられた軸孔54とから構成され、その
軸孔54に揺動軸25の長軸部25aが摺動自在に嵌合
される。
部を切除する形で相対向する一対の平坦面53a,53
aが形成され、これによりボール53の最大径Dより小
さいボール53の横幅Sが規定される。
には、相対向する一対の第1切欠56,56と第2切欠
57,57とがそれぞれボール孔52の最大径部に達す
るように形成される。その際、第1切欠56,56及び
第2切欠57,57には、ボール孔52の周方向に90
°の位相差が与えられると共に、ボール53の横幅Sよ
り大きい横幅S1 ,S2 が与えられる。且つ全横幅
S1 ,S1 ;S2 ,S2 は、それらに対応する中心角の
総和が360°となるように設定される。こうすると、
ベルクランク41を射出成形するとき、二つ割の単純な
金型によりボール孔52及び第1、第2切欠56,57
を同時に形成することができる。
っては、先ず図8に示すように、ボール53の軸孔54
の軸線をボール孔52の軸線に対し90°回転した状態
で、ボール53を第1切欠56,56又は第2切欠5
7,57からボール孔52に挿入し、次いで図6及び図
7に示すようにボール53を、軸孔54の軸線がボール
孔52のそれと一致するように、90°回転させる。そ
して、軸孔54に揺動軸25の長軸部25aを嵌入す
る。
る。
支点部材15周りにセレクト方向A(図4参照、車両の
左右方向)へ揺動すれば、上下に揺動する揺動軸25が
ボールジョイント51を介してベルクランク41の水平
腕41aを駆動し、垂直腕41bを車両の前後に揺動さ
せるので、セレクト操作ワイヤ44を介して変速機にセ
レクト動作が与えられ、所望のギヤ列が選択される。次
いでチェンジレバー14を支点部材15周りにシフト方
向B(車両の前後方向)へ揺動すれば、シフト操作ワイ
ヤ45を介して変速機にシフト動作が与えられ、先に選
択されたギヤ列が確立する。
は、チェンジレバー14のセレクト方向Aへの揺動時、
ボール孔52でのボール53の回転により揺動軸25と
水平腕41aとの相対揺動を許容し、またボール53の
軸孔54での揺動軸25の揺動により水平軸41aに対
する揺動軸25の軸方向変位を許容する。こうして揺動
軸25の揺動をベルクランク41にスムーズに伝達する
ことができる。
ていて、その形状が単純であることから、加工費の比較
的安い射出成形が可能である。
ベルクランク41の水平腕41aに直接設けられるの
で、ベルクランク41がボールソケットを兼ねることに
なり、構造の簡素化が達成される。
は、前述のように第1又は第2切欠56,56;57,
57を通して容易に行うことができる上、軸孔54への
揺動軸25の嵌入後は、ボール53は揺動軸25により
切欠56,56;57,57からの離脱が阻止されるの
で、ボール53の外れ止め手段を特に講じる必要もな
い。
はなく、その要旨の範囲を逸脱することなく、種々の設
計変更が可能である。例えば、チェンジレバー14を支
持する球状の支点部材15に代えて、二軸を用いたユニ
バーサルジョイントを介してチェンジレバー14をレバ
ーブラケット1に支持することもできる。
ば、ボールジョイントを、ベルクランクの一端に形成さ
れた球状内面をもつボール孔と、このボール孔に回転可
能に嵌合されるボールと、このボールにその中心を貫通
するように設けられて揺動軸に摺動自在に嵌合される軸
孔とから構成したので、チェンジレバーのセレクト操作
時、ボールジョイントでは、揺動軸とベルクランクとの
相対揺動をベルクランクのボール孔でのボールの回転に
より許容すると共に、揺動軸のベルクランクに対する軸
方向変位をボールの軸孔での揺動軸の摺動により許容し
て、揺動軸の揺動をベルクランクにスムーズに伝達する
ことができる。
の単体形状が単純になって加工が比較的容易になったこ
と、及びこのボールが嵌合するボール孔がベルクランク
に直接設けられ、構造が簡素化されたことにより、コス
トの低減を図ることができる。
開口するボールの両側部に、ボールの最大直径より小さ
い横幅を規定する一対の平坦面を形成し、ボール孔の少
なくとも一方の開口縁には、前記横幅より大なる横幅を
有してボール孔内周面の最大径部に達する一対の切欠を
相対向するように設け、これら切欠を通してボールをボ
ール孔に回転自在に嵌合したので、ボールの切欠からの
ボール孔への挿入、及びボールの軸孔への揺動軸の嵌入
を順次行うことによりボールジョイントを容易に組立る
ことができ、しかも揺動軸によりボールの切欠からの離
脱が防止され、それ専用の外れ止め手段が不要であり、
更なるコスト低減を図ることができる。
断側面図。
図。
程説明図。
Claims (2)
- 【請求項1】 レバーブラケット(1)にセレクト方向
(A)及びシフト方向(B)へ揺動し得るチェンジレバ
ー(14)と、このチェンジレバー(14)に隣接し
て、そのセレクト方向(A)と直交する方向に揺動し得
るベルクランク(41)とを取付け、チェンジレバー
(14)に付設されてそのセレクト方向(A)への揺動
と共に揺動する揺動軸(25)をベルクランク(41)
の一端にボールジョイント(51)を介して連結し、こ
のベルクランク(41)の他端にセレクト操作部材(4
4)を、またチェンジレバー(14)にシフト操作部材
(45)をそれぞれ接続した、変速機用チェンジ装置に
おいて、 ボールジョイント(51)を、ベルクランク(41)の
一端に形成された球状内面をもつボール孔(52)と、
このボール孔(52)に回転可能に嵌合されるボール
(53)と、このボール(53)にその中心を貫通する
ように設けられて揺動軸(25)に摺動自在に嵌合され
る軸孔(54)とから構成したことを特徴とする、変速
機用チェンジ装置。 - 【請求項2】 請求項1記載のものにおいて、 軸孔(54)が開口するボール(53)の両側部に、ボ
ール(53)の最大直径(D)より小さい横幅(S)を
規定する一対の平坦面(53a)を形成し、ボール孔
(52)の少なくとも一方の開口縁には、前記横幅
(S)より大なる横幅(S1 ,S2 )を有してボール孔
(52)内周面の最大径部に達する一対の切欠(56,
56;57,57)を相対向するように設け、これら切
欠を通してボール(53)をボール孔(52)に回転自
在に嵌合したことを特徴とする、変速機用チェンジ装
置。
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