JP2005305030A - ゲーム機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 発射手段から発射したボールを複数の領域のいずれかに入れる仕組みを採用したゲーム機であって、発射手段から全く同様にボールを発射しても、そのボールを同じ領域に入れることが容易ではないゲーム機を提供すること。
【解決手段】 ゲーム機が備える進路変更装置27は、モーター33によって回転駆動される回転部材35、回転部材35から受ける力で回動する回動部材37とを備えている。プランジャー13を操作して発射管25からボールを発射すると、ボールが回動部材37に接触して進路を変更されてから、遊技盤21上へと放出される。ボールが放出される方向は、発射管25からのボールの発射速度が同じであっても、回動部材37の回動角に応じて変化するので、特定の穴21cを狙ってボールを転落させることはできない。
【選択図】 図3

Description

本発明は、ゲーム機に関する。
従来、ルーレットとビンゴとを組み合わせたゲーム機は、既に提案されている(例えば、下記特許文献1参照。)。
下記特許文献1に記載されたゲーム機は、一般的なルーレットと同様な複数の領域が設定された回転盤を備えていて、ボールがいずれかの領域に入ると、マトリクス状に表示要素が配列された表示盤上で、ボールの入った領域に対応する表示要素が点灯し、点灯した表示要素が縦、横、斜めなど特定の組み合わせで揃うと、ビンゴが成立したものと判定される仕組みになっている。このようなゲーム機であれば、利用者は、ルーレット相当の機能とビンゴ相当の機能の双方を、同時に楽しむことができる。
特開2003−236035号公報
ところで、上記特許文献1に記載のゲーム機は、同文献の段落[0016]にも記載されている通り、上記回転盤をモーターで回転駆動するか、手動で回転させるように構成されるものであった。
しかし、このような回転盤を回転させるには、回転盤を支持する回転軸や軸受などの機構が少なくとも必要であり、特に、モーターで回転盤を回転駆動するには、比較的大きな回転盤をスムーズに回転させることができるような高トルクのモーターや、モーターから回転盤へ動力を伝達するための機構が必要となるため、その分だけ内部構造が複雑になり、組み立てにかかる手間や部品にかかるコストなどが増大するという欠点があった。
また、上記特許文献1では、回転盤を手動で回転させることも提案されているが、利用者が手動で回転盤を回転させる方式を採用した場合、回転盤を回転させないままボールを発射できる可能性もあるため、この場合、回転盤上の特定の領域を狙ってボールを発射することが容易になり、過剰にビンゴが成立しやすくなるなどの問題を招くおそれもあった。
さらに、回転盤の支持機構を簡素化することだけを考えれば、回転盤を固定してしまうのも一案ではあるが、この場合も、利用者が手動で回転盤を回転させる方式を採用した場合と同様な問題があり、回転盤上の特定の領域を狙ってボールを発射することが容易になることから、過剰にビンゴが成立しやすくなるなどの問題を招くおそれがあった。
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、その目的は、発射手段から発射したボールを複数の領域のいずれかに入れる仕組みを採用したゲーム機であって、発射手段から全く同様にボールを発射しても、そのボールを同じ領域に入れることが容易ではないゲーム機を提供することにある。
以下、本発明において採用した特徴的構成について説明する。
本発明のゲーム機は、
ボールを特定方向に向かって発射可能な発射手段と、
該発射手段から発射されたボールが転動する転動面、および前記ボールが前記転動面上で転動してから入り込む複数の領域が形成されている遊技盤と
を備えたゲーム機であって、
前記発射手段から前記遊技盤に至る前記ボールの通路上に、前記ボールの進行方向を無作為に変更する進路変更手段が設けられている
ことを特徴とする。
このように構成されたゲーム機において、発射手段からは、ボールが特定方向に向かって発射されるが、進路変更手段が、発射手段から遊技盤に至るボールの通路上において、ボールの進行方向を無作為に変更する。そのため、発射手段によるボールの発射速度および発射方向が同じであっても、遊技盤上へボールが転がり込む前に、進路変更手段によりボールの進行方向は無作為に変更され、遊技盤上へボールが転がり込むときの進入角度は一定にならないので、ボールが転動面上で転動する際に描くことになる軌跡も一定にはならない。
したがって、このようなゲーム機によれば、遊技盤に形成された複数の領域が、固定された領域となっているにもかかわらず、特定の領域を狙って遊技球を発射するようなことはできなくなるので、より偶然性の高いゲーム機とすることができる。
また、遊技盤に形成された複数の領域が固定されているので、このような領域の位置を変動させるように構成されたゲーム機とは異なり、ゲーム機の内部構造を簡素化することができ、組み立てにかかる手間や部品にかかるコストなどを低減できる。
なお、本発明のゲーム機において、前記進路変更手段としては、例えば、モーターと、回動に伴って前記ボールとの接触角が変動する回動部材と、前記モーターの回転を往復運動に変換して前記回動部材に伝達することにより、該回動部材が二位置間を往復移動するように該回動部材を回動させる動力伝達手段とを備えているものを採用することができる。
また、本発明のゲーム機は、前記遊技盤に形成された複数の領域のいずれかにボールが入った場合に、該ボールが入った領域を検出可能な検出手段と、前記複数の領域それぞれに対応づけられた複数の表示要素を有し、前記検出手段によってボールの入った領域が検出された場合に、当該領域に対応する表示要素の表示状態を第1の状態から第2の状態へと切り替える表示手段と、前記検出手段によってボールの入った領域が検出されるたびに、当該領域を記憶してゆく記憶手段と、該記憶手段によって記憶された領域の組み合わせが、あらかじめ定められた特定の組み合わせとなった場合に、当該特定の組み合わせに応じて利用客に対する特典を付与する特典付与手段とを備えていてもよい。
この場合、遊技盤に形成された複数の領域のいずれかにボールが入ると、ボールが入った領域を検出手段が検出する。このような検出手段は、ボールの通過を非接触で検出可能な光センサや近接センサ、あるいは、ボールの通過時にボールが接触するスイッチ等により構成することができる。そして、検出手段による検出結果に基づいて、表示手段が、ボールの入った領域に対応する表示要素の表示状態を、第1の状態から第2の状態へと切り替える。表示手段は、利用者がボールの入った領域を後から確認できるような表示形態で表示を行うものであれば、その具体的な形態については任意であるが、例えば、第1、第2の状態のうちいずれか一方を点灯、他方を消灯で示すような手段、あるいは、第1、第2の状態を異なる色で表示する手段などを採用できる。そして、検出手段によってボールの入った領域が検出されるたびに、記憶手段が当該領域を記憶してゆき、この記憶手段記憶手段によって記憶された領域の組み合わせが、あらかじめ定められた特定の組み合わせとなった場合に、特典付与手段が、当該特定の組み合わせに応じて利用客に対する特典を付与する。特典付与手段が付与する特典は任意であるが、例えば、点数を特典として付与してもよいし、再ゲームを楽しむことができるクレジットを特典として付与してもよいし、何らかの景品を排出するような機構を設けることで、その景品を特典として付与してもよい。
なお、このようなゲーム機であれば、表示手段の表示要素の配列と、特典が付与されることになる領域の組み合わせとの関係を最適化しておくことにより、第2の状態へと切り替わった表示要素が縦、横、斜めに並んだ場合に、特典が付与されるようにすることができるので、ビンゴゲームを構成することができる。
さらに、本発明のゲーム機において、前記遊技盤は、前記転動面が、平面視円環状で外周側から内周側に向かって下り勾配が付与された形状とされ、前記複数の領域として、前記転動面と同心の円環をなすように等間隔で配列された複数の穴が形成されており、前記発射手段から発射されたボールが、前記進路変更手段に接触してから前記遊技盤の転動面上に転がり込み、該転動面上を旋回してから前記複数の穴のいずれかに転落するように構成されていてもよい。
このようなゲーム機であれば、ボールそのものの動きは、一般的なルーレットと同様な挙動を示すものとなる。一般的なルーレットと相違するのは、遊技盤自体が回転しない点であるが、上述の通り、進路変更手段を設けたことで、特定の領域を狙ってボールを発射することは容易ではない。したがって、遊技盤自体が回転しないにもかかわらず、十分に偶然性を高めることができ、ルーレットと同様な偶然性の高いゲームを楽しむことができる。
加えて、本発明のゲーム機は、
透明な天板、該天板の下方に設けられた筐体、および該筐体を支持する脚部によって構成されるテーブルと、
前記筐体の外面側に設けられた操作部を操作することにより、前記筐体の内部においてボールを特定方向に向かって発射可能な発射手段と、
該発射手段から発射されたボールが転動する転動面、および前記ボールが前記転動面上で転動してから入り込む複数の領域が形成されており、前記筐体の内部で前記天板越しに見える位置に配置されている遊技盤と、
前記発射手段から前記遊技盤に至る前記ボールの通路上に設けられ、前記ボールの進行方向を無作為に変更する進路変更手段と、
前記遊技盤に形成された複数の領域のいずれかにボールが入った場合に、該ボールが入った領域を検出可能な検出手段と、
前記筐体の内部で前記天板越しに見える位置に配置されており、前記複数の領域それぞれに対応づけられた複数の表示要素を有し、前記検出手段によってボールの入った領域が検出された場合に、当該領域に対応する表示要素の表示状態を第1の状態から第2の状態へと切り替える表示手段と、
前記検出手段によってボールの入った領域が検出されるたびに、当該領域を記憶してゆく記憶手段と、
該記憶手段によって記憶された領域の組み合わせが、あらかじめ定められた特定の組み合わせとなった場合に、当該特定の組み合わせに応じて利用客に対する特典を付与する特典付与手段とを備えており、
前記進路変更手段は、
モーターと、
回動に伴って前記ボールとの接触角が変動する回動部材と、
前記モーターの回転を往復運動に変換して前記回動部材に伝達することにより、該回動部材が二位置間を往復移動するように該回動部材を回動させる動力伝達手段と
を備えてなり、
前記遊技盤は、前記転動面が、平面視円環状で外周側から内周側に向かって下り勾配が付与された形状とされ、前記複数の領域として、前記転動面と同心の円環をなすように等間隔で配列された複数の穴が形成されており、
前記発射手段から発射されたボールが、前記進路変更手段に接触してから前記遊技盤の転動面上に転がり込み、該転動面上を旋回してから前記複数の穴のいずれかに転落するように構成されていてもよい。
このようなゲーム機であれば、先に説明したゲーム機同様、ボールそのものの動きは、一般的なルーレットと同様な挙動を示すものとなる。一般的なルーレットと相違するのは、遊技盤自体が回転しない点であるが、上述の通り、進路変更手段を設けたことで、特定の領域を狙ってボールを発射することは容易ではない。したがって、遊技盤自体が回転しないにもかかわらず、十分に偶然性を高めることができ、ルーレットと同様な偶然性の高いゲームを楽しむことができる。また、表示手段の表示要素の配列と、特典が付与されることになる領域の組み合わせとの関係を最適化しておくことにより、第2の状態へと切り替わった表示要素が縦、横、斜めに並んだ場合に、特典が付与されるようにすることができるので、ビンゴゲームを構成することができる。すなわち、ルーレットゲームとビンゴゲームを同時に楽しむことができるゲーム機として構成することができる。
しかも、このゲーム機は、透明な天板、該天板の下方に設けられた筐体、および該筐体を支持する脚部によってテーブルとして構成され、遊技盤および表示手段は、透明な天板越しに見える位置に配置されているので、単なるゲーム機としての利用の他、テーブルとしての利用も可能であり、いわゆるゲームセンター等に設置して利用する以外に、例えば、喫茶店などのテーブルを利用する店舗に設置して、テーブル兼用のゲーム機として利用することもできる。
以上説明したことから明らかなように、本発明によれば、発射手段から発射したボールを複数の領域のいずれかに入れる仕組みを採用したゲーム機であって、発射手段から全く同様にボールを発射しても、そのボールを同じ領域に入れることが容易ではないゲーム機を提供することができる。
次に、本発明の実施形態について一例を挙げて説明する。
図1はゲーム機1の正面図、図2はゲーム機1の平面図である。
まず、ゲーム機1の外観から説明する。
ゲーム機1は、図1に示すように、ガラス製の透明な天板3、筐体5、および脚部7を備え、テーブルとしても利用できる構造になっている。
筐体5の正面側には、コイン処理装置11、プランジャー13、およびスタートボタン15が設けられている。コイン処理装置11は、利用者が投入したコイン(=硬貨あるいは遊技用メダル;本実施形態では硬貨)の真贋鑑別を行い、適正なコインを受け入れる一方、不正なコインを排出する装置である。プランジャー13は、ゲームに使用するボールを打ち出すための装置である。スタートボタン15は、新たに1ゲームを開始するときに利用者が操作するボタンである。
また、筐体5の内部で天板3越しに見える位置には、図2に示すように、遊技盤21、および表示装置23(本発明でいう表示手段に相当)が設けられている。
遊技盤21は、一般的なルーレットの外観を模して作られたもので、平面視円環状で外周側から内周側に向かって下り勾配が付与された形状の転動面21aを有し、この転動面21aの内側に、転動面21aと同心の円環をなすように等間隔で配列された複数(本実施形態の場合、38区画)の領域21bが形成されている。そして、各領域21bには、一般的なルーレットと同様に、番号(本実施形態の場合、00および0〜36の38通りの番号)が付与されるとともに、各領域21b毎に特定の色(本実施形態の場合、番号1〜36が付与された領域21bには赤または黒のいずれか、00,0が付与された領域21bには緑)が付与されている。ただし、複数の領域21bが形成されている部分は、一般的なルーレットとは異なり、回転不能な構造になっていて、各領域21bには、ゲームで使用するボールが転落する穴21cが形成されている。
表示装置23は、遊技盤21の周囲に配置された文字盤と、この文字盤の下方に配置された複数のランプと、同じく文字盤の下方に配置された複数の7セグメントLEDによる数値表示器によって構成されている。
より詳しくは、表示装置23を構成する文字盤には、ルーレットのベッティング・レイアウトを模して番号を配列した第1表示領域23a、遊技盤21の上記各領域21bに対応する番号を遊技盤21の周囲に配列した第2表示領域23bが形成されている。各表示領域23a,23bの各番号の下方には、それぞれランプが配置されており、遊技盤21の上記各領域21bに形成された穴21cにボールが転落した場合、その領域21bに付与された番号が上記各表示領域23a,23bにおいて発光するように、各番号の下方に配置されたランプの点灯制御が行われる。
また、表示装置23を構成する文字盤には、赤と黒の2区画に分けられた第3表示領域23cも形成され、この2区画それぞれの下方にもランプが配置され、遊技盤21の上記各領域21bに形成された穴21cにボールが転落した場合、その領域21bに付与された色と同じ色の区画が上記表示領域23cにおいて発光するように、各区画の下方に配置されたランプの点灯制御が行われる。
また、表示装置23を構成する文字盤には、第4表示領域23dが設けられ、この第4表示領域23dには、3個の7セグメントLEDによって3桁の数字を表示可能に構成された数字表示器が配置され、あらかじめ定められた特定の条件がゲーム中に成立するとランダムに3桁の数字を表示する制御が行われる。なお、第4表示領域23dに表示された数字が、あらかじめ定められた特定の数字(例えば、777)であった場合には、利用者に対する特典(例えば、1ゲーム分のクレジットあるいはボーナスポイントなど)が付与されることになる。
また、表示装置23を構成する文字盤には、第5表示領域23e、第6表示領域23f、および第7表示領域23gが設けられ、それぞれ2個の7セグメントLEDによって2桁の数字を表示可能に構成された数字表示器が配置されている。第5表示領域23eには、1ゲーム中に発射したボールの数が表示され、第6表示領域23fには、クレジット数(ゲームを実行可能な回数)が表示され、第7表示領域23gには、1ゲーム毎のスコア(獲得ポイント)が表示される。
次に、ゲーム機1の内部構造のうち、ゲームで使用するボールが通る経路を中心に説明する。
筐体5の内部には、図3および図4に示すように、発射管25が配設されており、この発射管25の基端付近に、先に図1においても示したプランジャー13が設けられている。
プランジャー13は、筐体5の外側に突出する部分を利用者が手で引っ張ると、内部に組み込まれたバネが圧縮され、その状態で利用者が手を離すと、圧縮されていたバネの力で元に位置に急速に復帰してボールを打ち出す装置である。発射管25の基端にボールが収容されている状態で、利用者がプランジャー13を操作して発射管25の基端にあったボールを打ち出すと、ボールは発射管25に案内されて発射管25の先端から特定方向へ発射されることになる。
発射管25は、図4に示すように、基端(図4中左端)から先端(図4中右端)に向かって僅かに上り勾配が付与された状態にあり、これにより、プランジャー13からボールに作用した打撃力が過小で、発射管25からボールが飛び出さなかった場合には、ボールが自重で転がって発射管25の基端側へ戻ってくるようになっている。なお、プランジャー13および発射管25が、本発明でいう発射手段に相当する。
発射管25から発射されたボールの進路上には、図3に示すように、ボールの進路を無作為に変更する進路変更装置27が設けられている(ただし、図4および図6では、図面が煩雑になるので、進路変更装置27の図示は省略してある)。
この進路変更装置27は、筐体5に対して固定された支持台31と、支持台31に対して固定されたモーター33と、支持台31に対して回転可能に取り付けられ、モーター33によって回転駆動される回転部材35と、支持台31に対して取り付けられ、回動軸37aを中心に回動可能で、回転部材35から受ける力で回動する回動部材37とを備える構造になっている。これらのうち、回転部材35は、図5(a)および同図(b)に示すように、支持台31に形成された円筒部31aの内側に嵌め込まれて、円筒部31a内で回転する構造になっている。そして、回転部材35の回転中心から外れた位置には、回転軸と平行な方向へ突出する出力軸35aが設けられ、この出力軸35aが回動部材37に形成された長穴37bの内側に遊嵌した状態になっている。
このように構成された進路変更装置27において、モーター33を回転させて回転部材35を回転駆動すると、回転部材35の出力軸35aが回転部材35の回転中心の周囲を公転する。このとき、回転部材35の出力軸35aは、回動部材37を回動させつつ長穴37bの内側を移動するため、回動部材37は、図5(a)に示した第1の位置と同図(b)に示した第2の位置との間を往復するように、二位置間で回動を繰り返す状態となる。発射管25から飛び出したボールは、まず、回動部材37に接触して回動部材37に沿って進行し、その後、遊技盤21に向かって放出されることになるが、その放出方向は無作為に変動する回動部材37の回動位置に応じて変化する。
例えば、回動部材37が図5(a)に示した第1の位置にある場合、発射管25から飛び出したボールは、図5(a)中に示した矢印A1方向に進行して回動部材37に接触し、そのまま回動部材37に沿って進行した後、図5(a)中に示した矢印A2方向に放出される。また、例えば、回動部材37が図5(b)に示した第2の位置にある場合、発射管25から飛び出したボールは、図5(b)中に示した矢印A1方向に進行して回動部材37に接触し、そのまま回動部材37に沿って進行した後、図5(b)中に示した矢印A3方向に放出される。さらに、例えば、回動部材37が図5(a)に示した第1の位置と図5(b)に示した第2の位置との間にある場合であれば、図5(a)中に示した矢印A2方向と図5(b)中に示した矢印A3方向との間となる方向に放出されることは明らかである。つまり、回動部材37に沿って進行したボールが放出される方向は、上記矢印A2方向と矢印A3方向との間に含まれる方向の範囲内で、無作為に変動するのである。
そのため、発射管25から飛び出したボールの発射速度が同じであっても、ボールが遊技盤21上へ進入するときの進入角度は微妙に変化することになる。したがって、このような進路変更装置27が設けてあれば、遊技盤21の各領域21bに形成された複数の穴21cのうち、特定の穴21cにボールが入るように利用者が狙いを定めてボールを発射するといったことはできなくなる。なお、この進路変更装置27が、本発明でいう進路変更手段に相当する。また、回転部材35,出力軸35a、および長穴37からなる動力伝達経路は、モーター33の回転を往復運動に変換して回動部材37に伝達することにより、回動部材37が二位置間を往復移動するように該回動部材37を回動させる手段であり、これらが本発明でいう動力伝達手段に相当する。
さて、進路変更装置27によって進路を変更されたボールが遊技盤21上に載ると、ボールは遊技盤21の転動面21a上を旋回してから、遊技盤21の各領域21bに形成された複数の穴21cのうち、いずれかの穴21cに転落する。各穴21cの奥には、図4および図6に示すように、それぞれ反射形の光センサ41(本発明でいう検出手段に相当)が配設され、この光センサ41によってどの穴21cにボールが転落したのかを検出できるようになっている。
そして、光センサ41の前を通過したボールは、さらに下方にある回収ホッパー43の上に落下する。回収ホッパー43は、図4に示すように、ゲーム機1の背面側から正面側に向かって下り勾配が付与され、且つ、図3に示すように、正面側端部の形状が左右両側から中央に向かって絞り込まれた形状になっているもので、これにより、ボールが自重で転がって回収ホッパー43の正面側中央に集まるようになっている。
回収ホッパー43の正面側中央には、図3および図6に示すように、ストック通路45の入口端が接続されている。ストック通路45には、入口端から出口端に向かって下り勾配が付与されており、回収ホッパー43から転落したボールがストック通路45に入ると、ボールは自重でストック通路45の入口端から出口端へと転がる。なお、このストック通路45内には、数個のボール(図示略)が一列に並んで溜まるようになっている。
ストック通路45の出口端には、図6に示すように、揚送通路47の入口端が接続されている。揚送通路47は、入口端から上方へ向かって延びるとともに、途中で湾曲して湾曲箇所から出口端へ向かって僅かに下り勾配が付与された形状になっていて、揚送通路47の出口端は、図3、図4、および図6に示すように、既に説明した発射管25の基端付近に接続されている。揚送通路47の入口端下方には、ボール揚送用のソレノイド51が配設され、ソレノイド51を駆動することにより、ボールを揚送通路47の入口端から出口端へ向かって打ち出すことができるようになっている。
ソレノイド51によって揚送通路47内を揚送されたボールは、揚送通路47の出口端から発射管25に入り、発射管25の基端に収容されるので、既に説明した通り、利用者がプランジャー13を操作すれば、ボールを発射管25から発射することができる。つまり、このゲーム機1の内部には、発射管25から、進路変更装置27、遊技盤21、回収ホッパー43、ストック通路45、揚送通路47を経て、発射管25へと戻る循環路が形成されている。そして、ボールは循環路内を循環するかたちで利用され、ゲーム機1の外部へボールが取り出されない構造になっている。
なお、ゲーム機1の筐体5内には、コイン処理装置11において受け入れたコインを貯めておく金庫なども配設されているが、これらの構造は本発明の要部とは直接関係しないので、詳細な説明については省略する。
次に、このゲーム機1の制御系について説明する。
このゲーム機1の制御系は、マイクロコンピュータを中心に、メモリー、タイマー、各種入出力インターフェイス回路などを配して構成された主制御部61と、主制御部61からの指令を受けて、上述した表示装置23が備える複数のランプに対する点灯/消灯制御、および表示装置23が備える複数の数値表示器に対する数値表示制御を行う表示制御部63と、ソレノイド51の駆動制御を行う揚送制御部65と、進路変更装置27が備えるモーター33の駆動制御を行うモーター制御部67と、ゲーム中に発生させる効果音の制御を行う効果音制御部69とを備え、この他、上述したコイン処理装置11、スタートボタン15、表示装置23、および複数の光センサ41などを備えてなる。
主制御部61は、コイン処理装置11、スタートボタン15、および光センサ41などからの入力信号を受けるとともに、表示制御部63、揚送制御部65、モーター制御部67、および効果音制御部69に対して指令を与えることで、表示装置23に対する表示制御、ソレノイド51およびモーター33に対する駆動制御、スピーカー71から発生させる効果音の制御を実行し、ゲームの開始から終了までの各種制御を統括的に管理している。
以下、ゲームの開始から終了までの流れに沿って、ゲーム機1の制御系の主要な動作態様について説明する。
利用者がコイン処理装置11にコインを投入した場合、コイン処理装置11では、投入されたコインの真贋鑑別を行い、その結果、適正なコインであった場合は、コイン処理装置11はコイン投入信号を主制御部61に出力する。主制御部61は、コイン処理装置11からコイン投入信号を受けると、メモリーに記憶しているクレジット数に1を加算する。また、主制御部61から表示制御部63に対して指令が与えられ、表示装置23の第6表示領域23fにクレジット数が表示される。
利用者がスタートボタン15を押した場合、スタートボタン15はスタート信号を主制御部61に出力する。このとき、主制御部61において、1以上のクレジットが記憶され、且つ、既にゲームの実行中となっている状態でなければ、主制御部61は、ゲームを開始するための各種処理を実行する。具体的には、主制御部61は、メモリーに記憶しているクレジット数から1を減算する。また、主制御部61からモーター制御部67に対して指令が与えられ、進路変更装置27が作動を開始する。そして、主制御部61から表示制御部63に対して指令が与えられ、表示装置23のゲームに関連する部分の初期化が行われ、表示装置23の第6表示領域23fには残りクレジット数が表示される。
続いて、主制御部61から揚送制御部65に対して指令が与えられ、揚送制御部65はソレノイド51を駆動してボールを1球だけ揚送する。そして、主制御部61から表示制御部63に対して指令が与えられ、第5表示領域23eには何球目のボールであるかが表示される。この後、利用者がプランジャー13を操作して、発射管25からボールを発射すると、進路変更装置27によってボールの進路が変更され、そのボールが遊技盤21へと放出される。ボールは、遊技盤21の転動面21a上を何回か旋回した後、遊技盤21に設けられた複数の領域21bのいずれかに入り、その特定の領域21bに形成された穴21cに転落する。このボールの転落は、光センサ41によって検出され、光センサ41はボール検出信号を主制御部61に出力する。主制御部61は、光センサ41からボール検出信号を受けると、どの領域21bにボールが入ったのかをメモリー(本発明でいう記憶手段に相当)に記憶し、ボールの検出個数に1を加算する。そして、主制御部61から表示制御部63に対して指令が与えられ、表示装置23の第1表示領域23aおよび第2表示領域23bにおいては、ボールの入った領域21bに対応する番号が点灯し、第3表示領域23cにおいては、ボールの入った領域21bに対応する色の区画が点灯する。
光センサ41によるボールの検出に伴う処理が完了すると、以降は、再び上述したソレノイド51によるボールの揚送に伴う処理から光センサ41によるボールの検出に伴う処理までを繰り返す。ただし、2回目以降のボール揚送時には、ストック通路45内に溜められていたボールが揚送され、光センサ41によって検出されたボールはストック通路45内に回収される。このようなボールの運用を行うことにより、遊技盤21上に2以上のボールが同時に載ってしまうのを回避しながら、次に発射するボールを迅速に準備することができる。
以上のような繰り返し処理は、1ゲーム中に使用可能なボールの個数と同数回繰り返される。1ゲーム中に使用可能なボールの個数は、例えば10個、16個などの値が事前に設定されるが、さらに、ゲーム中の条件判定の結果に応じて特典としてボールの個数を追加するなど、事前に設定された値がゲーム中に変動するようになっていてもよい。
このような繰り返し処理の中で、主制御部61は、光センサ41からボール検出信号を受ける毎に、どの領域21bにボールが入ったのかをメモリーに記憶してゆくが、この記憶を行うたびに、主制御部61は、ボールの入った領域21bの組み合わせが、事前に設定された組み合わせとなったかを確認する。そして、ボールの入った領域21bの組み合わせが、事前に設定された組み合わせとなっていた場合は、その組み合わせに応じた特典が付与される。
特典が付与されることになる領域21bの組み合わせは、利用者にとって視覚的にわかりやすい組み合わせがあらかじめ設定されており、具体的には、例えば、表示装置23の第1表示領域23aにおいては、1〜16、および17〜32の番号が、それぞれ4×4のマトリクス状に並んでいるので、各マトリクスにおいて縦、横、斜めに並ぶ4つの番号(例えば、1−5−9−13、1−2−3−4、1−6−11−16など)が点灯した場合に特典が付与されるように、領域21bの組み合わせの組み合わせが設定されている。すなわち、この組み合わせの場合は、各マトリクスをビンゴカードに見立てて、ビンゴが成立すると特典が付与されるようになっているのである。
また、この他にも特典が用意されており、例えば、上記各マトリクスの内側にある4つの番号(6−7−10−11、22−23−26−27)が4つとも点灯した場合、1〜36までの番号を4×9のマトリクスと見て、縦9個の番号(例えば、1−5−9−13−17−21−25−29−33)が9つとも点灯した場合、この他、0や00を組み合わせた場合など、種々の組み合わせに応じて特典が付与されるようになっている。
特典の内容については複数種類あり、上述したような組み合わせが成立する確率に応じて、例えば、高ポイントから低ポイントまで何段階かのポイントが与えられたり、ゲームに使うことができるボールが1球追加されたり、あるいは、さらに1ゲームが楽しめるクレジットが追加されたりする。これらの特典は、いずれも主制御部61のメモリーに記憶されるとともに、主制御部61から表示制御部63に対して指令が与えられ、表示装置23の第6表示領域23fや第7表示領域23gの表示にも反映される。また、特典としては、乱数発生器による抽選が行われる特典もあり、より具体的には、000〜999までの三桁の乱数を発生させる乱数発生器が、いわゆるぞろ目(例えば、777)の値を発生させた場合に限り、特典としてポイントやクレジットが与えられる。乱数発生器による抽選が行われた場合、主制御部61から表示制御部63に対して指令が与えられ、乱数発生器が発生させた三桁の乱数は、表示装置23の第4表示領域23dに表示される。さらに、各組み合わせそのものが成立する確率の他、組み合わせがn組成立した場合とn+1組成立した場合(ただし、nは自然数)とでは、後者の方がより高ポイントが与えられるなど、累進的に有利な特典が付与されるようにもなっている。なお、以上のような特典を付与する処理を実行する主制御部61が、本発明でいう特典付与手段に相当する。
以上のようなゲーム内容でゲームが進行し、1ゲーム中に使用したボールが、そのゲームにおける上限数に達した場合、主制御部61は、そのゲームについては終了したものと判定する。そして、主制御部61からモーター制御部67に対して指令が与えられ、進路変更装置27が作動を停止する。
以降は、クレジットが残っている場合、先に説明した利用者がスタートボタン15を押した場合以降の操作を行うことで、あらためて1ゲームを実行することができる。また、クレジットが残っていない場合でも、先に説明した利用者がコイン処理装置11にコインを投入した場合以降の操作を行うことで、あらためて1ゲームを実行することができる。
なお、以上のような処理が行われる中で、主制御部61は、各種イベント(コインの投入、スタートスイッチ15の押下、ソレノイド51によるボールの揚送、光センサ41によるボールの検出、特典の付与など)が発生するたびに、効果音制御部69にも指令を与え、ゲームを盛り上げるための効果音をスピーカー71から発生させる。
以上説明したように、このゲーム機1によれば、ボールを発射してどの番号の領域21bにボールが入るのかを当てるルーレットゲームを楽しむことができ、しかも、表示装置23に表示される番号が特定の組み合わせで並ぶことで特典が付与されるので、ビンゴゲームを楽しむことができる。
また、特定の領域21bだけを作為的に狙ってボールを発射することができると、ルーレットゲームに求められる偶然性が損なわれてしまうが、このゲーム機1においては、進路変更装置27を配設することにより、プランジャー13を全く同等に操作しても、ボールの進路が無作為に変化するようになっている。したがって、遊技盤21のルーレットホイール相当部分が固定された構造になっているにもかかわらず、偶然性の高いルーレットゲームを楽しむことができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記の具体的な一実施形態に限定されず、この他にも種々の形態で実施することができる。
例えば、上記実施形態では、特典の例として、ポイントやクレジットを与える例を示したが、これ以外の特典が与えられるようになっていてもよい。例えば、ゲーム機が景品排出装置を備えていれば、特典として景品を排出することもできる。
また、上記実施形態では、発射手段として、プランジャー13および発射管25からなる手動式の発射装置を例示したが、スイッチ操作に応じてソレノイドやモータ等のアクチュエータを駆動してボールを発射する電動式の発射装置を採用しても良い。
また、上記実施形態では、検出手段として、反射形の光センサ41を採用していたが、反射形の光センサ以外の各種センサを検出手段として採用しても良い。例えば、発光素子と受光素子との間をボールが通過してボールが光を遮ることに伴いボールを検出するフォトインタラプタ、ボールの接触に伴ってパルス信号を発するリミットスイッチ、金属球の通過を検出する通過センサなどを、検出手段として採用することができる。
また、上記実施形態では、ストック通路45に溜まるボールをソレノイド51によって揚送するように構成してあったが、揚送するための機構についても任意に設計変更可能である。例えば、ベルトコンベヤにより揚送してもよいし、スクリューコンベヤにより揚送してもよい。
また、上記実施形態では、ボールを下方のストック通路45に貯めておいて、揚送したボールが直ちに発射手段に供給されるようになっていたが、揚送のタイミングも任意であり、例えば、回収されたボールが直ちに発射手段よりも上方へ揚送されてストックされ、このストックされたボールが必要なタイミングで1球ずつ下方へ転がり落ちて発射手段に供給される、といった構成になっていても良い。
ゲーム機の正面図。 ゲーム機の平面図。 ゲーム機の内部構成を平面視した概略構成図。 ゲーム機の内部構成を側面視した概略構成図。 進路変更装置を平面視した概略構成図。 ゲーム機の内部構成を正面視した概略構成図。 ゲーム機の制御系を示すブロック図。
符号の説明
1・・・ゲーム機、3・・・天板、5・・・筐体、7・・・脚部、11・・・コイン処理装置、13・・・プランジャー、15・・・スタートボタン、21・・・遊技盤、21a・・・転動面、21b・・・領域、21c・・・穴、23・・・表示装置、23a・・・第1表示領域、23b・・・第2表示領域、23c・・・第3表示領域、23d・・・第4表示領域、23e・・・第5表示領域、23f・・・第6表示領域、23g・・・第7表示領域、25・・・発射管、27・・・進路変更装置、31・・・支持台、31a・・・円筒部、33・・・モーター、35・・・回転部材、35a・・・出力軸、37・・・回動部材、37a・・・回動軸、37b・・・長穴、41・・・光センサ、43・・・回収ホッパー、45・・・ストック通路、47・・・揚送通路、51・・・ソレノイド、61・・・主制御部、63・・・表示制御部、65・・・揚送制御部、67・・・モーター制御部。

Claims (5)

  1. ボールを特定方向に向かって発射可能な発射手段と、
    該発射手段から発射されたボールが転動する転動面、および前記ボールが前記転動面上で転動してから入り込む複数の領域が形成されている遊技盤と
    を備えたゲーム機であって、
    前記発射手段から前記遊技盤に至る前記ボールの通路上に、前記ボールの進行方向を無作為に変更する進路変更手段が設けられている
    ことを特徴とするゲーム機。
  2. 前記進路変更手段は、
    モーターと、
    回動に伴って前記ボールとの接触角が変動する回動部材と、
    前記モーターの回転を往復運動に変換して前記回動部材に伝達することにより、該回動部材が二位置間を往復移動するように該回動部材を回動させる動力伝達手段と
    を備えていることを特徴とする請求項1に記載のゲーム機。
  3. 前記遊技盤に形成された複数の領域のいずれかにボールが入った場合に、該ボールが入った領域を検出可能な検出手段と、
    前記複数の領域それぞれに対応づけられた複数の表示要素を有し、前記検出手段によってボールの入った領域が検出された場合に、当該領域に対応する表示要素の表示状態を第1の状態から第2の状態へと切り替える表示手段と、
    前記検出手段によってボールの入った領域が検出されるたびに、当該領域を記憶してゆく記憶手段と、
    該記憶手段によって記憶された領域の組み合わせが、あらかじめ定められた特定の組み合わせとなった場合に、当該特定の組み合わせに応じて利用客に対する特典を付与する特典付与手段と
    を備えたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のゲーム機。
  4. 前記遊技盤は、前記転動面が、平面視円環状で外周側から内周側に向かって下り勾配が付与された形状とされ、前記複数の領域として、前記転動面と同心の円環をなすように等間隔で配列された複数の穴が形成されており、
    前記発射手段から発射されたボールが、前記進路変更手段に接触してから前記遊技盤の転動面上に転がり込み、該転動面上を旋回してから前記複数の穴のいずれかに転落するように構成されている
    ことを特徴とする請求項1〜請求項3いずれかに記載のゲーム機。
  5. 透明な天板、該天板の下方に設けられた筐体、および該筐体を支持する脚部によって構成されるテーブルと、
    前記筐体の外面側に設けられた操作部を操作することにより、前記筐体の内部においてボールを特定方向に向かって発射可能な発射手段と、
    該発射手段から発射されたボールが転動する転動面、および前記ボールが前記転動面上で転動してから入り込む複数の領域が形成されており、前記筐体の内部で前記天板越しに見える位置に配置されている遊技盤と、
    前記発射手段から前記遊技盤に至る前記ボールの通路上に設けられ、前記ボールの進行方向を無作為に変更する進路変更手段と、
    前記遊技盤に形成された複数の領域のいずれかにボールが入った場合に、該ボールが入った領域を検出可能な検出手段と、
    前記筐体の内部で前記天板越しに見える位置に配置されており、前記複数の領域それぞれに対応づけられた複数の表示要素を有し、前記検出手段によってボールの入った領域が検出された場合に、当該領域に対応する表示要素の表示状態を第1の状態から第2の状態へと切り替える表示手段と、
    前記検出手段によってボールの入った領域が検出されるたびに、当該領域を記憶してゆく記憶手段と、
    該記憶手段によって記憶された領域の組み合わせが、あらかじめ定められた特定の組み合わせとなった場合に、当該特定の組み合わせに応じて利用客に対する特典を付与する特典付与手段とを備えており、
    前記進路変更手段は、
    モーターと、
    回動に伴って前記ボールとの接触角が変動する回動部材と、
    前記モーターの回転を往復運動に変換して前記回動部材に伝達することにより、該回動部材が二位置間を往復移動するように該回動部材を回動させる動力伝達手段と
    を備えてなり、
    前記遊技盤は、前記転動面が、平面視円環状で外周側から内周側に向かって下り勾配が付与された形状とされ、前記複数の領域として、前記転動面と同心の円環をなすように等間隔で配列された複数の穴が形成されており、
    前記発射手段から発射されたボールが、前記進路変更手段に接触してから前記遊技盤の転動面上に転がり込み、該転動面上を旋回してから前記複数の穴のいずれかに転落するように構成されている
    ことを特徴とするゲーム機。
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