JPH0833753A - 抽選装置 - Google Patents

抽選装置

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JPH0833753A
JPH0833753A JP16984394A JP16984394A JPH0833753A JP H0833753 A JPH0833753 A JP H0833753A JP 16984394 A JP16984394 A JP 16984394A JP 16984394 A JP16984394 A JP 16984394A JP H0833753 A JPH0833753 A JP H0833753A
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JP
Japan
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ball
lottery
bowl body
display
eyes
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JP16984394A
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English (en)
Inventor
Yasushi Watabe
康 渡部
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Sega Corp
Original Assignee
Sega Enterprises Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】サイコロを振る感覚でプレーヤに作為が無いこ
とを確信させつつ当たり目を決定でき、汎用性が高くか
つ比較的簡単な技術で安価に製造できる抽選装置を提供
する。 【構成】複数の目およびその複数の目とそれぞれ対を成
して各目の当たりを識別表示可能な複数の表示器23…
23を組み込んだプレイフィールドPFを有するフィー
ルド部11と、複数の表示器23…23の各々を移動し
て当たり目の識別表示をさせる表示制御手段(メインボ
ード2)と、抽選動作に応答してプレイフィールドPF
上で展開することにより予測不能な時間長のタイミング
を設定するタイミング設定手段(ボール排出器30、ボ
ール散乱器31、ボールセンサ14A、14B)と、設
定したタイミングで表示制御手段(メインボード2)に
よる複数の表示器23…23の移動識別表示を停止させ
る表示停止手段(メインボード2)とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、抽選装置に係り、特
に、プレイフィールド上の複数の目の中から当たり目を
自動選択する機構を備え、その当たり目を自動選択させ
る際、作為の疑いが入る余地を殆ど排除した抽選装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】抽選装置はゲーム等に頻繁に使用されて
おり、その種類も、複数の目に関してルーレット動作を
行うルーレット方式やサイコロを使用したサイコロ方式
等、多様である。
【0003】例えばルーレット方式の抽選装置の場合、
プレイフィールドを保持する保持体を回転させ、その回
転が止まった時にボールがどの番号の目に位置している
かで当たり目が決まる手動式のものの他、電気式のもの
も知られている。この電気式の装置としては、例えば、
沢山の電球を順次点灯させながら、プレーヤからは直接
見えないコンピュータユニット内のプログラムに基づく
手順でその点灯を止めることにより、当たり目が決ま
る。
【0004】また、サイコロ方式の抽選装置の場合も、
本物のサイコロと画像認識とを組み合わせた電気式のも
のがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た電気式の抽選装置のうち、ルーレット方式のもので
は、コンピュータユニット内のプログラムは作為が無い
ように組まれ正常に作動していたとしても、プレーヤは
自分でブラックボックス(コンピュータユニット)内で
実行される当たり決定プロセスを目視できないことに因
って、出目の結果に疑念を抱くことが多く、装置への不
信感に繋がることがあった。
【0006】過去、特定の目しか出ないサイコロを使っ
た抽選装置が存在していたこと等もあって、この「出目
の結果に作為が介在しているのではないか」ということ
が、プレーヤの脳裏に浮かびやすく、たとえゲームで抽
選装置を使用したとしても、かかる疑念によってゲーム
の価値を半減させることも多かった。
【0007】一方、本物のサイコロと画像認識とを組み
合わせたサイコロ方式の場合、サイコロを投げ入れるこ
とで上述した疑念は殆ど無くなるものの、画像認識の技
術が比較的高度であり、誤認識や動作が遅いなどの未解
決の問題があるとともに、必要な周辺装置など、本体に
付随する部分でのコストや技術的制限に関する問題が多
く、未だ多用されていない。
【0008】また、画像認識以外の方法で、サイコロの
目を読みとることも可能ではあるが、画像認識同様の問
題を持つ他、サイコロを精密に加工する必要があるため
に、サイコロの精度という点でも問題が生じる可能性が
ある。
【0009】本発明は、上述した従来技術の問題に鑑み
てなされたもので、サイコロを利用しなくてもサイコロ
を振る感覚でプレーヤに作為が無いことを確信させつつ
当たり目を決定でき、汎用性が高く、かつ比較的簡単な
技術で安価に製造できる抽選装置を提供することを、そ
の目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成させるた
め、本発明に係る抽選装置は、複数の目を配した目視可
能なプレイフィールドを有するとともに、設定されたタ
イミング時にその複数の目の中から任意の当たり目を決
定する抽選機構と、抽選動作に応答して上記プレイフィ
ールド上で展開することにより予測不能な時間長の上記
タイミングを設定するタイミング設定手段とを備えるこ
とを特徴とする。
【0011】前記抽選機構は、例えば、前記複数の目お
よびその複数の目とそれぞれ対を成して各目の当たりを
識別表示可能な複数の表示器を組み込んだ前記プレイフ
ィールドを有するフィールド部と、前記複数の表示器の
各々を移動して上記識別表示をさせる表示制御手段と、
前記タイミング設定手段が設定したタイミングで前記表
示制御手段による前記複数の表示器の移動識別表示を停
止させる表示停止手段とを備える。
【0012】また、前記フィールド部は、前記プレイフ
ィールドを内側に形成する円形かつ略すり鉢状のボウル
体を備える。このボウル体は、例えば、少なくともその
内面が斜面と、この斜面に連続的に繋がる踊り場面と、
を備える多段型である。前記ボウル体の底面には突起お
よび凹みの内の少なくとも一方を複数個形成してもよ
い。
【0013】さらに、前記タイミング設定手段は、前記
ボウル体の所定位置に組み込まれかつ前記プレイフィー
ルドに投入されたボールの到来を検知するセンサを備え
ることができる。また、このタイミング設定手段は、前
記抽選動作に応答して前記プレイフィールド上にボール
を排出するボール排出器と、前記ボウル体の所定位置に
組み込まれかつ前記ボールの到来を検知するセンサとを
備えてもよい。
【0014】前記タイミング設定手段は、前記抽選動作
に応答して前記ボールを排出するボール排出器と、この
ボール排出器により排出されたボールにランダム性を付
与して当該ボールを前記プレイフィールドに投入するボ
ール散乱器と、前記ボウル体の所定位置に組み込まれか
つ前記ボールの到来を検知するセンサとを備えてもよ
い。
【0015】前記ボール排出器は、ベルトコンベヤ方
式、リボルバ方式および打ち出し方式のうちのいずれか
で前記ボールを排出する構造が好適である。
【0016】前記センサは、例えば、前記ボウル体の底
部または底部近傍に設置される。
【0017】前記ボウル体は、例えば、その底部に穿設
されかつ前記ボールを落とし込む落下穴を備え、前記セ
ンサは、その落下穴の上下2か所の位置に設けられた2
個のセンサから成る。
【0018】また前記ボール散乱器は、その出口方向に
至るほど末広がりの扇状を成す両側面と、この両側面を
繋ぐ底面とを備える。この両側面は複数の突起を有し、
前記底面は盛り上がり部を有することが望ましい。
【0019】さらに前記ボウル体は透明な部材で形成
し、このボウル体の前記プレイフィールドを成す内側表
面は前記複数の目を個々に印刷した複数の表示面から成
り、このボウル体の下方の前記複数の目に対向する位置
に前記複数の表示器を夫々相互に遮光状態で配する。ま
た、前記ボウル体は透明な部材で形成し、このボウル体
の下側に、前記複数の目を個々に印刷した複数の表示面
と、当該複数の目に対向する位置に夫々相互に遮光状態
で配した前記複数の表示器と、を有する表示ユニットを
設けてもよい。
【0020】前記表示制御手段は、例えば、前記複数の
表示器を順次、点灯および消灯させる手段であって、前
記当たり目の識別表示は当該表示器の点灯状態であるこ
とが可能である。
【0021】前記タイミング設定手段は前記抽選動作に
応答して前記プレイフィールド上にボールを排出するボ
ール排出器を備えると共に、前記プレイフィールドに排
出されたボールを前記ボール排出器まで循環させるボー
ル循環手段を付加できる。
【0022】前記タイミング設定手段は、前記センサの
検知信号に基づき当該ボールの挙動に伴う予測不能な時
間長のタイミングを設定することができる。
【0023】
【作用】本発明に係る抽選装置によれば、抽選動作に応
答してプレイフィールド上で展開することにより予測不
能な時間長のタイミングが設定され、このタイミングで
複数の目の中から任意の当たり目が決定される。
【0024】この当たり目の表示は、複数の表示器を移
動して識別表示していた状態から上記設定タイミング時
に点灯していた表示器のみを点灯させ、他の表示器を消
灯させることで行われる。
【0025】プレイフィールドはすり鉢状のボウル体で
形成され、ボールの挙動が不規則になる。特に、多段型
のボウル体や底面に突起、凹み等を設けたボウル体は、
その不規則性が一層顕著になる。
【0026】さらに、当たり目を決するタイミングは、
ボール排出器から排出されたボールがボール散乱器を経
てプレイフィールドに投入され、ボウル体の所定位置ま
で到達した時にセンサで検知されて設定される。手動で
投入される時は、センサで検知されて設定される。この
検知タイミングは、ボールの挙動のランダム性(不規則
性)に因って、殆ど予期できないものとなる。
【0027】ボール排出器では、ベルトコンベヤ方式、
リボルバ方式および打ち出し方式のうちのいずれかでボ
ールが的確に排出される。
【0028】ボウル体の底部または底部近傍に設置され
たセンサは、ボールがその底部までランダムな挙動を経
て到達したことを検知する。特に、底部の落下穴の上下
2か所の位置に設けられた2個のセンサから成る場合、
誤検知が殆ど無くなる。
【0029】またボール散乱器は、その出口方向に至る
ほど末広がりの扇状を成す両側面と、この両側面を繋ぐ
底面とを備えることで、ボールが両側面で不規則に反射
するから、プレイフィールドに投入されるボールの挙動
のランダム性が高い。特に、両側面は複数の突起を設け
たり、底面は盛り上がり部を設けることで、そのランダ
ム性が顕著となる。
【0030】さらにボウル体は透明な部材で形成し、こ
のボール体の内側表面に複数の目を個々に印刷した複数
の表示面を形成し、このボウル体の下方に複数の表示器
を夫々相互に遮光状態で配すれば、ルーレット動作が可
能になる。同様に、ボウル体は透明な部材で形成し、こ
のボウル体の下側に、複数の目を個々に印刷した複数の
表示面と当該複数の目に対向する位置に夫々相互に遮光
状態で配した複数の表示器とを有する表示ユニットを設
けてもよい。
【0031】表示制御手段と、例えば、数の表示器を順
次、点灯および消灯させるように構成すれば、当たり目
の識別表示は当該表示器の点灯状態で表すことができ
る。
【0032】ボール循環手段により、抽選動作に応答し
てプレイフィールド上に排出されたボールがボール排出
器まで自動的に循環される。
【0033】さらに、フィールド部を、プレイフィール
ドを内面側に形成する円形かつ略すり鉢状のボウル体
と、このボウル体の下側に設けられかつ複数の目を個々
に印刷した複数の表示面と当該複数の目に対向する位置
に夫々相互に遮光状態で配した複数の表示器とを含む表
示ユニットとを有するように構成すれば、複数の表示器
の各々を移動して複数の目の当たりと識別表示すること
ができるので、ルーレット動作を行宇ようにすることが
できる。この状態で、抽選動作に応答してボールがラン
ダム性をもってプレイフィールドに投入され、そのボー
ルをボウル体の底部のセンサで検知し、ボールの挙動に
伴う予測不能な時間長のタイミングを設定する。このタ
イミングで複数の表示器の移動識別表示を停止し、出目
を決定する。プレイフィールドに排出されたボールはボ
ール排出器まで自動的に循環される。このようにプレー
ヤの眼前で、しかも殆ど予期できないタイミングで当た
り目を決めるので、その過程に作為が介在しているので
はないかという疑念が働く余地は殆ど排除される。
【0034】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図9を参照
して説明する。
【0035】この実施例はゲーム用の抽選装置について
実施したものであるが、本発明の抽選装置は必ずしもゲ
ームに限定されることなく、択一的に物事を決める抽選
目的に使うことができる。
【0036】図1に示す抽選装置は、プレーヤの眼前に
置かれる装置本体1と、この装置本体1に電気的に繋が
るメインボード2とを備えている。
【0037】装置本体1は、例えばプレーヤが囲むテー
ブルに埋め込む状態で設置されるもので、テーブル10
に円形の穴が穿設され、この穴にフィールド部11が埋
め込まれる。フィールド部11は、図1における上下方
向(以下、上下方向という)からみたときに円形を成
し、図1の紙面に直交する側面方向(以下、側面方向と
いう)からみたときに略すり鉢状のボウル体12を備え
る。このボウル体12は、その全体が透明の部材で形成
されており、上側のリング状の鍔部12aと、この鍔部
12aに一体に繋がるすり鉢状の斜面12bと、この斜
面12bが収束する底部12cと、この底部12cの中
心に穿設された落下穴12dとを備える。
【0038】鍔部12aはねじ13…13によりテーブ
ル10の穴の縁部に、ボウル体12を懸垂する状態で固
定される。このボウル体12の上面内側がプレイフィー
ルドPFを形成し、このプレイフィールドPFに後述す
るようにプレーヤのゲーム開始動作に応答してボール1
3が投入される。
【0039】ボウル体12の落下穴12dはボール13
が通過可能な径を有しており、投入され斜面をランダム
に転げ落ちてきたボール13は落下穴12dに落ち込
む。落下穴12dを形成して上下方向に延びる筒上部の
上下2か所の位置には、ボールセンサ14A、14Bが
設置されている。このボールセンサ14A、14Bは落
下穴12dを通過(落下)するボール13を検出して、
ゲーム決定のための予期不能なタイミングを発するため
のもので、例えば赤外線の反射を利用した赤外線検出器
が使用される。落下穴12dに落ちかけたボール13は
最初、上側のボールセンサ14Aで検知され、その後、
落下が進むにつれて、適度な距離だけ離した下側のボー
ルセンサ14Bで検知される。このため、誤検知が防止
される。
【0040】なお、ボールセンサとしては赤外センサの
ほか、機械式のマイクロスイッチ、磁気センサなどを採
用することもできる。また、ボール13の検知タイミン
グについても、上側および下側のボールセンサ14A、
14Bがボウル13を相次いで検知し、その後、上側の
センサ14Aがボウル13を検知できなくなった時点
を、上述した予期不能なボール検知タイミングとして設
定することもできる。
【0041】フィールド部12はさらに、図1に示す如
く表示ユニット20を備える。この表示ユニット20
は、上下方向からみたときリング状を成し、かつ側面方
向からみたときの外側面および内側面の高さが異なるユ
ニットケース21を有し、外側面および内側面の高さは
前記ボウル体12の斜面12bの傾斜に合致させてい
る。ユニットケース21の上面は透光性のある部材で形
成され、上下方向から見てリング状の表示面21Aを成
している。この表示面21は例えば、図2に示す如く6
個に区切られ、第1〜第6表示面21A1〜21A6が
形成されている。表示面21A1〜21A6の各々に
は、ゲームの目M1〜M6となる絵柄や記号、数字等が
印刷などにより形成される。
【0042】ユニットケース21の内部は例えば、図3
および図4に示す如く、第1〜第6表示面21A1〜2
1A6に対応して6枚の遮光性のある仕切り板22…2
2で仕切られている。この6個の仕切り空間の各々には
表示ランプ23が配設され、この表示ランプ23…23
が後述するメインボード2からの表示制御信号により順
次、点灯/消灯される。つまり、点灯/消灯の繰り返し
全体で電光によるルーレット機能が得られる。第1〜第
6表示面21A1〜21A6はボウル体12の斜面12
bの下側にほぼ接しているので、プレーヤは上からその
点灯/消灯によるルーレット動作を目視できる。
【0043】ユニットケース21の側部には、表示ラン
プ23…23に供給される電源電力および表示制御信号
を受けるインターフェイス24が設けられる(図3、4
参照)。またユニットケース21は、その底部に鍔部2
1Bを備え、この鍔部21Bを介してテーブル10の支
持体に取り付けられる。
【0044】続いて、ボール13のプレイフィールドP
Fへの排出(投入)および循環のための構造および機能
を説明する。装置本体は図1に示す如く、プレイフィー
ルドPFの斜め上方に位置するボール排出器30と、こ
のボール排出器30から排出されたボール13の挙動に
ランダム性を与えるボール散乱器31と、ボール排出器
30と前述したボウル体12の落下穴12dとを機構的
に繋ぐボール搬送器32とを備える。
【0045】ボール排出器30は図5に示す如く、リボ
ルバ方式で構成されている。すなわち、ボール排出器3
0は、後述するボール搬送器32の出口側に通じる搬入
樋35と、ボール13を収納可能な回転体36と、この
回転体36からのボール13を排出する排出樋37とを
備える。搬入樋35および排出樋37はそれらの排出側
を下方にして斜めに設置されている。回転体36には、
その表面に開口する複数のボール収納穴36a…36a
が所定間隔毎に形成されており、後述するメインボード
から回転指令を受けるモータ38により回転する。
【0046】このため、搬入樋35に案内されて回転体
36の上部まで転がってきたボール13は回転体36の
回転に伴って自動的にボール収納穴36aに収まり、こ
れによりボール13が補充される。回転体36内のボー
ル13は、回転体36の回転に伴って自動的に排出樋3
7上に落ちる。回転体36または排出樋37のボール落
下付近の側部には、ボール13の排出を確認するための
ボールセンサ39を取り付けてあり、このセンサ信号は
メインボード2に送られる。
【0047】ボール散乱器31は図6に示す如く下方に
開いた扇状を成し、ボール排出器30の排出樋37から
送られてきたボール13をその上部に受け入れる。ボー
ル散乱器31に投入されたボール13は、その自重によ
り加速度を増しながら散乱器31の両壁31a,31a
に反射しながら転げ落ち、最終的にプレイフィールドP
Fに投入される。このボール散乱器31における壁反射
によりボール13の挙動の不規則性が増す。
【0048】さらに、ボール搬送器32は図1に示す如
く、プレイフィールドPFの落下穴12dからのボール
13を循環させるための循環樋41と、ボール13をボ
ール排出器30まで持ち上げるボールリフタ42とを備
える。つまり、循環樋41は、その一方の端部を落下穴
12dの下方に固設し、かつこの一方の端部よりも下側
の所定位置にもう一方の端部を固設したもので、ボール
13を自重回転で案内する。ボールリフタ42は、メイ
ンボード2からの駆動信号に応じて回転するモータ43
と、このモータ43により上下方向に循環するベルト4
4とを備える。ベルト44には、所定間隔毎に複数の突
起体44a…44aが設けられており、循環樋41で案
内されてきたボール13を掬い上げて乗せる。これによ
り、ボール13は上方に持ち上げられ、ボール排出器3
0の搬入樋35の上に排出される。
【0049】一方、メインボード2は図7に示す如く装
置本体1の各部と電気的に接続されるとともに、CPU
(中央処理装置)50を備えている。CPU50は図8
に示す処理を行う。
【0050】図8の処理を説明する。ゲームが開始され
ると、CPU50は、ステップS1で各サテライトST
にベットの受付けを指令する信号を発し、次いで、ステ
ップS2で表示ユニット20に対し表示ランプ23…2
3の点灯・消灯開始を指令する。さらに、ステップS3
では各サテライトSTにベット受付けの締切りの信号を
送る。
【0051】この後、ステップS4、S5ではボール排
出を指令する。つまり、ステップS4では、ボール排出
器30にモータ回転信号を送り、ボール排出動作を実行
させる。このボール排出動作は、ボール排出動作が完了
したセンサ信号を受けるまで(ステップD5でYESの
判断)続けられる。なお、ステップS4におけるボール
排出指令は、上述のようにCPU50が自動的に発する
構成に限定されるものではなく、プレーヤのタイミング
決定のための手動指令信号を待つように構成し、この手
動指令信号に応答してボール排出指令を発するように処
理してもよい。
【0052】ステップS5でYESの判断となり、ボー
ル13がプレイフィールドPFに排出/投入されたと認
識されると、ステップS6、S7の処理を順次繰り返
す。つまり、ステップS6ではボールセンサ14A、1
4Bのセンサ信号を入力し、ステップS7ではボール1
3が落下穴12dで検知されたか否かを判断する。これ
らの処理はボール13が落下穴12dを通過するまで
(ステップS7でYESの判断)繰り返される。
【0053】ボール13の落下穴12dを通過すると、
CPU50は直ちにその処理をステップS8に移行さ
せ、表示ランプ23…23の点灯・消灯動作を停止させ
る。この結果、ボール13の落下穴12dを通過した時
点で点灯していた一つの表示ランプ23のみが点灯を維
持しかつ他の表示ランプ23…23は消灯する。
【0054】その後、CPU50は、ステップS9で、
ベットの計算など、ゲーム結果に関わるデータを演算
し、ステップS10でそれらのデータを各サテライトS
Tに送る。サテライトSTはそのデータにしたがって配
当を行うことになる。
【0055】これが済むと、ステップS11でボールリ
フタ42にモータ回転信号を送り、ボール13の回収動
作を、回収完了まで指令する。
【0056】続いて、この実施例の全体動作および効果
を図9を参照して説明する。ゲーム開始とともに、第1
〜第6表示ランプ23…23が順次、点灯/消灯を繰り
返すので、第1〜第6表示面21A1〜21A6がルー
レット動作を行う。この状態で、ベットの受付けが締め
切られると、自動的にまたは手動操作に付勢されてボー
ル排出器30からボール13がボール散乱器31を介し
てプレイフィールドPFに排出される(図9の仮想線1
31、132参照)。このときボール13の挙動にはボ
ール散乱器31により、高い不規則性が付与される。
【0057】排出されたボール13は、プレイフィール
ドPF上を不規則にバウンド、回転しながらその斜面1
2bを降下する(同図の仮想線133、134参照)。
降下しながら回転の勢いが無くなったボール13は、底
面中心部の落下穴12dに落ちる(同図の仮想線135
参照)。このボール13はボールセンサ14A,14B
により検知され、CPU50により、その検知タイミン
グをもって第1〜第6表示面21A1〜21A6のルー
レット動作が停止され、ある一つの表示面21A1(〜
21A6)のみが点灯状態になる。この停止タイミング
は、ボール13の不規則なバウンド、回転などに依存し
た予測不能な、作為性の無いタイミングであり、しかも
プレーヤの眼前で展開して決められる。このため、ルー
レット動作の停止、すなわち「出目の結果」に関して、
プレーヤは従来のように疑心暗鬼になったり、作為性を
抱くことも無く、出目の結果を自然の成り行きとして受
け入れることができる。
【0058】この出目が判明すると、配当などのゲーム
結果がサテライトに居るプレーヤに知られるとともに、
循環樋41を通ってボールリフタ42まで到達したボー
ル13が当該ボールリフタ42により持ち上げられ、ボ
ール排出器30に補充される(同図の仮想線136、1
37、131参照)。
【0059】このように、抽選装置における当たり目決
定機構とその他の制御機構との時系列的な繋がりを分断
するとともに、任意の予測のつかない当たり目決定タイ
ミングを創出する機構を設け、その当たり目決定タイミ
ングのみによって当たり目決定機構を制御するようにし
たため、出目の結果に作為性の疑いが持たれる状態を排
除できる。これとともに、ボール13がプレイフィール
ドPFに投入されてからの予期できない当たり目決定タ
イミングが、第1〜第6表示面21A1〜21A6の順
次表示と相俟ってプレーヤの出目に対する期待感を高め
るという演出効果を得る。さらに、既存の簡単な技術で
上述の構成を実現できるので、安価な抽選装置となる。
さらにまた、表示面の数やデザインを変えることで、他
のゲームに容易に転用できるので、汎用性が非常に高い
という利点がある。
【0060】続いて、本発明に係る、上記実施例の変形
例を図10〜図19に基づき説明する。なお、上記実施
例と同一または同等の部材には同一符号を用い、説明を
簡略化または省略する。
【0061】図10および図11は、第1変形例に係る
装置本体のフィールド部11を示す。
【0062】図10のフィールド部11はシングル斜面
60bと底面60cとを有し、透光性のある部材から成
るボウル体60を備え、このボウル体60の内側表面に
図11に示す如く、前記実施例と同等の表示面60Aを
印刷などにより形成してある。ボウル体60の底面60
cに対抗する下方位置には、フィルム状のELセンサな
どから成るボールセンサ61が配設され、底面60cま
で落下してきたボール13を検知できる。図10に示す
表示ユニット62のユニットケース63には、表示面6
0Aに対応して仕切られたスペース(その上面が投光性
を有する)内の表示ランプ23…23のほか、その中央
部、すなわち表示面60Aの底面60cに対抗する位置
に表示停止ランプ64が設けられている。この表示停止
ランプ64は、当たり目決定タイミングでルーレット動
作が停止し、一つの表示ランプ23のみが点灯すると
き、メインボード2からの信号に応じて同時に点灯す
る。これにより、ボール13が底面60cの位置まで転
落してきたことを明確に告知できる。
【0063】この変形例に係る抽選装置では、前記実施
例と同一のボール排出器30およびボール散乱器31は
設けているが(図示せず)、ボール搬送器は設けていな
い。このため、プレイフィールドPFの底面60cの位
置からボール排出器30まではマニュアルでボール13
を搬送することになる。
【0064】これによっても、前記実施例と同等の作用
効果を得るほか、ボール搬送器を設けていない分、より
簡単な構成で安価な抽選装置となる。
【0065】なお、この第1変形例に関しては、ボール
排出器およびボール散乱器自体も外して、プレーヤが自
ら手動でボール13をプレイフィールドPFに投入する
ように構成することもできる。この場合は、ボール13
がボールセンサで検知されたタイミングが当たり目決定
タイミングとなり、構成をより簡素化できる。
【0066】図12は、第2変形例に係る装置本体のボ
ウル体70を示す。このボウル体70は多段型ボウル体
の代表としての2段型ボウル体であり、唾部70a、斜
面70b、底面70c、および落下穴70dから成ると
ともに、斜面70bの途中に水平な踊り場面70baが
連続的に形成されている。これにより、ボール13の落
下挙動に伴うランダム性を一段と高めることができ、当
たり目決定タイミングを更に予期不能なものにできる。
【0067】図13は、第3変形例に係る装置本体のボ
ウル体12を示す。このボウル体12は前記実施例と同
一の形状に加えて、その底面12cに複数のディンプル
75…75が形成された多孔式すり鉢型を成す。ディン
プル75…75はボール13の軌跡を変えるものであ
り、ボール13を停止させる形状ではない。これによっ
ても、ボール13の挙動に一層のランダム性を付加させ
ることができる。なお、ディンプルの代わりに、突起体
であってもよい。
【0068】また図14は、第4変形例に係る表示ユニ
ット(すなわち、表示面)80を示す。この表示ユニッ
ト80のユニットケース81は、内側、中間、外側の3
枚同心円筒状の仕切り体81a,81b,81cを有
し、これれらを仕切り板82…82で半径方向に仕切っ
ている。この結果、2重のランプスペースを形成でき、
これに対応してプレイフィールドPFの表示面も同心円
状に2重の表示面を形成することができ、プレイフィー
ルドPFの多様化、すなわち出目の多様化を期すること
が可能となる。
【0069】さらに図15、図16は、第5変形例に係
るボール排出器90を示す。このボール排出器90はベ
ルトコンベヤ方式を採用しており、ほぼ水平に設置され
たベルトコンベヤ91を、メインボード2からの駆動信
号を受けるモータ92の回転により搬送させ、ベルト上
のボール13をボール散乱器31に落とし込む。ベルト
コンベヤ91の終端付近には、ボール排出センサ93を
設置しており、これによりボール13が排出されたこと
を確認する。
【0070】ベルトコンベヤ91のベルト上には、図1
6に示す如く、一定間隔で穴91a…91aが明いてお
り、この穴91aに搬送中のボール13が嵌まって保持
される。
【0071】さらに図17は、第6変形例に係るボール
排出器95を示す。このボール排出器95はハンマによ
る打ち出し方式を採用している。ボールリフタ42に通
じる搬入樋96から転がってきたボール13は、打ち出
しレール97内にセットされ、このボール13を、メイ
ンボード2からの駆動信号で動作する、例えば電磁力ハ
ンマ98で打ち出すようになっている。打ち出されたボ
ール13は、ボール散乱器31に向けて排出される。打
ち出しレール97の出口付近にボール排出センサ93が
設置され、ボール排出が確認される。
【0072】このように第5、第6変形例によっても前
記実施例のものと同等の排出機能を得ることができると
ともに、種々のバリエーションによって設計の自由度を
高めることができる。
【0073】さらに、図18、図19は、第7変形例に
係るボール散乱器100を示す。このボール散乱器10
0は前記実施例と同一の形状(排出方向に沿って扇形)
を成すが、その両側壁100a,100aの内側の夫々
に複数の突起101…101を形成するとともに、底面
100b上の出口付近に円形の緩やかな盛り上がり部1
02…102を形成したものである(図19参照)。こ
の結果、両側の突起101…101によりボール13の
反射角についてのランダム性が格段に増し、底面の盛り
上がり部102…102によりボール13の勢いおよび
排出コースについてのランダム性が格段に増す。したが
って、予期不能な当たり決定タイミングを、より一層予
期できないものにすることができる。
【0074】なお、前記実施例および変形例におけるボ
ール散乱器は必要に応じて外す構成も可能である。ま
た、ボウル体、すなわちプレイフィールドは回転させる
こともできる。さらに、メインボードはCPUの代わり
に論理回路やリレー回路で構成するようにしてもよい。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
抽選動作に応答してプレイフィールド上で展開すること
により予測不能な時間長のタイミングが設定され、この
タイミングで複数の目の中から任意の当たり目が決定さ
れるので、従来のような当たり目の決定に関する全体制
御部の時系列の干渉を排除できることから、サイコロを
振るときの無作為で当たり目が決定する感覚が得られ、
従来のように作為を感じさせる余地を殆ど排除でき、出
目の結果に対する信憑性を飛躍的に高めるとともに、比
較的簡単な技術で安価に実現でき、しかも多目的に使用
できる汎用性の高い抽選装置を提供できる。
【0076】また、プレイフィールドはすり鉢状のボウ
ル体で形成され、ボールの挙動が不規則になる上に、と
くに多段型のボウル体や底面に突起、凹みなどを設けた
ボウル体によって、その不規則性が一層顕著になり、当
たり目を決定するタイミングに一層ランダム性を持たせ
ることができる。
【0077】さらに、ボール排出器から排出されたボー
ルにボール散乱器により積極的にランダム性(不規則
性)を付与することで、センサで検出されるタイミング
は殆ど予期できないものとなる。とくに、ボール散乱器
の両側面に複数の突起を設けたり、底面に盛り上がり部
を設けることで、そのランダム性が一層顕著となる。
【0078】さらに、ボウル体に設置されたセンサは、
とくに、底部の落下穴の上下2か所の位置に設けること
で、誤検知を殆ど完全に解消できる。
【0079】さらに、ボール循環手段により、抽選動作
に応答してプレイフィールド上に排出されたボールがボ
ール排出器まで自動的に循環される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る抽選装置の全体構成を
示す、一部ブロック化した構成図である。
【図2】同実施例の表示面の一例を示す平面図である。
【図3】同実施例の表示ユニットの側面方向から見た断
面図である。
【図4】同実施例の表示ユニットの、図3中のIV−I
V線に沿う断面図である。
【図5】同実施例のボール排出器を示す概略図である。
【図6】同実施例のボール散乱器を示す概略図である。
【図7】同実施例のメインボードを中心とした信号系統
図である。
【図8】同実施例のメインボードのCPUで実施される
概略フローチャートである。
【図9】同実施例におけるボールの動きを中心とする動
作説明図である。
【図10】第1変形例に係るフィールド部と表示ユニッ
トの上下方向の概略断面図である。
【図11】同変形例の表示面の平面図である。
【図12】第2変形例に係るボウル体の上下方向の概略
断面図である。
【図13】第3変形例に係るボウル体の上下方向の概略
断面図である。
【図14】第4変形例に係る表示ユニット(表示面)の
側面方向の概略断面図である。
【図15】第5変形例に係るボール排出器の概略図であ
る。
【図16】同変形例のベルトコンベヤのベルトの穴を示
す部分図である。
【図17】第6変形例に係るボール排出器の概略図であ
る。
【図18】第7変形例に係るボール散乱器を上方からみ
た概略断面図である。
【図19】同変形例の盛り上り部を側方からみた概略断
面図である。
【符号の説明】
1 装置本体 2 メインボード 11 フィールド部 12 ボウル体 12b 斜面 12c 底面 12d 落下穴 13 ボール 14A,14B ボールセンサ 20 表示ユニット 21A(21A1〜21A6) 表示面 23 表示ランプ 30 ボール排出器 31 ボール散乱器 32 ボール搬送器 50 CPU 60 ボウル体 60A 表示面 61 ボールセンサ 62 表示ユニット 70 ボール体 70ba 踊り場面 75 ディンプル 80 表示ユニット 90 ボール排出器 95 ボール排出器 100 ボール散乱器 PF プレイフィールド M1〜M6 目

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の目を配した目視可能なプレイフィ
    ールドを有するとともに、設定されたタイミング時にそ
    の複数の目の中から任意の当たり目を決定する抽選機構
    と、抽選動作に応答して前記プレイフィールド上で展開
    することにより予測不能な時間長の上記タイミングを設
    定するタイミング設定手段とを備える抽選装置。
  2. 【請求項2】 前記抽選機構は、前記複数の目およびそ
    の複数の目とそれぞれ対を成して各目の当たりを識別表
    示可能な複数の表示器を組み込んだ前記プレイフィール
    ドを有するフィールド部と、前記複数の表示器の各々を
    移動して上記識別表示をさせる表示制御手段と、前記タ
    イミング設定手段が設定したタイミングで前記表示制御
    手段による前記複数の表示器の移動識別表示を停止させ
    る表示停止手段とを備える請求項1記載の抽選装置。
  3. 【請求項3】 前記フィールド部は、前記プレイフィー
    ルドを内側に形成する円形かつ略すり鉢状のボウル体を
    備える請求項2記載の抽選装置。
  4. 【請求項4】 前記ボウル体は、少なくともその内面が
    斜面とこの斜面に連続的に繋がる踊り場面とを備える多
    段型である請求項3記載の抽選装置。
  5. 【請求項5】 前記ボウル体は、その底面に突起および
    凹みのうちの少なくとも一方を複数個形成した請求項3
    記載の抽選装置。
  6. 【請求項6】 前記タイミング設定手段は、前記抽選動
    作に応答して前記ボールを排出するボール排出器と、こ
    のボール排出器により排出されたボールにランダム性を
    付与して当該ボールを前記プレイフィールドに投入する
    ボール散乱器と、前記ボウル体の所定位置に組み込まれ
    かつ前記ボールの到来を検知するセンサとを備える請求
    項3記載の抽選装置。
  7. 【請求項7】 前記ボール排出器は、ベルトコンベヤ方
    式、リボルバ方式及び打ち出し方式のうちのいずれかで
    前記ボールを排出する構造を備える請求項6記載の抽選
    装置。
  8. 【請求項8】 前記センサは、前記ボウル体の底部また
    は底部近傍に設置された請求項6記載の抽選装置。
  9. 【請求項9】 前記ボウル体は、その底部に穿設されか
    つ前記ボールを落とし込む落下穴を備え、前記センサ
    は、その落下穴の上下2か所の位置に設けられた2個の
    センサから成る請求項8記載の抽選装置。
  10. 【請求項10】 前記ボール散乱器は、その出口方向に
    至るほど末広がりの扇状を成す両側面と、この両側面を
    繋ぐ底面とを備える請求項6記載の抽選装置。
  11. 【請求項11】 前記両側面は複数の突起を有し、前記
    底面は盛り上がり部を有する請求項10記載の抽選装
    置。
  12. 【請求項12】 前記ボウル体は透明な部材で形成し、
    このボウル体の前記プレイフィールドを成す内側表面は
    前記複数の目を個々に印刷した複数の表示面から成り、
    このボウル体の下方の前記複数の目に対向する位置に前
    記複数の表示器を夫々相互に遮光状態で配した請求項3
    記載の抽選装置。
  13. 【請求項13】 前記ボウル体は透明な部材で形成し、
    このボウル体の下側に、前記複数の目を個々に印刷した
    複数の表示面と当該複数の目に対向する位置に夫々相互
    に遮光状態で配した前記複数の表示器とを有する表示ユ
    ニットを設けた請求項3記載の抽選装置。
  14. 【請求項14】 前記タイミング設定手段は前記抽選動
    作に応答して前記プレイフィールド上にボールを排出す
    るボール排出器を備えるとともに、前記プレイフィール
    ドに排出されたボールを前記ボール排出器まで循環させ
    るボール循環手段を付加した請求項1記載の抽選装置。
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